Galaxy S10 レビュー

Samsung Galaxy S10(ギャラクシーS10)は6.1インチディスプレイにSnapdragon 855を搭載した2019年のハイエンドスマホです。

6.1インチのディスプレイにラウンドフォルムの丸みのあるスタイルで意外とコンパクトで手に馴染んで使いやすくてコンパクトに操作したい方におすすめのスマホです。

この記事では、Galaxy S10のデザイン・性能・カメラの画質・使いやすさをレビューしています。実際に使ってみてどうなのかメリット・デメリットを書いています。

Galaxy S10のメリット
  • 丁度いいサイズで操作しやすい
  • Snapdragon 855で快適な動作
  • 顔 + 指紋のデュアル生体認証に対応
  • トリプルカメラでキレイな写真を気軽に
  • microSDカードでストレージ拡張可能
  • ステレオスピーカーを搭載している
  • 3.5mmオーディオジャックを搭載
  • ワイヤレスでバッテリーをシェアできる
  • 保護フィルムが貼られている
  • Android 12まで対応している
Galaxy S10のデメリット
  • 発売から4年で製品としては古い
  • ラウンドフォルムで好み分かれる
  • 画面内指紋認証のセンサーが小さめ
  • バッテリーの持ちがあまり良くない

現在は販売が終了しており中古で2〜3万円ほどで手に入れることができます。

Galaxy S10の特徴

Galaxy S10
Galaxy S10
Galaxy S10の特徴
  • 6.1インチ有機ELディスプレイ
  • 解像度:3,040 × 1,440ピクセル
  • リフレッシュレート:60Hz
  • SoC:Snapdragon 855
  • メモリ:8GB、ストレージ:128GB
  • リアカメラ:超広角(16M)+ 標準(12MP) + 望遠(12MP)
  • インカメラ:1,000万画素
  • 防水防塵:IP68等級(水深1.5mに30分)
  • 生体認証:顔認証 + 画面内指紋認証
  • ポート:USB-C、3.5mmオーディオジャック
  • 本体カラー:プリズムホワイト、ブルー、ブラック
  • 本体サイズ:約70 x 150 x 7.8mm、約158g

Galaxy S10は6.1インチの有機ELディスプレイにSoCにSnapdragon 855に8GBのメインメモリを搭載したハイエンドスマホです。

ディスプレイのリフレッシュレートは60Hzですが3,040 × 1,440ピクセルとGalaxy S22Galaxy S21よりも高解像度ディスプレイを搭載したモデルとなっています。

Galaxy S10のカメラは広角、超広角、望遠のトリプルカメラを搭載し気軽にキレイな写真や動画を撮影できるようになっています。

Galaxy S10 リアカメラ
トリプルカメラ

Galaxy S10は顔だけでなく画面内指紋認証によるデュアル生体認証に対応しています。マスクをしながらもしっかり画面ロック解除ができるので快適にスマホを使うことができるでしょう。

2019年モデルでありながらも画面内指紋認証に対応するなど少し先に行っていたGalaxy S10ですが、まだまだ使うことができる性能を持っているかと思います。

中古なら3〜4万円とミドルクラススマホの価格で手に入れることができるので費用を抑えながらハイエンドスマホが欲しいならいいかもしれません。

Galaxy S10 レビュー

筐体デザインはラウンドフォルム

Galaxy S10の本体カラーはプリズムホワイト、プリズムブルー、プリズムブラックの3色から選ぶことができます。

Galaxy S10 カラーラインナップ
Galaxy S10の本体カラー

プリズムホワイトというカラーを購入してみたのですが、この色がなかなか綺麗なんですよね。

Galaxy S10 プリズムホワイト
プリズムホワイト

角度によって色が変わるのでなかなか面白いです。

なお、ドコモ版の上位モデル・Galaxy S10+は期間限定でオリンピック仕様の「Galaxy S10+ Olympic Games Edition」という記念モデルも販売しています。

Galaxy S10は6.1インチの有機ELディスプレイで物理ボタンはないスタイルを採用し、顔認証か画面内指紋認証で画面ロック解除をすることになります。

Galaxy S10 正面デザイン
Galaxy S10の正面から見たスタイル

画面の左右が丸みのあるラウンドフォルムスタイルとなっていてベゼルの幅が狭いのが特徴となっています。

Galaxy S10 湾曲ディスプレイ
両端のディスプレイは湾曲している

画面を湾曲させることで6.1インチのディスプレイを搭載しつつも本体の横幅が70.4mmととてもコンパクトなサイズに抑えられています。

6.1インチのそこそこ大きめのディスプレイとコンパクトな筐体サイズをうまく融合させてるよく考えられたデザインとなっています。

Galaxy S10のディスプレイは有機ELを採用し色鮮やかで見やすいものとなっています。

iPhoneのような高色域ディスプレイ(P3)ではなく1677万色のフルRGBのパネルですが発色はとても色鮮やかです。解像度も高いので高精細に写真を表示することもできます。

Galaxy S10のインカメラはパンチホール型でこのカメラを使って顔認証をしています。

Galaxy S10 パンチホール型のインカメラ
パンチホール型のインカメラ

Galaxy S10の顔認証機能は特殊なセンサーを使っていない簡易型の顔認証ですが認証速度は速くて快適です。顔を向けるだけでサクッと画面ロック解除ができます。

パンチホール型のインカメラはコンテンツ表示に邪魔にならないのでいいですよね。

パンチホールの場所
パンチホールは目立たない場所にある

すっきりとした画面でスマホを操作できます。ただし、ゲームなど情報が必要となるアプリの場合はパンチホールがある部分の情報がそのまま切り取られてしまうので邪魔だと感じる場面もあるかもですね。

サイドボタンは全部で3つ搭載しています。

サイドボタンの位置
Galaxy S10のサイドボタン
Galaxy S10 サイドボタンの機能
  • 左サイド(上):音量調整
  • 左サイド(下):Bixby Home
  • 右サイド:スリープ・電源

Bixby HomeはGalaxyの独自機能の一つで必要な情報を自動的に収集してカード表示してくれる機能で、iPhoneでいう左側から呼び出すことができるウェジェット機能を拡張した機能といっていいでしょう。

Bixby Home
Galaxy S10のBixby Home

Galaxyアカウントにサインイン(GoogleアカウントでもOK)する必要がありますが、使いこなせば便利なのかもしれません。

なお、Bixby Homeを使わない場合は違うアプリの機能に割り当てができるので、Twitterアプリやカメラアプリの起動とかに使うと便利です。(Galaxy S9は「bxActions」というアプリをインストールする必要があった。)

Galaxy S10の外部ポートはUSB-Cと3.5mmオーディオジャックを搭載しています。

USB-Cとオーディオジャック
Galaxy S10の外部ポート

USB-C対応の充電アダプタとケーブルを接続して充電することになり、Quick Chargeに対応した充電アダプタであれば最大18Wの急速充電が可能となっています。

また、3.5mmオーディオジャックを搭載し従来の有線のヘッドフォンを使うことができるのも嬉しい仕様となっています。

nanoSIMカードとmicro SDカードを入れるスロットがあります。

SIMカードスロット
nanoSIM・microSDカードスロット

Galaxy S10のストレージ容量は128GBですが、microSDカードを使うことで最大512GBまで容量を拡張できます。

最近はSDカードの価格も安くなってきたので動画を撮影することが多いなら大容量のmicroSDカードを入れて使うのもいいかもしれません。microSDカードの比較もしているので参考にしてください。

Galaxy S10のリアカメラは3つのカメラを搭載したトリプルカメラ仕様となっていて、スマホの背面上部分にカメラが3つ、LEDフラッシュ、センサーが横に並んでいるのが特徴となっています。

Galaxy S10のトリプルカメラ
3つのカメラを搭載したGalaxy S10

カメラの出っ張りも最小限に抑えられているのは好印象ですね。各カメラの仕様は以下のとおりで、Galaxy S9から超広角カメラが新たに追加されています。

Galaxy S10 カメラのスペック
  Galaxy S10 Galaxy S9
リア(第1カメラ)標準 1200万画素(F/1.5 or 2.4) 1200万画素(F/1.5 or 2.4)
リア(第2カメラ)超広角 1600万画素(F/2.2)
リア(第3カメラ)望遠 1200万画素(F/2.4) 1200万画素(F/2.4)
インカメラ 1000万画素(F/1.9) 800万画素(F/1.7)

撮影モードは全部で8種類となっています。

カメラのモード
  • 写真
  • 動画(最大4K60P)
  • ライブフォーカス(背景をぼかす)
  • パノラマ
  • 食事
  • スローモーション
  • ハイパーラプス
  • プロモード

動画は4K解像度で最大60フレームの撮影が可能となっています。最新のスマホでも4Kに対応してても30フレームにしか対応していない端末も多いので、60フレームに対応しているのは嬉しい仕様です。

また、プロモードに設定することでシャッタースピードやISO感度などをマニュアルで撮影することも可能です。なかなか使うことはないのかなとは思いますが、少しこだわった写真を撮影もできます。

Galaxy S10のトリプルカメラはカメラアプリ上で簡単にどのカメラで撮影するか切り替えることができます。

Galaxy S10 カメラ切り替え
カメラの切り替えは簡単にできる

より広く撮影をしたいなら超広角カメラに、ズームして撮影したいなら望遠カメラに切り替えることができます。

トリプルカメラの画質

標準カメラ

Galaxy S10の標準カメラはGalaxyシリーズが得意とするカメラの絞り値を変更するデュアルアパーチャ機能を搭載しています。

デュアルアパーチャーによって明るいところではF/2.4で撮影してクッキリとした写真を、暗いところではF1.5で撮影してノイズの少ない綺麗な写真を簡単に撮影できるようになっています。

明るいところで撮影してみました。画像をクリックで元データを見ることができます(サイズはそのままで圧縮しています。)

Galaxy S10 標準カメラの画質
Galaxy S10 標準カメラ(画像クリックで元データ)

Galaxy S10の標準カメラは1200万画素と一般的なスマホと同じレベルの画素数ではありますが、とても解像感が高く色鮮やかな写真を撮影が可能となっています。

夕暮れなど暗いところの撮影もデュアルアパーチャーによりF/1.5の明るいレンズに自動的に切り替わって光学式手ぶれ補正機能との相乗効果で手ブレの少ない写真を撮影することができます。

Galaxy S10 標準カメラの画質(夕暮れ)
暗所でも手ブレしにくい(画像クリックで元データ)

夜の撮影も手持ちで全然大丈夫ですよ。

Galaxy S10 標準カメラの画質(夜の駐車場)
暗くても高精細でノイズが少ない(画像クリックで元データ)

こんなに暗くても手ブレせずに撮影できるしノイズもかなり少ないので綺麗。

Galaxy S10 標準カメラの画質(夜の街)
夜の街も撮影できる(画像クリックで元データ)

なお、Galaxy S10はシチュエーションをAIが自動判別して色鮮やかな綺麗な写真を簡単に撮影できるようになっていますし、撮影してからの画像処理も高速なのでサクサク快適に写真を撮ることができます。

超広角カメラ

Galaxy S10は超広角カメラを搭載していて、通常の写真よりも広い視野角での撮影ができます。

超広角カメラは最新のiPhone、ソニーモバイルのXperia 1Xperia 5も搭載していますが、同じようにいつもと違った写真を簡単に撮影できるようになっています。

こちらは標準カメラで撮影した画像です。

標準カメラで撮影した画角
標準カメラで撮影した画角(画像クリックで元データ)

超広角カメラに切り替えて同じ場所を撮影してみました。

超広角カメラで撮影
超広角カメラで撮影(画像クリックで元データ)

超広角カメラならこんなに広い範囲を写真に収めることができるのです。

超広角カメラで撮影した道路
超広角カメラで撮影した道路(画像クリックで元データ)

いつもと少し雰囲気の違う写真を撮影できるので超広角カメラはなかなか面白いんですよね。

ちなみに、超広角カメラは1600万画素のイメージセンサーとなっているので、後からトリミングをしてもある程度の画質は維持できるのかなと思います。

望遠カメラ

そして、Galaxy S10は望遠カメラも搭載していて光学2倍ズーム、デジタルとの併用で最大10倍ズームの撮影が可能となっています。

望遠カメラで撮影(比較)
望遠カメラで撮影(標準からデジタルズーム10倍まで)

デジタルズームするとが画質がぼやけてしまうスマホが多い中でGalaxy S10の優秀なデジタル補正のおかげで最大ズームにしても、そこそこキレイな写真を撮影できるのが凄いところ。

背景をぼかすライブフォーカス

Galaxy S10のカメラは背景をぼかすことができるライブフォーカスモードを搭載していて、簡単にミラーレスカメラのように背景をぼかすことができるようになっています。

ライブフォーカスで背景をぼかす
ライブフォーカスで背景をぼかす(画像クリックで元データ)

Galaxy S10の背景をぼかす機能の精度はなかなか良いので自然に表現できているのがさすがサムスン!といったところでしょうか。

Galaxy S10は標準カメラと望遠カメラを組み合わせて背景をぼかしていますが、この仕組みを採用しているスマホは画角が望遠側になって撮影範囲に制限が出てしまうものが多いです。

しかし、Galaxy S10は画角は超広角カメラと組み合わせることもできるので標準カメラと同じ画角で背景をぼかすことも可能に。なので、撮影の制限が少なくとても扱いやすいカメラシステムに仕上がっているのかなと思います。

ライブフォーカスは「ぼかし」、「回転」、「ズーム」、「カラーポイント」の4つのモードに設定することができます。

ライブフォーカス 4つのモード
ライブフォーカス 4つのモード

さらにボケ具合も細かく調整できるようになっているので、好み写真を簡単に撮影できるのかなと思います。

SoCはSnapdragon 855を搭載

Galaxy S10のCPUプロセッサはSnapdragon 855を搭載していて8GBの大容量のメインメモリ(RAM)を内蔵しています。

Geekbench 4でCPUの性能を計測してみました。

Galaxy S10 CPUのスペック
機種 Galaxy S10 Galaxy S9
CPU Snapdragon 855 Snapdragon 845
RAM 8GB 4GB
CPUシングルコア 3431 2345
CPUマルチコア 10778 8974
GPU 7308 13047

CPUの性能は20%ほど向上、GPUに関してはスコアが下がっていますが、同じSnapdragon 855のXperia 1AQUOS R3もGPUの性能が下がっています。それにしても、スマホで8GBの容量のRAMってビックリしてしまいますよね。もう、パソコンですよ。

Antutu(v7)でCPUの性能を比較してみました。

Antutuで比較
  Galaxy S10 Galaxy S9
CPU Snapdragon 855 Snapdragon 845
RAM 8GB 4GB
トータル 354358 263336
CPU 114238 89368
GPU 156498 106805
UX 71804 57372
MEM 11818 9791

Snapdragon 855を搭載しているGalaxy S10はS9よりもスコアが高くなっておりはCPUで30%、GPUで50%、トータルで40%ほど性能が向上しています。

メインメモリの容量も8GBと大幅に増えていUXやMEMのスコアも大きく向上しているのでしょう。

ちなみに、Antutu(v9)だとSnapdragon 855は51万、Snapdragon 845は41万なので現行モデルでいうとNothing Phone(1)のSnapdragon 778G+と同等性能です。(スコアだけ見て)

実際の動作速度・操作性について

Galaxy S10は高性能プロセッサに8GBのメインメモリを搭載したことから、全体的な動作速度はかなり速くなっていてめちゃくちゃ快適に操作できます。

実際にどんな感じで動作しているのか動画にしてみました。

アプリの起動、切り替え、スクロールの滑らかさ…全てにおいて高い水準の操作性に。本当にヌルヌル動作するんですよね。なんか、iPhoneに匹敵している感じもしますね…。

ただし、電池持ちは少し悪いように感じます。ハイエンドなSoCを搭載しつつバッテリー容量は3,300mAhと少なめなので1日は持ちますがゲームとか長時間楽しむには適していません。

パソコンとしても使える

Galaxy S10はUSB-C to HDMIで外部モニターに接続するこミラーリングで表示させることができます。ケーブルを接続するだけで簡単に出力できるので、プレゼンをするときに便利ですよね。

ミラーリングで外部モニター表示
HDMI出力に対応している

USB-C対応の4KモニターならGalaxy S10を充電しながらミラーリング表示ができるので便利に使うことができます。

ミラーリング出力は他メーカーでも当たり前のように実装している機能ですが、Galaxy S10は「Samsung DeX」を有効にすることでPCモードとして使うことも可能となっています。

Samsung DeX
Samsung DeXモード

この、Samsung DeXはスゴイですわ。AndroidベースのPCモードなんですけど普通に各アプリのウィンドウを並べて表示することができてマルチタスクで作業ができています。

Galaxy S10はパソコンとして使える
Galaxy S10をPCとして使う

しかも、WordPressなどのエディタも普通に使えるのでパソコンの代わりに使うことができます。Twitterしながら動画見ながらブログを書けるって完全にパソコンですよ。

入力デバイスはBluetoothでワイヤレスキーボードやマウスに繋ぐことができます。

キーボードとマウスも接続できる

また、USB-C対応の外部モニターならUSB-C to Cで接続することでデータ転送もできるので、モニター側のUSB-Aポートにキーボードとマウスを接続して使うこともできます。

Galaxy S10のパソコンモードは本物のPCと比べると動作は速くはありませんが、8GBの大容量メインメモリを搭載しているので普通に使うことができますし、Microsoftのコンパクト2in1デバイス・Surface Goよりも快適に動作しているかもですね…。

顔認証機能は滑らかで使いやすい

Galaxy S10は顔認証による画面ロック解除に対応しています。

Galaxy S10 顔認証機能
手前に傾けてからの顔認証機能

手前に傾けてスリープ解除の機能との組み合わせてiPhoneのFace IDと同じようにジェスチャー操作で簡単に画面のロック解除が可能です。

簡易型の顔認証ですが認証速度は速くて快適です。ただし、Galaxy S9まであった虹彩認証は廃止となっているので暗いところだと顔を認証できないで注意です。

ディスプレイ内蔵式の指紋認証機能を搭載

Galaxy S10は画面内指紋認証を使って画面ロック解除することも可能です。

超音波センサー指紋認証
ディスプレイ内蔵式の指紋認証機能

指を画面のセンサーの部分に乗せるだけで画面が解除してスマホを使い出すことができます。マスクをしていても大丈夫ですね。

ただし、指を置く場所が少しズレていると認識できなかったりするので慣れが必要です。とはいえ、2019年モデルで既に画面内指紋認証が使えるスマホになっていたことに驚きです。

より快適にスマホを使いたいなら指紋センサーサイズが大きくなっているGalaxy S22Galaxy S21がおすすめです。

ワイヤレス充電に対応

Galaxy S10はワイヤレス充電に対応しAnker PowerWave II StandAnker PowerWave II Pad使って最大10Wの急速充電もできます。

Galaxy S10 ワイヤレス充電
ワイヤレス充電に対応

iPhoneは最大7.5Wの充電ですが3時間もあればフル充電できます。しかし、Galaxy S10はさらに上をいく10Wなのでさらに速くバッテリーを補給が可能となります。

なお、Galaxy S10はワイヤレスパワーシェアに対応していてワイヤレス充電に対応しているデバイスにワイヤレスで充電できます。

ワイヤレスパワーシェアを使うには画面上部からコントロールセンターを起動させて「ワイヤレスパワーシェア」を有効にします。

ワイヤレスパワーシェアを使う方法

あとはワイヤレス充電に対応した端末をGalaxy S10の背面部分に置くだけで充電が可能となります。

Galaxy S10でiPhone 8をワイヤレス充電
Galaxy S10でiPhone 8をワイヤレス充電

充電しているときはGalaxy S10のセンサー類が固まっている部分が赤く光ります。スマホ同士の充電し合うメリットはあまりないように感じますが、友達のスマホがバッテリー切れそうな時とか助けられるのはいいかもしれませんね。

また、ワイヤレス充電に対応したワイヤレスイヤホンもすぐに充電できますし、使い方は色々あるのかなと思います。

Galaxy S10 スペック比較

Galaxy S10 インカメラ
Galaxy S10 インカメラ

Galaxy S10とGalaxy S9のスペックを比較してみました。

Galaxy S10 スペック
  Galaxy S10 Galaxy S9
画面サイズ 6.1インチ 5.8インチ
ディスプレイ 有機ELディスプレイ
解像度 3,040 × 1,440ピクセル 2,960 × 1,440ピクセル
CPU Snapdragon 855 Snapdragon 845
メインメモリ 8GB 4GB
ストレージ容量 128GB(microSDで5120GBまで増設可) 64GB(microSDで400GBまで増設可)
リアカメラ トリプル 標準:1220万画素(F/1.5⇔F/2.4)、超広角:1600万画素(F/2.2)、望遠:1200万画素(F/2.4) シングル 標準:1220万画素(F/1.5⇔F/2.4)
インカメラ 1000万画素(F/1.9) 800万画素(F/1.7)
Bluetooth 5.0
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
LTE通信 最大受信速度1576Mbps 最大受信速度988Mbps
テレビ ワンセグ・フルセグに対応
防水防塵 IP68
充電 ワイヤレス充電に対応 ワイヤレス充電、パワーシェアに対応
サイズ 150 × 70 × 7.8 mm 148 × 69 × 8.5 mm
重量 158g 161g

CPUプロセッサがSMD845から855にグレードアップし、メインメモリの容量が4GBから8GBに倍増したことで全体的な動作速度は間違いなく快適になっていてめちゃくちゃヌルヌル動作するようになりました。

Galaxy S10 トリプルカメラ
Galaxy S10のトリプルカメラ

あと、「カメラ3つも必要なの?」って思うかもしれませんが超広角カメラは今までとは一味違う写真を撮影できるので、やっぱり楽しいですよね。ないよりあった方がいいのかなと思います。

トリプルカメラを搭載しているスマホはSONY Xperia 1HUAWEI P30 Pro、そしてiPhone 11 Proとなっています。

iPhone 11のカメラはどれくらいのレベルになるのか非常に楽しみですがGalaxy S10のカメラの完成度はなかなかスゴイものがあるのかなと感じますね。

なお、ドコモ版のGalaxy S10(SC-03L)はドコモのロゴマークが背面パネルに刻印されていますが、au版のGalaxy S10(SCV41)はロゴはないのでデザインで選ぶのもいいのかもしれません。

中古でGalaxy S10を買うこともできますしSIMロック解除されたau版を購入するという方法もアリだと思いますよ。

スマホを中古で買うメリットと注意点にiPhoneを中心に書いた記事ですがこちらを参考に。

Galaxy S10 レビュー:まとめ

Galaxy S10
Galaxy S10

Galaxy S10は2019年に発売した6.1インチの有機ELディスプレイにSnapdragon 855を搭載した小型ハイエンドスマホです。

最後にどんな人におすすめかまとめました。

Galaxy S10がおすすめな人は

Galaxy S10がおすすめな人は
  • 片手で操作できるスマホが欲しい
  • それなりに性能の高いスマホが欲しい
  • microSDカードをGalaxyで使いたい
  • 購入費用はできるだけ抑えたい

Galaxy S10は6.1インチのディスプレイを搭載しながらも丁度使いやすい大きさで扱いやすいスマホなので片手で操作したい方におすすめのモデルです。

Snapdragon 855を搭載してるので性能もそれなりに高くて現役で普通に使えるスペックです。

OSはAndroid 12までですがアップデートはまだ配信されてますし普段使いなら問題なく動かせるのでとにかく費用を抑えたいならGalaxy S10はいいでしょう。

2019年モデルで顔と画面内指紋認証でマスクをしながらちゃんと使えるスマホです。また、microSDカードが使えるのもいいですよね。最新のGalaxyはmicroSDカードは使えないですし。

Galaxy S10が適さない人は

Galaxy S10が適さない人は
  • 電池持ちを重視したい
  • 指紋認証は快適に使いたい
  • Android 13を使いたい

Galaxy S10は旧型のスマホなので最新のAndroidに対応してないですし、製品自体が4年経過してるのでバッテリー劣化により電池がもたないこともあるかもしれません。

また、Galaxy S10の画面内指紋認証は初期型でセンサーサイズが小さく精度もあまり良くありません。反応しないこともあるので使いにくいと感じるかもしれません。

Galaxyの比較はこちら

Galaxy S23Galaxy S23 Ultraはこちら

Galaxy S22Galaxy S22 Ultraはこちら

Galaxy S21Galaxy S21 Ultraはこちら

Galaxy S20はこちら

→ 旧型Galaxy S9のレビューはこちらです。