今年もGalaxy S23 Ultraが凄い。S22 Ultraも良いですが S23Ultraはさらに完成度が高くなって性能が向上しカメラが洗練されただけでなく電池持ちも維持してるのが素晴らしいです。
ということで、Galaxy S23 Ultraを購入しました。海外モデルを購入してからauの国内モデルも買いました。もうね、めちゃくちゃ使いやすいですしカメラも凄いです。
ということで、Galaxy S23 Ultraのデザイン、サイズ、使い勝手、性能、カメラの画質をレビュー・評価しました。実際に使ってどうかメリット、デメリットを書いているので検討してる方は参考にしてください！
- 大画面ディスプレイで画面が見やすい
- エッジパネルの形状が緩やかになり操作性向上
- 120Hzリフレッシュレート対応で滑らか操作
- バッテリー持ちが従来モデルより改善した
- 顔 + 画面内指紋認証で快適に使える
- Sペン内蔵で手書きメモが取れる
- カメラの画質が向上し高精細になった
- 光学10倍望遠の最短撮影距離が短くなった
- DeXモードでパソコンとしても使える
- Galaxy AIが使えるようになった
- 4世代OSアップデート（Android 17）対応
- 2028年までセキュリティアップデート対応
- スマホにしてはサイズは大きめ
- 顔認証がマスクに対応してない
- Twitterの動作が少しモタつく
- シャッター音が少し大きい
- microSDカードに対応してない
- 端末価格は高い
Galaxy S23 Ultraが日本国内で2023年4月20日に発売しました。ベースモデルは256GBですが512GBモデルがあってauは1TBの大容量モデルも選べます。
→ 後継機種はGalaxy S24 Ultraです。
この記事の目次
Galaxy S23 Ultra：特徴
Galaxy S23 Ultraは6.8インチのディスプレイにSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyにクアッドカメラを搭載したフラグシップモデルでGalaxy S22 Ultraの後継機種です。
- 6.8インチ（最大120Hz）有機ELディスプレイ
- SoC：Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy
- メモリ：12GB、ストレージ：256GB
- カメラ：200MP + 12MP + 10MP（×3） + 10MP（×10）
- 生体認証：顔 + 画面内指紋認証
- スピーカー：ステレオ対応
- 充電：USB-C & ワイヤレス（Qi）対応
- 通信：Bluetooth 5.3、Wi-Fi 6E、5G/4G
- バッテリー：5,000mAh、防水防塵：IP68
- NFC ：Type A/B/（国内：Felica対応）
- 発売日：2023年2月（海外）、2023年4月（国内）
基本的な使用感は従来モデルと変わりないですが、エッジパネルの形状が少しフラットになって持ちやすいフォルムに改善されていたりカメラの画質が向上したり完成度がさらに向上しています。
とくに、光学10倍望遠カメラの画質が向上し最短撮影距離も短くなて撮影がしやすくなって画質も向上しているので望遠カメラにこだわるならS23 Ultraに乗り換える価値は大いにあります。
また、Galaxy S23 Ultraは電力効率が向上したSnapdragon 8 Gen 2を採用したことでバッテリー持ちも改善してるので1回の充電で長く使えるメリットもあります。
Galaxy S23 Ultraはフラグシップスマホの頂点を行く端末となっています。
イオシス
Galaxy S23 Ultra レビュー：外観
それでは、Galaxy S23 Ultraをレビューしていきます。
Galaxy S23 Ultraは6.8インチの有機ELディスプレイを搭載した大画面スマホで片手での操作は難ししく基本的には両手でしっかり持って使うモデルとなっています。
なかなか大きくて存在感のあるスマホです。画面上部にパンチホール型インカメラのあるフルディスプレイスタイルで保護ガラスはGorilla Glass Victus2により強固なパネルとなっています。
背面パネルはマット調のガラス素材を採用し質感の高い仕上がりとなっています。環境に配慮し再生ガラスや再生PETフィルム、着色に天然染料を使用し地球にも優しい（？）仕様です。
au版はドコモ版と違ってロゴがないのでとてもスッキリしたデザインに仕上がっていて、実は海外モデルはCEマークが刻印されてるのでau版が最もシンプルなデザインなんですね。
Felicaのマークは追加されてるもののとてもカッコいいスタイルとなっています。
Galaxy S23 Ultraの基本的なデザインはS22 Ultraと同じですがリアカメラのレンズが大きくなってレンズ周囲の縁取りのフレームがゴツくなっています。
コレだけでも見た目の印象がかなり変わりGalaxy S23 Ultraはより力強くなった雰囲気を漂わせています。本体カラーもグリーンと男らしい色があったりします。
ファントムブラック、グリーン、クリーム、ラベンダー、オンライン限定でレッド、スカイブルー、ライムといったカラフルカラーもありますが、国内モデルはファントムブラック、グリーン、クリームの三色のみとなります。
なお、Galaxy S23 Ultraは本体の形状が変更となっておりエッジパネルの丸みが少しフラットな形状になってしっかり握って本体を持てるようになりました。
S22 Ultraは手に馴染むデザインで良かったですが背面パネルのサラサラ感も相まって滑りやすくて落とすリスクが高かったのが、Galaxy S23 Ultraはホールド感が向上しています。
操作ボタンは本体右側に集約していて、本体上から音量ボタン、サイドボタン（スリープ）を搭載しています。
本体左側には何もありません。
艶のある軽量のメタルアルミフレームを採用し高級感あるスタイルで指紋は光沢フレームのわりに付着しにくい筐体となっています。
本体上にはマイクの穴が1つあるのみです。
端末下にUSB-Cポート、内蔵スピーカー、マイクの穴を搭載しています。（マイクの穴が1つ増えてるので収音力が向上してるでしょうか。）
USB-Cポートの右側にカードスロットを搭載し付属のピンをで開けてnanoSIMが2枚入れらるデュアルSIMカード仕様となっています。
eSIMにも対応してるので物理×2だけでなく物理 + eSIMの通信環境も構築可能です。
本体下左側にSペンが収められていて押し込むことでペンを引き出すことができます。
Sペンで気軽にメモを取ったり、操作用のデバイスとして使うことができるので、小型タブレットとしてもGalaxy S23 Ultraを使うことができます。
なお、Galaxy S23 Ultraは充電アダプタやケーブルは付属してこないので充電環境がない場合は別で充電器とケーブルを準備する必要があります。
Galaxy S23 Ultra レビュー：性能
Galaxy S23 Ultraのスペック
今回レビューしているGalaxy S23 UltraとS22 Ultraのスペックを比較しました。
| モデル | Galaxy S23 Ultra | Galaxy S22 Ultra |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 6.8インチ | |
| パネル | 有機EL、Gorilla Glass Victus2 | 有機EL、Gorilla Glass Victus+ |
| リフレッシュレート | 1-120Hz | |
| 解像度 | 3,088 × 1,440ピクセル（QHD+） | |
| 画素密度 | 500 ppi | |
| 輝度 | 1,750 nits | |
| SoC | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 8 Gen 1 |
| RAM | 12GB | |
| ストレージ | 256GB 512GB / 1TB（海外モデル） |
|
| 外部メモリ | – | |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E（11a/b/g/n/ac/ax） | Wi-Fi 6（11a/b/g/n/ac/ax） |
| Bluetooth | 5.3 | 5.2 |
| モバイル通信 | 5G、4G LTE（eSIM対応） | |
| Felica / NFC | おサイフケータイ対応（海外モデルは非対応） | おサイフケータイ対応 |
| 広角カメラ | 2億画素（1/1.3型）・F/1.7 | 1億画素（1/1.33型）・F/1.8 |
| 超広角カメラ | 1200万画素（1/2.55型）・F/2.2 | |
| 望遠カメラ | 光学3倍・1000万画素（1/3.5型）・F/2.4 | |
| インカメラ | 1200万画素・F/2.2 | 4000万画素・F/2.2 |
| 動画機能 | 8K 30fps、4K 60fps、フルHD 240 / 60fps、HDR+対応 | 8K 24fps、4K 60fps、フルHD 240 / 60fps、HDR+対応 |
| 生体認証 | 顔認証、画面内指紋認証 | |
| 防水防塵 | IPX8 / IP6X | |
| ポート | USB-C | |
| バッテリー容量 | 5,000mAh | |
| 充電 | 有線：45W、ワイヤレス充電対応 | |
| オーディオジャック | – | |
| S-Pen | – | |
| OS | Android 13 | Android 12 → 13 |
| カラー | ラベンダー、クリーム、ファントムブラック、グリーン | ファントムホワイト、ピンクゴールド、ファントムブラック |
| サイズ | 163.4 × 78.1 × 8.9 mm | 163.3 × 77.9 × 8.9 mm |
| 重量 | 234g | 228g |
Galaxy S23 Ultraは性能が高いだけでなく顔認証、画面内指紋認証、IP68防水防塵、電子決済（Felica対応は国内モデルのみ）にも対応しています。
ただ大きいだけでじゃなくて全部入りのスマホなのでこれを買っておけば間違いなしです。（おそらく価格は高いと思うけど）
6.8インチ有機ELディスプレイを搭載
Galaxy S23 Ultraは6.8インチの有機EL（3,088 × 1,440ピクセル）ディスプレイを搭載してるので動画コンテンツやゲームなどを迫力の画面サイズで楽しむことができます。
発色性の良いパネルなので写真だけでなくゲームも色鮮やかに表示可能で「設定」の「画面モード」から「ナチュラル」にしたり自然な色に調整も可能となっています。
もちろん、可変式の最大120Hzリフレッシュレートに対応してるのでコンテンツをスクロールした時の残像もしっかり抑えて滑らかな操作もできます。
6.8インチはスマホとしては最大級の画面サイズなので基本的に両手で持って使う端末ですが、片手モードやフローティングキーボードを使うことで片手で文字入力も可能です。
さらに、エッジメニューを組み合わせることで片手でメニューを呼び出して違うアプリをサクッと切り替えて操作もできます。
画面が大きいけど使い方次第では片手で使いこなすことができるので慣れれば意外とどうにでもなる部分かもしれませんね。それよりも、画面が大きいので全てのアプリが大きく見やすく楽しいです。
Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを搭載
Galaxy S23 UltraのSoC（システムオンチップ）はSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを搭載しています。メモリは12GB、ストレージが256GBとなっています。
「for Galaxy」はGalaxy向けにCPUのクロック周波数を向上されたカスタムチップで他社スマホのチップとは少し異なるスペックを持っています。
Snapdragon 8 Gen 2とSnapdragon 8 Gen 1のスペックを比較しました。
| モデル | Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy | Snapdragon 8+ Gen 1 / 8 Gen 1 |
|---|---|---|
| CPU | Kryo Cortex-X3 ×1 Cortex-A715 ×2 Cortex-A710 ×2 Cortex-A510 ×3 |
Kryo 680 Cortex-X2 ×1 Cortex-A710 ×3 Cortex-A510 ×4 |
| GPU | Adreno 740 | Adreno 730 |
| Memory | LPDDR5X 4,200MHz |
LPDDR5 3,200MHz |
| storage | UFS 4.0 | UFS 3.1 |
| NPU | New Hexagon | Hexagon |
| ISP | New 18-bit Spectra ISP | トリプル18-bit Spectra ISP |
| HDR | Dolby Vision、HDR10＋、HDR10、HLG | Dolby Vision、HDR10＋、HDR10、HLG |
| Camera | 8K30fps /4K 120fps | 8K30fps /4K 120fps |
| モデム | Snapdragon X70 5G | Snapdragon X65 5G |
| Process | 4nm（TSMC） | 4nm（TSMC / Samsung） |
8 Gen 2はパフォーマンスが35%高速化し電力効率が40%も向上したハイエンドなSoCです。さらに、AIの処理は435%も高速化した大きな進化を果たしています。
8 Gen 1は高性能コア（1 + 3）+ 効率コア（4）という構成でしたが、Snapdragon 8 Gen 2は高性能コア（1 + 2 + 2）+ 効率コア（3）の変則的な構成となっています。
高効率コアが3つの減ったのに電力効率が向上してるらしいのがスゴイかもしれません。（後述しますが実際の電池持ちが向上しています。）
Galaxy S23 UltraとGalaxy S22でAntutu（v9）でスコア計測をしました。
| モデル | Galaxy S23 Ultra | Galaxy S22 Ultra |
|---|---|---|
| SoC | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 8 Gen 1 |
| メモリ | 12GB | 12GB |
| ストレージ | 256GB | 256GB |
| 総合 | 1202990 | 924530 |
| CPU | 254849 | 212759 |
| GPU | 525098 | 399146 |
| MEM | 242161 | 160558 |
| UX | 180882 | 152067 |
| 発熱 | 36.9° | 36.7° |
| バッテリー | 5%消費 | 5%消費 |
Galaxy S23 UltraのSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyはかなり高性能となっていて、S22のGen 1よりも30％もトータルの性能が向上しあらゆるアプリ快適に動かすことができます。
最新のAntutu（v10）でも比較してみました。
| モデル | Galaxy S23 Ultra | Galaxy S22 Ultra |
|---|---|---|
| SoC | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 8 Gen 1 |
| メモリ | 12GB | 12GB |
| ストレージ | 256GB | 256GB |
| 総合 | 153930 | 1109550 |
| CPU | 381408 | 300415 |
| GPU | 596867 | 374018 |
| MEM | 288904 | 210482 |
| UX | 272451 | 224635 |
| 発熱 | 39.6° | 38.9° |
| バッテリー | 5%消費 | 7%消費 |
V10でも40%ほど処理性能が向上してるようです。Galaxy S23 Ultraは間違いなくゲームが快適になってるのでゲームがより快適に遊べるようになっています。
ちなみに、ストレージがUFS 3.1 → 4.0に規格が新しくなって速度が向上しています。
1.8倍ほどストレージの転送速度が向上しています。ストレージの性能が向上することでアプリを起動した時の表示速度、ゲームの読み出し速度、データの保存速度が向上しトータルで快適になります。
実際に原神など重めのゲームをプレイした時の画面が切り替わり速度が速くなっているのでより快適に遊ぶことができそうですね。
実際にGalaxy S23 Ultraがどれくらいの操作感になってるのかChromeブラウザ、Twitterを動かしてみました。
もう、本当にノンストレスですね。滑らかに動きますし画面も大きいので視認性も良好でコンテンツを楽しむには最高のスマホとなっています。
（ただし、ツイッターは少しモタつくことあります。）
PUBGモバイルの「HDR」「極限」でキレイな画面で滑らかにプレイ可能です。
さらに、ロビーからダウンロードできる「FHD」は「ウルトラ」で画質の高い設定でも快適に動かすことができます。
Galaxy S23 Ultraはゲームプレイ中に通知パネルを呼び出してゲームモードを起動可能です。
ゲームのパフォーマンスなどを細かく調整もできますし、バッテリーの残り時間も確認も可能でおおよその時間が分かるので安心です。
また、ゲームしながら別のアプリを起動可能でTwitterやYouTubeを起動し情報収集しながら遊ぶこともできます。
S23 Ultraは画面サイズが大きいのでポップアップウィンドウで他のアプリを起動してもそれなりの大きさで表示できるので見やすいです。
原神のデフォルト画質設定が「中」、フレームレート「30」ですが、高性能なSnapdragon 8 Gen 2なので「最高」「60」にしても余裕で動かすことができます。
最高画質、フレーレート60にしてプレイしてみました。
とても滑らかに動かすことができていますね。S22 Ultraでも十分快適に動きますが長時間プレイで発熱してるとコマ落ちするシーンがあったりしますが、S23 Ultraは安定してるのでより快適になっていました。
動作については動画でも詳しく見ています。
より快適にゲームをプレイしたいならGalaxy S23 Ultraは最良の選択になるかもしれません。
最高画質の原神プレイ中の温度を計測してみました。（国内モデル同士、One UI 5.1の同条件で比較しています。）
| モデル | Galaxy S23 Ultra | Galaxy S22 Ultra |
|---|---|---|
| SoC | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 8 Gen 1 |
| CPU温度 | 59.4℃ | 60.4℃ |
| バッテリー温度 | 35.1℃ | 38.2℃ |
CPUの温度、バッテリーの温度はS23 Ultraの方が低くなる傾向があります。場合によってはS22 Ultraの方が温度が低いこともあるので誤差レベルですが性能が向上してるのに同温度に抑えられてます。
また、バッテリー温度は継続的にS23 Ultraの方が低かったです。発熱を計測器を使って計測してみる放熱版が改良されてるのか上手く熱を分散できてるのがわかります。
Galaxy S23 Ultraが40.7℃、S22 Ultraが42.9℃となっていてS23 Ultraの方が全体的に熱を逃してSoCの温度が上がらないように制御されてるように見えます。
ちなみに、Snapdragon 8 Gen 2は高性能コアが増えて高効率コアが4つから3つに減ったものの、発熱を8 Gen 1と同等レベルにまで抑えられてるのはTSMCの製造技術の高さを物語っています。
Galaxy S23 Ultraの電池持ち
Galaxy S23 Ultraのバッテリー容量は5,000mAhと従来モデルと同じです。Snapdragon 8 Gen 2を搭載したことで電池持ち向上が期待できますが実際にどれくらいの電池持ちなのか比較して見ました。
（国内モデル、ONE UI 5.1で比較しています。）
| モデル | Galaxy S23 Ultra | Galaxy S22 Ultra |
|---|---|---|
| 容量 | 5,000mAh | 5,000mAh |
| YouTube 60分 | 47 → 40% 7%消費 | 45 → 38% 7%消費 |
| PUBG 30分 | 69 → 63% 6%消費 | 72 → 67% 5%消費 |
| 原神 30分（中） | 37 → 29% 8%消費 | 36 → 26% 10%消費 |
| 原神 30分（高） | 57 → 44% 13%消費 | 56 → 43% 13%消費 |
| 8時間待機 | 63 → 60% 3%消費 | 67 → 63% 4%消費 |
| 充電 | USB-C（45W） | |
わずかにS22 Ultraの方が電池持ちが良い場面もあります。やはり、高性能コアが4つから5つに増えて高効率コアが3つに減少した影響はあるのかもしれません。
ただ、YouTubeなど普段使いにおけるアプリは誤差レベルで電池持ちが向上しており原神を30分プレイしても7%の消費に抑えられており1〜2日ほど充電しなくても使えるバッテリーライフとなっています。
また、S22 Ultraを1年使ってる場合は電池劣化で電池減りが速くなってる可能性もあるのでGalaxy S23 Ultraに乗り換えで電池持ちが体感で向上したと感じることもあるかもしれません。
Galaxy S23 Ultra レビュー：カメラ
Galaxy S23 Ultraのカメラは広角、超広角、光学3倍望遠、光学10倍望遠のクアッドカメラを搭載しています。
| モデル | Galaxy S23 Ultra | Galaxy S22 Ultra |
|---|---|---|
| 広角 | 2億画素（1/1.3型）・F/1.7 | 1億画素（1/1.33型）・F/1.8 |
| 超広角 | 1200万画素（1/2.55型）・F/2.2 | |
| 望遠×3 | 1000万画素（1/3.5型）・F/2.4 | |
| 望遠×10 | 1000万画素（1/3.5型）・F/4.9 | |
| イン | 1200万画素・F/2.2 | 4000万画素・F/2.2 |
| 動画 | 8K 30fps、4K 60fps、フルHD 240 / 60fps、HDR+対応 | 8K 24fps、4K 60fps、フルHD 240 / 60fps、HDR+対応 |
基本的な構成はS22Uと同じですが広角カメラが1億画素（1/1.33型）から2億画素（1/1.3型）のISOCELL HP2センサーになっています。
通常の1200万画素モードだけでなく5000万画素、2億画素の高画素モードでの撮影が可能です。
高画素モードで撮影することで加工感が減少してより自然になるので意外と使えます。
さらに、通常撮影だけでなく様々なモードも搭載しています。
- 写真、動画、ポートレート、プロ、プロ動画、ナイト、食事、パノラマ、スーパースローモーション、スローモーション、ハイパーラプス、ポートレート動画、ディレクターズビュー、シングルテイク、EXPERT RAW
S22は50MP高画素モードでRAW撮影できなかったのが、Galaxy S23 Ultraは「EXPERT RAW」をインストールすることで50MPでのJPEGまたはRAW撮影に対応しています。
カメラアプリの「その他」から「EXPERT RAW」に移動できるようになったのは便利かもしれませんね。（S22はEXPERT RAWはインストールできたけど移動はできません。）
広角カメラの画質
では、Galaxy S23 Ultraのリアカメラの画質をレビューしていきます。
Galaxy S23 Ultraの広角カメラは2億画素（1/1.3型）の大型センサーを搭載し被写体に寄って撮影すると背景を物理的にぼかして雰囲気ある写真に仕上げられます。
Galaxy S23 Ultraの広角カメラは高画素大型センサーを採用していますが、最短撮影距離が短めでしっかり被写体に寄って撮影してもピントを合わせることができます。
逆光でもゴーストは発生しにくく撮影はしやすいですね。（もちろん、状況によってはフレア、ゴーストは出ますが）
スタバのコーヒーもいい感じです。
シャッターボタンを押しただけで気軽にキレイな写真撮影ができますし大型センサーならでは表現力の高さを感じることができます。
Galaxy S23 UltraとS22 Ultraで花を撮影し比べてみました。
S23 Ultraが2億画素（1/1.3型）、S22 Ultraが1億画素（1/1.33型）とセンサーが異なりますが通常の1200万画素モードにおいてはほぼ違いはなく同等レベルの解像感の仕上がりです。
ただ、地面の砂の表現などより細かい箇所はS22 UltraよりもGalaxy S23 Ultraの方が解像感が高くてより高精細な表現が可能となるようです。
S23 Ultraの方がクッキリした画質になっています。
これはデジタルズーム時においても同じでGalaxy S23 Ultraで撮影した方がわずかに解像感の高い写真に仕上がります。
とくに花びらの模様がS23 Ultraの方がしっかり表現できています。（といっても比較してわかるレベルなのでほぼ同じとみていいんですけどね。）
夜間撮影です。ライトの光源など白トビをしっかり抑えながら高精細な写真に仕上がります。手ぶれ補正機能もしっかり効いてるので暗いところでも手ブレのない写真になります。
ラベルの文字も高精細に表現しながら背景の光の玉ボケもいい感じに演出できます。
1/1.3型の大型センサーはスマホで使うなら丁度いい大きさかもしれません。レンズも無理してないのでボケ方が自然ですしデジタルズーム2倍を駆使すると玉ボケをより大きく表現できます。
被写体にも寄れるしとても扱いやすいカメラに仕上がっています。夜の街をGalaxy S23 UltraとS22 Ultraで比較しました。
S22 UltraはHDRの処理がおかしく白トビしてますが、Galaxy S23 Ultraはしっしり白トビと黒潰れを抑えながら表現ができています。
S22シリーズはHDRの処理が微妙だと感じる場面がいくつかあってGalaxy S22はアップデートで改善されてたのにS22 Ultraはまだ改善されてないみたいです。
デジタルズーム2倍での撮影です。
S22 Ultraは少しぼやけた感じがありますがGalaxy S23 Ultraはクッキリと解像感の高い写真に仕上がっています。HDRもちゃんと効いてるのでバランスが取れてますね。
ハム子さんを広角カメラで撮影しましたが毛並みも自然で高精細に表現できます。
ハム子さんはキャベツを食べていて小刻みで動いてるのですがシャッター速度を確保できてるのでしょう。被写体ブレを起こすことなく撮影が可能です。
ステーキを撮影し比べました。
どちらも美味しそうなステーキですね🤤Galaxy S23 Ultraの方が肉の細かい繊維がより高精細に表現できてるように見えます。カツ丼もS23 Ultraの方が色が自然でしょうか。
色合いもGalaxy S23 Ultraの方が自然で美味しそうかもしれません。2億画素（1/1.3型）の大型センサーですがしっかり寄って撮影ができるので食レポも問題ないです。
光学3倍・10倍望遠カメラの画質
Galaxy S23 Ultraは光学3倍の望遠カメラを搭載しています。
S22 Ultraとスペックは同じでソフトウェアの処理が若干異なる影響か色が少し違う程度の差となっています。
Galaxy S23 Ultraは2億画素の広角カメラを搭載しているので望遠3倍のレンズ要らないんじゃ？って思いましたがデジタルズーム3倍よりも光学ズーム3倍の方がやはり画質は良いみたいです。
ぱっと見は分からないかもですが部分拡大してみると…
ライトの網の解像感が光学望遠3倍で撮影した方が高くなっていて全体的に自然な仕上がりになってるのが分かります。なので、意味なさそうに見えつつしっかり光学望遠3倍の仕事を果たしているのです。
光学望遠10倍カメラでの撮影です。
どちらも解像感が高くて高倍率ズームの画質はGalaxy SのUltraは流石ですし、S23 Ultraの方がソフトウェアの処理が控えめで自然に撮影できるように感じます。
どちらもデジタルズーム30倍での撮影が可能です。
S22 Ultraもここまでズームしても解像感が凄いのですが、Galaxy S23 Ultraはさらに上を行く解像感を実現しています。滲みのようなものがなくなりさらにクリアな画質に変わっています。
デジタルズーム100倍の撮影です。
コレだけ高倍率な撮影でもここまでしっかり撮影できることに驚きですよね。常用できる画角ではないですがデジタルズーム30倍なら普段でもあると便利なので画質向上は喜ばしい限りです。
光学3倍望遠カメラで夜間撮影をしました。
パッと見は同じですがGalaxy S23 Ultraの方が解像感は高くぼやけた感じは低減されています。クッキリとした画質に変わった感じでしょうか。
望遠デジタルズーム10倍です。
こちらも同じでS22 Ultraは少しぼやっとした画質になってるのに対してS 23 Ultraはクッキリとした写真に仕上がっています。
Galaxy S23 Ultraの望遠カメラは10MPと画素数が少なくセンサーも1/3.5型と小さめサイズですが、夜間の暗いシーンにおいても画質は良好で手ぶれ補正機能もしっかり効いてるので撮影しやすいです。
Galaxy S23 Ultraの光学10倍望遠カメラでいくつか撮影してみました。
スマホのカメラとは思えないくらい解像感が高く引き締まったが画質の写真に仕上がっています。光学10倍の望遠カメラだけでもGalaxy S23 Ultraを選ぶメリットは大いにありそうです。
超広角カメラの画質
超広角カメラは1200万画素（1/2.55型）のセンサーと同じスペックとなっていますが、こちらもGalaxy S23 Ultraの方がわずかに解像感の高い写真に仕上がります。
S22 UltraよりもGalaxy S23 Ultraの方が色鮮やかな写真に仕上がる傾向があるかもしれません。これは無印のGalaxy S23でも同じ傾向となっています。
コンビニの看板の電飾もS23 Ultraの方がHDRが効いて自然な仕上がりになってるのがわかります。同じスペックのカメラではありますがソフトウェアの処理が上手くなって解像感も高くなってるように見えます。
8K / 4K60fps 撮影に対応
従来モデルのS22は最大8K24fpsの撮影まででしたが、Galaxy S23 Ultraのカメラは 4K 60fps だけでなく8K 30fps の動画撮影にも対応しましより滑らかに高精細な動画撮影が可能です。
- 8K 30fps
- 4K 60fps / 30fps
- フルHD 60fps / 30fps
- HD 30fps
8Kで撮影しても表示させるディスプレイがないので意味ないだろ…って思いがちですがが8K動画の1フレームを切り出して写真スナップも可能なので意外と使えたりします。
（ただし、撮影データが1分弱で700MBくらいになります。）
また、Galaxy S23 Ultraは4K60fpsでもスーパー手ぶれ補正をONにして撮影が可能となったので高精細かつ滑らかな動画を手持ちで気軽に撮影できるのが凄いところとなっています。
Galaxy S23 Ultra メリット（良いところ）
6.8インチ大画面ディスプレイで見やすい
Galaxy S23 Ultraは6.8インチのディスプレイを搭載しており本体サイズは（163.4 × 78.1 × 8.9 mm）と本体サイズは大きめで重量も 234g と重めです。（それでもiPhone 14 Pro Maxより軽い…）
ベゼル幅が抑えられているのでまさに「画面を持ってる」感が強くブラウジング、SNSだけでなくYouTubeなどの動画コンテンツも迫力の画面で、電子書籍も丁度読みやすい大きさで楽しむことができます。
画面が大きいと片手操作は基本的に難しいですがソフトウェアの片手キーボード、フローティングキーボードを使うことで片手操作はできます。
また、エッジメニューを設定する使うことで片手でアプリの切り替えができて、設定しとくことで2画面表示機能もワンタッチで呼び出せるのでサクサクと快適に使えるので意外と操作性は良好となっています。
性能が高くて発熱にも強く動作が安定してる
Galaxy S23 UltraはSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを搭載し原神など重めのゲームも軽々と動かせます。
快適にゲームを楽しめるのは無印のGalaxy S23も同じですがGalaxy S23 Ultraは本体が大きくて排熱性能が高いのでS23よりも長時間プレイに適しています。
原神を10分ほどプレイしてみたところ…
Galaxy S23は40.2℃だったのに対してS23 Ultraは37.0℃に抑えられていました。筐体が大きいので放熱板も大きくて上手に熱を分散できるのでしょうね。
どちらも快適にゲームを楽しめるハイエンドスマホですが、長時間プレイはやはりGalaxy S23 Ultraは適役といったところです。ゲーム目的で買うならS23 Ultraはおすすめです。
顔 + 画面内指紋認証が快適に使える
Galaxy S23 Ultraは顔認証と画面内指紋認証に対応してるので幅広いシーンで使うことができます。
顔認証の簡易型なので精度はそんな良くはなく角度がイマイチだったり暗いところでは反応しません。その代わり、画面内指紋認証が超音波式で高速ですしスリープ状態でもしっかり認証してくれるのでとても快適に使うことができます。
2億画素の高精細撮影ができる
Galaxy S23 Ultraは通常の1200万画素だけでなく5000万画素、2億画素の高画素モードでの撮影にも対応しています。（S23は5000万画素まで）高画素モードにして撮影することでソフトウェアの加工が少なくなるのか自然な描画になります。
パッと見はわかりにくいのですが、1200万画素モードはソフトウェアの過処理により輪郭が強調された感じになってますが、高画素モードは輪郭が自然で細かい表現が可能となります。
データサイズは1200万画素が4MB、5000万画素が10MB、2億画素が40MBなので普段使いで使いやすいのは5000万画素モードですね。ソフトウェア処理の少ない自然な写真を気軽に撮影できるのも良いところですね。
光学10倍望遠の最短撮影距離が短く
ちなみに、Galaxy S23 Ultraの光学10倍望遠カメラは最短撮影距離が短くなってるのでS22 Ultraよりも寄って撮影が可能です。
同じところから花を撮影するとS22 Ultraは望遠3倍カメラのデジタルズーム10倍に自動的に切り替わってしまいます。
なので、S22 Ultraで同じ光学10倍望遠カメラで撮影しようと思ったらコレくらい離れないといけません。
この差は結構大きいんですよね。こちらの水に浮かぶ花も同じでGalaxy S23 Ultraは被写体に寄っても光学10倍望遠カメラでの撮影が可能です。
ただし、被写体によってはS22 Ultraでも光学3倍デジタルズームに自動切り替えしないこともあるので、カメラの自動切り替え判断の基準が少し変わった感じでしょうか。（S22 Ultraも今後基準が変わる可能性も？）
いずれにしても、Galaxy S23 Ultraの光学10倍望遠カメラは劇的に撮影しやすく改良されています。
どうしても光学10倍レンズとなると遠くのモノをズームして撮影するものって印象がありますが、最短撮影距離が短くなったことで撮影できるシチュエーションは増えた印象です。
望遠10倍カメラの解像感が向上した
Galaxy S23 UltraとS22 Ultraの望遠カメラのスペックは数値上は全く同じですが、S23 Ultraは画質が明らかに向上しています。
とくに夜間撮影においてその差を感じることができます。
レンズが改良されたのでしょうか。S23 Ultraは皮が剥けたのように解像感の高い写真に仕上がっています。S22 Ultraも十分キレイですが少しぼやっとした画質になってます。
また、車のライトなど光の表現が変わりました。
ペリスコープレンズ特有の四方に光が広がるのは同じですが、S22 Ultraよりも引き締まった光り方をするようになって撮影しやすくなりましたね。
1000万画素（1/3.5型）と小さいイメージセンサーとF4.9の暗めのレンズですが解像感が高くてノイズも少ないのはペリスコープレンズの品質が向上した表れなのかもしれません。
内蔵スピーカーの音質が向上した
Galaxy S23 Ultraは本体下と本体上の受話レシーバーによるステレオスピーカーを搭載しています。
従来モデルは低音が出ずに音質はイマイチでしたがGalaxy S23 Ultraは低音がしっかり鳴るようになって音質が改善しています。
無印のGalaxy S23と比べても低音が鳴っていて動画コンテンツも音楽も内蔵スピーカーで十分楽しめる音質に向上したと思います。
バンド縛りがないので全キャリアで使える
Galaxy S23 Ultraはついにバンド縛りがなくなってau版を買ってドコモのSIMカード、ソフトバンクのSIMカードを入れても使えないバンドがなく通信が安定するメリットがあります。
| Band | ドコモ版 | au版 | do回線 | au回線 | SB回線 | 楽天回線 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1（2.1GHz） | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | – |
| 3（1.7GHz） | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 8（900Hz） | ○ | ○ | – | – | ○ | – |
| 11（1.5GHz） | – | – | – | ○ | ○ | – |
| 18（800Hz） | ○ | ○ | – | ○ | – | △ |
| 19（800Hz） | ○ | ○ | ○ | – | – | – |
| 21（1.5GHz） | ○ | ○ | ○ | – | – | – |
| 26（800MHz） | ○ | ○ | – | ○ | – | △ |
| 28（700MHz） | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | – |
| 41（2.5GHz） | ○ | ○ | – | ○ | ○ | – |
| 42（3.5GHz） | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | – |
| n77（3.7GHz） | ○ | ○ | – | ○ | ○ | – |
| n78（3.7GHz） | ○ | ○ | ○ | ○ | – | – |
| n79（4.5GHz） | ○ | ○ | ○ | ○ | – | – |
| n257（28GHz） | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
また、国内モデルはミリ派にも対応しています。
香港、韓国、UAEモデルなどはミリ波非対応で端末右下にミリ波のアンテナが存在しないですが、国内モデルはミリ波のアンテナを搭載してるのが確認できます。
ミリ波が使えるところは一部のJRの駅や施設に限られますが高速データ通信ができるようになっています。
Sペンを内蔵しメモ書きができる
Galaxy S23 Ultraは本体の中にSペンを内蔵しており取り出すことで手書きでメモ、ノートを取ったり、お絵描きができます。
ノートの作成、ライブメッセージなど手書きで使えるアプリがあるので、小型タブレットっぽい感じで使えます。ただ、サイズが少し小さいのでノートを取るには適してないかもですね。
ちょっとしたメモを取るくらいなら十分使えると思います。また、ケースなしで使うと端末がグラついて書きにくいのでケースも合わせて購入することで手書きしてる時の安定感が向上します。
ちなみに、Sペンはボタンを搭載しています。
ボタンを押しながらジェスチャーすると遠隔で操作（エアアクション）が可能です。
ノートアプリだけでなく各アプリでエアアクションの設定が可能で、例えばカメラアプリならボタン長押しでカメラを起動できて、1回押すと写真、動画を撮影できます。
さらに、ボタン2回押しでカメラの切り替え、ジェスチャーでズーム機能も使えるので少し離れたところから自撮りも遠隔で操作できてしまうんですね。
よく使うアプリのエアアクションを覚えておけば便利に使えるのではないでしょうか。
DeXモードでパソコンとして使える
Galaxy S23 UltraはGalaxyのお馴染みの機能・DeXモードにもしっかり対応していて、USB-Cケーブルで外部モニターを接続することでDeXモードを起動できデスクトップ環境で作業ができます。（ワイヤレスでも可能）
DeXモードはワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスをBluetoothで接続すると操作できますし、Galaxy S23 Ultraをトラックパッドとしても操作可能でスマホと外部モニターがあれば作業できちゃう画期的な機能です。
随分前からDeXモードはありましたが以前よりも安定感は向上してるように感じますし、マウスのカーソルも自然に動かすことができます。ウィンドウサイズも1px単位で可変できるので扱いやすいですよ。
スマホでパソコンの作業が必要？ってなるかもしれませんがパソコンが持っていない人にとっては普通に使えると思いますしアリだと思うんですよね。アプリも豊富でExcel、Word、PowerPointも使えるので困ることはないです。
Galaxy S23 Ultra デメリット（悪いところ）
従来モデルからの進化は少なめ
Galaxy S23 Ultraは正直なところデメリットらしいデメリットはありません。めちゃくちゃ完成度は高いのです。たしかに、画面サイズが大きくて扱いにくいとかありますが小型タブレットとして使うなら小さいです。
筐体の形状もラウンドフォルムが少しフラットになってホールド感が向上し持ちやすくなりましたし、文句の付けようがないんですよね。
あえてデメリットを書くならカメラのデザインがゴツくなった…
くらいでしょうかね。ただ、Galaxy S23 Ultraのデザインの方が好きという方も多いと思いますし。SoCがSnapdragon 8 Gen 2になって性能が向上しつつカメラの画質、操作性も向上しとても使いやすいフラグシップスマホになりました。
顔認証がマスクに対応していない
ただし、これはデメリットかも。
最近のスマホの顔認証はマスクをしていても認証してくれるスマホが多いですが、Galaxy S23 Ultraはマスクをしてると顔を認識してくれません。
画面内指紋認証があるので対応してなくても指があれば問題なく快適に使えますが、マスクしながら顔認証できたらもっと便利になるのに少し勿体無いんですよね。
あと、角度が付いてると顔認証できないのも使いにくい部分ではあります。そのために、超快適な画面内指紋認証があるんでしょうね。指紋認証はストレスなく使えます。ノーストレスです。
端末価格は19〜25万円に
Galaxy S23 Ultraの端末価格は以下のとおりです。
- ドコモ（SC-52D）256GB：197,670円
- ドコモ（SC-52D）512GB：236,500円
- au（SCG20）256GB：197,650円
- au（SCG20）512GB：225,120円
- au（SCG20）1TB：253,440円
- 公式ストア（SIMフリー） 1TB：253,440円
256GBモデルが19〜20万円、512GBモデルが23〜24万円、1TBモデルが253,440円で、公式ストアでは1TBのSIMフリーモデルが253,440円で購入可能です。なかなかいいお値段しますが性能はとても良いでの最強の大型スマホが欲しいなら…！
Galaxy S23 Ultraレビュー・評価：まとめ
Galaxy S23 Ultraがおすすめな人は
Galaxy S23 Ultraをレビューしましたが最後にどんな人におすすめかまとめました。
- 完成度の高い大画面スマホが欲しい
- ゲームを長時間快適にプレイしたい
- 最強のカメラを手のひらサイズに
- Galaxy AIを使いたい人
- Sペンで軽くメモを取りたい
とにかく完成度の高い大画面なフラグシップスマホが欲しいならGalaxy S23 Ultraはおすすめです。画面が大きくてキレイなので動画コンテンツ、電子書籍、ゲームも快適にプレイ可能ですし、OSも安定しててバッテリーライフも良くてバランス取れてます。
カメラも全域で解像感の高い撮影もできるので画質にこだわる方にもおすすめの一台です。とくに光学10倍望遠カメラが圧巻の迫力の写真に仕上げることができるのは個人的には良ポイントです。
また、Sペンを内蔵してるのでメモなど手書きしたり遠隔操作したりして未来的に使いたいならGalaxy S23 Ultraは良い選択肢になるのではないでしょうか。
旧型のGalaxy S22 Ultraでも問題ない？
ただし、Galaxy S23 Ultraはめちゃくちゃ進化したわけでもないのでGalaxy S22を選んでも全く問題ありません。
- 少しでも費用を抑えたい
- 丸みのあるエッジパネルでも問題ない
少しでも費用を抑えたいならGalaxy S22 Ultraでも問題ないです。Snapdragon 8 Gen 1は十分高性能なSoCですし、光学10倍の望遠カメラも画質はS23 Ultraと比べると劣るものキレイです。
正直、完成度としてはS22 Ultraでも十分すぎるレベルです。
ただ、ディスプレイがS23 Ultraよりも丸みがあるので好みはあるかもしれませんね。個人的にはS22 Ultraのエッジパネルでも誤動作はしないので問題ないです。
→ Galaxy S22 Ultra レビューはこちら
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