ドコモ、au、楽天モバイルで買える価格の安いスマホはいくつかラインナップされていますが、SamsungのGalaxy A23 5Gもその一つです。
Galaxy A23は5.8インチの小型ディスプレイにSoCにDimensity 700、メモリ4GB、ストレージ64GBのエントリースマホで価格が32,800円と安いのが最高です。
価格控えめスマホですが必要な機能は全部入りでIP68防水防塵、おサイフケータイにも対応し普段使いのスマホとして使えるスペックを持っています。
この記事ではGalaxy A23のデザイン、サイズ、使い勝手、性能、カメラの画質をレビュー・評価しています。実際に使ってどうかメリット、デメリットを書いています。
Galaxy A23を検討してる方は参考にどうぞ!
- 片手で使えるコンパクトなスマホ
- サイドボタン式指紋認証に対応してる
- しっかり普通に使える動作速度を保持
- かんたんモードを搭載している
- シングルカメラの画質は普通にキレイ
- 高音質コーデックLDACに対応
- IP68防水防塵、おサイフケータイ対応
- 価格が32,800円〜と安く買えるスマホ
- 液晶ディスプレイで画面は少し暗め
- モノラルスピーカーを搭載(ステレオ非対応)
- ワイヤレス充電に対応していない
- 光沢ボディで端末が汚れやすい
従来型のGalaxy A22はドコモでしか取り扱いをしてなかったのが、Galaxy A23はau、UQ mobileと楽天モバイルでも購入可能で以前よりも買いやすくなりました。
しかも、価格が32,800円〜なので手にしやすいスマホで費用抑えながら全部入りスマホが欲しいならGalaxy A23は良い選択肢になるのではないでしょうか。
この記事の目次
Galaxy A23 5Gの特徴
- 5.8インチ(60Hz)液晶ディスプレイ
- SoC:Dimensity 700
- メモリ:4GB、ストレージ:64GB
- シングルカメラ:5000万画素・F/1.8
- 生体認証:顔 + サイドボタン式指紋認証
- スピーカー:モノラル(ステレオ非対応)
- 充電:USB-C、ワイヤレス(Qi)非対応
- 通信:Bluetooth 5.2、Wi-Fi 5、5G/4G
- バッテリー:3,900mAh、防水防塵:IP68
- NFC :Type A/B/Felica対応
- 発売日:2022年10月27日
Galaxy A23はGalaxy A22と基本スペックは変わってないですが生体認証が顔だけでなくサイドボタン式の指紋認証に対応し操作性が大きく向上しています。
指紋認証に対応しただけでもGalaxy A22からGalaxy A23に乗り換える価値があるほど扱いやすいスマートフォンに進化してるので、単純にA22から乗り換えしても満足できるほどです。
SoCはMediaTek Dimensity 700を採用し性能は低めですが、ブラウジング、SNS、動画視聴をするくらいなら十分使える性能があります。
カメラの画質も価格のわりに高精細で色鮮やかな写真を撮影可能で、画素数が1300万画素から5000万画素に高画素化してるので普通に撮影するなら十分となっています。
生活に必要な機能もしっかりサポートしていて、IP68防水防塵、おサイフケータイにも対応しGalaxy A23はメインスマホとしても十分使うことができます。
とりあえずスマホにお金をかけたくない、費用を抑えたいならGalaxy A23は良き選択肢になるはずです。
→ YouTubeで動画レビューもしています(シンスペース)
Galaxy A23 レビュー:外観
Galaxy A23は5.8インチの液晶ディスプレイを搭載した片手で操作できる小型スマホです。
画面上部に雫型インカメラを搭載したフルディスプレイスタイルを採用しています。ただし、液晶なので上下左右のベゼル幅は均一ではなく上下が少し太くなっています。
背面パネルは光沢のあるプラスチック素材を採用していて、全体的に丸みのあるラウンドフォルムなスタイルとなっています。
光沢のあるパネルなので指紋は付きやすく汚れやすいの少し気になるかもしれません。ただ、価格も安いスマホなのでスマホケースなしでサクッと使えるのGalaxy A23のメリットとなります。
本体カラーはブラック、レッド、ホワイトの3色あってレビューしてるのはレッドとなっています。
ホワイトなら指紋や汚れが目だないのでいいかもしれませんね。
Galaxy A23の操作ボタンは本体右側に集約していて、本体上から音量ボタン、指紋認証センサー内蔵のサイドボタン(スリープ)を搭載しています。
背面パネルの上部右側にカメラとLEDフラッシュを搭載しています。とてもシンプルなデザインです。
Galaxy A23は3.5mmオーディオジャックを本体上に搭載してるので有線イヤホンを接続して音楽を聴くこともできます。
イヤホンを接続することでアンテナ代わりになってFMラジオを聴くこともできるようになっています。
最近のスマホでラジオに対応してる端末は減ってきてるのでラジオを聴きたい方にとっては嬉しい仕様ではないでしょうか。
端末下にUSB-Cポート、内蔵スピーカー(モノラル)、マイクを搭載しています。
本体左側にカードスロットを搭載しています。
付属のピンを使ってカードスロットを開けることが可能でnanoSIMとmicroSDカード(最大1TB)を入れられるようになっています。
eSIMにも対応し物理SIMカード + eSIMのデュアル通信環境を構築も可能で、価格の安いエントリーモデルですが通信障害時対策ができるのは安心ですね。
なお、Galaxy A23は充電アダプタやケーブルは付属してないので充電環境がない場合は別で充電器とケーブルを準備する必要があります。
Galaxy A23 レビュー:性能
Galaxy A23のスペック
今回レビューしているGalaxy A23とA22のスペックを比較しました。
モデル | Galaxy A23 | Galaxy A22 |
---|---|---|
画面サイズ | 5.8インチ | |
パネル | 液晶ディスプレイ | |
リフレッシュレート | 60Hz | |
解像度 | 1,560×720(HD+) | |
SoC | Dimensity 700 | |
RAM | 4GB | |
ストレージ | 64GB | |
外部メモリ | microSカード(最大1TB) | |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(11a/b/g/n/ac) | |
Bluetooth | 5.2 | 5.0 |
モバイル通信 | 5G、4G LTE(eSIM対応) | |
Felica / NFC | Type A/B/F(おサイフケータイ対応) | |
広角カメラ | 5000万画素(1/2.76型)・F/1.8 | 1300万画素(1/3型)・F/1.9 |
超広角カメラ | – | |
望遠カメラ | – | |
インカメラ | 500万画素(1/5型)・F/2.0 | |
動画機能 | フルHD 30fps | |
生体認証 | 顔認証、画面内指紋認証 | 顔認証 |
防水防塵 | IPX8 / IP6X | |
ポート | USB-C | |
バッテリー容量 | 4,000mAh | |
充電 | USB-C PD2 | |
オーディオジャック | – | |
S-Pen | – | |
OS | Android 13 | Android 12 → 13 |
カラー | ブラック、レッド、ホワイト | |
サイズ | 150 × 71 × 9.0 mm | 150 × 71 × 8.9 mm |
重量 | 168g |
Galaxy A23の基本スペックはA22と同じでカメラの画素数が13MP →50MPになってサイドボタン式指紋認証に対応したのが大きな進化ポイントとなっています。
(ドコモ版:SC-56C、au版:SCG18)
5.8インチ液晶ディスプレイを搭載
Galaxy A23は5.8インチの液晶(1,560×720ピクセル)ディスプレイを搭載しています。
横幅71mmと片手でなんとか操作できるサイズ感となっておりSNSをしたり、メッセージの返信など一般使いにおいては使いやすい大きさです。
ベゼル幅が少しあるので画面サイズのわりに本体サイズが大きめですが両手でもしっかり使える大きさで丁度良いサイズ感です。
お子さん、シルバー世代の方にも使いやすい大きさのように感じます。
なお、Galaxy A23のリフレッシュレートは60Hzで120Hzには対応してません。
エントリー向けの価格の安いスマホなので仕方ないところですがは価格が安いわりに滑らかに動作してるので扱いやすい操作感を実現しています。
SoCは「Dimensity 700」を搭載
Galaxy A23のSoC(システムオンチップ)はMediaTek Dimensity 700を搭載し、メモリは4GB、ストレージが64GBとなっています。
Dimensity 700はGalaxy A22から引き続き同じSoCと進化してないですがSnapdragon 480 5Gとほぼ同じ性能を持ったチップでそれなりに快適に動作します。
Galaxy A23とXperia Ace IIIで性能を比較しました。
モデル | Dimensity 700 | Snapdragon 480 5G |
---|---|---|
CPU | Cortex-A76 ×2 Cortex-A55 ×6 |
Kryo 680 Cortex-A76 ×2 Cortex-A55 ×6 |
GPU | Mail-G57 MC2 | Adreno 619 |
Memory | LPDDR4X 2,133MHz |
LPDDR4X 2,133MHz |
Process | 7nm | 8nm |
ベースとなるCPUコアはどちらも同じとなっているので基本性能は同じとみていいですが、GPUのコアがそれぞれ異なるのでグラフィック性能に違いが出てきます。
Antutuでスコア計測をしました。
モデル | Galaxy A23 / A22 | Galaxy A22 |
---|---|---|
SoC | Dimensity 700 | Snapdragon 480 5G |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB | 64GB |
総合 | 284885 | 299016 |
CPU | 89305 | 99862 |
GPU | 53759 | 66079 |
MEM | 72983 | 60237 |
UX | 68838 | 72838 |
発熱 | 25.4° | 27.5° |
バッテリー | 5%消費 | 7%消費 |
Dimensity 700と性能はSnapdragon 480 5Gよりも少し劣ってますが発熱はしにくくAntutuのベンチも2°ほど抑えられていて電池減りはほぼ同じとなっています。
実際にGalaxy A23がどれくらいの操作感になってるのかChromeブラウザ、Twitterを動かしてみました。
この価格帯のスマホとしては十分快適に動かすことが可能でブラウザ、SNSも問題なく使えてSnapdragon 480 5Gのスマホと比較して遜色ないくらいの動作速度となっています。
もちろん、ゲームも普通にプレイ可能でPUBGモバイルも普通に楽しむことができます。
画質設定を「スムーズ」のフレーム「ウルトラ」にすることでそれなりに滑らかにプレイ可能です。
オーソドックスなゲームならDimensity 700を搭載しているGalaxy A23でも十分楽しめるようになっています。
原神はそもそも容量を大きく必要とするゲームなので64GBしかストレージ容量のないGalaxy A23では少し厳しいです。(microSDカードに他のデータを格納するなど工夫すればプレイはできるかもしれませんが..)
Galaxy A23の発熱について
Antutuを回した時の発熱を測定してみました。
Dimensity 700を搭載しているGalaxy A23は最高温度28.8°なのに対してSnapdragon 480 5GのXperia Ace IIIは30°と発熱はしにくくなっています。
実際にアプリを起動して使ってるとGalaxy A23の方が端末が熱くなりにくくなっています。
Galaxy A23の電池持ち
Galaxy A23のバッテリー容量は4,000mAhとA22と同じとなっていますが、実際にどれくらいの電池持ちなのか比較して見ました。
モデル | Galaxy A23 | Galaxy A22 | Xperia Ace III |
---|---|---|---|
容量 | 4,000mAh | 4,000mAh | 4,500mAh |
YouTube 60分 | 78 → 72% 6%消費 | 63 → 57% 6%消費 | 95 → 90% 6%消費 |
PUBG 30分 | 76 → 69% 7%消費 | 93 → 87% 6%消費 | 88 → 82% 6%消費 |
8時間待機 | 69 → 65% 4%消費 | 87 → 82% 5%消費 | 97 → 91% 6%消費 |
充電 | USB-C(PD2) | USB-C(PD3) |
電池持ちはほぼ同じですね。YouTubeの視聴も1時間で6%消費なので長い時間視聴しても電池の減りを抑えることができるので、2〜3日は充電しなくても普通に使えるバッテリーライフとなっています。
Galaxy A23 レビュー:カメラ
カメラのスペック
Galaxy A23は広角画角のカメラを一つだけ搭載してるたシンプルなカメラ構成となっており超広角、望遠カメラは搭載していません。
モデル | Galaxy A23 | Galaxy A22 |
---|---|---|
広角 | 5000万画素(1/2.76型)・F/1.8 | 1300万画素(1/3.0型)・F/1.9 |
超広角 | – | |
望遠 | – | |
イン | 500万画素・F/2.0 | |
動画 | フルHD 30fps |
シンプルなカメラ構成となっていますが、通常撮影だけでなく背景をぼかして撮影ができるポートレートモードなど様々なモードも搭載しています。
- 50MPモード、写真、動画、ポートレート、プロ、ナイト、食事、パノラマ、ハイパーラプス
5,000万画素の高画素センサーを活かして50MPの高画素モードでの撮影にも対応してるのはエントリーモデルではないですよね。
とはいえ、上位モデルと比べるとモードは少ないので必要最低限のことができる程度となっています。
広角カメラの画質
Galaxy A23のカメラでどんな写真撮影ができるのかレビューしていきます。
1/2.76型と小さめのセンサーを採用してることもあって被写体に寄った時のボケ感は控えめです。
ただ、5,000万画素の高画素センサーなので解像感は高く高精細な写真撮影が可能です。
価格の安いスマホだと色が濃いビビットカラーな被写体は色飛びすることありますが、Galaxy A23のカメラは色飛びせずにしっかり表現可能でオールラウンドで使えるカメラとなっています。
Galaxy A23とA22で背景のボケ感を比較してみました。
1/3型の米粒のようなセンサーと比べるとGalaxy A23は1/2.76型センサーなのでA22よりは表現力は高いようです。
公園を撮影してみました。
A22の方が色鮮やかでGalaxy A23は控えめな色味でより自然な写真に仕上げることができるようです。解像感はわずかに良くて風景写真を撮影するなら十分使えるカメラです。
デジタルズーム2倍での撮影です。
5,000万画素と1,300万画素ですが画質自体はそこまで大きな差はなさそうです。どちらも最大10倍のデジタルズームに対応しています。
さすがにデジタルズーム10倍だと画質が厳しい感じですが、デジタルズーム5倍くらいまでなら常用できる画角となっています。
夜間の暗いシーンにおいてもノイズが少なくこの価格帯のスマホとしては画質は良好です。
HDRもしっかり効かせて白トビ、黒潰れを抑えながら解像感の高い写真撮影ができます。普通の使用用途でこれくらいの写真が撮影できるなら一般の方は満足できるのではないでしょうか。
ただし、光量が少なくなるとノイズは出やすく解像感は少し落ちます。
Galaxy A23とA22で夜の街を撮影し比べました。
ぱっと見は同じような画質ですがGalaxy A23の方がくっきりと解像感の高い写真に仕上がります。これはデジタルズーム2倍で撮影した時も同様です。
本当に暗いところでの撮影です。
Galaxy A23の方がノイズが少なく解像感の高い写真に仕上がっています。
どちらもナイトモードを搭載しています。
A22もキレイに仕上がっていますがGalaxy A23の方がより解像感が高くノイズの少ない写真になっています。
ハム子さんを撮影しましたが毛並みがふわふわに表現できています。
低価格スマホにしてはかなり頑張ってますよね。デジタルズーム2倍にしてGalaxy A23とA22で撮影し比べてみました。
A22も十分キレイに撮影できていますが、Galaxy A23は高画素センサーということもあって毛並みの表現がより自然に仕上がっています。
フルHD 30fpsに対応
Galaxy A23のカメラは最大でフルHD30fpsの動画撮影に対応し60fpsは非対応となっています。
- フルHD30fps
- HD 30fps
動画撮影は少し弱めですね。ただ、電子手ぶれ補正は使えるので意外としっかりした動画を撮影できるので普段の生活でちょこっと動画を撮影するくらいなら十分使えるスペックとなっています。
Galaxy A23 メリット(良いところ)
5.8インチの片手で使える画面サイズ
Galaxy A23は5.8インチのディスプレイを搭載し本体サイズは(150 × 71 × 9.0 mm)とコンパクトで 168g と軽量な筐体となっています。
5.8インチと画面サイズが小さいわりにベゼルの幅がある影響か本体横幅は71mmと少し広めですが片手で文字入力ができるサイズ感におさまっています。
さらに、エッジパネルによってアプリを片手で簡単に切り替えて使えます。
最初から二つのアプリをエッジメニューに登録しておくことでワンタップで2画面表示機能を呼び出してマルチタスクで使うことも可能です。
「かんたんモード」を搭載している
Galaxy A23は「かんたんモード」を搭載していてホーム画面から簡単に切り替えが可能となっています。
ホーム画面のアイコンが大きくなるだけでなく文字も巨大になるのでとにかく文字が見やすくなります。
さらに、キーボードも高コントラストな色(黄色と黒の組み合わせ)になります。
これは見やすいですね。はっきりとキーボードの文字が見えるので、目が見えにくくなってきた方々も安心して使えそうです。
顔 + サイドボタン指紋認証が使いやすい
Galaxy A23は顔認証と指紋認証に対応したのが最大の進化ポイントでGalaxy A22はただのサイドボタンだったのがA23はボタンサイズが大きくなって指紋センサーを内蔵しました。
従来のA22は顔認証しか対応してなくて使い勝手がイマイチでしたが指紋認証が使えるようになったのは大きな進化でコレだけでもA22からA23に乗り換える価値あります。
指紋認証の精度と速度は物理センサーなので十分使えるレベルで指で快適に画面ロック解除が可能です。
顔認証はエントリー向けのスマホなので認証精度はそんな高くないものの、しっかり顔を正面に向けることでサクッとホーム画面に移動して使い出すことができます。
サイドボタン式指紋認証に対応したことで弱点が解消されましたね。とにかく、費用を抑えつつ普通に使えるスマホが欲しいならGalaxy A23は良き選択肢になるはずです。
高音質コーデックのLDAC対応
Galaxy A23はBluetoothによるワイヤレスイヤホンの接続も可能でローエンドスマホなのに、SBC、AAC、aptXだけでなく高音質コーデックのLDACに対応しています。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:×
- LDAC:○
LDACに対応してるのでハイエンドイヤホンのWF-1000XM4などを高音質で音楽視聴が可能です。ただし、aptX Adaptive(aptX HD)には対応してないのでMomentum TW3の本領発揮できないのが残念なところです。
必須機能は全部入りの使えるスマホ
Galaxy A23はスマホで必要な機能は一通り搭載してるのでメインスマホとしても使うことができるスペックを持っています。
- 顔 + 指紋認証に対応
- IP68防水防塵に対応
- Felica(おサイフケータイ)に対応
この3つは必須ですよね。
スマホだから当たり前…と思うかもですが価格の安いスマホでとくに中華メーカーになると防水に対応してなかったり、Felicaが使えないことがもありますがGalaxy A23は必須機能は全て持っています。
動作も普通に使うくらいなら十分使える速度ですしスマホにそこまでこだわりがない、電話する、メールする、SNSをちょっとするくらいならGalaxy A23でも問題ないです。
端末がお手頃価格で買える
Galaxy A23はドコモ、au、楽天モバイルで販売していおり3〜3.6万円で買うことができる格安スマホです。
- ドコモ(SC-56C):33,440円
- au(SCG18):36,960円
- UQmobile:36,960円 → 31,460円
- 楽天モバイル:32,800円
A22は22,000円の2万円スマホでしたが物価上昇の影響もあって3万円台になったのは残念ですが、それでも乗り換え前提ならUQ mobileで9,460円でGalaxy A23を買うこともできるのでとにかく安いです。
また、中古のイオシスなら11,000円ほどで手に入れることができるので費用を抑えることができます。
Galaxy A23 デメリット(悪いところ)
液晶ディスプレイなので画面は暗め
Galaxy A23のディスプレイは有機ELディスプレイではなく液晶ディスプレイを採用してるので、どうしても画面の明るさが少し暗いです。
同じく液晶のXperia Ace III、AQUOS wish2、arrows Weと比べると明るめですが、有機ELと比べると暗いので太陽下になると見にくい場面が出てくる可能性あります。
外での視認性を気にしなかったり屋内でしか使わないなら問題はないので十分なスペックなディスプレイといっていいでしょう。
スピーカーがステレオ非対応(モノラル)
この価格帯のスマホはほぼ全てがモノラルスピーカーを採用しステレオには非対応なのでGalaxy A23だけのデメリットではないですが内蔵スピーカーはモノラルとなっています。
Voicyなど音声コンテンツを視聴するなら問題ないですが映画やアニメ、YouTubeの動画コンテンツを楽しむには少し物足りない感じがあります。
ワイヤレス充電に対応していない
また、Galaxy A23はワイヤレス充電に非対応となっています。これもこの価格帯のスマホは軒並み対応していないので仕方ないところですね。
光沢ボディで端末が汚れやすい
Galaxy A23の筐体はプラスチック素材を採用しています。
それはいいとして光沢のある加工が施されているので指紋など汚れが少し目立ちやすいです。
しかも、A22はサイドフレームはマット調だったのにGalaxy A23は光沢フレームになったんですよね。
なぜ…。
なので、Galaxy A23は背面パネルだけでなくサイドフレームも指紋が付きやすい仕様となっています。
顔認証がマスクに対応していない
Galaxy A23は顔と指紋のデュアル生体認証に対応してるので普段使いにおいて困ることはないですが、顔認証がマスクに対応していないのは少し残念です。
これはGalaxyシリーズ全てに言えることですが最近のスマホの顔認証はマスク対応してるモデルが増えてるので指紋認証が使えるとはいえマスクしてても顔認証できるようにしてほしいです。
エントリー向けのスマホに要求することではないかな…?
Galaxy A23レビュー・評価:まとめ
Galaxy A23がおすすめな人は
Galaxy A23をレビューしましたが最後にどんな人におすすめかまとめましたが、とにかく費用を抑えつつ普段の生活に困ることないスペックのスマホが欲しいならGalaxy A23はおすすめとなります。
- とにかく費用を抑えて家計負担を減らしたい
- お風呂用のスマホとして使いたい
- スマホの性能に興味がない、そこそこ動けばOK
- Galaxy A22、A21から乗り換えしたい
- おじいちゃん、おばあちゃんのスマホに
新品3万円でIP68防水防塵でお風呂に入りながら使えてSuicaなど交通系カードも使えるスマホが買えますし、中古なら1万円なので安いですよね。
個人的にお風呂に入りながら使うスマホとして丁度いいんじゃないかなって思うくらいです。
もし、Galaxy A22、Galaxy A21を使ってて不満がある方もGalaxy A23に乗り換えることで見違えるほど使えるスマホになってることに驚くはずです。
とくにA21は動作がモッサリして使いにくかったのでGalaxy A23に乗り換える価値は十分あります。
また、おじいちゃん・おばあちゃんに使ってもらう用のスマホとしても「かんたんモード」を搭載しているGalaxy A23はいいかもです。
小学生くらいのお子さん用のスマホでもいいと思います。ゲームは普通に動きますし十分楽しめます。
もうワンランク上のモデルが欲しいなら
Galaxy A23、価格安くて普通に使えるので良いですが本体デザインが少しチープでいかにも安いスマホ感があるので、ワンランク上のモデルが欲しい…!ってなるかもです。
おすすめはGalaxy A53です。
端末価格はGalaxy A23よりも高くて画面サイズが大きいですが、120Hzリフレッシュレートに対応し動作もそこそこ快適でカメラの画質もハイエンドに迫る性能を持っています。
- より快適なスマホ体験をしたい
- 大画面で鮮やかな画質で動画視聴したい
- カメラの画質にこだわりたい
同じくミドルレンジモデルにGalaxy M23がありますがFelica(おサイフケータイ)非対応だったり全部入りでないのが残念なところなんですよね。
Galaxy A53はおサイフケータイにもしっかり対応していますしGalaxy A23と同じくほぼ全部入りのスマホなので、A23じゃ物足りないけど全部入りのスマホが欲しい方にピッタリです。
→ Galaxy A53を詳しく見る
→ Galaxy S23を詳しく見る
→ Galaxy S23 Ultraを詳しく見る
→ Galaxyの比較・おすすめはこちら
→ ドコモ おすすめスマホはこちら
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