AppleのiPad mini 6は8.4インチのディスプレイを搭載した小型タブレットの決定版かもしれません..!
iPadなのに小さく軽くてどこにでも持ち出したくなるサイズ感です。
片手で持ちながら電子書籍を読んだり、動画視聴したり、ゲームを楽しんだり、Apple Pencilでメモを取ったりとあらゆるシーンでiPad mimi 6を使える便利なiPadなんですよね。
iPad mini 6を実際に使って思ったのは買うならセルラーモデルですね。どこでも通信できるので取り出して設定することなくサッと使えるのでめちゃくちゃ便利です。
ということで、iPad mini(第6世代)のデザイン・サイズ・スペック・使い勝手をレビューしました。実際に使ってどうなのかメリット・デメリットを評価したので検討してる方は参考にどうぞ。
- 片手で使える小型サイズタブレット
- A15 Bionicで高性能で快適に使える
- トップボタンTouch IDで指紋でロック解除できる
- ステレオスピーカーの音質が良い
- Apple Pencil 2に対応している
- セルラーモデルは5Gに対応
- USB-C対応で外付けSSDが使える
- 縦表示でゼリースクロールがある
- Face ID(顔認証)に対応していない
- 3.5mmオーディオジャックを搭載してない
- 端末価格が高くなった
iPad mini(第6世代)はApple Storeの新品だけでなく整備済製品で少し安く手に入れることも可能でAmazonや中古のイオシスでも安く手に入れることもできます。
この記事の目次
iPad mini 6の特徴
- 画面:8.3インチ 液晶(Liquid Retinaディスプレイ)
- 解像度:2,266 × 1,488ピクセル(326ppi)
- リフレッシュレート:60Hz
- SoC:A15 Bionic(6CPU・5GPU)
- メモリ:4GB LPDDR4X、ストレージ:64 / 256GB
- 生体認証:トップボタン式Touch ID(指紋)
- 広角カメラ:12MP・ƒ/1.8
- フロントカメラ:12MP・ƒ/2.4
- 防水防塵:非対応、スピーカー:ステレオ(横向き)
- 通信:Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、セルラーモデル:eSIMのみ(5G NR、4G LTE)
- ポート:USB-C(USB 3.2 Gen 1 / 5Gbps)
- バッテリー:19.3Wh
- サイズ:134.8 × 195.4 × 6.3 mm、重量:293 g
- OS:iPadOS 16 → 18
- 端末価格:Wi-Fi:84,800円〜、セルラー:110,800円〜
- 発売日:2021年9月14日(金)
iPad mini(第6世代)はホームボタンを廃止し8.3インチのフルディスプレイを搭載した新世代モデルで、iPad Air(第5世代)やiPad(第10世代)と同じスタイルです。
フルラミネーションディスプレイなのでiPad(第10世代)よりも高品質なパネルで視認性が良いのもiPad mini 6の良きポイントとなります。
生体認証にはトップボタン式のTouch ID(指紋認証)を採用しマスクをしていても画面ロック解除できるので外に持ち出してもアクティブに使えるのが良いですね。
また、性能も大きくアップしていてiPhone 13 Proと同じA15 Bionicを搭載し原神などのパワーが必要なゲームも軽々と動かすことができます。
8.3インチとちょうど良いサイズなのでゲームもプレイしやすいですし、動画を見るにしても、電子書籍を見るにしてもちょうど最高に使いやすい大きさです。
周辺機器はiPad Pro 11インチ・12.9インチと同じApple Pencil(第2世代)に対応し端末側面に装着できるのでカバンの中でペンシルが行方不明…なんてことはありません。
ただし、価格が円安の影響で64GBが59,800円から78,800円と高くなりましたが、それでもコンパクトな唯一無二の端末なのでiPhone 13 miniとの組み合わせがおすすめです。
(2024年現在は84,800円に値上げされています。)
では、iPad mini 6をレビューしていきます。
iPad mini 6 レビュー:外観
筐体は従来のモデルと同じアルミニウム素材を採用しています。
iPad mini(第6世代)はデザインを刷新し丸みのあるスタイルからエッジサイドの角張ったスタイルになってサイズは(195.4 × 134.8 × 6.3mm)とコンパクトボディになりました。
iPad mini(第6世代)がフラットデザインになったことで手でしっかりホールドできるようになって、iPad mini(第5世代)よりも片手持ちのホールド感が向上しています。
筐体の右側に音Apple Pencilをペアリングと充電するためのパッドを内蔵しています。
音量ボタンはApple Pencilの充電パッドが搭載された影響から筐体の上側に移設されています。
この音量ボタンの凄いことろは端末を持った方向によって「音量上」と「音量下」の配置が変わるところです。
キャンバスモード、フォトスタンドモードで使うと音量ボタンの配置が反対になるのが、iPad mini(第6世代)なら方向に合わせて常に下側のボタンが音量を下げるボタンに、上側のボタンが音量を上げるボタンに変わります。
筐体の下側にUSB-Cタイプの充電ポートを搭載しています。
従来モデルはLightningポートでしたが、iPad mini(第6世代)はUSB-Cポートを搭載し充電しやすくなって外付けSSDなど周辺機器も使いやすくなります。
iPad mini(第6世代)はカラーラインナップが豊富となり、スペースグレイ、ピンク、パープル、スターライトの4色から選べます。
iPad mini 6 | iPad Air 3 | |
本体カラー | スペースグレイ、ピンク、パープル、スターライト | シルバー、スペースグレイ、ゴールド |
今回この記事でレビューしたのはスターライトで従来モデルのシルバーの代わりとなっています。
iPad mini(第6世代)のパッケージデザインは白を基調としたものとなっていて、ベゼルレスになった画面を全面に押し出すデザインになっております。
iPad mini(第6世代)はUSB-C 20W充電器、USB-C to Cケーブル、Designed by Apple in California」のケース(説明書・Appleのロゴシール)が同梱しています。
iPhoneは充電器が付属しない仕様になりましたが、iPad mini 6はきちんとApple 20W USB-C充電器が付属しているので助かりますよね。
買ってすぐに使うことができるので安心です。
iPad mini 6 レビュー:性能
SoCはA15 Bionicで高性能に
iPad mini(第6世代)はA15 Bionicプロセッサを搭載しています。
A15 BionicはiPhone 12シリーズにも採用されている高性能チップで5nmプロセスルールで製造された150億個のトランジスタで構成されています。
モデル | iPad mini 6 | iPad mini 5 |
---|---|---|
チップ | A15 Bionic | A12 Bionic |
CPUコア | 高性能コア2 + 高効率コア4 | |
GPUコア | Apple GPU 5コア | Apple GPU 4コア |
プロセスルール | 5nm | 7nm |
トランジスタ数 | 150億個 | 69億個 |
メインメモリ | 4GB | 3GB |
Neural engine | 第5世代(毎秒15.8兆回) | 第2世代(毎秒5兆回) |
A15 Bionicはトランジスタの数がA12 Bionicの69億個から150億個と約2.5倍と大幅に性能が向上、なのに省電力なチップになってるというから驚きです。
また、iPad mini(第6世代)に採用されているA15 BionicはiPhone 13のGPUのコア数が4つのバージョンではなく、iPhone 13 Proと同じGPUのコア数が5つのバージョンを採用しています。
Geekbench 5で性能を比較してみました。
iPad mini 6 | iPad mini 5 | |
チップ | A15 Bionic | A12 Bionic |
シングルコア | 1591 | 1108 |
マルチコア | 4535 | 2606 |
GPU(OpenCL) | 13808 | 5631 |
コア数は同じプロセッサですが、A15 BionicはCPUは1.4倍、GPUは2.5倍ほど性能が向上しています。
A12 → A15 Bionicで3世代分の性能アップはやはり凄いですね。スコアはiPad mini(第5世代)からiPad mini(第6世代)になることで大きく性能が向上します。
Antutuでの計測してみました。
iPad mini 6 | iPad mini 5 | |
チップ | A15 Bionic | A12 Bionic |
メインメモリ | 4GB | 3GB |
トータル | 772348 | 514448 |
CPU | 211125 | 125915 |
GPU | 332043 | 199437 |
MEM | 100703 | 79180 |
UX | 128477 | 109916 |
iPad mini(第6世代)はiPad mini(第5世代)と比較してトータルの性能で1.5倍ほど性能が向上。このスコアはA14 BionicのiPad Air(第4世代)と比べても10%ほど性能が高いので小さいのに強い。
まさにそんな小型タブレットとなっています。
iPad mini(第6世代)はどれくらい快適に動作しているのか動画で撮影してみました。
ホーム画面のスクロール、ブラウジング、Twitterといったよく使うアプリの動作はこのように全体的に軽くストレスを感じることはありません。
Split Viewで2画面表示にしたり、Slide Overで3つのアプリを同時に使っても軽々と動作可能です。
A15 Bionicを搭載しているiPad mini(第6世代)は原神も十分快適に動かすことができます。
画質設定「最高」のフレームレート「60」で動かしてみても滑らかに動作していますし、8.3インチとスマホより大きい画面で楽しめるのはiPad mini 6ならではです。
iPhoneよりも大きな画面で快適にプレイできるのでゲームマシーンとしてもiPad mini(第6世代)は優秀な端末といっても過言ではないでしょう。
バッテリーの持ちはほぼ同じ
iPad mini(第6世代)のバッテリー容量は19.3Whと従来モデルよりも少しだけ多くなりましたが、バッテリー駆動時間はほぼ同じとなっています。
モデル | iPad mini(第6世代) | iPad mini(第5世代) |
---|---|---|
バッテリー容量 | 19.3Wh | 19.1Wh |
インターネット、ビデオ再生(Wi-Fi) | 10時間 | |
インターネット(モバイル) | 9時間 | |
YouTube 60分 | 69 → 59% 10%消費 | 76 → 66% 10%消費 |
Antutuベンチ1回目 | 49 → 44% 5%消費 | 51 → 45% 6%消費 |
Antutuベンチ2回目 | 44 → 39% 5%消費 | 45 → 40% 5%消費 |
YouTubeの閲覧など普段使いのアプリのおける電池の減りはほぼ同じで普段使いにおけるバッテリ駆動時間はiPad mini(第6世代)、iPad mini(第5世代)ともに違いはないです。
ただ、AntutuのゲームなどベンチマークアプリはiPad mini(第6世代)の方が電池持ちが僅かにいいので負荷のかかるシーンにおいては優位かもしれません。
iPad mini(第6世代)はUSB-Cポートに対応し急速充電にも対応し電池がなくなりそうになってもサッと素早く充電できます。
モデル | iPad mini 6 | iPad mini 5 |
---|---|---|
充電ポート | USB-C | Lightning |
通信速度 | USB 3.1 Gen 1(5Gbps) | USB 2.0(480Mbps) |
電源アダプタ | USB-C 20W | USB-C 20W |
外付けストレージ | ケーブル1本で接続可能 | Lightning – USB 3カメラアダプタで接続(相性問題あり) |
通信速度が5Gbpsに向上してるのも何げに嬉しい進化かもしれません。外付けSSDからデータを読み込む時も短い時間で移動が可能となります。
実際にどれくらいの充電速度になっているのか計測してみました。
iPad mini(第6世代) | iPad mini(第5世代) | |
充電出力 | 20W | 20W |
0分 | 39% | 40% |
30分 | 72%(33%増) | 73%(33%増) |
60分 | 94%(22%増) | 94%(21%増) |
充電速度はどちらも同じで付属のApple 20W USB-C充電器を使って充電してみたところ30分で33%充電できました。USB-Cになったからといって充電速度は高速化していないようです。
iPad mini 6 レビュー:カメラ
iPad mini(第6世代)のリアカメラは1200万画素のイメージセンサーを採用したシングルカメラ仕様で、新たにLEDフラッシュを内蔵しています。
iPadでLEDフラッシュを搭載しているのはiPad ProのみだったのでiPad miniに新しい風が舞い込んできました。
iPad mini 6 | iPad mini 5 | |
リアカメラ | 1200万画素・F/1.8 | 800万画素・F/2.4 |
インカメラ | 超広角・1200万画素・F/2.4 | 700万画素・F/2.2 |
仕様 | スマートHDR3、Focus Pixels、4K(24fps、30fpsまたは60fps)、1080pスローモーション(240fps) | 自動HDR、オートフォーカス、1080p(30fps)、720pスローモーション(120fps) |
イメージセンサーが800万画素から1200万画素にスペックアップ、白トビを抑えて自然な写真に仕上げてくれるスマートHDR3に対応、動画撮影も4K60fpsに対応しています。
iPad mini(第6世代)のリアカメラでどれほどの画質で写真を撮影できるのか比較してみました。
イメージセンサーが800万画素から1200万画素になったことでiPad mini(第6世代)の方がより高精細な写真撮影ができるようになったようです。
iPhoneのカメラと比べるとノイズが多いですが、感覚としてはiPhone SE(第2世代)くらいのが画質の写真が撮れるようになった印象があります。
かなり暗いところでもiPad mini(第5世代)はほとんど撮影できなかったのに対してiPad mini(第6世代)はしっかりと撮影ができるようになっています。
夜間撮影でこれだけしっかり撮影できるようになったので、昼間の撮影はほぼ問題ないレベルで撮影できます。
スマートHDR3に対応しているので白トビを抑えながら明暗差のあるシチュエーションでもキレイな写真に仕上げてくれます。
iPad mini(第6世代)は片手サイズに持ち出せる小型タブレットでiPad Air(第5世代)など画面の大きいモデルと比べてカメラを使う機会は多くなります。
画質が少しでもアップは喜ばしいところですね。LEDフラッシュにも対応しスマホみたいにライトの代わりとしても使えるので家でもiPhoneではなくiPad mini(第6世代)をメインで使ってもいいじゃないかと思うほどです。
(夜、電気を消した時にいつもiPhoneのライトを付けて寝室まで行くので…)
iPad mini(第6世代)はインカメラは超広角カメラに対応してセンターフレームに対応しました。
フレームの中心から外れないようにカメラが自動でパンを調整しながらFaceTimeでビデオ通話をしたり、自撮りで動画を撮影できるようになりました。
最近はオンラインで色んなことをすることが多いので、何気に便利な機能ですよね。
iPad mini 6:メリット
片手で使える小型サイズのタブレット
iPad mini(第6世代)はホームボタンを廃止してベゼルの幅を上下左右均一に整えたベゼルレスフルディスプレイを搭載したモデルとなりました。
8.3インチの画面を片手サイズに収めることができる最高なサイズ感です。
従来型のiPad mini(第5世代)も片手で持てるサイズでしたが、ホームボタンが廃止されて上下左右均一化されたベゼルになってデザイン性が大きく向上し、めちゃくちゃ可愛い雰囲気の端末になりましたよね。
持ってるだけで所有欲を満たしてくれる、そんな小型タブレットになったように感じます。とにかく、可愛いし愛くるしいiPad miniへと進化しています。
iPad mini(第6世代)は画面サイズが7.9インチから8.3インチに大きくなっていますが、横幅が小さくなって高さが長くなっています。
iPad mini 6 | iPad mini 5 | |
サイズ | 8.3インチ | 7.9インチ |
解像度 | 2,266 × 1,488 ピクセル |
2,048 × 1,536ピクセル |
画素密度 | 326ppi | |
最大輝度 | 500ニト(標準) | |
駆動 | リフレッシュレート60Hz | |
パネル | Liquid Retinaディスプレイ(液晶)、フルラミネーションディスプレイ、広色域(P3)、True Toneテクノロジー |
縦持ちした時に縦の表示領域が増えたことでブラウザ、SNSなどで一度に表示できる情報量が増えて、横持ちした時も左右の幅が広がって2画面表示で同時にアプリを使いやすく改善しています。
もちろん、iPad mini(第6世代)はフルラミネーションディスプレイを採用し、光の反射が少ない見やすい画面となっています。
画面の明るさ(輝度)は500ニトなので外で使うとiPhone 14 Proと比べる値少し画面が暗いですが使用上はとくに問題はなくセルラーモデルで外で使うこともありますが普通に使えてます。
トップボタンTouch ID(指紋)を搭載
iPad mini(第6世代)の生体認証システムは指紋認証のトップボタン式のTouch IDを採用してるのでマスクをしながらでも素早く画面ロック解除が可能です。
iPad mini(第6世代)のTouch IDの認識の流れとしては画面が表示されている状態、画面が消えている状態では少しだけ異なります。
- 画面が消えてる → 指をセンサーに当てながら押す
- 画面が表示 → 指をセンサーに当てる or 当てながら押す
画面消灯状態ではボタンを押して画面を表示させて1秒指を動かさずにセンサーを押してる必要がありますが、画面が表示している状態ではボタンを押す必要はなく登録した指を1秒ほど密着させて認証し画面ロック解除できます。
横向きステレオスピーカーで音質が向上
iPad mini(第6世代)は本体を横で持った状態で見て左右にスピーカーを搭載し横画面でステレオサウンドを楽しめるようになりました。
iPad Proと同じようにスピーカーの穴が4か所あるので4スピーカーなのでは?と思ってしまいますが、iPad mini(第6世代)は2スピーカーシステムとなって縦持ちした時は上と下からステレオサウンドが鳴ってしまいます。
おそらく、内部でスピーカーダクトが繋がっていて左右各1つずつのスピーカーから音が鳴る仕組みでしょう。
動画視聴は基本的に横持ちですし音楽も横にiPad mini(第6世代)を置くことで迫力のステレオサウンドを楽しめて、音質も向上し全域でクリアなサウンドで聴きやすい音質で、映画や音楽などを端末だけで再生しても楽しめると思います。
外付けSSDも接続できる
iPad mini(第6世代)はUSB-Cポートに対応したことで外付けSSDなどをケーブル1本で接続読み取りできるようになりました。
LightningポートのiPad mini(第5世代)もアダプタを使うことでSDカードやSSDにアクセスできましたが、SSDに関しては一部のメーカーしか対応してないなど問題がありました。
そんな中で、iPad mini(第6世代)なら、Samsung T5、SanDisk Extreme SSD、BUFFALO SSD PGMU3、NVMe SSDといったSSDを問題なく認識して使えます。
動画編集をiPadでするとストレージの空き容量がすぐに足りなくなってしまうので、このような外付けストレージを接続できるのは便利です。
セルラーモデルは5G通信に対応
iPad mini 6はWi-Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax)に対応し最大1.2Gbpsの高速通信ができます。
モデル | iPad mini 6 | iPad mini 5 |
---|---|---|
Wi-Fi | Wi-Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax) 最大1.2Gbps |
Wi-Fi 5(802.11a/b/g/n/ac) 最大866Mbps |
セルラーモデル | 5G(Sub-6) ギガビット級LTE(32バンド) |
ギガビット級LTE(28バンド) |
Bluetooth | 5.0 |
Wi-Fi 6に対応しているルーターを使うことでiPad mini 6はよりも速い通信で大容量のゲームアプリなど素早くダウンロードできます。
また、セルラーモデルを選ぶことによって外でも5G通信にも対応しており、試しにdocomo 5GのSIMカードを入れてデータ通信をしてみました。
データ通信速度が下り Mbps、上り Mbpsと5Gのエリアであればそれなりの速度で使えます。
iPhoneを使ってテザリング通信するのもいいですがiPad mini(第6世代)は機動力が高いのでセルラーモデルを選ぶこと世界が広がることになりそうです。
Apple Pencil(第2世代)でメモが取れる
iPad mini(第6世代)はApple Pencil(第2世代)に対応しました。手書きで文字を書いたり、お絵かきをしたりして楽しむことができます。
クイックメモを使うことでApple Pencilを画面にタップするだけでメモ帳が起動してメモ書きできるので、とにかく素早くサッとメモを取ることができます。
何よりもiPad mini(第6世代)はApple Pecnilを本体に装着できるので使いたい時にすぐに使い出すことができるのがいいですよね。
従来モデルだとApple PencilはiPad miniに装着できずカバンの中で行方不明になりますがiPad mini(第6世代)とApple Pencil(第2世代)の組み合わせなら安心ですね。
また、手書き文字をテキストデータに変換できるスクリブルも使うことができます。
日本語に対応したのでApple PencilでiPadを使っているときにサッと文字を手書きして検索できるのできます。
なお、iPad mini(第5世代)のApple Pencil(第1世代)は使えないのでiPad mini(第6世代)に乗り換えするならApple Pencil(第2世代)も合わせて購入が必要です。
Smart Folioで立てかけて使える
iPad mini(第6世代)は保護カバー兼スタンドとして使えるSmart Folioを装着できます。
磁力でくっ付くタイプのカバーなので画面を守るだけでなく背面側もしっかり傷から守ってくれるのがiPad mini(第6世代)のSmart Folioのいいところでもあります。
もちろん、スタンドとして使うことができます。
このような状態で動画視聴するのもいいですし、オンライン会議の端末としていいですね。MacのMagic Keyboardを接続することでブログの執筆などのテキスト入力もできるので使い方の幅は広くなりますね。
iPad mini 6:デメリット
縦持ち時にゼリースクロールがある
横持ちの時は問題ないですが、iPad mini 6は縦持ちしたときに画面のスクロールが歪むゼリースクロール現象が見られます。
実際に動画にしてみました。
文字のラインがスクロールした時に歪んでるのが分かるでしょうか。フレームレートも60Hzあるのか怪しいくらいスクロールが滑らかでないのも気になります。
度重なるアップデートで改善されてないので、iPad mini 6の特性かもです。iPad mini 6は縦持ちで使うことが多いのでTwitterなどスクロールすることが多いアプリだと気になるかもしれません。
Face ID(顔認証)に対応していない
Touch IDなのでマスクをしながらでも普通に使えるので外ではとても使いやすいが、家Padとして使う場合はいちいち指紋認証するのが少し面倒だなと感じる場面もあります。
やはりシチュエーションによってFace IDも欲しいのでデュアル生体認証に対応してくれるともっと便利に使いやすくなるのになーとは思います。
(ただ、コスト的にも現実的ではないかもしれませんね。)
3.5mmオーディオジャックを搭載してない
iPad mini 6は筐体が新しくなったことで3.5mmオーディオジャックが非搭載となって有線イヤホンを使う場合は変換アダプタが必要となります。
基本的にiPad mini 6でイヤホンを使う場合はBluetoothによるワイヤレス接続で使うことになります。AirPods(第3世代)、AirPods Pro(第2世代)があるのでそちらを選びましょう。
端末価格が少し高め
iPad mini(第6世代)の端末価格は円安の影響もあって少し高くなりました。
モデル | iPad mini 6 | iPad mini 5 | ||
---|---|---|---|---|
通信 | Wi-Fi | セルラー | Wi-Fi | セルラー |
64GB | 59,800円 → 78,800円 → 84,800円 | 77,800円 → 102,800円 →110,800円 | 50,380円 | 69,080円 |
256GB | 77,800円 → 102,800円 → 110,800円 | 95,800円 → 126,800円 → 136,800円 | 69,080円 | 85,580円 |
これだけブラッシュアップされたのでこの値上げは仕方ないところですが、円安はやっぱ痛いですね。どんどん高くなっていく小型タブレット…。
ただし、現在はiPad mini 6の整備済製品が販売されてるので少しでも費用を抑えたいならiPad整備済製品で買うこともできます。
iPad mini 6 レビュー・評価:まとめ
iPad mini 6のレビューをしてきました。どんな方におすすめなのかまとめていきます。
iPad mini 6がおすすめな人は
iPad mini 6は片手で持って使えるタブレット端末で小さめのカバンに入れて持ち歩けるのでコンパクトに扱いたい方におすすめとなっています。
- コンパクトなiPadが欲しい
- 外でマスクしてiPadを使うことが多い
- Apple Pencilでメモ、ノートを取りたい
- 電子書籍を読むことが多い
- ゲームを快適にプレイしたい
トップボタン式Touch IDを搭載しマスクしながらも使えますし外で持ち出すiPadとして最適ですし、Apple Pencil(第2世代)でサクッとメモを取ることもできます。
電子書籍も読みやすくiPhone 14、iPhone 14 Plusで採用してるA15 Bionicを搭載しゲームも快適にプレイ可能でiPhoneよりも大きな画面でゲームを楽しめます。
10.9インチのiPad(第10世代)よりもコンパクトで色んなシーンで使えますし、iMac 24インチ、Studio Displayの画面の下に置いて動画を垂れ流すのにも使えます。
小型モデルのiPhone 13 miniとミニミニで組み合わせるのがいいかもおすすめです。5.4インチで物足りないシーンで8.4インチのiPad miniがあれば使い方の幅を広げられます。
この大きさなので旅先のガイドタブレットとしても重宝します。セルラーモデルにしてSIMカードを入れておくことで、どこでも地図アプリを起動して検索して情報収集しながら移動ができます。
iPhoneでも可能ですが画面サイズが8.4インチと大きいiPad mini 6の方が調べやすいですしiPhoneとiPadで分散させることでバッテリー切れを防ぐこともできます。
意外と併用して使うのが合ってるような気がします。
iPad mini 5を選んでもいい?
少しでも費用を抑えたいなら旧型のiPad mini 5を選んでもいいかもしれません。
- 費用を抑えたい
- ホームボタンを使いたい
- 性能はあまり気にしない
A12 Bionicを搭載してるのでiPad mini 6と比べると動作は遅めとなりますが、それでも現役で使える性能は持ってますし最新のiPadOS 18にも対応してます。
長く使うならiPad mini 6の方がいいですが、2〜3年くらいの使用を想定するなら世代の古いiPad mini 5はまだ選択肢としてはアリで、AppleのiPad整備済製品でも販売されていて50,780円で買うことができます。
→ iPad mini(第5世代)を詳しくみる
→ 全iPadの比較、iPad Pro 11・12.9インチの比較はこちら
→ iPadのセルラーモデルについてはこちら
→ iPad 整備済製品について
iPad mini5が発売されたのは2019年3月のはずですが