AppleのタブレットのiPadには色んなモデルがありますが、スタンダードのiPad Air(第5世代)、価格の安いエントリーモデル・無印版のiPad(第10世代)とiPad(第9世代)があります。
基本的に「出来ることは同じ」ですが「iPad と iPad Air は何が違うの?」ってなりますがスペック、使いやすさは「無印」よりも「Air」が上です。
M1チップを搭載しているiPad Air(第5世代)ならステージマネージャ + 外部モニター拡張機能で差別化されています。
それを踏まえてiPad AirとiPadのどっちがいいのか?
- 費用をとにかく抑えたい → iPad 9
- タブレットとして → iPad Air 5、iPad 10、iPad 9
- 資料作成、ブログ更新 → iPad Air 5、iPad 10
- メモ、ノートを軽く取る →iPad 10、iPad 9
- ノートを快適に取る → iPad Air 5
- イラストを快適に描く → iPad Air 5
- マルチタスク作業 → iPad Air 5、iPad 10
- 動画編集やデザイン制作をする → iPad Air 5
- 外部モニターに接続する → iPad Air 5
費用を抑えながらタブレットとして使うならならiPad(第9世代)で十分でそこそこ使えるスペックと性能でノート取りながら勉強もできます。
資料作成やブログなどの作業なら画面サイズが10.9インチと大きいiPad(第10世代)。イラスト描いたり、動画編集、外部モニターに接続して使うならiPad Air(第5世代)がいいでしょう。
外部モニターに接続して使うことがないなら、iPad Air(第4世代)整備済製品でiPad(第10世代)と同価格で手に入れられるのでコスパは最強といっていいでしょう。
この記事の目次
iPad Air(第5世代)・iPad(第10・9世代)比較
大きな違いを比較
iPad(第9世代)が最後のホームボタンありモデルで、iPad(第10世代)、iPad Air(第5世代)はホームボタンのないフルディスプレイモデルとなっています。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) |
---|---|---|---|
サイズ | 10.9インチ | 10.2インチ | |
ディスプレイ | 色鮮やかで見やすい | 普通 | |
生体認証 | 指紋認証:トップボタン | 指紋認証:ホームボタン | |
処理性能 | M1:快適 ステージマネジャー対応 |
A14:快適に動作する | A13:それなりに動作する |
カメラ | 12MP・F/1.8 動画:4K 60fps |
8MP・F/2.4 動画:フルHD 30fps |
|
通信性能 | Wi-Fi 6 5Gに対応 |
Wi-Fi 5 | |
オーディオ | 2スピーカー (横向き) |
2スピーカー | |
ポート | USB-C | Lightning | |
Apple Pencil | 第2世代 | 第1世代 | |
電源 | 20W USB-C | 12W USB-A | |
価格 | 92,800円〜 | 68,800円〜 | 49,800円〜 |
iPad Air(第5世代)はMac miniやiMac 24インチのM1チップを採用し処理性能はMacと同等レベルってのが凄いところ。
iPad(第10世代)のA14 BionicはiPad Air(第4世代)と同じチップで、iPad(第9世代)のA13 BionicはiPhone 11やiPhone SE(第2世代)のと同じチップとなっています。
なお、iPadOS 16の新機能のステージマネジャー、外部モニター拡張機能はiPad Air(第5世代)のみ対応でiPad AirとiPadの差別化はしっかりされています。
いずれのモデルもiPad Pro 11インチ・12.9インチのProMotionテクノロジー(120Hz)に非対応で60Hzのリフレッシュレートですが、iPad Air(第5世代)はで光の反射を抑えた高品質なパネルを採用しています。
また、Apple PencilもiPad Air(第5世代)は筐体にくっ付けてワイヤレス充電できるApple Pencil(第2世代)に対応しワンランク上の書き心地を実現しています。
iPad(第10世代)もフルディスプレイモデルですが、フルラミネーションは非対応であくまで廉価なディスプレイを採用しています。
見た目はiPad Airと同じで10.9インチの大画面ディスプレイを搭載し24,000円安く買えるのが大きなメリットとなります。本体カラーもポップで可愛らしいのも良いですよね。
ただし、Apple Pencilは(第2世代)ではなくApple Pencil(第1世代)に対応しペアリングと充電はApple Pencilアダプタが必要で、iPad(第8世代)から乗り換えならアダプタを買えば使えるのは嬉しいけど..?
とにかく安くiPadが欲しいならホームボタンのあるiPad(第9世代)となって、iPad(第10世代)よりも19,000円も安く買えるので、費用を抑えたいならおすすめです。
画面サイズを比較
iPad Air(第5世代)、iPad(第10世代)は10.9インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載し、iPad(第9世代)は10.2インチのRetinaディスプレイを搭載しています。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) |
---|---|---|---|
サイズ | 10.9インチ | 10.2インチ | |
解像度 | 2,360 × 1,640 | 2,160 × 1,620 | |
画素密度 | 264ppi | ||
駆動 | 60Hz | ||
画面輝度 | 500ニト | ||
パネル | Liquid Retina(液晶) フルラミネーション、反射防止コーティング、広色域(P3)、True Tone |
Retina(液晶) True Tone |
画素密度は264ppiと同じですが、iPad Air(第5世代)は広色域(P3)に光の反射を抑えたフルラミネーション、反射防止コーティングを採用し画像や映像の発色が良いディスプレイとなっています。
光の反射を抑えられるだけでなく液晶と保護ガラスの隙間も狭くApple Pencilの書き心地もiPad(第10・9世代)よりもiPad Air(第5世代)の方が上です。
どちらもリフレッシュレートは60Hzなので、よりスムーズな書き心地が欲しいならしProMotionディスプレイに対応した120HzのiPad Pro 11インチを選ぶのがいいでしょう。
なお、iPad(第9世代)の画面比率が4:3、iPad Air(第5世代)とiPad(第10世代)は縦長の4.3:3となっています。
縦持ちで使うならどちらも同じサイズ感、横向きならiPad Air(第5世代)とiPad(第10世代)はワイドな画面となりSplit Viewで2画面表示で横に表示領域が広く作業しやすいです。
筐体デザインを比較
iPad AirはiPad Air(第4世代)で筐体が刷新されてiPad Pro 11インチのような角張ったフラットデザインに。iPad(第10世代)も同じくフラットなデザインに追従しています。
ホームボタンが廃止されて上下左右対象のベゼルがすっきりとしたデザインでパッと見た感じはiPad Proと見間違えるくらい統一感のあるスタイルへと変貌しました。
iPad(第9世代)はiPad Air(第1世代)から続いた丸みのある筐体を採用しホームボタンがあります。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) |
---|---|---|---|
画面 | 10.9インチ | 10.2インチ | |
サイズ | 247.6 × 178.5 × 6.1mm | 248.6 × 179.5 × 7mm | 250.6 × 174.1 × 7.5mm |
重量 | 461g | 477g | 498g |
デザイン | 角張ったスタイル | 丸みのあるスタイル |
iPad Air(第5世代)とiPad(第10世代)は見た目は同じですが、iPad(第10世代)の方が少し大きくて重量感があります。
iPad(第9世代)は旧型デザインってこともあり本体サイズが大きく重いです。iPad Air(第5世代)は無駄のないスタイルで「Air」の名に恥じぬサイズ感となっています。
生体認証の違い
iPad(第9世代)はホームボタンに指紋認証センサーのTouch IDを搭載し、iPad Air(第5世代)、iPad(第10世代)はトップボタンに指紋センサーを内蔵したTouch IDで画面ロック解除が可能です。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) |
---|---|---|---|
生体認証 | トップボタン指紋認証(Touch ID) | ホームボタン指紋認証(Touch ID) |
どちらも指紋認証なのでマスクをしていて指でサクッと画面ロック解除ができます。
トップボタン式か、ホームボタンか、好みは割れるところですが慣れの問題は大きくiPad Air(第5世代)、iPad(第10世代)は本体を手で持ったと同時に指を当てて画面ロック解除可能です。
ステレオスピーカーの違いを比較
iPad Air(第5世代)、iPad(第10世代)は本体を横持ちした時に左右にスピーカーが来るように設置されています。横向きで動画視聴したりゲームをするときに臨場感あるサウンドを楽しめます。
iPad(第9世代)は筐体下に二つのスピーカーがあるのに対して、iPad Air(第5世代)は筐体の上側にもスピーカーを搭載し横向きでステレオサウンドを楽しめます。
映画など動画コンテンツは画面を横向きで視聴しましこのスタイルでステレオサウンドに対応したのは大きいですね。しかも、音質が良いので聴きやすいですよ。
SoCの性能を比較
SoC(システムオンチップ)はiPad Air(第5世代)がMac向けのM1、iPad(第10世代)がiPhone向けのA14 Bionic、iPad(第9世代)はA13 Bionicを搭載しています。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) |
---|---|---|---|
SoC | M1 | A14 Bionic | A13 Bionic |
CPU | 8コア 高性能4 + 高効率4 |
6コア 高性能2 + 高効率4 |
|
GPU | 8コア | 4コア | |
NPU | 16コア(11兆回/秒) | 8コア(6兆回/秒) | |
メモリ | 8GB | 4GB | 3GB |
ストレージ | 64GB・256GB | ||
プロセス | 5nm | 7nm | |
トランジスタ数 | 160億個 | 118億個 | 85億個 |
M1はトランジスタ数が倍になって大きく性能が向上しています。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) |
---|---|---|---|
SoC | M1 | A14 Bionic | A13 Bionic |
シングル / CPU | 1684 | 1559 | 1338 |
マルチ / CPU | 6961 | 3839 | 3352 |
Metal / GPU | 21067 | 12303 | 7335 |
性能はA13 Bionic → A14 BionicでCPUのシングルコアCPUが15%、マルチコアCPUが30%、GPUが1.5倍ほど向上し、A14 Bionic → M1でCPUのシングルコアCPUが20〜30%、マルチコアCPUが2.2倍、GPUが2.6倍ほど向上しています。
Antutuで性能を比較してみました。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) |
---|---|---|---|
SoC メモリ |
M1 8GB |
A14 Bionic 4GB |
A13 Bionic 3GB |
トータル | 1044959 | 693804 | 636673 |
CPU | 266094 | 192952 | 165228 |
GPU | 535889 | 274156 | 262124 |
MEM | 100929 | 91394 | 86365 |
UX | 142047 | 133302 | 122956 |
トータル性能でiPad(第9世代)→ iPad Air(第5世代)が1.9倍、CPUの性能が2倍、GPUの性能も2倍ほど処理性能が上がってグラフィック性能が向上しゲームや動画編集やグラフィックツールの快適に動かせます。
iPad(第9世代)で原神をプレイしてみました。画質の設定は「最高」の「60フレームレート」です。
最高画質でもかなり滑らかに動作しているのでA13 Bionicがあればゲームはそれなりに遊べますが、さらに性能の高いiPad(第10世代)はより快適に、iPad Air(第5世代)のM1はコマ落ちはほぼしません。
安定した動作を提供してくれるのでゲームを快適に楽しむならiPad Air(第5世代)がいいでしょう。
M1を搭載しているiPad Air(第5世代)はiPadOS 16の新機能・ステージマネージャーに対応します。
ウィンドウをマルチタスクで作業できるようになって、Studio Displayなど外部モニターへの出力もできるのでMacに近い操作性でiPad Air(第5世代)で作業ができます。
ステージマネージャを使うならiPad Air(第5世代)かiPad Pro 11インチ(第4世代)を選ぶことになります。
リアカメラのスペック・画質を比較
iPad Air(第5世代)、iPad(第10世代)のリアカメラは1200万画素のイメージセンサーで出っ張りレンズを搭載しています。iPad(第9世代)は800万画素のイメージセンサーにフラットレンズでスッキリしています。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) |
---|---|---|---|
リア | 12MP・F/1.8 | 8MP・F/2.4 | |
フロント | 超広角12MP・F/2.4 | 超広角12MP・F/2.4:横向き | 超広角12MP・F/2.4 |
仕様 | スマートHDR3 4K(24 / 30 / 60fps)、1080pスローモーション(240fps) |
自動HDR 1080p(30fps)、720pスローモーション(120fps) |
iPad Air(第5世代)、iPad(第10世代)のリアカメラは1200万画素センサーで高精細でスマートHDR3に対応し白でトビと黒潰れを抑えることができます。
iPad(第9世代)は電飾看板が白トビ気味となっており800万画素なので解像感も低くノイズも多くなっています。
iPad Air(第5世代)とiPad(第10世代)は同じ1200万画素のカメラですがSoCの違いがあるのかiPad Airの方が処理は上手でより高精細な写真に仕上げられるようです。
また、iPad Air(第5世代)は4K動画撮影にも対応しiPadでの撮影から動画編集してYouTubeにアップする流れの使い方も可能となっています。
通信性能を比較
iPad Air(第5世代)、iPad(第10世代)はWi-Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax)に対応し、最大1.2Gbpsの高速通信ができます。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) |
---|---|---|---|
Wi-Fi | Wi-Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax) 最大1.2Gbps |
Wi-Fi 5(802.11a/b/g/n/ac) 最大866Mbps |
|
5G(セルラー) | Sub-6 | – | |
4G (セルラー) |
ギガビット級LTE(30バンド) | ギガビット級LTE(27バンド) | |
Bluetooth | 5.0 | 5.2 | 4.2 |
iPad(第9世代)よりもiPad Air(第5世代)、iPad(第10世代)の方が通信性能が高くセルラーモデルは5Gに対応しています。
通信速度が速いとブラウザ、SNSの表示速度だけでなくアプリのダウンロードも速く、体験レベルをワンランク上げることができます。
iPadをiPhoneを使ってテザリング通信をして外でiPadを使うのもいいですが、起動して瞬時に使できるiPadのセルラーモデルが使いやすいのでおすすめです。
充電ポートの違いを比較
iPad(第9世代)は従来のLightningポートですが、iPad Air(第5世代)、iPad(第10世代)はUSB-Cポートを搭載しています。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) |
---|---|---|---|
ポート | USB-C | Lightning | |
通信速度 | 5Gbps | 480Mbps | |
電源 | USB-C 20W | ||
外付けストレージ | ケーブル1本で接続可能 | Lightning – USB 3カメラアダプタで接続可能 |
USB-Cに対応したiPad Air(第5世代)、iPad(第10世代)はケーブル1本でカメラと接続してデータ転送ができたり、外付けSSDを接続してデータのやり取りもできます。
また、iPad(第9世代)のデータ転送速度は480Mbpsなのに対して、USB-Cに対応したiPad Air(第5世代)は5Gbpsの高速通信でデータのやり取りができます。
ただし、iPad(第10世代)は480MbpsとUSB 2.0規格のままとなっているので注意です。
あくまで端子がUSB-Cになっただけで、動画など大容量データを扱うなら間違いなくiPad Air(第5世代)を選ぶのがいいです。
対応している外付けキーボードの違い
iPad Air(第5世代)はSmart Keyboard Folio、Magic Keyboard、Apple Pencil(第2世代)に対応しています。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) |
---|---|---|---|
キーボード | Smart Keyboard Folio、Magic Keyboard | Magic Keyboard Folio | Smart Keyboard |
ペンシル | Apple Pencil(第2世代) | Apple Pencil(第1世代) |
iPad Air(第5世代)で使えるMagic Keyboardはキーボードなのでタブレットとして使うには取り外すかSmart Keyboard Folio、Smart Folioを使う必要があります。
iPad(第10世代)で使えるMagic Keyboard Folioはキーボードとカバーが分離してるのでいろんなシチュエーションで使うことができます。
iPad(第9世代)で使えるSmart Keyboardはキーボードだけでなくスタンドとしても使えて、カバー部分をひっくり返してタブレットとしても使えるので汎用性は高いです。
使えるApple Pencilが異なる
iPad Air(第5世代)はワイヤレスで接続できるApple Pencil(第2世代)に対応し、iPad(第10世代)とiPad(第9世代)はApple Pencil(第1世代)となります。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) |
---|---|---|---|
ペンシル | Apple Pencil(第2世代) | Apple Pencil(第1世代) | |
充電方法 | 側面ワイヤレス | USB-C → ケーブル → アダプタ → Lightning | Lightning to Lightning |
iPad(第10世代)はUSB-Cポートを採用してる関係でLightningをUSB-CにするApple Pencil アダプタを使う必要があって(USB-C → USB-Cケーブル → アダプタ → Apple Pencil)とややこしい感じに。
ここがiPad(第10世代)の最大のデメリットかもしれません。直接、Lightningコネクトに差し込みできるiPad(第9世代)の方がスマートかもしれません。
iPad Air(第5世代)はApple Pencil(第2世代)は筐体の側面にくっ付けることでペアリングとワイヤレス充電できます。
iPad Air(第5世代)はこのスタイルはiPad Pro 11インチと全く同じでこの価格で上位と同じ使い方ができます。
カラーラインナップを比較
本体カラーはiPad Air(第5世代)は5色、iPad(第10世代)は4色、iPad(第9世代)は2色から選ぶことができます。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) |
---|---|---|---|
カラー | スペースグレイ、ピンク、パープル、ブルー、スターライト | シルバー、ピンク、ブルー、イエロー | シルバー、スペースグレイ |
iPad Air(第5世代)はスペースグレイ以外は新色でピンク、パープル、ブルー、シルバーの代わりにスターライトと個性的なカラーで、iPad(第10世代)もカラフルなカラーラインナップとなっています。
iPad(第9世代)はiPad(第8世代)にあったゴールドが廃止となってシルバーとスペースグレイの2色展開となっています。
スペックを比較
iPad Air(第5世代)とiPad(第10世代)、iPad(第9世代)のスペックを比較してみました。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) |
---|---|---|---|
サイズ | 10.9インチ | 10.2インチ | |
解像度 | 2,360 × 1,640 | 2,160 × 1,620 | |
生体認証 | 電源ボタンTouch ID | ホームボタンTouch ID | |
SoC | M1 | A14 Bionic | A13 Bionic |
メモリ | 8GB | 4GB | 3GB |
ストレージ | 64GB・256GB | ||
リアカメラ | 1200万画素・F/1.8 動画:4K 60fps |
800万画素・F/2.4 動画:フルHD 30fps |
|
インカメラ | 1200万画素・F/2.4 | 1200万画素・F/2.4 | |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 最大1.2Gbps |
Wi-Fi 5 最大866Mbps |
|
セルラー | 5G(Sub-6) 4G LTE |
4G LTE | |
Bluetooth | 5.0 | 5.2 | 4.2 |
オーディオ | 2スピーカー (横向き) |
2スピーカー | |
ポート | USB-C | Lightning | |
Apple Pencil | 第2世代 | 第1世代 | |
電源 | 20W USB-C | ||
サイズ | 247.6 × 178.5 × 6.1mm | 248.6 × 179.5 × 7mm | 250.6 × 174.1 × 7.5mm |
重量 | 461g | 477g | 487g |
Wi-Fi セルラー |
92,800円〜 116,800円〜 |
68,800円〜 92,800円〜 |
49,800円〜 69,800円〜 |
端末価格を比較
iPad(第10世代)は69,800円とiPad Air(第5世代)とiPad(第9世代)の中間的な端末となっていますが、費用を抑えたいならiPad(第9世代)を選ぶことになります。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) |
---|---|---|---|
通信 | Wi-Fi セルラー |
Wi-Fi セルラー |
Wi-Fi セルラー |
64GB | 92,800円 116,800円 |
69,800円 92,800円 |
49,800円 69,800円 |
256GB | 116,800円 140,800円 |
92,800円 69,800円 |
49,800円 69,800円 |
基本的にiPad(第10世代)と(第9世代)は出来ることは同じで、追加2万円支払うことで新世代の筐体デザインのiPadを使うことができます。
iPad Air(第5世代)はオーバースペック気味なのでタブレットとして使うならiPad(第10世代)はアリですが、iPad Air(第4世代)の整備済製品の方がおすすめです。
iPad Air(第5世代)・iPad(第10・9世代)比較:まとめ
iPad(第10世代)が2022年10月26日に発売、iPad Air(第5世代)は2022年3月18日に発売、iPad(第9世代)は2021年9月24日に発売し、全て現行モデルとなっています。
iPad Air(第5世代)がおすすめな人は
iPad Air(第5世代)はホームボタンのないトップボタンに指紋認証センサーを内蔵したベゼルレススタイルを採用したタブレット端末です。
画面サイズが10.9インチと大きめなのに本体サイズが抑えられているのでiPad(第9世代)よりも持ち運びがしやすい端末となっています。
- シンプルな見た目のiPadが欲しい
- 大画面でコンパクトなタブレットが欲しい
- ステージマネージャーでマルチタスクしたい
- ノート取ったり、イラスト描くことが多い
- 動画や音楽を視聴することが多い
- Apple Pencilをスマートに持ち運びたい
- 豊富な本体カラーから選びたい
SoCにM1を搭載しステージマネージャー(iPadOS 16で対応)によってiPadなのにマルチタスクで作業できるのがiPad Air(第5世代)の最大の魅力です。
ステージマネージャーはM1のみ対応でiPad(第10世代)、iPad(第9世代)やiPad Air(第4世代)は非対応なので作業が多いならiPad Air(第5世代)を選ぶメリットは大きいです。
また、横向きステレオスピーカーで音楽や動画の視聴にも適しており、USB-C対応で外付けSSDへのデータ移動もしやすく動画編集やイラスト制作など作業をするならおすすめです。
→ iPad Air(第5世代)はこちら
iPad(第10世代)がおすすめな人は
iPad(第10世代)はiPad Air(第5世代)と同じ筐体デザインを採用すつつ廉価なディスプレイにすることで価格を抑えたモデルとなっています。
- 可愛らしいおしゃれなiPadが欲しい
- 大画面でコンパクトなタブレットが欲しい
- タブレットとして使うことが多い
- 動画や音楽を視聴することが多い
- ゲームを快適にプレイしたい
- ノートやメモで使うことが多い
少し中途半端なスペックではありますが、iPad Air(第5世代)は円安の影響もあって高くなりすぎてるので、新世代のiPadを費用をあまりかけずに買うならアリです。
10.9インチのディスプレイでiPad(第9世代)よりもコンパクトでA14 Bionicを搭載しゲームも快適にプレイすることが可能です。
Apple Pencilが(第1世代)に対応しApple Pencilアダプタがないとペアリング充電できないので、iPad(第8世代)、iPad(第7世代)など旧型モデルから乗り換えは注意です。
ただ、言い換えるなら変換アダプタを買うだけで使い回しできるので周辺機器を買い替えたくないならアリかもですね。(それでもSmart Keyboardは買い替えになる。)
→ iPad(第10世代)はこちら
iPad(第9世代)がおすすめな人は
iPad(第9世代)はホームボタンのある旧タイプのiPadですがA13 Bionicを搭載しタブレット端末としては十分使えるスペックを持っています。
- とにかく購入費用を抑えたい
- 性能はこだわりなくマルチタスクしない
- ホームボタンを使って操作したい
- タブレットとして使うことが多い
- ノートやメモで使うことが多い
A13 Bionicを性能があれば動画編集も可能で出来ないことはないですが、廉価モデルなのでディスプレイの品質が落とされていたりステージマネージャが使えないデメリットはあります。
iPad(第9世代)はタブレットとして使うことをメインとしてノートやメモを取ることに使うなら十分使えますし、端末価格がiPad(第10世代)よりも20,000円ほど安いのも魅力となります。
とにかく費用を抑えてiPadを購入してApple Pencil(第1世代)やAirPods(第3世代)を追加するのがいいかもしれません。
iPad Air(第4世代)、iPad(第8世代)という選択肢
正直なところiPad(第10世代)は中途半端なスペックでありながらも良いお値段するので2020年モデルのiPad Air(第4世代)を整備済製品で手に入れるのもアリです。
iPad Air(第4世代)とiPad(第10世代)は同じA14 Bionicを搭載し内部スペックは同じでフルラミネーションディスプレイに対応し画面が見やすくApple Pencilの書きやすいくてApple Pencil(第2世代)も使えて良いことづくめです。
iPad Air(第4世代)はiPad整備済製品で64GBが69,800円、256GBが87,800円で買えるのでiPad(第10世代)にするくらいならこちらをチョイスした方がいいですね。
→ iPad Air(第4世代)はこちら
性能にこだわりないなら2世代前のiPad(第8世代)の中古や整備済製品を選ぶのもおすすめです。ストレージ容量が32GBは少ないので128GBにするのがいいです。
32GBは選ばないようにしてください。我が家にあるiPad(第7世代)は32GBモデルですが子供達が使ってますが容量がいっぱいでアップデートもできない状況となっています。
iPad整備済製品なら32GBが38,800円、128GBが50,800円、中古のイオシスなら49,800円で128GBのストレージモデルが選べます。
→ iPadの比較はこちら
スペックの比較の電源のところが多分違います…