iPad Air(第4世代)レビュー

Appleのタブレット端末・iPad Air(第4世代)は2020年10月に発売したiPad Air(第3世代)の後継機種でホームボタンを廃止してフルディスプレイになったミドル向けのiPadです。

トップボタン式の指紋認証(Touch ID)を搭載したことでホームボタンがなくてもしっかり指紋を使って画面ロック解除可能でマスクしながらも使える丁度いい使えるiPadです。

iPad Air(第4世代)は販売が終了していますが、Appleの整備済製品や中古で購入可能でまだまだ使える性能を持ってるので費用を抑えたいなら2024年現在も手にするのはアリですよ。

この記事では、iPad Air 4のサイズ・スペック・使いやすさをレビューしています。実際に使ってどうかメリット、デメリットも書いているのでiPadを検討してる方は参考にしてください!

iPad Air 4のメリット
  • 本体が薄くてディスプレイ品質も良い
  • トップボタンTouch IDでロック解除できる
  • 横向きステレオスピーカーの音質が良い
  • USB-Cに対応しでデータ転送速度も高速
  • Apple Pencil 2でスマートにメモが取れる
  • Magic Keyboardでキーボード作業も快適
  • 本体カラーが5色と豊富に
  • 整備済製品で安く手に入れられる
iPad Air 4のデメリット
  • 120Hzリフレッシュレートに非対応
  • Face ID(顔認証)に対応していない
  • 5G通信に対応していない
  • 3.5mmオーディオジャックがない

iPad Air(第4世代)はiPad 整備済製品でiPad(第10世代)とほぼ同価格で手に入れることができます。

→ 後継機種はiPad Air(第5世代)です。

iPad Air(第4世代)のパッケージデザインは白を基調としたものとなっていて、ベゼルレスになった画面を全面に押し出すデザインとなっています。

iPad Air4のパッケージデザイン
パッケージデザイン

iPad Air(第4世代)はUSB-C 20W充電器、USB-C to Lightningケーブル、Designed by Apple in California」のケース(説明書・Appleのロゴシール)が同梱しています。

iPad Air 4の付属品一式
付属品一式

iPhoneは充電器が廃止されてケーブルしか同梱していない仕様になってしまいましたが、iPad Air 4はきちんとApple 20W USB-C充電器が付属しているので、買ってすぐに使えるようになっています。

iPad Air(第4世代)レビュー:性能

iPad Air(第4世代)とiPad(第10世代)は同じA14 Bionicを搭載しています。

iPhone 12と同じ高性能チップで5nmプロセスルールで製造された118億個のトランジスタで構成されたSoC(システムオンチップ)です。

CPUのスペック比較
  iPad Air 4 iPad Air 3
チップ A14 Bionic A12 Bionic
CPUコア 高性能コア2 + 高効率コア4
GPUコア Apple GPU 4コア
プロセスルール 5nm 7nm
トランジスタ数 118億個 69億個
メインメモリ 4GB 3GB
Neural engine 第4世代(毎秒11兆回) 第2世代(毎秒5兆回)

Geekbench 5で性能を比較してみました。

CPUの性能比較(GeekBench 5)
  iPad Air 4 iPad Air 3
チップ A14 Bionic A12 Bionic
シングルコア 1572 1106
マルチコア 4346 2606
GPU(OpenCL) 12607 5387

コア数は同じSoCですが、A14 Bionicはトランジスタ数が増えたことによってCPUは80%、GPUは2倍ほど性能が向上しています。

2世代の進化があるとはいえ、この性能アップはかなり凄いのではないでしょうか。

ちなみに、iPad Pro 11インチのA12Z BionicはマルチコアCPUが4346、Metalが12280なのでA14 Bionicはほぼ同じ性能を持ってしまったということになります。

Antutuでの計測してみました。

CPUの性能比較(Antutu)
  iPad Air 4 iPad Air 3
チップ A14 Bionic A12 Bionic
メインメモリ 4GB 3GB
トータル 621540 487590
CPU 180506 130854
GPU 256433 224141
MEM 88704 61399
UX 95897 71196

iPad Air(第4世代)はiPad Air(第3世代)と比較してトータルの性能で30%ほど性能が向上しています。

実際の動作速度をiPad Air(第4世代)と(第3世代)で比較してみました。

ブラウジング、SNSなどちょっとしたアプリだと大きな差は出ないもののクラフィックゲームとかになるとA14 Bionicを搭載しているiPad Air(第4世代)の方が動作が安定します。

iPad Air(第4世代)の電池持ち

iPad Air(第4世代)のバッテリー持ちはiPad Air(第3世代)と同等レベルとなっています。ただ、バッテリー容量はiPad Air(第4世代)の方が少なくなっています。

バッテリー持ちを比較
  iPad Air(第4世代) iPad Air(第3世代)
バッテリー容量 7,667 mAh 9,720 mAh
Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生 10時間
携帯電話データネットワークでのインターネット利用 9時間

バッテリー容量が少なくなったのにバッテリー駆動時間が同じってのが素晴らしい。A14 Bionicの電力効率がかなり向上したということなのでしょう。

実際の電池持ちを比較
モデル iPad Air(第4世代) iPad Air(第3世代)
PUBG 30分 90% → 82%(7%消費) 90% → 81%(9%消費)
PUBG 30分 82% → 74%(8%消費) 81% → 73%(8%消費)

PUBGモバイル30分プレイしてみるとiPad Air 3よりもAir 4の方が電池持ちが向上してます。また、iPad Air 4は急速充電によるバッテリー補給もできるのでガンガン消費しても素早く電池補給もできるでしょう。

カメラのスペック・性能と画質

iPad Air(第4世代)のリアカメラは広角カメラのみのシングルカメラ仕様となっています。LEDフラッシュもないのでとてもシンプルで割り切ったカメラとなっています。

iPad Air 4のリアカメラ
リアカメラは広角カメラのみ
カメラのスペック比較
  iPad Air 4 iPad Air 3
リアカメラ 1200万画素・F/1.8 800万画素・F/2.4
インカメラ 700万画素・F/2.2 700万画素・F/2.2
仕様 スマートHDR、Focus Pixelsを使ったオートフォーカス、4K撮影(24fps、30fpsまたは60fps)、1080pスローモーション(240fps) 自動HDR、オートフォーカス、1080p動画撮影(30fps)、720pスローモーション(120fps)

イメージセンサーが刷新されて800万画素から1200万画素にスペックアップしています。

さらに、白トビを抑えて自然な写真に仕上げてくれるスマートHDRにも対応、動画は4K60fpsの画質で撮影できます。

iPad Air(第4世代)のリアカメラがあればそれなりにキレイな写真を撮影することができます。

iPad Air 4とAir 3のカメラの画質比較

iPhoneがなくてもiPadで記念の写真を撮る…なんてことしないですよね。まあ、サブのカメラとしては十分使うことができる画質です。

iPad Air 3よりもiPad Air 4の方が鮮やかになっています。

iPad Air 4とAir 3のカメラの画質比較の拡大

写真の解像感はiPad Air 4よりもiPad Air 3の方がいいように見えます。

画素数が違うのにどうして?ってなりますが、色合いはiPad Air 4の方が優秀だと思うのでA14 Bionicのニューラルエンジンが活かされているのかもしれません。

iPad Air(第4世代)のメリット

本体が薄くてディスプレイ品質も良い

iPad Air(第4世代)は10.9インチの大画面ディスプレイを搭載していますが、ホームボタンが無くなったことで本体サイズは小さくなって小型化しています。

iPad Air(第4世代)を縦持ちでタブレットとして使う
タブレットして使いやすいサイズ感

無印のiPad(第10世代)よりも筐体の厚みが薄く(7mm → 6.1mm)て軽いので持ちやすいですし、フルラミネーションディスプレイを採用し光の反射が少なくて視認性が良いです。

iPad フルラミネーションディスプレイの違い
フルラミネーションの有無

また、P3(広色域)ディスプレイにも対応してるので写真の色が鮮やかで写真編集にも適したディスプレイになっています。

iPad Air(第3世代)からの進化はないものの無印のiPadとは間違いなく差別化されていて、ディスプレイは高品質なのでiPad Air(第4世代)にするメリットはあるでしょう。

トップボタンTouch IDでロック解除できる

iPad Air(第4世代)はホームボタンを廃止しトップボタン(電源・Siri起動ボタン)に指紋認証のTouch IDを搭載して指を使って画面ロック解除できます。

iPad Air 4の指紋認証センサー
従来のボタンよりも大きくなった

フルディスプレイのiPadで指紋認証はとても新鮮ですよね。iPad Air(第4世代)を横持ちする場合は左の人差し指の指紋を登録すると使いやすいです。

iPad Air(第4世代)指紋の登録1
横持ちは左手の人差し指がおすすめ

縦持ちで使うこともあると思うので、右手の人差し指の指紋も登録しておくと使いやすいでしょう。

iPad Air(第4世代)指紋の登録2
縦持ちは右手の人差し指がおすすめ

iPad Air(第4世代)のTouch IDの認識の流れとしては画面が表示されている状態、画面が消えている状態では少しだけ異なります。

  • 画面消灯中 → 指をセンサーにしっかり当てながら押す
  • 画面表示中 → 指をセンサーに当てる or 当てながら押す

で、気になるのがトップボタン型のTouch IDは使いやすいのかどうかですよね。結論としては慣れが必要でホームボタンに慣れてると使いにくいと感じるかも。

iPad Air(第3世代)などTouch ID内蔵のホームボタンは画面のすぐ横にあるので意識せずに触れることができますが、トップボタンは少し距離があるので面倒くささがあります。

iPad Air4と3の生体認証
生体認証の違い

上下が逆になっているとどちらにボタンがあるのか分かりにくいので戸惑いを感じることも。使っていくうちに慣れていきますが使用感は今までとはかなり異なります。

横向きステレオスピーカーに対応

iPad Air(第4世代)は本体を横で持った状態で見て左右にスピーカーを搭載して、横画面でステレオサウンドを楽しめるようになりました。

iPad Air(第4世代)の左側のスピーカー
左側のスピーカー

iPad Proと同じようにスピーカーの穴が4か所あるので4スピーカーなのでは?と思ってしまいますが、iPad Air(第4世代)は2スピーカーシステムとなっています。

iPad Air(第4世代)の2スピーカーシステム
2スピーカーシステム

内部で繋がっていて左右各1つずつのスピーカーから音が鳴る仕組みでしょうね。横持ちをして動画コンテンツを見たり、音楽を聴くことができます。

で、驚いたのですが音質は思っていたよりもかなり良いです。さすがに、iPad Pro 11インチの4スピーカーシステムと比べると音のクリアさは劣りますが低音と中音が力強く再生できているのでボーカル域の音が迫力のある音になっています。

スピーカー4つだとサイズを小さくしないといけないところ2つなら一つのスピーカーを大きくして音圧が強くなってるのかもしれません。

USB-Cに対応しでデータ転送速度も高速

USB-C 20W充電器を同梱していてPD出力によってiPad Air(第4世代)を急速充電できます。

iPad Air 4の充電アダプタ
USB-C PD充電に対応した
iPad Air 4とiPad Air 3のスペック比較
  iPad Air 4 iPad Air 3
充電ポート USB-C Lightning
通信速度 5Gbps 480Mbps
電源アダプタ USB-C 20W USB-A 10W
外付けストレージ ケーブル1本で接続可能 Lightning – USB 3カメラアダプタで接続可能(相性問題あり)

実際にどれくらいの充電速度になっているのか計測してみました。参考までに2020年9月に発売したiPad(第8世代)の充電速度と比較してみました。

充電速度を比較
  iPad Air(第4世代) iPad Air(第3世代) iPad(第8世代)
充電出力 20W 18W 20W
0分 10% 10% 0%
30分 35%(25%増) 48%(38%増) 17%(17%増)
60分 60%(25%増) 80%(32%増) 34%(17%増)
90分 82%(22%増) 100%(20%増) 50%(16%増)
120分 100%(18%増) 67%(17%増)
180分 83%(16%増)
210分 95%(12%増)
240分 100%

同じ20Wの充電器ですが、iPad(第8世代)よりもiPad Air(第4世代)の方が早く充電可能で、iPadも第8世代になって急速充電に対応しましたが出力は控えめです。

iPad Air(第4世代)はUSB-Cポートに対応し外付けSSDなどをケーブル1本で接続読み取りできるようになりました。

iPad Air(第4世代)と外付けストレージ
外付けストレージが使える

LightningポートのiPad Air 3もアダプタを使うことでSDカードやSSDにアクセスできましたが、SSDは一部のメーカーしか対応してなかったんですね。

iPad Air(第4世代)なら、Samsung T5SanDisk Extreme SSDBUFFALO SSD PGMU3NVMe SSDといったSSDを問題なく認識して使えます。

しかも、USB 3.1 Gen 1で最大5Gbpsの高速転送ができます。

iPad Air(第4世代)USB データ転送速度
iPad Air(第4世代)
iPad(第10世代)USB データ転送速度
iPad(第10世代)

2GBのデータを内蔵ストレージに移動させてみるとiPad(第10世代)は55秒かかったのに対して、iPad Air(第4世代)は14秒で転送できました。

もうとにかく速いので動画データを外付けストレージで保存するといった使い方も問題ないです。動画編集をiPadでするとストレージの空き容量が不足するので気兼ねなく使うことができます。

Apple Pencil 2でスマートにメモが取れる

iPad Air(第4世代)はApple Pencil(第2世代)を使って文字を書いたり、お絵かきができるのでメモやノートを取ることもできます。

iPad Air 4とApple Pencil 2
Apple Pencil2に対応している

iPad Air(第3世代)まで対応していたApple Pencil(第1世代)は使えないのでiPad Air(第4世代)に乗り換えするなら、Apple Pencil(第2世代)も購入する必要があります。

そこまでして、iPad Air 4に乗り換えるメリットはあるのか?

iPad Air(第4世代)は側面のサイドフレーム中央部分の充電パッドを搭載していて、ここにApple Pencil(第2世代)をくっ付けるだけでペアリングと充電をしてくれます。

今まではLightningポートにつきさしていましたがスマートにペンを扱うことができます。

外にiPadを持ち出してApple Pencilを持っていくとカバンの中で行方不明になることがありましたが、このスタイルなら常にiPad Air 4の側面にくっ付いてるので安心です。

Magic Keyboardでキーボード作業も快適

iPad Air(第4世代)は筐体デザインがiPad Pro 11インチと同じになったことで、iPad Pro向けのSmart Folio、Smart Keyboard FolioMagic Keyboardを使うことができます。

iPad Air 4とMagicKeyboard
Magic Keyboardを使って作業ができる
対応キーボードカバー
iPad Air(第4世代) Air(第3世代) (第10世代)
キーボード Smart Keyboard Folio、Magic Keyboard Smart Keyboard Magic Keyboard Folio

Magic Keyboardは背面を磁力でくっ付けることができる仕様になっていて画面を浮かすことができるだけでなく角度も調整できます。

また、iPad Airはトラックパッドにも対応しているので、カーソル操作で操ることができます。

iPad Air 4をトラックパッドで操作できる

Magic Keyboardは、iPad Pro 11インチと兼用となるためリアカメラの部分のサイズが合っていませんが、違和感はそんなにないかな?

iPad Air 4とMagic Keyboardのリアカメラ部分
リアカメラの部分は大きな穴が

Magic Keyboardはお値段が少し高い(31,800円)ので、もう少し安価でキーボードカバーを使いたいという方はSmart Keyboard Folio(19,800円)を使うのがいいでしょう。

iPad Air 4とSmart Keyboard Folio
iPad Air 4をSmart Keyboard Folioで使う

トラックパッドは使えないけど、指やApple Pencilをポインティングデバイスとして使えるのでトラックパッドは必須ではないかなと感じます。

外で使うなら軽量化されているSmart Keyboard Folioの方がいいかもしれません。

本体カラーが5色と豊富

iPad Air 4はカラーラインナップが豊富となり、シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーの5色から選ぶことができるようになりました。

iPad Air 4のカラーラインナップ
本体カラーの比較
  iPad Air 4 iPad Air 3
本体カラー シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルー シルバー、スペースグレイ、ゴールド

新色のグリーンとスカイブルー。とても新しいカラーはいい感じですよね。おしゃれ。どれがいいか迷ってしまうかもしれませんね。

整備済製品で安く手に入れられる

iPad Air 4は64GBモデルが69,080円、セルラーモデルは+16,500円で買うことができました。

端末価格を比較
  iPad Air 4 iPad Air 3
モデル Wi-Fi セルラー Wi-Fi セルラー
64GB 69,080円 85,580円 62,280円 76,780円
256GB 87,780円 104,280円 78,980円 95,480円

現在はiPad Air(第5世代)が発売し販売終了しましたが、iPad 整備済製品で64GBモデルが69,800円で買えます。円安の影響で値上げしてますが、iPad Air(第5世代)が92,800円〜なので23,000円も安いのはいいですよね。

iPad Air(第4世代)のデメリット

120Hzリフレッシュレートに非対応

iPad Air(第4世代)のディスプレイのリフレッシュレートは60HzでProMotionテクノロジーには対応していないのでスクロール時の文字の残像はどうしても出てしまいます。

もし、より滑らかなスクロールで操作体験を向上したいならiPad Pro 11インチ(第4世代)iPad Pro 11インチ(第3世代)iPad Pro 11インチ(第2世代)iPad Pro 11インチ(第1世代)にしましょう。

iPad AirとiPad Proの比較はこちらで詳しくしています。

https://sin-space.com/entry/ipadair-vs-ipadpro-10-5

Face ID(顔認証)に対応していない

正直なところ、自宅などマスクを付けないところで使うことが多いなFace ID(顔認証)の方が使いやすいです。

マスクしていて顔認証が使えない場面ならiPad Air(第4世代)のTouch IDは最高ですが、自宅でのんびりとソファーに座りながら使うなら顔認証でさっと解除できた方が楽ですよね。

iPad Pro 11インチ
iPad Pro 11インチ

また、キーボードで作業している時も顔認証の方が使いやすい。慣れの問題なのかな。iPad Pro 11インチ・12.9インチでFace IDに慣れてしまったのが大きいのかもしれません。

家でも外でも使うならiPad Air(第4世代)の側面センサー型のTouch IDは最高の生体認証です。マスクをしていても、してなくても関係なしで使うことができます。

5G通信に対応していない

iPad Air 4はWi-Fi 6(802.11a/b/g/n/​​ac/ax)に対応し最大1.2Gbpsの高速通信ができます。

通信性能の比較
  iPad Air 4 iPad Air 3
Wi-Fi Wi-Fi 6(802.11a/b/g/n/​​ac/ax)
最大1.2Gbp
Wi-Fi 5(802.11a/b/g/n/ac)
最大866Mbps
4G LTE(セルラーモデル) ギガビット級LTE(30バンド) ギガビット級LTE(28バンド)
Bluetooth 5.0

Wi-Fi 6に対応しているルーターを使うことでiPad Air 3よりも速い通信で大容量のゲームアプリなど素早くダウンロードすることができるようになります。

セルラーモデルにすることで外でも4G LTEによるモバイル通信をしてiPadを使えるのでiPhoneを使ってテザリング通信もいいけど起動して瞬時に使えるiPadのセルラーモデルは本当に使いやすいのでおすすめです。

ただし、2020年と2年前のモデルなので5G通信には対応していないので今後、気になってくるかもしれませんね。

iPad Air(第4世代)のスペック

iPad Air 4
iPad Air 4
iPad Air(第4世代・2020)スペック
ディスプレイ 10.9インチ(2,360 × 1,640ピクセル)
Liquid Retinaディスプレイ(液晶)
最大輝度:500ニト
広色域(P3)、True Tone、フルラミネーションディスプレイ
SoC A14チップ
6コアCPU(高性能コア2 + 高効率コア4)
8コアGPU
Neural Engine(8コア)
メインメモリ 4GB
ストレージ 64GB・256GB
生体認証 Touch ID(指紋認証)
リアカメラ 広角:1200万画素・ƒ/1.8
スマートHDR 3、Live Photos、4K 60fps動画撮影、1080p 120/240fps スローモーション、ステレオ録音
インカメラ 700万画素・ƒ/2.2
オーディオ 2スピーカーステレオスピーカー(横向き)
通信性能 Wi-Fi 6(802.11ax)、Bluetooth 5.0、eSIM対応(セルラーモデルのみ)
バッテリー 28.6Wh
ポート USB-C
DisplayPort、USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)
サイズと重量 178.5 × 247.6 × 6.1mm
Wi-FIモデル:458g
セルラーモデル:460g
価格 Wi-Fiモデル:69,080円〜
セルラーモデル:87,780円〜
発売日 2020年10月23日

iPad Air(第4世代)レビュー・評価:まとめ

iPad Air(第4世代)
iPad Air(第4世代)

iPad Air(第4世代)はホームボタンを捨ててフルディスプレイ、さらにトップボタンに指紋認証のTouch IDを搭載した新世代の中間グレードのiPadとなっています。

iPad Air(第4世代)どんな人におすすめか

iPad Air 4はiPad Pro 11インチほどの性能(画面の滑らかさ、デュアルカメラなど)が必要ない方におすすめの端末です。

iPad Air 4がオススメな人は
  • 外でマスクしてiPadを使うことが多い
  • Apple Pencilでメモやノートを取ることが多い
  • キレイな画面で動画コンテンツを楽しみたい
  • 少しでも内蔵スピーカーの音がいい方がいい
  • ゲームを遊ぶことが多い

タブレットとしてはiPad(第9世代)iPad(第10世代)で十分ですが、画面の反射があったり、Apple Pencilが使いにくいなど価格なりの画面スペックです。

また、スピーカーも筐体の下側部分にしかないのでゲームや動画、音楽を楽しむには物足りなさがあります。

そんな中で、iPad Air(第4世代)なら高品質なディスプレイに、迫力のステレオサウンドに対応したのでiPad(第8世代)の不満点を全てクリアしています。

トップボタン式のTouch IDは最初は違和感ありますが慣れると普通に使えますし何よりもマスクをしていても普通に使えるので使いやすい端末になってるのは最大のメリットです。

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全機種iPadの比較iPad Pro 11インチ・12インチの比較はこちら

iPadのセルラーモデルについてはこちら

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