Appleのタブレット端末の「iPad Air」と「iPad Pro」、どっちを買うか迷いますよね。
そりゃ、お金がたくさんあれば性能が高くてリフレッシュレート120Hzに対応してるiPad Proを迷いなく選びますが、予算が限られてる場合がほとんどではないでしょうか。
価格はiPad Air 11インチ(M2)が98,800円から、iPad Pro 11インチ(M4)が168,800円からと価格差はなんと7万円もあります。ストレージ容量が128GBと256GBと異なるので単純比較はできないですが大きな違いです。
7万円を追加で支払ってiPad Proにすると顔認証のFace ID、120Hzリフレッシュレート、LiDARスキャナ、Thunderbolt、4スピーカーステレオ、新しくなったMagic Keyboardを使うことができます。
「iPad Airでいいのか?」
「それとも、iPad Pro を選ぶべきなのか?」
ということで、この記事ではiPad AirとiPad Proの違い比較してどっちがいいか色々と違いを並べていこうと思います。iPad選びで迷ってる方は参考にしてください。
この記事の目次
iPad AirとiPad Pro 違いを比較
2024年モデルのiPad AirはM2チップ、iPad ProはM4チップを搭載して性能さがありますが、画面サイズはどちらも11インチと13インチのどちらかを選べます。
モデル | iPad Air | iPad Pro |
---|---|---|
サイズ | 11インチ 13インチ |
11インチ 13インチ |
リフレッシュレート | 60Hz | 10-120Hz |
SoC | M2 | M4 |
ストレージ | 128/256/512GB | 256/512GB/1TB/2TB |
生体認証 | 指紋(Touch ID) | 顔(Face ID) |
内蔵スピーカー | 2スピーカー | 4スピーカー |
大きな違いとしてはiPad Proはリフレッシュレートが最大120HzのProMotionテクノロジーに対応しで画面をスクロールした時の動作が滑らかで視認性がよくApple Pencilの書きやすさも抜群です。
とはいえ、価格差7万円は大きいですよね。
結論としては多くの方はiPad Airを選んでOKです。iPad Airの方が安いですし、2022年のiPad Pro 11インチ(第4世代)と同じM2チップで高性能でステージマネージャも使えてストレージ容量の選び方に気をつければ快適に使えます。
2世代前ですがiPad Air(第4世代)もA14 Bionicでそれなりに使えるので整備済製品を狙ってもいいです。ただし、ステージマネージャはM1がないと動かないので注意です。
少しでも快適に操作したいならiPad Proがおすすめです。画面がヌルヌル動いてキーボードを使えば筐体に触れることなくFace IDで画面ロック解除ができて快適に使えます。
デザイン・サイズはほぼ同じ
iPad Airは10.9インチ、iPad Pro 11インチは11インチのディスプレイを搭載し筐体サイズはほぼ同じですが、カメラの数が違うのでカメラ部分のデザインが異なります。
モデル | iPad Air | iPad Pro | ||
---|---|---|---|---|
画面 サイズ |
11インチ | 13インチ | 11.1インチ | 13インチ |
筐体 サイズ |
247.6 × 178.5 × 6.1 mm | 280.6 × 214.6 × 6.1 mm | 249.7 × 177.5 × 5.3 mm | 281.6 × 215.5 × 5.1 mm |
重量 | 462g | 617g | 444g | 579g |
細かいですが、筐体の厚みはiPad Airが6.1mmなのに対してiPad Proは5.3mmと0.8mm薄くなっています。13インチモデルなら1.0mmも薄く、さらに重量も軽量で扱いやすいものとなっています。
iPad AirなのにiPad Proの方が薄いのが気になりますがProはAirよりも上回る…ということでしょう。明らかにiPad Proの方が本体が薄くて軽いのでカバーを付けずに使うならiPad Proはおすすめです。
ディスプレイの違いを比較
iPad AirとiPad Proはどちらも11インチ、13インチの二つのサイズがありますが、ディスプレイサイズは微妙に違っておりiPad Proの方がわずかに画面サイズが大きくて解像度が高くなっています。
モデル | iPad Air | iPad Pro | ||
---|---|---|---|---|
画面 サイズ |
10.86インチ | 12.9インチ | 11.1インチ | 13インチ |
パネル | Liquid Retina(液晶) | Ultra Retina XDR(有機EL) | ||
解像度 | 2,360 x 1,640 | 2,732 x 2,048 | 2,420 x 1,668 | 2,752 x 2,064 |
駆動 | 60Hz リフレッシュレート | 10-120Hz リフレッシュレート | ||
画面輝度 | 500ニト | 600ニト | 1,000ニト(HDR:1,600ニト) | |
仕様 | 耐指紋性撥油コーティング、フルラミネーション、反射防止コーティング、広色域(P3)、True Tone、Apple Pencilのホバー |
iPad AirよりもiPad Proの方が0.1インチほど画面サイズが大きく、それに伴って画面四隅のベゼル幅もiPad Proの方が狭く表示領域が広くなっています。
1世代前のiPad Air(第5世代)は10.9インチ表記でしたが11インチになっても同じということ。iPad Proの方が同じ画面を表示させた時にわずかに表示領域が広くウィンドウを並べたときに差が出てきます。
文字一文字分ほどiPad Proの方が横に表示領域が広いの横向きで作業する時に表示領域の広さを感じられるでしょう。
iPad Proは2024年モデルから有機ELディスプレイを採用し引き締まった黒に色鮮やかな表示が可能となりました。液晶と有機ELで比較するとこれくらい見え方が変わってきます。
どちらも同じ輝度に設定してますがiPad Proの有機ELディスプレイはコンテンツがくっきりと明るく表示してくれます。
画面輝度(明るさ)はiPad Airは液晶ディスプレイで500ニト、iPad Proは有機ELディスプレイを採用し1,000ニトと明るくなって外での視認性はiPad Proの方が上で、比較するととにかく明るくて視認性がいいです。
さらに、リフレッシュレートがiPad Airは60Hzですが、iPad Pro 11インチはProMotionに対応し120Hzのリフレッシュレートでスクロールした時に滑らか動作するディスプレイになっています。
60Hzと120Hzでどれくらいスクロールした時の残像が違うか比較してみました。
スローモーションですが実際の残像もかなり抑えられていてヌルヌルと画面を動かすことができます。
リフレッシュレートが高くても「出来ることは同じ」ですが、iPadは指で操作するのでちょっとした差ですが体験レベルがかなり異なってきます。
ヌルヌルと画面が吸い付いて来るのでついつい操作したくなります。必要ないけど、ワンランク上の画質、操作体験を実現するのがProMotionテクノロジーなのです。
また、高リフレッシュレートに対応しているゲームを有利に進めたいならProMotionテクノロジーに対応しているiPad Proを選ぶのがいいかもしれません。
Apple Pencilの追従性の違い
また、iPad Pro 11インチ(第4世代)はApple Pencilポイントにも対応しています。
ホバー機能によって液タブの代わりとしてもiPad Proを使えます。また、iPad Pro 11インチは120HzのProMotionテクノロジーでApple Pencilの追従性がiPad Airよりも良いです。
スローモーションで分かる差ですが速筆すると違いが明確に感じられますし、メモやノートを取ることが多いならiPad Proの方が書きやすいです。
じっくりとデッサンをするなら違いを感じないかもしれないですが、速筆する時に違いがかなり違うので文字をササッと書くならiPad Proがおすすめです。
指紋認証と顔認証の違い
iPad Airはトップボタン(電源ボタン)に指紋認証センサーのTouch IDを搭載し指で認証して画面ロック解除することができます。
指で画面ロック解除ができるので、マスクをしていても問題なく使うことができるのがiPad Airのいいところですね。
iPad Pro 11インチは顔認証のFace IDを搭載していてジェスチャー操作で画面ロック解除ができます。
Smart Keyboard FolioやMagic Keyboardならキーをタイプするだけで画面ロック解除が可能で筐体に触れることなく使えるのでキーボードを使ってるなら最高の仕組みとなっています。
ただし、マスクしていると画面ロック解除できずパスコードを入力する必要があり外で使うには少し使いづらいです。
モデル | iPad Air | iPad Pro |
---|---|---|
生体認証 | トップボタンTouch ID:指紋 | Face ID:顔認証 |
マスクしてると | 指でセンサーに触れて使える | 使えない(毎回パスコード入力) |
キーボードをタイピングして | 画面ロック解除できない | 画面ロック解除できる |
手荒れしてると | 少し厳しい | 問題なく使える |
外で使うことが多いならiPad Airの方が使いやすいですし、家で使うことが多くマスクをして使うシチュエーションがないのならiPad Pro 11インチの方が使いやすいのではないでしょうか。
SoC スペックと性能の違い
SoC(システム・オン・チップ)は2024年モデルのiPad AirがM2チップ、iPad ProがM4チップを搭載しちえます。
機種 | iPad Pro | iPad Air | iPad Pro | iPad Air | iPad Pro | |
---|---|---|---|---|---|---|
世代 | 2020 | 2022 | 2021 | 2022 | 2024 | |
SoC | A12Z | M1 | M2 | M4 | ||
CPU | 8コア | 10コア 8コア |
||||
GPU | 8コア | 10コア | 9コア | 10コア | ||
メモリ | 6GB | 8GB | 8GB 16GB |
8GB | 8GB 16GB |
|
ストレージ | 128GB〜1TB | 64/256GB | 128GB〜2TB | 128GB〜1TB | 256GB〜2TB | |
Neural Engine | 8コア:5兆回 | 16コア:11兆回 | 16コア:15兆回 | 16コア:38兆回 | ||
プロセス | 7nm | 5nm | 3nm |
iPad Air(第4世代)はiPhoneと同じA14 Bionicでしたが、iPad Air(第5世代)とiPad Pro 11インチ(第3世代)はM1チップを搭載し大幅に性能が向上します。
2022年のiPad Pro 11インチ(第4世代)はさらに性能の高いM2チップを搭載し、2024年はiPad Air(M2)もM2チップを搭載しiPad Pro(M4)はM4チップを搭載しタブレット端末とは思えないくらい処理性能の高いモデルに進化しています。
この力、どこに使えばいいのか迷ってしまうほど。
Antutu(v10)で性能を比較しました。
機種 | iPad Air | iPad Pro | iPad Air | iPad Pro | iPad Air | iPad Pro | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
世代 | 2021 | 2020 | 2021 | 2022 | 2022 | 2024 | 2024 |
SoC | A14 | A12Z | M1 | M2 | M2 | M4 | |
メモリ | 4GB | 6GB | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB |
トータル | 1040583 | 1089520 | 1605182 | 1676666 | 1887288 | 1867444 | 2639855 |
CPU | 326963 | 302199 | 444248 | 431836 | 544377 | 490875 | 689372 |
GPU | 373310 | 410212 | 634434 | 721218 | 715874 | 755562 | 1262513 |
MEM | 130932 | 150481 | 203672 | 189056 | 264688 | 264115 | 335098 |
UX | 209378 | 226628 | 322828 | 334556 | 352349 | 356892 | 352572 |
iPad Air(第4世代)とiPad Pro 11インチ(第2世代)はほぼ同じ性能ですがA14 Bionicの方が世代が新しいSoCなのでシングルコアCPUの処理性能が高いのでアプリの起動などはキビキビ動作します。
M2のiPad Proは圧倒的な性能なのでとにかく快適に使うならおすすめですし、2024年モデルのiPad AirもGPUのコア数が9コアと少ないですがゲームなど十分快適に動かせるスペックを持っており、動画編集やデザイン制作にも使えます。
また、M4チップを搭載しているiPad Proはモンスター級のスペックに進化しており原神やスターレイルなどの負荷の高いゲームを同時に動かせるほどの処理性能を持っています。
ここまでの性能を求めるならM4のiPad Proを選ぶメリットはあります。
普通にタブレットとして使ったり、ちょっとした動画編集やイラスト制作をするならM1チップを搭載しているiPad Air(第5世代)、iPad Pro 11インチ(第3世代)あたりが丁度いいスペックとなっています。
レイヤーが重なったデザイン作業や4K動画編集など負荷のかかる作業はM2やM4を搭載しているiPadの方がより素早く快適に動かせるので、iPadでどのような作業をしたいかによって選ぶのがよさそうです。
通信性能の違い
iPad Air、iPad Pro 11インチはWi-Fi 6に対応、セルラーモデルはiPad Pro 11インチ(第3世代)以降、iPad Air(第5世代)以降は5G(Sub-6)に対応しています。
機種 | iPad Pro:A12Z | iPad Air 4 | iPad Pro:M1 | iPad Air 5 | iPad Pro:M2 | iPad Air:M2 | iPad Pro:M4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
世代 | 2018 | 2020 | 2021 | 2022 | 2024 | ||
Wi-Fi | Wi‑Fi 5 | Wi‑Fi 6 | Wi‑Fi 6E | ||||
セルラー | 4G LTE 29バンド |
4G LTE 30バンド |
5G:Sub6 4G LTE 32バンド |
5G:Sub6 4G LTE 31バンド |
|||
Bluetooth | 5.0 | 5.3 |
5G通信を目的にiPad Pro 11インチ(第3世代)やiPad Air(第5世代)を選ぶメリットは少ないですが、外で作業をすることが多くて、高速通信したいなら恩恵を受けられそうです。
また、2024年モデルは6GHz帯のWi-Fi 6Eに対応し端末がたくさんあるようなところでスムーズに通信ができます。
外部ポートの違い
iPad Air、iPad Pro 11インチともに外部ポートはUSB-Cに対応していますが、iPad Pro 11インチはUSB 4/Thunderboltに対応し最大6Kの外部モニターの接続が可能となっています。
機種 | iPad Air 4 | iPad Air(2022 / 2024) | iPad Pro (2020 / 2021 / 2022 / 2024)) |
---|---|---|---|
ポート | USB-C | USB-C / Thunderbolt | |
通信速度 | 5Gbps | 10Gbps | 40Gbps |
画面出力 | マルチアダプタ経由:最大4K USB-C経由:フルHD |
最大6K:Thunderboltケーブル |
iPad Air(第4世代)も外部モニターへの出力が可能でマルチアダプタを介して4Kモニターに接続で4K解像度での出力ができます。
iPad Air(第5世代)以降、iPad Pro 11インチ(第4世代)以降は最大6Kの画面出力ができて、Studio Displayなどの外部モニターを拡張ディスプレイとして高精細な画質で表示が可能です。
これはM1チップを搭載しているiPad Air(第5世代)、iPad Pro 11インチ・13インチが使える機能でiPad(第9世代)などAチップモデルは非対応となっています。
リアカメラ・インカメラの違い
iPad Air(第5世代)はシングルカメラ、iPad Pro 11インチ(第3世代)はデュアルカメラ + LiDARスキャナを搭載しています。
モデル | iPad Air 4 | iPad Air 5 | iPad Pro 11インチ | ||
---|---|---|---|---|---|
世代 | 2020 | 2022 | 2021 | 2020 | 2018 |
広角 | 1200万・F/1.8 | ||||
超広角 | – | 1000万・F/2.4 | – | ||
深度 | – | LiDARスキャナ | – | ||
フロント | 700万・F/2.2 | 1200万・超広角・F/2.4 | 700万・F/2.2 | ||
高画質技術 | スマートHDR3 | スマートHDR | |||
センターフレーム | – | 対応 | – | ||
ミー文字 | – | ミー文字、アニ文字に対応 |
iPad Pro 11インチは超広角カメラを搭載し視野の広い写真を撮影できるだけでなく、被写体の距離を性格計測できるLiDARスキャナでARに対応したアプリで精度の高いコンテンツが楽しめます。
また、どちらもインカメラは超広角カメラを搭載しセンターフレームという動き回ったとしてもフレームの中心から外れないように自動でパンを調整してくれる機能を使えます。
自撮りで動画撮影をしたりするのに使えそうですよね。
ミー文字やアニ文字はiPad Pro 11インチでのみ使えるのでYouTubeで動画をアップしたりするのならiPad Pro 11インチ(第3世代)を選ぶことになるでしょう。
内蔵スピーカーの音質の違い
iPad Air(第5世代)は2スピーカー、iPad Pro 11インチ(第3世代)は4スピーカーに対応しています。
モデル | iPad Air 5(2022) iPad Air 4(2020) |
iPad Pro 11インチ |
---|---|---|
スピーカー | ステレオ(2つ) | 可変式ステレオ(4つ) |
向き | 横向き | 縦向き・横向き |
音質 | 中音重視 | 低音、高音重視 |
向いているコンテンツ | YouTubeなど声を主体のコンテンツ | 音楽、映画などのコンテンツ |
iPad Airは横向きにした状態で左右にスピーカーを搭載しステレオサウンドとなりますが、縦持ちにすると上下になるので違和感のある音になってしまいます。
iPad Pro 11インチは4つのスピーカーを搭載し方向に合わせて音が切り替わるため縦持ち、横持ちのどちらでもステレオで音を楽しめます。
音質はiPad Airは中音重視でYouTubeなど声主体のコンテンツの音は聞きやすく、iPad Pro 11インチは低音、高音も鳴るので音楽、映画に適しておりiPad Airだから音が悪いとかではなく、音の方向性がそれぞれ異なる感じです。
使える周辺機器は同じ
iPad AirとiPad Pro 11インチは基本的に使える周辺機器は同じで、Smart Keyboard Folio、Magic Keyboard、Smart Folio、Apple Pencil(第2世代)に対応しています。
Smart Keyboardを使えば執筆作業や資料作成ができますし、Magic Keyboardならトラックパッドを使ってカーソル操作もできます。
なによりも視線を上げることができるので長時間作業にも耐えられる環境を作り出すことができますよ。
iPad Airはシングルカメラ、iPad Proはデュアルカメラを搭載しているので現行のSmart Keyboard Folioだとこのように空間が空いてしまうのが少し気になるところではあります。
もし、iPad Pro(2018)のSmart Keyboard Folioを持ってるならカメラの部分はピッタリと収めることが可能となっています。
本体カラーの違い
iPad Air 5はシルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーの5色、iPad Proの本体カラーは2色から選べます。
モデル | iPad Air(第5世代) | iPad Pro 11インチ(第4世代) |
---|---|---|
本体カラー | スペースグレイ、スターライト、ピンク、パープル、ブルー | シルバー、スペースグレイ |
スターライト、ブルー、パープルのある爽やかでiPad Airにふさわしいカラー、シルバーとスペースグレイはiPad Proの強そうな雰囲気を醸し出すカラーとなっています。
iPad Air・iPad Pro 端末価格の違い
iPad Air 5は92,800円、iPad Pro 11インチは124,800円と価格差は32,000円です。ストレージ容量が異なるので同じ容量の256GBだと価格差は24,000円となります。
Wi-Fi セルラー |
iPad Air(第5世代) | iPad Pro 11インチ(第4世代) |
---|---|---|
64GB | 92,800円 116,800円 |
– |
128GB | – | 124,800円 144,800円 |
256GB | 116,800円 140,800円 |
140,800円 164,800円 |
512GB | – | 172,800円 196,800円 |
1TB | – | 236,800円 260,800円 |
2TB | – | 300,800円 324,800円 |
タブレットとしてブラウジング、SNSをしたり、YouTubeなど動画を見るくらいなら64GBのiPad Air(第5世代)があれば十分足りますし軽めのゲームも楽しめます。
資料作成、ブログ更新、イラストを描いたり、動画編集をすると64GBだと不足するのでiPad Airの256GBにすると116,800円になってiPad Pro 11インチ(128GB)の124,800円と価格差が8,000円となります。
少しでも容量の多い方がいいならiPad Airの256GBがいいですが、256GBは必要ないけど64GBは足りない場合はiPad Pro 11インチの128GBにすると120Hzのリフレッシュレートと4スピーカー、LiDARスキャナも使えるようになります。
iPad Air・iPad Pro どっちを選ぶ?
iPad Air(M2)、iPad Pro(M4)のどっちを選ぶべきか?
iPad Air(第5世代)がいい人は
iPad Air(M2)は10.9インチまたは12.9インチの液晶ディスプレイにトップボタン式Touch IDを搭載し、iPad Proの性能までは要らないけど快適に使える端末が欲しいならおすすめです。
- Macのようなマルチタスクで作業したい
- 120Hzのリフレッシュレートはいらない
- Touch ID(指紋)の画面ロック解除が欲しい
- 少しでも費用を抑えたい(98,800円〜)
M2チップを搭載しiPad Pro 11インチ(第4世代)とほぼ同じ性能なので動作で不満はなく4K動画編集もサクッとできますし、iPadOS 17のステージマネージャーにも対応します。
120Hzなどのリッチスペックが必要ないならiPad Air(第5世代)はいい選択肢になります。
また、トップボタンにTouch IDを搭載しマスクしながら使えるので外でiPadを使うことが多いのならiPro Pro 11インチよりもiPad Air(第5世代)の方が扱いやすいです。
→ iPad Air 5、iPad Air 4はこちら
iPad Pro 11インチがいい人は
iPad Pro 11インチ(第4世代)は11インチの120Hz対応の液晶ディスプレイにFace ID(顔認証)に対応したハイエンドiPadです。
- Macのようなマルチタスクで作業したい
- 120Hzのリフレッシュレートが欲しい
- 大容量ストレージで動画編集をしたい
- Face ID(顔)の画面ロック解除が欲しい
- キーボードでの作業を快適にしたい
- LiDARスキャナで3Dデータをスキャンしたい
- ミー文字、アニ文字を使いたい
120Hzのリフレッシュレートに対応し、スクロールした時の残像もなくクッキリとした画面でタブレットとしても万能で、Apple Pencilの追従性もいいのでノートを取る、イラスト制作にも適しています。
ブログを書いたり、資料作成などキーボードでの作業をすることが多いなら120Hzは必要ないのでiPad Air(第5世代)でもいいでしょう。ProMotionテクノロジーはタッチ操作で活きてきます。
SoCはiPad Air(第5世代)と同じM1チップで性能は同じですが、iPad Pro 11インチは512GB、1TB、2TBの大容量ストレージも選べて動画編集もしやすいモデルとなっています。
iPad Pro 11インチは顔認証で画面ロック解除ができるのでキーボード作業してる時もサクッと使い出せるのでとても使いやすいですよ。
→ iPad Pro 11インチ(第4世代)はこちら
https://sin-space.com/entry/ipadpro11-3th-2021→ iPadの比較・選び方はこちら
Appleのサイトだけでは分からない違いも、とても分かりやすかったです。参考にさせていただきました、ありがとうございます!