2023年のソニーは本気です。Xperia 1 Vの完成度が素晴らしいです。性能が向上しただけでなくソフトウェアも安定して発熱もしにくくなってカメラの画質もめちゃいい感じに。
ついにXperia 1シリーズが完成したのでは?….とついつい思ってしまうほど仕上がりが向上して使いやすいく進化しています。
ということで、この記事ではXperia 1 Vのデザイン、サイズ、性能、カメラの画質をレビューしました。実際に使ってどうなのかメリット、デメリットも書いたので検討してる方は参考にしてみてください。
- 筐体にテクスチャー加工がカッコいい
- 6.5インチなのに横幅71mmで操作しやすい
- Snapdragon 8 Gen 2でゲーム性能が高い
- 発熱しにくく快適に使えるようになった
- 電池持ちが良くて1回の充電で長く使える
- Photo Proの起動が高速化しレスポンスが向上
- 広角カメラの新型センサーがとても良い
- 望遠カメラの解像感・画質が向上してる
- 動画の画質も自然でキレイに撮影できる
- 色彩機能のCreative look、S-Cinetoneが使える
- 内蔵スピーカーの音質がビックリするほど良い
- 顔認証に対応していない
- 48MPなのに高画素モードがない
- 縦長で電子書籍は読みにくい
- 端末価格が19〜21万円と高め
※ Xperia 1 V のブラックはソニーマーケティング株式会社よりお借りした端末、Xperia 1 Vのプラチナシルバーは自腹で購入した端末です。
→ 後継機種はXperia 1 VIです。
この記事の目次
Xperia 1 Vの特徴
- 6.5インチ(60 / 120Hz)有機ELディスプレイ
- 解像度:4K(3,840 × 1,644ピクセル)
- SoC:Snapdragon 8 Gen 2
- メモリ:12 / 16GB、ストレージ:256 / 512GB
- 広角カメラ:48MP(1/1.35型 Exmor-T)・F1.9
- 超広角:12MP(1/2.55型 Exmor-RS)・F2.2
- 望遠 ×3.5〜5.2:12MP(1/3.5型 Exmor-RS)・F2.3〜2.8
- 生体認証:サイドボタン式指紋認証
- スピーカー:フロントステレオ
- 充電:USB-C & ワイヤレス(Qi)対応
- 通信:Bluetooth 5.3、Wi-Fi 6E、5G Sub-6(キャリア版はmmWV対応)
- バッテリー:5,000mAh、防水防塵:IP68
- NFC :Type A/B/F(おサイフケータイ対応)
- サイズ:165 × 71 × 8.3 mm、重量:187 g
- 発売日:2023年6月16日
Xperia 1 Vは6.5インチの21:9比率の有機ELディスプレイを搭載した縦長スマホで大画面でありながらも本体横幅が71mmに抑えられて片手操作がしやすいスマホです。
基本的な使い勝手は従来モデルのXperia 1 IVと同じですが、筐体にテクスチャー加工が施されてザラザラとした触り心地になって滑りにくくなって撮影しやすく進化しています。
Xperia 1 Vは広角カメラに新世代の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」を世界で初めて搭載したモデルです。
光の当たりどころによって青く光るブルーアイ。レンズを支える土台はメタルフレームを採用し上質なカメラを演出、カッコいいだけでなく4800万画素の高画素センサーで解像感が向上し自然な表現力で夜間撮影も強くなっています。
望遠カメラは引き続き3.5〜5.2倍の光学ズームのペリスコープ型の望遠レンズですが工場でレンズ組み立て時にキャリブレーション調整工程を入れて精度出しして解像感を高めてます。
実際に望遠カメラはスペックは前のモデルと同じですが解像感が上がってて明らかに良くなったので全カメラで画質向上を体感することができます。
また、それを支えるSoCも最新のSnapdragon 8 Gen 2を搭載し動作速度が安定しただけでなく発熱も抑えることができて動画撮影中に停止する問題もある解決し全体的に安定感のある端末に仕上がっています。
ようやくですね。
ようやくハイエンドのXperia 1が完成した感があります。価格が20万円前後と少し高めではありますが、Xperiaの自然なカメラが好きならXperia 1 Vはかなりおすすめのモデルとなっています。
追記:ソニー公式ストアで購入できるSIMフリーモデルが値下げされて179,300円でメモリ16GB / ストレージ512GBを買えるようになりました。
Xperia 1 V レビュー
本体デザイン
Xperia 1 Vの背面パネルはコーニング社のGorilla Glass Victusを採用したガラスですが、今回のモデルはテクスチャー加工が施された特殊パネルとなっています。
ザラザラとした手触りで指紋も付きにくいのでケースなしで使いくらい質感の高い筐体を実現。さらに、サイドフレームにも凹凸の横スレッドが施されていてめちゃカッコイイです。
ただ単にカッコイイだけでなく撮影時に構えた時の滑り止め防止としての役割も担ってるのでホールド感が向上しカメラを構えた時に撮影しやすくなってるのもグッドですね。
もちろん、ケースを装着して使うことが多いと思うので気にするところではないですがケースを付けずにXperia 1 Vを使いたい!という方にとって嬉しい加工ではないでしょうか。
インカメラは画面上部の受話レシーバーの隣にあって今回も画面上部にベゼルのある今までと変わりないスタイルとなっています。
Xperia 1 Vの生体認証はサイドボタン式の指紋認証に対応しています。
顔認証がなくても指紋認証があるのでマスクしながらでも問題なく使えますが、何気なく使う時は顔認証の方が簡単に画面ロック解除できるのでやっぱ欲しいですよね。
この問題は5年くらい言い続けてます、簡易型でいいから顔を向けるだけで画面ロック解除できるようにして欲しいところ。
Xperia 1 Vの本体カラーはブラック、カーキグリーン、プラチナシルバーの3色から選ぶことができます。
どれも落ち着いた雰囲気のカラーラインナップとなっています。今回レビューしてるのはブラックですが、個人的にはプラチナシルバーが気になっております。
めちゃカッコよくないですか…。
追記:Xperia 1 Vのプラチナシルバーを購入しました。めちゃくちゃカッコイイです!!
専用ケースと組み合わせると今までにない雰囲気で最高です。
LEDフラッシュがカメラの土台部分に埋め込まれたことでカメラ周りがシンプルでいい感じですし、スタンド部分が出っ張ってグリップとして使えるのでカメラの撮影がしやすいです。
内蔵スタンドで画面を立てて使えます。
横置きだけでなく縦置きにも対応しています。ただし、縦置きの角度がかなりキツめ。もう少し角度が浅くなるとより良かっただけに少し勿体無いですね。
- テクスチャー加工がカッコいい😎
- 横幅71mmで片手操作しやすい
- 6.5インチなのに187gと軽量で疲れにくい
- サイドボタン指紋認証でマスクしててもOK
- IP68防水防塵でで水回りでも使える
- 165 × 71 × 8.3 mm、重量:187 g
- 本体カラーがどれも素敵で欲しい
- 画面上下のベゼルが太い
- 通知用LEDがなくなった
- 顔認証に対応していない
充電と外部ポート
Xperia 1 Vは本体下に充電ポートを搭載しUSB-C(3.2 Gen 2)に対応し高速データ通信も可能となっています。
USB-C PD3(PPS対応)に対応し30W出力以上の充電アダプタで充電すると実測で25.8Wの急速充電ができてました。
残量が多くなると21Wくらいになって速度調整されてバッテリー負荷を抑えるように配慮されています。
さらに、Xperia 1 Vはワイヤレス(Qi)充電に対応してるのでワイヤレスでバッテリー給電が可能で最大15Wの無線充電が可能となっています。
ワイヤレス充電に対応しながらも5,000mAhの大容量バッテリーを内蔵してるのはいいですね。
15W対応のQi充電器・Anker PowerWaveII Standを使って実測したと充電したところ30分で(22% → 50%)と28%ほど充電してたのでまあ速いのではないでしょうか。
端末下にカードスロットを搭載し手でそのまま開閉が可能で、Micro SDカードも入れられるので撮影データを気軽に受渡できるのはなんだかんだ便利です。
SIMカードはnanoSIMに対応しています。e-SIMも使えるので物理カード + eSIMのデュアル通信環境を構築可能となっているのは心強いですね。
- PD3/PPSの高速充電に対応
- ワイヤレス充電(Qi)に対応している
- microSDカードでストレージ拡張可能
- 手でカードスロットを開けられる
- なし
- 強いていえば45W充電に対応してほしい
ディスプレイの性能
Xperia 1 Vは6.5インチの21:9の画面比率の縦長の有機ELワイドディスプレイを搭載しています。
仕様は従来と同じで解像度は4K(3,840 × 1,644ピクセル)、120Hzリフレッシュレートに対応し滑らかに操作が可能となっています。
また、HDR再生(リアリタイムHDRドライブ)で白トビや黒潰れしやすいシーンもキレイに表現できるようになっています。さらにXperia 1 VはHLG再生にも対応しています。
もちろん、クリエイターモードやフルHD画質を4K画質にアップスケーリングするX1 for mobileを搭載しているので高品質な画面で映画やアニメなど動画を楽しめます。
画面輝度はほぼ同じで晴れの日にXperia 1 Vと1 IVの画面の明るさを最大にしてみましたが色味が少し異なる程度で明るさは同じでした。
他社スマホのディスプレイと比べると暗めでですが、晴れてる明るいところで画面が見えず撮影できないことはなく問題はなかったです。
ただ、もう少しだけ明るいと嬉しいですね。他社スマホはもっと明るいですし4K解像度だからなかなか難しいのかもしれませんが次機種ではディスプレイの刷新を期待したいところです。
Xperia 1 Vは21:9の縦長ディスプレイを搭載してるので電子書籍は少し読みにくいです。これはXperiaシリーズ全てにおける欠点ともいえます。(※Xperia Ace IIIは別です。)
とはいえ、本体横幅は71mmなので6.1インチのiPhone 14やGalaxy S23と同じサイズ感で漫画が読めるので考えようによっては2画面表示でアプリを同時に使いやすいですしいいとこ取りかもしれません。
6.5インチサイズでありながらも片手でも文字入力ができるスマホって珍しいですよ。
しかも、本体重量が187gと軽量化されてますし他社のフラグシップスマホと比べると明らかに軽くて操作性の良いスマホに仕上がっています。
- 縦長で2画面表示が見やすい
- 120Hzリフレッシュレートに対応
- 4K解像度 + アップスケーリングで画質がキレイ
- クリエイターモードで自然な色味を再現可能
- 最大輝度は従来モデルと同じまま
- 漫画は少し読みにくい
オーディオの性能
Xperia 1 Vの内蔵スピーカーは1 IVと同じフルステージフロントステレオスピーカーを搭載し臨場感ある迫力のサウンドを楽しめるようになっています。
スピーカー自体は1 IVと同じですが、Xperia 1 Vはアンプが新しくなって駆動電圧が高くなって低音域の音域で200Hzで1.4倍、80Hzで2倍も音圧が強くなって全体で10%も音圧向上してるとのこと。
さらに、新型アンプはノイズが少なくなったことで繊細な音もノイズに埋もれることなくしっかり再生できるようになってるそうです。
で、実際にXperia 1 Vと1 IVで視聴し比べてみましたが…
1 IVも十分いい音で音楽を楽しめますが、Xperia 1 Vはさらに上をいく音質になってました。低音域が鳴るようになってボーカルの声量もより力強く、中音〜高音域の広がりもより感じられるように進化しています。
同じスピーカーなのに新型アンプとチューニングによってここまで変わるのか…と驚きです。ここまで来ると外部スピーカーなしでも問題ないかも…と思うかもしれません。
Xperia 1 Vは引き続きは3.5mmヘッドフォンジャックを搭載してるので有線イヤホンもそのまま接続可能ですが、無線イヤホンならBluetoothで接続して音楽を視聴できます。
SBC、AACだけでなく高音質コーデックのaptX adaptive、LDACに対応しています。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:○
- LDAC:○
LDAC対応のWF-1000XM4、aptX Adaptive対応のMomentum TW3を最高音質で楽しめますしLE audioも対応しています。
- フロントステレオスピーカーを搭載
- 新アンプで迫力のあるサウンドに
- LDAC、aptX Adaptiveに対応している
- ドルビーアトモスで広がりある音響に
- 360 Reality audio、360 Upmixに対応
- DSEE Ultimateで圧縮音源をアップスケール
- 3.5mmオーディオジャックを搭載
- デメリットはない
SoCのスペックと性能
Xperia 1 VのSoC(システムオンチップ)はSnapdragon 8 Gen 2を搭載し、メモリとストレージはキャリア版が12GB / 256GB、SIMフリーモデルは16GB / 512GBとなります。
Snapdragon 8 Gen 1のCPUは高性能コア(1 + 3)+ 効率コア(4)だったのが、Snapdragon 8 Gen 2は高性能コア(1 + 2 + 2)+ 効率コア(3)と高性能コアが増えて性能が大きく向上しています。
高性能コアが増えると電力効率と発熱が気になるところですが、Snapdragon 8 Gen 2は電力効率も考慮されたチップで性能を向上しつつも電力効率が40%も改善しています。
Antutu(v9)で性能を比較しました。以前よりも全体的にスコアは下がっておりXperai 1 IVは90〜95万ほどあったのが最新のOSだと78〜80万、Xperia 1 Vでも103〜106万程度になっています。
モデル | Xperia 1 V | Xperia 1 IV |
---|---|---|
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 8 Gen 1 |
メモリ | 12GB / 256GB | |
総合 | 1037148 | 786632 |
CPU | 222569 | 142329 |
GPU | 482827 | 362938 |
MEM | 170371 | 141503 |
UX | 161381 | 139862 |
発熱 | 40°(8°上昇) | 38.9°(7.9°上昇) |
バッテリー | 4%消費 | 4%消費 |
発熱を抑えるために全体的にXperia 1シリーズの性能を落としてる可能性はありそうです。ただ、実際の動作においては性能が下がったと感じることはありません。
実際にXperia 1 Vがどれくらいの操作感で動作するのかChromeブラウザ、Twitterを動かしてみました。
まあ、ハイエンドチップなのでこれくらいのアプリでモタつくことはないですよね。めちゃくちゃ滑らかに快適に動作できるのでストレスありません。
Xperia 1 VはSnapdragon 8 Gen 2を搭載してるのでゲームも快適に遊ぶことができます。PUBGモバイルは新たに「スムーズ + 90fps」の画質設定が選べるようになりました。
Game enhancerから画質の設定を「カスタム」にして最大リフレッシュレートを120または240Hzにすることでより滑らかにプレイが可能となります。
Xperia 1 VのGame enhancerは現在のFPS(システム上の)と消費電力、バッテリー残量、温度をモニターできるようになったのは分かりやすくていいですね。
PUBGモバイルはほんとに滑らかにプレイできるのでヌルさくでゲームを優位に進めることができそうですね。
動作が重い原神のデフォルト設定は(中・30)となっていますが、Xperia 1 VはSnapdragon 8 Gen 2を搭載してるので画質を(最高・60)にしても問題なくプレイ可能です。
実際にどれくらいの動作感なのかXperia 1 VとXperia 1 IVで最高画質、60フレームレートにしてプレイし比べてみました。
1 IVもそれなりに滑らかに動かせますがフレームレートが落ち気味でコマ落ちすることがありますが、Xperia 1 Vはレートが落ちることが少なく常に滑らかにプレイ可能です。
もっと負荷のかかるステージだとコマ落ちしたりすることはありますが熱ダレも少なく快適にプレイできます。ただし、長時間プレイになるとレートは落ちてくるので画質は落とした方がいいのかもしれません。
ちなみに、Xperia 1 VはXperia Stream(別売り)を装着してゲーム性能を高められます。Xperia Streamはファンを内蔵してるので本体を冷却しながら最高の環境でゲームをプレイ可能です。
さらに、HDMIなどの外部ポートも搭載してるので外部モニターにゲーム画面を表示も可能です。
ただ単純に外部モニターに出力してるわけではなくしっかり同期しながら出力するためコマ落ちしたりフレームレートが落ちるといった現象を極力抑えることができます。
Xperia Streamのデモ画面ですがプレステ5でプレイしてるかのような感じで出力が可能です。
端末の発熱
Xperia 1 Vは電力効率が向上したSnapdragon 8 Gen 2から出る熱を金属プレートから熱拡散シートに拡散する熱マネジメントを行っています。
この方法は1 IVと同じですがXperia 1 Vの熱拡散シートは2層部分が増えてシートの体積がトータルで60%も増やして効率よく熱を端末に流すことで熱が高くなるのを防いでいます。
カメラ起動時の消費電力も20%改善し撮影時の発熱も抑えることができ、実際にPhoto Proを使って撮影してる時の端末の発熱がXperia 1 Vは少ないように感じます。
Video Proで4K 60fps(HDR)に設定して30分ほど撮影をしてどれくらい発熱をしてるのかXperia 1 VとXperia 1 IVで比較してみました。
まずは背面側です。Xperia 1 IVはMAXで47.4℃なのに対してXperia 1 Vは42.4℃と5℃も発熱を抑えられています。
リアカメラの土台がメタルフレームになって熱をカメラ部分から放熱もできるようになってるようです。
正面側もMAXで1 IVは48.4℃、1 Vは44.6℃と4℃ほど熱が低くなっています。
1 IVは端末の下の方に熱が行き渡ってなくSoCのある1箇所が極端に厚くなってるのがXperia 1 Vは端末全体に熱を行き渡らすことで1箇所に熱が集中しないよう上手く熱マネジメントできてるようです。
ちなみに、室温21℃でVideo Pro(4K60fps HDR)の撮影で1 IVは10分ほどで熱警告の表示が出たのが、XPeria 1 Vは30分経っても表示は出なかったので熱には強くなった印象です。
次に原神を(最高画質・60)でプレイ時の発熱の状況です。
これもXperia 1 Vの方がピーク温度を抑えることができています。1 IVはMAXで44.7℃あるのに対してXperia 1 Vは42.3℃と発熱を抑えることができています。
実際にXperia 1 Vの方が安定してゲームを楽しむことができるようになっています。
バッテリー持ち
Xperia 1 Vのバッテリー容量は1 IVと同じ5,000 mAhと同じとなっていますが、電力効率が向上したSnapdragon 8 Gen 2を搭載したことで電池持ちは全体的に良くなっています。
モデル | Xperia 1 V | Xperia 1 IV |
---|---|---|
容量 | 5,000 mAh | 5,000 mAh |
YouTube 60分 | 74 → 67% 7%消費 | 74 → 64% 10%消費 |
PUBG 30分 | 63 → 57% 6%消費 | 82 → 74% 8%消費 |
原神 30分(中) | 80 → 74% 6%消費 | 80 → 70% 10%消費 |
原神 30分(最高) | 74 → 63% 11%消費 | 69 → 56% 13%消費 |
VideoPro 4K60P 30分 | 55 → 41% 14%消費 | 54 → 37% 17%消費 |
8時間待機 | 71 → 68% 3%消費 | 69 → 64% 4%消費 |
充電 | USB-C PD3(PPS対応)18W |
YouTube 1時間視聴において1 IVは10%消費だったのがXpeira 1 Vは7%消費と電池持ちが向上。ゲームの原神においても1 IVが10%消費がXperia 1 Vは6%と4%も電池持ちが良かったです。
同じバッテリー容量なのにこれだけ変わるって恐るべきですよね…。それだけSnapdragon 8 Gen 2の電力効率が向上して消費電力を抑えることができてるのでしょう。
- 高性能なSnapdragon 8 Gen 2を搭載
- SIMフリーは16GBの大容量メモリ
- SIMフリーは512GBの大容量ストレージ
- 最高画質でゲームを長く楽しめる
- 電池持ちが向上して扱いやすくなった
- キャリア版はメモリとストレージが少なめ
- 長時間プレイだとフレームレートは落ちる
- 他メーカーよりベンチマークスコアは低め
カメラのスペック
Xperia 1 Vのリアカメラは広角、超広角、望遠のトリプルカメラ仕様と基本的な構成は従来モデルの1 IVと同じですが画質は大きく向上しており今までのカメラとは完全に別物です。
Xperia 1 Vは広角カメラが刷新し1,220万画素(1/1.7型)のセンサーから4,800万画素(1/1.35型)の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー(Exmor T for mobile)を搭載しました。
センサーサイズが1.7倍大きくなっただけでなくフォトダイオードとトランジスタを2層に分離した2層画素積層センサーになったことで低照度性能が約2倍向上しています。
さらにソニー独自の画像処理技術によって低照度における対ノイズ性能、ダイナミックレンジ性能が高くなっています。
※厳密には広角イメージセンサー「Sony IMX888」は5,200万画素の1/1.35型で4:3の写真撮影時に4,800万画素部分をクロップ(1/1.43型)し、16:9の動画撮影時に柔軟に効率的にセンサーを使ってるようです。
カメラ部分のパーツはこのようになっており真ん中にあるのが新世代センサーのExmor T + レンズです。かなり大きなカメラに生まれ変わったのが分かりますね。
超広角(上)は1220万画素(1/2.55型)、望遠(下)は3.5〜5.2倍の光学ズーム1220万画素(1/3.5型)のペリスコープ型カメラでスペックは従来の1 IVと同じです。
ただ、望遠カメラは工場で組み立て時にキャリブレーションをして精度出しをして解像感と画質が向上してます。
Xperia 1 IVは望遠カメラがボケる初期不良(?)がありその辺りを考慮し1つ1つキャリブレーションをかけるようにし個体差が出にくいように改善してるようです。
Xperia 1 VのPhoto Proは起動速度が向上し写真撮影時のレスポンスも向上しています。従来モデルはャッターボタンを押すと処理落ちしプチフレーズしてたのがXperia 1 Vは改善しています。
とくにAI超解像ズームを使ってる時のレスポンスが改善してるので、撮影がとてもしやすくなったんですよね。
今までのモデルがモタツキすぎるのが問題とも言えますが、Xperia 1 Vは改善ししっかり使えるカメラアプリに進化させてきています
XperiaのPhoto Pro ベーシックモードはも縦UIに対応してましたが、プロモード(AUTO、プログラムオート、シャッタオースピード優先、マニュアル)は横UIのみだったのがXperai 1 Vはプロモードも縦UIに対応しました。
さらに、V-log専用アプリのVideo Proも縦UIに対応しました。
縦持ちに対応したことでSNSにアップする用の動画撮影が圧倒的に撮影しやすくなります。今までPhoto Proの動画モードで撮影していたのをVideo Proに切り替えて使えるのはいいですね。
カメラの画質
では、Xperia 1 Vのカメラのレビューをしていきます。
まずは昼間に広角カメラで撮影しました。4,800万画素(1/1.35型)の層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーにF/1.9のZeiss Tコーティングが施されたF/1.9のレンズを搭載しています。
高画素センサーですが撮影後の出力データは4,800万画素ではなく1,200万画素に縮小し保存されるので保存容量が圧迫されることはありません。
1,200万画素ですが十分高精細にキレイな写真を撮影可能です。
デジタルズーム2倍(AI超解像ズーム)をしても高画素センサーの恩恵もあるのか高精細な表現が可能となっています。
Xperia 1 Vは従来型と同じ光学ズーム(85〜125mm)を搭載した望遠カメラを搭載しセンサーサイズも1/3.5型と据え置きとなっていいます。
ただ、Xperia 1 Vの望遠カメラは組み立て工場でキャリブレーション(精度出し)をする工程を追加しより解像感の高い写真に仕上げることが可能となったそうです。(ソニー開発者の方が言ってました。)
改めて後述しますが確かにXperia 1 Vの望遠カメラは1 IVとは完全に別モノです。解像感が向上し細かい描画もしっかりできるように進化しています。
個人的に望遠カメラを使うことがめちゃ多いので画質が改善してるのは本当に嬉しい。最高です。
超広角カメラのスペックは据え置きで1,200万画素(1/2.55型)のセンサーにF/2.2のレンズを搭載しています。
画角は16mm(×0.7)なので広くはないですが広く表現したいときには十分楽しめると思います。
広角カメラはセンサーサイズが1/1.35型と従来よりも大型化したことで被写体に寄った時も自然に背景をぼかして雰囲気ある写真に仕上げることも可能です。
2倍ズームで撮影しても画質の劣化が少なく背景のぼけ感もしっかり表現可能です。
今までの1 IVの1,200万画素のセンサーでもAI超解像ズームで意外と画質劣化のない写真になってましたが、Xperia 1 Vは4,800万画素の高画素センサーなので画質劣化を抑えて解像感の高い写真となります。
Xperia 1 Vと1 IVで部分拡大して比較してみました。
Xperia 1 Vの方が解像感が高くなっています。1,200万画素センサーの1 IVよりも4,800万画素センサーの1 Vの方がより高精細な写真に仕上がっていて、これはデジタルズーム2倍(AI超解像)でも同様です。
明るいところだと1 IVも意外と頑張ってるなーという印象ですが、暗所になるとXperia 1 Vの方が解像感が高くなってるのは分かります。
部分拡大するとこんな感じです。
思ったほど差はないようにも見えますがXperia 1 Vの方が解像感が高くなってるのでパッと見で写真でキレイと感じることができます。2倍ズームよりも単純に広角1倍の画質がXperia 1 Vは向上してるかもしれませんね。
それぞれで部分拡大して比較してみました。
金属の質感が1 IVは損なわれてますがXperia 1 Vは高精細に表現できています。拡大しないと分からない差ではありますがこの細かい表現の違いが被写体に艶を生み出していて表現力がやはり違うなと感じます。
こちらは望遠カメラの5.2倍ズームでの撮影です。
解像感の高い写真に仕上がってます。
Xpiera 1 Vの望遠カメラは最短撮影距離も短めで物撮りに使うことも可能です。
物撮りカメラ、Xperia 1 Vでいいのでは…?
最大ズームは375mm(15.6倍)と他社スマホと比べると控えめですが子どもなど家族の写真を撮影で扱いやすい画角というか寄って撮影できるので個人的にXperia 1 V、1 IVの85〜125mmの望遠カメラは重宝しています。
(本来はXperia 1 IIIの70mmがちょうど使いやすい画角ではあります。)
少し薄暗い夕暮れに東京駅を撮影してみました。
暗所部分を潰すことなくちょうど良い明るさで撮影できてるのではないでしょうか。広角カメラのデジタルズーム2倍(AI超解像ズーム)でも撮影してみました。
暗所部分も解像感を損なうことなくしっかり撮影可能です。望遠カメラの光学ズーム125mm(5.2倍)も解像感高いですね。
ぼやけた感じもないですし広角カメラよりも望遠カメラの解像感アップの方が進化してるように感じてしまうほどです。
超広角カメラはスペック同じですが暗所でもしっかり撮影可能です。
高架下をXperia 1 Vの広角カメラで撮影しました。
高架下はかなり暗いところでしたが、ナイトモード(auto)が自動で発動して明るく撮影が可能となっています。
焼き鳥の提灯ですが艶があります。
金沢駅の地下に行く階段です。
めっちゃキレイじゃない?
ソフトウェア処理も自然なので違和感がないですし、スマホカメラとは思えないくらいの画質で写真を楽しむことができます。
ハム子さんを広角カメラで撮影しました。
毛並みがとても自然でいい感じではないでしょうか。2倍ズームしても高精細でふわふわとした雰囲気を損なうことなく表現が可能となっています。
Xperia 1 Vの望遠カメラは最短撮影距離が短め(40〜45cm)なので寄って撮影も可能で解像感が高く違和感なく撮影が可能となっています。
Xperia 1 Vは世界初の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーを採用したことで暗いところ(低照度)での撮影が上手になっています。
ソニーシティ大崎で開催された体験会でモデルさんがいたので撮影してみましたが…
めちゃキレイです。このシーンは部屋の電気は消えていてテントの中にランプが一つあるだけのかなり暗い環境下だったのですがXperia 1 Vは肌の質感もしっかり再現できています。
超解像ズーム2倍での撮影においても明るさ、解像感、色味ともにXperia 1 Vの方がより美しくキレイに仕上げることができます。
今までのXperiaは広角カメラのセンサーサイズが小さすぎて暗所撮影は被写体ブレがあってツライと感じる場面が多々ありましたがXperia 1 Vは被写体ブレもなくキレイに表現できてました。
それにしてもモデルさん、ずっと笑顔でいてくれてたから素敵です。
高架下でも同じように撮影し比べてみました。デジタルズーム2倍(AI超解像ズーム)で比較してます。
1 IVもキレイに撮影可能ですがXperia 1 Vの方が全体的に明るくしっかり撮影が可能です。
暗所部分を部分拡大してみると…
1 IVは黒潰れしてしまい情報が失われてしまってますが、Xperia 1 Vはダイナミックレンジが高いこともあって暗部もしっかりディテールが残っていて解像感もあります。
Xperia 1 Vの望遠カメラはスペックこそは1 IVと同等ですが、工場でキャリブレーション工程を入れることでレンズの精度を出して解像感が向上しています。
望遠 125mm(5.2倍)で撮影し比べてみました。
地面の砂、草の部分の解像感があきらかにXperia 1 Vの方が高いですね。さらに、AI超解像ズーム15.6倍で撮影し比べましたが解像感が明らかに違うのが分かります。
1 IVは全体的にモヤがかかったかのようにも見えますが、Xperia 1 Vはよりクリアで解像感が高くなっています。
とくに暗所撮影において望遠カメラの画質が変わったことを体感できます。
望遠レンズの精度が出て高精細に情報を受け取ることが可能になったということでしょうか。
個人的に子どもら撮影時に望遠カメラをよく使用してるのですが、1 IVは少しぼやっとした画質になることが多かったのがXperia 1 Vはより解像感の高い写真になります。
ソフトウェアの処理方法が大きく変わった感じしますよね。
Xperia 1 Vの方がコントラスト高めというかクッキリとした画質に変わったように見えます。
Xperia 1 Vは新たにCreative look(クリエイティブルック)という色彩調整機能を搭載しました。Creative lookはミラーレスカメラ「α(アルファ)」にある機能でXperia向けにカスタマイズして移植されたものです。
Creative lookは全部で6モードあってSTがスタンダードな色調となっていています。
- ST:標準の仕上がりで幅広いシーンで使える
- NT:彩度・シャープネスが低く落ち着いた雰囲気
- VV:彩度・コントラストが高い色彩豊かに
- FL:空や緑にコントラスを加えた雰囲気ある落ち着いた発色
- IN:コントラストと彩度を抑えたマットな質感
- SH:透明感・柔らかさ・鮮やかさのある明るい雰囲気に
基本的にSTのまま撮影すればいいのですが、シーンによってはCreative lookを使うことで良い写真に仕上げられるので、気軽にスマホでこのような写真が撮影できることに驚きです。
Xperia 1 V
新世代センサー + Creative look:IN子どもらの写りがめちゃ好みなんだけどw
商品貸出︰ソニーマーケティング株式会社 pic.twitter.com/mw1gqBaQ6w
— かずやシンスペース (@Logkazu) May 28, 2023
Creative lookの色調の違いを比較します。低照度シーンでモデルさんを撮影し比べるとこんな感じです。
快晴の東京駅です。
夜の東京駅です。
ハム子さんです。
それぞれ得意なシーンがあるのでどのようなシチュエーションで使えるのか探し出す楽しみがあります。
他社スマホでも色味を変更する機能はありますが「暖かい」、「寒い」とか色味だけが極端に変わるモードが多いですが、Xperia 1 VのCreative lookは色味よりも明るさ、彩度、コントラストを作り込んだ色調になるので雰囲気が違います。
ただ単に色味を変えただけじゃなくて写真そのものの質感もST(スタンダード)とは違う味付けになります。
正直どのモードで撮影したらいいか迷うところがあります(笑)
動画撮影時の画質
Xperia 1 Vは動画も自然な撮影が可能となっていて、人肌の質感、動物の毛並みを違和感なくキレイに表現ができるのが特徴となっています。
iPhone 14 Proと比較しても毛並みが自然でふんわりした感じを表現できていますよね。
また、FlawlessEyeによるハイブリッド手ぶれ補正の効果か被写体ブレもXperia 1 Vの方が抑えられてるように見えます。
動画においてもS-Cinetone for mobileを適用して撮影が可能です。(Video ProはSDR:S-Cinetone for mobileで設定可能)
S-CinetoneはSonyのシネマカメラ「VENICE」の色味をもとに開発された色彩調整機能でミラーレスカメラの「α」にも搭載されています。
1 IVにもVideo Proで気軽にV-logの撮影が可能ですが4K60fpsだと電子手ぶれ補正が使えない制限があったのがXperia 1 Vは4K60fpsも対応し4K30fps以下ならHigh qualityを選べるようになりました。
- 4K 120fps:×
- 4K 60fps:Standard
- 4K 30fps/24fps:High quality、Standard
- フルHD:High quality、Standard
実際の手ぶれ補正の効きはXperia 1 Vの広角カメラのセンサーが大型化したことで微ブレを感じるシーンがあったり、High qualityにしてもIVとの違いをあまり感じません。
それでも4K 60fpsで手ぶれ補正が使えるようになったのは撮影はしやすくなるのかなと感じます。
Xperia 1 Vは端末の上下にマイクを搭載しステレオ録音に対応していますが、リアカメラのLEDライトの隣に声をよりしっかり録音したいときに使える3つ目のモノラルマイクも搭載してます。
初期設定は「声優先マイク(リア)」になっています。
たしかに声の芯をしっかり録音できるので声主体の動画を撮影するなら聞きやすいですがモノラルマイクなので音に広がりがなく物足りなさを感じるかもしれません。
なので、音質を重視するなら普通にV-Log撮影をするならステレオに設定しておくのがおすすめです。
- 新型センサーで画質が向上し暗所に強くなった
- 雰囲気重視の自然な写真・動画撮影が可能
- 望遠カメラの画質が改善している
- Creative lookで雰囲気ある色で写真を撮れる
- S-Cinetoneで雰囲気ある色で動画を撮れる
- 動画を長回ししても熱落ちしにくくなった
- ナイトモードを搭載し暗所撮影に強くなった
- 4K60fps撮影時は手ブレしやすい
- 暗所の電飾は白トビしやすい
- RAW撮影で48MP撮影ができない
通信性能
Xperia 1 Vの通信性能は1 IVと同じでWi-Fi 6Eに対応し、Bluetoothは最新のバージョン5.3に対応しLE audioはどちらも使えます。
モデル | Xperia 1 V | Xperia 1 IV |
---|---|---|
Wi-Fi | Wi-Fi 6E(802.11a/b/g/n/ac/ax) | |
モバイル通信 | 5G・4G LTE | |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.2 |
NFC | NFC A/B、Felica |
モバイル通信の対応周波数は以下の通りです。
キャリア | ドコモ | au | SB |
---|---|---|---|
n28:700MHz | ○ | ○ | ○ |
n3:1.7GHz | – | ○ | ○ |
n1:2.0GHz | ○ | – | – |
n77:3.4GHz | – | – | ○ |
n78:3.4GHz | ○ | – | – |
n78:3.5GHz | ○ | ○ | – |
n77:3.7GHz | ○ | ○ | ○ |
n78:3.7GHz | ○ | ○ | ○ |
n79:4.5GHz | ○ | – | – |
n257:28GHz | ○ | ○ | ○ |
キャリア | ドコモ | au | SB |
---|---|---|---|
B28:700MHz | ○ | – | – |
B18:800MHz | ○ | ○ | ○ |
B19:800MHz | ○ | ○ | ○ |
B8:900MHz | ○ | ○ | ○ |
B11:1.5GHz | ○ | – | ○ |
B21:1.5GHz | ○ | – | – |
B3:1.7GHz | ○ | ○ | ○ |
B1:1.9GHz | – | – | ○ |
B1:2.0GHz | ○ | ○ | – |
B41:2.5GHz | – | ○ | – |
B42:3.5GHz | ○ | ○ | – |
(赤文字が各キャリアに対応してる周波数。)
Xperia 1 Vはキャリア版のみがミリ波に対応しています。公式ストアのSIMフリーモデルはSub-6のみですが、ミリ波が使えるのは限定的なので問題ないでしょう。
- Wi-Fi 6Eの高速通信に対応
- Bluetooth 5.3に対応
- LE audioに対応
- おサイフケータイ(Felica)に対応
- ミリ波はキャリア版のみ
端末価格
Xperia 1 Vは端末価格が公式ストアのSIMフリーモデル(XQ-DQ44)が194,700円と少し高めです。他社のスマホもフラグシップは20万円くらいなので妥当と言えば妥当ですがなかなかのお値段です。
モデル | Xperia 1 V |
---|---|
公式ストア | 194,700円 → 179,300円に |
ドコモ | 218,680円 早期キャッシュバック12,000円 |
au | 210,240円 新規/MNP:188,240円 返却:実質104,960円 |
ソフトバンク | 198,000円 Xperia Stream付き |
ドコモは218,680円で早期キャッシュバックがあります。ソフトバンクはXperia Stream付きで198,000円とかなり安い価格設定となっています。auは新規/MNP乗り換えなら188,240円と安いです。
ただし、SIMフリーモデルとキャリア版は仕様が異なるので注意しましょう
- SIMフリー:メモリ16GB、ストレージ512GB、ミリ波非対応
- キャリア版:メモリ12GB、ストレージ256GB、ミリ波対応
どちらもSub-6の5G通信には対応していますがミリ波、SAはキャリア版のみ対応となるのでミリ波を使える環境で使える方はキャリア版がいいかもしれません。
ただ、写真や動画撮影をたくさんしたい、ゲームを主体に楽しみたいならメモリとストレージ容量の多い公式ストアで買えるSIMフリーモデルが良さそうです。
Xperia 1 V レビュー:評価・まとめ
Xperia 1 Vがおすすめな人は
Xperia 1 Vはカメラの画質、性能、ゲームの快適性を重視するならおすすめのモデルです。とくにカメラはSonyならではの自然な画質の写真を楽しめるのでカメラ画質にこだわるならコレです。
- 大画面を片手で操作したい
- カメラ画質のスマホカメラが欲しい(自然な画質)
- おしゃれな色彩で撮影したい(CL / S-Cinetone)
- 負荷のかかるゲームも快適に遊びたい
- 電池持ちの良いスマホが欲しい
さらに、ミラーレスカメラαと同じ色味を選べるCreative look、S-Cinetoneも使えるので知識がなくても好みの色味で写真、動画撮影ができるのはXperia 1 Vならではの魅力ではないでしょうか。
また、SoCも最新のSnapdragon 8 Gen 2を採用し電力効率が向上しただけでなく放熱性能も良くなってゲームの安定感も向上してるのでゲームをガッツリと楽しみたい方にもいいかもしれませんね。
Xperia 1 IVがおすすめな人は
とはいえ、Xperia 1 Vは価格が20万円前後と高いので前のモデルのXperia 1 IVでいいかもしれません。現在は14万円くらいで買うことができるので費用は抑えられます。
- 費用を抑えたい
- Xperiaのハイエンドが欲しい
- 発熱はあまり気にしない
- カメラの画質はそこそこで良い
- 動画や音楽視聴をしたい
ただし、Xperia 1 IVは発熱しやすいなどの問題もあるのでゲームをプレイすることがある方は少し注意です。
また、カメラの画質は1 IVよりもXperia 1 Vの方が上なのでそこまで気にしないけど、スマホで映画やアニメを見ることが多い、音楽を楽しみたいならXperia 1 IVという選択肢はありではないでしょうか。
Xperia 1 IVは中古でも販売されていてランクAなら10〜13万円くらいで買えるので意外と安く手に入れられるので費用を抑えつつハイエンドのXperia 1が欲しいなら良き選択肢になるでしょう。
→ Xperia 1 IVを詳しく見る
→ 後継機種はXperia 1 VIです。
→ Xperia 10 Vを詳しく見る
→ Xperia おすすめの比較はこちら
端末価格の項目の内容で
「どちらもSub-6の5G通信には対応していますがミリ波、SAはキャリア版のみ対応となるのでミリ波を使える環境で使える方はキャリア版がいいかもしれません。」
確かにミリ波はキャリア版のみですがSAもキャリア版のみなのでしょうか。