Xiaomi Redmi Note 9Sは下位モデルが21,800円、上位モデルが3万2600円で買える格安スマホです。
この記事でレビューしたのはメインメモリ6GB・128GBのストレージを搭載した上位モデルですがコスパの塊です。この価格でCPUにSnapdragon 720G、6GBのメインメモリ、4つのリアカメラを搭載してしまうとは。
6.67インチの大画面ディスプレイなのでサイズが大きいですがスペックが高く動作速度を重視するなおすすめのスマホのスマホです。
ここでは、Xiaomi Redmi Note 9Sのデザイン・サイズ・スペック・カメラの画質のレビューをしています。格安スマホを検討している方はぜひ参考にしてください。
この記事の目次
Xiaomi Redmi Note 9S 特徴・評価
- 6.67インチ(2,400 × 1,080)液晶ディスプレイ
- Snapdragon 720Gで快適に動作する
- リアカメラは4つのカメラを搭載
- 顔認証・指紋認証による画面ロック解除に対応
- 5,020mAhの大容量バッテリーで電池が持つ
- デュアルnanoSIM(DSDV)対応
- 下位:4GB RAM・64GB SSD → 21,800円
- 上位:6GB RAM・128GB SSD→ 32,600円
Xiaomi Redmi Note 9Sは6.67インチの液晶ディスプレイを搭載し片手操作はしにくいですが画面サイズが大きく動画視聴するには最適です。
SoCにミドルレンジのSnapdragon 720Gを搭載しこの価格帯と思えないほど快適に動作します。
下位モデルは4GB + 64GB SSDストレージ、上位モデルは6GB + 128GB SSDストレージを搭載してるので予算に余裕があるなら上位モデルにしましょう。
また、顔認証による画面ロック解除だけではなく、指紋認証による画面ロック解除にも対応しマスクしていても快適に使うことができます。
おそらく、下位モデルの21,800円のモデルであっても充分快適に使うことができると思うので、コストパフォーマンスはかなり良いといってもいいかもしれないですね。
Xiaomi Redmi Note 9S レビュー
筐体デザイン
Redmi Note 9Sは指紋センサーを搭載していますがサイド部分にセンサーを搭載しているため正面部分はフルディスプレイ仕様となっています。
背面パネルはガラス素材を採用していてGorilla Glsas 5で傷がつきにくい仕様となっています。見た目はとてもシンプルですが光の当たり具合によって見え方が変わるので価格の割に高級感のあるスタイルとなっています。
インカメラはパンチホール式となっていて、受話スピーカーは画面の上に細長く配置されているためベゼルの狭いデザインを実現しています。
筐体の右側に音量ボタンと指紋センサーを内蔵した電源ボタンを搭載しています。
サイドボタン式の指紋センサーといえばソニーのXperiaシリーズがありましたが最近は中華メーカーを中心にサイドボタン式の指紋センサーを搭載するメーカーが増えてきましたね。
背面パネルの指紋センサーはテーブルに置いたときに使えない問題点があるため、コロナの中でマスクが必須となっている今、サイドボタンの指紋センサーは理にかなっているのかもしれません。
本体の上部には赤外線センサー(左)とマイクロフォン(右)を搭載しています。
筐体の下側には充電用のUSB-Cポート、3.5mmオーディオジャック、スピーカーを搭載しています。
Redmi Note 9Sは18Wの急速充電に対応しているので、付属の22.5Wの充電アダプタを使うことによって素早く充電することができます。
試しに付属の充電アダプタを使ってRedmi Note 9Sを充電してみたところ約16W(8.46V×1.86A)で充電していました。
30分の充電で20% → 70%になったので充電速度はまあまあ速くなっています。バッテリー残量がなくなりそうな時も素早く充電して使うことができそうです。
なお、30Wの充電アダプタ(AUKEY PA-Y19)を使っても数値はほぼ変わらなかったのですでにサードパーティのUSB-C PD充電器を使ってるならそれを使って充電してもいいかもしれないですね。
なお、外部モニターの出力には非対応となっています。このあたりはエントリーモデルらしい仕様となっているようですね。
筐体のサイズ・使いやすさ
Redmi Note 9Sは6.67インチという比較的大きなディスプレイを搭載していて本体横幅が76.7mmと幅広となっています。さらに、重量も209gと重いので片手で持って使うのは少し厳しそう。
Redmi Note 9S | Mi Note 10 Lite | Mi Note 10 | |
画面サイズ | 6.67インチ | 6.47インチ | |
解像度 | 2,400×1,080 | 2,340×1,080 | |
パネル | 液晶、フルRGB | 有機EL、DCI-P3 | |
本体サイズ | 165.8×76.7×8.8mm | 157.8×74.2×9.67mm | |
重量 | 209g | 204g | 209g |
Mi Note 10よりも画面サイズが大きいので本体サイズも少し幅広となっていますが、本体の厚みが9.67mm → 8.8mmと薄くなっているので一回りコンパクトになったように感じます。
片手操作は難しいですが、片手キーボードで自分の手に合ったキーボード幅に設定できるので片手で文字入力は可能となっています。
ただ、重量が209gと重めで長時間片手での操作は厳しいところがあります。手が疲れる…。なので、Redmi Note 9Sは両手でしっかりと持って使うのが基本になるのかなと感じます。
指紋 + 顔認証で画面ロック解除ができる
Redmi Note 9Sは筐体右側に指紋センサーを内蔵した電源ボタンを搭載しています。指紋を登録しておくことで指を当てるだけで画面ロック解除することができます。
サイドボタンの指紋認証はソニーのXperia 10 Ⅱなどに採用されていますが、Redmi Note 9Sも同じようなセンサーを採用。指紋の精度はかなり高くて快適に認証することができます。
左利きの方は中指を、右利きの方は親指を登録しておくことでスマホを持った時に快適に認証できます。
また、左手の親指、右手の中指も合わせて登録しておくことでテーブルに置いた時も指で画面ロック解除ができるので快適に使うことができます。
さらに、Redmi Note 9Sは顔認証による画面ロック解除にも対応しています。3万円以下のスマホで指紋だけでなく顔認証にも対応してしまうとは…。しかも、顔認証速度もかなり高速です。
初期設定では顔認証してスライドをしないと画面ロック解除ができないですが、「設定」の「ロック画面」から「持ち上げてスリープ解除」をONにすることができるのでスマホを持ち上げただけでホーム画面を表示することができます。
というかね…。2.5万円の格安スマホで指紋認証、顔認証も対応しスライドなしで画面ロック解除ができてしまうって。スゴイの一言なんですけど…。
Mi Note 10のように画面内指紋認証ではないですがサイドボタンによる画面ロック解除でも十分快適に使うことができるし、むしろ物理ボタンがあったほうが使いやすさは上かなと感じます。
デュアル4G(DSDV)に対応
Redmi Note 9Sは筐体左側にスロットを搭載していて、microSDカードを入れることで最大512GBまでストレージを拡張することができます。また、SIMカードはnanoSIMに対応しデュアル4G(DSDV)に対応しています。
同時待ち受けに対応しているので、ワイモバイルと楽天アンリミットを同時に使うことができます。ちなみに、ワイモバイル、楽天アンリミットは設定なしでSIMカードを入れるだけで通信が可能です。
ここでは、通話はY!mobile、データ通信は楽天モバイルに設定しています。
デュアル通信になるとアンテナピクトの表示が2つとなりモバイル通信のアイコンはデータ通信をしている楽天モバイルの表記となります。
ワイモバイルと楽天モバイルを同時に使うというシチュエーションはあまりないかもですが、例えば大手キャリアのSIMカードとデータ通信使い放題の楽天モバイルのSIMカードを入れてデュアル環境を作り出すとことも可能となります。
Wi-Fi 5GHz帯域に対応
なお、Wi-Fiは802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz・5GHz)、Bluetoothは5.0に対応しているので安定したワイヤレス通信が可能。
格安スマホだと5GHz帯域のWi-Fiに対応していないことがありますが、Redmi Note 9Sはしっかり対応しているのでゲームなどの大容量データをサクッとダウンロードできるようになっています。
耐水性能について
Redmi Note 9SはIP規格の防水防塵性能はないですが、P2iナノコーティングという撥水加工が施されているそうです。
公式の仕様には防水の表記はないので過信してはいけないですが、生活防水くらいなら使えるのかもしれないですね。お風呂の中に入れて使えないことはないみたいですが、自己責任となるでしょう。
Redmi Note 9S スペック・性能
CPU・GPUの性能
Redmi Note 9SはミドルレンジプロセッサのSnapdragon 720G、4GBまたは6 GBのメインメモリから選ぶことができます。ストレージ容量もメインメモリの容量に合わせて異なり4GB/64GB、6GB/128GBという組み合わせとなります。
Geekbench 5でCPUの性能を計測してみました。
Redmi Note 9S | Mi Note 10 Lite | Mi Note 10 | Xperia 10 Ⅱ | |
CPU | Snapdragon 720G | Snapdragon 730G | Snapdragon 665 | |
メインメモリ | 4GB/6GB | 6GB | 4GB | |
シングルコア | 567 | 548 | 312 | |
マルチコア | 1757 | 1697 | 1365 | |
OpenCL | 1233 | 1095 | 361 |
上位モデルのMi Note 10に採用しているSnapdragon 730GよりもSnapdragon 720Gの方がスコアが少しだけ高くなっているようですね。CPUの性能は誤差範囲ですが、Open CLは10%ほどRedmi Note 9Sの方がスコアが高いようです。
Antutuでも性能を比較してみました。
Redmi Note 9S | Mi Note 10 Lite | Mi Note 10 | Xperia 10 Ⅱ | |
CPU | Snapdragon 720G | Snapdragon 730G | Snapdragon 665 | |
メインメモリ | 4GB/6GB | 6GB | 4GB | |
トータル | 276097 | 271586 | 174347 | |
CPU | 99695 | 97098 | 71029 | |
GPU | 71393 | 71620 | 34841 | |
MEM | 51903 | 51204 | 36420 | |
UX | 53106 | 51664 | 32057 |
こちらもMi Note 10よりも高いスコアとなっていて、トータルで271586 → 276097と少しだけ性能が向上しています。5万円ほどするモデルよりも3万円以内のモデルの方が性能が高いって完全に価格破壊ですよね。
なお、Xperia 10 Ⅱやmoto g8はSnapdragon 665を搭載しているので、スコアは一回り低くなっています。
実際の動作速度
Redmi Note 9Sはミドルレンズプロセッサの中でも上のモデルとなるSnapdragon 720Gを搭載していることもあり、Snapdragon 665を搭載しているXperia 10 Ⅱなどと比較すると全体的に軽快に動作しています。
Snapdragon 665を搭載しているモデルもそれなりに快適に使えますが、アプリ起動時など遅いと感じることはあります。しかし、Snapdragon 720GのRedmi Note 9Sは遅いと感じることはなく快適に使うことができます。
もちろん、Androidの2画面表示機能も問題なく快適に動作します。
2画面表示機能はマルチタスク画面でアイコンを長押しすることで起動することができますが、ショートカット機能を設定することでメニューボタンを長押しで2画面表示機能に切り替えることもできます。
また、3Dグラフィックのゲームも快適に遊ぶことができます。例えば、PUBGモバイルは画質は「HD」、フレーム設定は「高」でプレイすることができます。
HD画質でプレイできるので画質はなかなかキレイです。正直なところ、2〜3万円の格安スマホのゲーム画面じゃないですね。
ハイエンドスマホで7万円以上するXperia 5、AQUOS zero2や10万円以上するGalaxy S20、AQUOS R5Gと比べると画質は劣ってしまいますが、それでも5万円代のミドルレンジスマホ並みの画質のキレイさを実現しています。
ただし、内蔵スピーカーがモノラルなので物足りなさは感じるかも。持ち方によってスピーカーを塞いでしまって音が聞こえなくなることもあるので注意です。まあ、慣れれば普通ですが快適にプレイすることはできます。
※現在動画作成中です。公開出来次第埋め込みます。
Redmi Note 9S カメラのスペック・性能
Redmi Note 9Sはリアカメラに広角、超広角、マクロ、深度計測用の4眼カメラを搭載しています。
Redmi Note 9S | Mi Note 10 Lite | Mi Note 10 | |
広角カメラ | 4800万・F/1.79・1/2型 | 6400万・F/1.89・1/1.73型 | 12800万・F/1.69・1/1.33型 |
超広角カメラ | 800万・F/2.2 | 800万・F/2.2・1/1.4型 | 2000万・F/2.2・1/3型 |
望遠カメラ | – | – | 1200万・F/2.0 + 500万・F/2.0 |
マクロ | 500万・F2.4 | 200万・F2.4 | 200万・F2.4 |
深度計測用 | 200万・F2.4 | 200万・F2.4 | – |
インカメラ | 1600万・F2.48 | 3200万・F2.0 |
広角カメラは4800万画素の高画素イメージセンサーを搭載してますが、通常撮影は1200万画素での撮影となり、モード設定から「48M」にすることにより4800万画素の高画素撮影が可能となっています。
広角カメラの画質
Redmi Note 9Sの広角カメラで公園を撮影してみましたが、温かみのある色鮮やかな写真に仕上がるようで、1200万画素モードでの撮影ですが解像感もかなり高いものとなっています。
(ここからの画像はクリック、タップで高精細画像で確認できます。)
4800万画素モードで撮影してみて、1200万画素モードで撮影した画像と拡大して比較してみました。
4800万画素モードの方がドットが滑らかで自然な写真に仕上げることができています。
ただ、かなり拡大しないと違いを判別できないレベルなので、通常時は1200万画素モードで撮影すれば問題はなく、トリミングなどが必要となる場合のみ4800万画素モードの高精細撮影すればいいように感じます。
広角カメラの性能をRedmi Note 9S、moto g8、Xperia 10 Ⅱ、iPhone 11 Proで比較してみました。
あえて、逆光のある表現の難しいシーンで撮影をしてみましたが、Redmi Note 9SはHDRをうまく活用することで手前の建物のディテールもしっかりと再現することができています。
どの写真が自然か…と聞かれるとXperia 10 Ⅱも悪くはないですが、逆光で手前の被写体が暗くなってしまうという撮影事故を防ぐことができるのはRedmi Note 9SとiPhone 11 Proの2機種なのかな。
iPhone 11 Proは11万円もする高級スマホでスマートHDRという高度な処理によって、これくらいの表現は得意としています。
ただ、Redmi Note 9Sは2.5万〜3万円の格安スマホ。この価格帯でハイエンドスマホの画質と肩を並べることができるということに驚きを隠せません。
夕暮れの街並みを撮影してみました。
moto g8とXperia 10 Ⅱはライトのある部分が白トビ傾向なのに対してい、Redmi Note 9SはiPhone 11 Proと同じように白トビを抑えてキレイな描画ができているように見えます。
夜の立体駐車場を撮影しました。ナイトモードは使わずに普通に撮影した画像となっています。
ナイトモードなしでもHDRをうまく活用することによって電工看板を白トビさせることなくキレイに表現できています。これ、3万円以内で買える格安スマホですよ?凄すぎませんか?
moto g8とXperia 10 Ⅱは白トビしてしまっていますが、ただ、これが格安スマホでは当たり前の画質だったわけですよ。Redmi Note 9Sはスマホのランクなどお構いなしの性能を持ってしまっている…。
ちなみに、ナイトモードで撮影するとこうなります。
これが写真としていいかどうかは別として、表現の幅が広くなるのでいろんなシチュエーションで面白い写真を撮影できるようになります。
格安スマホでここまでクオリティの高い写真をかんたんに、シャッターボタンを押すだけで作り出すことができるのは素晴らしいことですね。
超広角カメラを搭載
超広角カメラを搭載しているので広い視野の撮影ができます。
レンズの歪みもしっかり補正されているので違和感ない写真をかんたんに撮影することができます。
Redmi Note 9Sの超広角カメラはF/2.2と明るめのレンズを搭載しているので、夜間撮影でもそれなりの写真を撮影することができます。
超広角カメラでもナイトモードを使って撮影することができるので、白トビの少ないキレイな写真に仕上げることができます。広角カメラと画素数が違うとはいえ色合いは統一されているので違和感のない写真に仕上げることができます。
ポートレートモードで背景をぼかせる
Redmi Note 9Sは200万画素の深度計測用のカメラを搭載していて、ポートレートモードにすることで被写体の背景をぼかすことができます。
格安スマホやiPhone SE(第2世代)は人物限定でしか背景をぼかすことができなかったりしますが、Redmi Note 9Sは専用の深度カメラを搭載しているのでモノも対象となっています。
さらに、ボケ量も撮影中、撮影後に調整することができる機能も搭載しています。
さらに、「ライトトレイル」というモードでぼかしのある背景をアクションさせることもできます。
ここでは背景は静止していますが、実際は背景がリアルタイムに動いています。また、人物撮影をした時に使える「スタジオ照明」も使うことができるので、かなり高機能なカメラとなっていて驚きですね…。
Redmi Note 9S カメラの作例
Redmi Note 9Sのカメラで撮影した画像をいくつか掲載しておきますね。Redmi Note 9SはHDR機能をしっかり活用することで逆光に強い写真をかんたんに撮影することができます。
色合いは暖色系でiPhoneに近い表現かもしれないですね。
人物撮影にも適していて、子どもの写真もしっかり撮影することができます。シャッターのレスポンスも悪くないので、シャッターチャンスを逃すということも少ないように感じます。
何度も言うけどさ…格安スマホの固定概念を完全に覆してくるよ…。
光り輝く看板の文字もしっかり表現することができています。ナイトモードは使わない方がいい表現ができることもありますが、Redmi Note 9Sの広角カメラはF/1.79のレンズに1/2の大型イメージセンサーを内蔵しているので暗くてもしっかり撮影することができます。
Redmi Note 9は500万画素のマクロカメラも搭載しているので、寄って寄まくって撮影したい場合もキレイに撮影することができます。ただ、個人的にはマクロカメラって使う用途がないので必要なかったかも。
それよりも、光学2倍の望遠カメラを搭載して欲しかったな…と思ったけどそもそも、Redmi Note 9Sは2.5〜3万円で買うことができる格安スマホです。ここまでキレイな写真を撮影できれば満足ではないでしょうか。
動画撮影は4K30fpsまで対応
静止画カメラは絶賛の嵐のRedmi Note 9Sでしたが、動画撮影はまあ普通で4K30fpsの動画撮影まで対応しています。
とはいえ、格安スマホだと4K動画に対応していない端末が多いので30fpsとはいえ4Kに対応してしまっているのはスゴイのかも。
ただし、電子手ぶれ補正はフルHD30fpsまでの対応となっているのでフルHD60fps、4K30fpsで撮影するとブレブレの動画が出来上がってしまう。
4Kは仕方ないとはいえ、フルHD60fpsで手振れ補正効かないのは厳しいかもしれないですね。(贅沢だ)
バッテリーの持ちについて
Redmi Note 9Sは、5,020mAhの大容量バッテリーを内蔵しているので、電池持ちはかなり良いです。
これは実際の「バッテリー使用量の統計」です。
前回の充電から44時間ほど経過していますが、バッテリー残量が30%ほど残っています。
デュアル4Gの待ち受け状態で動作チェックやカメラの画質を検証するために1日目はかなりの時間使ってたけど2日ほどバッテリーが持っています。普段使いなら3日ほど充電せずに使うことができるかもしれない?
Redmi Note 9S レビュー・評価:まとめ
Redmi Note 9Sは6.67インチサイズのディスプレイを搭載した格安スマホですが、CPUにミドルレンジのSnapdragon 720Gにクアッドカメラを搭載してしまったコスパ最強の端末となっています。
- 格安スマホなのに快適に動作する
- 格安スマホなのに4眼カメラを搭載
- カメラの画質がかなり良い
- 大容量バッテリーで電池持ちが良い
- 4GB/64GB:24,800円
- 6GB/128GB:29,800円
- 撥水性能はあるらしいがIP規格に対応してない
- 内蔵スピーカーがモノラル再生
- おサイフケータイ(Felica)に非対応
3万円以内でこれだけ快適に使うことができるスマホがあっただろうか…と、思い返してしまうくらいコストパフォーマンスに優れた端末となっています。
メインメモリ 4GBか、6GBか迷うところではありますガッツリとゲームをしないなら4GB/64GBの24,800円の安いほうのモデルを選んでおけばいいかと思います。
防水性能があるのかどうか、いまいちハッキリしないモヤモヤ感がありますが、公式サイトで防水性能の記載がないので、対応していないと見た方がいいような気がしますね。
まあ、生活防水くらいには対応していると思うので雨に濡れたりする程度なら問題なく使うことができそう。
内蔵スピーカーがモノラル再生だったり、おサイフケータイ(Felica)に対応していないあたりが惜しいところではありますが、2.5万〜3万円の格安スマホなのでここは割り切って使うのがいいのかなと感じます。
サブ機としては画面サイズが大きすぎる感は否めないですが、カメラの性能はこの価格帯ではあり得ないクオリティとなっているのでスマホにお金をかけたくないけどキレイな写真を撮影したい…という方は迷いなく買っていいですよ。
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