やっぱり、Galaxy Z Fold4は楽しい端末ですね。いろんな使い方ができるので、試行錯誤しながら使いやすいように自分自身が進化していく感じです。

でも、結局のところ「それって便利なん?」っと我に返ったり、Galaxy Z Fold 4は便利なんだけど難しい端末だなぁと感じるフォルダブル端末です。

これだけ聞くとメッチャ凄い。便利っちゃー便利。あると本当に便利なんです。

この記事では、Galaxy Z Fold4のデザイン・サイズ・性能・カメラの画質をレビュー・評価しています。実際に使ってどうかメリット、デメリットも書いているのでGalaxy Z Fold 4を買おうか悩んでる方は参考にしてみてください。

Galaxy Z Fold4のメリット
  • タブレットになるフォルダブルスマホ
  • コンパクトにタブレットを持ち運べる
  • 3画面同時 + ウィンドウでマルチタスク可能
  • フレックスモードで使い方いろいろ
  • Kindleなどの電子書籍が読みやすい
  • 顔と指紋認証で様々なシーンで使える
  • 内蔵スピーカーの音質はとても良い
  • Sペンがあれば手書きでメモが取れる
  • DeXモードでパソコンとしても使える
Galaxy Z Fold4のデメリット
  • スマホとしては本体サイズが大きい
  • メインディスプレイの折り目が気になるかも
  • 使い方によっては電池減りが早い
  • 電話しながら作業がしにくい
  • aptX Adaptiveに対応していない
  • microSDカードを使えない
  • 3.5mmオーディオジャックがない
  • 端末価格が高い

Galaxy Z Fold4はドコモ、au、楽天モバイルで22〜25万円で購入できます。中古では22万円前後で販売してるので少し高価な端末となっています。

→ 後継機種はGalaxy Z Fold5はこちら

Galaxy Z Fold4:特徴

Galaxy Z Fold4は折り畳みができるフォルダブルスマホで閉じた状態でスマホっぽく使うことができて、開いた状態でタブレットのように使うことができます。

Galaxy Z Fold4 畳んだ状態
Galaxy Z Fold4
Galaxy Z Fold4の特徴
  • 7.6インチ(最大120Hz)有機ELディスプレイ
  • 6.2インチ(最大120Hz)有機ELディスプレイ
  • SoC:Snapdragon 8+ Gen 1
  • メモリ:12GB、ストレージ:256GB
  • トリプルカメラ:50MP + 12MP + 10MP(×3)
  • 生体認証:顔 + サイドボタン式指紋認証
  • スピーカー:ステレオ対応
  • 充電:USB-C & ワイヤレス(Qi)対応
  • 通信:Bluetooth 5.2、Wi-Fi 6E、5G/4G
  • バッテリー:4,400mAh、防水防塵:IPX8
  • NFC :Type A/B/(国内:Felica対応)
  • 発売日:2022年9月29日

メイン画面が7.6インチの正方形に近いフレキシブルディスプレイ、サブ画面が6.2インチの縦長カバーディスプレイで本体をオープンせずに使えるタブレット、スマホにもなる1台2役な端末です。

しかも、Galaxy Z Fold4はSoCにSnapdragon 8+ Gen 1と高性能なチップを搭載し動作速度も快適でいくつかのアプリを同時に起動しながらあれもコレも使うことができます。

Galaxy Z Fold4 画面を開いた状態
画面を開いた状態

癖があるので慣れるまで少し使いにくいと感じるかもしれませんが、同時にアプリを起動しながら使えるので動画視聴しながらSNSをしたり、メッセージを送ることも可能です。

普通のスマホでは出来ないような使い方ができるので使いこなすことができれば、新しい世界が待ってるかも…しれません。

カメラも広角、超広角、望遠のトリプルカメラを搭載しハイエンドのGalaxy S22と同等レベルの写真、動画撮影ができるのでカメラの画質もこだわりたい方にもおすすめです。

スマホとして、タブレットとしても一台二役な端末、それがGalaxy Z Fold4となります。新しい使い方をしたいなら良き選択肢になるのではないでしょうか。

Galaxy Z Fold 4はドコモ、auで購入が可能となっていて、イオシスで中古を18万円前後で買えるので少しでも費用を抑えたいならおすすめです。

Galaxy Z Fold4 レビュー:外観

Galaxy Z Fold4は7.6インチのフレキシブルな超薄型ガラスを採用した有機ELディスプレイを搭載したフォルダブルフォンで基本的なデザインはGalaxy Z Fold3と同じです。

Galaxy Z Fold4 正面デザイン
正面デザイン

本体を折り曲げることができるヒンジを搭載しているので半分に折り曲げることで7.6インチのディスプレイをコンパクトに持ち運びできるようになります。

Galaxy Z Fold4 折り曲げる
本体を折り曲げる

背面部分の正面側には6.2インチの縦長のカバーディスプレイを搭載してるので折り畳んだ状態でもスマホとして使うことが可能です。

Galaxy Z Fold4 カバーディスプレイ
カバーディスプレイ

カバーディスプレイの保護ガラスは細かい擦り傷に強いCorning Gorilla Glass Victus+を採用しています。

反対側はマット調のガラス素材(Corning Gorilla Glass Victus+)、背面パネルに、サイドフレームは光沢金属素材を採用しています。

背面デザイン

指紋や汚れも付きにくく質感の高い端末に仕上がってます。

折り畳んでカバーディスプレイを上側にした状態で本体右上に音量ボタン、指紋認証内蔵型のサイドボタンを搭載しています。

Galaxy Z Fold4 サイド操作ボタン
操作ボタン

ヒンジ部分は光沢のある金属が採用されていて「Galaxy」のロゴが刻印されています。

Galaxy Z Fold4 ヒンジ部分
ヒンジ部分にロゴ

ちょっとした力で端末を折り曲げることができるスムーズなヒンジとなっています。

端末下にUSB-Cポート(USB-C PD 3.1/最大25W)、内蔵スピーカー、マイクの穴があります。

Galaxy Z Fold4 本体の充電ポート
本体下の充電ポート

本体上にもマイクの穴が複数あって内蔵スピーカーも専用のものを搭載していて、音質もバランスが取れていて聴きやすいモノとなっています。

本体左

端末の左上に5G用のアンテナ、SIMカードスロットを搭載しnanoSIMを1枚入れることができ、eSIMに対応しDSDV(5G + 5G)環境で運用も可能です。

なお、microSDカードは入れることはできません。Galaxy Z Fold4のストレージは256GBあるので足りなくなることは少ないでしょう。

Galaxy Z Fold4 レビュー:性能

Galaxy Z Fold4のスペック

Galaxy Z Fold4Galaxy Z Fold3のスペックを比較しました。

Galaxy Z Fold4 スペック
モデル Galaxy Z Fold4 Galaxy Z Fold3
メインディスプレイ 7.6インチ(2,176 × 1,812ピクセル)、有機EL、1000nit、HDR+ 7.6インチ(2,208 × 1,768ピクセル)、有機EL、900nit、HDR+
カバーディスプレイ 6.2インチ(2,316 × 904ピクセル)、有機EL
リフレッシュレート 1-120Hz
48-120Hz
10-120Hz
120Hz
SoC Snapdragon 8+ Gen 1 Snapdragon 888 5G
メモリ / ストレージ 12GB LPDDR5 / 256GB
生体認証 顔 + サイドボタン式指紋認証
広角 50MP(1/1.56型)・ƒ/1.8 12MP(1/1.7型)・ƒ/1.8
超広角 12MP(1/3.06型)・ƒ/2.2 12MP(1/3.2型)・ƒ/2.2
望遠 10MP(1/3.9型)・ƒ/2.4 12MP(1/3.6型)・ƒ/2.4
インカメラ 12MP(1/3.2型)・ƒ/2.4
オーディオ ステレオ、LDAC、aptX
通信性能 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、5G(mmWV)
バッテリー 4,400mAh 4,400mAh
筐体 金属フレーム + ガラス:IPX8防水 金属フレーム + ガラス:IPX8防水
ポート USB-C(25W) USB-C(25W)
サイズ重量 130.1-67.1 × 155.1 × 6.3-14.2〜15.8・263g 128.1-67.1 × 158.2 × 6.4-14.4〜16・272g
発売日 2022年9月29日 2021年10月6日

7.6インチフレキシブル有機ELディスプレイ

Galaxy Z Fold4は折り畳みできる7.6インチのフレキシブル有機EL(2,176 × 1,812ピクセル)を搭載しています。

Galaxy Z Fold4 メインディスプレイ
メインディスプレイ

画面比率が21.6:18と正方形に近い特殊な画面比率を採用し1〜120H可変式リフレッシュレートに対応、滑らかに操作可能で折り畳みできるだけでなく操作性もハイエンドです。

6.2インチカバーディスプレイを搭載

Galaxy Z Fold4は折り畳んだ状態にすると6.2インチカバーディスプレイが表示されて日付や時間、通知の確認ができます。

Galaxy Z Fold4 カバーディスプレイ
カバーディスプレイ

カバーディスプレイですがスマホとしてフルで使えるのがGalaxy Z Fold4のいいところでもあり、本体を開かずしてブラウザ、TwitterなどSNSを普通にできます。

Galaxy Z Fold4 カバーディスプレイのままアプリを使う
クローズ状態で普通に使える

画面比率が23.1:9とかなり縦長なので違和感はありますが本体横幅が67mmと片手で操作しやすいサイズに纏まってるのでスマホモードの時はとても使いやすいです。

タブレットとスマホサイズの切り替えができるのでシチュエーションによって1台で使い分けできるのGalaxy Z Fold4の良いところですね。

SoCはSnapdragon 8+ Gen 1を搭載

Galaxy Z Fold4のSoC(システムオンチップ)はSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しメモリは12GB、ストレージは256GBとなっています。

Snapdragon 8 Gen 1はSamsungが製造したSoCで8+ Gen 1はTSMCが製造しクロック周波数が強化した強化チップです。

SDM 8+ Gen 1 vs 8 Gen 1
モデル Snapdragon 8+ Gen 1 Snapdragon 8 Gen 1
CPU Kryo 680
Cortex-X2(3.2GHz) ×1
Cortex-A710(2.8GHz)×3
Cortex-A510(2.0GHz)×4
Kryo 680
Cortex-X2(3.0GHz)×1
Cortex-A710(2.5GHz)×3
Cortex-A510(1.8GHz)×4
GPU Adreno 730
Memory LPDDR5
3,200MHz(51.2Gbit/s)
NPU Hexagon 
ISP トリプル18-bit Spectra ISP
HDR Dolby Vision、HDR10+、HDR10、HLG
Camera 8K30fps /4K 120fps
Process 4nm(TSMC) 4nm(Samsung)

Galaxy Z Fold4とGalaxy S22でAntutuのスコアを比較してみました。

Galaxy Z Fold4・S22
Antutuによる性能比較
モデル Galaxy Z Fold4 Galaxy S22
SoC Snapdragon 8+ Gen 1 Snapdragon 8 Gen 1
メモリ 12GB 12GB
ストレージ 256GB 256GB
総合 1034203 895386
CPU 243019 218466
GPU 456237 367315
MEM 163481 147181
UX 171466 152424
発熱 37.8 ° 35.2°
バッテリー 7%消費 7%消費

同じSoCですがGalaxy Z Flip4よりもGalaxy Z Fold4の方が10%ほどスコアが高いです。Flip4は端末がコンパクトかつ折りたたみゆえに発熱しやすく性能を抑えているのでしょう。

少しでも快適にゲームをプレイするなら同じSoCでもGalaxy Z Fold4の方が優位に動かすことができるのでおすすめです。

Galaxy Z Fold4はChromeブラウザ、Twitterでどれくらいの動作感になってるのか動画にしてみました。

ハイエンドのSoCなのでストレスなくあらゆるアプリを動かすことができmす。ただし、Twitterに関してはスクロール時にガクンとコマ落ちするのはGalaxy Z Fold4も同じですがFlip4と比べるとマシになっています。

Twitterはスクロールした時にカクツキが出るのはGalaxy S22、Galaxy S22 Ultra、Galaxy Z Flip4、Galaxy A53も同様で最近の端末の仕様みたいになってるのが残念なところです。

とはいえ、ゲームなど負荷のかかりやすいアプリも快適に遊べるのでGalaxy Z Fold4の大画面ディスプレイでサクサクとプレイ可能です。

PUBGモバイルはの設定は「画質HD・フレームレート高」がデフォルト、「画質HDR・フレームレート極限」まで高めてプレイ可能です。(ロビーでFHDをダウンロードしてプレイ可能。)

Galaxy Z Fold4 カバーディスプレイでPUBGモバイル
カバーディスプレイでPUBG

カバーディスプレイでPUBGモバイルを普通にプレイできますが、おそらくカバーディスプレイで遊ぶのが一番操作しやすいですね。

メインディスプレイだと画面比率が特殊すぎて操作しにくいです。

Galaxy Z Fold4 メインディスプレイでPUBGモバイル
メインディスプレイでPUBG

画面が大きくて見やすいのはいいけど左右が切れてるので全体を見渡せないのでウィンドウ表示にして画面比率を調整するのがおすすめです。

Galaxy Z Fold4 メインでウィンドウサイズを調整してPUBGモバイル
タッチ位置がズレる

ただし、デフォルトのウィンドウのままだとタッチエリアのズレが出てまともにプレイできないのでウィンドウ上部の太くなってる部分を最小化しましょう。

ウィンドウの右上にあるウィンドウ操作ボタンの1番左にあるアイコンをタップします。

すると画面上の枠が最小化します。

この状態であればタッチエリアのズレが解消されてウィンドウで自由なサイズでゲームを遊ぶことができます。(原神の場合はタイトル画面でウィンドウ調整しないと画面の表示がおかしくなります。)

原神の画質設定は「中」となっていますが「最高」のフレームレート60に設定しても快適遊ぶことができます。

また、カバーディスプレイで楽しむこともできます。

Galaxy Z Fold4 カバーディスプレイで原神
カバーディスプレイで原神

メインディスプレイでゲームをすると画面が大きいこともあって電池の減りが少し速いので長時間プレイならカバーディスプレイの方がいいかもです。画面比率も普通のスマホと近いですしプレイしやすいですよ。

ゲームプレイ中の発熱は抑えられている

原神プレイ中(最高・フレームレート60)に端末の発熱を計測器を使って計測してみました。

Z Fold4
Z Flip4

Galaxy Z Flip4は最高41.7°なのに対してGalaxy Z Fold4は37.3°と4°ほどGalaxy Z Fold4の方が発熱が抑えられています。

端末が分離してるとはいえFlip4よりも体積が大きく排熱に余裕があるのでしょうね。SoC周辺の熱を上手く端末に分散して熱を抑えることができています。

原神を実際にプレイしていてもFlip4はフレームレートが落ちやすい傾向がありますが、Fold4はそんなことないので安定して動かすことが可能です。

Galaxy Z Fold4の電池持ち

Galaxy Z Fold4のバッテリー容量は4,400mAhとGalaxy Z Fold3と同じですが電力効率の良いSnapdraogn 8+ Gen 1のおかげがバッテリー駆動時間は長くなっています。

バッテリー容量
Galaxy Z Fold4 Z Fold3 Galaxy Z Flip4
容量 4,400mAh 4,400mAh 3,700mAh
YouTube 60分 84 → 76% 8%消費 63% → 54% 9%消費 72% → 63% 9%消費
PUBG 30分 73 → 66% 7%消費 73 → 63% 10%消費 61 → 53% 8%消費
原神 30分 71 →60% 11%消費 65 → 44% 11%消費 71 → 62% 9%消費
8時間待機 68 → 63% 5%消費 75 → 68% 7%消費 67 → 58% 9%消費
充電 USB-C

普通に使っていて1日は普通に持つ電池持ちですが、Galaxy Z Fold4はメインかカバーかどちらのディスプレイを多く使いかでバッテリーライフは変わります。

例えば、原神を画面を開いてプレイで30分で11%消費するのに対してクローズ状態だと9%と長くなります。

1時間、2時間と長時間プレイになればなるほど電池持ちに差が出てくるので少しでも長く使いたいならカバーディスプレイを使うのがいいです。

いずれにしても先代のGalaxy Z Fold3よりも電池持ちはトータルで長くなっているので使いやすくなったのは間違いありません。

Galaxy Z Fold4 レビュー:カメラ

Galaxy Z Fold4は広角、超広角、光学3倍望遠のトリプルカメラを搭載しています。カメラの出っ張りも必要最低限でスッキリしとしたデザインです。

Galaxy Z Fold4 リアカメラ
デュアルカメラを搭載している

広角は5000万画素(1/1.5型)にF/1.8のレンズ、超広角は1200万画素(1/3型)にF/2.2のレンズ、望遠は光学3倍レンズの1000万画素(1/3.9型)を搭載しています。

広角カメラの画質

Galaxy Z Fold4のカメラでどんな写真を撮影できるのかレビューします。広角カメラはGalaxy S22と同じ5000万画素の高画素センサーを搭載しています。

比較的大きめの1/1.5型のセンサーなので被写体に寄った時の背景のボケ感もしっかり表現可能で、高精細で雰囲気ある写真を気軽に撮影できます。

Galaxyらしい色鮮やかな写真を撮影できます。

5000万画素(1/1.5型)の大型センサーを搭載しているGalaxy Z Fold4と、1200万画素(1/1.7型)のGalaxy Z Flip4で背景のボケ量を比較してみました。

センサーサイズの大きいGalaxy Z Fold4の方がわずかに背景のボケ感が強くなっています。ほんと少しだけなのでほぼ同じと言って仕舞えばそれまでですが。

夜の撮影を広角カメラでしてみました。

なんと、Galaxy Z Fold4は電飾看板のライト部分が白トビしています。一方のGalaxy Z Flip4はHDRをしっかり効かせて白トビを押さえながら丁度いい明るさに仕上げてくれます。

同じ5000万画素のセンサーを搭載しているGalaxy S22も同じシーンで白トビしてたので、このセンサーはそういう特性を持ってるのかもしれませんね..。

また、デジタルズーム×2の撮影だと謎にGalaxy Z Flip4の方が白トビしてGalaxy Z Fold4は白トビしません。これもS22と同じ傾向です。

画角によって明るさが変化するのは調整不足なのか、気付いていないのかちょっと困るので修正して欲しいところではあります。

ただ、あくまでこのシーンにおいてはなので基本的に夜間も白トビを抑えながら色鮮やかに撮影可能なので夜の撮影もしっかりこなせます。

大阪の夜の街をしっかり色鮮やかにキレイに映し出すことができますし、明暗差のあるシーンにおいても黒潰れを抑えつつ程よい明るさで表現が可能となっています。

イルミネーションもキレイに撮影可能です。

1/1.5型のそこそこ大きめのセンサーなので暗いところでもノイズが少なくイルミネーションの玉ボケもしっかり演出することができます。

食レポも色鮮やかに表現できます。

美味しそうです🤤

Galaxy Z Fold4は高画素センサーなのでデジタルズームにも強くズーム×2もより解像感の高い写真に仕上げられます。

(以下、3つの写真はデジタルズーム×2で撮影)

色合いに関してはGalaxy Z Fold4、Flip4ともに似た傾向はあるみたいですが肉の部分の繊維とかよーく見るとFlip4よりもFold4の方が自然ですよね?(無理矢理感)

葉っぱ、水滴の解像感もFlip4よりもGalaxy Z Fold4の方が高くなってるかと思います。また、ハム子さんの毛並みもGalaxy Z Fold4の方がふわっとした表現ができています。

デジタルズーム×2など広角画角だけでなくちょっとこだわりたいならGalaxy Z Fold4のカメラの方が表現力は高くなる感じでしょうか。

超広角カメラの画質

Galaxy Z Fold4は超広角カメラを搭載しているので視野の広い写真も色鮮やかに撮影可能です。

とてもキレイです。超広角カメラのセンサーサイズは1200万画素(1/3.0型)とZ Flip4の1200万画素(1/3.2型)よりもわずかに大きいセンサーとなっています。

いやー…さすがにこの差は分からないですかね。わずかにGalaxy Z Fold4の方がノイズ少ない?くらいでGalaxy S22の1/2.5型のセンサーと比べると夜間撮影は少し苦手傾向となります。

とはいえ、白トビもノイズもしっかり押さえて撮影できるので十分キレイな写真に仕上げることができます。超広角カメラをたくさん使ってる方も安心です。

望遠カメラの画質

Galaxy Z Fold4は光学3倍の望遠レンズ(F/2.4)に1000万画素(1/3.9型)のセンサーを搭載してるので少し遠くのモノをズームして寄って撮影が可能となっています。

ちなみに、1000万画素のセンサーですが出力されるのは1200万画素の写真になっていて解像感の高い写真を簡単に撮影できます。

望遠カメラを搭載していないGalaxy Z Flip4と比較してみましたが、光学3倍の望遠レンズをしっかり搭載しているGalaxy Z Fold4はやっぱりキレイですね。

Galaxy Z Flip4はデジタルズーム4倍での撮影となっていますが、画質に大きな差が出ていて、デジタルズーム10倍になると圧倒的に望遠レンズをしっかり搭載しているGalaxy Z Fold4の方がキレイです。

望遠画角での撮影をしないなら望遠カメラは必要性は低いですが、デジタルズーム×3〜10を使ってそれなりに寄って撮影することがあるならGalaxy Z Fold4は十分使えるカメラとなっています。

望遠カメラで大阪の街を撮影しました。

ノイズも少なく手ぶれもしにくいので撮影はとてもしやすいです。

望遠カメラのセンサーサイズは1/3.9型と小さめですが暗いシーンでも普段使いできる画質をしっかり保っています。ほんとにコダワリが多くないならGalaxy Z Fold4は十分使えるカメラでバランスが取れています。

Galaxy Z Fold4:メリット

小型タブレットをコンパクトに持ち運びできる

Galaxy Z Fold4は7.6インチの折り曲げることができるフレキシブル有機ELディスプレイを搭載しています。端末の中央に沿って画面を折り曲げることができます。

Galaxy Z Fold4 メインディスプレイ
7.6インチの大画面ディスプレイ

端末を開いた状態の本体サイズは(130.1 × 155.1 × 6.3 mm)となっていて8.3インチにiPad mini(第6世代)よりもワンサイズ小さい大きさです。

画面を折り曲げると端末に隠れていたヒンジがニョキっと現れてスムーズに端末を折りたたむことができます。

Galaxy Z Fold4 ヒンジ部分
ヒンジ部分

折りたたむと端末が少し分厚いスマホみたいなスタイルとなり本体サイズは(67.1 × 155.1 × 14.2 mm)となります。

折りたたむので本体の厚みは14.2mmと分厚くて重量も263gとスマホにしては大きめの端末ですが横幅は67.1mmと片手操作ができるサイズ感です。

横幅が抑えられているのでGalaxy S22 Ultraなど大画面ディスプレイのスマホよりも意外と扱いやすいので、大画面を持ち運びたいけど片手操作もしたい方はGalaxy Z Fold4はめっちゃおすすめです。

画面オープンで小型タブレットとしても使えますし。

フレックスモードで幅広い使い方ができる

Galaxy Z Fold4は折り畳みができる構造なので端末を角度を付けて折りたたむことでスタンドなしで立て掛けて使うことができます。

Galaxy Z Fold 4 スタンドなしで使える
スタンドなしで使える

カフェなどでパソコンで作業してる隣にGalaxy Z Fold 4を置いて動画を流したり、Twitterをしたりマルチタスクで使うことができます。

やっぱ、画面を開いた時の画面が広いのが良いですよね。

Galaxy Z Fold 4 動画とTwitterを同時使用

2画面分割にして動画視聴とTwitterをしてもまだまだ余裕があって視認性はとても良いです。

また、Galaxy Z Fold 4は電子書籍端末としても優秀で端末を少し折り曲げて使うことで本物の本のようにして読書ができます。

Galaxy Z Fold 4で電子書籍を読む
電子書籍も読みやすい

当たり前ですがカラー表示ができるので雑誌やカラー対応の漫画もしっかりカラーで読めるのもGalaxy Z Fold 4の良いところですね。

Galaxy Z Fold 4 電子書籍が読みやすい
雑誌も大丈夫

スマホだと画面が小さくて読みずらい漫画や雑誌を大きな画面で読めますし折り畳んで持ち運びできるのは大きなメリットとなります。

また、フレックスモードにはタッチパッドで操作するモードも搭載していてカーソルでパソコンのようにパソコンみたいに操作することもできます。

カメラもプレビュー画像で撮影しやすい

Galaxy Z Fold 4は画面の大きさを活かすことで撮影中のプレビュー画像だけでなく撮影済みの画像も同時に表示可能です。

1つ前に撮影した画像と比較しながら撮影ができるので普通のスマホでは出来ないような撮影スタイルも確立できます。(どんな?

さらに、カバーディスプレイにプレビュー画像を表示することでメインカメラを使って自撮りしたり集合写真を撮影することができます。

この機能はGalaxy Z Flip4にも搭載していますが、子どもらはもの珍しさで笑顔でカメラに向いてくれるので家族の写真に笑顔が増えます。(最初だけですが)

3画面 + ポップアップウィンドウ

Galaxy Z Fold 4のカバーディスプレイは23.1:9と超縦長ディスプレイを搭載しています。

Galaxy Z Fold4 23.1:9のカバーディスプレイ
超縦長ディスプレイ

最初は違和感ありましたがこの画面比率になれると情報量も多いですし片手で操作可能で意外としっくり来るディスプレイなんですよね。

Galaxy Z Fold4 カバーディスプレイで2画面表示
2画面表示

メインディスプレイは3つのアプリを固定ウィンドウで表示しながらポップアップウィンドウでさらにアプリを同時に起動して使えます。

Galaxy Z Fold4 マルチタスクに強い
マルチタスクに強い

さすがにゴチャゴチャしてくるので4つ以上のアプリを同時に使うのは実用的ではないですが3つのアプリを同時になら動画視聴、Twitter、ゲームを同時に楽しむ…そんな使い方もできます。すごい。(使う?

顔 + サイドボタン指紋認証に対応

Galaxy Z Fold4の生体認証は顔に対応していて、カバーディスプレイ側だけでなくメインディスプレイもインカメラを使って顔認証ができます。

顔認証に対応

Galaxy Z Fold4のメインディスプレイのインカメラは画面下に埋め込まれてパッと見はカメラがあることが分からないのでコンテンツ表示の邪魔になることはないです。

簡易型の顔認証なので暗いところ、マスクをしてると認識できないので指紋認証センサーを内蔵しているサイドボタンを使って指紋で画面ロック解除ができます。

Galaxy Z Fold4 サイドボタン式指紋認証センサー
サイドボタン式指紋認証センサー

指紋認証センサーの位置もサイドフレーム中央にあって指が遠いことがなく操作性はとても良好です。

内蔵スピーカーの音質が良い

Galaxy Z Fold4の内蔵スピーカーはステレオに対応していいて、端末下と…

Galaxy Z Fold4 内蔵スピーカー右
本体下の内蔵スピーカー

端末上にしっかり専用のスピーカーを搭載しています。

Galaxy Z Fold4 内蔵スピーカー左
本体上の左スピーカー

Galaxy Z Fold4の内蔵スピーカーは音質がとても良くて低音から高音までしっかり音が鳴っていて、左チャンネルのスピーカーも受話レシーバーではなく専用スピーカーを搭載し音のバランスもしっかり取れています。

内蔵スピーカーの音質はGalaxy S22 UltraよりもGalaxy Z Fold4の方が良いので、動画、音楽視聴などコンテンツマシンとしても大満足の1台です。

Sペンに対応している

Galaxy Z Fold4は別売りのSペンに対応しています。Galaxy S22 Ultraのようの本体に収納できないので専用のケースを使って持ち運ぶことになります。

Galaxy Z Fold 4 Sペン
Sペンと専用ケース

専用のメモアプリを使ってメモを取ったり、お絵描きをしたりとタブレットみたいに使うことができます。

Galaxy Z Fold 4 メモアプリ
メモアプリ

もちろん、サードパーティ製のノートアプリを使うのもおすすめですし手書きでノートをちゃんと取れるので実用性はとても高いと感じます。

Galaxy Z Fold4 手書きメモ
実用性の高い手書きメモ

Galaxy S22 UltraのSペンは細すぎて使いにくさがありましたが、Galaxy Z Fold4のSペンはペンとして丁度良いサイズでメモ、ノートがめちゃくちゃ取りやすいです。

ただし、ペンを収納する箇所が盛り上がってるのでかなりゴツです。

Galaxy Z Fold4 専用ケース + Sペン
Sペン専用ケース

ただ、個人的にはペンを入れる箇所が盛り上がってることでこの部分を引っかかりにして手で持てるので安定感が増して意外と使いやすいです。

Galaxy Z Fold4 専用ケース スタンドに交換加工
交換可能

カバーケースのSペンが収納できる箇所は実は取り外しが可能でスタンドのパーツを取り付けることができます。

Galaxy Z Fold4 専用ケース スタンドに
スタンドとして使える

スタンドを使ってがGalaxy Z Fold4を画面を開いた状態で立てかけて使うこともできます。

まあ、この状態で使うことはないですけど折り曲げずに全画面で使いたい時に便利ではないでしょうか。

ワイヤレス充電に対応している

Galaxy Z Fold4の充電はUSB-Cポートに対応し最大25wの高速充電に対応していますが、Qi規格のワイヤレス充電に対応し端末を折り曲げた状態でも充電も可能です。

\Galaxy Z Fold4をチェックする/

Galaxy Z Fold4 :デメリット

スマホとしては端末は大きい

Galaxy Z Fold4は小型タブレットにもなるフォルダフル端末なのでスマホとして使うにはどうして本体サイズは大きめです。

Galaxy Z Fold4
Galaxy Z Fold4

単純にスマホとして使うにしては端末が分厚いので長時間片手で使ってると手が疲れてくることもあるので、単純にスマホとして使いたいならGalaxy Z Fold4はおすすめできません。

折り目が少し気になることも

Galaxy Z Fold4はフレキシブル有機ELディスプレイを搭載しているため中央部分に折り目があります。

Galaxy Z Fold 4 メインディスプレイの折り目
画面の折り目

1つのアプリを全画面で使ったりSペンで全画面で手書きでノート取ってると段差があるので字が書きにくいシーンがある場合もあります。

ただ、少し折り曲げて2画面表示で使う時は折目は気にならないので普通にタブレットとして使うならとくに問題はないでしょう。

使い方によっては電池がモリモリ減る

Galaxy Z Fold4はスマホ、タブレットとしても使える2-in-1端末なので使い方次第では1台でなんでもこなすことができます。

ただし、今までスマホとタブレットを2台を持っていた方が同じような感覚でGalaxy Z Fold4を使うとバッテリーは1日持たない可能性があります。

今まで移動中はスマホで、外で読書をするときはタブレットと2台で分散できてたのが1台になるので負担が増えるのは目に見えますよね。

1台に集約できるがゆえに電池はモリモリ減っていくのでスマホ単体で考えるなら普通の電池持ちでもタブレット用途も入ってるとなるとモバイルバッテリーがないと厳しい場面も出てくるのです。

電話しながら作業ができない

また、電話をしながら情報を検索したりメモを取ることもGalaxy Z Fold4は苦手です。

スマホ + タブレットならスマホで電話しながらタブレットが使ってメモが取れましたがGalaxy Z Fold4はながら作業ができません。

もちろん、イヤホンを使って通話をしたり工夫すれば可能ですが1台ゆえに煩わしさが増える可能性はあるので電話することが多い方はGalaxy Z Fold4は注意です。

aptX Adaptiveに対応していない

Galaxy Z Fold4は高音質コーデックのLDACに対応してるのでWF-1000XM4などを良い音で楽しむことはできます。

ただし、aptX Adaptiveには対応してないのでMomentum TW3を最高音質で楽しめないのが残念なところですね。Galaxyはなぜ対応しないのか..。

端末価格が高い

Galaxy Z Fold4は端末価格が高いのが最大のデメリットです。ドコモ、auで購入可能で25万円ほどします。

  • ドコモ:249,700円
  • au:249,960円(MNP:220,960円)
  • 中古:20〜22万円

乗り換え前提、中古なら20〜22万円くらいで手に入れることができますがさすが小型タブレットにもなるだけあって効果な端末となっています。

ただ、スマホとタブレットの1台二役と考えればそんなもんですかね?

Galaxy Z Fold4 レビュー・評価:まとめ

Galaxy Z Fold4
Galaxy Z Fold4

Galaxy Z Fold4は2022年9月29日に発売した折り畳みスマートフォンでGalaxy Z Fold 3の後継機種です。

Galaxy Z Fold4がおすすめな人は

Galaxy Z Fold4がおすすめな人は
  • スマホとタブレットを1台にまとめたい
  • どこでも大画面で動画を視聴したい
  • どこでも大画面で漫画雑誌を読みたい
  • 新しいモノが好きな人

スマホとタブレットを1台にまとめ上げたいならGalaxy Z Fold4は最高の端末です。スマホとしてもサクッと使えるだけでなくタブレットとしてゆっくり使うこともできます。

とくに移動中に動画コンテンツや読書をしたいけどタブレットを別で持つのは面倒くさい方におすすめです。ポケットから取り出してすぐに読書ができてしまいます。

画面を閉じた状態でも横幅67mmに抑えられているので片手操作できるので大画面なのにコンパクトに扱うことができるが意外に使いやすいところです。

Galaxy Z Fold4が向いてない人は

Galaxy Z Fold4が向いてない人は
  • 電話をすることが多い
  • 外でもタブレットとしてたくさん使う
  • 面倒くさがりの人

仕事で電話することが多い方もいらっしゃると思いますが、Galaxy Z Fold4は電話しながら情報検索したりメモが取れないので電話することが多いかたはちょっと向いてないです。

イヤホンを常時付けるなど工夫すれば使えるけどちょっと面倒くさいと感じるかもです。

また、外でタブレットとしてガッツリ使うと電池の減りはやっぱ早いですし今までスマホとタブレットを2台持っていて使用頻度が高かった方はバッテリーライフは気になるかもです。

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