サムスンの折り畳みスマホ・Galaxy Z Flip4は以前より価格が下がってきて手に入れやすくなりましたよね。(と言っても高いけど…)
Galaxy Z Flip 4は6.7インチのメインディスプレイに1.9インチのカバーディスプレイを搭載した折り畳みスマホで、ハイエンドのSnapdragon 8+ Gen 1で動作も快適で電池持ちも向上し使いやすく進化しました。
この記事では、Galaxy Z Flip4のデザイン・サイズ・性能・カメラの画質をレビューし、実際に使ってどうかメリット、デメリットも書いています。
折りたたみスマホが欲しいけどどうしよう…って悩んでる方は参考にしてみてください。
- 折り畳みスマホで持ち運びしやすい
- フレックスモードで幅広い使用用途に
- 縦長ディスプレイで2画面表示が見やすい
- Snapdragon 8+ Gen 1で性能が高い
- 顔 + 指紋 デュアル生体認証に対応
- 内蔵スピーカーの音質が向上している
- バッテリー容量が増えて電池持ち向上
- ワイヤレス充電に対応している
- 折り目が少し気になることも
- ストレージ容量が128GBと少ない
- 指紋認証センサーの位置がイマイチ
- 望遠カメラを搭載していない
- microSDカードを使えない
- 3.5mmオーディオジャックがない
- DeXモードを搭載していない
この記事の目次
Galaxy Z Flip4の特徴
- 6.7インチ(最大120Hz)フレキシブル有機EL
- 1.9インチサブディスプレイ(有機EL)
- SoC:Snapdragon 8+ Gen 1
- メモリ:8GB、ストレージ:128GB
- デュアルカメラ:50MP + 12MP(×0.6)
- 生体認証:顔 + サイドボタン式指紋認証
- スピーカー:ステレオ対応
- 充電:USB-C & ワイヤレス(Qi)対応
- 通信:Bluetooth 5.2、Wi-Fi 6、5G/4G
- バッテリー:3,700mAh、防水防塵:IPX8
- NFC :Type A/B/(国内:Felica対応)
- 発売日:2022年9月29日
Galaxy Z Flip4は折り畳みができる6.7インチのメインディスプレイに折り畳んだ状態で使える1.9インチのサブディスプレイを搭載した縦折りタイプの折り畳みスマホです。
正直なところ、折り畳みが面倒くさい最大のデメリットはあるもののコンパクトに6.7インチの大画面を持ち運びできるメリットがあります。
例えば、胸ポケットに入れて持ち運ぶなど従来のスマホではできない使い方ができるの良いですよね。
性能もハイエンドのSoCを搭載してることもあってゲームも快適にプレイ可能で型落ちになったことで価格が安くなったのも魅力の一つとなります。
Galaxy Z Flip4 レビュー:外観
Galaxy Z Flip4は6.7インチのフレキシブルな超薄型ガラスを採用した有機ELディスプレイを搭載し折り畳んで使えるスマートフォンで基本的なデザインはGalaxy Z Flip3と同じです。
筐体は上下に分かれて中央部分を境に折りたたみ可能な機構で背面パネルはマット調のガラス素材、サイドフレームは光沢金属素材を採用しています。
Galaxy Z Flip4のディスプレイは約20万回以上の開閉動作試験をクリアしFlip3よりも耐久性が向上し安心して使える端末となっています。
本体右上に音量ボタン、指紋認証を内蔵したサイドボタンを搭載しています。
ヒンジ部分は光沢のある金属が採用されていて「Galaxy」のロゴが刻印されて質感の高いスタイルを実現しています。
ヒンジ部分はスムーズに可変してくれるので滑らかに画面を開いたり閉じたり出来るので本当によくできていますよね。
端末下にUSB-Cポート(USB-C PD 3.1/最大25W)、内蔵スピーカー、マイクの穴があります。
端末の左上に5G用のアンテナ、SIMカードスロットを搭載しています。
カードスロットはnanoSIMに対応しています。
物理カードは1枚のみでeSIMに対応しDSDV(5G + 5G)環境で運用も可能です。なお、microSDカードは入れることはできません。
Galaxy Z Flip4のストレージは128GBとハイエンドモデルにしては少なめなのでGoogle Photoなどクラウドサービスを駆使して乗り越えましょう。
Galaxy Z Flip4 レビュー:性能
Galaxy Z Flip4のスペック
Galaxy Z Flip4とGalaxy Z Flip3のスペックを比較しました。
モデル | Galaxy Z Flip4 | Galaxy Z Flip3 |
---|---|---|
メインディスプレイ | 6.7インチ(2,640 × 1,080ピクセル)、有機EL、10〜120Hz、1200nit、HDR+ | |
カバーディスプレイ | 1.9インチ(512 × 260ピクセル)、有機EL | |
リフレッシュレート | 1〜120Hz | 10〜120Hz |
SoC | Snapdragon 8+ Gen 1 | Snapdragon 888 5G |
メモリ / ストレージ | 8GB LPDDR5 / 128GB | |
生体認証 | 顔 + サイドボタン式指紋認証 | |
広角 | 12MP(1/1.7型)・ƒ/1.8 | 12MP(1/2.5型)・ƒ/1.8 |
超広角 | 12MP(1/3型)・ƒ/2.2 | |
インカメラ | 10MP(1/3.2型)・ƒ/2.4 | |
オーディオ | ステレオ、LDAC、aptX | |
通信性能 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、5G(mmWV) | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、5G(mmWV) |
バッテリー | 3,700mAh | 3,300mAh |
筐体 | 金属フレーム + ガラス:IPX8防水 | 金属フレーム + ガラス:IPX8防水 |
ポート | USB-C(25W) | USB-C(15W) |
サイズ重量 | 165 × 72 × 6.9 mm・187g | 166 × 72 × 6.9 mm・184g |
発売日 | 2022年9月29日 | 2021年10月6日 |
6.7インチフレキシブル有機ELディスプレイ
Galaxy Z Flip4は折り畳みできる6.7インチのフレキシブル有機EL(2,640 × 1,080ピクセル)を搭載しています。
画面比率が21.6:9と縦長で画面を開いた状態だと意外と縦に長いスマホなので1度に表示できる情報量が多いだけでなく2画面表示も視認性良好です。
1〜120Hの可変式リフレッシュレートにも対応していて滑らかに操作もできるので折り畳みができるだけでなくハイエンドなスマホに仕上がっています。
1.9インチカバーディスプレイを搭載
Galaxy Z Flip4は折り畳んだ状態にすると1.9インチカバーディスプレイが表示されて日付や時間、通知の確認ができます。
単なる時計表示だけでなくウィジェットとして機能していて、ミュージックプレイヤーとして音楽を再生・停止・スキップも画面を開くことなく使えます。
他にも天気予報、カレンダー、タイマー、アラーム、ヘルスアプリなども対応してるので画面を開くことなく普段使ってることがある程度はできるかもしれません。
ただ、個人的には結局のところ画面を開いて使ったほうが効率がいいと思ってしまうのでカバーディスプレイはそこまで活用できていないですね。
SoCはSnapdragon 8+ Gen 1を搭載
Galaxy Z Flip4のSoC(システムオンチップ)はSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しています。メモリは8GB、ストレージは128GBとなっています。
Snapdragon 8 Gen 1はSamsungが製造したSoCで8+ Gen 1はTSMCが製造しクロック周波数が強化したのに発熱が抑えられたチップです。
モデル | Snapdragon 8+ Gen 1 | Snapdragon 8 Gen 1 |
---|---|---|
CPU | Kryo 680 Cortex-X2(3.2GHz) ×1 Cortex-A710(2.8GHz)×3 Cortex-A510(2.0GHz)×4 |
Kryo 680 Cortex-X2(3.0GHz)×1 Cortex-A710(2.5GHz)×3 Cortex-A510(1.8GHz)×4 |
GPU | Adreno 730 | |
Memory | LPDDR5 3,200MHz(51.2Gbit/s) |
|
NPU | Hexagon | |
ISP | トリプル18-bit Spectra ISP | |
HDR | Dolby Vision、HDR10+、HDR10、HLG | |
Camera | 8K30fps /4K 120fps | |
Process | 4nm(TSMC) | 4nm(Samsung) |
Galaxy Z Flip4とGalaxy S22でAntutuのスコアを比較してみました。
モデル | Galaxy Z Flip4 | Galaxy S22 |
---|---|---|
SoC | Snapdragon 8+ Gen 1 | Snapdragon 8 Gen 1 |
メモリ | 8GB | 12GB |
ストレージ | 128GB | 256GB |
総合 | 931046 | 880082 |
CPU | 246224 | 212271 |
GPU | 364585 | 355037 |
MEM | 150424 | 158460 |
UX | 169813 | 154314 |
発熱 | 37.8 ° | 37.2° |
バッテリー | 7%消費 | 7%消費 |
同じ構成のSoCですがTSMC製のSnapdragon 8+ Gen 1は10%ほど性能が向上してるのがわかります。
ただ、Zenfone 9やXiaomi 12T Proと比べるとスコアが低くなってるので、Galaxy Z Flip4向けに性能を抑えてる可能性はありそうです。
Chromeブラウザ、Twitterでどれくらいの動作感になってるのか動画にしてみました。
さすがハイエンドのSoCだけあってストレスなく快適にアプリを動作できています。ただ、Twitterに関してはスクロール時にガクンとコマ落ちすることがあります。
これは近年のSamsungのスマホで発生してる症状でGalaxy Z Flip4も同じようです。ツイッターの動作は少し気になりますが一般的なアプリは快適に使えるはずです。
Snapdragon 8+ Gen 1 搭載機なのでゲームも快適にプレイできます。PUBGモバイルは「画質HD・フレームレート高」がデフォルトで「画質HDR・フレームレート極限」まで高めてプレイ可能です。(ロビーでFHDをダウンロードしてプレイできます。)
タッチレスポンスも良好で快適にプレイできますし、画面が横長なのでPUBGモバイルは横による視認性が良くてプレイしやすいです。
原神もそこそこ快適にプレイ可能です。
原神のデフォルト設定は「中」ですが「最高」の「60fps」に設定しても滑らかに動作しています。コマ落ちも少ないですし快適にプレイ可能でしょう。
なお、原神プレイ中に端末の発熱を計測器を使って計測してみました。
Galaxy Z Flip 4は42.1℃、S22は39.5℃でした。発熱しにくいSnapdraogn 8+ Gen 1ですが本体が薄いくて本体が二つに分離してることもありGalaxy Z Flip 4の方が熱くなりやすいようですね。
Galaxy Z Flip4の電池持ち
Galaxy Z Flip4のバッテリー容量は3,700mAhとGalaxy S22と同じですが、電力効率の良いSnapdraogn 8+ Gen 1のおかげがバッテリー駆動時間は長くなってます。
Galaxy | Z Flip4 | Z Flip3 | Galaxy S22 |
---|---|---|---|
容量 | 3,700mAh | 3,300mAh | 3,700mAh |
YouTube 60分 | 72 → 63% 9%消費 | 57 → 47% 10%消費 | 46 → 35% 11%消費 |
PUBG 30分 | 61 → 53% 8%消費 | 68 → 57% 11%消費 | 58 → 46% 12%消費 |
原神 30分 | 71 → 62% 9%消費 | 73 → 60% 13%消費 | 81 → 69% 12%消費 |
8時間待機 | 48 → 41% 7%消費 | – | 92 → 84% 8%消費 |
充電 | USB-C |
旧型のGalaxy Z Flip3は少し電池持ちが悪印象がありましたが、Galaxy Z Flip4は普通に使えるレベルにまでバッテリーライフが向上しました。
使い方にもよりますが1日は普通に使える電池持ちはあるかと思います。
Galaxy Z Flip4 レビュー:カメラ
Galaxy Z Flip4は広角、超広角のデュアルカメラを搭載していて望遠カメラはないのでカメラ周りはとてもスッキリとしたスタイルです。
広角は1200万画素(1/1.7型)にF/1.8のレンズ、超広角も1200万画素(1/3.2型)にF/2.2のレンズを搭載しています。
広角カメラの画質
Galaxy Z Flip4のカメラでどんな写真を撮影できるのかレビューしていきます。
1200万画素(1/1.7型)のセンサーとスペックは控えめですが、ハイエンドのGalaxyらしい解像感の高い写真に仕上げることができます。
色鮮やかでキレイな色合いですし1/1.7型と大きさとしてh普通のセンサーですが被写体に寄った時のボケ感もしっかり表現可能です。
5000万画素(1/1.5型)の大型センサーを搭載しているGalaxy S22とGalaxy Z Flip4で背景のボケ量がどれだけ異なるか比較してみました。
ちょっとしたサイズ差なので大きな違いはないですが、Galaxy Z Flip4よりもS22の方が背景のボケ量は大きくなっています。比較しないと分かんない差なのでGalaxy Z Flip4で十分なのかもしれません。
夜の撮影を広角カメラでしてみました。
S22は電飾看板のライトの部分が白トビしてしまってるのに対して、Galaxy Z Flip4はHDRをしっかり効かせて白トビを押さえながら丁度いい明るさに仕上げてくれます。
ただ、デジタルズーム×2の撮影にすると謎にGalaxy Z Flip4は白トビしてしまいます。
S22はしっかり白トビを抑えらえる謎現像ですね。どちらもソフトウェアの調整不足感があるのかもしれません。(といってもS22は発売から10ヶ月経過してるんですねどね。)
でも、まあスマホのカメラでこれだけキレイに、雰囲気ある写真をサクッと撮影できてしまうんですから凄いですよね。
食レポも色鮮やかに表現可能です。
S22よりもGalaxy Z Flip4の方が色濃い感じでラーメン、ネギなどの撮影には適しているのかもしれません。S22の方が自然で個人的には好きですけど。
Galaxy Z Flip4の広角カメラは1200万画素のセンサーなのでデジタルズーム2倍した時の解像感は5000万画素の高画素センサーを搭載してるS22の方が上です。
とはいえ、ハム子さんの毛並みもしっかり撮影可能です。
言うてもハイエンドスマホのカメラですし、普段使いにおいては十分すぎる画質を持っていると見ていいのではないでしょうか。
超広角カメラの画質
Galaxy Z Flip4の超広角カメラは1200万画素(1/3.2型)とS22の1200万画素(1/2.5型)よりも少し小さいセンサーを搭載しています。
とはいえ、画質は普通にキレイですし夜間撮影のHDRを効かせて白トビを抑えてくれます。
S22は超広角カメラも電飾看板のライトは苦手でめちゃくちゃ白トビしてるのでGalaxy Z Flip4の方が夜間撮影は強いと言っていいかもしれません。
Galaxy Z Flip4:メリット
折り畳みでコンパクトに持ち運べる
Galaxy Z Flip4の最大のメリットは端末を折り畳んで持ち運びできることです。一般的なスマホではできない唯一無二の端末です。
こんな持ち方、他のスマホじゃできません。
じゃなくて、普通にシャツの胸ポケットに入れてもはみ出ることなく持ち運べますし、ケース装着してストラップ付けて首からぶら下げて仕事する方にもおすすめです。
お尻ポケットに入れても最初から端末が真ん中で割れているのでバキっと本体を壊すこともないですし、使うよりも持ち出すことが多いなら意外とGalaxy Z Flip4はいいのかもしれません。
フレックスモードで幅広い使い方ができる
Galaxy Z Flip4は端末を折り畳みできる構造ゆえに独自の使い方が可能で本体を少し折り畳んで角度を付けることで横向き状態でも立て掛けて使えます。
内蔵スピーカーがしっかり横向きになってステレオサウンドに包まれますしYouTubeなど動画コンテンツを見ながら使うのに丁度いいですよね。
電子書籍を読むのにも適していて少しだけ折り曲げることで本物の本と同じスタイルで読書ができます。画面比率の問題で漫画は読みにくいですが小説は読みやすいです。
もちろん普通に縦置きでも立て掛けて使えます。
上にYouTube、下にTwitterを起動して同時使用ができます。また、フレックスモードにはタッチパッドで操作するモードあります。
カーソルが表示されてパソコンのような使い方も可能です。どのようなシーンでカーソル操作が必要になるかは分からないですが。
なお、リアカメラ撮影時に「カバー画面プレビューON」にすることでカバーディスプレイにプレビュー画像を表示できます。
これは意外と便利でメインカメラで自撮りする方はもちろん、子どもらがめちゃくちゃ面白がってくれるので笑顔の写真を撮影できるます。(最初だけかもですが)
いずれにしても、新しい使い方できるのがGalaxy Z Flip4のメリットと言っていいのではないでしょうか。
縦長ディスプレイで2画面表示が見やすい
Galaxy Z Flip4のメインディスプレイの画面比率は21.6:9とXperia 1 IVよりも縦に長いディスプレイを搭載しています。
縦に長いので2画面表示で2つのアプリを同時に使っても表示領域が広くて視認性が良いのです。19.5:9のGalaxy S22と比較すると全然違います。
エッジメニューにあらかじめ2画面機能を使うアプリを登録しておけば片手でアプリの切り替えをサクッとこなすことができます。
縦長ディスプレイを搭載しているスマホはズボンのポケットに入れて持ち運びしにくいデメリットがありましたが、Galaxy Z Flip4なら画面を折り畳みできるので持ち運びに困ることがないのは最高です。
顔 + サイドボタン指紋認証に対応
Galaxy Z Flip4の生体認証は顔に対応しています。
顔を向けるだけで顔を認識して画面ロック解除ができます。縦長ディスプレイゆえに認識範囲がシビアですが正面から認識させることでしっかり使えます。
簡易型の顔認証なので暗いところ、マスクをしてると認識できないので指紋認証センサーを内蔵しているサイドボタンを使って指紋で画面ロック解除ができます。
顔でも、指紋でもしっかり画面ロック解除できるので普通に使うことができます。
内蔵スピーカーの音質が良い
Galaxy Z Flip4の内蔵スピーカーはステレオに対応しています。
本体下のスピーカーと本体上の受話レシーバーから音が鳴る仕組みを採用しています。
音質は低音から高音までしっかり鳴っていてとても良くてGalaxy Z Flip3よりもFlip4の方が音質が向上してるようにも感じます。
さらに、Galaxy S22よりも音質が良いのでミュージックプレイヤーとしてもとても優秀な端末かもですね。
ワイヤレス充電に対応している
Galaxy Z Flip4の充電はUSB-Cポートに対応し最大25wの高速充電に対応していますが、Qi規格のワイヤレス充電に対応しています。
Belkin 3-in-1 ワイヤレス充電パッドに乗せてみました。
もうサイズ感がピッタリです。これ、iPhone向けのワイヤレス充電器なんですけどね(笑)
画面を開いた状態でもワイヤレス充電しながら操作可能です。
手前にケーブルがないですしスッキリとした充電環境を作り出すことができるのではないでしょうか。
意外と端末価格が安い
折り畳みスマホって高いイメージありますが、Galaxy Z Flip4は意外と安くて楽天モバイルなら132,800円(条件合えば実質120,800円)で買うことができます。
- ドコモ:154,000円
- au:159,870円(MNP:137,870円)
- 楽天モバイル:132,800円(条件合えば実質120,800円)
- 中古:10〜11万円
中古でも10〜11万円くらいで買えたりするので意外と折り畳みスマホの敷居は低くなってきています。性能もそこそこ良いですし新しい選択肢としてGalaxy Z Flip4にするのもアリかもしれません。
Galaxy Z Flip4 :デメリット
折り畳みが面倒くさいと感じることも
折り畳みが面倒くさくなる…ってのは折り畳みスマホの致命的なデメリットかもですね。
デスクワークの人は折り畳みスマホのGalaxy Z Flip4はとても使いやすいと思います。作業しながら横に画面を手間に折り曲げて使うことができます。
ただ、外回りの多い方になるとポケットからGalaxy Z Flip4を取り出して、両手で画面を開いての繰り返しになるので考えただけでも面倒くささマックスです。
カバーディスプレイはあくまで通知やちょっとした情報を得るだけのものですし、やっぱ普通の画面は開きますよね。開く回数が多ければ多いほどちょっと大変です。
折り目が少し気になることも
Galaxy Z Flip4はフレキシブル有機ELディスプレイを搭載しているため中央部分に折り目があります。
少し折り曲げて2画面表示で使ってる時は折目は気にならないですが、1つのアプリを全画面で使ってると少し気になることもあります。
とくにTwitterなど長いタイムラインを指で下から上にスクロールする時に凸凹に指が引っかかりがあって「あ。」ってなることも。(なるだけですが。)
指紋認証センサーの位置がイマイチ使いにくい
Galaxy Z Flip4は指紋認証がしっかり使えるのは有り難いですがセンサーの位置が少しイマイチです。
本体上の右側に指紋認証があるのですが普通に画面を開くと端末下側を持ってるため指が届かないんです。
なので、画面を開けた右手で指紋認証をするか左手でするなら端末を少し持ち替えてセンサーに触れるようにして画面ロック解除する流れになります。
もちろん、人によって手の大きさ違いますし使い方が異なるので一概にこうとは言えないものの、Galaxy Z Flip4の指紋センサーは個人的には本体下側に搭載して欲しいですね。
望遠カメラを搭載していない
Galaxy Z Flip4は望遠カメラを搭載していないですが、広角カメラのデジタルズームを使って最大10倍までズームして撮影ができます。
なので、望遠画角で撮影することが少ないならGalaxy Z Flip4のカメラでもなんら問題ありません。十分キレイな画質ですよね。
ただ、Galaxy S22に搭載してる望遠カメラと比べると画質は劣るので望遠画角で撮影することがあるならGalaxy Z Flip4は物足りなさを感じるかもしれません。
どちらもデジタルズーム10倍での撮影ですが光学望遠レンズを搭載してるGalaxy S22は解像感の高い写真に仕上げることができています。
容量が少なくmicroSDカードを使えない
Galaxy Z Flip4のストレージ容量は128GBとハイエンドスマホにしては少なめです。なのに、外付けストレージにできるMicro SDカードを入れられません。
普通に使う分においては問題ないと思いますが動画撮影やゲームをいくつかダウンロードするとわりと厳しくなってきます。
DeXモードを搭載していない
Galaxy Z Flip4は外部モニターに接続してパソコンとして使えるDeXモードには対応していません。
パソコンとして使うことはほぼないですが、Galaxy S22は普通に対応してること考えると少し残念、画面を折りたためるからこそ新しい使い方できそうなのになって感じです。
Galaxy Z Flip4 レビュー:まとめ
Galaxy Z Flip4は2022年9月29日に発売した折り畳みスマートフォンでGalaxy Z Flip3の後継機種です。
Galaxy Z Flip4がおすすめな人は
- デスクワークの人
- 自撮り撮影することが多い
- 家族の写真を撮影することが多い
- 新しいモノが好きな人
- スマホ依存からの脱却
Galaxy Z Flip4はデスクワークをしてる人に適したスマホです。常に画面を開いた状態でパソコンの隣にでも置いておけばながら作業ができるので仕事中にTwitterができます。
また、自撮りすることが多い方もカバーディスプレイに画面を表示しながら撮影できるGalaxy Z Flip4はいいと思います。また、お子さんがいるなら意外と喜ぶので(最初だけ)アリですよ。
Galaxy Z Flip4が向いてない人は
- 仕事で外回りが多い人
- 面倒くさがりの人
仕事で外回りが多い人はGalaxy Z Flip4は向いていません。たぶん、どこかで画面開けてて弾みで落としてしまう事故が発生することも想定できます。
パカパカするのが面倒だと感じてる人はGalaxy Z Flip4はやめておいた方がいいですね。普通にストレートで使えるGalaxy S22にしておいた方が身のためです。
ただし、逆手にとってあえて使いにくい環境を作り出すことでスマホ依存からの脱却に役立つ可能性があるので、気になってるならとりあえず使ってみて合わなかったら売却しましょう!(←ダメな考え
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もし、ストレートのスマホでいいやってなるならGalaxy S22にしましょう
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