2022年1月発売のシャープ「AQUOS wish」と、2021年12月3日発売のFCNT「arrows We」のサイズ・スペックの違いを比較しました。
どちらのモデルもHD解像度の液晶ディスプレイにSDM 480 5Gを搭載したエントリーモデルの5G対応スマホでスペックが似ているので違いを比較しどっちがいいか見ていきます。
この記事の目次
AQUOS wish、arrows Weの違いを比較
デザイン・サイズを比較
AQUOS wishはAQUOS sense6のような角張ったシンプルなスタイルで本体の筐体にはマット調の再生プラスチック材を35%使用した環境を配慮した端末で本体カラーはオリーブグリーン、アイボリー、チャコールの3色から選べます。
arrows Weは全体的に丸みのあるスタイルでマット調の樹脂素材を採用しています。本体カラーはホワイト、ネイビー(ドコモ)、パープル(ドコモ)、レッド(ドコモ)、ローズゴールド(au)、ブラック(au、SB)、ターコイズ(SB)から選べます。
本体サイズはAQUOS wish、arrows Weともに高さが147mm、横幅71mmと同じで端末の厚さがarrows Weが9.4mmなのに対してAQUOS wishが8.9mmと薄くなっています。重量もarrows Weが172g、AQUOS wishが162gと軽くなっています。
AQUOS wish、arrows Weのスペックを比較
AQUOS wishとarrows Weのスペックを比較しました。
モデル | AQUOS wish | arrows We |
---|---|---|
画面サイズ | 5.7インチ | |
解像度 | 1,520 × 720ピクセル(HD+) | |
パネル | 液晶ディスプレイ | |
SoC | Snapdragon 480 5G | |
RAM | 4GB | |
ストレージ | 64GB | |
外部メモリ | microSDXCカード(1TB) | |
Wi-Fi | 11a/b/g/n/ac | |
Bluetooth | 5.1 | |
モバイル通信 | 5G、4G LTE(eSIM対応) | 5G、4G LTE |
Felica / NFC | おサイフケータイ対応 | |
広角カメラ | 1,300万画素・F/2.0 | 1,310万画素・F/2.2 |
マクロカメラ | – | 190万画素・F/2.4 |
インカメラ | 800万画素・F/2.0 | 500万画素・F/2.2 |
カメラ機能 | Camera Go、ポートレートモード、翻訳モード、夜間モード、フラッシュ、顔写真加工 | Photoshop Express、ポートレートモード、自動認識モード、スマートセルフィー |
動画機能 | フルHD | フルHD、Live Auto Zoom |
生体認証 | サイド指紋認証 | 背面指紋認証 |
独自機能 | スクロールオート、ゲーミングメニュー、AQUOS Home、かんたんモード | スライドイン、FASTフィンガー、マスク通話モード、シンプルモード、ジュニアモード、緊急時ブザー、FMラジオ |
防水防塵 | IPX7 / IP6X / MIL-STD-810G | IPX8 / IP6X / MIL-STD-810H(お風呂対応) |
充電ポート | USB-C(PD3) | USB-C(PD3 PPS) |
バッテリー容量 | 3,730mAh | 4,000mAh |
オーディオジャック | 3.5mmオーディオジャック | |
ハイレゾ | aptX Adaptive、LDAC | aptX Adaptive |
OS | Android 11 | Android 11 |
サイズ | 147 × 71 × 8.9mm | 147 × 71 × 9.4mm |
重量 | 162g | 172g |
ディスプレイ
AQUOS wish、arrows Weはどちらも同じ画面サイズ、仕様となっており画面サイズは5.7インチ、解像度は1,520 × 720ピクセル(HD+)、パネルは液晶ディスプレイを採用しています。
液晶ディスプレイにHDディスプレイなのでAQUOS sense6などのミドルレンジスマホと比べると解像度は低いですが、ブラウジング、メール、メッセージ、SNS、動画閲覧といった一般的な使い方においては問題ない仕様となっています。
SoCの性能
SoC(システムオンチップ)もAQUOS wish、arrows Weともに同じでSnapdragon 480 5Gを搭載しています。
メインメモリも4GB、ストレージ容量も64GBと全く同じです。
AQUOS wish | arrows We | |
CPU | Snapdragon 480 5G | |
RAM | 4GB | |
総合 | 271503 | 282296 |
CPU | 96711 | 98486 |
GPU | 55341 | 65665 |
MEM | 59139 | 53264 |
UX | 60312 | 64881 |
チップ性能が同じで画面解像度も同じなので基本的な動作速度も同じと見ていいです。ただ、シャープとFCNTでそれぞれOSをカスタマイズしていることもありメーカーの作り込みや独自機能によって使い勝手は異なっています。
また、Twitterのスクロールの動作はAQUOS wishは少しカクツキがあるのが気になります。arrows Weの方が快適に扱えるような気がします。
リアカメラ・インカメラ
AQUOS wishはシングルカメラ(広角:1,300万画素・F/2.0)を搭載していますが、arrows Weはデュアルカメラ(広角:1,310万画素・F/2.2・マクロ:190万画素)となっています。
どちらも1,300万画素のイメージセンサーを搭載していますが、AQUOS wishはF/2.0とarrows Weよりも明るめのレンズを採用し暗所撮影に強くなっています。arrows Weはマクロカメラを搭載し被写体に寄っての撮影が可能です。
生体認証
生体認証はAQUOS wish、arrows Weともに指紋認証センサーを採用し顔認証には対応していませんが指紋にしっかり対応していることでマスクをしていても使えるスマホとなってイアmす。
AQUOS wishは筐体右側にあるサイドボタンの下側に指紋認証センサーを搭載し指を当てるだけでサクッと画面ロック解除できます。
AQUOS sense6の画面内指紋認証で手が乾燥してると反応しないことがありましたが、AQUOS wishは物理センサーになったことで精度、速度ともにかなり使いやすいです。
arrows Weは背面パネルの上部に指紋認証センサーを搭載しています。
昔ながらの認証方式で誰でも扱いやすい指紋認証センサーではありますが、背面型の指紋認証センサーは机に置いた状態で使えないデメリットがあります。
AQUOS wishの特徴
- おしゃれなシンプルなデザイン
- 5.7インチの液晶ディスプレイ
- HD+(1,520 × 720ピクセル)
- Snapdragon 480でそこそこ使える動作
- 4GB RAM、64GBストレージ容量
- サイド部分に指紋認証センサー
- Googleのカメラアプリ「Camera Go」
- 最大2回のOSバージョンアップサポート
- 販売:au、UQモバイル、ワイモバイル
- 端末価格:26,180円
AQUOS wishはデザインが角張ったスタイルでなかなかおしゃれな感じでいいですよね。サイド部分に指紋認証センサーを搭載したことで正面デザイン、背面デザインともにスッキリとしたスタイルになっていますね。
Snapdragon 480 5Gは400番台のSoCの中で性能の高いチップなのでブラウジング、メッセージ、SNS、動画閲覧といった普段使いにおいては普通に使えるスペックになっています。
カメラは1,300万画素/F/2.0と必要最低限のスペックとなっていますが、Googleのカメラアプリ「Camera Go」を採用しカメラのレスポンスはかなりいいので扱いやすいです。
→ AQUOS wishを詳しく見る
なお、AQUOS wishは後継機種としてAQUOS wish2、AQUOS wish3があります。
arrows Weの特徴
- 5.7インチの液晶ディスプレイ
- HD+(1,520 × 720ピクセル)
- Snapdragon 480でそこそこ使える動作
- 4GB RAM、64GBストレージ容量
- 背面部分に指紋認証センサー
- 販売:ドコモ、au、ソフトバンク
- 端末価格:2.1〜2.7万円
arrows Weはオーソドックスな昔ながらのスマホといった感じのデザインとなっており馴染みのある背面式の指紋認証センサーを搭載していてシニア世代の方、ジュニアの方も安心して使うことができるスタイルとなっています。
Snapdragon 480 5Gを採用しているのでブラウジング、メッセージ、SNS、動画閲覧といった普段使いにおいては普通に使えるスペックになっています。
arrowsの独自機能となるスライドインで片手でアプリを起動したり切り替えができるので片手操作したい方にもおすすめのスマホです。Fastフィンガー機能で指紋とアプリを紐付けしてワンアクションでアプリを起動もでき電子決済との紐付けも可能となっています。
arrows Weはドコモ、au、ソフトバンク、UQモバイルで取扱いをしています。
→ arrows Weを詳しく見る
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