2023年のプロモデル「iPhone 15 Pro」が発売となりました。
今回のiPhone 15 Proは従来型のiPhone 14 Proをベースにさらにブラッシュアップしたモデルとなっています。Apple公式サイトでの争奪戦に負けて9月22日(金)発売日にApple京都までiPhone 15 Proを受け取りに行ってきました!!!
ということで、iPhone 15 Proをレビューしていきますが、今回のiPhone 15 Proの進化したポイントはこんな感じとなっています。
- ボディ:ステンレス → チタニウム
- SoC:A16 Bionic → A17 Pro 性能向上
- 超解像度写真:48MP → 24MP / 48MP
- 4K ProRes:4K30fps → 4K60fps(外付け)
- ミュートスイッチ → アクションボタン(機能割当)
- Wi-Fi:Wi-Fi 6 → Wi-Fi 6E(6GHz)
- 充電ポート:Lightning → USB-C(10Gbps)
- 本体重量:206g → 187g 軽量化
画面サイズは今までと同じ6.1インチですが筐体の素材がステンレスからチタニウムになって軽量化されて手が疲れることがなくなりました。
性能が向上してるのは勿論の進化ポイントでもありますが、筐体が軽くなったのは何よりも嬉しい改善点で、充電ポートもLightningからUSB-Cになって充電ケーブルを統一化できるのも最高です。
- チタニウムの質感が最高の良い
- 軽くなって手が疲れにくくなった
- Dynamic Islandでマルチタスク
- 120Hzリフレッシュレートで滑らか操作
- 広角カメラの画質が向上(24MP対応)
- MagSafe / Qi2 ワイヤレス充電に対応
- USB-C対応で充電ケーブルを統一できる
- 外付けSSD、SDカードリーダーが使える
- リセールがいい(売却価格が高い)
- 広角カメラは被写体に寄れない
- 常時表示の電池持ちは良くない
- ゲーム中は発熱しやすい(A16よりも)
- カメラ使用中も発熱しやすい
- 高音質コーデック非対応(他社イヤホンに弱い)
- 端末価格が高い
※ レビューで使用しているiPhone 15 ProはApple Storeで自腹購入した端末でストレージ容量が256GBで本体カラーはブルーチタニウムとなっています。
この記事の目次
iPhone 15 Proの特徴
- 6.1インチ 有機ELディスプレイ
- 解像度:2,556 × 1,179ピクセル
- リフレッシュレート:1 〜 120Hz(ProMotion・常時表示対応)
- SoC:A17 Pro(6CPU・6GPU)
- メモリ:8GB LPDDR5、ストレージ:128 / 256 / 512GB / 1TB
- 生体認証:Face ID(顔認証)、マスク + 横向き対応
- 広角カメラ:48MP(1/1.28型)・ƒ/1.78
- 超広角カメラ:12MP(1/2.55型)・ƒ/2.2
- 望遠カメラ:光学3倍・12MP(1/3.5型)・ƒ/2.4
- フロントカメラ:12MP(1/3.6型)・ƒ/1.9
- 防水防塵:IP6X / IPX8(水深6m 30分)、スピーカー:ステレオ
- 通信:5G NR、4G LTE、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、超広域帯チップU2
- NFC:NFC A / B / Felica(おサイフケータイ)
- ポート:USB-C(27W)(USB 3.2 Gen 2)
- ワイヤレス充電:MagSafe(15W)・Qi2(7.5W)
- バッテリー:3,274 mAh
- サイズ:146.6 × 70.6 × 8.25 mm、重量:187 g
- OS:iOS 17 → iOS 18
- 端末価格:159,800円〜
- 発売日:2023年9月22日(金)
iPhone 15 Proは6.1インチの有機ELディスプレイにA17 Proを搭載したiPhone 14 Proの後継機種で、画面上部に離れ小島UIのダイナミックアイランドを搭載しています。
基本的な仕様は従来モデルと変わりないですが、世界初の3nmプロセスのA17 Proを搭載し性能が向上し新しくアクションボタンを搭載し充電ポートがUSB-Cに変更して操作性が大きく変わります。
アクションボタンを長押しで消音にしたり、ショートカット機能を実行したり、カメラアプリの起動が可能です。
カメラは広角、超広角、光学3倍望遠の3眼です。仕様は14 Proと同じでレンズフレアを抑える新しいナノスケールコーティングが施されてソフトウェア処理も改善されて画質が向上が期待できます。
背面パネルは今までと同じテクスチャードマットガラスですがサイドフレームがステンレスからチタニウムになって見た目がとにかくクールです。最高にカッコいいです。
重量も206gから187gに19gも軽量化されてるので片手操作しても疲れにくくなったのは大きな改善点といっていいでしょう。
iPhone 15 ProはApple Store、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルで購入が可能で159,800円〜となっています。
iPhone 15 Pro レビュー
本体デザイン
iPhone 15 Proは6.1インチのフラットなフルディスプレイを搭載し画面上にDynamic Islandのある新しいスタイルのiPhoneとなっています。
実はiPhone 15 Proのディスプレイはベゼルの幅(黒枠)が狭くなって画面占有率が高くなってコンテンツの没入感が向上しています。
本体サイズはiPhone 15 Proが(147.6 × 70.6 × 8.25 mm)、14 Proが(147.5 × 71.5 × 7.85 mm)で横幅が0.9mmほど狭くなって持ちやすいですね。
手で持つと「あれ?小さくなった?」ってなります。
端末の厚みは分厚くなりましたがサイドフレームがステンレスからチタニウムになったこと重量が 206g → 187g と19gも軽量化しています。
ほんとにiPhone 15 Proは軽くなったので片手操作がしやすく操作性が良くなりました。長時間使ってても手が疲れることも少なくなってチタニウムはいいこと尽くしですね。
落ち着いた雰囲気でめちゃくちゃカッコいいですね。
ステンレスフレームのように指紋もベタベタと付着しにくいですしケースを装着せずに使いたいスタイルです。勇気を下さい。
ちなみに、チタニウムフレームも指紋は付着するので定期的にクリーニングは必要ですが、ステンレスよりもベタベタにはならないので不快にはなりにくいので安心です。
iPhone 15 Proのサイドフレームは形状が少し変わって完全フラットな形状から角が少し丸く削られたサイドフレームになりました。
角が丸くなったことで手で持った時の感触がソフトになって手に馴染み安くなったように感じますね。チタニウムの質感も相まって質感がとても良いです。
本体右側にサイドボタン、本体左側に音量ボタンがあるのは今までと同じスタイルですが、iPhone 15 Proはミュートスイッチが廃止となって新しくアクションボタン(右上)が搭載されています。
アクションボタンはボタンを長押しすることでアプリの起動をしたり機能の呼び出しができるボタンで今までとおり消音モードに割り当てできますし…
カメラアプリ割り当てが可能で「写真、セルフィー、ビデオ、ポートレート、ポートレートセルフィー」を瞬時に使い出せるように細かい設定もできます。
他のアプリを使用してるときにアクションボタン長押しでカメラを起動できるのシャッターチャンスを逃すことなく撮影できるのは大きなメリットですしカメラのシャッターボタンとしても使えます。
アクションボタンは以下の機能を割り当てできます。
- 消音モードのON/OFF
- 懐中電灯のON/OFF
- カメラアプリの起動
- 集中モードの切り替え
- ボイスメモの開始/停止
- 拡大鏡の起動
- アクセシビリティ
- ショートカットの実行
個人的に夜中に懐中電灯を付けて廊下を歩くのでアクションボタンを長押しするだけで光らすことが出来るのは嬉しいです。ただ、現在のiOS 17は一つしか割り当てできません。
今後のアップデートでダブルクリックで別の割り当てができるようになったらもっと便利になるので、可能性のあるアクションボタンなのかなと感じます。
なお、カメラの出っ張りも少しマシになっています。
カメラの高さ自体は同じですがカメラを支える土台が高くなってレンズリングが低くなってサファイアカバーの出っ張りが抑えられてiPhone 15 Proの方がスッキリしたデザインになってるんですね。
生体認証はFace IDに対応しており顔を登録しておくことで顔を向けるだけで画面ロック解除が可能です。Apple Payの支払いもFace IDで認証することになります。
TrueDepthセンサー(3Dカメラ)による顔を高精度に認識してるので真っ暗闇の中でも認証可能でマスクしても使えますし、端末を横にしてもFace IDを使って認証可能です。
iPhone 15 Proの本体カラーはブラックチタニウム、ホワイトチタニウムブルーチタニウム、ナチュラルチタニウムの4色から選べます。
どれも落ち着いた質感の高いカラーに仕上がってます。今回レビューしている端末はブルーチタニウムですが、iPhone 15 Pro Maxはナチュラルチタニウムを購入しています。
ブルーチタニウムもいいけどナチュラルチタニウムもめちゃくちゃ良い色じゃないですか。ナチュラルチタニウム。最高すぎてうっとります。
- フレーム素材がチタニウムで質感が高い
- 指紋や汚れがステンレスより付着しにくい
- アクションボタンでアプリ起動が瞬時にできる
- リアカメラの出っ張りが少しマシになった
- IPX8 / IP6X 耐水防塵仕様(水深6m 30分)
- 筐体重量が187gと軽量化されてる
- それでもリアカメラの出っ張りが大きめ
- 指紋はまあまあ付着する(目立たないけど)
充電と外部ポート
iPhone 15 Proの充電ポートはLightningではなくUSB-Cを採用しており一般的なモバイル機器を充電するUSB-Cケーブルで充電が可能となりました。
充電用のUSB-Cケーブルもしっかり同梱しています。
おそらく待ち侘びていた人も多いのかなと思いますがUSB-CケーブルでiPhoneを充電できる日がついに来ましたね。
もし、USB-C対応のiPad Pro 11インチなどを使ってるなら充電ケーブルを1本化できるので荷物を減らせます(結局、2つ同時充電になると2本必要ですが。)
iPhone 15 ProはUSB-Cポートを搭載したことで外付けストレージやSDカードリーダーを使ってデータを簡単に移動も可能です。
ミラーレスカメラで撮影したデータをSDカードリーダーで簡単にiPhoneに取り込むこともできますし、SanDisk 外付けSSDなどで大容量の動画データを保存したり使い方はさまざまです。
iPhoneで撮影した写真・動画は写真アプリからファイルアプリに移動で外付けストレージにデータを転送ができて、iPhone 15 ProはUSB3(10Gbps)の高速転送に対応しています。
※ただし、同梱のUSB-CケーブルはUSB 2.0です。
さらに、iPhone 15 ProのUSB-CポートはDisplayPort規格に対応してるので4KモニターやStudio DisplayにiPhoneの画面を直接表示させることができます。
単純にiPhoneの画面が表示されるだけですがYouTubeなどはフル画面で表示可能でゲームも表示できるのでコントローラーを接続すればA17 Proを搭載した最強ゲーム機として使えますね。
iPhone 15 ProはMagSafe充電にも対応してるのでマグネット型の充電アダプタを使ってワイヤレスで充電できます。
iPhone 15 Proも最大15Wでワイヤレス充電ができるので素早く充電が可能ですし、MagSafe対応のウォレットや様々なMagSafeアクセサリーを使ってiPhoneを拡張できます。
カードスロットは本体左側に搭載しており付属のピンを使って開けることができます。
nanoSIMが1枚だけ入れることができて、eSIMに対応し物理SIM + eSIMのデュアル通信環境の構築も可能です。
- USB-Cポートを搭載(最大27W)
- 外付けストレージに接続可能に
- 外部モニターへの出力可能に
- MagSafe充電に対応(最大15W)
- 新規格Qi2に対応(最大7.5W)
- nanoSIM + eSIM デュアル環境を作れる
- microSDカードが使えない
- 3.5mmオーディオジャック非搭載
ディスプレイの性能
iPhone 15 Proは6.1インチ(2,556 × 1,179 ピクセル / 460ppi)Super Retina XDRディスプレイを搭載していて基本スペックは従来型の14 Proと同じです。
HDRディスプレイに対応し最大輝度1,000ニト(標準)、ピーク輝度1,600ニト(HDR)、2,000ニト(屋外)と昼間など明るい環境でも視認性の良い表示が可能となっています。
また、iPhone 15 ProはLTPO OLEDにより最大120Hz(1-120Hz)の可変リフレッシュレートのProMotionテクノロジーに対応し常時表示機能でスリープ時は必要最低限の情報(日時、時計、ウィジェットなど)を輝度と暗くして表示できます。
常時表示中はリフレッシュレートを1Hzに落として電力効率も考慮しながら表示してくれてポケットに入れてる時や就寝中は自動的に画面はOFFになります。
ただし、常時表示OFFの状態よりも電池は速く減るので注意は必要です。壁紙だけをOFFにして時計と通知のみ表示することもできますが、常時表示OFFよりも電池持ちはどうしても悪くなります。
iPhone 15 Proと14 Proと常時表示で電池持ちがどれくらい変わるのか比較しました。
- 15 Pro:6時間使用 75% → 47%(28%消費)
- 14 Pro:6時間使用 85% → 60%(25%消費)
どちらもバッテリー寿命100%の状態です。(とはいえ、14 Proは1年前に購入したものなので多少は劣化してるかも。)完全に同じ状態で使えてはないので参考程度ですがほぼ同じ電池持ちです。
ただ、カメラなど負荷のかかるアプリを使うと電池減りが速くなるので場合によってかなり異なるかもしれません。
いずれにしても、常時表示ディスプレイを使うと電池持ちはどうしても悪化するのでバッテリーライフを優先させるならOFFがおすすめです。
iPhone 15 ProはDynamic Island(ダイナミックアイランド)に対応しています。
Dynamic Islandは14 Proから搭載された機能でApple MusicやYouTube、Voicyなど音声コンテンツを聴いてる時にサムネイルが表示されてちょっとした操作もできます。
ミュージックアプリとタイマーは2つ常駐ができるので違うアプリを使ってる時に音楽のスキップをしたり、タイマーをいじったりも擬似的にマルチタスク操作に使うことができます。
- 最大120Hzリフレッシュレートに対応
- 画面が明るく色鮮やかで視認性が良い
- 常時表示ディスプレイに対応している
- Dynamic Islandでマルチタスク操作
- 2画面表示機能対応していない
- サイドメニューなど独自機能がない
- 常時表示時の電池の減りが速くなる
オーディオの性能
iPhone 15 Proの内蔵スピーカーはステレオに対応し端末下のスピーカーと受話レシーバーの組み合わせで音楽や動画コンテンツをステレオで再生が可能です。
スピーカーの音質はiPhoneらしく良好です。低音から高音まで一つ一つの音がしっかり鳴っていてバランスも良くて聴きやすい音質に仕上がっています。
3.5mmオーディオジャックは搭載してないので有線イヤホンを使う場合はUSB-Cの変換アダプタかEarPods(USB-C)、またはワイヤレスのAirPods Pro、AirPodsが使えます。
空間オーディオにも対応しAirPods Pro(第2世代)ならノイズキャンセリング機能もしっかり対応しています。
音声コーデックは相変わらずAAC/SBCのみですがiPhoneは基本的にAirPodsとの組み合わせなら音質が良いと感じるのでAirPodsを使ってるなら問題はなさそうです。
- ステレオスピーカーを搭載してる
- 内蔵スピーカーの音質はとても良い
- 空間オーディオに対応している
- 3.5mmオーディオジャックは非搭載
- 高音質コーデックに非対応(LDACなど)
SoCのスペックと性能
iPhone 15 ProのSoC(システムオンチップ)は世界初の3nmプロセスで製造されたA17 Proを搭載しています。
モデル | iPhone 15 Pro | iPhone 14 Pro |
---|---|---|
SoC | A17 Pro | A16 Bionic |
CPU | 高性能2コア 高効率4コア |
高性能2コア 高効率4コア |
GPU | 6コア | 5コア |
Neural Engine | 16コア:35兆回/秒 | 16コア:17兆回/秒 |
メモリ | 8GB LPDDR5 | 6GB LPDDR5 |
ストレージ | 128 / 256 / 512 GB / 1TB | |
トランジスタ数 | 190億個 | 160億個 |
プロセス | 3nm(TSMC) | N4P(TSMC 第2世代5nm) |
A17 Proはトランジスタが3nmに微細化されて190億という膨大な数を内蔵したチップとなっていて、CPUのコア数は6つと同じですがGPUが5コアから6コアに増えています。
さらに、Neural Engineも大幅に改善されて従来の倍以上の処理性能を持ちより高性能になっています。
Geekbench 6でA17 ProとA16 Bionicの性能を比較しました。
モデル | iPhone 15 Pro | iPhone 14 Pro |
---|---|---|
SoC | A17 Pro | A16 Bionic |
メモリ | 8GB / 256GB | 6GB / 128GB |
シングルコアCPU | 2909 | 2585 |
マルチコアCPU | 7197 | 6189 |
Metal GPU | 27313 | 21839 |
端末発熱(実測) | 40.5° | 41.4° |
バッテリー減り(実測) | 73% → 70% 3%消費 |
75% → 71% 4%消費 |
シングルコアCPUの性能が向上しマルチコアCPUも15%ほど処理性能が高く、GPUのMetalスコアは20〜25%ほど処理性能が向上していいます。
Antutu(v10)でSoCの性能を比較しました。
モデル | iPhone 15 Pro | iPhone 14 Pro |
---|---|---|
SoC | A17 Pro | A16 Bionic |
メモリ | 8GB / 256GB | 6GB / 256GB |
総合 | 1597255 | 1492494 |
CPU | 387087 | 541507 |
GPU | 6000371 | 541507 |
MEM | 260259 | 234589 |
UX | 34538 | 321983 |
端末発熱(実測) | 43.8° | 45.0° |
電池減り(実測) | 62% → 55% 7%消費 |
66% → 57% 9%消費 |
A17 Proはトータルで5〜10%の性能向上です。思ったほど進化していないですが、Neural Engineなど機械学習の処理性能も向上してるのでトータルで高性能なSoCになっています。
また、Geekbench 6、Antutu(v10)ともに電池減りはiPhone 15 Proの方が良好ですね。端末の発熱はベンチマークアプリにおいてはiPhone 15 Proの方が抑えられているようです。
A17 Proはとにかく高性能なチップなのでSafariブラウザ、X(Twitter)、地図アプリくらいは軽々と動かしてしまいます。とにかくストレスフリーでiPhoneを使える性能を持っています。
A17 Proはゲームも快適に動かせます。原神のデフォルトの画質設定は「高・30」となっています。
画質設定を「最高」のフレーム設定を「60」にしもて軽々と動かすことができます。(現在は120がまだ設定できない。最適化中ですかね?)
iPhone 15 ProはパワフルなA17 Proを搭載してるので最高画質の60フレームでも快適にプレイできます。
場面によってはコマ落ちすることはありますが長時間プレイも安定はしています。
A17 ProはA16 BionicよりもGPUの性能も向上してますしハードウェアレイトレーシングにも対応し負荷のかかるゲームはより快適に遊べるのではないでしょうか。
ただし、最高画質で1時間ほどプレイすると端末がかなり発熱しサーマルスロットが発生してフレームレートが落ちます。(以下の端末の発熱パートでプレイ動画をアップしています。)
端末の発熱
原神を最高画質・60フレームレートにして10分間動作させた状態で端末がどれくらい発熱してるか確認しました。(初期ステージで比較してるので発熱は控えめです。)
ベンチマーク計測時はiPhone 15 Proは発熱が抑えられてましたが、実際のゲームプレイ時は14 Proよりも発熱する傾向で14 Proが最大41.9°、iPhone 15 Proは43.4°と高くなってます。
さらに、iPhone 15 Proで原神を1時間ほど画質最高・60フレームで少し進んだところでプレイしたところ端末の発熱は50.3°まで上昇しました。
ケースなしでプレイすると手がかなり熱いです。この状態でもちゃんと動作してるのでさすがA17 Proは強いと感じますがさすがに発熱によりフレームレートが落ちます。
先の動画よりもエフェクトが多いのもありますが全体的にレートが落ちてるのが分かります。それでも1時間プレイして50°も発熱しながらもこれを維持できてるので十分スゴイんですけどね。
なお、1時間プレイでバッテリーは75% → 34%と41%消費してました。(30分 20%消費)エフェクトの多い戦闘が続くと電池減りはやはり速いですね。
動画(4K60fps)を30分撮影して端末の発熱を計測しました。
手で持った感じとしてはほぼ同じですが、iPhone 15 Proが最大45.8°、14 Proが44.6°と動画撮影中の発熱もiPhone 15 Proの方が発熱してるようです。
また、写真撮影中も発熱しやすい傾向があって太陽下で連続撮影してたら端末が熱くなって機能制限の警告が出ました。
旧型のiPhoneも同じように発熱で機能制限があるみたい(Twitterの皆様から教えていただきました。)で一概にiPhone 15 Proだからと断言できないものの、個人的にiPhoneでこの警告を見たのは久しぶりです。
A17 Proは世界初の3nmプロセスのSoCですが、発熱自体は5nmのA16 Bionicよりも抑えられてるってことはないみたいですね。普通に使ってても発熱してるなーって感じることがあります。
トランジスタ数は160億個から190億個に増えてGPUのコア数も増えて処理性能は向上しある程度の発熱は仕方ないのでしょうか。いずれ、アップデートで改善してくれることに期待したい。
バッテリー持ち
iPhone 15 Proのバッテリー容量は3,279mAhと14 Proの3,200mAhよりも微増しています。
3nmプロセスのA17 Proにより電力効率向上(してるの?)との相乗効果に期待したいところですが、実際に電池持ちがどうなってるのか比較してみました。
(どちらもバッテリー寿命は100%でiOS 17で計測しています。)
モデル | iPhone 15 Pro | iPhone 14 Pro |
---|---|---|
SoC | A17 Pro | A16 Bionic |
バッテリー容量 | 3,274mAh | 3,200mAh |
PUBG 30分プレイ |
69 → 63%:6%消費 | 49 → 42%:7%消費 |
YouTube 1時間視聴 |
84 → 77%:8%消費 | 78 → 70%:8%消費 |
原神(高・30) 30分プレイ |
54 → 45%:9%消費 | 57 → 49%:8%消費 |
原神(最高・60) 30分プレイ |
45 → 31%:14%消費 | 49 → 35%:14%消費 |
6時間常時表示ON (普段用途) |
28%消費 | 25%消費 |
8時間待機 常時表示OFF |
6%消費 | 3%消費 |
バッテリー持ちはほぼ同じです。iPhone 15 Proはバッテリー容量が増えてるのにも関わらず、14 Proと同等か場合によっては電池減りが早い傾向はあるのかもしれません。
A17 Proは3nmプロセスのチップですが本領発揮できてないのかも…?
※一部、計測できてないので後日追記します。
- 高性能なSoCでとても快適に使える
- 重いゲームも快適にプレイできる
- ゲーム時にA16 Bionicより発熱しやい
- バッテリー持ちが従来モデルとほぼ同じ
カメラのスペックと画質
iPhone 15 Proは4800万画素(1/1.28型)広角、1200万画素(1/2.55型)の超広角、1200万画素(1/3.5型)の光学3倍のトリプルカメラを搭載しています。
モデル | iPhone 15 Pro | iPhone 14 Pro |
---|---|---|
広角 | 48MP(1/1.28型・2.44μm)・ƒ/1.78 レンズフレア防止加工 |
48MP(1/1.28型・2.44μm)・ƒ/1.78 |
超広角 | 12MP(1/2.55型)・ƒ/2.2・マクロ対応 | |
望遠 | 光学3倍 12MP(1/3.5型・0.9μm)・ƒ/2.8 最大ズーム15倍 |
|
インカメラ | 12MP(1/3.6型)・ƒ/1.9 | |
センサー | LiDARスキャナ | |
高画質技術 | Photonic Engine、Deep Fusion、スマートHDR 5 | Photonic Engine、Deep Fusion、スマートHDR 4 |
写真機能 | ポートレート、ポートレートライティング(6モード)、ナイトモード、フォトグラフスタイル、Apple ProRAW |
基本スペックは従来の14 Proと同じですがA17 Proを搭載したことによりソフトウェア処理の向上や標準の広角画角を24mm・28mm・35mmの3つから設定できるようになりました。
広角カメラのポートレート撮影は人によって撮影しやすい画角があると思いますが、好みでデフォルトの画角を設定できるのはいいですね。
初期設定は24mmですが35mmに固定しておくことでアクションボタンでカメラアプリを起動した瞬間に35mm画角でサクッとポートレート撮影が可能となります。
24mm、28mm、35mmの画角を比較しました。
iPhone 15 Proの広角カメラは最短撮影距離が長くて被写体に寄って撮影しにくい問題がありますが、35mm(×1.5)に固定しとけばほど良い距離でしっかり撮影ができるようになります。
iPhone 15 Proは写真撮影時の写真サイズは1200万画素から2400万画素がデフォルトとなり広角カメラの1倍(24mm)〜1.5倍(35mm)の撮影時は2400万画素で保存となります。
2400万画素で撮影でより高解像度な写真を残せますが、画質よりもストレージ容量の空きを重視させるなら1200万画素での保存も可能です。
さらに、4800万画素での高解像度撮影も対応しています。
4800万画素の撮影は今まではApple ProRAWのみ対応したが、iOS 17以降は14 ProでもHEIFまたはjpegで4800万画素の高解像度保存が可能になっています。
- 48MP:5MB
- 24MP:3MB
- 12MP:2MB
- 48MP ProRAW:75MB
- 12MP ProRAW:25MB
Apple ProRAWの48MPは膨大な容量が必要だったので使いにくさがありましたが、12MPのApple ProRAWも選べるようになったので高解像度なデータが必要ない撮影シーンなら使えそうですね。
では、iPhone 15 Proでどんな写真を撮影できるのかレビューしていきます。(素材がまだ少ないので後日変更するかもしれません。)
iPhone 15 Proの広角カメラで夕暮れ時に撮影をしてみました。
明暗差のあるシチュエーションですが暗部のディテールもしっかり残しながら高精細に撮影できています。iPhone 15 Proは2400万画素の保存がデフォルトとなったので解像感は14 Proよりも向上しています。
スマホの小さい画面で見ると違いは判別しにくいですが、大きい画面だと解像感がiPhone 15 Proの方が明らかに上です。ブログ用に画像縮小してるので分かりにくいと思うので上記写真の一部を拡大しました。
スペック上は同じカメラとレンズですが保存画素数が増えたことで解像感が向上…ある意味反則技みたいな感じですが、iPhone 15 Proは通常撮影は14 Proよりも画質は向上しています。
48MPの高画素センサーを搭載してるので2倍光学(クロップズーム)撮影も画質劣化少なく撮影ができます。
iPhone 15 Proの広角カメラは最短撮影距離が長く被写体に寄って撮影ができません。
これ以上寄るとピントが合わず超広角カメラのマクロモードでの撮影になる(手動でON・OFFが可能です)仕様は14 Proと同じです。
割り切って超広角マクロで寄って撮影もいいのかもです。
ただ、普段使いで普通の広角カメラで寄れない仕様はやはり使いにくいところがありますよね。
iPhone 15 Proの広角カメラは1/1.28型と大きめセンサーを搭載していますがGalaxy S23 UltraやPixel 7 Proは問題なく寄れることを考えるとレンズに改善の余地はありそうです。
暗所撮影を見ていきます。iPhone 15 Proを購入したApple京都です。終日受け取りの列が途切れなかったのは流石ですよね。
iPhone 15 Proの広角カメラは暗所もとてもキレイに撮影ができます。2400万画素の記録になった影響か14 Proと比べてクッキリした表現がまろやかに自然に仕上がる傾向です。
広角カメラが被写体に寄れないので背景のボケ感を24mm(×1)で表現するのはなかなか難しいですね。
48mm(×2)などを組み合わせて使う必要があります。この辺りの仕様はiPhone 14 Proと同じで、写真の仕上がりもほぼ同じ感じになるので大きな進化を感じることはありません。
光学3倍望遠カメラで京都の夜の街を撮影してみました。
仕上がりとしてはほぼ同じでしょうか。15 Proの方が少しノイズが多めかもしれません。15 Proシリーズはノイズリダクションの処理が少し控えめになってディテールを残す表現になったように感じます。(とくにiPhone 15 Pro Maxの望遠カメラはノイズが多いですがディテールが残ってるので後で加工しやすい。)
広角カメラで京都タワーを撮影しました。京都に来たらとりあえず撮影するところですが、空に奴がいます。イーロンのスターリンクじゃないです。ゴーストです。ゴースト。
iPhone 15 Proのレンズはフレア防止コーティングが施されていますがゴーストは相変わらず発生しやすいようです。
望遠カメラ3倍での撮影です。
望遠カメラでありながらもしっかり暗所の水しぶきを捉えてます。ノイジーですがディテールは残ってるので、以前のiPhoneのようなのっぺり感の強い手の施しようのない仕上がりよりは個人的にはいいと思います。
超広角カメラ(×0.5)でいつもの金沢片町の街並みを撮影してiPhone 15 Proと14 Proで比較しました。
iPhone 15 Proの超広角カメラは14 Proと同じスペックなのですが15 Proの方が解像感が高くなってます。また、HDR5のおかげか電飾看板の白トビを少し抑えることができています。
広角カメラ(×1)での撮影です。
15 Proは2400万画素の記録となるため解像感が高くてより高精細な写真となっています。部分拡大するとiPhone 14 Proは少しぼやっとしてるのに対して15 Proはしっかり表現できていますね。
また、HDR5の効果かiPhone 15 Proは看板の白トビも抑えられています。
広角カメラ(×2)での撮影です。
クロップズーム2倍での撮影は12MPの記録となるので大きく画質の差はないですが、部分拡大してみるとiPhone 15 Proの方がディテール、質感が残ってるんですよね。
壁の模様を見るとよく見ると分かりますが、iPhone 15 Proはノイズリダクション控えめになって素材の質感をしっかり表現するようになった気がします。
光学望遠3倍もスペックは同じですがiPhone 15 Proの方が解像感が高くなっています。
解像感が高くなったというかノイズリダクションの効きが控えめになってディテールがしっかり残るようになった感じですね。
光学3倍カメラのデジタルズーム10倍です。
ほぼ変わりないですが壁の細かいところを見るとiPhone 15 Proの方が壁の質感は残ってます。デジタルーズーム15倍あたりになってくるとそう違いはないでしょうか。
最大ズームになると画質はかなり厳しいものになってきます。この画角でもそれなりの画質が欲しいならiPhone 15 Pro Maxを選ぶのがいいでしょう。(また、別記事で詳しく書きます。)
iPhone 15 ProはHDRの効きが向上していますね。
より白トビを抑えて撮影ができるようになっています。
iPhone 15 Proの方が被写体の質感が残ってますがノイズが少し多くなった影響かシチュエーションによってはiPhone 14 Proの方がいいかな?って感じる場面もあります。
パッと見は同じなので同じ仕上がりはほぼ同じと見ていいでしょう。
やっぱり、iPhone 15 Proの方がノイズは少し多めですかね。ソフトウェアの処理の仕方が少し変わった印象がありますね。
夜景に関してはiPhone 15 Proの方がキレイに表現できてるのではないでしょうか。
iPhone 15 Proの広角カメラはフレア防止のナノスケールコーティングが施されており、蛍光灯や太陽の逆光などを撮影したときにフレアを抑えることができます。
完璧ではないですがiPhone 15 Proフレアはある程度は抑えられています。ただ、ゴーストは今まで通り存在してるのでUFO現象はiPhone 15 Proでも抑えることができません。
このシーンにおいてはiPhone 15 Proはフレアをかなり抑えることができています。
ライトの種類によってもフレアの多さが左右される感じですが、ナノスケールコーティングの効果はしっかり感じることができます。
食レポのラーメン(ネギ)です。
iPhone 15 Proの広角カメラの最短撮影距離が長いためこれ以上寄って撮影するとピントが合わないか超広角マクロでの撮影になりますが、1.5倍の画角を使うことで丁度良い画角でいけます。
今回から設定できる広角画角の固定設定は寄って撮影することが多い場合にも有効で35mm(×1.5倍)に設定しておくことでマクロ撮影にせずにサクッと撮影が可能です。
iPhone 15 Proの動画モードは最大4K HDR 60fpsで撮影可能で、4K30fpsのシネマティックモード(背景ぼかしながらの動画撮影)や2.8K アクションモードも使えます。
ProRes撮影も可能で256GB以上の容量のあるモデルでProRes 4K30fps、さらに外付けSSDを接続することでProRes 4K60fpsで撮影できます。
正直、この状態で撮影するのはちょっとキツイですね。
また、iPhone 15 Proは新たにLog撮影ができるようになって動画編集ソフトでカラーグレーディング(カラグレ)で色味を自分好みに調整できるようになりました。
動画で色味をこだわりたい方には嬉しい機能です。
- 24MPで広角カメラの画質が向上
- 24 / 28 / 35 mm デフォルト設定が便利
- 逆光のフレアが少し抑えられる
- ProRes Log撮影に対応した
- 広角カメラで寄って撮影できない
- ゴーストは相変わらず発生しやすい
- 望遠画角10倍以上の画質はイマイチ
通信性能
iPhone 15 ProはWi-Fi 6Eに対応し混雑しにくい帯域で安定した高速通信ができます。
モデル | iPhone 15 Pro | iPhone 14 Pro |
---|---|---|
Wi-Fi | Wi‑Fi 6E(802.11ax) 2×2 MIMO対応 |
Wi‑Fi 6(802.11ax) 2×2 MIMO対応 |
Bluetooth | 5.3 | |
空間認識 | 超広帯域チップ U2 | 超広帯域チップ U1 |
Smart Home | Threadネットワークテクノロジー | – |
NFC | リーダーモード対応NFC、予備電力機能付きエクスプレスカード、FeliCa対応 | |
SIMカード | nanoSIM + eSIM | |
5G mmWV | – | – |
5G | 5G NR(バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n14、n20、n25、n26、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n53、n66、n70、n71、n77、n78、n79) | |
4G LTE | FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71) TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48、53) |
Bluetoothの規格は最新のバージョン5.3に対応し超広帯域チップU2を搭載し探す機能が拡張されます。(日本ではまだ使用不可)
スマートホームを直接操作できる新規格・Threadネットワークテクノロジーにも対応したので、スマートホームに囲まれる生活をしてるならiPhone 15 Proは魅力的かもですね。
なお、電子決済はNFC Type A / BによるVisaタッチ、FelicaによるSuicaなど交通系カード、iD、QUICPayなどの電子決済もしっかり使えます。
5Gにはしっかり対応していますがミリ波は日本国内モデルは非対応となっています。必要性があまりないので問題はないですね。
- 全キャリアの主要バンドを網羅してる
- Wi-Fi 6E対応で安定した高速通信ができる
- Bluetooth 5.3に対応している
- おサイフケータイ(Felica)に対応
- 5G mmWV 非対応(国内モデル)
端末価格
iPhone 15 Proは128GBモデルが159,800円です。円安の影響で10,000円の値上げですね。
価格 36回払い |
iPhone 15 Pro | iPhone 14 Pro |
---|---|---|
128GB | 159,800円 4,438円 / 月 |
149,800円 4,161円 / 月 |
256GB | 174,800円 4,855円 / 月 |
164,800円 4,577円 / 月 |
512GB | 204,800円 5,788円 / 月 |
194,800円 5,411円 /月 |
1TB | 234,800円 6,522円 / 月 |
224,800円 6,244円 |
チタニウムのフレームになって大幅に軽量化されたことを考慮すれば、まあ納得の価格…なんですかね。とはいえ、256GBなら174,800円と妥当な価格なのかなといった気がします。
iPhone 15 Pro レビュー:まとめ
iPhone 15 Proは6.1インチの有機ELディスプレイに世界初の3nmプロセスのA17 Proを搭載したハイエンドなiPhoneです。さらにサイドフレームにチタニウムを採用し質感が向上し重量が軽量化しました。
正直、チタニウム + 軽量だけでiPhone 15 Proを選んでもいいくらいですがUSB-Cポートも搭載したいので外付けSSDが使えるなど今までのiPhoneとは違う使い方できます。
iPhone 15 Proがおすすめな人は
最後にiPhone 15 Proはどんな人におすすめかまとめます。
- チタニウムボディに一目惚れした
- Proを軽量ボディて使いたい
- 120Hzリフレッシュレートで操作したい
- 常時表示ディスプレイを使いたい
- アクションボタンで簡単に機能を呼び出したい
- 外部モニター接続してゲームしたい
- ProRes ログ撮影をしたい(動画の色にこだわる)
- LiDARスキャナで3Dモデリングしたい
- スマートホームを構築している(Thread)
チタニウムボディに惚れたらiPhone 15 Proを買いましょう。それだけで幸せになります。なれるはず。(結局、ケース付けるのでなんでもいいのかもしれません)
ただ、サイドフレームがチタニウムになったことで本体重量が軽量化されてるのは大きいですよね。トリプルカメラを搭載したプロモデルが187gで使えるのは嬉しいです。
iPhone 15 Proはプロモデルなのに本当に軽いので手が疲れることを知りません。
iPhone 15 Proはアクションボタンを搭載し長押しだけで懐中電灯を付けたり、カメラを起動しそのままシャッターを切って撮影できますし、違うアプリを使ってても使えるのは意外と便利。
また、USB-Cポートに対応したので充電環境をUSB-Cに統一できるメリットは大きいです。外付けSSDやSDカードリーダーも使えますし外部モニターへの出力もできます。
今まで出来なかったことがiPhone 15 Proでは出来るのです。
iPhone 15がおすすめな人は
もし、望遠カメラも必要ないしディスプレイのリフレッシュレートも120Hzも必要ない60Hzで十分、常時表示ディスプレイもいらないのなら標準モデルのiPhone 15で問題ないです。
- 柔らかい雰囲気の筐体に一目惚れ
- とにかく軽量ボディに魅力を感じる
- ダイナミックアイランドを使いたい
- 望遠カメラの必要性を感じない
- 費用を抑えながら最新モデルが欲しい
- USB-Cケーブルに統一したい
- 外部モニターを接続してゲームしたい
iPhone 15は背面パネルが柔らかい質感のマットガラスを採用し持ち心地が向上しました。iPhone 15 Proは硬質ならiPhone 15は軟質。みたいな雰囲気です。(違うか?)
同じ6.1インチディスプレイですがiPhone 15 Proとよりも軽いですし片手で操作したいならおすすめのモデルです。(手の大きさにもよりますが。)
iPhone 15はリフレッシュレートが60Hzなのが最大のデメリットではありますが、iPhone 12 Proより以前のモデルを使ってるなら気にならないので問題は少ないかもしれませんね。
→ iPhone 15を詳しく見る
→ iPhone 15 サイズ・重量の比較はこちら
→ iPhone 15 Pro・14 Pro、iPhone 15・14の比較はこちら
→ iPhone おすすめ周辺機器はこちら
忖度しすぎ
みんな騙されないで