完全ワイヤレスイヤホンが欲しいけど費用をかけたくない、とにかく安く買いたい!
…という方はAnkerの完全ワイヤレスイヤホン・ Soundcore Life P2iがいいかもしれません。
Anker Soundcore Life P2iはなんと4,290円で買えて10mmの大型ドライバーにより価格以上の良い音で音楽を楽しめます。
上位モデルのSoundcore Life P3と比べると音質は劣るものの価格以上に良い音なのでそこまでこだわりがないならいい選択肢になりそうです。
この記事ではAnker Soundcore Life P2iのデザイン・音質・使いやすさをレビューしていくので安いイヤホンを検討している方は参考にしてみてください。
- カナル型だけど自然な装着感
- 低音重視のメリハリしたサウンド
- シンプルに操作できるイヤホン
- 1回の充電で8時間ロングバッテリー
- IPX5の防水性能で濡れても使える
- 4,290円ととにかく安く買える
- デザインが少しチープな感じ
- Soundcoreアプリに非対応
- 自動停止・再生機能に非対応
- ワイヤレス充電に非対応
Soundcore Life P2iはカナル型が苦手でとにかく価格が安いので費用を抑えたい方におすすめのイヤホンです。
この記事の目次
Anker Soundcore Life P2iの特徴
- 耳栓カナル型イヤホン
- 10mm大型ドライバーで迫力の低音
- 2つのイコライザーモード
- 物理ボタンで簡単に操作できる
- 最大8時間連続使用(ケース込み28時間)
- アプリ非対応、ワイヤレス充電非対応
- IPX5の防水性能で濡れても使える
- 端末価格:4,290円
Anker Soundcore Life P2iはカナル型の完全ワイヤレスイヤホンで4,290円で買える低価格イヤホンで必要最低限の機能しかないです。
ただ、音楽を聴く、音声コンテンツを聴く、通話イヤホンとしては十分使える性能を持っています。
この価格帯でありながら10mmの大型ドライバーを搭載し迫力の低音を楽しめます。ただ、イコライザー初期設定「ベースモード」は低音が強くて中高音域が少し物足りないんですよね。
そこで、音質をクリアに強調する「ポッドキャストモード」に設定することで解像感が一気に上がって4,290円とは思えないくらいクリアな音質に変貌を遂げます。
これは正直驚きというか一気に音質がかわるのでスゴイです。
Soundcore Life P2iは最大8時間の連続使用が可能でIPX5の防水仕様で濡れても安心で必要最低限の機能しかないシンプルな完全ワイヤレスイヤホンですがとにかく費用をかけたくないならおすすめです。
Anker Soundcore Life P2i レビュー
パッケージと付属品
Soundcore Life P2iはSoundcoreカラーの水色をベースとしたパッケージとなっています。
本体カラーはブラックとホワイトのどちらかを選べます。今回レビューしているのはAnker Soundcore Life P2iのホワイトです。
同梱品は充電ケース、シリコンイヤーチップ、USB A to Cケーブル・説明書となっています。
安いのにしっかりとUSB-Cケーブルが付属してくれるのは嬉しいですよね。
イヤーチップのサイズは3つ(S/M/L)で他のSoundcoreのイヤホンと比べると少なく耳のフィット感に影響がある可能性もあるかもしれません。
Soundcore Life P2iの充電ケース
Anker Soundcore Life P2iの充電ケースは光沢のある丸みのあるスタイルで、本体サイズは(59 × 46 × 28mm)、重量は約48gとなっています。
とくに小さいわけではなく卵よりも小さい感じでポケットにもサッと入れることができる大きさとなっています。
充電ケースの素材は光沢のあるポリカーボネートとなっています。今回レビューしている端末はホワイトなので指紋は目立たないですがブラックだと気になるかもしれません。
Soundcore Life P2iの充電ポートはUSB-Cを採用しています。
付属のUSB-A to Cケーブルで充電できるのでiPhoneなどスマホの電源アダプタから充電できて、USB-C PD充電にしっかり対応しモバイルノートPCのUSB-Cポートからの充電も可能です。
もし、充電アダプタが必要ならスマホと同時充電ができるUSB-Cポートを2つ搭載しているAnker 521 Chargerがおすすめです。
Soundcore Life P2iの充電ケースのバッテリー残量はケースから確認はできないですが、iPhoneならバッテリーウェジェットからケースとイヤホンの電池残量を細かく確認が可能です。
Anker Soundcore Life P2iの最大再生時間はイヤホン単体で8時間・ケース使用で28時間です。単体8時間は十分すぎるバッテリーライフなので問題ないですがケース併用だと少し短いのでこまめに充電するのがいいかもしれません。
Soundcore Life P2i 本体デザイン
Soundcore Life P2iの充電ケースの蓋を開くとイヤホン本体がこのように収まっています。
ドライバー部分が内向きに収まっているので取り出してそのまま方向転換することなく耳に装着が可能です。イヤホン本体のデザインはとてもシンプルでSoundcoreのロゴが刻印されたボタンはグレーにカラーリングされています。
イヤホン本体のデザインは一般的なスティック型となっており、充電ケースと同じく光沢のある筐体となっていています。
ヘッド部分にある物理ボタンのデザインとカラーが少し特徴的で好みが分かれるかもしれません。
左右イヤホンの「d」のロゴの物理ボタンを押すことで音楽の操作ができるようになっています。
- 左1回押す:音量を下げる
- 右1回押す:音量を上げる
- 左2回押す:音声アシスタント
- 右2回押す:再生・停止
- 左 or 右 3回:イコライザー切り替え
- 左2秒長押し:前の曲に戻る
- 右2秒長押し:次の曲に進む
ボタンを1回押しで音量調整、右2回押しで曲を再生・停止、3回押しでイコライザーの切り替えができて「ベース」・「ポッドキャスト」のどちらかの設定で音楽を聴くことになります。
Soundcore Life P2iはSoundcoreアプリには対応してないのでボタンの機能割り当てはできないですが物理ボタンである程度の操作できるので直感的に使うことができるでしょう。
Soundcore Life P2iの装着性
Anker Soundcore Life P2iは耳栓タイプのカナル型(密閉型)で片耳イヤホンの重量は4.4g、両耳合わせても9gと軽量なイヤホンです。
耳栓型なので耳への密着度は高めですが圧迫感は少なく長く装着しても疲れにくいです。自然な付け心地を実現していて長時間使っても耳が痛くなることはなかったです。ただし、個人差はあるかもしれません。
Soundcore Life P2iのイヤーチップは3つのサイズから最適なものを選ぶことができます。
上位モデルは5つのイヤーチップがあったりサイズバリエーションが豊富ですがSoundcore Life P2iはシンプルにS・M・Lの3サイズと少ないですね。ただ、シンプルなイヤホンなのでサイズは合いやすいような気はします。
IPX5の防水仕様で濡れても使える
Soundcore Life P2iはIPX5の防水規格に対応し少し水に濡れても大丈夫です。
- あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない
- 小雨、汗などに耐えることができる
IPX5は噴流水による保護なので雨などに濡れても問題ない防水性能があります。
トレーニングをするためにイヤホンを付けたまま外を走る方もいると思いますが、突然の雨に振られたとしてもそのまま使うことができます。また、家事などで濡れた手でイヤホンを触っても壊れることはなく安心して使うことができます。
Soundcore Life P2iの音質
Soundcore Life P2iは4,290円のイヤホンですが大口径の10mmサイズのドライバーを採用しています。
- ドライバーサイズ:10mm
- 音声コーデック:SBC / AAC
- Bluetooth:5.2
- 電池持ち:8時間(ケース込み28時間)
Soundcore Life P2iは4,290円のイヤホンとは思えないくらい音質は良好です。といっても、イコライザー初期設定の「ベースモード」だと低音が強くメリハリサウンドで中高音域が物足りない音質なんですよね。
そこで、イコライザーを切り替えることになるのですが音質を二つから選ぶことができます。
- ベースモード
- ポッドキャストモード
標準モードがなく初期設定は「ベースモード」でちょっと低めで中高音域は控えめのメリハリサウンドとなっています。そこで、「ポッドキャスト」に切り替えると中高音域の解像度が一気に向上しバランスの取れた音質になります。
初期設定は「ポッドキャストモード」でいいのでは?と思ってしまうほど。「ベースモード」よりも単純に音質が良くて聴きやすいので普段使いできるモードといっていいでしょう。
Soundcore Life P2iの音質は上位モデルのSoundcore Life P3と比べると音質は劣りますが同価格帯のイヤホンとなるSoundcore Liberty Neo2よりも上のように感じます。
細かいイコライザー調整はできないので聞く曲によっても違ってくる可能性はありますが、トータルで4,290円にしては音質はいい部類のイヤホンでさすが10mmの大型ドライバーだけあって十分いい音で音楽を楽しむことができます。
低音をガッツリ楽しみたい方は「ベースモード」で、ボーカル域を重視したり音声コンテンツをメインで使うなら「ポッドキャストモード」にして臨機応変に対応しましょう。
通話も普通にできるクオリティ
Soundcore Life P2iはAIリダクション機能を搭載していて環境音と声を認識してノイズを除去しクリアな音声で通話ができる機能を搭載しています。
実際にどれくらいの音質なのかボイスレコーダーで録音をしてみました。
なかなか良い感じではないでしょうか。この価格のイヤホンにしてはとても音声がクリアで聴きやすいです。これなら通話用のイヤホンとしても十分使えるのではないでしょうか。
映像と音の遅延はない
動画と音声の遅延はほとんどありません。映画や動画コンテンツもズレなく視聴が可能なので一般的な使い方においては全く問題ないでしょう。
ただし、音ゲーになってくるとさすがに厳しいかもしれません。
スマホとの接続方法
Soundcore Life P2iはBluetoothでスマホなどの端末と接続して使えます。充電ケースからイヤホンを取り出すと自動的にペアリングモードになるのでスマホのBluetoothの設定画面から接続ができます。
スマホのBluetooth接続先の一覧に「Soundcore Life P2i」と表示されるのでタップすると接続完了です。基本的に一度ペアリングをしてしまえば、2回目以降はイヤホンの蓋を開けるだけで自動ペアリングしてくれるので余計な操作は不要です。
Soundcore Life P2iは装着センサーを搭載していないのでイヤホンを耳から外しても音楽は鳴り続けますがケースにイヤホンを戻すと音楽が停止するので普通に使うなら問題ないでしょう。
また、片耳モードには対応しているので片方のイヤホンだけで使うこともできます。(EQは使えなくなる)
Anker Soundcore Life P2i レビュー:まとめ
- カナル型だけど自然な装着感
- 低音重視のメリハリしたサウンド
- シンプルに操作できるイヤホン
- 1回の充電で8時間ロングバッテリー
- IPX5の防水性能で濡れても使える
- 4,290円ととにかく安く買える
- デザインが少しチープな感じ
- Soundcoreアプリに非対応
- 自動停止・再生機能に非対応
- ワイヤレス充電に非対応
Soundcore Life P2iのメリット
Soundcore Life P2iは耳栓タイプの完全ワイヤレスイヤホンで4,290円で買うことができる低価格なワイヤレスイヤホンです。
イコライザーを「ベース」にすることで迫力の低音の効いた音になって、「ポッドキャスト」で中高音域の解像感が一気に向上しこの価格帯のイヤホンとは思えないクオリティの音質を楽しめます。
とてもシンプルなワイヤレスイヤホンでアプリを使ったりノイズキャンセリング機能など必要がないなら低価格で買えるSoundcore Life P2iはおすすめです。
Soundcore Life P2iのデメリット
Soundcore Life P2iは低価格イヤホンということもあって充電ケース、イヤホンが少しチープな印象があります。
とくに、物理ボタンのグレーの色がちょっとダサいです。ブラックカラーならあまり気にはならないかもしれないですが。
またアプリに対応していない、イヤホンを外した時の自動停止機能、ワイヤレス充電は対応していません。
Soundcore Life P2iがおすすめな人は
とにかくワイヤレスイヤホンにお金をかけたくない人はSoundcore Life P2iはおすすめです。
同じ価格帯のSoundcore Liberty Neo2よりも装着性は個人的にはSoundcore Life P2iの方が自然で快適です。
音質もイコライザーを「ポッドキャスト」にすることで解像感が向上して音質が良くすることもできます。細かい設定はできないもののシンプルに使いたい方に最適な完全ワイヤレスイヤホンといっていいでしょう。
上位モデルのSoundcore life P3はこちら
ワイヤレスイヤホンの比較はこちらです。
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