完全ワイヤレスイヤホンが欲しいけど費用をかけたくない…という方はAnkerの完全ワイヤレスイヤホン・ Soundcore Liberty Neo 2が安くてそこそこ高機能でいいかも。
ロングバッテリーなイヤホンでウェブ会議用のイヤホンとして使えそうです。
Soundcore Liberty Neo 2は5,990円と低価格な完全ワイヤレスイヤホンでありながら8mm大型ドライバー、IPX7の防水、ワイヤレス充電に対応したコスパ凄いイヤホンです。
この記事ではAnker Soundcore Liberty Neo 2のデザイン・音質・使いやすさをレビューしていくので安いイヤホンを検討している方は参考にしてみてください。
- 低音重視のメリハリのあるサウンド
- 1回の充電で10時間のロングバッテリー
- 防水性能が高くて濡れても使える
- ワイヤレス充電対応ケースでケーブルレスに
- 5,990円ととにかく安く買える
- 映像と音の遅延が少しある
- 自動停止・再生機能に非対応
この記事の目次
Anker Soundcore Liberty Neo 2の特徴
- 耳栓カナル型イヤホン
- 8mm大型ドライバーで音質がいい
- タッチセンサー搭載で直感的に操作できる
- 最大10時間連続使用(ケース込みで40時間)
- 専用アプリで設定をカスタマイズできる
- ワイヤレス充電に対応した充電ケース
- IPX7の防水性能で濡れても使える
- 端末価格:4,990円
Anker Soundcore Liberty Neo 2は耳栓タイプの完全ワイヤレスイヤホンで、Soundcore Liberty Neoの後継機種です。4,990円の低価格イヤホンなので必要最低限の機能しか搭載していない…と思ったら違います。
8mmサイズの大型ドライバーを搭載しつつ最大10時間の連続使用ができて、専用アプリで操作、イコライザーの調整、IPX7の防水仕様、ワイヤレス充電に対応したケースが付いてくるという恐るべきコスパの塊となっています。
ノイズキャンセリングは搭載してないですが密閉型のイヤホンを採用し意外と周囲の音を遮断できて、とにかく安い価格でイヤホンが欲しい、またはオンライン会議で使うならおすすめです。
Anker Soundcore Liberty Neo 2 レビュー
パッケージと付属品
Soundcore Liberty Neo 2はSoundcoreカラーの水色をベースとしたパッケージとなっています。
本体カラーはブラックしか選ぶことができません。
同梱品は充電ケース、シリコンイヤーチップ、シリコンイヤーウィング、USB A to Cケーブル・説明書となっています。
一般的なイヤホンは3種類の大きさのイヤーチップとなっていますが、Soundcore Liberty Neo 2のイヤーチップは全部で5種類(XS・S・M・L・XL)、さらにイヤーウィングも3種類(S・M・L)から選ぶことができ、耳の大きさに合わせて取り替えることができます。
Soundcore Liberty Neo 2の充電ケース
Anker Soundcore Liberty Neo 2の充電ケースは長細い丸みのあるスタイルでとてもコンパクトで重量は約59gとなっています。
ポケットにもサッと入れることができるコンパクトな大きさとなっています。
充電ケースの素材はマット調の樹脂素材となっておりサラサラとした手触りの素材ですが、少し使っただけで傷付いたので長く使うとそれなりの見た目にはなりそうな印象です。
充電ケースの背面部分に充電ポートを採用しています。
付属のUSB-A to Cケーブルを使って充電できます。
iPhoneなどスマホの電源アダプタを使って充電するのもいいですし、USB-C PD充電に対応しているのでUSB-Cポートを搭載しているモバイルノートPCのポートから充電することもできます。
また、Soundcore Liberty Neo 2はケーブルによる充電だけでなくワイヤレス充電にも対応しているのでQi対応のワイヤレス充電器を使って充電もできます。
これ、4,990円のワイヤレスイヤホンですよ?
この価格でワイヤレスで充電できてしまうことに驚きです。充電ケースのバッテリー残量は蓋の開け閉めをするときに正面にあるLEDランプで確認できます。
- LED1(点滅):0-30%
- LED2(点滅):30-70%
- LED3(点滅):70%-
- LED3(点灯):100%
Anker Soundcore Liberty Neo 2の最大再生時間はイヤホン単体で10時間・ケース使用で40時間の長時間再生ができます。これは前作のSoundcore Liberty Neoの2倍のバッテリー駆動時間となり、他のイヤホンと比べても長く音楽を楽しむことができます。
Soundcore Liberty Neo 2 本体デザイン
Soundcore Liberty Neo 2の充電ケースの蓋を上に開けるとこのようにイヤホンが鎮座しています。
イヤホンが出っ張っているため手で摘んで取り出しやすく配慮されています。
Soundcore Liberty Neo 2のイヤホン本体のデザインはSoundCoreのロゴがタッチセンサー部分に刻印されているシンプルなものとなっています。
耳栓型のイヤホンで安定性を向上するためにイヤーウィングも搭載しています。
イヤホン本体は光沢のあるプラスチッキーな素材ですが、イヤーウィングを装着しているため見た目はマット調の落ち着いた雰囲気のイヤホンとなっています。汚れも目立ちにくいので価格以上に質感あるイヤホンとなっています。
イヤーチップの奥の部分はオレンジ色にカラーリングされてるため、デバイスっぽさが和らいでいるように感じます。このアクセントが質感を向上させていますよね。
価格以上に質感の高いイヤホンに仕上がっているように見えます。
左右イヤホンの「d」のロゴがある部分にタッチパッドを搭載し、指で触れることで操作ができるようになっています。
- 左1回タップ:音量を下げる
- 右1回タップ:音量を上げる
- 左2回タップ:音声アシスタント
- 右2回タップ:再生・停止
- 左1秒長押し:前の曲に戻る
- 右1秒長押し:次の曲に進む
1回タップで音量調整ができて、右2回タップで曲を再生・停止に対応、1秒間長押しで曲の操作ができます。これらの機能の割り当ては専用アプリの「Soundcore」をスマホにインストールすることでカスタマイズできます。
安くてもアプリにきちんと対応しているのはさすがAnkerのワイヤレスイヤホンといったところでしょうか。ローエンドからハイエンドまで手がけていて、アプリも共用することができるのが強みになっているのかもしれません。
Soundcore Liberty Neo 2の装着性
Anker Soundcore Liberty Neo 2は耳栓タイプのカナル型(密閉型)イヤホンとなっています。片耳イヤホンの重量は6g、両耳合わせても12gと一般的なイヤホンと同じくらいの重量となっています。
耳栓型ということもあり耳への密着度は高めですが、圧迫感は少なく長く装着していても疲れにくいように感じます。イヤーウィングを搭載し安定感があって運動で使うイヤホンとしても十分使えます。
Soundcore Liberty Neo 2のイヤーチップは5つのサイズから、イヤーウィングも3つのサイズから最適なものを選ぶことができます。
一般的なイヤホンのチップは3種類と少なく自分の耳に合わないこともあり得ますが、Soundcore Liberty Neo 2なら(XS・S・M・L・XL)の豊富なイヤーチップから耳にあった最適なものを選べます。
IPX7の防水仕様で濡れても使える
Soundcore Liberty Neo 2はIPX7の防水規格に対応しています。
- 一定水圧で30分水没に耐えられる
- 雨などに濡れても普通に使える
一般的なイヤホンはIPX5の防水規格(雨などに耐えられる)に対応しているものが多いですが、Soundcore Liberty Neo 2は水没にも耐えられるIPX7に対応し水に対してはかなり強めのイヤホンとなっています。
とはいえ、お風呂の中で使うとか、プールで使うとかは想定されていません。あくまで、一般的なイヤホンよりも水に強いという認識で、雨に打たれてながら運動をすることができる…といった感じです。
Soundcore Liberty Neo 2の音質
Soundcore Liberty Neo 2は4,999円のイヤホンとしては異例の大口径の8mmサイズのドライバーを採用しています。
- ドライバーサイズ:8mm
- 音声コーデック:SBC / AAC
- Bluetooth:5.2
- 電池持ち:10時間(ケース込み40時間)
Soundcore Liberty Neo 2は低音重視のメリハリの効いたサウンドとなっており、8mmの大型ドライバーを採用しているので音に余裕があってしっかりとした低音を楽しむことができます。
高音域もしっかりと出ているので、4,999円のイヤホンとして見るなら十分すぎる高音質サウンドを楽しむことができます。もちろん、上位モデルのSoundcore Life P3と比べると音質は劣りますが、Soundcore LIfe A2 NCとは大差はないように聞こえます。
低価格モデルでありながらも専用のSoundcoreアプリを使うことでプリセットで音質を変えることもできます。
カスタマイズモードでイコライザーを自由に調整もできるので、音質に不満があってもある程度は自分好みの音を作り出すことはできます。
中音域が少し弱めなので物足りないので、イコライザーで「アコースティック」などを選択することで、解像感が向上させることがでいます。音質が足りないと感じる部分はソフトウェアの力によって調整してもいいのかもしれません。
映像と音の遅延は少しある
動画の音声の遅延も少ないですが、全くないわけでありません。時と場合によりけりですが、少しだけ口元と声がずれてしまうことがあります。
普通にYouTubeの動画を見るくらいであれば問題ないレベルですが、映画とかになってくると気になるかもしれません。また、音ゲーになってくると厳しくなってくるとは思います。
スマホとの接続方法
Soundcore Liberty Neo 2はBluetoothでスマホなどの端末と接続して使うことができます。充電ケースからイヤホンを取り出すと自動的にペアリングモードになるので、スマホのBluetoothの設定画面から接続ができます。
スマホのBluetooth接続先の一覧に「Soundcore Liberty Neo 2」と表示されるのでタップすると接続完了です。基本的に一度ペアリングをしてしまえば、2回目以降はイヤホンの蓋を開けるだけで自動ペアリングしてくれるので余計な操作は不要です。
Soundcore Liberty Neo 2は装着センサーを搭載していないのでイヤホンを耳から外しても音楽は鳴り続けます。ケースにイヤホンを戻すと音楽が停止する仕様となっていますが、普通に使うなら問題ないでしょう。
また、片耳モードには対応しているので片方のイヤホンだけ使うこともできます。
Anker Soundcore Liberty Neo 2 レビュー:まとめ
Soundcore Liberty Neo 2のメリット
Soundcore Liberty Neo 2は耳栓タイプの完全ワイヤレスイヤホンです。
- 低音重視のメリハリのあるサウンド
- 1回の充電で10時間のロングバッテリー
- 防水性能が高くて濡れても使える
- ワイヤレス充電対応ケースでケーブルレスに
- 4,990円ととにかく安く買える
とにかく4,999円でこのスペックのワイヤレスイヤホンは凄いです。
音質も普通に聞けるレベルの高音質サウンドになっていますし、IPX7の防水性能に、ワイヤレス充電に対応したケースがこの価格で使えてしまいます。1回の充電で10時間のロングバッテリーなイヤホンなので、ウェブ会議などが多い会社で使うイヤホンとしてもいいかもしれません。
Soundcore Liberty Neo 2のデメリット
Anker Soundcore Liberty Neo 2は映像と音の遅延が少しあります。
- 映像と音の遅延が少しある
- 自動停止・再生機能に非対応
この価格なので仕方ないかもですが、映画やアニメなどを見ると少し気になるかもしれません。遅延なき音を楽しみたいのなら上位モデルのSoundcore Life P3を選ぶのがおすすめです。
また、Soundcore Liberty Neo 2はノイズキャンセリング機能に対応してないですが5,999円の低価格イヤホンにそれを求めるべきではないですし、十分満足できるスペックと品質に仕上がっているように感じます。
Soundcore Liberty Neo 2がおすすめな人は
とにかくイヤホンにお金をかけたくない人はSoundcore Liberty Neo 2を選んでおけばいいです。十分すぎる性能を持っていますし、価格以上のサウンドを楽しむことができます。
ワイヤレス充電にも対応しているのでケーブルレスな生活を送ることもできますよ。
→ 上位のSoundcore life P3、Soundcore Liberty 4はこちら
→ Ankerのワイヤレスイヤホンの比較はこちら
ワイヤレスイヤホンの比較はこちらです。
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