春になってお子さんが小学生になるご家庭も多いでしょう。少しずつ親元から離れていく感覚のある時期ですが、心配なのが子どもとの連絡手段になるかと思います。
近年は自宅に電話を引いてない家庭も多く我が家も子どもらの連絡手段としてキッズケータイを活用しており、今年の春に小学1年生になる一番下の子用としてキッズケータイ・KY-41Cを購入しました。
指定した番号しか発着信ができない、位置情報の取得もできるのでお子さんケータイとして安心して使うことができます。
この記事ではキッズケータイ・KY-41Cをレビューしています。実際に使ってどうなのかメリット、デメリットを書いているのでキッズケータイを検討してる方は参考にしてみてください。
- タッチパネルに対応し操作しやすい
- 3.4インチと大きく色鮮やかで見やすい
- イマドコサーチで居場所が分かる
- 4G LTE(VoLTE)対応で長く使える
- カメラを搭載して楽しめるキッズケータイ
- USB-Cポートで充電がしやすくなった
- 学年別の漢字切り替え機能がない
- microSDカードスロットが欲しい
- 電池持ちがバッテリー容量の割にイマイチ
キッズケータイ・KY-41Cはドコモで22,000円で購入可能です。オンラインショップからも手続きが可能となってるのでドコモを使っていてお子さんのケータイが欲しい方はこちらからどうぞ。
この記事の目次
キッズケータイ・KY-41Cの特徴
- サイズ:3.4インチ FWVGA (854 × 480ピクセル)
- 解像度:854 × 480ピクセル
- 色鮮やかで明るい液晶ディスプレイを搭載
- タッチパネルで子どもでも感覚的に操作できる
- おかえり通知・みまもりアラートを搭載
- 習い事の日を通知できるスケジュール機能
- リアカメラ:500万画素(1/5型)・F/2.2
- インカメラ:500万画素(1/5型)・F/2.4
- 防水防塵耐衝撃:IP6X/IPX8、MIL-STD-810H準拠
- Wi-Fi 802.11 b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth:5.1
- バッテリー容量:1,500mAh
- 充電:USB-Cポート、防犯ブザー搭載
- 本体サイズ:107 × 54 × 13.4mm、重量:104g
- 本体カラー:イエロー /ラベンダー/ブルー
キッズケータイ・KY-41Cは3.4インチ (854 × 480ピクセル)の液晶ディスプレイを搭載していてい色鮮やかなパネルを採用してるのでSH-03Mよりも視認性が向上して見やすくなっています。
KY-41Cの本体サイズはSH-03Mよりも少し大きくなっておりコンパクトさを重視するならシャープのキッズケータイのほうがいいのかもしれません。
また、KY-41Cはキッズケータイでありながらもカメラを搭載してるのではじめてのカメラとして使うこともできますし、もちろんインカメラも搭載し自撮り写真の撮影も可能です。
キッズケータイを選ぶ最大のメリットは指定番号のみしか発着信ができない、イマドコサーチで位置情報を取得できるので「今、どこにいるのか?」「帰ってこない!」ってなった時もサーチして子どもがいる場所の特定ができます。
- 指定の電話番号のみ発着信
- イマドコサーチ(位置情報取得)に対応
- 防犯ブザーを搭載している
イマドコサーチは月額220円の有料サービスですが、お子さんがどこに行ったか分からなくなった時などいざという時に役立つ機能となっています。
大型商業施設に行ったときも迷子にならないので幼稚園くらいの子に持たせておくと便利で仕方ないのでめちゃくちゃおすすめします。
キッズケータイ・KY-41Cのレビュー
では、キッズケータイ・KY-41Cのレビューをしていきます。
本体デザイン・サイズ
KY-41Cは説明書だけでなく子どもと一緒に使い方をマスターできる「かんたん操作ガイド」があるので、小学生なりたての子でも簡単に使うことができます。
(というか、最近の子はめちゃくちゃ覚えるの早いですし我が家の子も渡して3分後にはカメラを起動して皆んなで写真撮影をしてました…。)
KY-41Cは3.4インチ(854 × 480ピクセル)のディスプレイを搭載し本体サイズは107 × 54 × 13.4mmとコンパクトです。重量も104gと軽いので子どもが使うには丁度良い大きさになっています。
しっかりタッチパネルを内蔵してるので指で操作するキッズケータイとなっていて、本体の右側には電源ボタンを搭載し電源が切れたと同時に位置情報を送信する機能もあるので安心です。
筐体はサラサラとしたマット調のプラ素材を採用していてMIL-STD-810H準拠し高さ1.22mから鋼板に製品を26方向で落下させる試験にクリアしています。
子どもって意識してなくても投げつけたりしたりするもんですけど、そんな過酷な環境下においても壊れるリスクをしっかり防ぐことができます。
また、泡ハンドソープで本体を洗ったりアルコール除菌シートでキレイにすることもできる耐久性を持っているの汚れがちな端末をキレイな状態に保つことができます。
KY-41Cはリアカメラだけでなくインカメラも搭載してるので子どもが自ら進んで自撮り撮影することができます。いるかな(笑)
充電ポートはMicro BじゃなくてUSB-Cに対応していてドコモのキッズケータイとしては初の仕様となっていて、コレだけでも本当に助かる…。普通に便利です。
キッズケータイがUSB-Cポートに対応したことで普段使ってるスマホの充電器、充電ケーブルを使い回すことができるのでキッズケータイで使ってたMicro Bケーブルを撤去可能ですね。
防犯ブザーを搭載している
KY-41Cは防犯ブザーを搭載していて紐がある部分を引っ張ると…
大音量とともにLEDフラッシュが点灯して周りに異常を知らせてくれる安心機能を搭載しています。
さらに、緊急連絡先に登録してある番号に自動的に発信してて位置情報も取得してくれるのでいざという時にブザーを鳴らすだけで一連の安全機能が動作するようになっています。
緊急連絡先は3件登録可能で電話に出ない場合は違う番号に自動発信もしてくれるのでいざという時に安心ですね。とくに女の子の場合は設定しておいたほうがいいかもですね。
(うちの下の子は男でヤンチャなんで登録してないです。というのも、防犯ブザーを遊びで鳴らして電話かかってきたりとか悪戯されることがある…)
カメラを搭載している
KY-41Cはドコモのキッズケータイとしてははじめてカメラを搭載したモデルとなっています。リアカメラのスペックは500万画素(1/1.5型)・F/2.2となっていてとりあえず撮影できるレベルのカメラですね。
必要最低限の機能を搭載し写真撮影(デジタルズーム最大4倍まで)、動画撮影、タイマー撮影にも対応しています。もちろん、インカメラに切り替えて自撮りも可能となっています。
思ってたよりも普通に写真、動画を撮影可能で知らない間に子どもらが色んな写真と動画を撮影してたので親が撮影できないような作品を勝手に撮ってくれるのはいいですね。
子ども同士でキャッキャと撮影してました。また、撮影した写真データは「メッセージで送る」か「Bluetoothで送る」ことができます。
ただし、Bluetoothでの写真送信は「ココナツ」という専用アプリが必要となります。
このアプリをインストールすることでキッズケータイへの音声発信・メッセージ送信がアプリ経由でできたり、遠隔操作ができるようになって、写真や動画の送受信も可能となります。
写真くらいもうちょっと気軽に送受信できるようになってほしいかも…
フォントをひらがな or 漢字に出来る
KY-41Cは小学生低学年でも簡単にケータイを扱えるようにフォントを漢字ではなく「ひらがな」に設定して使うことも可能です。
ただし、「漢字」か「ひらがな」のどちらかしか設定できません。SH-03Mは学年に合わせて簡単の漢字を少しずつ入れていく設定が可能で学年によって表示を変えることができます。
ひらがなばかりだと見にくいと感じることありますし、小学校中学年になると難しい歳頃で設定に迷うかもしれません。
発着信は登録した番号のみ
キッズケータイKY-41Cへの音声発信・メッセージ送信は「連絡先」に登録した番号しかできない仕組みとなっています。
「保護者メニュー」から設定が可能で任意のパスワードを設定して電話番号が登録できるようになっています。
知らない番号に間違えて発信したり、迷惑電話を受け取ることがない安心感がありますよね。家族の番号、友達の番号だけ登録しておくのがおすすめです。
ホーム画面にアイコンを表示もできるので簡単操作ができるのもいいですね。
イマドコサーチで位置情報を取得できる
KY-41Cは位置情報検索サービスの「イマドコサーチ」に対応してるので、My docomoから申し込みをすることで使えるようになります。
月額220円、検索に5円かかりますが位置情報検索サービスを使うためにキッズケータイを契約するみたいなもんですし、必ず設定しておきましょう。
1契約でいくつかのキッズケータイの検索ができるので3人兄弟なら3人分の電話番号を登録しておくこともできます。
イマドコサーチの申し込みが完了すると、KY-41C側に「開始お知らせ」の通知が届くので「設定変更」から確認作業をします。
検索しようとしてる電話番号が表示されるので「許可」を選択します。
これで、登録した電話番号側からKY-41Cの位置情報を検索することが可能です。
GPSの精度はかなり高いですね。
友達の家に遊びに行った、公園に行ったけどなかなか帰ってこないってことはよくありますが、そういった心配な時にイマドコサーチを使うことで簡単に確認ができるのは便利です。
料金プランはキッズケータイプラン
キッズケータイ・KY-41Cは「キッズケータイプラン:月々550円」を契約することになって、親回線でドコモのギガホプレミア・ギガライトまたはahamoを契約してる必要があります。
- キッズケータイプラン:550円
- イマドコサーチ:220円
- 合計:770円
イマドコサーチも使うなら月々の料金は770円となります。家族間通話は無料ですし位置情報検索できること考えれば妥当な金額ですし、親回線の利用が前提となりますが、これで安心が手に入るなら安いもんですよね。
KY-41Cのスペック比較
KY-41CとSH-03Mのスペックを比較しました。
機種名 | KY-41C | SH-03M |
---|---|---|
ディスプレイ | 3.4インチ(854 × 480) | 3.4インチ(960 × 540) |
操作方法 | タッチパネル | |
通信方式 | 4G LTE(VoLTE) | |
Wi-Fi | 802.11b.g.n | |
Bluetooth | 5.1 | 4.2 |
防水防塵 | IP68(水深1.5mに30分耐えられる・泡ハンドソープで洗える) | |
耐久性 | MIL-STD-810H | MIL-STD-810G |
充電ポート | USB-C | USB Micro-B |
バッテリー容量 | 1500mAh | 1200mAh |
連続待受時間 | 約320時間 | 約350時間 |
連続通話時間 | 約460時間 | 約260時間 |
サイズ | 107 × 54 × 13.4mm | 101 × 54 × 12.2mm |
重量 | 109g | 94g |
カラー | イエロー・ブルー・ラベンダー | イエロー・ブルー・ピンク |
端末価格(税込) | 22,000円 | 14,256円 |
画面サイズは同じですが本体サイズはSH-03Mの方がコンパクトですし価格も安いので、もし費用を抑えたいならSH-03Mの方がいいかもです。出来ることはほぼ同じですし。(ただし、充電ポートがMicro Bになるので注意です)
キッズケータイ・KY-41C レビュー・評価:まとめ
- タッチパネルに対応し操作しやすい
- 3.4インチと大きく色鮮やかで見やすい
- イマドコサーチで居場所が分かる
- 4G LTE(VoLTE)対応で長く使える
- カメラを搭載して楽しめるキッズケータイ
- USB-Cポートで充電がしやすくなった
- 学年別の漢字切り替え機能がない
- microSDカードスロットが欲しい
- 電池持ちがバッテリー容量の割にイマイチ
KY-41Cのメリット(良いところ)
KY-41Cは基本的に出来ることはSH-03Mと同じですが、画面が色鮮やかになって視認性が向上し、カメラを搭載して子どもらだけで写真撮影ができるようになったのは楽しめます。
イマドコサーチで子どものいる場所を正確に把握できるので、小学生に入ってなくても幼稚園児で大型商業施設にいった時に持たせておけば、いざ迷子になった時も探す手間を減らせます。
これ、何度も経験してるんですけど3〜4歳くらいってほんとにどこでも一人でどっか行ってしまいますからね。持たせておくと体力が温存できます。
また、USB-Cポートにも対応し普段使ってる充電アダプタ、充電ケーブルで充電できるのも大きなメリットとなります。
KY-41Cのデメリット(悪いところ)
少し残念だと感じるのがシステムフォントの漢字設定が極端なところでしょうか。SH-03Mは学年に合わせて漢字の難しさを設定できるのに対して、KY-41Cはそれができません。
また、写真や動画撮影ができるようになったのにmicroSDカードによるデータ移行ができないのは少し使いにくさがあるかもしれませんね。
バッテリー容量は1,500mAhと多めですが実際の電池持ちは少し悪目で1日使ってなくても30%ほどバッテリーが減るので3日に1回は充電しないといけない状況です。アップデートで改善されるかもしれませんが少し使い勝手はいいとはいえないかもです。
キッズケータイはオンラインショップから契約可能
キッズケータイはドコモユーザー、またはahamoの契約をしていればドコモオンラインショップから購入して契約までオンライン上で可能となっています。
ただし、通常の契約と違って手順がややこしくなっていて子ども用のdアカウントも必要となります。
購入手続きに入る前にGmailなどのフリーメールでお子さん用のメールアドレス取得 → dアカウント取得が必要です。Gメールも未成年者なので親メールと紐付けをしたりと少しややこしいかもしれません。
ただ、きちんと手順を踏むことでしっかりオンライン上で手続きが可能となっているので安心してください。
- 子ども用メールアドレス取得
- 子ども用dアカウント取得 → ログイン
- KY-41C 購入手続きへ
- 保護者の本人確認書アップロード
- 子どもの本人確認書のアップロード
- 契約プランの入力
子ども用のdアカウントの取得できたら取得したアカウントでログインしてKY-41Cの購入手続きに入っていきます。
まず最初に保護者の本人確認が必要となるので運転免許証などを使って確認をしていきます。
マイナンバーカードなどでも手続きが可能で端末のカメラを使ってアップロードしていきます。
スマホ、タブレット、パソコンに対応しています。保護者の情報を入力し、次に「利用されるお客様を選択」で「契約者と異なる」を選択してお子さんの本人確認書のアップロードが必要となります。
お子さんの健康保険証をアップロードしますが、ここで注意点です。個人情報保護の問題で健康保険証の一部の情報を紙で隠して写真撮影しないといけないのです。
これが少し面倒かもしれませんね。白い紙をハサミで切って情報を隠して写真撮影してアップロードしないといけません。
ここまで来たらあとは流れに沿って必要項目を入力していくだけです。支払い方法、発送方法、料金プラン(といってもキッズケータイプラン3のみ)、ネットワーク暗証番号(4桁)、ファミリー割引の設定をしていきます。
これで注文完了です。2〜3日ほどでキッズケータイが手元に届きます。
eSIMの設定方法
手元にキッズケータイ・KY-41Cが届いたら開通手続きが必要です。
「アプリケーション・プライバシーポリシー」に同意します。
箱に貼られているバーコードの下にあるEID数字下4桁を…
入力して「OK」をタップします。
するとネットワークに接続してeSIMが開通します。
とても楽に設定ができるのでオンライン契約でも問題ないでしょう。
eSIM 開通エラーが出た場合
ただし、ごく稀にeSIMが上手く開通せずに電波が降りてこないことがあります。(この端末も上手く開通できずなかった)
もし、エラーが出た場合はドコモショップに行ってeSIMの再発行(もちろん無料です。)をしてもらってください。
電話してもいいですが時間がかかりそうだったのでドコモショップに行った方が早いです。
キッズケータイの契約は少しややこしいところがありますが、一応きちんと手順を踏むことでお店に行かなくても手続きできるのでドコモショップに行く時間がない方は試してみてください。
費用を少しでも抑えたいならSH-03Mにしましょう!
→ キッズケータイの必要性についてはこちら
→ ドコモ おすすめスマホはこちら
Very nice, thank for information.