春から娘が小学1年生になるので、3年前に息子にキッズ携帯を持たせたので娘にも同じように位置情報サービスが使える大手キャリアのキッズケータイを持たせました!
「6歳で携帯電話を持つの早いのでは?」と思うかもですが、今は自宅に固定電話の家庭も多くキッズ携帯を持ってないと子どもと連絡できない状況になってしまいます。
なので小学生になったら連絡することができるキッズケータイは必要な連絡ツールになるのです。
ということで、キッズケータイを子供に持たすメリット、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のキッズ携帯の料金プランの違いなどについてまとめました。
この記事の目次
キッズ携帯の必要性
昔は携帯電話なんてなかったし子どもが一人でお留守番をする家庭も数多くあったので「キッズ携帯やみまもりケータイなんていらないのでは?」と思ってしまいます。
でも、時代は変わりました。いつ何時、何が起こるかわかりません。
昔は家に固定電話が100%あったので仕事先から連絡しようと思えばできましたが、今は固定電話を引いてない家庭も多くキッズ携帯など子どもが使える通信手段は必須となっています。
(ただ、昔の親と比べても心配性になった可能性は否定できませんが…。)
キッズ携帯の機能・できること
キッズケータイはスマホではなく携帯電話がベースとなっているので使える機能が制限されています。機種によっても異なりますがキッズ携帯で出来ることはこんな感じです。
- SMS・電話は登録してあるところだけ
- 登録してない電話番号から着信しない
- GPSでお子さんの位置情報がわかる
- 離れたらアラームが鳴る
- 防犯ブザーが付いている
- 現場急行サービス(有料)
- 高速移動通知(au・ソフトバンク)
- 防水防塵仕様
基本的に電話とメールを主体としたのがキッズケータイとなっています。
電話帳に登録した番号しか発信しない
キッズ携帯は電話帳に登録した番号にしか発信できない仕様なので、間違えて知らない人の番号にかけてしまうことがないので安心です。
ランドセルの中にキッズ携帯を入れていたら、誤動作で電話がかかっていた…ということもあります。身内の電話なら問題ないですが知らない人に電話かかってたらマズイですから。
登録していない電話番号から着信しない
さらに、キッズケータイは電話帳に登録してない電話番号からの電話は基本的にかからない設定になっているので安心です。
最近は携帯電話にも怪しい電話がかかってくることがありますが、キッズ携帯ならこのような電話を全てシャットアウトできるので安心です。
キッズ携帯は初期設定でこのような状態になっているので電話帳に登録の有無だけで発信・着信の制限をすることができるのが便利ですよね。
防犯ブザーが付いている
キッズ携帯には防犯ブザーが付いていて、キッズ携帯の本体から出ている紐を引っ張るだけでびっくりするくらいの大音量ブザーが鳴り響きます。
設定によってブザーが鳴ったと同時にGPSで位置検出して親の見守る側のスマホに自動メッセージが送信されるので、なにかあった時の安心機能として使うことができます。
このような安心機能はスマートフォンでは実現できないキッズ携帯ならではの機能といっていいでしょう。
GPSで子どもの位置情報がわかる
キッズ携帯はGPSを内蔵しているので親のスマホから位置情報を取得できるので子どもが今どこにいるかがすぐに把握することができます。
格安スマホでもGPSサービスを使うことで位置情報を取得することができますが、GPSの精度が悪くて位置情報が正確でないことも。
しかし、キッズ携帯のGPSは性能・精度が高いので正確に子どもの位置を確認することができます。実際に確かめたところ10mも誤差はないんじゃないでしょうかね。
設定によって定期的に位置情報を送信してくれるので、何かイベントがある時など役に立ちそうですよね。
また、auとソフトバンクは急に高速移動をした時に通知してくれるサービスにも対応しており、連れ去りなどを早急に察知できる機能も搭載しています。
防水防塵対衝撃仕様で壊れにくい
キッズ携帯は防水防塵仕様なので水たまりの中に落としたり、川の中に落としてしまったとしても壊れることはありません。ただ、川の落ちたら取りに行かないように言っておきましょうね…。
また、衝撃にも強い仕様になっているので落としても簡単に壊れることがありません。一般的なスマホだと落とすとディスプレイが割れますがキッズ携帯なら画面が割れる心配もないですよね。
最近は格安スマホでも位置情報を把握することができるサービスがあったりしますが、小学低学年のお子さんに持たせるならキャリアのキッズ携帯にした方が絶対にいいです。
キッズ携帯のメリット
キッズケータイを子供に持たすことで、普段の連絡ツールとして使えるだけでなく安心を手に入れることができます。
- 家に固定電話がなく唯一の通信手段に
- 大型施設に行った時も迷子の心配がない
- 万が一、夜になって帰らない時の手がかりに
- いつでも繋がる安心という保険
家に固定電話がない場合の唯一の通信手段
キッズ携帯を子どもに持たせる最大のメリットは連絡ツールとして使うことができることでしょう。
近年は固定電話を引かない家庭も増えている(我が家も一軒家を購入しましたが固定電話は引いていません。)ので、携帯電話は子どもにとっても必需品になりつつあります。
親から離れたら通知される
キッズ携帯のBluetoothによって子どもが見守り範囲から離れると親のスマホに通知される機能が搭載されています。
例えば、ディズニーランドなど大型商業施設に行った時に子どもと逸れてしまいそうになっても通知してくれるので安心です。
位置情報で万が一に備える
キッズ携帯を子どもに持たせることで、いざという時に位置情報を取得してどこにいるかすぐに分かるようになります。
なかなか家に帰ってこない…という時にキッズ携帯を持たせておけば、万が一の時の手がかりにすることができます。あるのとないのとでは安心感が全然違います。
格安スマホを持たすのはどう?
格安スマホを買って格安SIMを入れて位置情報サービスのアプリを使うという手段もありますが、幼稚園〜小学低学年の子どもにはキッズ携帯を持たせた方がいいです。
- 防水防塵仕様で壊れにくい
- 軽いので首からぶら下げられる(紛失しにくい)
- 登録していない番号の着信拒否ができる
- バッテリー持ちが良い
- 端末価格が安い
スマホは本体サイズが大きいのもあり落とすことで破損してしまう可能性が高いですし、そもそも小学校はスマホ禁止のところが多いので持たせるのは実用的ではないでしょう。
また、格安スマホとはいえ端末価格もキッズ携帯よりも高いので、少々扱いが乱暴になってしまう小学低学年のうちは格安スマホよりもキッズ携帯を持たせた方がいいのです。
キッズ携帯も基本的に2年契約となるので小学1年生の時に契約をして小学3年生か5年生に格安スマホに乗り換えるのが経済的でいいのではないでしょうか。
なお、トーンモバイルは月額1,100円で動画以外のデータは使い放題になるプランを提供しています。
動画視聴は最大1GBまでですが、外で連絡をする、メールをするくらいなら十分使えるのでお子さんのモバイル回線にちょうど良さそうです。
また、最近は子どもの位置情報がわかる「ソラノメ 」というGPS端末もいいです。通話などはできないですが、位置情報だけはすぐに取得できるので使いやすいです。
では、ドコモ、au、ソフトバンクでキッズ携帯を契約すると月々の料金はどうなるのかを詳しく比較していきたいと思います。
キッズケータイ・マモリーノ・みまもりケータイの料金プラン
キッズ携帯の名称は各キャリアで異なっており12歳以下のお子さんであれば契約が可能となっています。
- ドコモ:キッズケータイ
- au:マモリーノ
- ソフトバンク:キッズフォン、みまもりケータイ
キッズ携帯の名称は「キッズケータイ」か「みまもりケータイ」が一番メジャーな名称となっています。
各キャリア、機種ごとで料金プランが異なります。なお、GPSを使った位置情報サービスを利用するには基本料金にプラスして位置情報サービスを使うためのオプションに加入する必要があります。
NTTドコモ(キッズケータイ)
ドコモのキッズケータイの料金プランは、親がドコモユーザーでギガホ・カケホーダイ・タイプSSバリュー契約者の子回線として「キッズケータイプラス:月額550円」を契約できます。
ドコモのキッズケータイは月額550円のキッズケータイプランで使うことができますが、イマドコサーチを契約しないと位置検索サービスを使うことができないので、実際は月額770円が必要となります。
機種名 | キッズケータイ KY-41C |
---|---|
機種代金 (24回) |
611円 × 36回 = 22,000円 |
基本料金 | キッズケータイプラン:550円 |
通話料 | 家族間なら24時間かけ放題 |
位置情報サービス | 220円 |
月額費用 | 1,381円 |
親がドコモのスマホを使っている必要はありますが、キッズケータイ
KY-41Cの端末代込みで月々1,381円でキッズ携帯を子どもに持たすことができます。
- サイズ:3.4インチ FWVGA (854 × 480ピクセル)
- 解像度:854 × 480ピクセル
- 色鮮やかで明るい液晶ディスプレイを搭載
- タッチパネルで子どもでも感覚的に操作できる
- おかえり通知・みまもりアラートを搭載
- 習い事の日を通知できるスケジュール機能
- リアカメラ:500万画素(1/5型)・F/2.2
- インカメラ:500万画素(1/5型)・F/2.4
- 防水防塵耐衝撃:IP6X/IPX8、MIL-STD-810H準拠
- Wi-Fi 802.11 b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth:5.1
- バッテリー容量:1,500mAh
- 充電:USB-Cポート、防犯ブザー搭載
- 本体サイズ:107 × 54 × 13.4mm、重量:104g
- 本体カラー:イエロー /ラベンダー/ブルー
KY-41Cはタッチパネルに対応したキッズケータイで、タッチ操作に慣れた子どもでも使いこせる端末です。4G LTE(VoLTE)通信するので長く使うこともできるでしょう。
なお、親がドコモ 5Gに対応したプランに乗り換えをする場合はキッズ携帯は4G対応のKY-41Cに機種変更する必要があります。3G対応のF-03Jなどのモデルを紐付けることはできないので注意です。
ドコモのキッズケータイは親のどちらかがドコモユーザーでないと契約できないので注意です。ドコモの格安プラン・irumo、オンライン限定で契約できるahamoも現在はキッズケータイの紐付けができるので安心ですね。
ドコモのキッズケータイを使うなら親も合わせてドコモユーザーになるなら家族まとめてドコモを使って家族割を適用し、光回線もドコモ光にしてしまえば全体的に通信料金を安くできますよ。
au(マモリーノ6)
auは2013年にリリースされたマモリーノ3しかランナップがなかったのですが、2018年2月に5年ぶりにマモリーノ4が登場し、さらい2019年2月22日に新モデル・マモリーノ5が発売しました。
マモリーノ6とマモリーノ5は最新モデルらしくタッチパネルと音声操作に対応したキッズケータイで、お子さんでも直感的に操作可能な端末となっています。
機種 | mamorino6 | mamorino5 |
---|---|---|
機種代金 (36回) |
22,000円(611円 / 月) | 11,000円(305円 / 月) |
基本料金 | ジュニアケータイプラン:550円 | |
通話料 | 通話料30円/20秒(家族間無料) | |
位置情報サービス | 330円 | |
月額費用 | 1,491円 | 1,185円 |
現在はマモリーノ6のみ販売されています。製造メーカーはSHARPとなっていてIPX6/IPX8の防水防塵規格にも対応し安心して使うことができるでしょう。
auも単独契約でマモリーノを契約可能ですが位置情報サービスはauの契約してないと使えないので両親もauかUQ mobileを使うことが前提となります。
ソフトバンク(キッズフォン3)
ソフトバンクは「キッズフォン」、「キッズフォン2 」、さらに小学上級生向けの「ジュニアスマホ」から選ぶことができます。ショップに行けば旧型の「みまもりケータイ4」も買うことができます。
キッズフォンは単独でも契約できるようになっていますが、単独で契約した場合はGPSの位置情報サービスを使うことができないのと家族間通話のことを考えると家族でソフトバンクを使うことが前提となります。
ソフトバンクのキッズ携帯の基本料金は月々539円となっています。位置情報サービスの「位置ナビ」を組み合わせることで759円で使うことができます。
キッズフォン3 | キッズフォン2 | |
機種代金 (24回) |
870円(20,880円) | 750円(18,000円) |
基本料金 (2年契約) |
通話定額ライト基本料 (みまもりケータイ/キッズフォン) 539円 |
|
単独契約 | ○ | ○ |
通話料 | ソフトバンク同士なら5分間かけ放題 家族間なら24時間かけ放題 |
|
位置ナビ | 220円 | |
月額費用 | 1,629円 | 1,509円 |
キッズフォン、みまもりケータイ4ともに通話定額なので家族間の通話なら24時間通話料無料、ソフトバンクのスマホに電話をかけても通話料無料となります。
その他の携帯電話や固定電話については1回につき5分の通話が無料となります。
ソフトバンクのキッズフォンはタッチパネルを搭載したモデルでカメラも内蔵しているのでお子さんも楽しく使うことができるキッズケータイとなっています。
親子のコミュニケーションツールとして使えて、月々1,629円で持つことができ、3年目以降は端末代金の支払いが完了するので539円だけで利用可能なので非常にリーズナブルですね。
キッズ携帯はどこのキッズケータイがいい?
料金プランだけで比較すると、ドコモのキッズケータイが月々の通信費用を抑えつつ使うことができそうですね。
- ドコモのキッズケータイ:月々1,381円〜
- auのマモリーノ:月々1,491円〜
- ソフトバンクのキッズフォン:月々1,629円円〜
すでにドコモを利用しているのなら機種代金含めて月々1,000円で使えて家族間通話も24時間無料なので契約はしやすいですよね。
いずれにしても両親がどこのキャリアを使っているのかでドコモのキッズケータイになるのか、auのマモリーノになるのか、ソフトバンクのキッズフォンになるのか決まります。
ドコモのキッズケータイを使ってます
我が家はドコモのスマホを使ってるので子どもにはドコモのキッズケータイを持たせていて実際の通信料金はこんな感じです。
- ahamo(自分):2,970円
- 楽天モバイル(妻):1,078円
- キッズケータイプラス:550円 ×2台
- イマドコサーチ:220円 ×2台
- ドコモ光:5,720円
- 合計:11,308円
端末代は一括購入で料金に入れてませんが、スマホ2台、キッズケータイ1台、ドコモ光で月々の通信費用は11,000円程度です。光回線込みの金額なので、スマホとキッズ携帯だけで見れば4台で7,000円ほどで高くはないでしょう。
ドコモ、au、ソフトバンクの5G料金比較などはこちらをどうぞ。
https://sin-space.com/entry/5g-price-hikaku
今日、auでmamorino5を契約してきた者ですが、家族間は通話もSNSも無料と説明を受けましたよ。