子どもは3歳になるとどこでも走り回ってどこかに行ってしまいます。小学生になると行動範囲が広がり時間になっても帰ってこないこともあります。

近所の公園など一人で遊びに行ったり、友達の家に行ったり、習い事してると一人で行動することも一気に増えてきます。成長にしみじみしながらも迷子になってないか、不審者に襲われてないか心配ですよね。とくに小学生になったばかりの1年生とか。

そこで、子どもの居場所が分かるsoranome(ソラノメ)というGPS端末が安くて使いやすいです。今回、見守りGPSのsoranome(ソラノメ)を試せる機会を頂いてレビューしたので、子どもの見守りGPSが欲しい方は参考にしてください。

見守りGPS・soranome(ソラノメ)の特徴

soranome(ソラノメ)
soranome(ソラノメ)

soranome(ソラノメ)は4G LTEの通信とGPSを内蔵したシンプルなGPS端末で、月額490円で子どもを見守ることができるリーズナブルな価格も魅力の一つとなっています。

soranome(ソラノメ)の特徴
  • 4G LTE + GPSで子どもの居場所を正確に把握できる
  • 1分30秒おきに居場所を計測できるので足取りが正確
  • SOSボタンを搭載していて緊急時に通知できる
  • アプリ「PocketGPS」がシンプルで使いやすい
  • 1台のスマホで4人まで見守りができる
  • 最大1週間のバッテリー駆動時間
  • IP55の生活防水で雨に濡れても大丈夫
  • iOS・Androidに対応している
  • 本体サイズ:51 × 51 × 15mm
  • 本体重量:39g
  • 月額費用:490円
  • 端末代金:14,520円
  • 初期費用:3,300円

soranome(ソラノメ)はただのGPS端末ですがスマホに「PocketGPS」という専用アプリをインストールすることで、どこに端末があるのかを確認することができます。

ただ、居場所が分かるだけでなくて移動履歴を1分30秒置きに取得できて最大30日間保存されているので数日前にどこに行ったとか履歴を追うことも可能となっています。

ドコモのイマどこサーチはブラウザから居場所をいちいち検索しないといけないので、少し使いにくいと感じることがありますが、soranome(ソラノメ)の最大のメリットは専用アプリの使いやすさ・検索のしやすさです。

アプリを起動するだけですぐに位置情報を取得して子どもがどこにいるのか確認することができるのでとても使いやすいですよ。

現在、2021年8月31日まで端末代金が安くなるキャンペーンを実施しているので新生活に合わせて申し込みをしてみてはいかがでしょうか。

soranome(ソラノメ)でどんな安心が手に入る?

soranome(ソラノメ)
soranome(ソラノメ)

保育園・幼稚園児の迷子

キッズ携帯は小学生になってから持つというイメージがありますが、soranome(ソラノメ)はシンプルな端末なので未就園児も安心して持たせることができます。

1歳〜2歳くらいだと親元から離れることは基本的にないです。

ただ、3歳以上になると自分でどこでも勝手に走り回るようになります。買い物に一緒に行くだけでも1人でどこでも走り去っていってしまうので、このようなGPS端末をポケットの中に忍ばせておくだけでも安心を得ることができます。

実体験ですが、本当に気をつけていたとしてもこれくらいの年齢の子は突然姿を消します。汗だくになって30分くらい探し回ったこともありました。そんな時に、このようなGPS端末があったら…。

友達と遊びに行くとき

小学生になると学校の放課後に友達の家に行ったり、公園に行ったりして遊んだりするので行動範囲が広くなります。

帰ってこない…ことは基本的にありませんが、何があるか分からないですからね。事故に巻き込まれる可能性もありますし、変質者情報とかもありますし…。

なので、いざというときに足取りが分かるGPS端末があると安心することができます。

soranome(ソラノメ)どんな人におすすめ?

格安スマホを使っている人

ドコモ、au、ソフトバンクのキャリアのスマホを使っている場合はキャリアのキッズ携帯を使えますが、格安スマホを使っている場合はキッズ携帯を使うことができません。

soranome(ソラノメ)はスマートフォンを使ってるなら通信会社は関係ありません。ワイモバイル・UQモバイル・楽天モバイルのスマホを使ってたとしても使うことができます。

電話やメールはできないですが、位置情報サービスだけの端末なのでシンプルで位置情報ツールとしては使いやすいです。

兄弟がいて2台目に

兄弟がいるならどちらかにsoranome(ソラノメ)を使ってもらうのはおすすめです。というのも、自宅に固定電話を引いていないと仕事に行ってる親との連絡ができなくなってしまいます。

なので、上の子には普通に電話ができるキッズ携帯を持たせます。で、下の子には位置情報だけわかるsoranome(ソラノメ)を持ってもらえば十分なんですよね。

soranomeとキッズ携帯
soranomeとキッズ携帯

我が家は子どもが3人いて上の子2人はキッズケータイを持たせていますが、片方の電話しか使っていないんですよね。なので、このようなGPS端末だけで十分かもなーと。一番下の子は間違いなくGPS端末にすると思います。

ただ、女の子の場合はキッズ携帯の方がいいかも。お母さんにメッセージするのが楽しいらしいので…。男の子は本当にGPS端末があれば十分といった感じです。

soranome(ソラノメ)レビュー

端末の外観デザイン

soranome(ソラノメ)のパッケージ
soranome(ソラノメ)のパッケージ

soranome(ソラノメ)の本体サイズは51 × 51 × 15mmととてもコンパクトな端末となっています。

soranome(ソラノメ)のサイズ
soranome(ソラノメ)のサイズ

充電ポートはマイクロUSBポートとなっています。充電ケーブルは付属していないので対応している充電器(USB-A to マイクロUSB)を持っていない場合は別途購入する必要があります。

GPSと4G LTEの電波を使うことで正確な位置情報を取得してスマホに情報を送信していますが、nanoSIMカードが入っています。

nanoSIMに対応している
nanoSIMに対応している

基本的にsoranome(ソラノメ)を申し込むとSIMカードが入った状態で送られてくるので、SIMカードを取り出すことはないと思うので触らないようにしときましょう。

電源ボタンを長押しで電源をONにすることができます。

soranome(ソラノメ)の電源ボタン
soranome(ソラノメ)の電源ボタン

soranome(ソラノメ)は端末の取り付けることができるカバーを付属していていイエロー、ブラック、ピンク、ライトブルーの4色から好きなカバーを使うことができます。

子どもの好みによって本体の色を変えられるのは嬉しい配慮です。各色のカバーを端末に装着するとこんな感じとなります。

イエロー、ブラック、ピンク、ライトブルー
イエロー、ブラック、ピンク、ライトブルー

気分によって色を変えることができるのもいいのかも。(子どもにそんな気分はないけど…w)

端末のサイズ感

4歳児の息子に持たせてみましたが、これくらいのサイズ感です。(なぜだか知らないけど丁寧に持ってくれました。写真に写ってないけど顔も笑顔。)

soranome(ソラノメ)の大きさ
soranome(ソラノメ)の大きさ

端末はとても小さくて子どもでも扱いやすいサイズとなっていますし、そもそも電源をONにしておけば操作をする必要がないので未就園児にも安心して持たせることができます。

ストラップを取り付けができるので首からぶら下げることができます。

ランドセルの中に入れておくのもいいかもですね。

ランドセルの中に入れておく
ランドセルの中に入れておく

まあ、せっかくストラップを付けられるのでランドセルの横に引っ掛けるのがいいのかも。端末にSOSボタンを搭載しているのでランドセルの横に引っ掛けておくことですぐにボタンを押すことができるので安心かもですね。

soranome(ソラノメ)の安心機能

リアルタイムで居場所が分かる

soranome(ソラノメ)はリアルタイムで子どもの居場所を知ることができます。

そんな、リアルタイムで知る必要ある?

って思うかもしれないけど、小学1年生の最初の頃って本当に不安なんですよね。小学生になりたての頃はこのようなGPS端末の存在はありがたいです。

居場所は専用アプリ「Pocket GPS」から確認することができ、iOS・Androidに対応しているのでスマホを使ってるならsoranome(ソラノメ)を使うことができます。

Pocket GPS
Pocket GPS

起動するだけですぐに居場所が分かるのでシンプルで使いやすいです。

居場所をアプリですぐに確認できる
居場所をアプリですぐに確認できる

位置情報の精度ですが場所によっても異なりますがとても正確です。家の中にいても数メートルほどの誤差しかなく正確な位置情報を得ることができます。

なお、最新のバージョンでは位置の周囲にサークルが表示されていて誤差範囲がどれくらいなのか視覚的に分かるように改善されています。

位置情報の更新間隔を1分30秒から取得できる

soranome(ソラノメ)はアプリの設定から位置情報の更新間隔を1分30秒〜30分で設定することができます。(画像はアップデート前のもので3分からとなっていますが1分30秒から設定ができ60分の項目はありません。)

位置情報の更新間隔
位置情報の更新間隔

位置情報が自動的に更新されるのはホントに便利ですね。しかも、月額費用だけで何回でも更新できる。ドコモとソフトバンクのGPSの検索はするたびに5円かかってくるので、コストパフォーマンスもかなり良いです。

移動履歴も追える

soranome(ソラノメ)は移動履歴も30日間保存されていて、このようにマップ表示で確認することができます。

移動履歴も30日間確認できる
移動履歴も30日間確認できる

家の中の細かい移動も記録されてる(笑)

位置情報の正確さ
位置情報の正確さ

移動履歴を追う必要性はほとんどないと思いますが、何か問題が起きた時に子どもの行動ルートを追うことができるのはありがたい機能なのかもしれません。(あんまり詮索はしたくないけどね。)

指定したエリアに入ると通知してくれる

soranome(ソラノメ)は「通知エリア」の設定をすることができ、通知エリア内に入ってきたらスマホに通知してくれる機能を搭載しています。

通知エリアの設定
通知エリアの設定

例えば、塾に行ったらスマホに通知、家の近くまできたらスマホに通知…といった使い方ができますね。

外で働いていてちゃんと家に帰ってきたかどうかをリアルタイムで通知を受けることができるので何気に便利な機能です。

何かあったらSOSボタンで通知できる

soranome(ソラノメ)は本体中央に大きめなボタンを搭載していますが、このボタンを長押しすることでSOS発信することができます。

ボタン長押しでSOS発信
ボタン長押しでSOS発信

SOS発信すると端末のLEDが赤色に点滅します。ちなみに、ブザーは搭載していないので無音ですが、威嚇せず静かに助けを呼ぶのなら良いのかも?(キャリアのキッズケータイは大音量のブザーが鳴る)

通知はこのようにスマホにプッシュ通知されます。

soranome(ソラノメ)からのSOS通知
soranome(ソラノメ)からのSOS通知

タップするとSOS発信された位置情報と時間を確認することができます。

SOS通知の画面
SOS通知の画面

SOS通知は継続的に通知されるのでリアルタイムで位置情報を確認できるので安心ですよね。SOS通知はスマホ側で停止するスタイルとなています。

電池が切れそうになったら通知してくれる

soranome(ソラノメ)は1週間ほど充電しなくても使うことができるので週末に1回だけ充電するだけで使うことができます。

実際に使ってみたところ3分間の更新間隔設定にしててもそこそこの電池持ちがあったのでバッテリー持ちはかなり良いのかなぁと感じました。

また、GPS端末本体の電池残量が20%以下、10%以下になるとスマートフォンに通知が届きます。

soranome(ソラノメ)のバッテリー残量
soranome(ソラノメ)のバッテリー残量

これね、とても優しい機能なんですよね。キッズ携帯ってランドセルの中に入りっぱなしになることが多く気付いたら電池が切れてた..なんてことがあり使いたいのに使えない時があったりします。

(ドコモのキッズ携帯はアプリがiPhoneに対応していないのでAndroidなら通知は受けられると思う。)

電池切れそうになったら通知してくれるので通知が来たら充電すれば良いのでとても便利です。また、アプリ側で常に電池残量の確認もできます。

1台のスマホで最大4人まで登録できる

スマホ1台で最大4台のsoranome(ソラノメ)を登録することができます。

最大4台まで登録できる
最大4台まで登録できる

なので、子どもだけでなくおじいちゃん・おばあちゃん用の見守りGPSとしても使うことができますね。また、一つの端末に3台のスマートフォンで見守ることもできるようになっています。

soranome(ソラノメ)の初期設定

soranome(ソラノメ)の位置情報はスマホに「Pocket GPS」というアプリをインストールして初期設定することがで使えるようになります。

登録はとてもカンタンで、アプリを起動してメールアドレス、パスワード、端末の裏面に記載されている製品番号6桁を入力して「アカウントの登録」をします。

アカウントの登録
アカウントの登録

登録したメールアドレスにURLが送信されるので、それをクリックして「購入したPocked GPSを登録」します。

購入したPocked GPSを登録する
購入したPocked GPSを登録する

購入したPocked GPSを登録するので、soranome(ソラノメ)の電源が入った状態で端末の製品番号を入力します。「Pocked GPSの登録」の画面に対象の製品番号が表示されるので、それをタップします。

Pocked GPSの製品番号を入力
Pocked GPSの製品番号を入力

これで無事に登録完了です。

複数台の登録も同じように登録ができると思います。

soranome(ソラノメ)の料金

端末価格と月々の料金

soranome(ソラノメ)は端末は14,520円(605円×24回)、事務手数料 3,300円、月額539円で使うことができます。キャリアのキッズ携帯と比較していました。

soranomeの価格(税別)
  soranome ドコモ au ソフトバンク
月額料金 539円 550円 + 220円 = 770円 550円 + 330円 = 880円  490円 + 200円 = 690円
機能 位置情報 電話、ショートメール、位置情報
端末価格 14,520円 SH-03M:14,256円 mamorino5:16,200円 キッズフォン2:18,000円

大手キャリアのキッズ携帯は基本料 + 位置情報サービスの料金かかるので端末代金を含めると月々1,300円ほどの費用がかかります。

キッズ携帯なので電話をしたりメールをしたりすることができますが、必ずしも必要な機能ではありません。そんな中で、soranome(ソラノメ)は位置情報サービスに特化し月539円 + 605円の月々1,100円ほどで使うことができ、通信費用を抑えることができます。

安心保証パック

soranome(ソラノメ)は自然故障による1年のメーカー保証が付いています。

子どもが使う端末ということでとてもシンプルな端末でそうカンタンに壊れることはないと思いますが、「あんしん保証パック」を月額220円で付けることができます。

破損、水没によって端末が故障したり盗難、紛失してしまった場合はあんしん保証パックを付けていれば、3,300円の交換手数料だけで本体交換代金を免除してくれます。

見守りGPS・soranome(ソラノメ)レビュー:まとめ

soranome(ソラノメ)
soranome(ソラノメ)

soranome(ソラノメ)は月額539円で使うことができるGPS端末です。スマートフォンであれば通信会社関係なしで位置情報を検索することができるので格安スマホを使っている方でも利用することができます。

soranomeの良いところ
  • シンプルな端末で未就園児に持たすことができる
  • 位置情報を最短1分30秒置きに自動的に取得できる
  • 電池持ちが良い、切れそうになったら通知してくれる
  • IP55の生活防水で雨に濡れても大丈夫
  • 月額490円で使えるので安い
  • iOS・Androidのスマホから使える
  • アプリの画面が見やすく使いやすい

キッズ携帯と違ってシンプルでコンパクトな端末なので未就園児の子どもに持たせても(ポケットの中に入れておく)問題ないのがいいですね。どこか消えたとしてもすぐに探すことができますし、いざという時に安心できます。GPS端末としては十分な性能を持っています。

soranomeの惜しいところ
  • 特になし

デメリットは特にないですね。本当かよ?って思うかもですがGPS端末としては必要な機能は搭載していますし、電話機能が必要ならキッズ携帯を選ぶべきですし、不満はありません。

ただのGPS端末で子どもを見守りをしたいならsoranome(ソラノメ)という選択肢はアリだと思います。

現在、2021年4月30日まで端末代金が安くなるキャンペーンを実施しているので新生活に合わせて申し込みをしてみてはいかがでしょうか。

公式サイトから申し込みをすることが可能となっています。

キッズケータイはこちらをどうぞ。

https://sin-space.com/entry/welcomesumaho-docomo