AppleのiPhone 16(2024)例年通りのスケジュールなら2024年9月に発売しますが、iPhone 15を待つべきか、現行のiPhone 15を買っていいのか迷いますよね。
結論を先に書くと、2024年6月頃まではiPhone 15を待つ必要はないです。見た目や性能で15シリーズでいいかなと思ってるならサクッと好きなサイズ、スペックのiPhone 15、iPhone 15 Proを買って問題ありません。
この記事では「iPhone 16を待つべき理由」と、「待たなくてもいいよ。iPhone 15を買っちゃいましょう。」について書いたのでiPhone 16にしようか、iPhone 15を待つか迷ってるよーって方は参考にしてください。
この記事の目次
iPhoneは毎年9月に新型モデルが登場
iPhoneは毎年9月〜10月の秋に新型モデルが登場しています。2020年は感染症拡大の影響もあって10〜11月と発売が遅れましたが、iPhone 15、14、13シリーズは従来通り9月に発売しています。
歴代のiPhoneの発売をまとめました。
- iPhone 15:2023年9月
- iPhone 14:2022年9月
- iPhone 13:2021年9月
- iPhone 12:2020年10月〜11月
- iPhone 11:2019年9月
- iPhone XR:2018年10月
- iPhone XS:2018年9月
- iPhone X:2017年11月
- iPhone 8:2017年9月
- iPhone 7:2016年9月
- iPhone 6s:2015年9月
iPhone 6以前のモデルは省きますがiPhone 5以降は9月に発売し1年置きに新モデルが登場する流れは今後も続くはずで、2024年9月にAppleイベントの開催を告知し新型が発売されるのは間違い無いでしょう。
製品サイクルは本当に早いというか、そろそろ1年置きに新型を発売しなくてっもいいのではって気もしますが、2024年もしっかりiPhone 16が発売となることでしょう。
iPhone 16はこんな端末になる(らしい)
iPhone 16シリーズは画面サイズが現行モデルよりも大型化する見込みで6.1インチが6.3インチ、6.7インチが6.9インチになってより大きな画面で使うことになるようです。
プロモデルのiPhone 16 Pro、16 Pro Maxの本体デザインは現行モデルと基本的に同じでサイドフレームはチタニウムを採用した質感の高いものになります。
標準モデルのiPhone 16、iPhone 16 Plusはカメラの配置が対角から縦配置に変更されてiPhone 12またはiPhone Xのようなデザインになる可能性があります。
すでにiPhone 15 Pro / 15 Pro Maxで対応しているApple Vision Proの空間ビデオの撮影に対応するためのようで、iPhone 16 Pro / 16 Pro Maxは超広角と広角カメラはすでに縦並びで配置変更はないでしょう。
また、ミュートスイッチが廃止となってアクションボタンを搭載してiPhone 15 Proと同じ操作感になるとのことです。
- 画面サイズ:6.3インチと6.9インチの2種類
- 16 Pro / 16 Pro Max:チタニウムフレーム + マットガラス
- 16 / 16 Plus:アルミフレーム + マットガラス
- それぞれスタンダードとプロの2モデルが存在する
- アクションボタンが全モデルに搭載される
- 16 Pro / 16 Pro Max:A18 Pro(第2世代 3nm)を採用
- 16 / 16 Plus:A17 Pro(3nmプロセス)を採用
- 16 Pro / 16 Pro Max:光学5倍望遠カメラを搭載
- 最新の無線Wi-Fi 7に対応する
- 16 Pro / 16 Pro Max:積層スタックバッテリー?
- 2024年9月に予約、発売を開始する
画面サイズが大きなることでベゼル幅は現行モデルより狭くなると思いますが全体的に端末サイズは大きくなるようで、望遠カメラも16 Proに光学5倍のテトラプリズム望遠レンズを搭載する可能性があるようです。
iPhone 16を待つべきか?
iPhone 16を待つべき理由は少ない
新型iPhone 16シリーズを待つべき理由をまとめした。
- 第2世代3nmのA18 Proで発熱問題を回避したい
- さらに大きい画面サイズのiPhoneが欲しい
- iPhone 16 Proで光学5倍望遠カメラを使いたい
- 充電速度が速くなる可能性がある
iPhoneはもう成熟してるので正直なところiPhone 16を待ったところで劇的に何かが変化することはないです。iPhone 16を待つべき理由は少ないですが、それでも進化・改善することはあるはずです。
最新のSoCで発熱と電池持ち改善に期待
iPhone 16 Proは最新のA18 Proを採用する見込みですが第2世代の3nmプロセスで製造されたSoCになって電力効率がさらに向上することでしょう。
現行のiPhone 15 Proに搭載してるA17 Proは世界初の3nmプロセスということもあって発熱しやすいチップです。
熱ダレによるサーマルスロットリングは起こしにく安定したチップではありますが発熱はしやすいのでA18 Proでは最新の3nmプロセスで改善されてる可能性が高いのでより安定性を求めるならiPhone 16 Proを待ってもいいかもしれません。
さらに大きい画面サイズのiPhoneが欲しい
iPhone 16シリーズは画面サイズがさらに大きくなると見られています。
- iPhone 15 → 16:6.1インチ → 6.3インチ
- iPhone 15 Plus → 16 Plus:6.7インチ → 6.9インチ
- iPhone 15 Pro → 16 Pro:6.1インチ → 6.3インチ
- iPhone 15 Pro Max → 16 Pro Max:6.7インチ → 6.9インチ
実際にサイズアップするかは不確定ですが、6.1インチだと小さい、6.7インチだと大きすぎるという人にとっては6.3インチはちょうど良いサイズ感になる可能性があるので待つ理由の一つになりそうです。
また、6.7インチより大きな画面でゲームをしたいなら6.9インチのiPhone 16 Pro Maxを待ってもいいかもしれません。
16 Proで光学5倍望遠カメラを使いたい
これも不確定要素ですがiPhone 16 ProにiPhone 15 Pro Maxで搭載されてるテトラプリズムの光学5倍望遠レンズを搭載すると噂されています。
個人的に光学3倍のままセンサーサイズを大きくして欲しいのですが6.3インチになって筐体サイズが大きくなったら可能性としてはあり得そうですよね。
光学5倍望遠カメラは遠くの被写体をより迫力の画角で撮影できる面白さはあるので、光学3倍じゃ物足りないけど6.7インチの大画面ディスプレイは使いたくないならiPhone 16 Proを待ってみるのもいいでしょ。
充電速度が高速化される可能性
iPhone 16 Pro / 16 Pro Maxは積層スタックバッテリーを採用する噂もあってバッテリーが強化されるかもしれません。(可能性は低そうだけど。)
バッテリーが強化されなくても充電速度は現行の27Wから40Wの急速充電に対応しMagSafe充電も15Wから20Wになるという情報もあるので充電周りに強化に期待するならiPhone 16 Proを待つのもアリでしょう。
(ただ、現行モデルもUSB Type-Cポートを採用してるので問題ないです。)
iPhone 15が欲しいけど費用を抑えたい
「ほんとはiPhone 16はいらない。iPhone 15が欲しい。でも高くて躊躇している。」という方はiPhone 16を待ってもいいです。
iPhoneは最新モデルが出ると1世代前の端末を値下げし継続販売していて、iPhone 14もiPhone 15の発売と同時に値下げしています。
iPhone 15 Pro、15 Pro Maxは販売終了になって標準モデルのiPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 14が値下げされる感じになるでしょう。
時期 | 2023年9月〜 | 2024年9月〜(?) |
---|---|---|
iPhone 15 | 124,800円 | 112,800円 |
iPhone 15 Plus | 139,800円 | 124,800円 |
iPhone 14 | 112,800円 | 95,800円 |
2023年9月にiPhone 15シリーズが発売してiPhone 14、iPhone 14 Plus、iPhone 13が値下げされて継続販売されたのでiPhone 16シリーズが発売されると同じように値下げされることになりそうづ
正直なところ、iPhone 14でも十分すぎる性能を持ってるのでこだわりがないなら2024年9月に型落ちとなったiPhone 14を買うのもいいと思います。
iPhone 16ではなく15を買ってもいい理由
iPhone 16を待たずにiPhone 15を買ってもいい理由についてです。
2023年6月頃までは買ってヨシ
iPhone 15・15 Proは2023年9月に発売されて現時点の最新モデルなので、iPhone 15が欲しいと思った今が買い時となります。
時間が経てば経つほどiPhone 15の発売が近付いて買い時を失ってしまうので、iPhone 15が欲しいなら現時点の今が一番の買い時となります。
ちなみに、4月前後は入学シーズンでキャリア向けのお得なサービスがあるかもしれません。6月頃になってくるとiPhone 16の発売まで3ヶ月を切ってるので情報を集めるのがおすすめです。
世界最高レベルのチップで性能が高い
iPhone 15 Proに採用されているSoCは最新の技術を使って製造されたA17 Proを搭載しiPhoneシリーズで最も高速で体感速度が快適な端末でiPhone 16を待つ必要性は皆無と言っていいくらいです。
機種 | iPhone 15 Pro | iPhone 14 Pro | iPhone 14 / 13 | iPhone 12 | iPhone 11 | iPhone XR・XS |
---|---|---|---|---|---|---|
SoC | A17 | A16 | A15 | A14 | A13 | A12 |
シングルコアCPU | 2900 | 2500 | 2200 | 2000 | 1600 | 1300 |
マルチコアCPU | 7400 | 6500 | 5300 | 4800 | 3700 | 2800 |
GPU | 27000 | 22000 | 19000 | 16000 | 13500 | 9500 |
2018年のiPhone XRのA12 Bionic → A17 ProでCPUの性能が2.3倍、GPUの性能が3倍も向上し機械学習のニューラルエンジンの処理速度も大きく速く体感で違いが分かるほど高速化しています。
A17 Proは世界初の3nmプロセスで製造されたチップで電力効率も向上し電池の持ちも良いのでiPhone 12 Proからの乗り換えもおすすめです。
ちなみに、iPhone 14はA16 Bionicは第3世代の5nmプロセス(表記状は4nm)のSoCなので性能・電力効率共に優れた安定したチップでメモリも6GBで型落ちのiPhone 14にしてもいいでしょう。
16シリーズは端末サイズが大きくなるかも
iPhone 16シリーズは画面サイズが大きくなることが噂されていますが、画面が大きくなるということは筐体サイズも大きくなるのでコンパクトサイズなモデルが欲しい人にとっては改悪でしかありません。
モデル | 16シリーズ | 15シリーズ |
standard | 6.3インチ ? | 6.1インチ 147.6 × 71.6 × 7.80 mm 171 g |
Pro | 6.3インチ 149.6 × 71.5 × 8.25 mm 194 g | 6.1インチ 146.6 × 70.6 × 8.25 mm 187 g |
Plus | 6.9インチ ? | 6.7インチ 160.9 × 77.8 × 7.80 mm 201 g |
Pro Max | 6.9インチ 163 × 77.6 × 8.25 mm 225 g | 6.7インチ 159.9 × 76.7 × 8.25 mm 221 g |
すでに予想サイズと重量が公開されたりしますが、少しだけ本体サイズが大きくなってしまうようです。iPhone 13 miniの後継機種がないので少しでもコンパクトなiPhoneが欲しいとなると現行のiPhone 15シリーズがおすすめです。
カメラの画質も15シリーズは十分良い
iPhone 15シリーズのリアカメラは十分高性能なスペックを持っていて誰でも簡単にキレイな写真、動画撮影が可能です。
モデル | iPhone 15 Pro | iPhone 15 |
---|---|---|
広角 | 48MP(1/1.28型)・F/1.78 | 48MP(1/1.6型)・F/1.6 |
超広角 | 12MP(1/2.55型)・F/1.9 | 12MP(1/3.5型)・F/2.4 |
望遠 | 光学3倍 12MP(1/3.5型)・F/2.8 デジタルズーム×15 |
– |
3D | LiDARスキャナ | – |
イン | 12MP・F/1.9 | 12MP・F/1.9 |
写真 | Deep Fusion、スマートHDR 5、ナイトモード、フォトグラフスタイル | |
動画 | 4K HDR 60fps、シネマティックモード4K 30fps、アクションモード | |
フォーマット | HEIF、JPEG、DNG(Apple Pro RAW)、HEVC、H.264、HDR(ドルビービジョン、HDR10、HLG)、ProRes、ログ撮影 | HEIF、JPEG、HEVC、H.264 |
iPhone 15シリーズの広角カメラは4800万画素の高画素センサーを搭載しクロップズーム2倍による処理が可能で解像感の高い撮影が可能となっています。
iPhone 15は望遠カメラを搭載していないのですが広角カメラの望遠画角を使ってちょっとしたズーム画角でもしっかり使えますし寄って撮影もできます。
iPhone 15 Proは望遠カメラも搭載してるので望遠画角に強いです。
暗所撮影でもしっかり撮影可能です。
iPhone 16 Proの望遠カメラは光学5倍になると予想されていますが普段ちょうど使いやすい画角で望遠カメラを使えないデメリットが出てくるのでiPhone 15 Proのカメラがちょうど使いやすい画角と言っていいかもしれません。
MagSafe対応の充電器を使うことで本体をピタッとくっ付けて充電ができるだけでなく様々な対応アクセサリーを便利に使いこなすことができます。
本当にこの仕組みを考えたAppleの人は天才ですよね。
充電スタンドはサードパーティ製のものになり、純正のMagSafe充電器をスタンドにはめ込んで使っていますが、ケーブルなしでバチっとiPhoneを充電ができてしまう。
しかも、高さを出して目線が上がって視認性が向上し操作もしやすいので他のワイヤレス充電スタンドと比べても快適です。MagSafeアクセサリーを使えるのはiPhoneシリーズのメリットです。
まだ、使ったことない方で財布を持ち歩きたくないって考えてる方はMagSafeウォレットを使うためにiPhone 15に乗り換えるだけであたらしい世界が待ってます。
レザータイプではないファインウーブンウォレットは少し微妙ですけどね…。
今使っているiPhoneから考える
iPhone 16ではなくiPhone 15を買うべきかどうかは今現在使っているiPhoneから考慮することができます。
iPhone 15・14がいい人は
- iPhone 8、7、6sなど旧端末を使ってる
- iPhone X、XS、11を使っている
- iPhone SE(第3世代)を使ってる
iPhone 8、iPhone 7、iPhone 6sなどの旧型モデルはそろそろ機種変更をしてもいい頃合いになってきているのでiPhone 15、14、13にすぐにでも乗り換えてもいいでしょう。
とくにiPhone 15、14に乗り換えると動作速度が速すぎてビックリするかもしれません。
また、ジェスチャータイプの初代モデル・iPhone XやiPhone XS、iPhone 11 Pro、iPhone 11など少し前のモデルを使っている方もiPhone 15 Proに乗り換えるのもいいでしょう。
SoCの性能が向上して全体的な操作感が向上するだけでなく、原神など重めのゲームも快適に動かせて、バッテリー持ちが良くなってるので1回の充電で長く使えるようになります。
カメラの画質も向上し動画撮影もシネマティックモードで背景をぼかしながら撮影ができるので家族や猫ちゃんワンちゃんをキレイに撮影したいならおすすめです。
1世代前のiPhone 14でも十分いいと思います。
iPhone 16を待つべき人は
iPhone 14やiPhone 13を使っている方はiPhone 16にする乗り換える必要性は低いのでiPhone 15ではなくiPhone 16を待つのがいいでしょう。(もちろん、欲しいなら買うべきですが。)
- iPhone 14、iPhone 13を使ってる
- 型落ちになって安くなるiPhone 15が欲しい
- 6.3インチで光学5倍カメラが使いたい
2024年のiPhone 16シリーズはまだどんな仕様になるかは想像の域を抜けないので最新高性能モデルが欲しいなら今はiPhone 15 ProやiPhone 15 Pro Maxを買って問題ありません。
そこまで性能を気にしないならiPhone 16を待って型落ちになったiPhone 15やiPhone 14を少しでも安く手に入れるのが賢い方法ではないでしょうか。
→ iPhone 15を詳しく見る
→ iPhone SE3を詳しく見る
→ iPhone どれがいいかおすすめ機種の比較を詳しく見る
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