Google Pixel 6aは6.1インチのディスプレイに上位モデルのPixel 6と同じGoogle Tensorを搭載したミドルレンジスマホでPixel 5a(5G)の後継機種です。
ちょうど良い本体サイズに性能も高くてカメラの画質もキレイで抜けのない価格以上の高性能なスマホなのが特徴となっています。
この記事ではPixel 6aのデザイン・サイズ・性能・動作速度・カメラをレビュー。実際に使ってどうなのかメリット、デメリットも書いているのでPixel 6aを検討してるなら参考にどうぞ。
- ちょうど使いやすいサイズ感に
- GoogleらしいPOPな筐体デザイン
- Google Tensorの性能が丁度いい
- 画面内指紋認証でマスクしても使える
- カメラの画質がキレイに撮影できる
- 4K60Pの動画撮影ができる
- 内蔵スピーカーがステレオ対応
- おサイフケータイで電子決済できる
- IP67防水防塵で濡れても使える
- 端末価格が53,900円と安い
- 90Hzリフレッシュレート非対応
- 顔認証に対応していない
- ワイヤレス充電に非対応
- microSDカードが使えない
- 3.5mmオーディオジャックがない
→ 後継機種はPixel 7aです!
この記事の目次
Pixel 6aの特徴
- 6.1インチ 有機ELディスプレイ
- 解像度:フルHD+(2,400 × 1,080ピクセル)
- リフレッシュレート:60Hz
- SoC:Google Tensor
- メモリ:6GB、ストレージ:128GB
- 画面内指紋認証センサー
- カメラ:広角 + 超広角
- おサイフケータイ(Felica)対応
- IP67(水深1m30分)防水防塵に対応
- 内蔵スピーカー:ステレオ、ワイヤレス充電:非対応
- サイズ:152.2 × 71.8 × 8.9 mm、178g
- 端末価格:53,900円
- 発売日:2022年7月28日
Pixel 6aは6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しています。従来型のPixel 5a(5G)の6.34インチからサイズダウン、上位のPixel 6からも小型化し操作性が向上しました。
SoCは独自チップのGoogle Tensorを搭載しメモリは6GB、ストレージ容量は128GBと使いやすいスペックとなっています。
Pixel 6aの背面パネルは光沢のあるパネルに薄くなったカメラバーのあるツートンカラースタイルを採用しています。
Googleらしいポップな雰囲気のスマホで他社メーカーとは違うデザイン性の高いスマホに仕上がっていて、なかなかいい感じではないでしょうか。
Pixel 6aの生体認証は画面内指紋認証に対応し、指を使ってサッと画面ロック解除して使い出すことができます。
残念ながら顔認証には非対応ですが、指紋認証によりマスクをしていても指でサッと画面ロック解除可能でとくに問題なく使えます。
Pixel 6aのリアカメラは広角、超広角のデュアルカメラを搭載しています。
カメラっぽくないデザインで見た目も美しく、Pixel 6よりもレンズの高さが抑えられているのでスッキリとしたデザインとなっています。
広角だけでなく超広角画角の撮影ができて望遠カメラはないものの最大7倍の超解像ズームに対応し幅の広い撮影が可能です。
Pixel 6aのバッテリー容量が4,410mAhで電池持ちはPixel 6よりも改善しています。さらに、IP67の防水防塵である程度濡れても大丈夫、おサイフケータイでメインスマホとして使えます。
Pixel 6aはau、ソフトバンク、Google Storeで購入可能です。価格はGoogle Storeで53,900円となっておりau、ソフトバンクも乗り換えなら3万円台になります。
Pixel 6a レビュー
では、Pixel 6aをレビューしていきます。
ポップなGoogleらしい本体デザイン
Pixel 6aの本体デザインはPixel 6と基本的に同じとなってカメラバーの高さが少し低くシンプルなデザインになったのが特徴です。
Pixel 6aの本体デザインが新世代になって従来のPixel 5a(5G)から大きな変貌を遂げることに。ぼてっとしたスタイルからカッコいいスタイルに大きく変化しています。
マットな背面パネルから光沢のあるパネルになったので指紋は付着しやすくなりましたが、ライトな本体カラーを選ぶなら気にならないでしょう。
Pixel 6aのカラーラインナップはSage、Chalk、charcoalの3色から選べます。
今回レビューしているPixel 6aはSageとなっていてPixelらしい色でいい感じです。
また、別売りのマット調な純正ケースを装着して使うと光沢のある背面パネルは気にならなくなります。
純正ケースを装着することでカメラの出っ張りが目立たなくなって筐体をしっかり守ることも可能です。
画面以外を全て守る完全ケースタイプなので本体サイズは少し大きくなってしまいますが、落下などに怯えることなく使うことが可能です。
操作ボタンは筐体右上からサイドボタン、音量ボタンを搭載しています。
本体上はマイクの穴があるだけでPixel 6aは3.5mmオーディオジャックは非搭載となっています。
Pixel 6aは本体左側にカードスロットを搭載しnanoSIMを入れられるようになっています。
SIMカードは1枚のみ対応でeSIMによるDSDVに対応、microSDカードは入れられないので容量の拡張はできません。
ただ、Pixel 6aのストレージは128GBあるので普通に使ってて容量が足りなくなる可能性は低いですが、写真や動画をたくさん撮影するならGoogle Photoを使うのがいいでしょう。
Pixel 6aの外部ポートはUSB-Cを採用しています。
通信規格はUSB-Cで通信規格はUSB-C 3.1 Gen 1に対応していて最大5Gbpsでデータ通信が可能です。microSDカードがないのでUSB-Cケーブルでサクッとパソコンに動画データを移動できますね。
なお、Pixel 6aを充電するなら高出力充電ができるAnker 711 Nano II 30Wがおすすめです。
充電ケーブルはAnker PowerLine Ⅲ Flowが柔軟性のあるケーブルで絡まりにくいのでとても使いやすいですよ。
なお、Pixel 6aはワイヤレス充電には対応していません。
筐体サイズはコンパクトに
Pixel 6aは6.1インチのディスプレイを搭載し、本体サイズは152.2 × 71.8 × 8.9 mmとPixel 5a(5G)よりもコンパクトになって重量は178gと軽い端末になっています。
従来モデルのPixel 5a(5G)の本体横幅は73.2mmで片手操作は厳しかったですが、Pixel 6aは横幅71.8mmになってギリギリ片手操作ができるサイズになりました。
もちろん手が小さい方は片手操作は難しいですし、Xperia 5 IIIなどの小型スマホと比べると大きい端末となっています。
とはいえ、Pixelシリーズでコンパクトなモデルが出たのは久しぶりなので小さいPixelが欲しかった方にとっては最高の端末と言っていいかもしれません。
フルHD画質の有機ディスプレイを採用
Pixel 6aは6.1インチの有機ディスプレイ、保護ガラスは高耐久ガラスCorning Gorilla Glass 3を採用しています。
モデル | Pixel 6a | Pixel 5a (5G) |
---|---|---|
画面サイズ | 6.1インチ(20:9) | 6.34インチ(20:9) |
パネル | 有機ELディスプレイ | |
解像度 | 2,400 × 1,080ピクセル(429ppi) | 2,400 × 1,080ピクセル(413ppi) |
リフレッシュレート | 60 Hz | |
コントラスト比 | 1,000,000:1 | |
HDR | ◯ | ◯ |
Pixel 6aの解像度は2,400 × 1,080ピクセル、リフレッシュレートも60Hzと同じ。フルHD画質で文字は滑らかで見やすく、フルHDの動画コンテンツもフルで楽しめます。
Pixel 6aのディスプレイ仕様はPixel 5a(5G)と同じでリフレッシュレートも60Hzのままと物足りないですが、性能とバッテリーのバランスは取れてる端末になっています。
画面内指紋認証に対応
Pixel 6aの生体認証は顔認証に非対応ですが、画面内指紋認証に対応し画面中央下部分に指紋センサーが埋め込まれて、登録した指を当てるだけで画面ロック解除ができます。
認証精度と速度は普通です。とくに速いわけでもなく指を1秒くらいセンサーに乗せると認証してくれて、使用感としてはPixel 6の画面内指紋認証とほぼ同じです。
画面がスリープ状態だと画面内指紋認証が使えないので画面をタップして認証マークを表示させるか、「常時表示」を有効化して常に指紋認証が使える状態にできます。
ただし、常時表示をONにすると電池持ちが悪化するのでケースバイケースですね。端末を少し動かせば指紋マークは表示してくれるのでOFFでもいいかも?
内蔵スピーカーはステレオに対応
Pixel 6aの内蔵スピーカーはステレオに対応しています。
音質は自然で低音〜高音までしっかり鳴っていてPixel 5a(5G)よりもPixel 6aのスピーカーは音圧も向上しているのかしっかりとしたサウンドを楽しめます。
Google Tensorを搭載
従来のPixel 5a(5G)まではSnapddragonを採用してたのが、Pixel 6aはGoogleも独自SoC(システムオンチップ)・Google Tensor(Tensor Processing Unit)に移行しました。
TensorはGoogleが5年前から開発しベースとなっているのはGoogleのデータセンターのサーバーで実用化していたのをスマートフォン向けにカスタマイズしたTPUとなっています。
AntutuでPixel 6aとPixel 5a(5G)のスコアを計測しました。
Pixel 6a | Pixel 5a(5G) | |
SoC | Google Tensor | Snapdragon 765G |
メモリ | 6GB / 128GB | |
総合 | 682259 | 382495 |
CPU | 183334 | 110768 |
GPU | 265873 | 100672 |
MEM | 95531 | 74866 |
UX | 137521 | 96199 |
発熱 | 37.2°(6.4°上昇) | 31.8°(4°上昇) |
バッテリー | 4%消費 | 3%消費 |
Pixel 6aはGoogle Tensorになってトータルで1.9倍も処理性能が向上しています。CPUは1.7倍、GPUは2.6倍になって性能が大きく向上しています。
Snapdragon 865あたりと同等性能でしょうか。ほぼハイエンドの性能を手に入れたPixel 6a、体感速度もPixel 5a(5G)よりも速く、このレベルのスマホが53,900円で買えることに驚きです。
快適な動作速度
Pixel 6aの実際の動作をChromeブラウザ、Twitterで動画にしました。
リフレッシュレートが60Hzなのでスクロールした時の文字の残像はありますが、アプリの起動、操作性はかなり快適となっています。
ゲームも快適に遊べる性能
Pixel 6aはGoogle Tensorを搭載しグラフィック性能も向上したのでゲームも高画質で楽しめます。
PUBGモバイルの画質設定「HDR」、フレームレート「ウルトラ」まで設定ができて、「スムーズ」で「極限」でのプレイも可能で快適にプレイできます。
PUBGモバイルの動作はかなり快適でストレスなく遊ぶことができそうです。
また、「原神」も普通にプレイ可能です。
画質のデフォルト設定は「中」となっておりSnapdragon 8 Gen 1を搭載しているハイエンドモデルと比べると性能は落ちますが、普通に楽しむなら十分な性能を持っています。
実際にPixel 6aで原神をプレイするとこんな感じで動きます。画質の設定はデフォルトの「中」となっています。
発熱はそれなりにする
Pixel 6aはPixel 5a(5G)よりも性能の高いSoCを搭載しているのでゲームなど負荷のかかるアプリを使うとそれなりに発熱します。
原神プレイを10分ほどプレイした時の発熱はバッテリー温度が37.8°、CPU温度が44.8°となっていました。
筐体もそれなりに熱くなってくるので夏場のクーラーの効いてないところでの長時間プレイになると少し厳しいかもしれないですね。
ただ、普段使いにおいては発熱は抑えられているので快適に操作できるでしょう。
Pixel 6aの実際の動作はYouTubeの動画レビューで実際の動作状況を確認できます。(→ YouTube:シンスペース)
Pixel 6aの電池持ち
Pixel 6aのバッテリーは4,410mAhと少しだけ容量が少なくなっていますが、電池持ちがどれほど違うのか比較してみました。
モデル | Pixel 6a | Pixel 6 | Pixel 5a(5G) |
---|---|---|---|
SoC | Google Tensor | Snapdragon 765G | |
容量 | 4,410mAh | 4,614mAh | 4,680mAh |
PUBG 30分 |
71 → 65%(6%消費) | 69 → 61%(8%消費) | 61 → 53%(7%消費) |
YouTube 1時間 |
67 → 61%(6%消費) | 75 → 69%(6%消費) | 75 → 69%(6%消費) |
原神 30分 |
61 → 50%(11%消費) | 80 → 68%(12%消費) | 80 → 68%(12%消費) |
8時間待機 | 5%消費 | 7%消費 | 4%消費 |
Pixel 6aのバッテリー持ちはPixel 6とPixel 5a(5G)の中間といったところでしょうか。1回の充電でしっかり1日持つバッテリーライフはあります。
Pixel 6a カメラのレビュー
カメラのスペック
Pixel 6aのリアカメラは広角、超広角のデュアルカメラ仕様となっています。
モデル | Pixel 6a | Pixel 5a (5G) |
---|---|---|
広角 | 画角:77° 1,220万画素(1/2.55型・1.4 μm)・F/1.7 |
|
超広角 | 画角:114° 1,200万画素(1.25 μm)・F/2.2 |
画角:117° 1,600万画素(1.0 μm)・F/2.2 |
AF | デュアル ピクセル位相差検出式オートフォーカス | |
インカメラ | 800万画素(1.12 μm)・F/2.0 | |
機能 | 夜景モード、トップショット、ポートレートモード、超解像ズーム、Live HDR+、デュアル露出補正、シネマティック撮影、ポートレートライト、消しゴムマジック、リアルトーン、顔のぼかし解除 | 夜景モード、トップショット、ポートレートモード、超解像ズーム、Live HDR+、デュアル露出補正、シネマティック撮影、ポートレートライト |
広角カメラのスペックは変わりないですが、超広角カメラは1,600万画素(1.0μm)から1,200万画素(1.25μm)と画素数が少なくなって画素ピッチが拡大しました。
広角カメラの画質
では、Pixel 6aの広角カメラのレビューをしていきます。
広角カメラのスペックはPixel 6a、Pixel 5a(5G)ともに同じなので、基本的な画質はどちらも同じとなってます。気持ち色合いや明るさが異なるくらいで大きな差はありません。
Pixelシリーズのいいところは世代によってカメラの画質というか色が大きく変わることがないところですね。どの世代のモデルでもいい感じに撮影できます。
ただ、Pixel 6aは解像感が少し甘めでPixel 5a(5G)の方がクッキリとした画質に仕上がります。ぱっと見は同じですが大きなディスプレイで見ると異なります。
Pixel 6aのイメージセンサーは1/2.55型と広角カメラとしては少し小さいので被写体に寄った時のボケ量は大きくないですが、白飛びもしっかり抑えていい感じの写真に仕上げてくれます。
Pixel 6a、Pixel 5a(5G)で比較すると大きな画質の差はありません。
ただし、センサーサイズが1/1.3型と大きいPixel 6と比較するとその差は出てきます。Pixel 6の方がボケ量が多く雰囲気のある写真に仕上がるので表現力はより高くなります。
超解像ズーム×2で撮影するとボケ感をより強く表現することが可能となっており、センサーサイズが大きいPixel 6の方がより雰囲気のある写真となります。
同じようにMX Master 3Sを撮影してみました。かなり接写してるのでPixel 6aでもそれなりにぼけ感を演出できます。
超解像ズーム×2で撮影し比べてみると、Pixel 6a、Pixel 5a(5G)だと大きな差はなさそうですね。
色合い、明るさともに似たような感じに仕上がっていますがPixel 6はセンサーサイズが大きいこともあってよりボケ感が強くいい感じの写真に仕上がっています。
望遠カメラがなくても広角カメラの超解像ズームで、ある程度は接写可能でノイズも少なく自然に仕上がるのでとても使えます。
Pixel 6aのカメラはAI処理が優秀なので自然な色、明るさにしっかり仕上げてくれますし、センサーサイズが小さいとはいえ解像感はそこそこあって十分使えるカメラとなっています。
超広角カメラの画質
Pixel 6aの超広角カメラをレビューしていきます。
超広角カメラを使うことで視野の広い写真を撮影可能で広角カメラと色合い、明るさに差がほとんどなく自然に切り替えて使えるのがいいですよね。
暗いシーンでもAI補正をしながらノイズを抑えて白トビと黒つぶれを抑えながらの撮影ができます。
画素数が1600万画素から1200万画素になったものの画素ピッチが広くなった影響かPixel 6aの方が解像感が高くなったようにも見えます。
超広角カメラの画質もなかなかいい感じではないでしょうか。
夜間撮影の画質
Pixel 6aで夜間撮影をしてみました。
ノイズが少なくとてもキレイに仕上がります。AI処理によって適切にHDR補正が入って白トビ、黒潰れもしっかり抑えながら明るく自然な写真になります。
Pixel 6aとPixel 5a(5G)と比較して色合いが少し異なりますが同じ感じの写真に仕上がりますが、解像感はPixel 6aよりも5aの方が上となっています。
超解像ズームだとPixel 6aも解像感の高い写真になるのでレンズというよりも処理に問題があるのかも。今後のアップデートで改善する可能性はありそうです。
夜の街に咲いている花を寄って撮影してみましたがいい感じです。
1/2.55型のセンサーなのでボケ量は少なめですが解像感が高くノイズが少なく色もいいので夜もしっかり使えるカメラと言っていいでしょう。
Pixel 6と比較するとボケ量が異なり、やはり1/1.3型の大きなセンサーを搭載しているのは強いですね。ボケ量が多くて雰囲気のある写真になります。
おでんの提灯もいい感じに撮影できます。
かなり暗いシチュエーションもそれなりに明るく撮影ができるのでとても使いやすいカメラです。
夜景モードを搭載しているので暗いところも明るく撮影することもできます。
Pixel 6aの広角カメラは1220万画素ですが解像感はとても高くてハム子さんの毛並みもしっかり表現できます。補正もかかりすぎてないので自然でいい感じ。
とはいえ、Pixel 5a(5G)も高精細なんですけどね。
つまり、カメラの画質は大きな進化はしてないってことですね。
消しゴムマジックに対応
ただ、Pixel 6aはGoogle Tensorを搭載したことで撮影した写真から人を消すことができる「消しゴムマジック」に対応しています。
自動で人を判別して削除してくれるので人の写り込みが気になる時に便利な機能ですね。
ただし、人以外のところも消えてしまうこともあるので完璧ではないので注意ですね。あくまでSNSでアップするときに役立つかな…?といったレベルの機能となっています。
動画も4K60Pでキレイ撮影可能
Pixel 6aの動画撮影は4K(60fps)に対応し電子手ぶれ補正もしっかり効くので安定した動画をキレイに撮影すること可能です。
この価格のスマホで4K60Pをそこそこキレイに撮影できるスマホは少ないので価格の安い動画カメラとしてもPixel 6aはしっかり使うことができそうです。
動画性能についてはYouTubeでレビューしてるので興味ある方は是非(→ シンスペース:YouTube)
Pixel 6a スペック
ディスプレイ | 6.1インチ(2,400 × 1,080ピクセル) 有機ELディスプレイ 60Hzリフレッシュレート |
---|---|
SoC | Google Tensor |
メインメモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
生体認証 | 画面内指紋認証 |
広角カメラ | 1220万画素(1/2.55型)・ƒ/1.7 |
超広角カメラ | 1,200万画素・ƒ/2.2 |
インカメラ | 800万画素・ƒ/2.0 |
オーディオ | ステレオ |
通信性能 | Wi-Fi 6(802.11ax)・6E、Bluetooth 5.2、5G通信(Sub-6) |
バッテリー | 4,410mAh |
ポート | USB-C |
サイズと重量 | 152.2 × 71.8 × 8.9 mm・178g |
価格 | Google Store:53,900円、au:、ソフトバンク |
発売日 | 2022年7月28日 |
Pixel 6aはGoogle Storeで53,900円で買うことができます。au、ソフトバンクでも取り扱いをしていて乗り換えなら割引になるのでもっと安く手に入れることもできます。
Pixel 6a レビュー:評価まとめ
Pixel 6aのメリット
- ちょうど使いやすいサイズ感に
- GoogleらしいPOPな筐体デザイン
- Google Tensorの性能が丁度いい
- 画面内指紋認証でマスクしても使える
- カメラの画質がキレイに撮影できる
- 4K60Pの動画撮影ができる
- 内蔵スピーカーがステレオ対応
- おサイフケータイで電子決済できる
- IP67防水防塵で濡れても使える
- 端末価格が53,900円と安い
Pixel 6aは画面サイズが6.1インチと控えめになって本体サイズもコンパクトになってちょうどいい、使いやすいサイズになってみんなにおすすめできるスマホになりました。
上位モデルのPixel 6、Pixel 6 Proと同じGoole Tensorを搭載し動作速度が改善しストレスはなく、ハイエンドのSoCと比較すると性能は劣るものの丁度いいスペックに仕上がっています。
GoogleのAIカメラはスペック以上にキレイな写真を撮影できて動画も4K60Pに対応しハイエンドスマホで出来ることもPixle 6aなら出てしまう凄さがあります。
Pixel 6aの最大のメリットはこの高品質なスマホを53,900円で手に入れられるところです。
コストパフォーマンスは最強と言ってもいいのではないでしょうか。
Pixel 6aのデメリット
- 90Hzリフレッシュレート非対応
- 顔認証に対応していない
- ワイヤレス充電に非対応
- microSDカードが使えない
- 3.5mmオーディオジャックがない
価格を考慮すると90Hzのリフレッシュレートには対応してて欲しかったところですが、バッテリー持ちなどバランスを考慮すると対応しない判断は良かったかもしれません。
また、画面内指紋認証が反応しないこともたまにあるので顔認証にはやっぱり対応して欲しいところ。デュアル生体認証はなんだかんだで使いやすいです。
Pixel 6aはどんな人におすすめ?
- 安くて使えるスマホが欲しい
- それなりにキレイな写真撮影したい
- 大きなスマホは嫌だ
Pilxe 6aは上位のPixel 6 Pro・Pixel 6と同じGoogle Tensorを搭載しスペックは申し分ないくらいで、これが53,900円で買えるのは素直に凄いです。
カメラもそこそこいい感じに撮影できますし、多くの方はPixel 6aがあれば満足できます。また、本体も大きくなりすぎず丁度いいサイズなのもPixel 6aの魅力ではないでしょうか。
→ Pixel 7、Pixel 7 Proはこちら
→ Pixel 6a・Pixel 5a(5G)の比較はこちら
→ Pixel 6、Pixel 6 Proはこちら
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