
AmazonのスマートディスプレイとなるEcho Show(エコーショー)は4つのモデルから選べますが、どれを選んでいいか迷うところです。
・Echo Show 5:12,980円
・Echo Show 8:22,980円
・Echo Show 10:29,800円
・Echo Show 15:47,800円
単純に価格の安さでEcho Show 5にしてもいいですが、それぞれ画面の大きさの違いで使用シーンにおける得意不得意があります。
この記事ではEcho Showシリーズの違いを比較し、どのようなーシーンでどのモデルがおすすめか書いています。Echo Showを検討している方は参考にしてみてください
この記事の目次
Echo Show シリーズ 違いを比較
画面サイズの違いを比較
Echo Showは4サイズあります。
一番大きいのがEcho Show 15の15.6インチ、その次にEcho Show 10の10.1インチ、Echo Show 8の8インチ、Echo Show 5の5.5インチとなっています。

Echo Showシリーズはただ単純に画面サイズが違うだけでなく筐体デザインも大きく異なるのが特徴となっており、同じEcho Showシリーズとは思えないほどデザインが違っています。

Echo Show 5と8はオーソドックスなただ単に置くだけの据え置き機なのでパーソナルディスプレイとして使えます。

なので、普通に机の上に置いて使うなら8インチにするか、5.5インチにするか画面サイズだけで選ぶことができます。
Echo Show 10は首振りモーション機能で360°動いて人のいるところに角度調整する特殊能力を持ち、本体自体は大きいのでアイランドキッチンやリビングのカウンターに置くのに適しています。

Echo Show 15はスタンドに装着して使うこともできますが、基本的に壁に取り付けて使うことを想定しています。

他のモデルと違ってEcho Showのために場所を確保する必要がないのがEcho Show 15の良いところです。そこに壁があれば取り付け可能でサイズも15.6インチと大きくフォトフレームとしてインテリアとしても使えます。
解像度はEcho Show 15は1,980 × 1,080ピクセル(フルHD)、Echo Show 10と8は1,280 × 800ピクセル(HD)、Echo Show 5は960 × 480ピクセルとなっています。


Echo Show 10と8は同じ解像度ですがプライムビデオ一覧表示はEcho Show 10の方が上となっているので、基本的に画面サイズが大きければ大きい方が情報が情報が多くなると見て良いでしょう。
スペックの違いを比較
Echo Showシリーズのスペックを比較しました。

Echo | Show 5 | Show 8 | Show 10 | Show 15 |
---|---|---|---|---|
特徴 | ベッドサイド、小棚に | 勉強机、仕事机に | アイランドキッチン、カウンターに | リビング、オフィスの壁に |
画面 | 5.5インチ | 8.0インチ | 10.1インチ | 15.6インチ |
フレーミング機能 | – | 対応 | 対応(首振り) | – |
解像度 | 960 × 480 | 1,280 × 800 | 1,980 × 1,080 | |
SoC | MT8169 B | ? | MT8183 | ? |
CPU | 6コア | 8コア | ||
NPU | Amazon AZ2 | Amazon AZ1 | Amazon AZ2 | |
スピーカー | フルレンジ 44mm ×1 | フルレンジ 52mm ×2 + パッシブラジエーター | ツイーター 25mm ×2 + ウーファー 64mm ×1 | ウーファー 2インチ ×2 + ツイーター 0.6インチ × 2 |
カメラ | 200万画素 | 1300万画素 | ||
音楽ストリーミング | Amazon Music、Apple Music、Spotify、AWA、うたパス、dヒッツに対応 | |||
Bluetooth | 対応 | |||
家電操作 | Zigbee、Threadボーダールーター | 対応 | Zigbee、Threadボーダールーター | |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz・5 GHz) デュアルバンド | |||
サイズ 重量 |
147 × 82 × 91 mm 456 g |
200 × 139 × 106 mm 1,034kg |
251 × 230 × 172 mm 2.56 kg |
408 × 257 × 36 mm 2.3 kg |
価格 | 12,980円 | 22,980円 | 29,980円 | 47,980円 |
画面サイズの大きさに合わせて解像度が異なり、Echo Show 15はフルHD対応、Echo Show 10、8がHD対応のディスプレイを採用してます。Echo Show 5はベッドサイドで使うことも想定したコンパクトなモデルなのでスペックも控えめなものとなっています。
内蔵スピーカーの違いを比較
Echo Showシリーズはいずれもスピーカーを内蔵していますが、音質の良さを順位付けしました。

最も音質の良い内蔵スピーカーを搭載しているのはEcho Show 10です。ツイーターとウーファーを搭載しているので重低音だけでなく高音もしっかり伸びて迫力サウンドを楽しめます。
ベースとなってるのがスマートスピーカーの「Echo」なので内蔵してるスピーカーは基本的に音質の良いモノを採用しており、コンパクトなEcho Show 5でもそれなりに良い音で音楽を楽しめます。
意外なのがEcho Show 15の音質です。やっぱ筐体が他のモデルと違って薄いこともあって内蔵スピーカーの音質はEcho Show 10、Echo Show 8と比べると劣ります。
壁掛けデバイスので部屋中に「良い音」を充満させたい気持ちはあるものの、音質を重視するならEcho Show 10が最も良い音を鳴らすことができます。
出来ることは同じ
Echo Showシリーズは基本的に出来ることは同じで画面サイズの違いか画面がくるくる回るか、壁に掛けられるかどうかの違いとなります。
時計、アラームが使える
時計として普通に使えます。

当たり前と言えば当たり前ですが、Echo Show 5ならベッドサイドでも丁度いい大きさとして使えるので入眠用の音楽を流したり、アラームで高機能な時計としてどうぞ。
天気予報を確認できる
「アレクサ、今日の天気は?」と話しかけるだけで天気予報の確認ができます。

朝、忙しい時に支度しながら天気予報を視覚だけでなく音声でも確認できるので意外と便利だったりします。
実際に子どもらは学校行く前に意外と使っていますよ。
ニュースを動画で見れる
「アレクサ、今日のニュースは?」でNHKなどのニュースを流し見できます。

テレビで放送されてるのをまとめて流してくれるので自分のタイミングでニュースを知れるのは意外と良かったりします。これも支度しながら見れるので意外と良かったりします。
音楽をいい音で楽しめる
「アレクサ、音楽をかけて」で音楽を流すことができます。

Echo Showシリーズはしっかりしたスピーカーを搭載しているのでFireタブレットよりもいい音で音楽を楽しめます。とくに、Echo Show 8、Echo Show 10は音が良いですよ。
プライムビデオやYouTubeを楽しむ
「アレクサ、プライムビデオを開いて」で動画視聴ができます。

Netflix、Paraviなど他社のストリーミングサービスも使えて、ブラウザ経由でYouTubeの視聴もできるのでコンテンツ消費マシンとしても使えます。
ブラウザで情報収集をする
もちろん、silkブラウザを搭載しているのでブラウザによる情報収集もできます。

壁掛けはさすがに使いにくいですが、ちょっと調べ物をしたいと気にリビングに掛けられているEcho Show 15から検索することができます。
クックパッドで料理レシピを確認する
「アレクサ、クックパッドでパスタのレシピ教えて!」で料理レシピを確認できます。

料理しながらだとタッチ操作できないことが多いですが、Echo Showなら声で遠隔でレシピを進められるのでとても便利です。キッチンに一台あるとスームズに料理できるかも?
ビデオ通話・部屋の確認ができる
Echo Showは全てのモデルでカメラを搭載していてビデオ通話が可能となっています。
端末同士だけでなくスマホのAlexaアプリから通話ができるので家族との連絡手段としても使えます。また、ライブ映像も見れるのでちょっとした監視カメラっぽい使い方も可能です。
Alexaと会話(クイズとか)をする
Alexaと会話をして楽しみましょう。
色々と話かけることで会話ができます。何言ってるのか分からないこともありますが、実際に子どもらはクイズしたり、じゃんけんしたりして楽しんでます(笑)
どのEcho Showがおすすめ?
Echo Show 5
Echo Show 5は5.5インチのスマートフォン並みに小さいスマートディスプレイなのでベッドサイドや勉強や作業する机の上に置いて使うデバイスです。

ちょっとした隙間があるなら棚に置くことができる機動性の高さを持っています。出来ることは他のモデルと同じですが画面が小さいので使用シーンは限定的です。
- ベッドサイドに置いて時計として
- 勉強、仕事机に置いて使う
ベッドの小棚に置いてただ単純に時計として使ってもいいですが、睡眠導入スキルを使って良好な眠り環境を作り出すことができます。
例えば、「おやすみの森」というスキルを有効にすることで自然の音をEcho Show 5から流して眠りに付くことができ、30分後には音量が下がって停止するようになっています。
また、目覚める時も目覚まし時計として使えますしスマートホーム機能で時間になるとカーテンを開けるように設定したり(SwitchBot カーテン)使い方は無限大です。

Echo Show 5はコンパクトなので勉強机、作業机に置くのもおすすめで、iMac 24インチなどモニター一体型のパソコンのデッドスペースを活かすことができます。
ビデオ通話もできるので違う部屋にもEcho Show 5を設置することで家族間で会話もできるので2階の子ども部屋とリビングを繋ぐ電話としても活用できます。
価格は12,980円とEcho Showシリーズで最も安く買うことができます。セールで5,000円以下になることも多いのでとにかく費用を抑えるならEcho Show 5はおすすめです。
→ Echo Show 5はこちら
Echo Show 8
Echo Show 8は8インチのディスプレイを搭載しEcho Show 5の大型モデルとなっています。

- 勉強仕事机に置いて使う
- 隙間時間に動画を視聴する
- 音楽をいい音で楽しむ
勉強作業机にも置ける大きさなのでEcho Show 5よりももっと快適に使うならEcho Show 8を選ぶほうがいいです。
8インチサイズなのでプライムビデオでアニメ、映画を見たり、YouTubeを隙間時間で見たりコンテンツもそこそこ楽しむならEcho Show 8の大きさがあると見やすくて使いやすいですよ。
Echo Show 8はただ大きいだけでなくステレオスピーカーとパッシブラジエイターを内蔵し音質もとても良くてオーディオ機器の代わりとしても使えるので、音楽をいい音で楽しむならおすすめです。
価格も22,800円と手頃でセール時で買うのがおすすめ。パフォーマンスは良くてバランスが取れてると感じます。
→ Echo Show 8はこちら
Echo Show 10
Echo Show 10は10.1インチのディスプレイを搭載して画面が首振り機能を搭載しているのでリビングのカウンターやアイランドキッチンに置いて使えます。

- リビングのカウンター、アイランドキッチンに
- 家族との固定連絡ツールとして使う
- 監視カメラで自宅の様子を確認する
- 音楽をいい音で楽しみたい
Echo Show 10は本体サイズがそこそこ大きいので設置場所を選ぶ端末ですが、リビングのカウンターやアイランドキッチンの隅っこに置くのがおすすめです。

リビングにいる時は音楽を聴いたり映像の流したりできますしツイーターとウーファーを積んでるので音質も抜群に良いです。
キッチンに立った時はクックパッドでレシピを表示しながら料理ができます。
また、ビデオ通話もEcho Show端末同時だけでなくスマホのAlexaアプリで可能なので家族との連絡手段としても使えます。

スマホあるからいらないって?
いやいや、子ども達との連絡手段としてめちゃくちゃ便利なんですよ。声だけじゃなくてカメラで何をしてるかも確認できますし安心感が全然違います。
お世辞抜きでEcho Show 10のビデオ通話は活用しまくっていて本当に便利です。
Echo Show 10の価格は29,800円と少し高価ではありますが、首振りモーションは革新的でリビングで使うならとても便利な機能となっていますよ。
→ Echo Show 10はこちら
Echo Show 15
Echo Show 15は15.6インチの大画面ディスプレイを搭載し、スタンドを使って普通に使ってもいいですが、壁掛けにして使うことを想定したモデルとなっています。

- オフィスやリビングの壁に掛けて使う
- 部屋のアートの一つとして使う
- 家族の情報共有端末として使う
Echo Show 15もパーソナルエリアで使うというよりも、オフィスやリビングの壁に掛けて使うのがおすすめです。
画面が15.6インチと大きいので少し離れたところからしっかり情報を確認できるのでオフィスの壁に設置してカレンダー、スケジュールの管理をするのもおすすめです。

オフィスなんて大袈裟なモノでなくても家族のスケジュール共有としても使えます。Googleカレンダー、Apple iCloudのカレンダーとの連携もできるのでかなり使えると思います。
また、単純に白一色の壁が味気ないならEcho Show 15を設置してちょっとしたアートとして使うのもいいでしょう。オシャレな壁紙がたくさん入ってるので部屋に彩りをもたらすことができます。
Echo Show 15の価格は47,800円と高価です。セールで購入するのがいいかもしれません。
ちなみに、壁掛けするためのビスが付属してきますが壁に穴を開けたくないならホッチキスを使って固定する「壁美人」がおすすめです。
→ Echo Show 15はこちら
Fireタブレットにするのもいいかも
Echo Showシリーズはバッテリーを内蔵していないのでコンセントのある据え置きで使うことになります。
実はFireタブレットのFire HD 10、Fire HD 8、Fire 7なども「Showモード」を有効にすることでEcho Showのような使い方も可能となっています。

バッテリーで駆動してるので設置場所は考える必要はないですし、手に持ってタブレットとしても使うことができる万能感はあります。
ただ、そうなってくるとEcho Showとして使うことがなくなってしまう気がするので、を設置する場所があるなら専用機として「Echo Show」にしたほうが個人的にはいいように感じます。
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