Apple公式サイトの「整備済製品」についに「iPhone」が登場しました。やっとです。やっとiPhoneの整備済製品がApple公式サイトから買えるようになりました。
今まではiPad、Macなどの製品の整備済製品がありましたがiPhoneはなかったのですが、ついにiPhone整備済製品も購入可能となります。
最新のiPhone 15・iPhone 14シリーズは販売してないですが2世代前のiPhone 13シリーズ、iPhone 12シリーズの整備済製品が登場しています。
新型にこだわりがない、費用をとにかく抑えたいならiPhone整備済製品を買うメリットは大きいです。
この記事の目次
iPhone 整備済製品の価格
iPhone 整備済製品はiPhone 12 Pro Max、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxで登場しています。
価格は以下の通りです。
容量 | 64GB | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
---|---|---|---|---|---|
iPhone 13 Pro Max | – | 118,800円 | 131,800円 | 156,800円 | 182,800円 |
iPhone 13 Pro | – | 105,800円 | 118,800円 | 143,800円 | 168,800円 |
iPhone 13 | – | 80,800円 | 119,800円 | 119,800円 | – |
iPhone 12 Pro Max | – | 105,800円 | 118,800円 | 143,800円 | – |
iPhone 12 Pro | – | 95,800円 | 108,800円 | 133,800円 | – |
iPhone 12 | 66,800円 | 74,800円 | 86,800円 | – | – |
iPhone 12 mini | 60,800円 | 66,800円 | 79,800円 | – | – |
現行のiPhone 13(512GB)が152,800円なので25,000円ほど安く買うことができる計算となります。これは安いです。
iPhone 整備済製品のメリット
iPhone 整備済製品が安い理由
Apple公式サイトには「整備済製品・旧モデル新品」というページがあってここから整備済製品の購入が可能となっています。
- 返品された端末を再整備している
- バッテリー、外装を新品に交換している
- 新品の製品と同じ基準を満たしている
- 1年の保証もしっかり付いている
- 充電ケーブルが同梱している
整備済製品は使用用途に合わなかったり、初期不良があったなどの理由で返品された端末をAppleが新品と同じように使えるように整備して安く販売しているモデルです。
バッテリー、外装が新品に交換している
整備済製品はいわゆる中古品ではありますが、iPhoneの場合はバッテリーと外装が新しいモノに交換されています。
外装交換とバッテリー交換は強いです。
中古とはいえ、バッテリーが新品なら劣化はほぼしていないといっていいですし、外装も交換されてるのでピカピカ状態です。(画面はそのままだと思うので細かい傷がある可能性はあります。)
1年の製品保証付き
一般的な中古のiPhoneは3ヶ月保証の場合が多いですがiPhoneの整備済製品は新品と同じように1年の製品保証付きなので安心ですよね。
端末に何らかの不具合が発生しても無料で修理、返品ができるので中古品とはいえ新品と同じ安心を手に使うことができます。
14日以内の返品もできる
Apple公式ストアでクレジットカードまたはApple Gift Cardで購入したApple製品は14日以内であれば開封して使ってもほぼ無条件で返品できます。
初期不良があったり、傷があって気になる、1週間使ってみて使用用途と合わなかったとしても返品処理ができるので「とりあえず購入して使ってみる」ができます。
買ったのに返品するのは気が引けますが実際に使っ「なんか違うな…」と思ったら気にせずに返品していいのですし、Appleはそんなことを気にしていないはず。
とりあえず、使ってみましょう。
iPhone 整備済製品のデメリット・注意点
iPhoneの整備済製品はAppleがしっかり整備した端末なので、中古でiPhoneを買うよりも安心できる製品ではありますが注意点はいくつかあるので把握しておきましょう。
画面に傷がある場合がある
iPhone整備済製品は外装は新しいパーツに交換してるとApple公式サイトに記載されていますが、ディスプレイの保護ガラスが含まれてるかどうかは不明です。
もしかしたら、個体によっては細かい傷がある場合もあるのであくまで中古品であることを理解して購入するのがいいでしょう。
最新モデルの販売はない
現在はiPhone 15、iPhone 15 Proが最新モデルですが、今のところiPhone整備済製品はiPhone 14、iPhone 14 Proの販売はなく、2世代前のiPhone 13 Pro、iPhone 13、3世代前のiPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxのみの取り扱いとなっています。
とはいえ、iPhone 13はまだ継続販売してるモデルでiPhone 12 Proもまだまだ現役で使える性能を持ったハイエンドスマホで少しでも費用を抑えながらキレイでバッテリー劣化のないiPhoneが欲しいならiPhone整備済製品での購入はおすすめです。
購入できるスペック・カラーは運次第
iPhone整備済製品は販売してるモデル、ストレージ容量、本体カラーは在庫限りとなってるので、欲しいモデルに出会えるかは運次第となっています。
とくにストレージ容量が少ないiPhoneは価格も安いこともあって人気ですぐに売れる傾向があって、容量が多いモデルは売れ残る傾向があります。
iPhone 整備済製品 おすすめ機種はどれ?
iPhone 13
iPhone 13は6.1インチのディスプレイにA15 Bionic(4GPU)を搭載した2021年のスタンダードモデルで2023年現在も継続販売されてるモデルです。
- 6.1インチ(60Hz)有機ELディスプレイ
- 解像度:2,532 × 1,170ピクセル
- SoC:A15 Bionic(4GPU)
- メモリ:4GB、ストレージ:128 / 256 /512 GB
- 広角カメラ:12MP(1/1.8型)・F/1.6
- 超広角カメラ:12MP・F/2.4
- インカメラ:12MP・F/2.2
- 生体認証:顔認証(Face ID)
- スピーカー:ステレオ対応
- 充電:Lightning、MagSafe/Qiワイヤレス対応
- 通信:Bluetooth 5.0、Wi-Fi 6、5G/4G
- バッテリー:3,227mAh、防水防塵:IP68
- NFC :Type A/B/Felica対応
- サイズ:146.7 × 71.5 × 7.65 mm、173 g
- 発売日:2021年9月24日
iPhone 13はスタンダードモデルなので望遠カメラを搭載していないシンプルなモデルとなっており、普通にスマホとして使うなら十分使えるモデルとなっています。
SoC(システムオンチップ)は高性能なA15 Bionicを搭載し原神など負荷のかかるゲームも軽々と動かすことができるので、ストレスなく使うことができます。
リフレッシュレートは60HzなのでProモデルと比べるとスクロールした時の文字の残像は気になるかもしれませんが、120Hzのリフレッシュレートを体感したことないなら気にするところではないでしょう。
→ iPhone 13を詳しく見る
iPhone 13 Pro
iPhone 13 Proは6.1インチのディスプレイにA15 Bionic(5GPU)を搭載した2021年のプロモデルです。iPhone 14 Proの発売により販売は終了しています。
- 6.1インチ(最大120Hz)有機ELディスプレイ
- 解像度:2,532 × 1,170ピクセル
- SoC:A15 Bionic(5GPU)
- メモリ:6GB、ストレージ:128 / 256 / 512 GB / 1TB
- 広角カメラ:12MP(1/1.67型)・F/1.5
- 超広角カメラ:12MP・F/2.4
- 望遠カメラ:光学3倍・12MP・F2.4
- インカメラ:12MP・F/2.2
- 生体認証:顔認証(Face ID)
- スピーカー:ステレオ対応
- 充電:Lightning、MagSafe/Qiワイヤレス対応
- 通信:Bluetooth 5.0、Wi-Fi 6、5G/4G
- バッテリー:3,095mAh、防水防塵:IP68
- NFC :Type A/B/Felica対応
- サイズ:146.7 × 71.5 × 7.4 mm、203 g
- 発売日:2021年9月24日
iPhone 13 Proに搭載しているA15 Bionicは5GPUのグラフィックが強化バージョンでメモリ容量も6GBと多いのでiPhone 13よりも安定感が向上しています。
なによりもディスプレイのリフレッシュレートが120Hzに対応しスクロールした時の残像を抑えることができて、滑らかに操作できるのがメリットとなります。
光学3倍の望遠カメラも搭載してるのでiPhone 13よりも幅広い写真撮影ができるだけでなく、広角カメラのセンサーサイズも1/1.67型と大きくて雰囲気のある写真撮影が可能です。
現行モデルのiPhone 14 Proは128GBモデルでも149,800円と高価ですが、iPhone 13 Proの整備済製品ならもう少し安く買うことができます。
(現在は1TBモデルのみで177,800円と高価ですが、14 Proの1TBが224,800円なので5万円も安く買うことができます。)
→ iPhone 13 Proを詳しく見る
iPhone 12 Pro Max
iPhone 12 Pro Maxは6.7インチのディスプレイにA14 Bionicを搭載した2022年の大画面プロモデルです。iPhone 13 Pro Maxの発売により販売は終了しています。
- 6.7インチ(60Hz)有機ELディスプレイ
- 解像度:2,778 × 1,284ピクセル
- SoC:A14 Bionic
- メモリ:4GB、ストレージ:128 / 256 /512 GB
- 広角カメラ:12MP(1/1.67型)・F/1.5
- 超広角カメラ:12MP・F/2.4
- 望遠カメラ:光学2.5倍・12MP・F2.2
- インカメラ:12MP・F/2.2
- 生体認証:顔認証(Face ID)
- スピーカー:ステレオ対応
- 充電:Lightning、MagSafe/Qiワイヤレス対応
- 通信:Bluetooth 5.0、Wi-Fi 6、5G/4G
- バッテリー:3,687mAh、防水防塵:IP68
- NFC :Type A/B/Felica対応
- サイズ:160.8 × 78.1 × 7.4 mm、226 g
- 発売日:2020年10月23日
iPhone 12 Pro Maxが採用しているA14 Bionicは2世代前のSoCですが、まだまだ現役で使える性能を持っているので十分使えるスペックを持っています。
6.7インチの大画面ディスプレイで画面が見やすいので大きい画面のiPhoneが欲しいならおすすめです。
ただし、iPhone 12 Pro Maxは120Hzリフレッシュレートには対応してません。この大きさで60Hzとなると少し残像が気になるかもしれません。
とはいえ、光学2.5倍の望遠カメラもちょうど使いやすい画角で寄って撮影もできるので意外と有能というか使いやすいカメラになってるのでおすすめです。
→ iPhone 12 Pro Maxを詳しく見る
iPhone整備済製品 メリット、デメリット:まとめ
- 旧型iPhoneがApple公式で安く買える
- 外装とバッテリー交換で新品に近い端末
- Appleの1年保証があって安心できる
- 購入から14日以内なら返品可能
- まれに傷が付いてることがある
- 選べるストレージ容量が少ない
- 選べる本体カラーが少ない
今まではiPad整備済製品、Mac整備済製品などはありましたが、iPhone整備済製品がありませんでしたが、ついにiPhone整備済製品が登場しました。
整備済製品で買えるモデルは限定的ですが、最新モデルは必要ないから少しでも安く安心できるiPhoneが欲しい方にとってはiPhone整備済製品は最高のストアとなるのではないでしょうか。
→ iPhone どれがいいか違いを比較はこちら
スペック参考:Apple公式サイト
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