ソニーの格安スマホ・Xperia Ace II(エクスペリアエースマークツー)が2021年5月28日に発売となりました。
今時のスマホとしては珍しく5.5インチの小型サイズのディスプレイにソニーでお馴染みの21:9ディスプレイを搭載してない端末で片手操作も画面上側も指が届きやすく扱いやすいサイズ感を実現しています。
この記事ではXperia Ace IIのサイズ、性能、カメラの画質など使いやすさをレビューし実際に使ってどうなのかメリット、デメリットも書いています。
- 端末価格がとにかく安い
- 質感が価格のわりにとても良い
- 片手で使えるコンパクトサイズ
- おサイフケータイ対応で電子決済できる
- 水に濡れても使える防水性能
- 動作速度がとてもゆっくりしている
- 画面輝度が暗くて外だと見にくい
- 内蔵スピーカーがモノラル
- ワイヤレス充電に対応していない
- 取り扱いがドコモだけ
→ 後継機種はXperia Ace IIIです
この記事の目次
Xperia Ace IIのスペック
ディスプレイ | 6.0インチ(1,496 × 720ピクセル) 液晶ディスプレイ 60Hzリフレッシュレート |
---|---|
SoC | MediaTek Helio P35 |
メインメモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
生体認証 | サイドボタン式指紋認証 |
リアカメラ | 広角:1300万画素・ƒ/2.0 深度:200万画素・ƒ/2.4 |
インカメラ | 800万画素・ƒ/2.0 |
オーディオ | モノラルスピーカー |
通信性能 | Wi-Fi 5(802.11ac)、Bluetooth 5.0、4G LTE |
バッテリー | 4,500mAh |
ポート | USB-C、3.5mmオーディオジャック |
サイズと重量 | 140 × 69 × 8.9mm・169g |
価格 | ドコモ:22,000円 |
発売日 | 2021年5月19日 |
Xperia Ace IIの特徴
Xperia Ace iiは5.5インチの液晶ディスプレイを搭載したコンパクトサイズの格安スマートフォンとなっています。この価格帯のスマホをソニーた手掛けたの初めてとなるため今までとは違うユーザー層が手にすることになる端末となりそうですね。
- 5.5インチ(1,490 × 720)液晶ディスプレイ
- 本体サイズ(140 × 69 × 8.9mm)で片手で使える
- サイドボタン式指紋認証センサーを搭載
- SoCはMediaTek Helio P35を採用している
- 4GBのメインメモリ、64GBのストレージ
- デュアルカメラ(広角 + 深度)を搭載
- おサイフケータイ対応し電子決済ができる
- IP68の防水防塵である程度濡れても使える
- ドコモ限定で価格は22,000円と安い
ただし、性能はかなり抑えられているので動作はのんびりとしています。とはいえ、指紋認証、リアカメラは広角 + 深度のデュアルカメラを搭載しおサイフケータイ、IP68の防水防塵仕様になっているなど基本的な性能は持ち合わせた端末となっています。
Xperia Ace IIはドコモでしか取り扱いをしていない端末で22,000円で手に入れることができるので、動作速度よりもコスパ重視、機能は妥協したくないという方におすすめの格安スマホとなっています。
Xperia Ace II レビュー
Xperia Ace IIのデザイン・サイズ
Xperia Ace IIは5.5インチのディスプレイを搭載し本体サイズが140 × 69 × 8.9mmと片手で使えるコンパクトなスマートフォンです。
Xperia Ace II | Xperia Ace | |
画面サイズ | 5.5インチ | 5.0インチ |
本体サイズ | 140 × 69 × 8.9mm | 140 × 67 × 9.3mm |
重量 | 159g | 154g |
インカメラ部分は雫型のノッチを採用したフルディスプレイとなっており、とてもコンパクトにスマホを操作できるようになっています。画面比率も一般的なスマホと同じ19:9となっているので画面上が届かないということはありません。
このスタイルだと顔認証に対応しているのかなと思ってしまいますが、Xperia Ace IIは従来の機種と同じようにサイドボタン式の指紋認証のみ対応しています。
Xperia Ace IIの背面パネルの素材は柔らかい樹脂素材を採用しサラサラとしたマット調となっているため手触りがとてもいいですね。
指紋も付きにくいのでプラ素材とはいえチープな印象は全くありません。リアカメラのレンズは出っ張りではなく凹んだスタイルとなっているためテーブルに端末を置いたとしてもガタつくことはありません。
また、SONYのロゴは掘り込まれたスタイルとなっていて、なかなかいい感じに仕上がっていますよね。
サイドフレームも柔ない手触りの樹脂素材を採用しているため、手で持った感じとしては柔らかい感じのスマホとなています。光沢のない筐体 + 明るい筐体なので指紋は全く付かない(目立たない)のがかなりお気に入りです。
また、Xperia Ace IIはIP68の防水防塵に対応しているので水回りで濡れた手のまま使うこともできますし、雨の中で写真を撮影するといった使い方もできそうですね。
操作ボタンは端末の右側に集約されていて、上から音量ボタン、指紋認証センサー、 Googleアシスタントのボタンを搭載しています。
ここ最近のXperiaはGoogleアシスタントを搭載するのが当たり前になっており音声操作を簡単に起動できるようになっていますが、このボタンは本当に必要性を感じないのですよね。
ただ、Xperia Ace IIのGoogleアシスタントのボタンは筐体内側に沈み込んでいるので間違えて押してしまうということは比較的少ないような気がします。
本体の上左側に3.5mmオーディオジャックを搭載しているので有線イヤホンで音楽を楽しむこともできます。
ただし、ハイレゾといったリッチコンテンツには対応していないので(音楽を聴くことはできるが高音質再生に対応していない)あくまで音声を優先イヤホンで聞くことができるだけのイヤホンジャックとなっています。
筐体下側にUSB-Cポートを搭載しています。
充電器は付属しないので今まで使っていたスマホの充電器を使うか、別途新しいUSB-Cに対応している電源アダプタ、充電ケーブルを手に入れる必要があります。
筐体の左上にSIMカードスロットを搭載しています。
両面型のトレイとなっていてnanoSIMとmicroSDカードを同時に入れることができます。microSDカードは最大1TBまで対応し64GBのストレージで足りなくなったとしても、拡張することができます。
Xperia Ace IIのディスプレイ
Xperia Ace IIは5.5インチの液晶ディスプレイを採用し解像度は1,490 × 720ピクセルのHD+となっています。
Xperia Ace II | Xperia Ace | |
画面サイズ | 5.5インチ(19:9) | 5.0インチ(18:9) |
解像度 | HD+(1,490 × 720ピクセル) | フルHD+(2,160 × 1,080ピクセル) |
ディスプレイ | 液晶 | 液晶 |
従来モデルのXperia Aceは5インチとさらに小さい画面サイズでしたがフルHDの解像度があったんですよね。しかし、最新のXperia Ace IIは画面サイズが大きくなったのに解像度はHDにスペックダウンしてしまうことになります。
ただ、普通にブラウジングをしたり、Twitterをしたり、YouTubeを見るくらいであれば十分な解像度となっているので画質にこだわりがないのであれば問題はありません。
廉価な液晶ディスプレイにありがちな色が緑っぽくなっていることもなく、白く鮮やかな発色となっているかと思います。
ただし、太陽の下になるとXperia Ace IIの画面がとても見にくいです。
有機ELディスプレイのXperia 10 Ⅱは外でも視認性を維持することができますが、液晶ディスプレイのXperia Ace IIは外だと画面の明るさが足りず全体的に暗くて見にくくなってしまいます。
また、画面を斜めから見る場合も画面が暗く見にくくなってしまうので外で写真を撮影するときは画面が全く見えずちゃんと被写体を狙っているかどうか判別できないことがあるので、外で使うことが多い方は注意した方がいいでしょう。
Xperia Ace Ⅱの生体認証
Xperia Ace IIはサイドボタン(電源ボタン)に指紋認証センサーを内蔵しているので指紋を登録しておくことで、指で一発で画面ロック解除することができます。
Xperia Ace IIの指紋認証センサーは、なぜか1回指を当てただけでは認証できないことがありますが、認証速度は他のモデルとそう大差はないように感じます。
また、顔認証には非対応ですが、とりあえず指紋認証ができればマスクをしていても問題なく画面ロック解除ができるので外でも問題なく使うことができます。
Xperia Ace II 内蔵スピーカーの音質
Xperia Ace IIの内蔵スピーカーは筐体下側に搭載しているスピーカー1つのみでモノラル再生となっています。
音質はあまり良くありません。低音はほとんどなっておらず中音〜高音が軽くなってるようなサウンドです。とはいえ、音量はしっかり出ているのでお風呂に入りながらYouTubeを見ても音が聞こえないということはなかったです。
必要最低限のスピーカーは備えている感じですね。
Xperia Ace IIのスペック・性能 レビュー
MediaTek Helio P35を採用している
Xperia Ace IIの心臓部となるSoC(システム・オン・チップ)はMediaTek Helio P35(MT6765)を搭載しています。
MediaTek Helio P35は2018年12月に発表された8コアCPU、IMG PowerVR GE8320のGPUを内蔵したチップとなっていて、メインメモリは4GB、ストレージは64GBとなっています。
どれくらいの性能を持っているのかGeekbench 5で計測をしてみました。参考までにXperia Aceと同じSnapdragon 630を搭載しているXperia 8、Snapdragon 665を搭載しているXperia 10 Ⅱで比較をしております。
Xperia Ace II | Xperia 8(Xperia Ace) | Xperia 10 Ⅱ | |
CPU | MediaTek Helio P35 | Snapdragon 630 | Snapdragon 665 |
GPU | PowerVR Rogue GE8320 | Adreno 508 | Adreno 610 |
RAM | 4GB | ||
CPUシングルコア | 172 | 178 | 308 |
マルチコア | 918 | 1020 | 1286 |
GPU(OpenCL) | 計測不能 | 487 | 383 |
Helio P35はローエンドのスマートフォンに採用されるチップとなっており、性能はかなり低く、CPUシングルコアの性能は172とXperia AceのSnapdragon 630の178とほぼ同じであるもののCPUのマルチコアで1020 → 918とスペックダウンしています。
グラフィック性能もGeekbench 5では計測不可能なくらい低い性能のチップとなっています。
では、Antutuだとスコアはどうなるのか比較しました。
Xperia Ace II | Xperia 8(Xperia Ace) | Xperia 10 Ⅱ | |
CPU | MediaTek Helio P35 | Snapdragon 630 | Snapdragon 665 |
GPU | PowerVR Rogue GE8320 | Adreno 508 | Adreno 610 |
RAM | 4GB | ||
トータル | 105476 | 115650 | 165793 |
CPU | 38284 | 43588 | 68683 |
GPU | 15037 | 18036 | 26145 |
MEM | 27344 | 28056 | 36100 |
UX | 24811 | 25970 | 34865 |
Xperia Ace IIのトータルの性能は105476とXperia Aceの115650よりも低いスコアとなっているようですね。なので、性能に関してはあまり期待しない方が良さそうです。
ただ、Xperia Ace IIは画面解像度が他のモデルと違って低解像度のHD+ディスプレイを搭載しているおかげなのか負荷がかかってないのでしょうね。動作自体はサクサクではないけど意外ときちん動いてくれるので普段使いでは使えるレベルのスマホに仕上がっているかと思います。
Xperia Ace IIの実際の動作速度
では、Xperia Ace IIは実際にどれくらいの動作速度を実現しているのかをホーム画面の移動、ブラウジング、Twitterの動作を見て見ましょう。再生ボタンを押すと動画として流れます。
さすがに画像のあるページは描画に少し時間がかかってしまいますが、待てないほど遅くはありません。実際に使ってみても普通に使うことができますし、少し寛容な気持ちでスマホを使うことを思い出させてくれるような、そんな動きをしています。
Xperia Ace IIはどちらかというと年配の方や、お子さんに使ってもらう向けのスマホでもあります。若い方がゲームをこのモデルで遊びたい、いろんなことをしたい!というのには適していません。
Xperia Ace IIの電池持ち
Xperia Ace IIはどれくらい電池が持つのかXperia Ace IIとXperia 10 Ⅱで試してみました。
Xperia Ace II | Xperia 10 Ⅱ | |
バッテリー容量 | 4500mAh | 3600mAh |
YouTubeを1時間閲覧 | 59% → 52% (7%消費) | 48% → 41% 7%消費 |
ゲーム(PUBG)30分プレイ | 52% → 45% (7%消費 | 41% → 32% 9%消費 |
Xperia Ace IIでYouTubeを1時間ほど見て7%の電池消費ということでXperia 10 Ⅱとほぼ同じバッテリー駆動時間となっていました。ただ、ゲームになるとXperia Ace IIの方がほんのわずかですが電池持ちが良くなっているようです。
Xperia Ace IIのバッテリーは普段使いにおいてはかなり持つので開封してから色々と検証しつつも2日ほど充電しなくても30%ほどの残量となっておりました。
Xperia Ace II 通信性能
Xperia Ace IIはの通信スペックは11ac(Wi-Fi 5)、4G LTE(Band 1・3・19)、3G(1・6・19)となっています。Wi-Fiとドコモの回線で実際にどれくらい通信速度が出るのかを計測してみました。
受信速度 | 送信速度 | Ping | |
Wi-Fi | 84.9Mbps 169.0Mbps |
96.9Mbps 190.6Mbps |
17ms 17ms |
4G | 46.7Mbps 52.2Mbps |
11.5Mbps 11.9Mbps |
244ms 244ms |
やはり、ローエンドスマホなので通信速度はそこまで速くはないようですね。Wi-FiはXperia 1 Ⅱなどのハイエンドスマホなら200〜300Mbpsほどの速度は出ていますが、Xperia Ace IIは100〜200Mbpsほどの速度となっています。
4G通信もハイエンドスマホなら80〜200Mbpsほどの速度が出ますが、Xperia Ace IIは10〜50Mbpsほどののんびりとしたデータ通信速度になってしまうようです。
Xperia Ace IIは基本的にドコモで使うことを考慮したスマホなのでau、ソフトバンクの主要バンドに対応していないことから、電波が繋がりにくいといったことがあるので注意です。
Xperia Ace II カメラの画質 レビュー
Xperia Ace IIは1300万画素のイメージセンサーにF/2の広角カメラを搭載しています。
さらに、背景をぼかすときに使う深度カメラを搭載したデュアルカメラとなっていますが、撮影できる視野角は広角のみとなっているので事実上のシングルカメラといっても良さそうです。
レンズがF/2と少し暗めではありますが明るいところであればノイズの少ない写真を撮影することができます。
1300万画素のイメージセンサーを搭載しているので、それなりに高精細な写真に仕上げることも可能となっているようですね。
HDR撮影に対応している
Xperia Ace IIはHDRをオンにして撮影できるので明暗差のあるところでも黒潰れ、白トビを抑えて撮影することもできます。
上位モデルのXperia 10 ⅡはHDRの撮影ができなかったので、この点においてはXperia Ace IIの方が一歩リードしているところでもあります。
Xperia 10 Ⅱだとこのようなシチュエーションだと芝生が暗くなってしまうのに対して、Xperia Ace IIは青空のを白トビさせることなく全体的に明るい写真に仕上げることができています。
写真としてはXperia 10 Ⅱのような締まった色合いの方が良い場合もありますが、普段使いに置いて明るい写真に仕上げてくれた方が使いやすいですよね。また、カメラアプリのUIから簡単にHDRをオフにすることもできるのでXperia Ace IIの方が扱いやすいカメラといって良いでしょう。
最大5倍までデジタルズームができる
Xperia Ace IIは望遠カメラを搭載していないので拡大して撮影したい場合はデジタルズームを使ってズームすることになります。
デジタル2倍ズームくらいであればノイズも少なく常用できるくらいの画質はあります。また、最大で5倍までデジタルズームできるのでここまで拡大して撮影することもできます。
5倍ズームになるとノイズが多くなってしまうので実用性はあまりないですが、このように寄って撮影もできます。
夜間撮影はノイズが多くて苦手
Xperia Ace IIは夜間撮影には弱くこのような暗いところで撮影をするとノイズがたくさん出てしまいます。
ナイトモードもないので暗いところを明るく撮影することはできません。ただ、ライトなどの光のあるところであれば、ある程度の写真に仕上げることができるカメラとなっているようです。
HDRを使って撮影できるので明るいライトも白トビを抑えながら全体的にノイズの少ないキレイな写真に仕上げることができています。
背景ぼかし機能がとても自然できれい
Xperia Ace IIは背景をぼかすための専用の深度カメラを搭載しているので、背景をぼかしたポートレート撮影が可能となっています。人物だけでなくモノに対してしっかりと背景をぼかすことができます。
背景のぼかし方はとても上手ですよね。少なくともXperia 10 Ⅱの背景ぼかし機能よりも数倍も使いやすくて、キレイな写真に仕上げることが可能となっています。
花や葉っぱの輪郭もしっかりと切り抜いて背景をぼかしていますし、草のような細かい部分は大雑把にふわっとぼかして上手に処理しているように見えます。ポートレートモードの表現力はなかなかのものとなっています。
Xperia 10 Ⅱの背景ぼかし機能は光学2倍カメラをベースとなっているのですが、寄って撮影するとピントが合わず離れて撮影をする必要があります。しかし、これくらい離れても(右)ピントが合わないのでかなり使いにくい機能となっていました。
これはこれでオールドレンズっぽさがあるので悪くはないような気もしますが、そんな中でXperia Ace IIは専用の深度カメラを搭載したため広角カメラの画角で背景をぼかすことができて、精度の高いソフトウェア処理ができるようになってます。
なお、人物撮影の時も背景をぼかすことができます。家の中の暗いところだとブレてしまうことが多いですが、一応ちゃんと背景をぼかすことができますし、明るいところであれば問題なくポートレート撮影することができます。
Xperia Ace IIは基本的にシングルカメラ仕様なのでXperia 10 Ⅱのように超広角の画角で写真を撮影をしたり、動画撮影時にズームすることはできません。しかし、HDR写真の撮影ができたり、レスポンスがXperia Ace IIの方が上だったりもします。
なので、意外とXperia Ace IIのカメラは使いやすい性能に仕上がっているように感じます。
Xperia Ace II レビュー:まとめ
Xperia Ace II メリット
Xperia Ace iiは5.5インチのディスプレイを搭載したコンパクトなローエンドスマートフォンです。
- 端末価格がとにかく安い
- 質感が価格のわりにとても良い
- 片手で使えるコンパクトサイズ
- おサイフケータイ対応で電子決済できる
- 水に濡れても使える防水性能
この端末のいいところは何といっても価格の安さです。ドコモ限定販売の端末ですが22,000円で手に入れることができます。36回払いで月々611円なので、とにかく安いですよね。
おサイフケータイ、防水にも対応しているのでスマホとしての基本性能はとりあえずクリアをしていますしデザインと質感が価格以上に良好なので動作速度にはあまりこだわりはない、サブ機として使いたいならXperia Ace IIを選ぶメリットはあるのではないでしょうか。
Xperia Ace II デメリット
端末価格が22,000円と安い代償としてSoCの性能はかなり抑えられているため動作速度は最近のスマホとしてはゆっくりとしたものとなっています。
- 動作速度がとてもゆっくりしている
- 画面輝度が暗くて外だと見にくい
- 内蔵スピーカーがモノラル
- ワイヤレス充電に対応していない
- 取り扱いがドコモだけ
もうワンランク上のチップを搭載できたら、評価はもっと変わってきたと思うだけにもったいない。やっぱり、動作速度はとてもモッサリしているので、それなりにスマホを使うという方はXperia Ace IIはちょっと厳しいかと思います。
また、液晶ディスプレイも暗めなので外で太陽下だと画面が見にくいのも注意すべきところです。昼間に外で使うことが多いならワンランク上のスマホがおすすめです。
Xperia Ace II おすすめな人は
Xperia Ace IIはスマホに費用をかけたくない方におすすめのスマホです。見た目は意外といいので、ソニーが好きでカッコいいスマホが欲しいなら選んでもいいかもですね。動作速度はかなり遅めですが、メッセージ、ブラウジング、動画を見るくらいなら十分に使える性能は持っています。
→ Xperiaの比較はこちら
[…] usedoorより 引用元:https://www.sin-space.com/entry/xperia-ace2-review […]