iPhone 11・iPhone 11 Proは最新のワイヤレス規格・Wi-Fi 6(11ax)に対応していますが、iPhoneが対応したことで各メーカーからWi-Fi 6に対応した機種が発売されつつあります。
ここでは、Wi-Fi 6とV6プラスに対応しているBUFFALO WXR-5950AX12の大きさ、設定方法、実際の通信速度をレビューしています。
Wi-Fi 6に対応したiPhone 11・iPhone SE2を手に入れてWi-Fi 6に対応したルーターを検討している方はぜひ参考にどうぞ。
この記事の目次
BUFFALO WXR-5950AX12 特徴
BUFFALO WXR-5950AX12はとにかく高機能なWi-FI 6に対応したWi-FIルーターとなっています。
- Wi-Fi 6(11ax)対応
- 実測スループット 1.2Gbps → 3.7Gbpsに高速化
- 5GHz帯が80MHz → 160MHzのワイドバンド化
- 10Gbps対応のLANポートを搭載
- 2.2GHzクアッドコアCPUで高速・安定通信
- 8×8 12ストリーム対応の大型アンテナ
- 新電波法に対応し144チャンネルも使用可能
- V6プラス(IPv4 over IPv6)に対応
- LANポート:10Gbps × 1、1Gbps × 3
- USB:USB 3.1 (Gen1) Type-A × 1
Wi-FI 6(ax)に対応しているWXR-5950AX12は、8×8 12ストリーム、5GHz 4803Mbps + 2.4GHz 1147 Mbpsに対応し、4K動画の閲覧や大容量データのダウンロードもストレスなくすることができる高速WI-Fiルータです。
例えば、3GBほどのデータ量があるmacOS版のiMovieのアプリを2分ほどでダウンロード(ダウンロード速度:440Mbpsの場合)・インストールすることができ、4K動画を再生しても問題なく再生できる能力を持っています。
Wi-Fi 6(ax)に対応したルーターはNETGEARやASUSなど海外メーカーからも発売されていますがV6プラスには非対応のものが多いんですよね。
我が家の光回線は通常のPPPoEでの接続が絶望的に通信速度が遅くて基本的にV6プラスに対応したルーターしか選べない諸事情があります。
なので、同じように「V6プラスに対応してないといけないんだ…」という方はWi-Fi 6ルーターとしてはWXR-5950AX12はかなり良い選択肢になると思いますよ。
追記:2020年7月に配信されたファームウェアップデートにより通信が不安定になる現象が改善されました。今までは急に通信速度が遅くなることがあったのですが快適に使うことができるようになっています。
WXR-5950AX12・1750DHP2 スペック比較
今までWi-Fi 5(11ac)に対応していたWXR-1750DHP2を使っていたのでWXR-5950AX12とスペックを比較してみました。
それにしても…本体サイズがデカすぎ!筐体だけでものすごく高速通信ができそうで楽しくなりそうですよね。
モデル | WXR-5950AX12 | WXR-1750DHP2 |
---|---|---|
11ax 5GHz 11ax 2.4GHz 11ac 11n 11a |
4803Mbps 1147Mbps 3466Mbps 1000Mbps 54Mbps |
– – 1300Mbps 450Mbps 54Mbps |
CPU | 2.2GHzクアッドコア | 800MHzデュアルコア |
外部アンテナ | 5GHz/2.4GHz 4本 | 5GHz/2.4GHz 3本 |
LANポート | 10Gbps ×1 1Gbps ×3 |
1Gbps ×4 |
INTERNETポート | 10Gbps ×1 | 1Gbps ×1 |
USBポート | Type-A USB 3.1 (Gen1) | Type-A USB 3.0 |
IPoE | V6プラス・IPv4 over IPv6対応 | |
同時接続台数 | 36台 | 18台 |
消費電力 | 37.1W(最大) | 18.7W(最大) |
サイズ | 300×195×75mm | 41x185x185mm |
重量 | 約1580g | 約545g |
価格 | 40,800円 | 7,480円 |
さすがに筐体が巨大なだけあってWXR-5950AX12のスペック・性能はかなり高いものになっていて、8×8(4803Mbps) + 4×4(1147Mbps)の12ストリームで理論上の通信速度として5950Mbpsを実現しています。
WXR-5950AX12の11axなら理論上は4.8Gbpsの高速通信が可能。光回線の速度が1Gbps(一部10Gbps)なのでそれを上回る数値に。
光回線の速度よりも高速通信が出来ることに意味があるのかと思うかもしれませんが、実際の通信速度も底上げされている感じなので上限が高ければ高いほど高速通信が出来るのかと思います。
Wi-Fi 6(ax)に対応している
WXR-5950AX12は次世代規格と呼ばれていたWi-Fi 6(11ax)に対応しています。
Wi-Fi 6(11ax) | Wi-Fi 5(11ac) | |
最大速度 | 9.6Gbps | 6.9Gbps |
周波数帯 | 5.0GHz/2.4GHz | 5GHz |
チャネル | SP: 80Hz(1.2Gbps) PC: 160Hz(2.4Gbps) |
80MHz(1.2Gbps) |
MU-MIMO | スマホ: 8ユーザー PC: 4ユーザー |
4ユーザー |
最大の違いは理論通信速度の最大値が6.9GHz → 9.6GHzに高速化し、対応周波数帯が5GHzだけでなく2.4GHzにも対応したという点です。
5GHz or 2.4GHzで高速通信
データ通信は周波数が高くなればなるほど高速通信が可能になりますが、障害物に弱く壁が多い建物だと広範囲に電波を届けることができないという特性があります。
- 2.4GHz:障害物に強く遠くまで電波を飛ばせるが通信速度は遅くなる
- 5GHz:通信速度は速くなるが障害物に弱くビルなど建物内に弱い
従来のWi-Fi 5(11ac)は5GHz帯しか対応していなかったので少し離れたところに行くと自動的に通信速度の遅い2.4GHzの11n(450MHz)に切り替わっていました。
そんな中で、Wi-Fi 6(11ax)は5GHz帯と2.4GHz帯にも対応しているので5GHzが届かないところでも2.4GHzの11ax(1147Mbps)での通信が可能に。
つまり、従来のWi-FiルーターよりもWXR-5950AX12なら遠いところでも高速通信ができるということです。
帯域(チャネル)が倍増した
Wi-Fi 6(ax)は通信するチャネル帯域が80Hzから160Hzに倍増していて、一度に送受信できるデータ量が増えて高速通信が可能となっています。
MU-MIMOは速度を低下させずに同時に接続できる台数のことを指しており、WXR-5950AX12ではiPhoneなどのスマホは80Hz(8×8 MU-MIMO)、PCは160Hz(4×4 MU-MIMO)で通信が出来るようになっています。
帯域 | Wi-Fi 6(ax) | Wi-Fi 5(ac) |
---|---|---|
80Hz | 8ユーザー(SP) | 4ユーザー |
160Hz | 4ユーザー(PC) | – |
iPhone 11・11 Proは2×2 MIMO対応のWi-Fi 6に対応しているのでMU-MIMOビームフォーミングによる2ユーザー分の通信帯域を確保して安定通信ができることになります。
もし、8×8 MIMO対応のバケモノスマホがあればWXR-5950AX12のフル性能をふんだんに味わうことが可能。
8×8 MIMO対応のスマホって…あるの?
ちなみに、Pixel 4やXperia 5などはWi-Fi 5に対応したスマホですが2×2 MIMOに対応しているので同じように帯域をまとめて安定通信が可能ですよ。
OFDMAで多台数同時接続が可能に
WXR-5950AX12は1回の通信で複数端末に同時通信が可能となる「OFDMA」という技術に対応しています。
通信帯域を効率よく分割して同時送信ができるため低遅延が求められるゲームなども快適に遊ぶことができる性能となっています。
スマホのバッテリー消費を抑えるTWTに対応
さらに、TWT(Target Wake Time)という技術にも対応していて、データ通信のタイミングを調整して通信していないときのスマホの通信機能をスリープさせることでスマホの電池持ちを長くするという機能も搭載しています。
スマホ側でTWTに対応していないといけませんが、Wi-Fiルーター側でスマホの電池持ちを改善できる機能は有りがたいですよね。
V6プラスに対応している
WXR-5950AX12はV6プラス(IPoE)に対応しています。
従来のPPPoEでの通信速度が遅いという場合でも、プロバイダのV6プラスオプションを開通することで簡単に高速通信が可能となります。V6プラスって何?って方はこちらの記事をどうぞ!
BUFFALO WXR-5950AX12 レビュー
外観・サイズ
WXR-5950AX12はとにかく大きいWi-Fiルーターなのでパッケージもそこそこ大きものとなっています。購入するショップによっては梱包箱がめちゃくちゃ大きいので注意…。
付属品は電源アダプタ、電源ケーブル、10Gbps対応のLANケーブルとなっています。
WXR-5950AX12の正面はこんな感じで、アンテナがとにかく大きいWi-Fiルーターとなっています。
正直なところ、リビングにこれを置きたくはないですね…。まあ、ガジェット部屋にはむしろ置きたいくらいですけど。(そんな部屋はない。)
外付けのアンテナは最初から付いているので自分で取り付ける必要はありません。WXR-1750DHP2は自分で取り付けた記憶があります。
3つの回転軸を内蔵しているので自由自在にアンテナを動かすことができます。
平面になってる面をスマホやタブレット、パソコンがある方向に向けること電波の強度を上げることができます。
1 本のアンテナケースに 2 つのアンテナをスタック配置した「デュアルスタックダイポール構造」を採用することで160MHzの帯域で通信ができるようになってるとか。
アンテナの最適な向き調整が難しいですが、アンテナの調整ガイドの冊子が付属しているので大丈夫。とにかく自分がいるところとアンテナの平面部分を向けるようにすれがOKかと思います。
Wi-Fi 6に対応したルーターには「AX12」が付いていることモデルが多いですね。12ストリームってことなのかな。
WXR-5950AX12は少し大きすぎる…でも、Wi-Fi 6を体験してみたいという方はエレコムのWRC-X3000GSというWi-Fiルーターもあります。
本体左にAOSSボタンが搭載されています。AOSSボタンを押してスマホをタップするだけで簡単に設定できるらしいです。
後述しますが、そもそもV6プラスに対応した光回線ならLANケーブルを接続するだけ設定自体が必要ないからあまり必要性はないのかな。
入出力端子は1GbpsのLANポートが3つ、10GbpsのLANポートが1つ、USB Type-A、モデムと接続するINTEANETポートが1つとなっています。
10GbpsのLANポートを内蔵しているので10Gbpsの通信に対応した光回線(NURO光)なら有効活用できそう。1Gbpsの回線でも通常のLANポートよりも高速通信ができると思うので、直接接続して使う環境があるならぜひ使いたいところ。
接続設定方法
V6プラス(IPoE)の場合
WXR-5950AX12はV6プラス(IPoE)による接続が可能となっていて、プロバイダのV6オプションに加入していればモデムから出てるLANケーブルをINTERNETポートに接続するだけで設定完了となります。
スマホやパソコンのWi-Fiの項目に「Buffalo-A-xxxx」や「Buffalo-G-xxxx」とSSIDが表示されるので選択肢て暗号化キーを入力することでインターネットに接続ができます。
- Buffalo-A-xxxx:5GHz
- Buffalo-G-xxxx:2.4GHz
WXR-5950AX12の背面にあるセットアップカードに暗号化キーが記載されていて、5GHz、2.4GHzともに共通のキーとなっています。
これで通信ができるようになってるはずです。試しに「http://86886.jp/set/」にアクセスすると…
接続が成功していることが確認できます。
なお、最新のiPhone・iPadはSSIDのパスワードを共有化できるのでiPhoneで暗号化キーを一度入力しておけば、別デバイスで使いたい時に簡単に暗号化キーを呼び出して入力することができるのでとても便利ですよ。
PPPoEの場合(従来の方法)
V6プラスを使えない回線の場合はPPPoEで接続する必要があり接続IDとパスワードを設定することで使えるようになります。
上記のようにモデムとWXR-5950AX12を接続してSSIDを選択した状態で先程の「http://86886.jp/set/」または「192.168.11.1」にアクセスしてユーザー名とパスワードを入力します。(アプリやAOSSを使ってもOKですが逆に面倒くさいので使う必要性があまり感じなかった。)
先程のセットアップカードに情報が記載されています。
「詳細設定」→「Internet」→「PPPoE」にプロバイダの契約情報に記載されている接続先ユーザー名、接続先パスワードを入力して「新規追加」します。
ルーターが再起動して接続できたら設定完了です。
実際の通信速度を比較
ではBUFFALO WXR-5950AX12の実力を試してみたいと思います。参考にWXR-1750DHP2と通信速度の違いを比較してみました。
WXR-5950AX12・1750DHP2 通信速度比較
光回線はドコモ光 + GMO BBでV6プラス(IPoE)での接続で設置場所はリビングの配線が出ているテレビ台の上となっています。
計測に使用した端末はWi-Fi 6に対応しているiPhone 11 Proです。
WXR-5950AX12 | WXR-1750DHP2 | ||
リビング1F | 受信 | 447.9Mbps | 341.5Mbps |
送信 | 126.8Mbps | 322.3Mbps | |
和室1F | 受信 | 294.9Mbps | 161.8Mbps |
送信 | 119.6Mbps | 141.8Mbps | |
洗面所1F | 受信 | 338.9Mbps | 225.4Mbps |
送信 | 253.9Mbps | 178.1Mbps | |
玄関1F | 受信 | 428.4Mbps | 289.2Mbps |
送信 | 216.3Mbps | 178.1Mbps | |
マイルーム2F | 受信 | 12.7Mbps | 2.97Mbps |
送信 | 12.3Mbps | 7.29Mbps | |
寝室2F | 受信 | 254.1Mbps | 163.9Mbps |
送信 | 225.5Mbps | 189.2Mbps | |
子供部屋2F | 受信 | 428.3Mbps | 304.8Mbps |
送信 | 202.3Mbps | 326.4Mbps |
さすがWXR-5950AX12は大型アンテナを搭載してるだけあって通信速度が速くてより遠い部屋でも快適に通信ができるようです。
横長の5LDKの戸建てリビングが家全体の端にありルーターの設置場所がかなり隅っこに配置しているので2階のマイルームの速度は厳しいものがあります。
しかし、4LDKの戸建てならWXR-5950AX12の1台だけで十分な速度を得ることができると思います。また、5LDKの戸建てでも配線を見直すことで1台で運用することも可能です。
実際に我が家ではお風呂場の上にある通気口の上にWi-Fiルーターを設置していて家全体に電波が届くようにしています。
お風呂場の上にある点検口に電話線の引き込み口があり、さらにテレビのブースターが設置されているため電源が来ています。そこに光回線のモデムとWi-Fiルーターを設置。
この点検口はちょうど家の中心にあり1階・2階ともに電波を飛ばすに絶好の場所なんですよね。
WXR-5950AX12 | WXR-1750DHP2 | ||
リビング1F | 受信 | 355.1Mbps | 282.5Mbps |
送信 | 107.2Mbps | 270.0Mbps | |
和室1F | 受信 | 320.6Mbps | 247.8Mbps |
送信 | 150.6Mbps | 122.1Mbps | |
洗面所1F | 受信 | 432.5Mbps | 458.5Mbps |
送信 | 132.8Mbps | 143.2Mbps | |
玄関1F | 受信 | 428.4Mbps | 400.1Mbps |
送信 | 216.3Mbps | 276.4Mbps | |
マイルーム2F | 受信 | 365.6Mbps | 321.1Mbps |
送信 | 311.7Mbps | 344.1Mbps | |
寝室2F | 受信 | 110.6Mbps | 65.7Mbps |
送信 | 53.8Mbps | 81.5Mbps | |
子供部屋2F | 受信 | 61.3Mbps | 13.9Mbps |
送信 | 51.5Mbps | 55.8Mbps |
このように家の中心らへんにルーターを配置できればWXR-5950AX12が1台あれば5LDKの戸建てでも問題なく運用できるのかと思います。
ちなみに、WXR-5950AX12は本体サイズが大きいのでマンションやアパートなどの利用には向いていません。
リビングの配線が出ているところに普通に設置したら存在感がスゴイので、内蔵アンテナを搭載した普通のWi-Fiルーターであれば問題はないのかなと思います。
しかし、戸建てなら点検口は絶対にあるのでこのような場所に設置することで本体サイズの大きさを気にする必要はなくなるし、超強力なアンテナを搭載したWXR-5950AX12と一軒家の相性は抜群にいいですよ。
条件が揃わないと難しい設置場所ですが、もし可能なら点検口はおすすめです。
Wi-Fi 6の効果は?
WXR-5950AX12はWi-Fi 6に対応したルーターなのでiPhone 11・11 Proでどれくらい恩恵があるのか気になるところ。
ということで、Wi-Fi 6に対応したiPhone 11 ProとWi-Fi 5のPixel 4で通信速度を比較してみました。
確かにWi-Fi 6に対応しているiPhone 11 Proの方が高速通信ができることが多いのかなと思います。しかし、Wi-Fi 5のPixel 4もなかなか優秀でとくにアップロードの速度はiPhone 11 Proよりも高速通信ができることが多いです。
各部屋で通信速度を比較してみました。
iPhone 11 Pro(Wi-Fi6) | Pixel 4(Wi-Fi 5) | ||
リビング1F | 受信 | 447.9Mbps | 366.2Mbps |
送信 | 126.8Mbps | 312.4Mbps | |
和室1F | 受信 | 294.9Mbps | 246.5Mbps |
送信 | 119.6Mbps | 119.6Mbps | |
洗面所1F | 受信 | 338.9Mbps | 298.1Mbps |
送信 | 253.9Mbps | 302.8Mbps | |
玄関1F | 受信 | 428.4Mbps | 111.4Mbps |
送信 | 216.3Mbps | 311.7Mbps | |
マイルーム2F | 受信 | 12.7Mbps | 14.6Mbps |
送信 | 12.3Mbps | 14.2Mbps | |
寝室2F | 受信 | 254.1Mbps | 319.4Mbps |
送信 | 225.5Mbps | 251.4Mbps | |
子供部屋2F | 受信 | 428.3Mbps | 246.5Mbps |
送信 | 202.3Mbps | 259.4Mbps |
ルーターから近い場所だとWi-Fi 6の恩恵を大いに受けることができるみたいですが、離れた部屋になるとWi-Fi 6の効果はあまりないのかも。
じゃあ、Wi-Fi 6って意味がないの?って思うかもしれませんがそんなことはありません。
WXR-5950AX12のWi-Fi 6は帯域が広いので複数の端末を使った時に速度が低下しにくいというメリットがあるので、複数の端末を使っていて安定通信を求めるならWXR-5950AX12を選ぶメリットはあるのかなと思います。
BUFFALO WXR-5950AX12 レビュー・評価のまとめ
BUFFALO WXR-5950AX12はとにかく本体サイズが大きいWi-Fiルーターなので、マンションやアパートに住んでいる方は選ぶべきではないですが、戸建てなら1台で家全体を通信できる環境を作ることが可能となっています。
- Wi-Fi 6の高速通信に対応
- V6プラスに対応している
- 4LDK戸建てなら1台でOK
- 5LDK戸建ては工夫次第で1台でイケる
- 大きいので設置場所が難しい
- マンション・アパートには大きすぎる
- 端末価格が高い
Wi-Fi 6の恩恵を受けるにはiPhone 11やiPhone 11 Proが必要となりますが、Wi-Fi 5対応の従来のスマホでも十分な通信速度が出るのでとくに問題ないです。
メッシュWi-Fiだと複数台のルーターが必要となってしまいますが、WXR-5950AX12なら戸建てで1台でWi-Fi環境を構築できます。1台で完結させたいなら強力なアンテナを内蔵しているWXR-5950AX12は良い選択肢になると思います
ここまでWi-Fi 6のWXR-5950AX12をレビューしてきましたが、正直なところ下位モデルのWXR-1750DHP2のコストパフォーマンスの良さに驚いています。
7,480円の低価格ルーターでありながら外付けアンテナを搭載しているので他社メーカーのV6プラス対応Wi-Fiルーターよりも通信速度が出るし、Wi-Fi 6に対応しているWXR-5950AX12と比較しても悪くない性能となっています。
4LDK戸建てならWXR-1750DHP2でも十分使えますし、マンションやアパートなら本体サイズの小さいWXR-1750DHP2という選択肢はアリなのかなぁって思います。
V6プラスについてはこちらをどうぞ。
Wi-Fi 6に対応しているiPhone 11の比較はこちらです。
iPhone SE(第2世代)もWi-Fi 6に対応しています。44,800円で買えるスマホで対応したのはスゴイかも。iPhone SE2のレビューもしています。
Galaxy S20、Galaxy S10もWi-Fi 6に対応しています。
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