Bose SoundSport Free wireless headphonesはボーズらしい濃厚な重低音を奏でつつランニングしたりトレーニングしながらでも使いやすい完全ワイヤレスイヤホンです。
この記事では、Bose SoundSport Free wireless headphonesの装着感、音質、使い勝手をレビューしています。実際に使ってみてメリット、デメリットも書いています。
この記事の目次
Bose SoundSport Free wireless headphones レビュー
Bose SoundSport FreeはBOSEの完全ワイヤレスイヤホンで製品名のとおりスポーツをする人に使いやすいように開発された耳にねじ込むタイプのワイヤレスイヤホンです。
Bose SoundSport Freeは他のワイヤレスイヤホンと比べると本体部分が少しだけ大きいんですよね。
Bose SoundSport Freeの音質はBOSEらしい低音から高音まで迫力あるサウンドを楽しめてベースの効いたリズム感のある音楽を聴く方や、トレーニングをする時に良い音で音楽を効いてテンションを上げていきたい方におすすめです。
- インナーイヤー型のワイヤレスイヤホン
- 迫力のあるBOSEサウンド
- StayHear+ Sportチップで軽量で快適な付け心地
- 足音がボワンボワンと共鳴せずトレーニングに最適
- IPX4の防水・防汗仕様で雨の中の運動にも使える
- ケースから取り出してすぐに使える
- 物理ボタンで操作ができる
- 一度の充電で5時間の連続再生
- ケースとの併用で15時間使用可能
このBOSEのワイヤレスイヤホンの名称は「Bose SoundSport Free」となっていて「スポーツ」と名付けられていますが「なにがスポーツなの?」と疑問に思いますよね。
耳にねじ込むタイプのカナル型イヤホンは装着しながら歩くと足音が耳にボワンボワンと共鳴してしまうのでランニングなどでの使用にはあまり向いていません。
しかし、Bose SoundSport Freeはカナル型イヤホンっぽいインナーイヤー型のイヤホンなので足音がボワンボワンと耳に響くことがないのです。
ボワンボワンするのが嫌でジムで走るときはAirPods以外は使わなかったのですが、Bose SoundSport Freeはボワンボワンしないので普通にトレーニングをしながら快適に使うことができるのでおすすめです。
価格が2万円ほどするのでちょっと高いですが、低音の効いたサウンドを完全ワイヤレスで楽しむことができます。
では、Bose SoundSport Freeを詳しく見ていきましょう。
パッケージと付属品
Bose SoundSport Freeのパッケージは白黒ベースのシンプルなものとなっていて、充電ケース、イヤホン本体の他に充電ケーブル(MicroUSB)とイヤーチップ、説明書などが入っています。
充電ケーブルはMicroUSBが付属していますが充電アダプタはないので別途準備する必要がありますが、スマホで使っているような5Wの充電アダプタがあればOKです。
Bose SoundSport Free 充電ケース
Bose SoundSport Freeは単体で5時間の連続再生ができますが、充電ケースを併用することで最大15時間の音楽を再生することができます。
BOSEのロゴが刻印された黒色の充電ケースは長細いスタイルとなっていてケースが25 x 32 x 30mm(約80g)とけっこう大きいです。
AirPodsの充電ケースと比較するとこのサイズ差です!
で、でかい!
カバンの中に入れて持ち歩くならケースの大きさは気にはなりませんがポケットの中に入れて持ち運ぶのはちょっと厳しいでしょう。
ケース中央にあるボタンを押すと白色のステータスインジゲーターが点灯して充電ケースのバッテリー残量を確認できるようになっています。
- ○●●●●:0 〜20%
- ○○●●●:20-40%
- ○○○●●:40〜60%
- ○○○○●:60〜80%
- ○○○○○:80〜100%
- ●○●○●:充電エラー
- ○●○●○:バッテリーエラー
イヤホン単体のバッテリー駆動時間が5時間で充電ケースはBose SoundSport Freeを2回充電することができるバッテリーを搭載しています。
Bose SoundSport Freeの充電ケースはバッテリー残量だけでなくエラーが出た時もステータスインジゲーターで確認することができます。まあ、エラーが出ることは滅多なことではないと思いますが。
イヤホン本体はこんな感じで入っています。
イヤホン本体をケースに戻すことで自動的に充電ケースから給電されるので、いつでも充電されたイヤホンで音楽を楽しむことが可能となっています。
Bose SoundSport Freeの充電ケースのポートはMicroUSBとなっています。
充電アダプタは付属していないので、スマホやその他のデバイスで使っている充電アダプタを代用することになります。なお、フル充電するには2時間ほどの時間が必要となります。
Bose SoundSport Free 外観デザイン
Bose SoundSport Freeはイヤーチップをドライバー部分に取り付けて耳にねじ込むように装着するタイプのイヤホンです。
通常のカナル型イヤホンと違って耳を完全に塞ぐわけではありませんが、イヤーチップがしっかりと耳に密着するので密着性が高いものとなっています。また、BOSEらしい低音の効いた迫力のあるサウンドを楽しめるだけでなく音漏れも少ないのが特徴となっています。
イヤホン本体は光沢のあるスタイルとなっており、防滴(IPX4)仕様なので雨の中のランニングでも安心して使うことができます。
Bose SoundSport Free 使い心地・音質
簡単に接続できる
Bose SoundSport Freeはケースからイヤホンを取り出すだけで自動的に電源がONになって前回ペアリングしたデバイスと自動接続されるので、取り出してからすぐに使うことができます。
初期設定のペアリングはイヤホンをケースから出した状態でスマホのBluetoothの設定画面から簡単に設定することができます。
物理ボタンで操作できる
Bose SoundSport Freeは物理ボタンを搭載しています。左側のイヤホンには電源ボタン(Bluetooth)を搭載していますが、充電ケースから取り出すと自動的に電源がONになるのでほぼ使うことはないです。
右側のイヤホンにボタンが3つ搭載されていて操作ができるようになっています。
- 再生・一時停止:マルチファンクションボタンを押す
- 次の曲にスキップする:マルチファンクションボタンを2回押す
- 前の曲に戻る:マルチファンクションボタンを3回押す
- 音量アップ:音量アップ「+」ボタンを押す
- 音量ダウン:音量ダウン「ー」ボタンを押す
手元にスマホがなくてもイヤホン本体だけで音量調整できるのは便利ですよね。ただし、ボタンが少し小さいので慣れるまで操作はしにくいかもしれないですね。
付け心地は良くて運動してもOK
Bose SoundSport Freeは他メーカーのカナル型イヤホンと比べて密着度がそこまで高くないので付け心地が自然で足音が耳にボワンボワンと響くこともないのでとても快適に音楽を楽しむことができます。
イヤーチップのサイズはS、M、Lの3つから選ぶことができます。
僕の耳だと最初から取り付けられていたMサイズのイヤーチップだと走り込みをすると外れることがありましたが、Lサイズに取り替えたら問題なく使うことができました。
また、Mサイズのイヤーチップだと篭った音になっていましたがLサイズにしたら低音から高音まで綺麗な音になったので、やっぱりイヤーチップのサイズが耳に合うかどうがというのは非常に重要なポイントのようですね。
専用アプリで探すことができる
BOSEの専用アプリを使うことでBose SoundSport Freeを紛失してしまったとしても前回使っていた位置情報から簡単に探し出すことができます。
けっこう正確に位置情報を割り出すことができるので、数時間以内に見当たらなくなったとしても見つけ出すことができるんじゃないでしょうかね。何気にこういう機能って大事ですよね。
Bose SoundSport Free 音質の評価
Bose SoundSport Freeの音質はさすがBOSEだけあって良くて特に低音の音質の質感が高い迫力のあるサウンドを楽しむことができるのでベースの効いたロックな音楽を聴くのに適しているのかなと思います。
ボーカル部分の音域の解像感が若干不足しているように聞こえますが、楽器を使った楽曲であれば満足できる音質で聴くことができるのかなと思います。
また、Bose SoundSport Freeは音量に合わせて音がよく聞こえるようにイコライザーを自動的に最適化しているので音量を下げてもベースやドラムの音をしっかり聴くことができるようになっています。
独断と偏見でBose SoundSport Freeの音質を6段階で評価しました。
ランニングをしながら音楽を聴くと低音部分が聞こえなくなってしまうことがありますが、Bose SoundSport Freeはしっかりと低音を感じることができるので、気持ちよくトレーニングをすることができそうです。
動画の映像と音声のズレについて
Bose SoundSport Freeの映像と音声のズレについてですがAndroidデバイスは少しズレるくらいですが、iPhone・iPadだと結構なズレが発生してしまいます。
- Android:遅延少しあり
- iPhone/iPad:遅延あり
けっこう豪快に動画と音がズレるので音楽以外の動画コンテンツを観るのは少々辛いかもしれませんね。Android端末を使っている方は問題ないので安心して使うことができますが、iPhoneを使っている方はちょっと注意です。
Bose SoundSport Freeの惜しいところ
イヤホンを外しても再生し続ける
Bose SoundSport Freeは近接センサーを内蔵していないので耳からイヤホンを外しても音楽や動画は再生し続けます。
とはいえ、充電ケースにイヤホンを片付けることで自動的に接続を切ることができるので個人的には特に問題はないのかなと思います。
方側だけで充電ができない
AirPodsやJabra Elite 65tはどちらかのイヤホンを充電ケースに戻した状態でも片方のイヤホンだけでモノラル再生することができますが、Bose SoundSport Freeは片方のイヤホンを充電しながら音楽を聴くことができません。
充電するときは両イヤホンとも充電ケースに戻しておく必要があります。
Bose SoundSport Freeのスペック比較
Bose SoundSport Freeと価格帯が似ているJabra Elite 65tとAirPodsのスペックを比較してみました。
Bose SoundSport Free | Jabra Elite 65t | AirPods | |
タイプ | インナーイヤー型 | カナル型 | インナーイヤー型 |
Bluetooth | 4.2 | 5.0 | 5.0(?) |
防水性能 | IPX4 | IPX5 | – |
バッテリー駆動時間 | 5時間 | 5時間 | 5時間 |
バッテリー駆動時間(充電ケース込み) | 15時間 | 15時間 | 24時間 |
周囲音取込み機能 | なし | あり | なし |
連携アプリ | あり | あり | なし(iOSなら連携抜群) |
価格 | 22,000円 | 20,000円 | 22,800円 |
どれも2万円くらいで購入できる完全ワイヤレスイヤホンです。
どれも使い勝手も良くて音質も良いのでどれがいいかは迷ってしまうのですが、デザインや好みで好きなイヤホンを購入するのがいいのではないでしょうか。
Bose SoundSport Free wireless headphonesはどんな人におすすめか?
Bose SoundSport Free wireless headphonesは足音が耳にボワンボワン響かないので快適にランニングすることができるのが個人的には最大のメリットです。
- BOSEらしい低音の効く高音質サウンド
- 自然な付け心地が良い
- 足音がボワンボワンと耳に響かない
- 雨に濡れても大丈夫
- トレーニング用のイヤホンとして最適
ジムでのトレーニングのお供にBose SoundSport Freeを使いましょう。マジで快適ですよ。
- 自動停止機能が搭載していない
- 充電ポートがUSB MicroBに対応
- 片方のイヤホンだけ充電できない
- 充電ケースが大きい
たまに耳から外れやすい、音が悪いという意見も見かけますがイヤーチップが合っていないだけだと思います。(付属のチップ全て合わない可能性は否定できませんが..。)
イヤホン本体部分は少し大きめなので見た目は装着してる感があり重量も18gとそんなに軽くはありませんが耳に付けている感じはほとんどしません。
おそらく、BOSE独自設計のStayHear+ Sportチップが効いているんでしょうね。
カナル型っぽいイヤホンなのに密着感があまりなく窮屈な感じがあまりしないのでとても付け心地の良いイヤーチップとなっています。
ベースの効いた音楽は他のワイヤレスイヤホンでは再現できないくらい迫力あるサウンドなのでトレーニング目的以外にもビートの効いた音楽を聴くことが多い方にもBose SoundSport Freeはおすすめです。
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