ahamoは20GBデータ通信 + 国内通話5分無料で2,970円で使えるワンプランですがデータ通信量を80GB追加できる「ahamo 大盛り」をオプションで付けられます。
合計100GBのデータ通信が可能になってスマホのテザリング機能を使ってポケットWi-Fiの代わりとしてもahamo大盛りを使うことができます。
この記事では「ahamo 大盛り」の料金をドコモの5Gギガホや他社の類似プランと比較しお得かどうか見ています。ahamoを検討している方は参考にどうぞ!
この記事の目次
ahamo 大盛りの特徴
- データ通信:100GB(ahamoに大盛りを追加)
- 音声:国内通話5分無料(超過:22円/30秒)
- 月額料金:4,950円(2,970円 + 1,980円)
- 海外ローミング20GB利用可能(追加料金なし)
- 全てオンラインで手続きできる
- 機種代金は別途、表記価格は税込
基本プラン「ahamo」に「ahamo大盛り」を付けると80GBのデータ通信が追加となって最大100GB(20GB + 80GB)の大容量の通信ができるオプションです。
動画をたくさん見るから20GBのデータ通信では足りない、Wi-Fi環境がないところでスマホを使うことが多いなら「ahamo大盛り」はいい選択肢となります。
ahamo大盛りのメリット
100GBで動画もゲームも楽しめる
「ahamo大盛り」のオプションを付けると最大100GBのデータ通信が可能で、外でそこそこ使ってもギガ不足に悩みがなくなります。
もちろん使い方次第ですが、例えばAmazonプライムビデオのストリーミング再生は「高画質」で「1時間で約1.4GB」のデータ使用量です。
毎日1時間ほど動画視聴したとしても50GBの使用量なので自宅にWi-Fiがなくてもahamo大盛りがあればなんとかなるかもしれません。
ゲームアプリも1本につき1〜3GB、原神は10GBと容量が多いですがたくさんのデータが必要になるのは最初だけなので問題はないです。(プレイ期間が空くと10GBのデータを再ダウンロードする必要が出てくるが。)
100GB使うなら意外と低価格で使える
ahamo 大盛り(100GB)は4,950円です。povoで100GBのデータ通信をするなら12,980円(150GB / 180日間)を支払う必要があります。
povoは180日間使えるのでその間で150GBを使うなら安くていいですが、1ヶ月で100GBのデータが欲しいとなると対応が難しいです。
ドコモ回線で安定した通信ができる
ahamoはNTTドコモが運営しているオンライン専用プランでドコモ回線を使用しているので電波は届きますし安定しています。
価格だけで見るなら楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIIは3,278円でデータ通信量無制限なので電波がちゃんと入るエリアならお得です。
ただ、メインのスマホで安定して使うならドコモのahamo大盛りはいい選択肢になるでしょう。
テザリングでポケットWi-Fiとして
自宅や職場以外で外で作業するためにポケットWi-Fiを持ち歩いてる方も多いと思いますが、ahamo大盛りにしてスマホをポケットWi-Fiの代わりに使えます。
ahamoは追加料金なしでテザリング(インターネット共有)が使えてデータ量の制限もなくしっかり100GBをテザリングで消費できます。
テザリングするとスマホの電池の減りは速くなりますがバッテリー容量の多い端末にしたり、モバイルバッテリーを持ち歩くだけで問題は解決できます。
ポケットWi-Fiの代わりにモバイルバッテリーを持ち出す感じですね。
ちなみに、バッテリー容量の多くて電池持ちがいいスマホはiPhone 13 Pro Maxですが、価格が高いのでiPhone 13でもいいかも。個人的にはiPhone 13 miniでテザリングすることが多いですが1時間で10%〜15%ほど消費となっています。
海外82カ国で20GBが追加料金なしで
ahamoは海外82カ国で追加料金なしで最大20GBまでのデータ通信ができます。
- ahamo:海外82カ国 20GBまで追加料金、申込み不要
- 楽天モバイル:海外66カ国 2GBまで、通話無料
- povo:-
- LINEMO:海外パケットし放題 2,980円 / 日
- UQ mobile:490〜980円 / 日
- Y!mobile:海外パケットし放題 2,980円 / 日
20GBまでデータ通信が追加料金なしで使えるのはahamoだけなので海外によく行くなら良い選択肢になります。
ahamo大盛りのデメリット
21GB〜99GBでも料金変わらず
ahamo大盛りのオプションを+1,980円で付けると80GBのデータ通信が利用可能ですが、月に50GBしか使わない場合も「80GB:+1,980円」は変わりません。
21GB〜99GBで料金が可変しないのはシンプルで分かりやすいですが、20GBじゃ足りないけど50GBも使わないという方にとっては勿体無い感が出てしまうかもしれません。
ahamoのデメリットはそのまま
ahamo大盛りはahamoのオプションなのでahamoのデメリットはそのまま継続となります。
- spモードコンテンツ決済サービス
- ドコモメール
- ドコモ電話
- データ保管BOX / dフォト
- いちおしパック
- 留守番電話サービス
- メロディコール
- イマドコサーチ
ドコモメールなどはいいとして、キッズケータイのイマドコサーチが使えないのは何気に痛いです。
なお、Apple Watch セルラーモデルの通信をするための契約・ワンナンバーサービスは2022年6月29日にahamoでも使えるようになりました。
ahamo 大盛り料金比較
ahamo大盛りとドコモ 5Gギガホプレミア
ahamo大盛りとドコモ 5Gギガホプレミアの料金と特徴を比較しました。
プラン | ahamo大盛り(オンライン) | 5Gギガホプレミア (オンライン/店舗) |
---|---|---|
〜3GB | 2,970円 | 5,665円 |
〜20GB | 6,650円 | |
〜100GB | 4,950円 | |
〜無制限 | – | |
音声通話 | 5分無料 超過22円/30秒 かけ放題:1,100円 |
22円/30秒 5分無料OP:770円 かけ放題:1,870円 |
メール | – | docomo.ne.jp |
テザリング | 無料 | 無料 |
割引サービス | 家族割カウント対象(割引なし) | 家族割:-1,100円(3回線以上) ドコモ光セット割:-1,100円 |
dカード特典 | dカード:+1GB dカードGOLD:+5GB、10%還元(最大300pt) |
dカードお支払い割:-187円 dカードGOLD:10%還元 |
データ通信無制限で使うなら5Gギガホプレミアがおすすめですが、100GBの容量で足りるなら「ahamo大盛り」にすると4,950円で100GBをしっかり使うことができます。
ただし、5Gギガホプレミアなら家族割、ドコモ光セット割が使えて最大2,200円割引になって無制限プランを4,450円で使えます。
ただ、音声通話は従量制で5分通話無料を追加で+770円の5,220円と高いので100GB以下に収まるならシンプルなahamo大盛りのほうが安くていいでしょう。
ahamo大盛りと他社プラン(オンライン)
では、オンライン専用プランのahamoの競合となるpovo 2.0、ラインモも3プランで料金を比較してみます。
プラン | ahamo大盛り | povo 2.0 | LINEMO |
---|---|---|---|
〜1GB | 2,970円 | 390円 (7日間) |
990円 |
〜3GB | 990円 (30日間) |
||
〜20GB | 2,700円 (30日間) |
2,728円 | |
〜60GB | 4,950円 | 6,490円 (90日間) |
– |
〜100GB | – | – | |
〜150GB | – | 12,980円 (180日間) |
– |
無制限 | – | 330円(24時間) | – |
音声通話 | 5分無料 超過22円/30秒 かけ放題:1,100円 |
22円/30秒 5分無料:550円 かけ放題:1,650円 |
22円/30秒 5分無料:550円 かけ放題:1,650円 |
メール | – | – | – |
テザリング | 無料 | 無料 | 無料 |
割引サービス | 家族割カウント対象(割引なし) | なし | なし |
ラインモはそもそも大容量プランがなく最大20GBまでのデータ通信量となっており、povo 2.0は最大150GBまでのトッピングがあります。
povo(150GB)が12,980円なのに対してahamo大盛り(100GB)が4,950円と半額以下で使えます。ただ、povoは3ヶ月で150GBなので3ヶ月かけて使うならpovoが安くなります。
つまり月に50GBしか使わないならpovo、毎月しっかり100GBのデータ通信をするならahamoがお得です。
ahamo大盛りと他社プラン
ahamo大盛りと楽天モバイル、UQ mobile、ワイモバイルのプランを比較します。
プラン | ahamo大盛り | Rakuten UN-LIMIT VII | UQ mobile | Y!mobile |
---|---|---|---|---|
〜3GB | 2,970円 | 1,078円 | 1,628円 | 2,178円 |
〜15GB | 2,178円 | 2,728円 | 3,278円 | |
〜20GB | 3,828円 | 2,970円 | ||
〜25GB | 4,950円 | 3,278円 | ||
〜100GB | – | – | ||
〜無制限 | – | – | – | |
音声通話 | 5分無料 超過22円/30秒 かけ放題:1,100円 |
22円/30秒 専用アプリ無料 |
22円/30秒 10分無料:770円 かけ放題:1,870円 |
22円/30秒 10分無料:770円 かけ放題:1,870円 |
メール | – | – | – | 5,665円 |
テザリング | 無料 | 無料 | 無料 | 5,665円 |
割引サービス | なし | なし | なし | 5,665円 |
UQ mobileとY!mobileは大容量プランがないのでahamo大盛りとの比較はできないですが、25GB以上のデータ通信をするなら+1,980円で100GBまで使えるahamo大盛りは良い選択肢です。
もちろん、コスパだけで見るなら3,278円で無制限でデータ通信ができる楽天モバイルもいいですが、ahamoなら安定したドコモ回線が使えるメリットがあり、通信速度も高速です。
ahamo大盛り メリット・デメリット:まとめ
「ahamo大盛り」はahamo(20GB)に追加料金1,980円で(80GB)が追加されて合計100GBのデータ通信ができるお得なプランです。
- 4,950円で計100GBの通信可能
- テザリングが無料で使える
- テザリングのデータ制限なし
- ポケットWi-Fiの代替えとして
- データ通信しない月はOPを外せる
テザリング(インターネット共有)を使ってahamoの通信ができるスマホからMacBook、iPad セルラーモデルのデータ通信もできます。ahamoのいいところはテザリングのデータ制限なしで使えるところで。
しっかり100GBをテザリングで消費することも可能です。
一般的なポケットWi-Fiの月額料金は100GBで3,000〜4,000円なのでahamoを使ってるユーザーさんなら追加料金1,980円で100GBまで使えるのはお得ですし、ポケットWi-Fiを持ち運ぶ必要もありません。
- 50GBしか使わない場合は損な気分に
- 余ったデータ容量は繰越できない
100GBもデータ通信ができるので毎月100GBしっかり消費するのは難しいこともあるかもしれませんが、ahamoは余ったデータ容量の繰越もできません。
ここが最大のデメリットと言ってもいいかもしれません。50GBほどしか使わなかった月があったとしたら少し損した気持ちになりそうですね。
「ahamo大盛り」は1ヶ月だけ使ってオプションを外すこともできるので翌月は20GBに収まりそうなら予め解約予約を入れておくのがいいでしょう。出張や旅行でデータ通信することが多い月だけ申し込む使い方も可能です。
→ ahamoについて
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