Apple Watch セルラーとGPSどっちにする？できることの違いを比較！

Apple Watchは通常のGPSモデルだけでなくセルラー機能を搭載したGPS + Cellilarモデルも選べます。アルミケースは両方あって、ステンレスモデルとApple Watch Ultraはセルラーモデルのみです。

Apple Watch 対応表

シリーズ	ケース	GPSモデル	GPS + Cellularモデル
Apple Watch 10	アルミ	○	○
Apple Watch 10	チタニウム	×	○
Apple Watch Ultra2	チタニウム	×	○
Apple Watch SE	アルミ	○	○

Apple WatchのセルラーモデルとはiPhoneが近くになくても単独でモバイル通信可能で単独で連絡をしたり、地図アプリで位置確認ができるメリットがあります。

GPSモデルとセルラーモデルの価格差はApple Wacth SEが8,000円、Apple Watch 10が15,000円で、この価格差でセルラーモデルにするメリットがあるのか焦点となります。

ココが重要でセルラーモデルは便利ですが必要ない機能を無理して買う必要ないです。本当にセルラーモデルが必要なのか見極めてから購入しましょう！

この記事では、Apple WatchのGPSモデルとGPS + Cellularモデルを比較したので、セルラーモデルのメリット、デメリットなど気になる方は参考にどうぞ！

Apple Watch Series 10

この記事の目次

Apple Watch セルラーのメリット

Apple Watch GPSモデルとセルラーモデル — GPSモデルとGPS + Cellularモデル

Apple Watch GPS + Cellularはセルラーモデルを選んでも通信キャリアでApple Watchのモバイル通信契約をしないとGPSモデルと出来ることは同じとなります。

セルラーモデルにApple Watchのモバイル通信契約することではじめて以下のメリットを手に入れられるので、アルミケースを選ぶ場合はよく考えてから購入しましょう。

iPhoneが近くになくても通信ができる

Apple Watch セルラーモデルの最大のメリットはiPhoneが近くになくてもApple Watchだけで通信できるところです。

電話をしたり、メッセージを送信したり、通知を受け取ったり。さらに、地図アプリで現在地の確認やナビゲーションもセルラーモデルならApple Watchだけで可能です。

運動時にiPhoneがなくても使える

Apple WatchはGPSモデルでiPhoneが近くになくてもワークアウトなどのトラッキングは可能で走った時間や距離、平均ペースなどもしっかり記録できます。

となると、GPSモデルでもいいかな？

…となりますが、iPhoneがないとメッセージなどの通知を受けられません。電話もできないのでiPhoneも持ってランニングしないと連絡手段としてApple Watchを使えないんですね。

もし、ランニング中も連絡が必要なシーンが想定されるならApple Watch セルラーモデルがあればiPhoneを持ち出すことなく連絡手段を確保できます。

Apple Watch セルラーモデルならランニングに通信ができる — ランニング時もiPhoneがなくても使える

そこまでするならiPhone持ち出したら？…って思うかもしれませんが、ランニング中って意外とiPhoneが邪魔だなぁ…って感じることありますよね。

ポケットの中にiPhoneを入れますよね？ショルダーバックを持ち出してランニングするというのも良いですが、せっかくなら身軽に走りたいものです。

少しでも身軽に運動をしてトレーニングしたい方はApple Watch セルラーモデルにApple Watchの通信契約するのがおすすめです。

Apple Payの電子決済はGPSモデルでもiPhoneが近くになくても決済ができます。

iPhoneを自宅に置いたまま走ってコンビニに入って飲み物をQUICPayやiDで買うことができます。

Apple Watchでこんなスマートな使い方ができるので走って喉が乾いたらコンビニで水分補給なんかもできるので意外と便利ですよね。

（※ 電子決済はGPSモデルでiPhoneが近くになくても決済できるのでセルラーモデルがなくても問題ありません。）

ストリーミング音楽も聴ける

Apple WatchはAirPods（第3世代）やAirPods Pro（第2世代）などのワイヤレスイヤホンで音楽を視聴できます。

GPSモデルでもiPhoneがあればストリーミングで音楽を流せて、楽曲をダウンロードしてローカルで音楽視聴はできます。

なら、セルラーモデルは必要ないのでは？

…となりますが、GPSモデルはiPhoneが近くにないとストリーミング再生できないのがApple Watch セルラーモデルならストリーミング再生可能です。

音楽をダウンロードしてもいいですが面倒ですし、iPhoneがなくてもApple Musicで新しい曲をストリーミング再生してテンション上げてランニングができてしまうのです。

なんて素敵なんでしょうか。

iPhoneが電池切れてもなんとか生きていける

iPhoneでゲームしてたら電池残量がゼロになってしまった、どうしよう、やばい。

…なんて不測の事態はそうそうないですが、もし充電を忘れて電源が切れたとしてもApple Watchセルラーモデルがあればなんとかなります。

Apple Watch単体でめしたり電話をかけられるので生存確認はバッチリできるのでiPhoneのバッテリーが無くなった場合でも通信手段を残しておくことが可能となります。

ファミリー共有で1台のiPhoneで設定できる

Apple Watch セルラーモデルは「ファミリー共有」を使うことができて、1台のiPhoneで複数のApple Watchをペアリングして音声通話をしたりデータ通信ができます。

ファミリー共有はセルラーモデルのみ使える機能で、位置情報も共有できるのでちょっとしたキッズケータイ的な役割としてApple Watchを使えます。

それぞれのApple Watchは全てセルラーモデルである必要はあって費用はかかりますが1台のiPhoneでお子さんやおじいちゃん、おばあちゃんとコミュニケーションを取ることが可能です。

Apple Watch セルラーのデメリット

Apple Watch セルラーモデルにデメリットはありません。

Apple Watchのモバイル通信契約しないならGPSモデルとして使えますし、唯一のデメリットとなるのはアルミケースだとGPSモデルよりも価格が高いところです。

デメリットはないけどApple Watchのアルミケースを選ぶならGPSモデルで十分かもね？

…といった感じです。

基本的にiPhoneは肌身離さず持ってる

Apple WatchだけでなくiPhoneは基本的に肌身時離さず持ってることが多いです。

ランニングや運動をガチですることが多い方はiPhoneが手元から離れることはありますが、多くの方はiPhoneが近くにないと発狂してしまいますよね。

基本的にiPhoneとApple Watchが離れることはないのでアルミケースを選ぶなら価格の安いGPSモデルを選んで問題はないのではないでしょうか。

単体で使うと電池の減りが速い

Apple Watch セルラーモデルはiPhoneが近くにある状態であればGPSモデルとバッテリー持ちは変わりないですが、単体でLTE通信が続くと電池減りが早くます。

1日の中で少しだけiPhoneがない時があるくらいなら問題ないですが、何時間もApple Watchだけで使うとバッテリーが途中で切れる可能性もあるので注意です。

モバイル通信の契約が必須

Apple Watchのセルラーモデルで単体で使うには各キャリアで別途契約することになります。

しかも、単体で契約できないのでメイン回線は各キャリアのSIMカードが入ったiPhoneを使うことになります。（SIMフリー版のiPhoneでOKです。）

キャリアの通信費用

ドコモ：ワンナンバーサービス月額550円
au：シェアナンバー月額385円
ソフトバンク：モバイル通信サービス月額385円

Apple Watch セルラーモデルをモバイル通信契約をして使うと1年間の費用はこうなります。

1年で必要な費用

ドコモ：500円 × 12ヶ月 = 6,600円
au・SB：385円 × 12ヶ月 = 4,620円

基本料金にプラスで必要となる費用なので負担が増えるのは目に見えます。これだけの通信費用の負担が増えてでもセルラーモデルが魅力なら契約して使いましょう。

端末価格が高い

Apple Watch セルラーモデルはGPSモデルよりも端末価格が高く設定されています。

Apple Watch 価格

シリーズ	GPSモデル	GPS + Cellularモデル
Apple Watch Ultra2	–	128,800円〜
Apple Watch 9	59,800円〜	74,800円〜
Apple Watch SE	34,800円〜	39,800円〜

GPSモデルとセルラーモデルの価格差はApple Wacth SEが8,000円、Apple Watchが15,000円で、Apple Watch Ultraはセルラーモデルのみです。

少しでも安くApple Watchを手に入れたいならアルミケースのセルラーモデルではなくGPSモデルがおすすめです。

Apple Watch SE（第2世代）

セルラーモデルとGPSモデルの違い

デザインの違いを比較

Apple Watch セルラーモデルのデザインはGPSモデルと同じですが、Digital Crownのリング部分のカラーが赤色になっています。（最新のseries 10は区別がなくなり見た目は同じです。）

GPSモデルは本体カラーに合わせてスターライトなら白色、ミッドナイトなら黒色になっています。

セルラーモデルよりもGPSモデルの方が統一感があるかもしれないのでアルミケースで見た目を重視するならセルラーモデルよりもGPSモデルの方がいいかもしれません。

Apple Watch 対応表

シリーズ	ケース	GPSモデル	GPS + Cellularモデル
Apple Watch 10	アルミ	○	○
Apple Watch 10	チタニウム	×	○
Apple Watch Ultra2	チタニウム	×	○
Apple Watch HERMES	ステンレス	×	○
Apple Watch SE	アルミ	○	○

ステンレス、HERMESモデルはGPSモデルはなくて、セルラーモデルのみで、GPSモデルが選べるのはアルミケースの特権ですね。

ちなみに、Apple Watch NikeもアルミケースなのでGPSモデル、セルラーモデルのどちらかを選べるようになっています。

スペックの違いを比較

Apple WatchのGPSモデルとセルラーモデルのスペックの違いはありません。

Apple Watch セルラーとGPSの違い

Apple Watch	Series 10		SE2
モデル	セルラー	GPS	セルラー	GPS
SiP	S10 + W3 + U2		S5 + W3
ストレージ容量	64GB	32GB
位置情報	GPS、GLONASS、Galileo、QZSS
コンパス	内蔵
センサー	第3世代光学式心拍電気心拍、血中酸素ウェルネス、皮膚温		第2世代光学式心拍電気心拍
Bluetooth	5.3		5.0
LTE通信	LTE、UMTS	–	LTE、UMTS	–
耐水性能	水深50メートルの防水性能
防塵性能	IP6Xa		–
ケース	アルミ、ステンレス	アルミ
端末価格	74,800円〜	59,800円〜	34,800円〜	42,800円〜