iPhoneの音声入力機能で文字入力をする方法

iPhoneにはMacにも同じ音声入力機能が搭載されていますが、iPhoneの音声入力は変換精度が高く資料やブログ記事の文字起こしに意外と使えます。

この記事では、iPhoneの音声入力の使い方、設定方法、メリットについて詳しく紹介しています。タイピングは苦手だけど話すのは得意という方はぜひチャレンジしてみてください。

iPhoneの音声入力で文字入力

iPhoneには声を認識してくれる機能が搭載しているので、メモ帳などを開いて音声入力ボタンをタップしてiPhoneに入力したいことを話すだけで簡単に文字起こしができます。

Macにも音声認識機能が搭載していますが、やはりiPhoneの方が精度は高いです。iPhone XiPhone 8のA11 Bionic以降に搭載しているニューラルエンジンの恩恵があります。

(補足:同じくニューラルエンジンを搭載しているM1、M2チップのMacも音声入力の精度は向上していますがiPhoneの方が認識精度は高いように思います。)

キーボードでの文字入力が苦手でブログの更新ができない…という方もいると思いますが、iPhoneやiPadの音声入力機能を活用することでブログの更新もできるので、タイピングは苦手だけどブログをやってみたいという方におすすめですよ。

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iPhoneの音声入力機能の設定方法

音声入力機能はiPhone、iPad、Macのそれぞれのデバイスで使うことができます。

iPhoneとiPadはiOSなので設定方法は同じで、「設定」アプリから「一般」→「キーボード」から「音声入力」を有効にします。

iPhoneの音声入力機能を有効にする
iPhoneの音声入力機能を有効にする

音声入力機能を有効にしたら、メモ帳を起動してキーボードの右下にあるマイクのアイコンをタップします。

iPhoneの音声入力機能を使う方法
iPhoneの音声入力機能を使う方法

キーボードが消えて音声のイコライザー画面が表示されるので声を出してみましょう。自動的に声を認識して文字起こしをしてくれます。

とっても簡単ですよね。ブログ記事を書くために音声入力で叩き台を作っておくのもいいと思います。

メモアプリを使って文字起こしをした文章をWordPressなどのブログエディタにコピペ、文章におかしなところがないか、誤字脱字を確認・修正すればOKです。

Macの音声入力機能の設定方法

Macでも音声入力機能を使うことができます。設定方法は「システム環境設定」の「キーボード」の「音声入力」を「オン」にするか、「Fn」を2回押すことで音声入力をONにすることができます。

Macの音声入力機能を使う方法
Macの音声入力機能を使う方法

このようにMacでも音声入力機能を使って文字起こしができるのですが、精度はiPhoneやiPadより高くないので、Macで文字起こしよりもiPhoneかiPadを使ってメモアプリで同期させて使ったほうが修正の手間を省くことができるでしょう。

おそらく、Macだと口元とマイクまでの距離があるので認識精度がiPhoneよりも劣るのも影響してるのかも。最新のMacBook Air / Proなどであれば高性能なマイクを搭載し精度は以前と比べて良くなっています。

iPhoneの音声入力機能の精度は高い

iPhoneの音声入力機能の精度はなかなか高いので声量と発音さえ気を付ければ正確に文字起こしをすることができます。

どんな感じで音声入力ができるのか動画にしてみました。

「。」は「まる」、「、」は「てん」、改行するときは「改行」ということで指示を出すことができます。精度はとても高いのでクセさえ把握してしまえば、かなり使える文字起こしツールになると思うんですよね。

音声入力機能を使うメリット

隙間時間で文章作成ができる

「ブログを書くぞ!」と思い立ったら、机に座ってパソコンを起動してキーボードで文字を打つ必要があります。(スマホで記事を書いている方もいるのかな?)

しかし、音声入力ならパソコンの前でなくても寝ながらでも文字を入力をすることができます。

実際にこの記事の文書は車の中の待ち時間に音声入力を使って文字起こしをしています。

記事を公開するときにパソコンで修正したり文章を追記しているので手間といえば手間なのですが、隙間時間で文字起こしをして記事のベースを作ってしまえるのが音声入力の大きなメリットといっていいでしょう。

タイピングが遅い弱点を克服できる

タイピング

話すことができれば誰でも音声入力機能で文字入力ができるので、タッチタイピングが遅い方でも技能的デメリットを克服することができます。

できる限り後から修正を減らすにはハッキリと話すことが重要となりますが、最近のスマートフォンの音声入力機能は精度が高く間違えて認識することも少なくなりました。

実際に使ってみて「え、こんなに精度が高いの?」とかなり驚きを感じています。

僕のタイピング速度は1時間に3000〜4000文字程度が限界ですが、音声入力で文章を作ってみると10分間に1500文字くらいの文字起こしができたので1時間に1万文字近い文章を作成することができる計算になります。

慣れればもっと多くの文字を入力することができるかもしれません。これってマジで凄いかも…!

体の負担を少なくできる

机に座ってキーボードから文字入力をする場合、画面を見つめ体は固定されるので肩や腰が痛くなってしまうこともありますか、音声入力ならリラックスした状態で文字を入力することができて、寝ながら作業することもできるでしょう。

もしかしたら風邪を引いて寝込んでしまった時でもブログを更新することができるかも。

つまり一日中パソコンに向かって文書を作る必要がなく、周辺機器をフル活用することで歩きながら運動をしながら文章を作成することもできるかもしれません。これってマジで凄いかも…!(しつこい)

話す練習になる

声で文字を書き起こすのは最初はかなり違和感がありましたが、慣れてくるとキーボードで文字を打つよりも音声入力の方が快適かもしれません。

とはいえ、僕はもともと話すことが苦手な人なので正直なところ、言葉がなかなか出てきません。何を言いたいのか分からない状態になってしまうことも。

なので、もともと話が上手な人はキーボードで文字を打つよりも音声入力機能をを使うことですばらしい文章が生み出されることになるのかも。(むしろ、そういう人は YouTubeの方が向いている…。)

iPhoneとキーボード

話すことが苦手な人も練習することで話しながら文章を組み立てる能力が育つようにも感じます。

特に、フリーランスで活動をしている人は人との話をする機会が極端に減るので、気分転換に音声入力機能を使ってブログを書いてみるというのもいいのかもしれません。

さすがにレビュー記事や専門用語が多い記事になると音声入力での文章構築は難しいですが、思ったことを記事にする内容のものなら音声入力でベースを作って完成させるというパターンが効率が良いのかなと感じます。

ちなみに、この記事は3000文字ほどありますが、音声入力に10分、文章再構築に40分、合計50分くらい掛かっています。

音声入力を使って初めての作業にしてはまあまあの速さではないでしょうか。慣れれば音声入力10分、再構築20分、合計で30分くらいで記事更新できそうですし、書き上げた後の精神的な疲れがいつもよりも少ないのでこれは使えそうです。

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まとめ:音声入力で効率よく文字起こし!

iPhoneの音声入力機能で隙間時間に効率よく文字起こしできるのでブログをしている方におすすめです。隙間時間でなくても、たまに声でブログの文章を書くのも良い気分転換になって面白いですよ。

なお、ワイヤレスイヤホンのAirPods(第2世代)AirPods(だ3世代)AirPods Pro(第2世代)で外出先でもiPhoneを口元に持ってこなくても正確に声を認識、読み取ってくれるので自然に文字起こしをすることができます。

iPhoneの音声入力とAirPodsは相性が良い
iPhoneの音声入力とAirPodsは相性が良い

AirPodsを付けていれば誰かと電話していると見せかけて文字起こしすることもできるので、怪しくはないですよね(笑)

ちなみに、音声入力だけでなくiPadならApple Pencilを使って手書きでテキストデータを作成することもできます。字を書いてブログを更新するという古いようで新しいスタイルもいいのかもしれませんよ?

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