BOSEから3年ぶりに新しい完全ワイヤレスイヤホン・BOSE Sport Earbudsが登場しました。
前作のイヤホンはSoundSport Free wireless headphonesでずっとアップデートされなかったのですが久しぶりの新モデなので早速手にしてみました。
さすが3年ぶりの新製品だけあって進化している部分が多く、イヤホンの大きさが小さく軽くなっただけでなくデザインも良くなって防滴仕様で音質も大きく向上しました。
この記事ではBOSE Sport Earbudsのデザイン・装着感・音質をレビューし、実際に使ってどうなのかメリット、デメリットも書いています。
- デザインがスタイリッシュでいい
- 音質がとてもいい(全域でクリアなサウンド)
- 装着感が良い、外れにくい
- 接続性能が良い(接続が切れない)
- IPX4の防滴仕様で濡れて使える
- ノイズキャンセリングに非対応
- ワイヤレス充電に非対応
- 動画閲覧時の遅延が少しある
この記事の目次
BOSE Sport Earbuds 特徴
- インイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン
- 3種類のStayHear Maxチップが付属
- 運動しても耳から外れにくい装着性を実現
- アクティブイコライザーで音質を調整
- タッチ操作で音楽をコントロールできる
- 最大5時間連続使用(ケース込み15時間)
- IPX4等級防滴仕様で濡れても使える
- 本体カラーは3色から選べる
- 価格:24,200円(実売1.8万円)
BOSE Sport Earbudsは耳にねじ込むタイプのカタル型イヤホンで小さく軽く(各6.75 g)て運動しながら使えるまさ製品名のとおり「スポーツ」をするには最適なイヤホンです。
もちろん、防滴仕様(IPX4)で汗で濡れてしまっても、ランニング中に雨が降ってきてもそのまま音楽を楽しみながらトレーニングができます。
Earbudsシリーズにはノイズキャンセリング(ANC)を搭載したQuietComfort Earbudsというモデルもあってトレーニング中はANCは危険もあって運動時はSport Earbudsが適しています。
また、端末価格も24,200円とQuietComfort Earbudsの33,000円と比べると手頃な価格となっています。
BOSE Sport Earbuds レビュー
パッケージと付属品
BOSE Sport Earbudsはさすが価格が高いだけあってしっかりパッケージデザインされた箱に入っており蓋を開けると充電ケースが収まっています。
同梱品は充電ケース、StayHear Maxチップ 各サイズ、USB-A to C充電ケーブル、クイックガイドなどとなっています。
充電ケーブルは付属していますが、充電アダプタはないので今使っている充電器がもしUSB-Cタイプのものであれば代用できます。もし、USB-Aタイプの充電器しか持っていない場合は充電器を買う必要があるので注意です。
StayHear MaxチップはS・M・Lの3つのサイズが準備されているので、自分の耳にあった一つを探し出すことができるでしょう。
充電ケースのデザイン
BOSE Sport Earbudsの充電ケースは(9.14 × 3 × 4.14 cm)と手のひらサイズとなっています。とくに小さいというわけではないですが、細長いケースとなっているので持ち運びしやすいサイズ感となっています。
なお、イヤホンの本体カラーに合わせて異なっており、グレイシャーホワイトは白色のケースとなっています。
蓋を開けるボタンの下にバッテリー残量を確認できるLEDインズゲーターを搭載しています。
イヤホン単体では連続使用は5時間ほどですが、ケースを使うことで2回分の充電が可能となり、最大15時間ほど音楽を楽しむことが可能となっています。
バッテリー残量がゼロになってもイヤホンをケースに戻して15分ほどで最大2時間使えるクイックチャージに対応しているので、外で安心して使うことができそうです。
蓋を開けるとこのようにSport Earbudsのイヤホン本体が収められています。グレイシャーホワイト、めちゃくちゃいい色じゃないですかね?めっちゃ好きなんですけど。
ケースの中央部分にあるボタンは違う端末をペアリングしたいときに使うボタンで、イヤホンをケースに収めた状態で長押ししてペアリングモードに切り替えができるようになっています。
イヤホンをケースに収めた時のスタイルもカッコイイのでずっと開けていたくなるほど。
ケースの材質はマットな樹脂となっていて手触りも優しいスタイルとなっていますが、イヤホンを収める部分は光沢のある汚れを拭き取りやすいように配慮されています。
ケースの中って意外と汚れるので、光沢のあるプラスチックを採用してくれているおかげでアルコールなどで拭いても問題なさそうな感じ。BOSE Sport Earbudsはトレーニングで使うことを想定したイヤホンなので手入れのしやすさも最重要項目になってくると思うんですよね。
BOSE Sport Earbudsの充電ケースはUSB-Cポートを搭載しているので付属のケーブルを使って充電することになります。汎用性のあるUSB-Cなので使っているスマホの充電環境を使って充電できます。
イヤホン本体のデザイン
BOSE Sport Earbudsはとてもスタイリッシュなイヤホンとなっています。トリプルブラック、バルティックブルーは単色カラーですが、グレイシャーホワイトは黄色のツートンカラーになっていて良いアクセントになっているのではないでしょうか。
右イヤホンには通話するときに使用するビームフォーミングマイクアレイを搭載しています。通話もしっかりとノイズを抑えながらすることができるので音楽を聴いているときに電話がかかってきてもそのまま出て対応できます。
物理ボタンはないですがイヤホンの外側のロゴがある部分にタッチセンサーを内蔵しているので、指でタップすることでいろんな操作が可能となっています。
- 右を長押し:音声アシスタント起動
- 右をタブルタップ:再生・一時停止
- 左をダブルタップ:次の曲にスキップ
- 着信中に右ダブルタップ:着信応答、終話
装着検出機能も搭載し右側のイヤホンを外して音楽を一時停止できて、再び装着すると自動再生可能でスムーズにBOSE Sport Earbudsを操作できます。
また、Bose Musicというアプリをスマホにインストールすることで細かい設定ができるようになります。
例えば、コントロールのショートカットという項目では「左イヤホンをダブルタップ」の設定を変更できます。
イヤホンのバッテリー残量が気になるという方はこちらに設定しておいた方がいいかもしれませんね。
StayHear Maxチップで耳にフィット
BOSE Sport Earbudsは傘形をした独自のデザインのStayHear Maxチップを装着でトレーニングで動いてもちゃんと固定できます。
柔らかいシリコン素材を採用し柔軟性に優れたウィング構造により耳全体に均一に圧が掛かるように配慮されていて耳に負担がかかりにくいようになっています。
ほんとに柔らかいつけ心地でずっと装着していても耳が痛くなることがないので安心です。
サイズが合っていないと低音が全く鳴らないスカスカの音が聞こえてくるので付属のサイズの違うStayHear Maxチップを使いましょう。
最初はどうやって取り外したらいいか迷いますが、上にチップを引っ張るだけで簡単に取り外しができて取り付けは小さい穴と突起部分に合わせられます。
BOSE Sport Earbudsの音質
肝心のBOSE Sport Earbudsの音質ですが、控えめにいっても良い音を楽しめてサウンドに関してはさすが安心のBOSEのイヤホンといったところでしょか。
BOSEといえば重低音サウンドですがBOSE Sport Earbudsは中音から高音にかけての音もクリアで明瞭感があり全体的にバランスのとれたサウンドです。
旧モデルのSoundSport Freeは中〜高音にかけての伸びがイマイチで低音が強かったのがBOSE Sport Earbudsは全域でクリアなサウンドに進化しています。
BOSE Sport Earbudsはイコライザー調整できないですがノーマル状態からも低音から高音までしっかりと音が鳴っているので個人的にはかなり音の点数は高いです。
また、音量に合わせて最適化する独自のアクティブイコライザーを内蔵し自動的に低音と高音を調整してくれるので音量を小さくしてもしっかり芯のある音質です。
動画と音声の遅延は少ない
ワイヤレスイヤホンは動画と音声の遅延が出てしまいますが、Sport Earbudsは遅延少なめで動画を見るときに使うイヤホンとしてもそこそこ使えます。
ただ、iPhoneとAirPods・AirPods Proの組み合わせにはちょっと届かない感じで遅延をもっとなくしたいならAirPods Proを選んだ方がいいのかもしれません。
ノイズキャンセリング機能は非搭載
BOSE Sport Earbudsは騒音をかき消してくれるノイズキャンセリング機能には非対応です。
ノイズキャンセリング機能を搭載しているのは上位モデルのQuietComfort Earbudsです。
実はノイズキャンセリング機能を搭載しているものだと思ってSport Earbudsを買ったのでもしかしたら同じように間違う方もいるかもしれないので一応…。
BOSE Sport Earbuds 接続方法
BOSE Sport EarbudsはBluetoothを使って接続ができますが、専用アプリBose Musicを使うなら接続する前にアプリをインストールしておきましょう。
ということで、システム側でサクッとBluetooth接続する方法を。
といっても、Sport Earbudsをペアリングモードにした状態でBluetoothの画面を開くとペアリングができるのでとくに難しいことはないでしょう。
BOSE Sport Earbuds レビュー:まとめ
BOSE Sport Earbudsは3年ぶりのBOSEの新型の完全ワイヤレスイヤホン(2020年9月発売)で音質、装着性もよく完成度の高いイヤホンに仕上がっています。
BOSE Sport Earbudsのメリット
BOSE Sport Earbudsのデザインは見た目がカッコいいですよね。とくにグレースホワイト。これだけでもSport Earbudsはいいんじゃないの?っとなります。
- デザインがスタイリッシュでいい
- 音質がとてもいい(全域でクリアなサウンド)
- 装着感が良い、外れにくい
- 接続性能が良い(接続が切れない)
- IPX4の防滴仕様で濡れて使える
大事なイヤホン本体の音質のレベルもとても高多くの人はこれで満足できますし、個人的にはSport Earbudsは耳への負担が少ないのが大きなメリットです。
やはり、ウィング型のStayHear Maxチップの効果はあるのでしょう。装着時に歩いても足音が耳に響かないのでトレーニングす流のに適しています。
また、IPX4の防滴仕様で汗をかいてもそのままシャワー浴びれますし使えるシーンはかなり広いでしょう。
接続性能も高くて安定していてい接続がプツッと切れることなく使えるのでストレスもありません。
BOSE Sport Earbudsのデメリット
Sport Earbudsは完成度の高いイヤホンですが、ノイズキャンセリング機能、ワイヤレス充電に対応していません。
- ノイズキャンセリングに非対応
- ワイヤレス充電に非対応
- 動画閲覧時の遅延が少しある
ANCが必要なら上位モデルを選ぶことになりますが、この価格だと少し物足りなさがあるかもしれません。
動画の遅延も少しあるかなーってレベルなのでゲームをしないなら問題はないと思いますよ。
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