FCNTのエントリースマホ・arrows We2が2024年8月に発売しました!
arrows We2は2021年のarrows Weの後継機種でドコモ、au、UQ mobileで2.2万円(MNPなら5,500円)で購入できる価格の安いスマホで、費用をとにかく抑えたいならおすすめのスマホです。
さらに、今回は128GBのストレージのSIMフリーモデルもありIIJmioや家電量販店などでも購入可能で気軽に価格の安いエントリースマホを手に入れられるようになったのは大きな進化ではないでしょうか。
この記事では、arrows We2のデザイン・サイズ・性能・電池持ち・カメラの画質などをレビューをしました。メリットとデメリットも書いたので検討している方は参考にどうぞ!
- 6.1インチで丁度い画面サイズ
- 本体が179gと軽量で扱いやすい
- Dimensity 7025を採用し使える性能に
- ストレージ容量が128GBに(SIMフリーモデル)
- 顔 + サイドボタン式指紋認証を搭載
- 広角カメラが50MP高画素センサーに
- 泡ハンドソープで洗える清潔スマホ
- 歩数と心拍数をスマホだけで計測可能
- arrowsの独自機能を多数搭載している
- おサイフケータイ(Felica)に対応
- 3.5mmヘッドフォンジャックを搭載
- OSメジャーアプデ2回(Android 16まで)
- 4年セキュリティアップデート(2028年)
- 価格が0.5〜2.2万円ととにかく安い
- 液晶なので外だと画面が暗め
- 内蔵スピーカーはモノラルでステレオ非対応
- ワイヤレス充電に非対応
この記事の目次
arrows We2の特徴
- 6.1インチ 液晶ディスプレイ
- 解像度:1,560× 720ピクセル
- リフレッシュレート:60Hz
- SoC:MediaTek Dimensity 7025
- メモリ:4GB LPDDR4X
- ストレージ:64GB(SIMフリー:128GB)
- 生体認証:顔 + サイドボタン式指紋認証
- 広角カメラ:50MP(1/2.76型)・ F/1.8
- マクロカメラ:MP(1/4型) F/2.2
- 望遠カメラ:-(デジタルズーム ×8)
- フロントカメラ:8MP(1/4型) F/2.0
- 防水防塵:IP68・MIL-STD-810H/G、スピーカー:モノラル
- 通信:5G(Sub-6)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2
- NFC:NFC A / B / Felica(おサイフケータイ)
- ポート:USB-C(USB 2.0)
- ワイヤレス充電:×、バッテリー:4,500mAh
- サイズ:155 × 73 × 8.9 mm、重量:179 g
- OS:Android 14 → 16まで対応予定
- 端末価格:0.5万円〜3.2万円
- 発売日:2024年8月16日(金)
arrows We2は6.1インチの液晶ディスプレイにSoCにMediaTek Dimensity 7025を搭載したエントリースマホで arrows We2 Plus の下位モデルという位置付けの端末です。
ライバルでもあるSHARPのAQUOS wish4は6.6インチと画面サイズが巨大化したのに対してarrows We2は先代のarrows Weの5.9インチから6.1インチと控えめなサイズアップに留まっています。
SoCはMediaTek Dimensity 7025になって処理性能も大きく向上しました。
2万円で購入できるスマホであることを考慮すると十分使えるスペックですし、SIMフリーモデルは128GBとストレージ容量が多くてゲームもそれなりに遊ぶことができます。(128GBモデルの価格はは1.9〜3.2万円)
キャリア版は引き続き64GBと容量少ないですが価格が0.5〜2.2万円と安くてドコモやauなどで購入する客層にしっかりマッチしてそうですね。
広角カメラは50MP(1/2.76型)と先代のWeの13MPから高画素化し画質が向上しています。
このセンサーは上位モデルのarrows We2 Plusと同じで画質も意外にもarrows We2 Plusよりも良かったりもするので、この価格帯のスマホのカメラとしてはかなり頑張ってると思います。
IPX8 / IP6X 防水防塵、MIL-STD-810H/Gの対衝撃規格にも対応し、1.5mの高さからコンクリートに落としても耐えられるのも安心して使える要素です。この画面四隅のフレームが盛り上りで衝撃で画面が破損を防いでるそうですよ。
本体デザインが可愛らしくてオシャレな雰囲気があっていいですね。筐体素材はプラスチックですがマットで粗目のある素材を採用し価格が安い割に質感はいいのではないでしょうか。
arrows We2は2年のメジャーOSアップデート保証でAndroid 16まで対応し、最大4年(2028年まで)のセキュリティーアップデートにも対応し長く安心して使えるスマホです。
2万円スマホでここまで保証してくれるのは素晴らしい。
arrows We2はドコモ、au、UQモバイルで64GBモデルを購入可能です、IIJmioo、量販店SIMフリーモデルは128GBとなり、IIJmioなら32,800円(MNP:19,800円)で購入できます。
arrows We2 レビュー
本体デザイン・サイズ
arrows We2の背面パネルはマット調の落ち着いた雰囲気の見た目となっており、本体カラーはライトオレンジ、ネイビーグリーン、ライトブルーの3色から選ぶことができます。
今回レビューしてるarrows We2はライトブルーです。
価格の安いスマホなのでディスプレイ周囲のベゼルは太めではありますが、先代と比べるとインカメラの雫型ノッチの形状が小さくなって横のベゼル幅もわずかですが狭くなってます。
画面サイズが5.9インチから6.1インチに大きくなったので視認性が向上したのも良き改善点です。本体サイズは(155 × 73 × 8.9 mm)と少し大きくなったものの片手でも使いやすい操作感の良いスマホに仕上がってます。
- arrows We2 :155 × 73 × 8.9 mm、重量:179 g
- arrows We :147 × 71 × 9.4 mm、重量:172 g
本体横幅が 71mm → 73mm と 2mm ほど幅広ですが、筐体の厚みが 9.4mm → 8.9mm と 0.5mm 薄くなったので意外と扱いやすく丁度いいサイズ感となっています。
端末左側に手動で開閉ができるSIMカードスロットを搭載しnanoSIMとmicroSDカード(最大1TB)を入れられます。
充電ポートはUSB Type-Cを採用しています。充電速度は向上しており公式の計測によるとドコモの純正アダプタ(25W)でarrows Weは190分、arrows We2は140分で充電できます。
(Ankerの電源アダプタで出力を計測してみましたがWe2、Weともに出力に違いはなかったのでドコモのアダプタに仕掛けがあるのか?)
arrows We2は防水防塵はIPX5 / IPX8 / IP6Xに対応しています。
- IPX5:約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水
- IPX8:水深1.5mのところに機器を沈めて約30分間放置
- IP6X:直径75μm以下の塵埃が内部に侵入しない(8時間)
雨で濡れたり、水深1.5mくらいある水の中に水没しても耐えられる防水性能を持ってるので水回りでも安心して使えますし、手を洗うついでに泡ハンドソープで端末も洗えるのでキレイを保てる清潔スマホです。
さらに、MIL-STD-810H/Gの対衝撃規格にも対応し1.5mの高さからコンクリートに落としても割れない耐久性を持ってるとのことです。
(発表会で実演してたそうです。)
この辺りは安心の耐久性ですよね。お風呂で使うスマホとしてarrows We2はとてもいいように感じます。画面サイズも丁度いいですし片手で漫画読みながらお風呂に浸かれそう。
生体認証は顔とサイドボタン式指紋認証に対応してます。
マスク装着時も使える顔認証なので幅広く使えますし、サイドボタン式指紋認証も物理式なので精度、速度ともに良好でストレスなく使えます。
先代のarrows Weは背面センサー式だったのが今回はサイドボタン式指紋認証センサーになって使いやすくなりました。背面式はテーブルに置いたまま使えない致命的な仕様で操作性が向上しています。
顔認証、指紋認証ともに精度と速度はこの価格帯のスマホにしては良いのではないでしょうか。普通にしっかり使えると思います。
さらに、arrows We2は顔認証と指紋認証の「ダブル認証」に対応しています。
例えば、Googleアカウントのパスワードを呼び出し時に指紋だけでなく顔も同時に認証させてアクセスするモードで、セキュリティーを高く設定が可能です。これは安心仕様ですね。
- 片手で使いやすいサイズ感
- 本体が172gと軽量で扱いやすい
- 顔 + サイドボタン指紋認証に対応
- ダブル認証機能で安心感がある
- IP68 / IP65で水回りでも使える
- MIL-STD-810H/Gで耐衝撃に強い
- ワイヤレス充電に非対応
ディスプレイ:丁度いいサイズで使いやすい
arrows We2のディスプレイは6.1インチの液晶ディスプレイ(1,560× 720ピクセル)を搭載しています。有機ELではないのは残念ですが0.5〜2.2万円スマホなので仕方ないでしょう。
外など明るいところだと画面が暗くて少し見にくいと感じる場面はあるかもですが、屋内で普通に使うなら問題ない明るさですし、液晶ディスプレイ特有の視野角が狭さが電車で使う時に覗き見防止になるかも(そこまで酷くないですが)
リフレッシュレートは60Hzです。そもそも液晶なので応答速度が遅くてスクロールの残像は普通にあります。AQUOS wish4は90Hzですが液晶なので残像はやっぱあるんですよね。
そういう意味では無理して90Hzに対応しなくてもいいかもしれません。もし、120Hzのリフレッシュレートに慣れてると目が疲れるかもしれません。
もし、滑らかな操作感のスマホが欲しいなら上位モデルのarrows We2 Plusがおすすめです。144Hzの高リフレッシュレートでスマホを使うことができます。
6.1インチなので画面サイズは丁度いい感じです。先代のarrows Weよりも縦に画面が伸びてるので一度に表示できる情報量もarrows We2の方が多くなります。
2画面表示で二つのアプリを同時に使えます。5.9インチのarrows Weだと小さくて見にくいと感じることがありますがarrows We2は丁度いいサイズですね。
本体横幅が73mで片手操作はギリギリできる大きさで、arrows独自機能のスライドインも搭載しており、左右にあるスライドバーをスライドしてアプリアイコンを表示してワンタップでアプリ切り替えできます。
このスライドイン機能はアプリ切り替えのUIとしては非常に優秀で使いやすいです。
レスポンスもいいですよね。エントリースマホですが、そこそこ処理性能の高いSoCを採用してるのでアプリを連続して切り替えてもサクサクと使えてます。
また、指紋センサーを使って画面スクロールができるExlider(エクスライダー)もarrows Be4 Plus以来の復活です。どんな感じで動作するのかXの画面をスクロールしました。
画面に触れることなくサイドセンサーに触れるだけで画面をスクロールできます。速度調整もできます。また、スクロールだけでなくダブルタップで画面をズームできるので、アプリでズーム対応してなくてもExliderでズームできるようになります。
- 6.1インチは丁度扱いやすいサイズ
- スライドインでアプリを簡単切り替え
- Exliderでセンサーでスクロール可能
- 画面の黒ベゼルが少し太め
- 液晶で明るいところだと画面が暗い
- 90Hzリフレッシュレートに非対応
オーディオ:モノラルスピーカーを搭載
arrows We2の内蔵スピーカーはモノラルです。ここはしっかりエントリー機としての意地を感じます。
ステレオが欲しいなら上位モデルのarrows We2 Plusならステレオスピーカーを搭載しています。上位といっても2〜3万円くらいなので我慢するほどの金額でもないです。
もちろん、モノラルでも問題ないならarrows We2でもいいでしょう。モノラルのわりには音質はしっかりしています。メリハリのあるサウンドで動画視聴も普通に可能です。
また、3.5mmヘッドフォンジャックで有線イヤホンも使えます。Bluetoothワイヤレスイヤホンの高音質コーデックはLDACのみ対応で、aptX Adaptive(aptX HD含む)は非対応です。
- AAC、SBC
- LDAC
先代のarrows WeはQualcommのチップを採用してたのでaptXは対応してたのですが、今回のarrows We2はMediaTekに変わったので非対応となります。ここは残念ですね。
- 音質はモノラルのわりに良い
- メリハリ感のあるサウンド
- 高音質コーデックLDACに対応
- 3.5mmヘッドフォンジャック搭載
- モノラルスピーカーでステレオ非対応
- 音声コーデック・aptXに非対応
- 音質調整はシステム側でできない
SoC:スペックと性能
arrows We2のSoC(システムオンチップ)はMediaTek Dimensity 7025を搭載しています。
Dimensity 7025はTSMCの6nmプロセスで製造されたSoCで先代のarrows WeのSnapdragon 480 5G(8nm)よりも微細な製造プロセスを採用しています。
モデル | arrows We2 | arrows We |
---|---|---|
SoC | Dimensity 7025 (TSMC 6nm) |
Snapdragon 480 5G (Samsung 8nm) |
CPU | Cortex-A78 ×2 Cortex-A55 ×6 |
Kryo 460 Gold ×2 Kryo 460 Silver ×6 |
GPU | IMG BXM-8-256 | Adreno 619 |
メモリ | 4GB LPDDR4X | 4GB LPDDR4X |
ストレージ | 64GB / 128GB | 64GB |
外付け | microSDカード 最大1TB |
|
バッテリー | 4,500mAh | 4,000mAh |
メモリは4GB、ストレージは64GB、SIMフリーモデルは128GBです。キャリア版は64GBと容量が少なくユーザー層が異なる判断があったようで、自らSIMフリーモデルを購入するユーザーはゲームなどもそれなりに入れて遊ぶということなんでしょう。
arrows We2とarrows WeでAntutu(v10)のスコア計測しました。
モデル | arrows We2 | arrows We |
---|---|---|
SoC | Dimensity 7025 | Snapdragon 480 5G |
メモリ | 4GB LPDDR4X 64GB |
4GB LPDDR4X 64GB |
総合 | 451506 | 356909 |
CPU | 153500 | 128928 |
GPU | 79053 | 68112 |
MEM | 99000 | 80259 |
UX | 119953 | 79610 |
発熱 | 32°(1°上昇) | 33°(2°上昇) |
バッテリー | 4%消費 | 3%消費 |
CPU、GPUの性能が20%ほど向上しておりトータルの処理性能は30%ほど高くなっています。さすがに3年ぶりの新機種だけあってSoCの性能は大きく向上してるようですね。処理性能が上がりつつも発熱も抑えることができています。
実際にブラウザ、X(Twitter)を動作させるとどれくらいの操作感か動画にしました。
普段使いにおいては問題ない動作感ですね。先代のarrows Weとどれくらい動作速度が速くなってかブラウザとGoogle Mapで比較してみました。
Dimensity 7025を搭載しているarrows We2の方がワンテンポ表示速度が速くなっています。Google Mapの3D表示も滑らかに動いてるので2万円スマホってことを考慮するなら十分な性能です。
原神はどれくらいの動作になるかインストールして動かしてみました。
けっこうキツイ感じではありますが、なんとか動いてますね。画質を落とせば遊べないことはないです。
ただし、64GBモデルなのでかなりギリギリなので他のアプリが入れられなくなるので原神を遊ぶなら128GBモデルにしましょう。(原神を遊ぶスマホとしてはお勧めしません。)
もう少し性能の高いスマホが欲しいなら上位モデルのarrows We2 Plusがいいです。ストレージも256GBありますし性能もそこそこ高いです。
端末発熱:ゲーム中は発熱しやすい
arrows We2とarrows Weで原神をプレイ中に端末の発熱を計測してみると、発熱は普通にしますがDimensity 7025の方が発熱は抑えられてるでしょうか。
arrows Weは指紋センサーが熱くなる影響もありそうですが、端末が部分的に熱く放熱ができてない感じ。arrows We2は端末全体に熱が広がって上手く放熱しています。
また、arrows We2はダイレクト給電に対応しています。
バッテリーへの充電をせずにシステム側に直接給電するシステムでゲームしながらもバッテリーの負荷を抑えながら充電できるのでゲームをよくする人も安心して使えます。
電池持ち:バッテリー減りは少し速い
arrows We2のバッテリーは4,500mAhと容量がarrows Weの4,000mAhよりも500mAhほど増えていますが、電池持ちがどれくらいか比較しました。
モデル | arrows We2 | arrows We |
---|---|---|
容量 | 4,500mAh | 4,000mAh |
YouTube 60分 | 9%消費 | 7%消費 |
PUBG 30分 | 6%消費 | 5%消費 |
原神(中30)30分 | 11%消費 | 11%消費 |
原神(最高60)30分 | 9%消費 | 10%消費 |
メメントモリ 30分 | 7%消費 | 6%消費 |
8時間待機 | 3%消費 | 1%消費 |
充電 | USB-C | USB-C |
全体的に電池持ちは少し悪くなってます。バッテリー容量が増えてますが、Dimensity 7025は意外と電力を喰うチップなのでしょう。
ただ、フル充電で使って2日は普通に使えるバッテリーライフはあるので普段使いでは十分すぎる電池性能といって良さそうです。
- 2万円スマホにしては性能がいい
- 普段使いアプリは十分使える性能
- 軽いゲームならちゃんと動作する
- SIMフリーモデルは128GBある
- microSDカード(最大1TB)対応
- 負荷がかかると発熱する
- 電池の減りは少し速い
カメラ:全体的に画質が向上した
arrows We2のリアカメラは広角とマクロのデュアルカメラを採用しカメラデザインがプレートを追加して可愛らしい見た目に変わりました。
広角カメラは先代の13MP(1/3型)から50MP(1/2.78型)の高画素センサーに刷新されています。実は、上位モデルのarrows We2 Plusと共通です。(ただし、We2は光学式手ぶれ補正は非搭載。)
機種 | arrows We2 | arrows N |
---|---|---|
広角 | 50MP(1/2.78型)・F/1.8 光学式手ぶれ補正 |
13MP(1/3型)・F/2.2 |
マクロ | 1.9MP(1/5型)・F/2.4 | |
望遠 | – デジタルズーム8倍 |
– デジタルズーム8倍 |
インカメラ | 8MP(1/4型)・F/2.0 | 5MP(1/5型)・F/2.2 |
動画 | FHD60fps | FHD30fps |
arrowsの2万円スマホも高画素センサーを搭載する時代です。いいですね。しかも、画質が思ってた以上に向上してたので「これだけ撮影できれば十分かも?」ってなるかもしれません。
カメラUIも使いやすくなってズームアイコンがシャッターボタンの上に配置されるようになりました。
先代は画面右側に縦配置でズームもピンチアウトしないと出来ない仕様だったので、細かい改良が施されていますし、2倍クロップズームをワンタップで切り替えできるのはレスポンスがいいです。
カメラのモードはこんな感じです。
ポートレートモード、夜景(Super Night Shot)、マニュアル撮影も可能です。Photoshop Expressモードも引き続き使うことができます。
arrows We2とarrows Weでカメラの画質を比較します。
風景の解像感は思ったほど差はないですが、arrows We2は色味が良くなりました。クロップズーム2倍時の画質も高画素センサーらしく解像感が高くなっています。
色味も自然でいいですよね。この価格でこれだけ撮影できれば十分と感じる人は多いのではないでしょうか。
暗所撮影も強くなっており、先代は暗いところだとノイズが目立っていたのがarrows We2はノイズが少なく自然に表現できていますね。
クロップズーム2倍時の画質も向上していて、先代は全体的にボヤッとした画質だったのがarrows We2は解像感の高い画質に変わりました。
2万円スマホでこれだけ撮影できるのなかなかじゃないでしょうか。
望遠カメラは搭載してないので広角カメラのデジタルズームを使うことになりますが、3倍画角でもそれなりの画質で撮影可能です。
ほんとにarrows We2なのか…?と思うくらい普通にキレイに撮影できます。
食レポです。美味しい野菜カレーです。
解像感も高くなってるだけでなく色味も良くなってるので美味しそうに撮影できてますね。
カメラ:動画撮影時の手ぶれ補正も効いてる
arrows We2はFHD 30fpsで電子手ぶれ補正を効かせて撮影可能になりました。さらに、60fpsの撮影もできるので電子手ぶれ補正は効かないですが動画撮影は強くなってます。
どんな感じでFHD撮影(30fps)ができるかYouTubeでレビューした動画を掲載します。
微ブレが少し気になりますが先代よりもブレが抑えられてますね。白トビも少ししやすい傾向ですが色味は改善してますし撮影はしやすくなったと思います。
カメラ:作例をいくつか
arrows We2で撮影した作例をいくつか置いておきます。
※ タップで画像を拡大できます。
広角カメラの解像感は物足りないと感じる場面はありますが色味がとてもいい感じではないでしょうか。ハムさんもクロップ2倍ズームで毛並みふわふわで撮影できてるしキレイですよね。
- 高画素センサーで解像感が向上
- 暗所撮影に強くなった
- 全体的に写真の色味が良くなった
- カメラアプリが使いやすくなった
- 動画撮影時に微ブレがある
- FHD 60fps 電子手ぶれ補正に非対応
独自機能:歩数と心拍数を計測可能
arrows We2は歩数を計測できる機能を搭載してるので端末をポケットに入れてるだけで1日歩いた数を自動で計測してくれます。専用のアプリに表示されるだけでなくウィジェットでも
計測に2分ほど時間がかかりますが、こんな感じで計測してデータ化してくれます。
34歳です。まだまだ若いですね。ちなみに、副交感神経と交感神経の割合も表示してくれます。副交感神経が高い方がリラックスしてるってことですが、なかなかリラックスできない…!
端末価格:MNP(のりかえ)が安い
arrows We2はドコモ、au、UQ mobile、IIJmio、量販店で購入が可能です。
- ドコモ:22,000円(MNP 5,500円)
- au:22,001円(MNP 5,501円)
- UQ mobile:22,001円(MNP 5,501円)
- IIJmio:32,800円(MNP 19,800円)
キャリア版がとにかく安いですね。ストレージが64GBと心許ないですがゲームしない、動画撮影しないなら問題なく使えます。
もし、ゲームもちょっと楽しみたいわ!って人はIIJmioなら128GBモデルを32,800円(MNP:19,800円)で購入できます。
arrows We2 Plus レビュー:まとめ
arrows We2 メリット・デメリット
- 6.1インチで丁度い画面サイズ
- 本体が179gと軽量で扱いやすい
- Dimensity 7025を採用し使える性能に
- ストレージ容量が128GBに(SIMフリーモデル)
- 顔 + サイドボタン式指紋認証を搭載
- 広角カメラが50MP高画素センサーに
- 泡ハンドソープで洗える清潔スマホ
- 歩数と心拍数をスマホだけで計測可能
- arrowsの独自機能を多数搭載している
- おサイフケータイ(Felica)に対応
- 3.5mmヘッドフォンジャックを搭載
- OSメジャーアプデ2回(Android 16まで)
- 4年セキュリティアップデート(2028年)
- 価格が0.5〜2.2万円ととにかく安い
- 液晶なので外だと画面が暗め
- 内蔵スピーカーはモノラルでステレオ非対応
- ワイヤレス充電に非対応
arrows We2 おすすめな人は
arrows We2は6.1インチの丁度いい大きさのディスプレイにDimensity 7025を搭載したエントリ向けのスマートフォンです。最後にどんな人におすすめかまとめます。
- 日本メーカーのスマホが欲しい人
- 片手で操作できるサイズがいい
- スマホにお金を掛けたくない
- 全部入りのスマホが欲しい
- 泡ハンドソープで洗えるスマホが欲しい
FCNTは資本はレボノ(中国)になったので日本メーカー?ってなるかもですが開発してるのは日本所在のFCNT合同会社なので日本人が使いやすいUIにこだわってるところもあります、従来のarrowsシリーズを使っていた方が乗り換えもスムーズなはずです。
arrows We2はスマホとしては十分使えるスペックを持っていてキャリア版なら0.5〜2.2万円ととにかく安いのが魅力です。スマホにお金を掛けたくない、日本メーカー主体で開発されたスマホが欲しいなら最高ではないでしょうか。
しかも、安かろう悪かろうではなくしっかり使える性能を持ってるのが素晴らしい…。キャリア版はストレージが64GBと少ないので軽めのゲームくらいしか遊べないですが、SIMフリーモデル(1.9〜3.6万円)は128GBである程度のゲームなら遊べます。
arrows We2は2年のメジャーOSアップデート保証でAndroid 16まで対応し、最大4年(2028年まで)のセキュリティーアップデートにも対応し長く安心して使えるスマホです。
arrows We2はドコモ、au、UQモバイルで64GBモデルを購入可能です、IIJmioo、量販店SIMフリーモデルは128GBとなり、IIJmioなら32,800円(MNP:19,800円)で購入できます。
→ arrows We2 Plusを詳しくみる
→ arrows Weはこちら
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