少しでも安くiPhoneを購入したい…ですよね。方法がないわけではありません。
iPhoneは使っている人が多くて中古市場が賑わっており定価よりも2〜5割ほど安く買えるので、iPhoneを中古で購入するのも手段もアリといえばアリです。
「中古iPhoneはおすすめしない」という声もありますが、個人的には通常より安く買えますし中古ショップで買うなら保証もあるので問題は少ないと思っています。
ただし、中古ならではの注意点もあるのも事実です。
安く買えるけど自己責任なので理解できる方のみ中古でiPhoneを買いましょう。とはいえ、ポイントを抑えれば問題ないので理解し中古のiPhoneを買うのがおすすめです。
この記事の目次
iPhoneを中古で買うと安く買える
iPhoneは毎年9月〜10月に新型モデルが発売されるので、基本的には買い替えのタイミングは9月〜10月ですが、中古のiPhoneであれば1年中買い替えのタイミングとなり、気兼ねなく機種変更ができます。
iPhoneは中古で購入すれば機種や状態にもよりますが通常価格の2割〜5割で手に入れることができます。例えば、中古スマホを販売している「イオシス」では以下の価格で中古iPhoneを販売しています。
iPhone | 中古Aランク | 中古Bランク | 定価 |
---|---|---|---|
15 Pro Max | 174,800円 | – | 189,800円 |
15 Pro | 139,800円 | – | 159,800円 |
15 Plus | 129,800円 | 117,800円 | 139,800円 |
15 | 114,800円 | 109,800円 | 124,800円 |
14 Pro Max | 129,800円 | 137,800円 | – |
14 Pro | 129,800円 | 119,800円 | – |
14 Plus | 109,800円 | 102,800円 | 124,800円 |
14 | 94,800円 | 92,800円 | 112,800円 |
13 Pro Max | 119,800円 | 109,800円 | – |
13 Pro | 102,800円 | 92,800円 | – |
13 | 74,800円 | 72,800円 | 95,800円 |
13 mini | 67,800円 | 59,800円 | – |
12 Pro Max | 89,800円 | 84,800円 | – |
12 Pro | 69,800円 | 67,800円 | – |
12 | 47,800円 | 40,800円 | – |
12 mini | 37,800円 | 34,800円 | – |
SE(第3世代) | 39,800円 | 37,800円 | 62,800円 |
SE(第2世代) | 20,800円 | 18,800円 | – |
iPhone 15 Proは定価は159,800円ですが中古Aランクなら139,800円と2万円も安いです。少しでも費用を抑えながら新型が欲しいならおすすめです。ただ、新品よりも型落ちの方が費用対効果は高くてiPhone 13、iPhone 12あたりを買うのがいいです。
iPhone 13なら95,800円がランクAなら74,800円で購入可能で販売終了してるiPhone 12は47,800円ととにかく安いですね。現行モデルでなくなると一気に価格が落ちる傾向があります。
スペック的にもまだまだ使えるので費用を抑えるのなら販売終了したモデルを選ぶのがコスパいいと思います。中古Aは少し高めですが中古品Bは少し安く買えるので見た目を気にしないならおすすめです。
中古で買えるところ・ショップ
中古のiPhoneは様々なルートから購入することができます。
- ヤフオク・メルカリ・ラクマなど個人売買
- イオシス、じゃんぱらなど中古オンラインショップ
- ゲオなどの中古ショップ
個人売買だとヤフオクやメルカリで中古のiPhoneを買うことができます。
ただ、どんな状態のiPhoneなのか分からない、信用がないなどの理由から個人的におすすめはしないです。何があるか分からないですもんね。
なので、普通にイオシス、じゃんぱら、ゲオなど中古のiPhoneを取り扱いしている信頼あるショップで購入するのがいいのかなと思います。
専門で中古のiPhoneを取り扱っているので信頼もあって状態をランク(S・A・B・C)で表記があるので購入しやすいです。
個人売買であるやり取りもないので、安心して中古のiPhoneを手に入れることができます。なお、AmazonでもiPhoneの整備済み製品からも中古を買うことができます。
キャリアでも中古のiPhoneが買える
実は最近はドコモ、au、ソフトバンク、UQ mobile、ワイモバイルでiPhoneの認定中古品を購入できます。
認定中古品はキャリアの返却プログラムで回収されたiPhoneを品質検査をして再販売している中古のiPhoneです。
- バッテリー残量:80%以上
- 厳しい品質検査による データ完全初期化済
- 30日間の 無償交換保証
あくまで中古品なので外装などに傷が入ってたりしますが、動作しない個体は存在しないはずなのである程度は安心して購入はできるのかなと思います。
ちなみに、過去にUQ mobileで認定中古品のiPhone XSとiPhone XRを購入したことありますが外装の細かい傷はあるものの動作には全く問題なく現在もしっかり使える状態となっています。
中古iPhoneはおすすめしない?
中古ということは以前に誰かが使っていたiPhoneを使うということになります。もしかしたら、本体がボロボロかもしれないですし故障している場合もあるかもしれませんよね。
iPhoneを中古で買うリスク
iPhoneを中古で買うということは全オーナーさんが普通に使っていた端末なので、以下のリスクが考えられます。
- 筐体に凹み、傷がある可能性がある
- バッテリーが劣化している可能性がある
- メーカー保証が受けれない可能性が高い
- 利用制限がかかる赤ロムを購入する可能性がある
- アクティベーションロックがかかっている場合がある
バッテリーの劣化やメーカー保証がないのは仕方ないですが、ショップによっては独自の保証があるのでリスクを少しでも減らすためにもきちんとした中古ショップでの購入がおすすめです。
筐体にへこみ、傷がある
中古のiPhoneは筐体にへこみ・傷がある場合があります。
傷があるから安くなっている…という場合もあるので、傷があってもいいから安くiPhoneを手に入れたいのなら、むしろ傷モノの端末を狙った方がいいかもしれませんね。
ケースを付けてしまえば傷があるかどうか分からない場合がほとんどですし、傷があっても基本的な動作は問題はありません。
ただし、カメラのレンズに傷があるとカメラの画質に影響を及ぼすことがあるので注意をしてください。
実際に上記写真のiPhone XRはリアカメラに傷が入っているのですが、昼間は大丈夫ですが夜間撮影になると、光が拡散して変な写真が撮れてしまいます…。
バッテリーが劣化している
iPhoneのバッテリーは消耗品です。新品で購入しても時間の経過とともに劣化していき電池の持ちが悪くなっていきます。
中古だと前のオーナーさんが1〜2年ほど使った端末もありヘビーな使い方をしていた場合はバッテリーの劣化が激しい端末に当たることもあります。
電源がすぐに切れるといった症状以外は中古ショップでも判別することができないのでこればかりは買ってからの運となるでしょう。
でも、安心してください。
自宅にいながらしてAppleに電話をするだけでiPhoneのバッテリーを交換ができるので中古のiPhoneを買って電池持ちが悪い場合はバッテリーの交換をすればいいのです。まあ、有料ですけどね。
iPhone | Apple 製品限定保証 AppleCare+保証対象 |
保証対象外 |
---|---|---|
SE(第3世代) | 0円 | 7,500円 |
SE(第2世代) | ||
8/8 Plus | ||
7/7 Plus | ||
6s/6s Plus | ||
6/6 Plus | ||
XS/XS Max/XR/X | 0円 | 9,800円 |
11/11 Pro/11 Pro Max | 0円 | 9,800円 |
12/12 mini/12 Pro/12 Pro Max | 0円 | 9,800円 |
13/13 mini/13 Pro/13 Pro Max | 0円 | 9,800円 |
14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max | 0円 | 9,800円 |
ホームボタンのあるiPhone SE(第3世代)などは7,500円でバッテリー交換をしてくれます。
例えば、iPhone SE(第2世代)の中古を27,800円で購入してバッテリー交換したら29,000円ほどで新品のバッテリーで使うことができます。
この価格なら最新モデルでなくても良いかもしれないですよね。
メーカー保証が切れてる可能性が高い
iPhoneは購入から1年間は製品保証を受けることができ、故意に壊したのでなければiPhoneを無償で修理してくれます。
中古のiPhoneでも前のオーナーさんが購入してから1年以内であればメーカー保証を受けることができますが、1年以上経過していたらメーカー保証はありません。
ほとんどの場合がメーカー保証は切れているんじゃないでしょうかね。ただ、ちゃんとした中古ショップで買えば1〜6ヶ月ほどの保証があるので初期不良の場合は交換してくれる可能性は高いです。
赤ロムを購入してしまう可能性がある
スマホでよく聞く赤ロムとは、端末の分割代金の支払いが完了していないのに支払いが止まってしまった端末や、窃盗された端末でキャリア側で利用制限がかけられた端末のことをいいます。
- ○:端末代金の支払いが完了している → 白ロム(利用制限がかかる可能性は低い)
- △:端末代金の支払いが完了していない → 白ロム(支払いが止まると利用制限がかかる)
- ×:利用制限のかかった端末 → 赤ロム
利用制限がかかっていない状態かどうかの確認は各キャリアの「利用制限確認」にてiPhoneの製造番号(IMEI)を入力することでできます。
ヤフオクではスマホの出品時に製造番号(IMEI)の記載が必要となっているので個人売買でも確認できるますし、中古ショップでも利用制限状態の表記があるので端末の状態を確認してから買うことができます。
なお、各オンラインショップでも「赤ロム保証」があるので購入してから赤ロムになってm、お返品対応してくれるので安心です。個人売買だと赤ロム保証はないので注意しようがないので注意です。
つまり、個人売買は基本的におすすめしません。
アクティベーションロックの心配
ごく稀にiPhoneが初期化されていない状態でアクティベーションロックがかかった状態のものをヤフオクやメルカリで出品されていることがあります。
アクティベーションロックは盗難防止用のシステムで遠隔でiPhoneをロックしたり初期化できるのですが、元々使っていたユーザーのApple IDとパスワードがないと解除で来ません。
個人売買で連絡のやり取りできる状態ならいいのですが、連絡ができない状態だと手の施しようがないので、このような事態を避けるためにも中古ショップでの購入がおすすめです。
おすすめ中古iPhoneはこれ!
中古のiPhoneは最新モデルから昔のモデルまで幅広いラインナップから選ぶことができますが、安いからといって古い端末を購入するとiOSのサポート外になっていたりするので注意しましょう。
中古で買うならiPhone 12がおすすめ
2023年9月現在で中古のおすすめモデルはiPhone 12です。
iPhone 12は2020年モデルでキャリア版のバラマキがあったのもあって個体数が多くて端末価格が比較的安く手に入れやすいです。
- 画面サイズ、操作性のバランスが良い
- A14 Bionic + 4GBメモリで高性能
- マスク対応のFace ID(顔認証)に対応
- 広角 + 超広角のデュアルカメラを搭載
- Apple Pay(電子マネー)に対応している
- MagSafe充電、Qiワイヤレス充電に対応
- 2020年発売でまだまだ使える
6.1インチディスプレイを搭載し丁度いいサイズ感でマスク対応のFace IDも使えて普通に使いやすいモデルでMagSafeアクセサリーが使えるのiPhone 12にするメリットは大きいですよね。
また、もっと安いのが良いならiPhone SE(第3世代)の中古もおすすめです。2022年4月に発売していてiPhone 13と同じSoCとなるA15 Bionicを搭載しています。
Aランク以上のランクがおすすめ
中古ショップではiPhoneの状態をランクで示していることが多いです。
- S:未使用品
- A:状態が良い
- B:多少の傷・汚れがある
- C:傷・汚れが目立つ
ショップによって表記方法は異なりますが、SかAの状態なら外観は比較的キレイなiPhoneを手に入れますし、ケースを装着するなら多少の傷があっても問題ないのでランクBでも問題はないと思います。
ちなみに、同じ端末でもランクが違うとこれくらい端末価格が異なります。
- iPhone 12(64GB)Sランク:79,800円
- iPhone 12(64GB)Aランク:62,800円
- iPhone 12(64GB)Bランク:57,800円
- iPhone 12(64GB)Cランク:52,800円
もちろん、端末によって価格差はあるので一概にどのランクが良いとは言えませんが、Aランク〜Bランクの端末を狙うのが良いのかなと思います。
まとめ:中古iPhoneは中古ショップがおすすめ!
中古ショップで買うメリット
少しでもiPhoneを安く買って費用を抑えたいのなら、中古ショップで購入することをおすすめです。
- Apple Storeよりも安く買える
- 端末の状態を把握することができる
- 赤ロム保証で安心して買える
- 中古でも1〜6ヶ月の保証がある
イオシス、じゃんぱら、ゲオモバイルなどのオンラインの中古ショップで購入するメリットはインターネット上で販売されている端末の価格、商品状態で選べるところです。
赤ロム保証や端末保証もあるので万が一の時も安心できるのもおすすめポイントです。また、新しい端末を購入してから今まで使っていた端末を売ることもできるので短期間に機種を買い換えるのもいいのかもしれません。
対応キャリアをしっかり確認しよう
中古ショップに販売されているiPhoneは同じ機種に対して、SIMフリー版、ドコモ版、au版、ソフトバンク版の4つのモデルが存在します。
SIMフリー版ならキャリア関係なしで通信できます。キャリア版だとそれぞれの通信会社の回線しか使うことしかできませんが、SIMロックを解除してある端末ならどこの回線でも使えます。
ただ、iPhone 13以降のモデルはSIMロックがかかっていないのでiPhoneの場合はあまり気にしなくてもいいでしょう。
中古iPhoneを買って格安SIMを使う
中古のiPhoneを安く購入して格安SIMの通信回線を使うのが通信料金を抑えるポイントです。
おすすめの通信会社は以下の通りです。UQ mobile、ワイモバイル、IIJmioはSIMのみ契約も可能です。
→ iPhone 買い替えタイミングについて
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