ワイモバイルのメリットとデメリット

毎月のスマホの料金…高いですね。少しでも月々のスマホ代を安くするために格安SIMを検討している方もいるかもですが、Y!mobile(ワイモバイル)に乗り換えしましょう!

大手キャリアからワイモバイルに乗り換えることで大幅に月々の料金を下げることができるのでスマホ料金を下げたい方は検討してみましょう。

ここでは、Y!mobile(ワイモバイル)にのりかえるメリット・デメリットを徹底解説。ワイモバイルはソフトバンクの格安サブブランドで同じ回線で時間帯によって通信速度が遅くならないのでおすすめです。

Y!mobile(ワイモバイル)のメリット

最近はワイモバイルのTVCMをソフトバンクと同じくらいの頻度で見るので知名度も向上しました。ソフトバンクショップに併設する形でワイモバイルの看板を掲げるお店も増えて安心です。

ワイモバイルに乗り換えでどんなメリットがあるのかみていきましょう。

料金プランが安い

ワイモバイルは国内通話10分かけ放題の音声通話とデータ通信がセットとなってましたが現在のシンプル2は通話料金は従量制となっています。

月々の料金
プラン シンプル2 S シンプル2 M シンプル2 L
基本料金 2,365円 4,015円 5,115円
データ通信量 3GB 20GB 30GB
通話料 22円/30秒
家族割 2回線目以降-1,100円
PayPayカード割 -187円
料金(1回線目) 2,178円 3,828円 4,928円
料金(2回線目) 1,078円 2,178円 3,278円

家族割にも対応し2回線目以降は1,100円の割引を受けることができ、最安で1,078円で4GBのデータ通信ができる環境を手に入れることができます。(光セット割は1回線目から1,100円割引)

音声通話は20円/30秒で880円で国内通話10分かけ放題、1,980円で国内通話24時間かけ放題となります。シチュエーションによってプランを細かく設定できるのはいいですよね。

ワイモバイルとオンライン限定のahamopovoLINEMOの料金を比較してみました。

ワイモバイルとキャリアの料金比較
キャリア ワイモバイル ahamo povo LINEMO
データ通信量 4GB 20GB 1GB
3GB
20GB
60GB
150GB
3GB
20GB
音声通話 +880円
10分かけ放題
5分かけ放題 +550円で5分かけ放題
月々の料金 2,178円 2,970円 330円
990円
2,700円
6,490円
12,980円
990円
2,728円
家族割 2回線目
1,078円

一人で使うなら20GBのデータ通信ができる同じソフトバンク系のLINEMOのほうがいいですが、家族で使うなら家族割が適用となるワイモバイルのほうが料金を抑えられます。

とくに20GBのデータ通信ができるシンプル2 Mを家族割適用で2,178円とオンラインプランよりも安い金額となるので、お得感はあるのではないでしょうか。

[ymobile]

スマホを安く購入できる

ワイモバイルはスマホ端末の販売もしており、ソフトバンクよりも安い端末を販売しているのでスマホにお金をかけたくない方にとっては最高です。

例えば、iPhone 13(128GB)はソフトバンクが115,200円、ワイモバイルは新規契約で97,200円で購入可能で(MNPなら93,600円)、iPhone SE(第3世代)もMNPなら55,440円です。

Androidスマホも多数取扱いをしておりAQUOS wish3OPPO Reno9 AXperia Ace IIIなどをお手頃価格で購入できます。

家族割で1,100円割引

格安SIMサービスで家族割があるところは少ないですが、ワイモバイルは家族割があり2回線目以降であれば1,100円の割引を受けることができます。

ワイモバイルの家族割は家族で契約して申し込みで割引を受けられます。主回線の他に最大9回線まで家族割を組み合わせるで同じ家に住んでいない祖父母や親戚も対象となります。

また、ワイモバイルで驚きなのが家族ではない恋人も家族割を適用させることができるんですよね。

ワイモバイルの家族割

恋人も家族割できると聞くとスゲーって思いますが同じ住所に住んでいることが条件となり住民票も同じ住所でないといけないため恋人だから家族割が適用されるというわけではないのです。

つまり、何か事情があり結婚できない事実婚として生計を立てている人のための家族割サービスということになるのでしょうね。

ソフトバンク光/Airで割引(お家割セットA)

もし、自宅にソフトバンク光の固定回線かソフトバンク Airを設置している場合は「おうち割セット(A)」の適用が可能となります。

おうち割セット(A)
  • シンプル2 S・M・L:1,100円割引

おうち割セット(A)は家族割との併用はできずおうち割セット(A)が優先される形になります。

月々の料金
プラン シンプル2 S シンプル2 M シンプル2 L
基本料金 2,365円 4,015円 5,115円
データ通信量 3GB 20GB 30GB
通話料 22円/30秒
おうち割セット -1,100円
PayPayカード割 -187円
月額料金 1,078円 2,178円 3,278円

家族割は2回線目以降が割引の対象ですが、おうち割セット(A)は1回線目から割引になるので家族割よりも料金が安くなります。

ソフトバンク光/Airは月額4,730円で使えますがワイモバイルの料金もおうち割セットにより各回線で1,100円の割引になるので、トータルの通信料金を抑えることができます。

子回線専用プラン(シェアプラン)でデータシェア

ワイモバイルには子回線専用プランであるシェアプランという他の回線にデータを分け合える仕組みがあり、最大3枚のSIMカードにデータ容量を分け合うことが可能となっています。

ワイモバイルのシェアプラン
ワイモバイルのシェアプラン

シェアプランの基本料金は親回線が契約しているプランによって異なっていてシンプル2 S、スマホプランM/Lは539円でシェアできます。

シェアプランの追加料金
  • シンプルS:1,078円
  • シンプル2 S、シンプル2 M、シンプル2 L、シンプルM/L:539円
  • スマホベーシックプランS:1,078円
  • スマホベーシックプランM・R:539円
  • スマホベーシックプランL:0円
  • データプランS:1,078円
  • データベーシックプランL:0円

現在のプラン・シンプル2なら追加料金539円でデータをシェアできるのでiPadなどのタブレットを併せて使うなら安く、お得にデータ通信を分け合うことができます。

iPhone 7とiPad

シンプル2 Mのデータ量は最大20GBあるので複数台シェアしても十分なデータ量を確保可能です。iPhoneをメインにサブ機のiPad Pro、iPad miniにシェアプランでお手頃価格で使うことができます。

[ymobile]

データ通信速度が速い

ワイモバイルはソフトバンク回線を使って通信サービスを展開しています。ワイモバイルはソフトバンクが運営しているので他の格安SIMサービスのように回線を借りずに自社でまかなっています。

他の格安SIMサービスだと回線が混み合うお昼の時間帯など極端にデータ通信速度が落ちてしまう現象が発生してますが、ワイモバイルは通信速度が遅くなることなく一日通して通信速度はそこそこ速くなっています。

実際にワイモバイルの通信速度を計測してみたことがあるのですが1日通して安定した通信速度を維持していることが確認できます。

格安SIMの通信速度(石川県金沢市郊外)
2019年2月7日 9:3011:3012:4013:3020:00
docomo受信
送信
110.6
10.8
56.4
16.4
96.1
9.37
142.1
8.54
36.6
13.9
UQ mobile受信
送信
43.3
5.65
39.4
10.0
41.5
8.01
61.9
6.67
43.6
8.85
Y!mobile受信
送信
77.2
5.06
42.5
4.68
57.2
5.35
49.8
11.0
45.7
4.06
mineo D受信
送信
27.2
12.8
30.8
14.4
0.41
1.05
12.5
8.85
1.53
10.4
mineo A受信
送信
48.0
7.21
39.2
5.78
1.05
8.00
40.4
7.49
30.2
6.97
LINEモバイル D受信
送信
7.3
7.54
46.4
13.7
0.19
6.11
2.44
8.43
0.98
17.1
NifMo受信
送信
55.1
7.33
62.2
17.0
0.42
8.88
49.0
13.4
63.5
13.0
楽天モバイル D受信
送信
18.9
12.2
27.5
13.2
0.92
9.87
18.4
11.3
2.53
9.27

通信速度が違うとどうれくらい使いやすさに影響があるのかワイモバイルと楽天モバイルで実機で比較してみました。日曜日の12時頃に試したものでワイモバイルの受信速度は40Mbpsほど出ていましたが、楽天モバイルは2Mbpsくらいに速度が低下している状態です。

 ワイモバイル楽天モバイル
受信速度42.6Mbps2.69Mbps
送信速度3.86Mbps12.2Mbps

一目瞭然でワイモバイルの方が快適にインターネットをすることができるのが分かります。このようにワイモバイルならお昼や夜の回線が混み合う時間帯でも大手キャリアと同じ品質のデータ通信をすることができるのです。

[ymobile]

10分かけ放題・24時間かけ放題プラン

大手キャリアの国内通話かけ放題プランは5分間となっていますがワイモバイルはオプションをつけることで10分の国内通話が無料となります。

また、60歳以上の方が「かんたんスマホ」を購入してスマホプランを契約することで「スーパー誰とでも定額」を無料で使うことが可能となり10分以上の通話も24時間かけ放題となるお得なサービスもあります。

僕の両親で実際にあったことなんですけど、通話切り忘れで3万円近い高額請求された経験があるので、無料で24時間かけ放題になるのは非常にありがたいサービスです。

ソフトバンクWi-Fiスポットが無料で使える

ワイモバイルを契約するとソフトバンクWi-Fiスポットを無料で使うことができ、以下のステッカーがあるところで接続できます。

ワイモバイルWi-Fiスポット

ソフトバンクWi-Fiスポットはカフェやレストラン、主要駅で接続することができるWi-Fiサービスとなっていてデータ通信量を少しでも節約したい方には嬉しいサービスです。

特に自宅に固定回線がない方はソフトバンクWi-FiスポットでiPhoneのアップデートをしたりアプリのダウンロードをすることでデータ通信量を節約することができるのでおすすめです。

キャリアメールが使える

他の格安SIMサービスに乗り換えるとキャリアメールが使えなくなってしまいますが、ワイモバイルは@yahoo.ne.jpや@ymobile.ne.jpといったアドレスがもらえて大手キャリアと同じようにキャリアメールを使ってメッセージの送受信ができます。

UQ mobileもキャリアメールがありますが月額200円の有料サービスです。ワイモバイルは無料で使うことができるのでキャリアメールを今まで通り使いたい方はワイモバイルはおすすめです。

LINEの年齢認証ができる

LINEはID検索機能を使うには年齢認証を受ける必要がありますが、LINEモバイル以外の格安SIMに乗り換えると年齢認証ができなくなってしまうのでID検索機能が使えなくなってしまいます。

ワイモバイルはキャリアと同様にLINEの年齢認証ができるのでID検索機能も問題なく使うことができるのでLIENを活用している方には本当におすすめです。

LYPプレムアムに無料で加入できる

ワイモバイルに乗り換えるとYahoo!の有料会員「LYPプレムアム」に無料で加入することができます。

LYPプレムアムの特典
  • LINEの1200万種類のスタンプが使える
  • Yahoo!ショッピングで最大12%PayPayポイント還元
  • ヤフオクの出品時の落札利用料が安くなる
  • 雑誌110誌、漫画13,000冊が読み放題に
  • 最大10万円の買いものあんしん補償

ヤフープレミアムは他にも数多くの特典を受けることができます。ヤフープレミアムは通常は508円の有料サービスなのでワイモバイルに乗り換えるだけでこの特典を受けることができるのはお得ですよね。

キャリア決済の支払いができる

ワイモバイルはキャリア決済のワイモバイルまとめて支払いを使うことができます。

各キャリアのキャリア決済
  • ドコモ:d払い
  • au:auかんたん決済
  • ソフトバンク:ソフトバンクまとめて支払い
  • ワイモバイル:ワイモバイルまとめて支払い

キャリア決済はインターネットで購入したりApp Store、Apple Music、iTunes、Playストアなどで購入した商品の支払いをワイモバイルの通信料金とまとめて支払いできます。最近はリアル店舗でもキャリア決済できるところが増えてきていますね。

[ymobile]

スマホをセット購入できる

ワイモバイルはは安めの端末を取り扱っているのでかなりお得にスマホを手に入れることができます。

また、最近はiPhone 13もワイモバイルで取り扱いをしてますしAndroidスマホも価格の安いモデルを多数取り扱いしています。

2年縛りがなくなった

ワイモバイルは元々は2年縛りがありましたが、2019年10月よりいつでも解約ができるようになりました。

契約解除料なし
  • 契約期間:なし
  • 契約解除料:なし

ただし、現在契約している旧プランの場合は解除料が必要となるので、もしワイモバイルからMNPしたい場合は注意が必要です。

Y!mobile(ワイモバイル)のデメリットとは

ワイモバイルはメリットがかなり多い印象がありますが、デメリットもあるので乗り換えを検討している方はしっかりと押さえておきましょう。

データ通信専用プランがない

ワイモバイルはデータ通信のみできるデータSIMプラン、タブレットプランがありません。

基本的に通常のシンプル2 + シェアプランを付けてタブレットなどの第二の端末の通信を行うことになります。

データの繰越ができない → できるように

ワイモバイルは当月使い切ることができなかったデータ量を翌月に繰り越せなかったのが、現在の「シンプル2」はデータの繰越ができるようになりました。

家族でデータ容量をシェアできない

ワイモバイルは家族割はありますが家族間でデータ容量をシェアして使うことはできないので、親回線で料金高めのスマホプランLを契約して子回線で安いスマホプランSを契約してデータ容量を渡すことができません。

通信速度の切り替えができない

他の格安SIMサービスはデータ量を節約したいときにアプリから簡単に通信速度を低速モードにしてデータ消費しないようにすることができます。

しかし、ワイモバイルはこのような低速モードに切り替えることができないので、ユーザー側で通信量の調整をすることができません。

[ymobile]

まとめ:ワイモバイルは安さと使いやすさとを両立している

大手キャリアも色々と組み合わせることで通信料金を抑えることはできますが、ワイモバイルは料金プランがシンプルで素直に簡単に月々の料金を安くできます。

一人で使う場合も3GBのデータ通信ができるシンプルSなら2,178円なので安い金額でスマホを使うことができるようになります。

「格安SIMの方が安いでしょ?」

と思う方も多いかと思います。確かに料金だけで比較するならmineo(マイネオ)やIIJmioといった本当の格安SIMサービスの方が安くすることができます。

しかし、かけ放題の音声通話は専用アプリを使わないといけなかったり、お昼の時間帯のインターネットの通信速度が使いものにならないくらい低下するなど、何かをガマンする必要があります。

そんな中でワイモバイルはソフトバンクが運営しているだけあってお昼の時間帯など回線が混み合う時間帯でも通信速度が落ちることがありません。

快適にスマホを使える安さと使いやすさを上手くバランスを取った格安SIMサービスになっていると感じます。なので、月々の通信料金をとにかく下げたいならY!mobile(ワイモバイル)はおすすめですよ!

[ymobile]

やっぱりキャリアがいいという方はこちらをどうぞ。

https://sin-space.com/entry/softbank-price-plan