季節が春になると外に椅子を置いてゆっくり過ごして音楽も楽しみたい…そんな日もあるかもしれません。
スマホの内蔵スピーカーで音楽を楽しむのもいいですが、どこにでも持ち運ぶことができる小型ワイヤレススピーカーがあると便利ですよね。
そこで、AnkerのSoundcore Mini 3です。マグカップほどの大きさでありながらも筐体全体を使って音を響かせてくれるほど迫力のサウンドを楽しむことができる小型ワイヤレススピーカーです。
この記事ではSoundcore Mini 3のデザイン、サイズ、音質をレビューしているので、小さいワイヤレススピーカーを検討している方は参考にしてみてください。
- 持ち運びしやすい超小型スピーカー
- 音質がサイズのわりに良い
- ストラップ付きで引っ掛けて使える
- お風呂に入りながらも使える
- 複数台ペアリングできる
- USB-Cポートで充電できる
- 最大15時間の連続再生に対応
- 端末価格が4,990円と安い
- 2台でステレオ再生はできない
- AUX端子を搭載していない
この記事の目次
Soundcore Mini 3 レビュー
Soundcore Mini 3の特徴
- 超コンパクトなワイヤレススピーカー
- 見た目から想像できない重低音サウンド
- 自転車などにぶら下げて音楽を楽しめる
- 最大15時間連続で音楽を楽しめる
- IPX7の防水性能で水回りでも使える
- 端末価格:4,990円
AnkerのSoundcoreシリーズよりコンパクトなBluetoothスピーカー「Soudcore Mini 3」が2020年11月12日に発売。2018年5月に発売された「Soudcore Mini 2」の後継機種となります。
家でゆったりと音楽を楽しむというよりは、キャンプやサイクリングなど気軽に音楽を持ち運びたいという方に便利なのがコンパクトスピーカーです。
サイズが小さいと音質が気になるところではありますが、Soudcore Mini 3はサイズに見合わず迫力の重低音サウンドを楽しむことができます。
低音だけでなく高音もしっかり鳴っているので公式が謳っている「心踊るサウンドを響かせる」はまさにその通りのサウンドとなっていますよ。
さらに、IPX7の防水性能を備えているのでアウトドアで使ったり、浴室で使ったりと水回りでも安心して音楽を楽しむことができます。
Soundcore Mini 3・SoundCore2の比較
Soundcore Mini 3とSoundCore Mini 2の違いを比較してみました。デザインは少しブラッシュアップされてカッコよくなった様にも見えますね。
Soundcore Mini 3 | Soundcore Mini 2 | |
ドライバー | 1基 | 1基 |
出力 | 6W + 6W | |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
充電ポート | USB-C | マイクロUSB |
連続再生時間 | 最大15時間 | |
アプリ | Soundcoreアプリ対応 | – |
複数接続 | PartyCast対応スピーカー同士で対応 | SoundCore 2同士でペアリング可能 |
防水性能 | IPX7(水深1mに30分耐えられる) | |
サイズ | 72 × 72 × 84 mm | 69.5 ×69 × 80 mm |
重量 | 230g | 207g |
端末価格 | 4,990円 | 3,990円 |
筐体サイズは少しだけ大きくなっていますが、マグカップサイズなのは変わらず、どこにでも持ち運びができるサイズ感となっています。
専用アプリでイコライザーをカスタマイズ
Soundcore Mini 3はSoundcoreアプリに対応しました。イコライザー調整ができるので自分の好みに合わせて音質を調整、カスタマイズ可能です。
PartyCastモードで複数接続に対応
PartyCastモードでスピーカー同士、最大3台までの複数接続ができます。複数のスピーカーを通じて音の共鳴を楽しむことができます。
充電ポートがマイクロUSBからUSB-Cに
Soundcore Mini 3はUSB-Cポートに対応しました。従来モデルはマイクロUSBだったので大きな改善点といえます。
スマホや電子機器など使われる充電ケーブルとしてはスタンダードとなったUSB-C対応のケーブルですが、スマホを充電しているUSB-Cケーブルを使ってSoundcore Mini 3を充電することができます。
パッケージと付属品
SoundCoreのブランドカラー・ブルーをアクセントとしたパッケージとなっていて、コンパクトスピーカーのパッケージもまたコンパクトです。
水の中に沈めても使えるアピールされていますね。Soundcore Mini 3には充電用ケーブル(USB-A to C)、説明書を同梱しています。
充電アダプタは付属してきませんがスマホなどに付属しているUSB-Aタイプで充電できます。USB-C PD充電に対応でUSB-C対応充電器、USB-C to Cケーブルから充電も可能となっています。
本体デザインとサイズ
スピーカーを覆ったメッシュ部分の中央にSoudCoreのロゴである「d」が印字されています。
スピーカーの部分は金属素材となっているのですが光沢があってカッコイイですよね。Soundcore Mini 2ではスピーカーの部分は何もなかったですが、Soundcore Mini 3はロゴが追加されてブランドとして統一されてきた感があります。
スピーカー本体の側面にはsoudcoreのブランド名が刻印されています。
本体サイズは72 × 72 × 84mmとコンパクトサイズです。この大きさなのでどこにでも持ち運んで使うことができるでしょう。
Soundcore Mini 3は本体にストラップが取り付けられていて、このように手に引っ掛けて持ち運びができるようになっています。
取り外しができないので邪魔だと感じるかもしれませんが、お風呂場で吊るして使ったり、キャンプなどでテントに引っ掛けることもできますし、重量が230gと軽量で耐荷重の問題も心配なさそうです。
また、IPX7の防水仕様なので雨に濡れても壊れることはありません。浴室で使うこともできるのでお風呂に入りながら音楽を楽しむこともできます。
スピーカー本体の下部には操作ボタンが配置されています。
操作ボタンはスピーカー本体をぐるりと一周するように、電源ボタン、音量下げるボタン、再生・一時停止ボタン、音量上げるボタン、ペアリングボタンが搭載しています。
直感的にもわかりやすいデザインとなっていますね。
Soundcore Mini 3の音質
Soundcore Mini 3は上向きにフルレンジスピーカーを搭載しています。スピーカーグリルがあってスピーカーが見えないですが、小さい穴がある部分は全てスピーカーとなっています。
サイズは公表されてないですが、おそらくcmほどの大きさのスピーカーを内蔵しているかと思われます。
また、本体の下側に低音を響かせるためのダクトが設けられていて、Soundcore独自のBassUpテクノロジーにより驚くほどの重低音サウンドを楽しむことができます。
音質はこのサイズでは想像できないくらい元気な重低音を楽しむことができます。中音域はカットされている感じがしますが、ボーカル域〜高音域にかけてもしっかり勢いがあるので意外と音がいいと感じることができます。
人によっては「SoundCore 3よりも音がいいんじゃない?」って思うかもしれませんね。それくらい勢いのあるサウンドとなっているのでスマホの内蔵スピーカーじゃ物足りないから安いスピーカーを追加するのにもいいかもです。
Soundcore Mini 3は基本的にじっくりと音楽を楽しむというよりも、ノリノリの音楽を聴きたい時に合っています。どこにでも持ち運んで使えるのでアウトドアで音楽を鳴らしたいといったシチュエーションに良さそうです。
スマホとの接続方法
初めて電源を入れると何もしなくてもペアリング機能がオンになります。オンにならない場合や、ペアリングを再設定するときはピッという音が鳴るまでペアリングボタンを長押しするとペアリングモードに切り替わります。
スマホ側ではBluetooth接続先の一覧に「Soudcore Mini 3」が表示されるので、これをタップすることで接続完了。基本的に一度ペアリングしてしまえば2回目以降は電源を入れるだけで自動ペアリングしてくれます。
Soundcore Mini 3 レビュー:まとめ
- 持ち運びしやすい超小型スピーカー
- 音質がサイズのわりに良い
- ストラップ付きで引っ掛けて使える
- お風呂に入りながらも使える
- 複数台ペアリングできる
- USB-Cポートで充電できる
- 最大15時間の連続再生に対応
- 端末価格が4,990円と安い
- 2台でステレオ再生はできない
- AUX端子を搭載していない
Soundcore Mini 3のメリット
Soundcore Mini 3は片手で持ち運びできる超小型ワイヤレススピーカーです。ストラップを搭載しているので、カバンに引っ掛けて登山するとか、自転車に乗って音楽を楽しむこともできます。
音質がこのサイズ、価格のワイヤレススピーカーとしては音質が良いのもSoundcore Mini 3の大きなメリットとなります。
動画の映像と音の遅延もほぼないので、普段使いのワイヤレススピーカーとしても十分使える性能を持っています。スマホの内蔵スピーカーに満足できない、少し音質を向上したいという方にもおすすめです。
Soundcore Mini 3のデメリット
Soundcore Mini 3は2台でステレオ再生することはできません。
SoundCoreアプリでPartyCastモードを使うことで最大3台までペアリングして同時再生ができますがステレオではありません。
ただ、ステレオ再生でなくても1台が2台になることで音に迫力が出るのでアウトドアで使うにはむしろモノラルで3台接続できる方が用途としては合っているのかもしれません。
Soundcore Mini 3の端末価格は4,990円と安いのでちょっとでいいからスマホの音を向上させたい…という方におすすめ。旅行に持って行くこともできるサイズなのでホテルで使うとかでも良さそうです。
→ Soundcore 3はこちら
→ HomePod miniはこちら
コメントをどうぞ!