最近のスマートフォンはステレオに対応し音質が向上しましたが、まだまだ物足りないと感じることがあります。
そこで、Ankerの小型ワイヤレススピーカー・Soundcore 3でスマホの頼りないサウンドが大迫力のサウンドに気軽に変えることができます。
価格も安いので1つ追加するだけでも環境がかなり変わるので音楽をよく聴くという方はおすすめです。
この記事ではAnker Soundcore 3のデザイン・サイズ・音質・使いやすさをレビューしています。
実際に使ってみてどうなのかメリット・デメリットも書いているのでワイヤレススピーカーの検討をしている方は参考にどうぞ!
- 持ち運びしやすい小型スピーカー
- 音質がサイズのわりに良い
- お風呂に入りながらも使える
- ストラップの取り付けができる
- 複数台ペアリングできる
- USB-Cで充電ができるように
- 最大24時間の連続再生に対応
- 2台でステレオ再生はできない
- コーデックがSBCのみに対応
- AUX端子を搭載していない
この記事の目次
Anker Soundcore 3 レビュー
Soundcore 3の特徴
- 小型軽量と音質の良さを両立している
- デュアルパッシブラジエーターで低音も出る
- アプリでイコライザー調整ができる
- PartyCastで複数台ペアリング可能
- コーデック:SBC
- バッテリー:最大24時間連続再生
- 充電:USB-Cポート
- IPX7の防水性能で水回りでも使える
- カラー:ブラック、ネイビー、レッド、グレー
- 端末価格:6,990円
Anker Soundcore 3はアンカーのオーディオブランド・Soundcoreシリーズの最新モデルで2020年12月10日に発売したSoundCore 2の後継機種となっています。
従来のモデルと比べると本体サイズが大きくなったものの、強化された2つの8Wドライバーにより音質が圧倒的に向上、とくに低音が鳴るようになって迫力のサウンドを楽しめます。
また、IPX7の防水仕様になって濡れた手で触っても大丈夫ですし、お風呂に入りながら音楽を視聴できるので色んなシチュエーションで使えるワイヤレススピーカーです。
Soundcore 3・SoundCore2の比較
Soundcore 3とSoundCore 2の違いを比較してみました。ドライバーサイズと出力が大きくなって本体サイズも少しだけ大きくなっているのが分かります。
Soundcore 3 | SoundCore 2 | |
ドライバー | チタニウムドライバー ×2 | ドライバー ×2 |
パッシブラジエーター | デュアル(前後) | シングル(前のみ) |
出力 | 8W + 8W | 6W + 6W |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
連続再生時間 | 最大24時間 | |
アプリ | Soundcoreアプリ対応 | – |
複数接続 | PartyCast対応スピーカー同士で対応 | SoundCore 2同士でペアリング可能 |
防水性能 | IPX7(水深1mに30分耐えられる) | |
充電ポート | USB-C | マイクロUSB |
サイズ | 174 × 57 × 59mm | 168 × 47 × 56mm |
重量 | 500g | 414g |
端末価格 | 5,990円 | 4,990円 |
Soundcore 3が登場してもSoundcore 2をまた買うことができますが、基本的に最新型のSoundcore 3を選んでおけば間違いないです。
本体サイズが少し大きくなってしまいましたが、音質がかなり良くなっていますし、何よりも充電ポートがUSB-Cに対応したのは大きい。使いやすいです。
パッケージと付属品
Soundcore 3のパッケージはお馴染みAnkerのブランドカラーであるブルーをアクセントとしたデザインとなっており「濡れても大丈夫だよ〜」と言わんばかりの水しぶきをまとったSoundcore 3が描かれています。
充電用のケーブル(USB-A to C)、ストラップ、説明書が同梱されています。
ストラップが付属しているの珍しいですね。外で使うことを想定し持ち運びのしやすさを考慮した結果なのでしょう。充電アダプタは付属していませんがスマホなどに付属しているUSB-Aタイプのものがあれば充電することができます。
また、USB-C PD充電にも対応しているのでMacBookなどのUSBポートから電源を供給することもできます。
本体デザインとサイズ
Anker SoudCore 3は横長のワイヤレススピーカーとなっていて、左右にスピーカーが搭載されていて中央にSoudCoreのロゴ・dが印字されています。この部分が前面のパッシブラジエーターとなっています。
スピーカーグリルは細かい網目となっていて筐体の下側にSoundCoreのロゴがバッチで埋め込まれています。基本的デザインはSoundcore 2と変わりはないですがSoundCoreブランドになってAnkerよりもSoundcoreを強調されている感じですね。
Soundcore 3はストラップが付属してきましたが、本体左側にストラップホールを搭載しています。
ここにストラップを取り付けて気軽に持ち運びができるようになっています。
SoudCore 3はお風呂やプールでの使用を想定し高い防水機能を備えていますし、お風呂に入りながら音楽を聴けるのがいいですよね。うっかり湯船に落としてしまっても心強いです。
本体右側には充電ポートを搭載しています。従来のモデルではMicro-USBでしたがSoudCore 3はUSB-Cを採用し汎用性が高くなりました。また、AUX入力端子が廃止されて有線接続ができなくなっているので注意してください。
本体サイズは174 × 57 × 59mm、重量は500gとなっていて片手で持ち出すことができる大きさとなっています。
筐体の素材はマットでソフトな樹脂素材を採用しています。ゴムっぽい柔らかい感じになっていて落としても傷付きにくそうな筐体となっています。水に濡れても撥水するので耐久性の高い感じになっています。
ただし、この手の素材はホコリが付きやすく目立つというデメリットもあるので、定期的にお掃除してあげる必要はありそうです。
スピーカー上部分に操作ボタンを搭載していますが本体一体型なので掃除しやすいのがいいですよね。
左から電源ボタン、音量下げるボタン、再生・一時停止ボタン、音量上げるボタン、ペアリングボタンを搭載し大きめのボタンで直感的にもわかりやすいデザインです。
IPX7の防水性能でお風呂でも使える
Soundcore 3はIPX7の防水性能に対応しています。
最長30分であれば水深1mまで沈めても耐えられるのでお風呂やプールでSoundcore 3を使って音楽を楽しめます。
お風呂にゆっくり湯船に浸かりながら音楽を聴く。素敵です。
チタニウムドライバーで音質が向上
Anker Soundcore 3は2つのドライバーを搭載したステレオスピーカーとなっており前後にパッシブラジエーターを搭載し低音が強化されたモデルとなっています。
- チタニウムドライバー ×2
- 8W + 8W = 16Wの出力に対応
- 独⾃技術BassUpテクノロジー
- デュアルパッシブラジエーター
- Bluetooth 5.0
Soundcore 3で新たに採用されたチタニウムドライバーは40kHzまでの周波数帯に対応し、音の歪みを最小限に抑えることで良質なサウンドを楽しめるようになっています。
チタニウムドライバーは光り輝いているので見た目もカッコイイですよね。
Soundcore 3はメリハリのある迫力のある音質となっていて低音から高音までしっかり音を再生できています。
正直なところ、このサイズのワイヤレススピーカーでここまでしっかりとした音楽を楽しめてしまうことに驚きです。
間違いなく旧型よりも低音域の音圧が向上しています、高音域の伸び、キレが向上していてワンランク上のサウンドを楽しむことができます。
チタニウムドライバーを採用したことに合わせてパッシブラジエーターを前後に2つ搭載したことで音質向上に寄与したといっていいでしょう。
独⾃技術BassUpテクノロジーを組み合わせることで深みのある低音の響きを楽しむことができます。ただし、背面に低音増強用のダクトを搭載する手法は小型スピーカーではよく採用される構造となっていますが、設置場所によって音質が異なるので注意です。
広い部屋では低音が弱くなってしまいますが、壁際にスピーカーを置くことで低音が壁に反射して迫力のサウンドになります。
Soundcore 3はSoundcoreアプリにも対応しているので、スマートフォンにインストールしイコライザーのカスタマイズができるので自分好みのサウンドに仕上げることもできます。
従来モデルはイコライザーに対応していなかったので、これは嬉しいアップデートですね。少しだけ中音域が弱いかなと感じることがあるのでイコライザーで持ち上げるのもいいかもしれません。
スマホとの接続方法
Soundcore 3はBluetoothによる接続でスマホやパソコンの音を再生させることができます。
はじめて電源を入れるとペアリング機能がONになります。スマホのBluetoothの設定画面を表示させると接続先に「Soudcore 3」が表示されるのでこれをタップすることで接続完了です。
ペアリングモードにならない場合やペアリングを再設定するときはペアリングボタンを長押しすることで「ペロリン」という音とともにペアリングモードに切り替わることができます。
基本的に一度ペアリングしてしまえば2回目以降は電源を入れるだけで自動ペアリングしてくれるので操作性はいいですよ。
Anker Soundcore 3 レビュー:まとめ
Anker Soundcore 3のメリット
Soundcore 3は片手で持ち運びすることできるサイズの小型ワイヤレススピーカーとなっています。旧型モデルよりも本体サイズが大きくなったものに、音質が大きく向上しているので乗り換えしても満足できるスピーカーとなっています。
- 持ち運びしやすい小型スピーカー
- 音質がサイズのわりに良い
- お風呂に入りながらも使える
- ストラップの取り付けができる
- 複数台ペアリングできる
- USB-Cで充電ができるように
- 最大24時間の連続再生に対応
濡れても使えるのはどこでも使えるので本当に便利ですよね。また、ストラップの取り付けに対応したのでアウトドア用のスピーカーとしても使えそうですね。
基本的に使い勝手は従来モデルと変わりないですが、USB-Cポートに対応したので普段使っているケーブルで充電ができるようになったのはやはり大きいですよね。
Anker Soundcore 3のデメリット
- 2台でステレオ再生はできない
- 音声コーデックがSBCのみ
- AUX端子を搭載していない
Soundcore 3はPartyCastで最大100台までの同時ペアリングはできますが従来モデルにあった2台接続してのステレオ再生には非対応となりました。
100台接続よりも2台接続によるステレオモードの方が需要はありそうなのに。
さらに、AUX端子もなくなりBluetoothのみの接続となっているのでパソコンの外部スピーカーとしての使いやすさはなくなった感じです。
ただ、Bluetooth 5.0に対応したことで動画の映像と音の遅延・ズレはほとんどないので無線接続でも問題はなさそうです。
Soundcore 3は久しぶりのアップデートということで、堅実にスペックアップしているので旧型からの乗り換えでも十分満足できるのではないでしょうか。
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