BoseのワイヤレススピーカーといえばBose SoundLink Mini IIです。オリジナルモデルは2015年に発売されたものとなっていますが、2019年11月にUSB-Cに対応したスペシャルエディションが登場しました。
Bose SoundLink Mini IIは小型なワイヤレススピーカーでありながらもBoseらしいパワフルな重低音サウンドを楽しめて12時間の連続再生もできるようになり使い勝手が向上したモデルとなっています。
この記事では、Bose SoundLink Mini IIのデザイン、サイズ、音質をレビューしています。小型ワイヤレススピーカーを検討している方は参考にしてみてください。
- Boseらしい重低音サウンドを楽しめる
- コンパクトサイズのワイヤレススピーカー
- USB-Cケーブルで充電ができる
- 壁際だと重低音がキツイ
- 防水に対応していない
- 端末価格は少し高め
この記事の目次
Bose SoundLink Mini II レビュー
Bose SoundLink Mini II の特徴
- シンプルで洗練されたデザイン
- 深みのある重低音で迫力のサウンド
- 最大12時間の連続再生が可能
- USB-Cの充電に対応している
- 防水に対応していない
- 参考価格:24,200円(Amazon)
Bose SoundLink Mini IIは2019年にスペシャルエディションにアップグレードしましたが、スピーカー部分は変わらずですがBoseらしい重低音の効いたサウンドは健在です。
Bose SoundLink Mini II スペシャルエディションとBose SoundLink Mini IIの違いをまとめました。
Bose SoundLink Mini II スペシャルエディション | Bose SoundLink Mini II | |
筐体 | アルミ(アルマイト加工) | アルミ |
スピーカー | トランスデューサー × 2、デュアルパッシブラジエーター | |
音声アシスタント | Siri、Googleアシスタント | – |
連続再生 | 12時間 | 10時間 |
充電ポート | USB-C | マイクロUSB |
入出力端子 | 3.5mmオーディオジャック | |
本体サイズ | 59 × 180 × 51mm | |
重量 | 710g | 670g |
価格 | 24,200円 | 19,800円 |
USB-Cポートに対応し連続再生時間が10時間 → 12時間に向上したので使いやすく進化。また、音声アシスタントによる操作にも対応しているので全体的な使いやすさは従来のBose SoundLink Mini IIよりも使いやすいものとなっています。
なお、Bose SoundLink Mini II スペシャルエディションは24,200円、従来モデルは19,800円で販売しています。
パッケージと付属品
Bose SoundLink Mini IIの価格は24,200円と高価格帯のBluetoothスピーカーです。モノトーンを基調としたパッケージは、その製品に値するような高級感ただようものとなっています。
本体カラーはトリプルブラック、ブラックカッパー、ラックスシルバーの3色から選ぶことができますが、ここではBose SoundLink Mini IIのラックスシルバーをレビューしています。
Soundlink Mini II本体、充電用のケーブル(USB-A to C)、説明書が同梱しています。
付属のUSB-C to Aケーブルを使って充電することができます。
USB-Cポートに対応しているのでAndroidスマホの充電器、ケーブルを使ってバッテリーを補給することができるのでケーブルを統一することができるのはいいですよね。
本体デザインとサイズ
Bose SoundLink Mini IIの筐体デザインは継ぎ目のないアルミ素材となっていてラックスな高級感あるスタイルとなっています。デザイン自体は旧型とほぼ同じで発売当初から完成してたってことでしょう。かっこいい。
本体サイズは59 × 180 × 51mm、重量は710gとなっています。ワイヤレススピーカーとしては一般的で片手で持ち出して使うことが可能となっています。
底部分は滑り止めのゴムが施されているため大音量で音楽を聴いてもスピーカーが動いてしまうことありません。
また、別売りのクレードルを使うことでスピーカーを置くだけで充電することができます。従来モデルのBose SoundLink Mini IIはクレードルが付属し基本的に据え置きで使うのであればスペシャルエディションを選ぶ必要はありません。
バッテリー性能がやや劣りますが据え置きで使うなら気にする必要はないですし充電端子がマイクロUSBでも問題ありません。いろんな場所で使うならUSB-Cポートのあるスペシャルエディションを選ぶのがおすすめです。
さらに、3.5mmオーディオジャックを搭載しているのでパソコンの外部スピーカーとしても使うことができます。
Bluetoothでの接続でも使えるのですが起動のたびに接続するのが面倒だったり、動画編集など音の遅延が許されない環境だと使えないので有線接続ができるのは使い方の幅を広げることができます。
Bose SoundLink Mini II の音質
Bose SoundLink Mini IIは左右にスピーカーを2基搭載しステレオサウンドに対応しています。
さらに中央部分にデュアルパッシブラジエーターを内蔵しています。
パッシブラジエーターを正面と背面に二つ搭載することで不要な振動を抑えながら深みのある重低音を再生しています。
音質はBoseサウンドといった感じで重低音で高音にかけてもメリハリのあるサウンドとなっています。中音域は少し物足りないですが、低音と高音がしっかりしているので気分の上がるノリノリの音楽を聴くのには適しています。
また、音質は少し硬めですが、エージングが進めば表現力はもっと上がるはず。何よりもこのサイズのワイヤレススピーカーでこれだけ解像感の高いサウンドを楽しめるのはさすがBoseのスピーカーです。
ただし、背面部分にパッシブラジエーターを搭載していることもあり、壁に近いところに置くと低音がキツくなってしまうので設置場所は注意が必要となっています。
なお、動画と音の遅延はほとんどありません。厳密にいえばコンマ単位で遅延はあるのですがYouTubeで話している口元と音がズレるということはないので、普段使いであれば問題ないレベルとなっています。
スマホとの接続方法
初めて電源を入れると何もしなくてもペアリング機能がオンになります。オンにならない場合やペアリングの再設定するときはペアリングボタンを長押しするとペアリングモードに切り替わります。
スマホ側ではBluetooth接続先の一覧に「Bose Mini II SE SoundLink」が表示されるので、これをタップすることで接続完了です。
基本的に一度ペアリングしてしまえば2回目以降は電源を入れるだけで自動ペアリングしてくれます。
Bose SoundLink Mini II レビュー:まとめ
- Boseらしい重低音サウンドを楽しめる
- コンパクトサイズのワイヤレススピーカー
- USB-Cケーブルで充電ができる
- 壁際だと重低音がキツイ
- 防水に対応していない
- 端末価格は少し高め
Bose SoundLink Mini II のメリット
Bose SoundLink Mini IIはコンパクトサイズなのに重厚感のある重低音サウンドを楽しむことができます。
端末価格が2万円と高価なだけあって、このサイズとしてかなり音質はいいのかなと思いますし、Bossサウンドが好きという方にとっては最高のスピーカーに鳴っているでしょう。
Bose SoundLink Mini II のデメリット
Bose SoundLink Mini IIはBoseらしい重低音サウンドを楽しめる一方でパッシブラジエーターが背面に搭載していることもあり、壁際にスピーカーを設置すると低音がドギツくなってしまいます。
低音が好きなら問題ないですが、落ち着いた音を楽しみたいという方にはちょっと向いていないのかなと感じます。また、防水にも非対応なので水回りでBose SoundLink Mini IIを使うのは控えるのが良さそうです。
Bose SoundLink Mini II スペシャルエディションは端末価格が24,200円と少し高めですが、Amazonでタイムセールで販売していることもあり、意外と安く手に入れることもできます。
また、据え置きで使うことが多いなら従来モデルの価格の安いBose SoundLink Mini IIを選んでも問題はないので、シチュエーションに合わせて選ぶのがおすすめです。
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