完全ワイヤレスイヤホンは低価格なものから高価なものからラインナップが幅広く揃っていますが、低価格で音質が良いイヤホンを探すのは意外と大変だったります。
そんな中でBelkin(ベルキン)からSOUNDFORM(サウンドフォーム)という低価格な完全ワイヤレスイヤホンが登場しました。
Belkin SOUNDFORM 完全ワイヤレスイヤホンは3,770円ほどの低価格モデルなので機能はそこそこといったところです。
とはいえ、IPX5の防滴仕様に対応し押さえるところ押さえて、この価格帯として高音質なサウンドを体感できるので完全ワイヤレスイヤホンが欲しいけど費用は抑えたいという方におすすめです。
ここでは、Belkin SOUNDFORM 完全ワイヤレスイヤホンのデザイン・サイズ・音質についてレビューしております。完全ワイヤレスイヤホンを検討している方は参考にしてみてください。
この記事の目次
Belkin SOUNDFORM 完全ワイヤレスイヤホン レビュー
SOUNDFORM完全ワイヤレスイヤホンの特徴
- 低価格モデルでありながら高音質
- インイヤー型で密閉性の高いイヤホン
- コンパクトな充電ケースで持ち運びしやすい
- タッチセンサー搭載で直感的に操作できる
- 最大5時間連続使用(ケース込みで24時間)
- IPX5の防滴性・耐汗性に対応している
- 充電ポート:マイクロUSB
- 価格は3,770円と低価格なモデル
Belkin SOUNDFORM完全ワイヤレスイヤホンは耳に押し込むタイプの密閉型のイヤホンです。
ノイズキャンセリングなどの機能はないシンプルなイヤホンとなっていますが、密着度の高いイヤホンなので音楽を聴いてると周囲の音は意外と遮断されるのでノイズキャンセリングがなくても全然イケます。
このモデルの素晴らしいところは端末価格が5,499円という低価格ながら、迫力のある低音と透き通った中高音を実現した “ベルキンサウン”を楽しむことができるというところ。
ベルキンサウンドってなんやねんと言った感じではありますが公式ページにそう書かれています(笑)
ただ、実際に音を聴くとなるほど。低音の迫力と中高音にかけてのクリアなサウンドはこの価格帯としてはトップクラスの音質になっていますよ。
パッケージと付属品
パッケージはbelkinのコーポレートカラーであるライトグリーンをアクセントにした白地にワイヤレスイヤホン本体が描かれています。
同梱品は充電ケース、シリコンイヤーチップ(3サイズ)、マイクロUSBケーブル、説明書となっています。
充電ケーブルは付属していますが、電源アダプタは付いてこないのですでに持っているスマホの電源アダプタを使うか別途購入する必要があります。充電ケーブルはUSB-A to マイクロUSBとなっています。
そう。Belkin SOUNDFORM 完全ワイヤレスイヤホンの充電ケースの充電ポートはマイクロUSBを採用しているんですね。
USB-Cケーブルが主流になっている中で、なぜ今さらmicroUSBケーブルなのか?と思ってしまいますが自宅で不要になったマイクロUSBケーブルの活躍の場ともいえるでしょうか。(さらに付いてくるけど..)
ここは本当に残念な仕様としか言いようがないのですが、ちょっと待って。音質は本当に5,000円のイヤホンとしては優秀なので充電方法は気にしないという方はこの先も読み進めていただければと思います。
なお、SOUNDFORM FreedomはUSB-Cポートを採用しています。
Belkin SOUNDFORM 完全ワイヤレスイヤホンはサイズに合わせたイヤーチップを同梱しています。
ベルキンサウンドを十分に味わうためには装着時の密閉性を高め、低音が抜けるのを防ぐことが大事です。付属のイヤーチップはS・M・Lと3つのサイズがあり、装着感などを確認しながら、自分に合うものを選ぶことができます。
コンパクトな充電ケース
Belkin SOUNDFORM ワイヤレスイヤホンの充電ケースは、そのコンパクトさに驚きます。
ケースのサイズは幅69.8mm・高さ30.6mm・奥行き:35.2mmととても小さいものとなっていて手の中にすっぽり収まるサイズ感となっています。
画像で見るより小さく感じるかもしれません。荷物をコンパクトにしたい人には嬉しいサイズ感となっています。
ケースにこのようにイヤホン本体を収めた状態で充電をすることになります。
イヤホン単体で連続5時間の再生が可能。充電ケースも含めると最大24時間長時間再生が可能となり、外出時も安心して使用できます。
ケース内は光沢のあるプラスチックなので、使用中に付着した汚れも、ウェットティッシュなどで簡単に拭き取ることができます。
外観デザインはおしゃれ
Belkin SOUNDFORM 完全ワイヤレスイヤホンの本体デザインはとてもシンプルで装着時も主張しすぎない感じになってのがいいですよね。本体カラーはここではホワイトをレビューしていますが、ブラックもあるので好み合わせて色を選びましょう。
表面にはマット調のプラスチックが採用されているので、指先から滑り落ちにくいなどの扱いやすさも考慮されています。また、イヤホンの表面はタッチセンサーを内蔵しているので指でタッチして音楽をコントロールすることができます。
- 左をタップ:音量下げる
- 右をタップ:音量上げる
- 左 or 右を2回タップ:音楽停止・再生・受話対応
- 左を3回タップ:前の曲に戻る
- 右を3回タップ:次の曲に進む
- 左 or 右を2秒長押し:通話禁止
この価格帯だと物理ボタンを搭載しているモデルが多い中でタッチセンサーを搭載したのはデザイン的に見てもプラスでケースにマイクロUSBを採用してしまった代償かもしれません。
しっかりとした装着感のあるイヤホン
Belkin SOUNDFORM 完全ワイヤレスイヤホンはイヤーチップを搭載したカナル型イヤホンで、本体重量は10gと軽量なので付けていることを忘れさせてくれるサイズ感となっています。
イヤホンの形状は一般的となっています。
耳への密着度は高めのイヤホンとなっているので、没入感のあるサウンドを楽しむことが可能となっています。イヤーチップは3サイズ付属されているので、好みの装着感が選べるのは安心できるところではないでしょうか。
ただ、外部音取り込み機能などはないので話しかけたりされるとイヤホンをその幾度取り外す必要があるので近くの人と話すことが多い場合はこのイヤホンは向いていないかもしれないですね。
低音と高音が効いた迫力の音質
Belkin SOUNDFORM 完全ワイヤレスイヤホンが提唱するベルキンサウンドはインパクトのある低音と透き通った中高音としていますが、実際にどうなのか試聴してみました。
ドライバー部分の大きさは公表されてませんがおそらく一般的な6mmくらいの大きさのものになっているでしょう。音質コーデックはSBCとAACに対応しています。
音質は低音域と高音域が強くて全体的に迫力のあるサウンドををしっかりと楽しむことができます。中音域は若干弱い感じを受けますがクリア感はあるのでボーカルの声はしっかり再生されています。
お手頃価格のイヤホンは中音域から高音域にかけてぼやけた感があったりしますが、Belkin SOUNDFORM 完全ワイヤレスイヤホンは全体的に透き通ったサウンドになっていてこの価格帯のイヤホンとしてはトップレベルの音質といってもいいでしょう。
ただし、イヤホンの自動再生機能は非搭載となっているのでイヤホンを耳から外しても音楽は鳴り続ける仕様となっています。細かいところで機能が省略されているから価格が安くすることができる…ということなのでしょうね。
また、動画と音声の遅延もほぼないので安心してYouTubeを楽しむことができます。ゲームだと遅延をほんのわずかだけ感じてしまうかもしれませんが、動画閲覧といった使い方であればほぼ問題はないレベルになっているかと思います。
IPX5の防滴仕様で濡れても使える
Belkin SOUNDFORM完全ワイヤレスイヤホンはIPX5の防滴仕様となっているのである程度濡れても使えるようになっています。
- あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない
- 小雨、汗などに耐えることができる
トレーニングをするためにイヤホンを付けたまま外を走るということがあるかと思いますが、突然の雨に振られたとしてもそのまま使うことができますし、家事などで濡れた手でイヤホンを触るということもあるかと思います。
このような状況でも使うことができるので日常生活のあらゆるシーンで気軽に使用が可能となっています。
接続方法
Belkin SOUNDFORM ワイヤレスイヤホンはBluetooth接続でスマホ、タブレット、パソコンと接続することができます。
イヤホン本体をケースから取り出すと自動的にLEDインジゲーターが青色に点灯し、ペアリングモードに切り替わります。
スマホ側ではBluetooth接続先の一覧に「SOUNDFORM Buds」が表示されるので、こちらを選択すると接続が完了します。
ケースから取り出すだけで接続モードになるのでBluetooth接続に苦手意識がある人でも簡単にすることができるでしょう。
Belkin SOUNDFORM 完全ワイヤレスイヤホン レビュー:まとめ
SOUNDFORM 完全ワイヤレスイヤホンのメリット
Belkinの製品はどれもおしゃれなモノが多いですが、このイヤホンも例外ではありません。デザイン性に優れているので見た目で選んでも損することはないかと思います。価格の割に質感に優れているかと思います。
- おしゃれなデザインに質感も高め
- 低価格帯イヤホンでありながら音質が良い
- 動画と音声の遅延はほぼない
- コンパクトな充電ケースで持ち運びに便利
- IPX5の防滴仕様でスポーツ時の汗も気にならない
SOUNDFORM 完全ワイヤレスイヤホンは3,770円ほどで手にすることができる低価格なイヤホンとなっていますが、音質は好みあるかもですがかなり良い部類に入るでしょう。
また、IPX5の防滴仕様にもちゃんと対応しているのも見逃せないポイントとなっています。
SOUNDFORM 完全ワイヤレスイヤホンのデメリット
やはり、USB-CポートではなくマイクロUSBに対応している点が最大のデメリットとなってしまいますね。
- USB-CではなくマイクロUSBポートを搭載
- 自動停止・再生機能を搭載していない
iPhoneはライトニングケーブル、AndroidスマホはUSB-Cケーブルを採用しているのでこのイヤホンを充電するためにとはいえ、マイクロUSBのケーブルを持ち歩く必要があります。
しかし、充電ポートにマイクロUSBを採用し自動停止・再生機能を搭載しないなど機能を省くことによってこの音質を保ったまま価格を抑えることができたと考えることもできます。
それだけ、Belkin SOUNDFORM 完全ワイヤレスイヤホンの音質はかなり評価できるものに仕上がっています。少しでも費用を抑えつつ音質は妥協したくないというかたにおすすめできる完全ワイヤレスイヤホンとなっているかと思います。
USB-Cポートに対応したSOUNDFORM Freedomはこちらです。
コメントをどうぞ!