シャープのミドルスマホ・AQUOS sense9が2024年11月に発売しました。
AQUOS sense9は120Hzリフレッシュレート対応の6.1インチ有機ELディスプレイにSnapdragon 7s Gen 2を搭載し上位版は8GBメモリ、256GBストレージも選べて「本当にSenseシリーズなのか?」と思うほどです。
2024年のシャープは本気です。デザイン刷新はもちろんですが、ミドル帯モデルも性能を強化し先代のAQUOS sense8の弱点をしっかり克服し不満点がかなり少なくなっております。
この記事では、AQUOS sense9のデザイン・サイズ・性能・電池持ち・カメラの画質などをレビューしました。メリットとデメリットも書いたので参考にどうぞ!
- 6.1インチ + 軽量で扱いやすい
- 120Hzリフレッシュレートに対応
- Snapdragon 7s Gen 2で動作が快適に
- 8GB / 256GBモデルも選べる(SIMフリー)
- 顔 + サイドボタン式指紋認証を搭載
- 広角 + 超広角 50MPデュアルカメラに
- ステレオスピーカーを搭載した
- おサイフケータイ(Felica)に対応
- OSメジャーアプデ3回(Android 17まで)
- 5年セキュリティアップデート(2029年まで)
- 4〜7万円と手頃な価格で買える
- Wi-Fi 6に非対応(Wi-Fi 5まで)
- 3.5mmヘッドフォンジャック非搭載に
- ワイヤレス充電に非対応
この記事の目次
AQUOS sense9の特徴
- 6.1インチ 有機ELディスプレイ
- 解像度:2,340 × 1,080ピクセル
- リフレッシュレート:1〜120Hz(240Hz)
- SoC:Snapdragon 7s Gen2
- メモリ:6GB / 8GB LPDDR4X
- ストレージ:128GB(SIMフリー:128 / 256GB)
- 生体認証:顔 + サイドボタン式指紋認証
- 広角カメラ:50MP(1/1.55型)・ F/1.9
- 超広角カメラ:50MP(1/2.5型)・ F/2.2
- 望遠カメラ:-(デジタルズーム ×8)
- フロントカメラ:32MP・ F/2.2
- 防水防塵:IP68・MIL-STD-810H/G
- スピーカー:ステレオ
- 通信:5G(Sub-6)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1
- NFC:A / B / Felica(おサイフケータイ)
- ポート:USB-C(USB 3.1 Gen 1)
- ワイヤレス充電:×、バッテリー:5,000mAh
- サイズ:149 × 73 × 8.9 mm、重量:166 g
- OS:Android 14 → 17まで対応予定
- 端末価格:3.9万円〜7万円
- 発売日:2024年11月7日(木)
AQUOS sense9は6.1インチの有機ディスプレイにSoCにSnapdragon 7s Gen 2を搭載したミドルスマホで、AQUOS sense8の後継機種で、今回のsense9はデザインを刷新して見た目がだいぶ良くなりました。
というのも、デザインは上位のAQUOS R9をデザインを担当した三宅一成氏が設立した「miyake design」が監修しておりオシャレ感がグッと向上しています。
カメラデザインがAQUOS R9、AQUOS wish4と共通化して「AQUOSといえば」になる可能性もありますよね。(AQUOS R9 proはまた別の路線のデザインですが。)
カメラも広角だけでなく超広角も50MPの高画素センサーを搭載して画質が向上しAQUOS R proシリーズの雰囲気ある撮影ができたり意外と楽しかったります。
動画撮影も電子手ぶれ補正がしっかり効いてますし4Kの超広角撮影にも対応しカメラの性能がさらに強くなった印象でこの価格帯としては十分なカメラスペックとなっています。
AQUOS sense9は3年のメジャーOSアップデート保証でAndroid 17まで対応し、最大5年(2029年まで)のセキュリティーアップデートに対応し長く安心です。
AQUOS sense9はドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、UQモバイルで128GBモデルを購入できて、IIJmioや家電量販店では128GBまたは256GBモデルも購入可能となっています。
AQUOS sense9 レビュー
本体デザイン・サイズ
AQUOS sense9の筐体はアルミ素材を採用しています。ここ最近のスマホはガラスか樹脂パネルを採用するモデルが増えていて、アルミを採用し続けるスマホは珍しいですね。
アルミユニボディなので落としてパネルが割れるリスクもなく安心して使えるスマホとなっており、本体カラーはグリーン、ホワイト、ブラック、ブルー、グレージュ、コーラルの6色から選べます。(販売先によっって取扱カラーが異なる。)
今回レビューしてるAQUOS sense9はホワイトです。
インカメラが雫型からノッチに変更となって、上下のベゼル幅が狭くなって4隅のベゼルが整ったデザインに。正面からの見た目がすっきりしたことで全体的にカッコよくなりました。
カメラ周りのデザインも大きく変わりました。少し奇抜ですがオシャレで可愛らしい雰囲気になりました。
今までは少し丸みのある筐体がフラット化し、エッジ加工が施されたサイドフレームもフラット化しています。
画面サイズは6.1インチと先代のsense8と同じですが画面比率が 20:9 → 19.5:9 になって本体サイズは(149 × 73 × 8.9 mm)と少し幅広になっております。
- sense9:149 × 73 × 8.9 mm、重量:166g
- sense8 :153 × 71 × 8.4 mm、重量:159 g
高さが短くなったのはいいですが横幅が2mm、厚みが0.5mmほど大きくなっています。重量もわずかに重くなったものの片手で扱いやすいスマホであることは変わりありません。
SIMカードスロット(nanoSIM + microSD 同時使用可)は手で開けられるタイプは変わらずで、3.5mmヘッドフォンジャックが非搭載となっています。
充電ポートはUSB Type-Cを採用しておりAQUOS sense9は36W出力で充電が可能となっています。sense8の出力は不明ですが、実際に計測してみたところ出力が向上していました。
AQUOS sense8が(8.44V × 1.76A = 14.8W)だったのが、AQUOS sense9は(8.94V × 2.07A = 18.5W)でした。実際に30分充電してみました。
- sense9:39% → 80%(41%増)
- sense8 :39% → 73%(34%増)
わずかですがAQUOS sense9の方が充電速度が速くなってました。sense8は充電に時間がかかる印象だったので、少しでも速度が速くなったのは嬉しい改善点ではないでしょうか。
AQUOS sense9は防水防塵はIPX5 / IPX8 / IP6Xに対応しています。
- IPX5:約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水
- IPX8:水深1.5mのところに機器を沈めて約30分間放置
- IP6X:直径75μm以下の塵埃が内部に侵入しない(8時間)
雨で濡れたり、水深1.5mくらいある水の中に水没しても耐えられる防水性能を持ってるので水回りでも安心して使えます。また、MIL-STD-810H/Gにも対応し衝撃にも強いスマホとなっています。
さらに、ハンドソープによる洗浄にも対応し手洗いついで端末を洗ってキレイを保てるのでいいですよね。お風呂スマホとしても使うのもいいかも。(浴室温度5~40℃以下、湿度99%以下、使用時間は2時間以内の範囲)
生体認証は顔認証とサイドボタン式指紋認証に対応しています。
顔認証はマスク装着時も使えるので幅広く使えます。サイドボタン式指紋認証も物理式で認証制度・速度ともに良好でストレスなく使えます。
スワイプなしでホーム画面を表示する設定にしておけば顔を向けるだけで画面ロック解除ができて快適です。ちなみに、AQUOS sense9はSoCの処理性能が上がってsense8よりも顔、指紋ともに認証速度が速くなっており何気に嬉しい進化となっています。
- 片手で使える小型サイズ
- 本体重量が166gと軽量で扱いやすい
- 顔 + サイドボタン指紋認証に対応
- IP68 / IP65で水回りでも使える
- アルミボディで割れることがない
- MIL-STD-810H/Gで耐衝撃に強い
- ワイヤレス充電に対応してない
ディスプレイ:120Hz対応で快適に
AQUOS sense9のディスプレイは6.1インチの有機ELディスプレイ(Pro IGZO OLED)を搭載。Pro IGZO OLEDパネルはsenseシリーズでは初採用となります。
解像度は2,340 × 1,080ピクセルです。
画面サイズは先代のsense8の6.1インチと同じですが、画面比率が 20:9 → 19.5:9 と変更となり横幅の表示が広くなっています。
本体の横幅は広くなったものの、動画や電子書籍、ゲームなどのコンテンツをより広く大画面で楽しむことが可能で、横持ち時も縦の表示が広がってゲームが遊びやすくなるのはいいですね。
リフレッシュレートは120Hzに対応しました。
ミドルスマホのAQUOS senseシリーズもついに120Hzの時代に突入です。さらに、黒幕を間に差し込む240Hzにも対応しsenseらしくないパネル品質となっています。
AQUOS sense9は画面輝度も明るく進化しておりピーク輝度で 2,000nits に対応しており、sense8の 1,300nits から明るく見やすくなっています。
普段使いにおいては差を感じることはないですが、太陽下になると一気に画面が明るくなって視認性が向上するので、外のスマホを使う時に見やすいと感じるはずです。
ただし、AQUOS sense9はゲームしてたり、カメラ使ってると急に画面が暗くなったりするので環境光センサーの動作が少し不安定さを感じます。アップデートで改善に期待したいところ。
また、サイドメニューなど簡単にアプリを切り替えできるような機能を搭載していないのもAQUOS sense9の弱点ともいえそうです。
- 6.1インチで扱いやすいサイズ
- ベゼル幅が細くなった
- 120Hzリフレッシュレートで滑らか操作
- 明るい画面で外でも視認性がいい
- 画面が急に暗くなることがある
- サイドメニューを搭載していない
オーディオ:ステレオスピーカーを搭載
AQUOS sense9の内蔵スピーカーはステレオに対応しました。先代のsense8はモノラルでしたがステレオに対応しオーディオ周りは進化しています。
本体下側のスピーカーはBox構造を採用し音量を上げても端末の共振を抑えてハッキリとしたサウンドに。ただ、受話レシーバー側のスピーカーは音圧が少し小さく口元のスピーカーの方が音が大きく聞こえるのが違和感あるかもですね。
とはいえ、senseシリーズではじめてステレオスピーカーを搭載したのは大きな進化であり、動画視聴、ゲームなど広がりのあるサウンドで楽しむことができます。
ただし、AQUOS sense9は3.5mmヘッドフォンジャックが廃止となったので、有線イヤホンを使う場合はUSB Type-C対応のモノを使うか、ワイヤレスイヤホンを素直に使うのがいいでしょう。
- AAC、SBC
- LDAC、aptX Adaptive
高音質コーデックはLDAC、aptX Adaptive(aptX HD含む)にも対応してるのでハイエンドのイヤホンでいい音で音楽視聴が可能となっています。
- ステレオスピーカーを搭載した
- 広がりのあるサウンドを楽しめる
- LDAC、aptX Adaptiveに対応
- スピーカーの音質はそんなもん
- 3.5mmヘッドフォンジャック非搭載に
SoC:スペックと性能
AQUOS sense9はSoC(システムオンチップ)にQualcomm Snapdragon 7s Gen 2を搭載しました。メモリは 6GB / 8GB、ストレージは 128GB / 256GB です。
Snapdragon 7s Gen 2とSnapdragon 6 Gen 1は基本設計は同じでクロック周波数が上げて性能向上を図っているSoCとなっています。
モデル | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
---|---|---|
SoC | Snapdragon 7s Gen 2 Samsung 4nm |
Snapdragon 6 Gen 1 Samsung 4nm |
CPU | Cortex-A78 ×4 Cortex-A55 ×4 (2.4GHz) |
Cortex-A78 ×4 Cortex-A55 ×4 (2.1GHz) |
GPU | Adreno 710 | Adreno 710 |
メモリ | 6GB LPDDR4X 8GB LPDDR4X |
6GB LPDDR4X |
ストレージ | 128GB(UFS 2.2) 256GB(UFS 2.2) |
128GB(UFS 2.2) |
外付け | microSDカード 最大1TB |
|
バッテリー | 5,000mAh | 5,000mAh |
なんだ、同じSoCか…って思いましたがクロック周波数が上がっただけでも処理性能は意外と向上しており、Antutuで性能を計測してみたところ…
モデル | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
---|---|---|
SoC | Snapdragon 7s Gen 2 | Snapdragon 6 Gen 1 |
メモリ | 6GB LPDDR4X 128GB(UFS 2.2) |
6GB LPDDR4X 128GB(UFS 2.2) |
総合 | 612356 | 534110 |
CPU | 199519 | 180620 |
GPU | 135503 | 110699 |
MEM | 125623 | 107925 |
UX | 151711 | 134866 |
発熱 | 31°(7°上昇) | 30.6°(5°上昇) |
バッテリー | 4%消費 | 5%消費 |
どちらも6GBメモリですがSnapdragon 7s Gen 2を搭載しているAQUOS sense9の方が15%ほど性能が高くなっています。
このクラスのスマホはわずかな差で体感に差が出やすく120Hzリフレッシュレートも相まって、より快適に操作できるようになっています。
Chrome、Xを動かしてみました。
モタつくことなく快適に動作してますよね。
先代のsense8もそこそこ快適に動作しますがアプリ切り替え時などカクツクこともありました。sense9はそんな細かいストレスが減っています。
3D mark(Wild Life)でグラフィック性能を比較しました。
sense8の(2370)からsense9は(3030)と30%も性能が向上してました。思ってたよりも処理性能が上がってますね。これだけの性能があれば軽めの普通のゲームならストレスなく遊べるでしょう。
負荷のかかる原神も(最高画質60)でこれだけ動作します。
これだけ動作してれば十分かも..?
もちろんワンランク上のチップよりレートは落ちますが、普通に遊べる性能はあります。ミドルレンジSoCは発熱しにくく長時間プレイしても処理落ちが少なく基本的にこの画質で長く遊べそうです。
このようなゲームを遊ぶことが多いなら上位モデルのメモリ8GB、ストレージ256GBでより快適に遊ぶことが可能で、とくにメモリが6GBと8GBだと快適度が違ってきます。
端末発熱:ゲーム中は発熱しやすい
AQUOS sense9とsense8で原神をプレイ中に端末の発熱を計測してみましたが、どちらも発熱は控えめとなっています。
AQUOS sense8は(Max 37.4℃)でsense9が(Max 36.5℃)と約1℃ほどAQUOS sense9の方が発熱を抑えることができてます。
処理性能が上がってるのに発熱は抑えられてるのは安心感がありますね。やはり、senseシリーズはアルミボディなので放熱性能は優秀で全体的に熱を上手く放熱できてるのでしょう。
なお、AQUOS sense9は引き続きダイレクト給電に対応しています。バッテリーへ充電せずにシステム側に直接給電可能でゲームしながらもバッテリー負荷を最低限にできます。
電池持ち:少し向上した
AQUOS sense9のバッテリー容量はsense8と同じく5,000mAhです。各アプリで電池持ちを比較してみました。
モデル | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
---|---|---|
容量 | 5,000mAh | 5,000mAh |
YouTube 60分 | 6%消費 | 7%消費 |
PUBG 30分 | 7%消費 | 9%消費 |
原神(中30)30分 | 7%消費 | 7%消費 |
原神(最高60)30分 | 9%消費 | 12%消費 |
メメントモリ 30分 | 9%消費 | 8%消費 |
8時間待機 | 3%消費 | 4%消費 |
充電 | USB-C | USB-C |
全体的にAQUOS sense9の方が電池持ちがいい傾向ですね。とくに負荷のかかるゲームだと電池持ちが少し良くなってるようです。
また、動画レビュー中(2時間ほど使用)に電池持ちを比較したところ…
sense8は27%消費したのに対してAQUOS sense9は22%消費に抑えることができてました。Antutu、3D mark、原神など同じように動作させての差ですが意外と大きいですよね。
- 普段使いに丁度いい性能
- ゲームも普通にプレイ可能
- 発熱も控えめで熱くなりにくい
- バッテリー持ちも良い
- SIMフリーは8GB / 256GBを選べる
- microSDカード(最大1TB)対応
- とくになし(価格相応)
カメラ:雰囲気ある撮影が可能
AQUOS sense9のリアカメラは広角が50MP(1/1.55型)、超広角が50MP(1/2.5型)のデュアルカメラを搭載しています。
機種 | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
---|---|---|
広角 | 50MP(1/1.55型)・F/1.9 光学式手ぶれ補正 |
|
超広角 | 50MP(1/2.5型)・F/2.2 | 8MP(1/4型)・F/2.4 |
望遠 | – デジタルズーム8倍 |
|
インカメラ | 32MP・F/2.2 | 8MP・F/2.0 |
動画 | 4K30fps,FHD60fps |
構成はsense8と同じですがAQUOS sense9は超広角カメラも高画素センサーを搭載して進化しています。
また、SoCの性能が向上したことでカメラの起動速度が速くなってたり、撮影から処理が終わるまでの時間も短縮して全体的に扱いやすくなっています。
AQUOS sense9、sense8の広角カメラは50MP(1/1.55型)の高画素センサーにF1.9のレンズでハードウェアは基本的に同じなので、写真の雰囲気はほぼ同じ感じで撮影可能です。
どちらも上位モデルのAQUOS R proの画像処理技術を応用しセンサーサイズも1/1.55型とミドルスマホにしては大きめのセンサーを搭載してるので雰囲気ある写真に仕上がります。
ボケ味が自然で色鮮やかな写真撮影が可能です。
この価格で上位モデルに引けを取らない画質、雰囲気の写真に仕上げることができます。端末がコンパクトで軽量で処理性能も向上してるのでお散歩カメラとしても最適ではないでしょうか。
また、画質も向上していて暗所撮影で差が出やすいです。
先代のsnese8は少しボヤっとしてますがAQUOS sense9は解像感が高くディテールもしっかり残ってます。デジタルズーム3倍だと画質の差は歴然ですね。
AQUOS sense9の方が解像感の高い画質に仕上がっています。
明るいところだと差を感じにくいですが暗いところだとよりキレイな画質で撮影できます。この価格帯のスマホでも十分キレイに撮影可能になるのは嬉しい進化ではないでしょうか。
カメラ:超広角カメラが高画素センサーに
AQUOS sense9の超広角カメラは50MP(1/2.5型)の高画素センサーを搭載しています。先代のsense8は8MP(1/4型)だったので大きな進化となっています。
sense8は全体的にボヤけた画質だったのがAQUOS sense9は画質が向上してますね。
意外とsense8も雰囲気あっていい感じですが画素数が少なく画質がイマイチだと感じる場面が多かったので良き改善点になってるのですね。
また、AQUOS sense9は超広角マクロにも対応しています。
50MPの高画素センサーなのでマクロモードでクロップ撮影も可能です。
画質はそんな良くはないけど撮影の幅はsense8よりも広がったのはいいですね。フィギュアとかなら意外といいかもしれませんね。
通常の広角マクロは画角が広すぎて間延びした写真になってしまいますが、超広角マクロのクロップズームならテレマクロっぽい感じで被写体に寄って撮影もできるので使えそうです。
カメラ:モノクロ撮影も可能
AQUOS sense9は「マニュアル写真」モードを使って「彩度-5」にするとモノラル写真も撮影ができます。(sense8も可能です。)
こんな感じでモノクロ写真を撮影できます。
なお、ウォーターマークも入れることができます。
当然ながらLeicaマークはないですが、このように雰囲気ある感じの写真をAQUOS sense9でも楽しむことができます。
カメラ:超広角で4K動画撮影に対応
AQUOS sense9の動画モードは4K30fps、フルHD60fpsの撮影に対応しており、超広角カメラが高画素センサーを採用し4K撮影時に超広角画角で撮影が可能に。
どんな感じで4K撮影(30fps)ができるかYouTubeでレビューした動画を掲載します。
また、動画撮影時に色味も変更できるようになっています。
より色鮮やかに撮影できる「ビビット」をはじめ「モノクロ」「セピア」も対応しています。気軽に動画の色味を変更できるのはいい機能ですね。
カメラ:作例をいくつか
AQUOS sense9で撮影した作例をいくつか置いておきます。
※ タップで画像を拡大できます。
大画面で見ると解像感が甘っかったりノイジーだったりしますが、スマホの画面で見る分においては色のりも良いですし、全体的に雰囲気ある写真に仕上がってます。
ハムさんの毛並みも高精細に表現可能です。
小動物もこれだけ雰囲気ある感じに高精細に撮影できてるので猫ちゃん、ワンちゃんもいい感じに撮れそうですね。
- 雰囲気ある色味のいい撮影が可能
- 暗所撮影の解像感が向上した
- 超広角カメラの画質が向上
- 超広角マクロで寄って撮影可能
- カメラアプリの動作が改善した
- 動画撮影時に微ブレがある
端末価格:MNP(のりかえ)が安い
AQUOS sense9はドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、UQ mobile、IIJmio、量販店で購入が可能で、キャリア版は128GBモデルでIIJmio、家電量販店は256GBも選べます。
- ドコモ:67,100円
- au:64,900円(MNP 42,900円)
- ソフトバンク:69,840円(MNP 47,856円)
- 楽天モバイル:57,900円(MNP 実質 45,900円)
- UQ mobile:64,900円(MNP 42,900円)
- IIJmio(128GB):64,980円(MNP 39,800円)
- IIJmio(256GB):72,000円(MNP 54,800円)
- 楽天市場 / 家電量販店(128GB):65,230円
- 楽天市場 / 家電量販店(256GB):72,600円
費用を抑えるならキャリア版でMNPのりかえすると4.2万円ほどでAQUOS sense9を手に入れられます。ゲームをそんなにしないなら128GBで十分使えると思いますよ。
AQUOS sense9 レビュー:まとめ
AQUOS sense9 メリット・デメリット
- 6.1インチ + 軽量で扱いやすい
- 120Hzリフレッシュレートに対応
- Snapdragon 7s Gen 2で動作が快適に
- 8GB / 256GBモデルも選べる(SIMフリー)
- 顔 + サイドボタン式指紋認証を搭載
- 広角 + 超広角 50MPデュアルカメラに
- ステレオスピーカーを搭載した
- おサイフケータイ(Felica)に対応
- OSメジャーアプデ3回(Android 17まで)
- 5年セキュリティアップデート(2029年まで)
- 価格が4〜7万円と手頃な価格
- Wi-Fi 6に非対応(Wi-Fi 5まで)
- 3.5mmヘッドフォンジャック非搭載に
- ワイヤレス充電に非対応
AQUOS sense9 おすすめな人は
AQUOS sense9は6.1インチディスプレイで片手で使えて軽量で扱いやすいく、Snapdragon 7s Gen 2を搭載し動作もそこそこ快適なスマホです。
最後にどんな人におすすめかまとめます。
- 丈夫で可愛らしいスマホが欲しい
- 片手操作できるスマホが欲しい
- 雰囲気ある写真撮影がしたい
- ゲームも少し快適に遊びたい
- 全部入りのスマホが欲しい
- 泡ハンドソープで洗いたい
可愛らしくて頑丈なスマホが欲しい、費用を掛けたくないならAQUOS sense9は最良の選択肢です。6.1インチ、166gの軽量ボディで片手でも扱いやすいスマホです。
尚且つ、処理性能も普段使いにおいては十分使えるスペックを持ってますし、120Hzリフレッシュレートで滑らかに使えます。
カメラも上位モデルのAQUOS R pro譲りの雰囲気ある撮影ができるので、写真や動画にもこだわることができるので、この価格で購入できるスマホとして十分楽しめるスマホだと思います。
個人的にはお風呂で使うスマホとしてもいいかも…って思ってます。
AQUOS sense9は3年メジャーOSアップデート保証でAndroid 17まで対応で、最大5年(2029年まで)セキュリティーアップデートに対応し長くて使えるのも魅力ですね。
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、UQ mobile、IIJmio、量販店で購入が可能となっています。
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