Apple Watchは基本的に買ったらそのまま使うことができますが、少しだけ環境を整えることで快適なApple Watch生活を送ることができます。
ここでは、Apple Watchを手に入れたら合わせて買っておきたい周辺機器・アクセリーを紹介しています。とくに充電環境を整えることで快適なApple Watch生活を送ることができますよ。
この記事の目次
Apple Watch おすすめ周辺機器・アクセサリー
2023年現在、Apple Watch 8、Apple Watch SE、Apple Watch UltraがラインナップされていてApple Watch 8はアルミケース、ステンレスケースの2つの素材から選べます。
デザインはApple Watch 8とSE / 7 / 6 / 5 / 4は同じですがサイズが1mm異なっています。Ultraは完全に新しいデザインとなっています。
外で充電(モバイルバッテリー)
Apple Watchは1回のフル充電で最大18時間のバッテリー駆動時間あるので一般使いにおいては問題なく1日使えますがシチュエーションによってはバッテリーがすぐに減って電池が切れることがあります。
- Apple Watchの単体機能をよく使う
- 電車の移動が多いとき
Apple Watchを通知や時間の確認をするくらいなら1日使っても50%ほどしかバッテリーは減りません。
Apple Watchの単体機能(通話機能・音楽再生機能など)を使うと電池の減りは速くなって、長距離で電車移動が多くなると電池の減りが早くなります。
たまに金沢から東京に行ったり長距離の移動をすることがありますが、普段なら1日持つのが移動が多くなると夕方には低電力モードになって1日持たないこともあります。
バッテリー効率が向上しているApple Watch 7でも同じように電池が切れることがあるのでモバイルバッテリーを1つ持っておくことで電池切れの悩みがなくなるので一緒に揃えておくのがオススメです。
Satechi USB-C Apple Watch 充電ドック
Satechi USB-C Apple Watch 充電ドックはUSB-Cポートに直挿ししてApple Watchを充電できる充電パッドです。
- マグネット式充電モジュールを搭載
- アルミ素材を採用しApple製品との相性抜群
- USB-Cに接続し簡単にApple Watchを充電
- Apple Watchを約2.5時間でフル充電できる(実測)
- Apple MFi認証で全てのApple Watchに対応
- Satechi Japan 18か月メーカー保証付き
- 端末価格(Amazon):4,399円
単体でApple Watchを充電することはできませんが、USB-Cポートを搭載しているMacBook Pro、iPad Proを常に持ち歩いてるなら、Satechi USB-C Apple Watch 充電ドックを使ってApple Watchを充電できる端末となっています。
MacBook Proをメインマシンにしているならスタンドの代わりに使うのもいいかも。iPad Proにも接続できるので充電が切れそうなときに喫茶店に入ってiPad ProのUSB-Cに充電パッドを接続して充電する…といった使い方ができます。
Apple Watchの充電時間を計測してみました。
- 0分:10%
- 30分:46%(36%増)
- 60分:72%(26%増)
- 90分:88%(16%増)
- 120分:100%(12%増)
30分で30〜35%ほどの充電能力があるので、隙間時間を使ってバッテリー補給できます。
Satechi USB-C Apple Watch 充電ドックはUSB-Cポートから充電できる環境さえあればケーブルレスでApple Watchの充電ができるので、生活の中から充電ケーブルを消し去りたいという方にもおすすめしたい充電パッドですよ。
TUNEWEAR TUNEMAX
TUNEMAX for Apple Watchは「Made for Apple Watch 認証プログラム」を取得したApple Watch専用のモバイルバッテリーです。
- バッテリー容量:900mAh
- 充電回数:1.5回分
- 純正と同じマグネット磁気充電パッド
- LEDインジケータランプで残量確認
- micro USBポートで充電器を充電
- キーチェーン付属でキーホルダー感覚で使える
- 負荷がかかると制御装置により充電が自動的に停止
- Made for Apple Watchを取得している
- サイズ:55 × 60.2 × 16.6mm、重量:54g
- 端末価格:4,480円
900mAhと小さめのバッテリー容量ですがApple Watchを1.5回分充電できるので旅行の時に持っていくだけで隙間時間を使ってApple Watchを充電できます。
使い方はとても簡単で充電パットにApple Watchを装着させて電源ボタンをONにするだけで充電が開始します。
このサイズ感がいいですよね。キーホルダー感覚で持ち運びができるので鍵とかに取り付けておいてもいいかもしれません。
なお、Apple WatchをTUNEMAX for Apple Watchで充電してみたところ1時間で40%の充電ができていました。
- 1時間充電で:10% → 50%
- 2時間充電で:50% → 85%
1時間でこれだけ充電できるので実用性はかなり高いのではないでしょうか。本体の電池残量は電源ボタンに内蔵しているLEDインジゲーターにより一目で確認することができます。
なお、本体への充電はMicro USBとなっています。
Lightningポートを搭載していたら完璧だったんですけど、端末価格を考えると仕方ないところなのかもしれません。
基本的にApple Watchの電池は1日は持つように設計されているので専用のモバイルバッテリーは必要ありません。
使い方によっては夜にバッテリーが切れるのでTUNEMAX for Apple Watchがあれば隙間時間に充電して電池切れを防げるので1台持ってるだけで安心を得ることができますよ。
https://sin-space.com/entry/tunemax-for-applewatch
Belkin Valet Charger Power Pack
Apple Watchだけを充電するなら上記のTUNEMAX for Apple Watchがあれば問題はないでしょう。
しかし、出張・旅行で遠出するのならBelkinのモバイルバッテリーがあると便利なのでおすすめです。
Belkin Valet Charger Power Packは、6,700mAhの容量を持つモバイルバッテリーでApple WatchとiPhoneを同時充電ができます。
- Apple Watchを充電できる
- iPhoneを最大12Wで充電できる
- Apple WatchとiPhoneを同時充電できる
- 6,700mAhのバッテリー容量
- 4段階のLEDインジケーターで電池残量がわかる
- Made for Apple Watchを取得している
- ポート:USB-A、Micro USB
- サイズ:121 × 42 × 24mm
- 端末価格:約10,000円
iPhoneを最大12Wで急速充電できるのでiPhone 11の純正の5W充電アダプタを使うよりもBelkin Valet Charger Power Packを使って充電した方がバッテリー補給を早くすることができます。
使い方はとっても簡単で電源ボタンを押してApple Watchを充電パットに乗せるだけで充電スタートです。
スポーツバンドやスポーツループであればBelkin Valet Charger Power Packに巻いておくこともできるので、スマートに充電することができます。
USB-Aポートが搭載されているのでLightningケーブルを使うことでiPhoneを同時に充電することが可能となっています。
Apple Watch 5とiPhone 11を同時充電したときの充電スピードは以下のとおりです。
Apple Watch 5 | iPhone 11 | |
9:10 | 43% | 54% |
9:40 | 71% | 73% |
10:10 | 89% | 89% |
10:40 | 100% | 100% |
1時間の充電でApple Watchは45%、iPhone 11は35%ほど充電できたので、2〜3時間ほどでフル充電ができるのかなと思います。
出張や旅行に行くときはApple WatchとiPhoneのそれぞれの充電アダプタ、ケーブルを持っていく必要があります。
しかし、Belkin Valet Charger Power Packを持っていけばLightningケーブルだけあればOKということになります。
充電回数の目安はフル充電状態からiPhone 11を1回、Apple Watchを2回ほど。長期旅行の場合はBelkin Valet Charger Power Packを充電するためのアダプタとマイクロUSBが必要となります。
一泊二日くらいの短期出張ならこのモバイルバッテリーだけを持っていけばOKです。意外とケーブルって煩わしいのでモバイルバッテリーだけで充電環境を保持できるので重宝します。
充電環境を整える
Spigen Apple Watch スタンド
Apple Watchの純正の充電アダプタはケーブルの先に充電パッドを搭載していますが、そのまま使うと位置が定まりません。そんな中で「Spigen Apple Watch スタンド」を使えば、いつも同じ場所で充電できるようになるので机の上が乱雑になりません。
スタンドの後ろ側からApple Watch付属の充電パッドを取り付けできるようになっていて…
こんな感じで充電パッドを取り付けることができます。
純正の充電パッドをそのまま使うことになるのでケーブルが無駄にならないのがいいところ。
Apple Watchは充電中はナイトスタンドモードに切り替わるので、Spigen Apple Watch スタンドを使うことで置き時計としても使うことができます。
通常時は画面が消灯していますが、テーブルを叩くなどして振動を与えることで画面が表示して時間を確認できるので、腕に装着していない時もApple Watchを活用しようと思えば可能となります。
なによりも定位置にApple Watchを置いておけるというメリットは大きいと思います。
elago MS5 CHARGING STAND for MagSafe
elago MS5 CHARGING STAND for MagSafeはiPhone 13、12とApple Watchを同時に充電できるスタンドです。
充電機能はなくてスタンドのみでApple純正のMagSafe充電器とApple Watch磁気高速充電器が必要です。
- 2 in 1 充電スタンド
- iPhone 13 / 12 + Apple Watch
- 素材:シリコン素材
- 裏側にケーブル収納スペースあり
- サイズ:102 × 142 × 94 mm、226 g
- 端末価格:3,980円
純正の充電器なのでiPhone 13、12は最大15Wの高速充電ができて、Apple Watchもシリーズ7でより素早く充電ができます。
なによりもelago MS5はスタンドが角張ったフラットなデザインでオシャレでカッコいいです。(もちろん、カッコよさの基準は人それぞれですが…)
個人的にはとても好きなデザインでiPhoneとApple Watchを同時充電できるスタンドとしては省スペースでコンパクトに使えるのがelago MS5の魅力となっています。
MagSafe充電器はMagSafe充電器は4,950円、elago MS5は3,980円の合計8,930円で15Wの高速充電とApple Watchの充電環境を手に入るのでコストパフォーマンスは良いです。
iPhone 13、12を使っててMagSafeの高速充電、Apple Watch 7の高速充電の恩恵を受けつつオシャレな充電環境が欲しい方はおすすめです。
Belkin BOOST UP
最新のiPhoneはワイヤレス充電に対応しているのでiPhoneとApple Watchを同時にワイヤレス充電できるBelkin BOOST UPワイヤレス充電器があると便利です。
iPhoneとApple Watchをこんな感じで同時充電することができます。
iPhoneへのワイヤレス充電は7.5Wの高速充電に対応しているので、iPhone 11 Proの充電は1時間で30〜40%ほど充電できます。
Lightningケーブルで有線接続するよりも充電速度は落ちますが、以前のワイヤレス充電器と比較すると十分な充電速度があるのかなぁと思います。
- Apple Watchをワイヤレス充電できる
- Apple Watchのナイトスタンドモードに対応
- iPhoneで7.5Wの高速ワイヤレス充電に対応
- 3つ目のデバイスを充電できるUSBポートを搭載
- ケース(最大3mm)に入れたままで充電できる
Apple WatchはiPhoneがないと使うことができないデバイスなので必ずiPhoneとApple Watchを充電することになります。
Belkin BOOST UPワイヤレス充電器があれば、2本のケーブルを生活空間から消し去ることができるし、ケーブルの抜き差しもしなくてもいいのでスマートに生活できるようになるのでおすすめです。
なお、ここで紹介しているのはApple Store限定の充電器ですが、Amazonでは少しだけ価格が抑えられているBelkin BOOST UPワイヤレス充電器もあるので安く手に入れたい方はこちらをどうぞ。
傷から守る(ケース)
Spigen Rugged Armor
僕はApple Watchにケースを装着するのは好きではありません。
できることならApple Watchの素の姿のまま使いたいですがアウトドア、山にトレッキングに行ったり(子どものイベントで)する時にApple Watchのケースを使うことがあります。
Spigen Rugged Armorというケースはまさにアウトドアにピッタリの強そうな保護ケースとなっていますよ。
このSpigen Rugged Armorは耐衝撃性に優れたTPU素材を使用した保護ケースとなっていて、装着することでApple Watchの美しいケースを傷から守ることができます。
Apple Watchのバンドを外した状態でこのようにはめ込むことで簡単にケースを装着することができます。
どことなくG-Shockに雰囲気が似ていてしっかりと本体を傷から守ってくれそうです。
保護ケースをはめてもDigital Crownなどボタンはそのまま使うことができるので利便性が損なわれることはありません。
また、ケースの裏蓋ある光学式心拍センサーを避けたデザインになっているのでケースを装着した状態でも心拍数のトラッキングなども問題なく使うことが可能となっています。
普通の生活においてApple Watchのケースに傷が付くことはあまりないですが、アウトドアをすると、ちょっとした岩などが触れてApple Watchのケースに思わぬキズが付くことがあります。
しかし、このような保護ケースを使うことで傷から守ることができます。普段は使わなくても山に行く機会があるときだけでもこのようなケースを使うといいですよ。
なお、ここではApple Watchのケースしか紹介していませんが、画面も傷から守りたいなら保護フィルムも併せて貼るのがいいのかもしれません。
Apple Watchのバンド
Apple Wacthの楽しみの一つはバンドを交換してファッションとして使えることではないでしょうか。Apple Wacthから純正の素晴らしいバンドがたくさん販売されていますが、価格が高いですよね。
スポーツバンド・ループで4,800円、レザーループやミラネーゼループになると9,600円もしてしまいます。
しかし、サードパーティメーカーから1,000円〜3,000円くらいで買うことができるバンドが多数発売されています。もっと気軽にApple Watchを楽しむならサードパーティのバンドを選ぶという選択肢もありです。
COVERY コンパチブルバンド
こちらはCOVERYのコンパチブルバンドで999円で買うことができるApple純正のスポーツループに似たデザインのバンドとなっています。
上のバンドがApple純正のスポーツループですがとてもよく似ています。
通気性の良いナイロン製素材のバンドとなっていて手触りも良いです。装着はマジックテープ仕様となっていて微調整ができるので、万人の腕にフィットするといって良いでしょう。
通気性の良いバンドなのでランニングして汗だくになってバンド部分が蒸れて嫌な感じもしないのでスポーツをする人にも良いと思います。ただし、一度濡れてしまうと乾くまで時間がかかるので運動するたびに付け替えるのも良いかも?
価格が安いので縫い目が荒いなど細部の作り込みの甘さは感じてしまいますが、999円で買えるバンドなのでそんなもんだと思います。
10種類のカラーから選ぶことができますし、お気に入りの色のバンドを何本か持ってると楽しいかもしれないですね。
Apple Watch 3の38mm/42mm、Apple Watch 5・4の40mm/42mmのサイズに対応していてそれぞれ選ぶことができます。
WFEAGL コンパチブルバンド
WFEAGL コンパチブルバンドは本革レーザーに316ステンレスバックルを採用した高級感のあるバンドです。これで1,599円で買うことができるのだからコストパフォーマンスはとにかく良いですよね。
ここで紹介しているバンドは「ダークブルー + アイボリー」のツートンカラーですが、他にも41パターンのバンドを選ぶことができるので気分によって違うカラーを付け替えるのも良いでしょう。
止め金具は一般的な時計と同じ穴に入れるタイプとなっています。
アルミケースではなくステンレス・チタニウムのApple Watchとの相性は良さそうですよね。バックル部分は光沢のあるステンレスとなっていますが、マットなチタニウムケースでも違和感はありません。
Apple純正のレザーバンドは高級感があってとても品質が良いのですが、なんせ価格が高いのネックです。サドルブラウンモダンバックルとかお洒落でとても良いんですけどいいお値段しますからね…。
気軽に少し上のバンドを付けてみたい…という方はWFEAGL コンパチブルバンドはおすすめです。
Evershop ステンレスバンド
Evershop ステンレスバンドは高級316Lステンレススチール合金を採用した金属素材なっていて耐久性が非常に高く長く使うことができるバンドです。
やっぱり、メタルバンドってカッコイイですよね。Apple純正のバンドにもリングブレスレットというのがありますが、37,800円もする超高級バンドです。欲しいけど、さすがに手が出ません。
ということで、Evershop ステンレスバンドです。2,748円とは思えない高級感のある金属バンドに仕上がっています。カラーはシルバーとブラックの2色から選ぶことができるので、ケースの色に合わせることもできますよ。
ステンレスバンドの長さは専用の工具が付属しているので安心です。
ピンを簡単に外して長さを調整できます。
金属バンドって長さ調整が少し面倒くさいところがありますが、専用工具があるので簡単に長さ調整できるようになってるのは嬉しい。
折りたたみ式の「パチン」と留めるタイプの金具が採用されているので簡単に取り付けができるようになっています。
アルミケースのApple Watch 5ですけど、ブラックのステンレスバンドを取り付けると雰囲気がかなり違ってきますよね。
アルミケースとは思えない高級感ある時計になりました。バックル部分もステンレススチール製となっていますが、アルミケースでも違和感のないスタイルですね。
金属バンドはApple Watchをグッと高級感ある時計にしてくれる魔法のバンドですがApple製は高いのでEvershopステンレスバンドはちょっと気分を変えたいな…という時でも気軽に使うことができるのではないでしょうか。
Apple Watch おすすめ周辺機器・アクセサリー まとめ
Apple Watchは基本的にアクセサリー・周辺機器なしで十分に機能を発揮できるデバイスです。
とはいえ、バッテリー持ちに不安を感じることがあるのも事実。モバイルバッテリーはApple Watchを快適に使えるようになるのでこのような周辺機器を活用するのは良い選択肢です。
出張や旅行に行くことが多い方は、Apple Watch専用のモバイルバッテリーがあればどこでも充電できるので安心感が飛躍的向上します。
短期旅行であれば充電アダプタ・ケーブルなしでこれらのモバイルバッテリーを持っていくだけでOKなので、あるとやっぱり便利なのかなと思います。
https://sin-space.com/entry/tunemax-for-applewatch
また、いくつか違うデザインのバンドあれば気分によって付け替えて楽しむことができます。ここは時計ならではのApple Watchの使い方といっていいでしょう。
→ Apple Watchの比較はこちら
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