2024年9月に発売となるiPhone 16シリーズ、今回もいつもと同じように無印のスタンダードモデルとなるiPhone 16、16 Plus、プロモデルのiPhone 16 Pro、16 Pro Maxの4つの機種があります。

端末価格はiPhone 16は124,800円〜、iPhone 16 Proは159,800円〜と価格差は35,000円です。費用を抑えるなら断然、スタンダードのiPhone 16です。

では、iPhone 16 Proを高いお金を支払ってまで購入するメリットはどこになるの?この記事ではiPhone 16とiPhone 16 Proのスペックと価格を比較して使用用途に合わせてどっちを買うべきかまとめました。

標準のiPhone 16か、玄人のiPhone 16 Proか、どっちにするか迷ってる人は参考にしてください。

iPhone 16 vs 16 Pro 比較

本体デザインの違い

iPhone 16とiPhone 16 Proの本体は基本的には同じデザインを採用し全体的にフラットで筐体四隅は丸みのあるスタイルです。先代のiPhone 15シリーズとほぼ同じでサイドフレームはわずかに角を削ぎ落とした手に馴染む感じだと思います。

iPhone 16 vs iPhone 16 Pro デザイン比較
iPhone 16 vs 16 Pro

サイドフレームはiPhone 16が非光沢アルミ素材、iPhone 16 Proがチタニウム素材を採用し全体的に落ち着いた雰囲気のスタイルです。この辺りの仕様は先代の15シリーズと同じですね。

また、背面パネルはiPhone 16表面をナノ結晶粒子で磨き上げてエッチング加工したマットな質感のカラーインフューズドガラスを採用しています。

iPhone 16 筐体質感
iPhone 16

iPhone 16 Proの背面パネルも今までと同じように手触りの良いテクスチャードマットガラスに、調火星探査機の合金と同じ航空宇宙産業レベルのチタニウムを採用して質感の高い筐体を採用しています。

iPhone 16 Pro 筐体の素材
iPhone 16 Pro

チタニウムフレームを引き続き採用したのいはいいですね。質感が高くて高級感があるのはもちろんですがステンレスよりも軽量なのでプロモデルを軽く扱えます。(アルミよりは少し重い)

また、チタニウムは傷にも強くてケースなしで使っても細かい傷が付きにくく個人的には最高に嬉しいポイントです。実際にiPhone 15 Proをケースなしで1年ほど使用しましたが部分的に塗装剥げはありますが全体的に傷はなくキレイな状態です。

どちらも筐体右側にサイドボタン、左側に音量ボタンとアクションボタンを搭載しています。先代のiPhone 15はミュートスイッチだったのがiPhone 16はProと同じくアクションボタンを搭載しました。

アクションボタンを長押しで割り当てした機能を起動できる便利なショートカットボタンで以下の機能割り当てが可能で懐中電灯のON / OFFもiPhoneの画面をスリープ解除しなくてもできます。

アクションボタンの機能割り当て
  • サイレントモードのON/OFF
  • 懐中電灯のON/OFF
  • カメラアプリの起動
  • フォーカスモードの切り替え
  • ボイスメモの開始/停止
  • アクセシビリティ
  • ショートカットの実行

iPhone 16 Proと16の新機能としてカメラコントロールボタンをサイドボタンの下側に搭載しました。

iPhone 16 vs iPhone 16 Pro カメラコントロール

いわゆるカメラのシャッターボタンってやつですね。写真や動画撮影ができるだけでなく横にスライドでズーム機能が使えたり、モードの切り替えをしたりと使い方は様々となっています。

iPhone 16 カメラコントロール

カメラコントロールボタンの仕様はiPhone 16、16 Proともに同じです。標準モデルにもカメラコントロールが搭載されるとは思ってなかっただけに少し驚きです。

充電ポートはどちらもUSB-Cポートを搭載してるのでMacBookやiPadなどの別の端末から充電したりデータ転送がができます。

ただし、iPhone 16のUSB規格はUSB 2(最大480MB/s)なのでデータ転送速度が遅いので注意です。iPhone 16 ProのUSB-CはUSB 3(最大10GB/s)のデータ転送で大容量データを素早く移動して使うことができます。

また、iPhone 16 Proで対応のProRes撮影をUSB接続した外付けストレージに直接記録も可能なのでプロの動画撮影現場でも使える性能を持っています。

iPhone 16の本体カラーはブラック、ブルー、グリーン、イエロー、ピンクの5色から選べます。

iPhone 16 本体カラー

今回のiPhone 16の本体カラーは先代の15の淡い薄い色から濃い色に大きく方向転換してますね。ちょっと奇抜な色なのでどうでしょう。実際の色味がどんな感じなのか気になるところ。

iPhone 15 Proの本体カラーはブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ナチュラルチタニウムに新色のデザートチタニウムの4色から選べます。

iPhone 16 Pro 本体カラー

色味としては先代の15 Proと同じで落ち着いた雰囲気でいいですね。ブルーが廃止されたのは少し残念ですが。なんか、パッと見で同じような色味ですね。デザートチタニウムも意外と薄めのゴールドって感じなのかもしれません。

本体サイズの違い

iPhone 16と16 Proの本体サイズと重量の違いを比較しました。

iPhone 16 vs 16 Pro サイズ比較
本体サイズの比較
モデル iPhone 16 iPhone 16 Pro
画面 6.1インチ 6.3インチ
サイズ 147.6 × 71.6 ×  7.8 mm 149.6 × 71.5 × 8.25 mm
重量 170 g 199 g
素材 アルミ + カラーインフューズドガラス チタニウム + テクスチャードマットガラス
防水防塵 IPX8 / IP6X(水深6mに30分耐えられる)

今回の16シリーズは16が6.1インチ、16 Proが6.3インチと画面サイズが差別化されて、iPhone 16 Proは6.1インチから6.3インチに画面が巨大化しています。

ベゼル幅を極限まで狭くして本体サイズの肥大化を抑えてるものの、筐体サイズだけで見ると無印のiPhone 16の方がコンパクトで軽量で普段使いの使いやすさ、持ち運びのしやすさを重視するならiPhone 16の方がいいかもしれませんね。

iPhone 16 Plusと16 Pro Maxの本体サイズと重量の違いを比較しました。

iPhone 16 Plus vs 16 Pro Max サイズ比較
本体サイズの比較
モデル iPhone 16 Plus iPhone 16 Pro Max
画面 6.7インチ 6.9インチ
サイズ 160.9 × 77.8 × 7.8 mm 163 × 77.6 × 8.25 mm
重量 199 g 227 g
素材 アルミ + カラーインフューズドガラス チタニウム + テクスチャードマットガラス
防水防塵 IPX8 / IP6X(水深6mに30分耐えられる)

大画面モデルもそれぞれサイズが差別化されてiPhone 16 Plusは6.7インチ、iPhone 16 Pro Maxが6.9インチとさらに巨大化しています。ここまで大きくなると動画などコンテンツの没入感が凄そうですね。

ただし、iPhone 16 Pro Maxは大きいだけあって重量も重めとなっています。スマホとしてはiPhone 16 Plusの方が軽くて扱いやすいのかもしれません。

ディスプレイの違い

iPhone 16、16 Proのディスプレイの違いを比較しました。

iPhone 16 vs 16 Pro ディスプレイ比較
ディスプレイのスペック比較
モデル iPhone 16 iPhone 16 Pro
サイズ 6.12インチ(19.5:9) 6.27インチ(19.5:9)
解像度 2,556 × 1,179ピクセル 2,622 × 1,209 ピクセル
リフレッシュレート 60Hz 1-120Hz(ProMotion)
常時表示対応
仕様 Super Retina XDRディスプレイ(有機EL)、HDR対応、広色域P3、True Tone
コントラスト比(標準) 2,000,000:1
画面輝度 最大1,000ニト(標準)
ピーク1,600ニト(HDR)
ピーク2,000ニト(屋外)
画面上 Dynamic Island
パネル素材 Ceramic Shield、耐指紋性撥油コーティング

どちらも有機ELディスプレイを搭載しており画面輝度は同じですが、iPhone 16 ProはProMotionテクノロジーによる最大120Hzのリフレッシュレートで滑らか操作が可能で常時表示にも対応しています。

iPhone 16 Plus、16 Pro Maxのディスプレイの違いを比較しました。

iPhone 16 Plus vs 16 Pro Max ディスプレイ比較
ディスプレイのスペック比較
モデルiPhone 16 PlusiPhone 16 Pro Max
サイズ6.69インチ(19.5:9)6.86インチ(19.5:9)
解像度2,769 × 1,290ピクセル2,868 × 1,320ピクセル
リフレッシュレート60Hz1-120Hz(ProMotion)
常時表示対応
仕様Super Retina XDRディスプレイ(有機EL)、HDR対応、広色域P3、True Tone
コントラスト比(標準)2,000,000:1
画面輝度最大1,000ニト(標準)
ピーク1,600ニト(HDR)
ピーク2,000ニト(屋外)
画面上Dynamic Island
パネル素材Ceramic Shield、耐指紋性撥油コーティング

大画面モデルも同様でiPhone 16 Plusは60Hzリフレッシュレートなのに対して16 Pro Maxは最大120Hzのリフレッシュレートで滑らか操作が可能で常時表示にも対応し滑らかな操作感を実現しています。

また、前面パネルのCeramic Shieldは最新技術で形成された強固なパネルに進化しています。どれくらい傷が付着しにくく進化してるのか気になるところですね。

iPhone 16シリーズは全モデルで画面上部にDynamic Islandを搭載しています。

Dynamic Island

Dynamic Islandは15シリーズから全モデルに搭載された機能で、画面上にタイマーやミュージックプレイヤーなど表示してワンタップで操作したりアプリに切り替えたりちょっとしたマルチタスクで使うことができます。

SoC スペック・性能の違い

iPhone 16のSoC(システムオンチップ)は3nmプロセス(第2世代)で製造されたA18を搭載、iPhone 16 Proは性能を強化したA18 Proを搭載しています。

A18 vs A18 Pro
性能・スペック 比較
モデル iPhone 16
iPhone 16 Plus
iPhone 16 Pro
iPhone 16 Pro Max
SoC A18 A18 Pro
CPU 高性能2コア
高効率4コア
高性能2コア
高効率4コア
GPU 5コア 6コア
Neural Engine 16コア:35兆回/秒 16コア:35兆回/秒
メモリ 8GB LPDDR5(?) 8GB LPDDR5(?)
ストレージ 128GB / 256GB / 512GB 128GB / 256GB / 512 GB / 1TB
トランジスタ数 億個 億個
プロセス 3nm(TSMC 第2世代) 3nm(TSMC 第2世代)

iPhone 16のA18は高性能コアが2つに省電力コアが4つの6コアCPUを内蔵し先代のiPhone 15に搭載していたA16 BionicよりもCPUが30%、GPUが40%ほど高速化しています。

A18 チップ

電力効率も向上しA16 Bionicよりも35%少ない電力で同パフォーマンスを発揮できるとのことでバッテリー持ち向上にも貢献してることでしょう。

iPhone 16 Proに搭載してるのはA18 Proで15 Proに搭載していたA17 ProよりもCPUが15%、GPUが20%処理性能が向上しています。

A18 Pro

A18とA18 Proの処理性能の違いはまだ不明ですが、スペック上はCPUのコア数は同じ、GPUのコア数がA18が5つ、A18 Proが6つとグラフィック性能に差があります。

またProMotion、常時表示、USB3の役割もA18 Proの一部のコアに埋め込まれていてCPUやGPUに負荷をかけることなく動作させることができます。

A18 Pro メディアエンジン

先代のA17 Proは発熱しやすいチップでしたが、A18 Proは第2世代の3nmプロセス製造になって電力効率が良くなっています。また、iPhone 16シリーズは内部アルミフレームとグラファイトシートの見直しによって放熱性能の向上に期待したいところです。

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カメラのスペックを比較

iPhone 16 / 16 Plusは広角、超広角のデュアルカメラ、iPhone 16 Pro / 16 Pro Maxは広角、超広角、光学5倍望遠のトリプルカメラ + LiDARスキャナを搭載しています。

iPhone 16 vs 16 Pro カメラ
カメラのスペック比較
モデル iPhone 16
iPhone 16 Plus
iPhone 16 Pro
iPhone 16 Pro Max
広角 48MP(1/1.5型・2.0μm)ƒ/1.6
センサーシフト式手ぶれ補正
48MP(1/1.28型・2.44μm)ƒ/1.78
第2世代センサーシフト式手ぶれ補正
レンズフレア防止加工
超広角 12MP(1/2.55型・1.44μm)・ƒ/2.2
マクロ撮影対応
48MP(1/???型・1.44μm)ƒ/2.2
マクロ撮影対応
望遠
最大ズーム10倍
光学5倍
12MP(1/3.06型・1.12μm)ƒ/2.8
最大ズーム25倍
インカメラ 12MP(1/3.6型)・ƒ/1.9
センサー LiDARスキャナ
高画質技術 Photonic Engine、Deep Fusion、スマートHDR 5、フォトグラフスタイル Photonic Engine、Deep Fusion、スマートHDR 5、新フォトグラフスタイル
写真機能 ポートレート、ポートレートライティング(6モード)、ナイトモード、Apple ProRAW
動画機能 4K HDR(24 / 25 / 30 / 60fps)、4K HDR 30fps シネマティック、アクションモード、タイムラプス、QuickTake、オーディオズーム、ステレオ録音 4K HDR(24 / 25 / 30 / 60 / 120fps)、4K HDR 30fps シネマティックモード、4K 120fps ProRes撮影(外部ストレージ記録時)、Logビデオ撮影、アカデミーカラーエンコーディングシステム、アクションモード、マクロ撮影、タイムラプス、QuickTake、オーディオズーム、ステレオ録音

iPhone 16の広角カメラは48MPの高画素センサー(1/1.5型)にƒ/1.6のレンズを搭載しています。この仕様は先代の15と同じですが広角と超広角カメラの並びが縦配置になっています。

iPhone 16 広角カメラ

縦配置になったことでApple Vison Proで視聴できるSpatial video(3Dビデオ)の撮影に対応しました。今まではProモデルのみが対応してたので大きな進化でしょうか。

iPhone 16 Proの広角カメラも48MP(1/1.28型・2.44μm)の高画素センサーにƒ/1.78のレンズを搭載しここも先代の15 Proと同じスペックのカメラですね。

iPhone 16 Pro  広角カメラ

ただ、iPhone 16 Proの広角カメラのセンサーは読み出し速度が高速化し48MPの高画素モードで撮影するときのタイムラグが改善されていて、より快適に写真撮影が楽しめます。

iPhone 16、16 Proの48MP高画素センサーで同じスペックに見えますが、センサーサイズがiPhone 16 Proのが大きくてレンズが明るいので暗所撮影に強く、被写体に寄った時にボケ味が良くなる傾向があります。

また、iPhone 16、16 Proともにクアッドピクセルセンサーを生かして光学2倍と同等画質の撮影ができるクロップズーム対応でデフォルト画角を24mm、28mm、35mmに設定を変更可能です。

超広角カメラはiPhone 16、16 Proともに搭載し、iPhone 16 Proは12MPから48MPの高画素センサーになってより高精細な広くて躍動感ある写真撮影ができるようになっています。

望遠カメラはiPhone 16は非搭載で広角カメラのデジタルズームを使ってズーム撮影することになります。高画素センサーなので2倍ズームくらいなら解像感の高い写真撮影が可能です。

iPhone 16 Proは光学5倍(120mm)望遠レンズを搭載しています。

iPhone 16 Pro Max 望遠カメラ

先代の15 Proは光学3倍(77mm)カメラでしたが16 Proは16 Pro Maxと同じく光学5倍の望遠カメラにズーム画角がアップ。センサーサイズも15 Proの(1/3.5型・0.9μm)よりも25%大きい(1/3.06型・1μm)なって画質が向上します。

光学5倍望遠レンズはテトラプリズム構造を採用し取り込まれる光はガラス構造の中で4回反射させてレンズとセンサーの距離を離してより長い焦点距離を実現しています。

テトラプリズムレンズ

4回屈折させてセンサーを従来のスマホカメラと同じ位置に置けるのが革新的ですね。5倍(120mm)の高倍率画角になって最大デジタルズーム25倍までズームして撮影が可能です。

電池持ち、充電ポートの違い

各モデルの電池持ちを比較しました。

電池持ち比較
iPhone 16 16 Plus 16 Pro 16 Pro Max
バッテリー容量 3,561 mAh(?) 4,006 mAh(?) 3,355 mAh(?) 4,676 mAh(?)
ビデオ再生 最大22時間 最大27時間 最大27時間 最大33時間
ストリーミングビデオ再生 最大18時間 最大24時間 最大22時間 最大29時間
オーディオ再生 最大80時間 最大100時間 最大85時間 最大105時間
充電ポート USB-C(480Mbps) USB-C(10Gbps)
ワイヤレス MagSafe(最大25W)
Qi2(最大15W)

基本的に画面サイズが大きいモデルがバッテリーの持ちが良く、可変リフレッシュレートのProMotionテクノロジー対応のProモデルは電力効率よく画面を動かすことができるので電池持ちが良くなる傾向があります。

オーディオの違い

Phone 16、 16 Proの内蔵スピーカーはステレオ、ドルビーアトモスにも対応していますが仕様としては先代と変わらずですが、マイク性能が大きく向上しています。

オーディオ比較
モデル iPhone 16
iPhone 16 Plus
iPhone 16 Pro
iPhone 16 Pro Max
スピーカー ステレオ(ドルビーアトモス対応)
マイク 3マイクアレイ
風切り音の低減
スタジオ品質の4マイクアレイ
風切り音の低減
録音 空間オーディオとステレオ録音
オーディオミックス
AirPods 空間オーディオ対応

16 Proは4つのマイクを搭載することで防音壁を備えたプロ仕様のスタジオ内で録音した音声のように仕上げらそうで、少し離れたところから撮影しても口元にマイクがあるように録音できるとか。

さらに、フレーム内に入ってる人の声だけをフォーカスしたり、空間ビデオで撮影すると音声も自動的に空間オーディオでの録音になってリアリティのある音声収録ができるようになっています。の広がりを擬似的に楽しむことができます。

iPhone 16は通常の3マイク仕様ですが空間オーディオの録音とオーディオミックス機能を使うことができます。

通信性能の違いを比較

通信性能の違いを比較しました。

通信性能
モデル iPhone 16 iPhone 16 Pro
Wi-Fi Wi‑Fi 7(802.11be)
2×2 MIMO対応
Bluetooth 5.3
空間認識 超広帯域チップ U2
Smart Home Threadネットワークテクノロジー
NFC リーダーモード対応NFC、予備電力機能付きエクスプレスカード、FeliCa対応
SIMカード nanoSIM + eSIM
5G mmWV
5G 5G NR(バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n14、n20、n25、n26、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n53、n66、n70、n71、n77、n78、n79)
4G LTE FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71)
TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48、53)

Bluetoothはどちらもバージョン5.3に対応しています。

Wi-FiはiPhone 16、iPhone 16 Proともに超高速規格のWi-Fi 7に対応しています。先代のiPhone 1五はWi-Fi 6Eまででした。ただ、Wi-Fi 7の恩恵を受けることができるのは一部の人のみ。10Gbpsの光回線を契約してる人はめっちゃ羨ましいです。

iPhone 16・16 Pro スペック比較

iPhone 16とiPhone 16 Proのスペックを比較しました。

iPhone 16 スペック
iPhone 16 Pro スペック
iPhone 16シリーズ比較
iPhone 16 16 Plus 16 Pro 16 Pro Max
サイズ 6.1インチ 6.7インチ 6.3インチ 6.9インチ
解像度 2,556 × 1,179 2,769 × 1,290 2,622 × 1,206   2,868 × 1,320
リフレッシュレート 60Hz 1-120Hz
SoC A18 A18 Pro
メモリ 8GB LPDDR5(?) 8GB LPDDR5(?) 
ストレージ 128〜512GB 128GB〜1TB
生体認証 Face ID(顔認証)、マスク対応、横向き対応
広角 48MP(1/1.5型)・ƒ/1.6 48MP(1/1.28型)・ƒ/1.78
超広角 12MP(1/2.55型)・ƒ/2.2 48MP(1/???型)・ƒ/2.2
望遠 光学5倍・12MP(1/3.06型)・ƒ/2.8
インカメラ 12MP(1/3.6型)・ƒ/1.9
オーディオ ステレオスピーカー
Wi-Fi Wi-Fi 7
Bluetooth 5.3
5G/4G 5G NR / 4G LTE
バッテリー 3,561 mAh(?) 4,006 mAh(?) 3,355 mAh(?) 4,676 mAh(?)
防水防塵 IP6X / IPX8
ポート USB-C
ワイヤレス MagSafe(25W)
Qi(7.5W) / Qi2(15W)
センサー ハイダイナミックレンジジャイロ、高重力加速度センサー、近接センサー、デュアル環境光センサー、気圧計
サイズ 147.6 × 71.6 × 7.80 mm 160.9 × 77.8 × 7.80 mm 149.6 × 71.5 × 8.25 mm 163 × 77.6 × 8.25 mm
重量 170 g 199 g 19 g 227 g
OS iOS 18

iPhone 16シリーズ 価格比較

iPhone 16シリーズの価格を比較しました。

端末価格
価格
36回払
iPhone 16 iPhone 16 Plus iPhone 16 Pro iPhone 16 Pro Max
128GB 124,800円
3,466円 / 月
139,800円
3,883円 / 月
159,800円
4,438円 / 月
256GB 139,800円
3,883円 / 月
154,800円
4,300円 / 月
174,800円
4,855円 / 月
189,800円
5,272円 / 月
512GB 169,800円
4,716円 / 月
184,800円
5,133円 / 月
204,800円
5,788円 / 月
219,800円
6,105円 / 月
1TB 234,800円
6,522円 / 月
249,800円
6,938円 / 月

iPhone 16 Proが128GB〜で159,800円、iPhone 16 Pro Maxが256GB〜で189,800円からで無印とProの価格差は35,000円です。先代の15シリーズよりもProとの機能差が縮まったのでなかなか良い価格差ではないでしょうか。

iPhone 16、iPhone 16 Pro どっちを買う?

では、最後に無印のiPhone 16がいいのか、プロのiPhone 16 Proのどっちがいいのかまとめます。

iPhone 16がいい人は

iPhone 16
iPhone 16がいい人は
  • できるだけ片手操作したい
  • ゲームを快適にプレイしたい
  • カメラで望遠画角で撮影しない
  • 明るめの本体カラーが欲しい
  • 費用を抑えたいけど新型が欲しい

片手操作したい、軽量な最新のiPhoneが欲しいならiPhone 16、iPhone 16 Plusがおすすめです。今回の16 Proは画面サイズが6.3インチと大きくなってしまったので少しでも扱いやすいのが欲しいなら無印のコッチです。

サイズで決めることができるのは選びやすいですよね。iPhone 16が搭載してるA18チップは中身はほぼA18 Proでハードウェアレイトレーシングにも対応し処理性能は高くゲームもより快適にプレイできます。

望遠カメラは非搭載ですが遠くのモノを撮影することがないならPhone 16は48MPによるクロップズーム2倍撮影があれば十分ですし、動画撮影も4K60fpsに対応し多くの人には十分な性能ではないでしょうか。

あとはリフレッシュレートが60Hzのままなのをどう感じるかどうか。多くの人はあまり気にしないのかもしれませんが。あと、本体カラーがポップなので明るい色味のiPhoneが欲しいならiPhone 16、iPhone 16 Plusが良さそうです。

iPhone 16 Proがいい人は

iPhone 16 Proがいい人は
  • 120Hzで滑らかに操作したい
  • 常時表示ディスプレイを使いたい
  • ゲームをとにかく快適にプレイしたい
  • 電池持ちを重視したい
  • 望遠(5倍)画角の撮影をしたい
  • プロの動画マンの人(外付けSSDなど)
  • LiDARスキャナで3Dモデリングしたい

120Hzのリフレッシュレートでスクロールを滑らかにしたい、常時表示ディスプレイで常に時間を確認したい、さらに大きなディスプレイが使いたいならiPhone 16 Pro、16 Pro Maxがおすすめです。

小さい方の6.3インチもそこそこ筐体サイズが大きく本体重量も199gあるのでちょっとキツいと感じる人もいるかも。

ただ、バッテリー容量が増えて電池持ちが向上し長時間動画を視聴したりゲームをプレイする人はiPhone 16 Proが良さそうですね。さらに、6.9インチの16 Pro Maxだとタブレット並みの画面サイズにバッテリー駆動時間を実現するはずです。

また、望遠カメラが必要かどうかで選ぶのもいいですね。動画のProRes撮影はProモデルのみの機能ですし、動画撮影を極めるならiPhone 16 Pro、16 Pro Maxがおすすめ。たった(?)3.5万円を上乗せで映画も撮影できる動画カメラを手に入れることができます。

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