iPhoneの価格が高くなったことで、少し前に発売された型落ちiPhoneを買おうか悩んでる人も多いのではないでしょうか。
Apple Storeでは最新のiPhone 15だけでなくiPhone 14、13も継続販売してますがさらに前のiPhone 12以前のモデルを選んでも問題ないのか気になるところです。
この記事では、型落ちのiPhoneを買うメリットとデメリット・注意点、さらにおすすめの型落ちiPhoneも紹介していきます。少しでも費用を抑えてiPhoneが欲しい人は参考にしてください!
この記事の目次
iPhoneは型落ちを買ってもいい
iPhoneは性能が高いので基本的に数年前の型落ちモデルを買っても問題なく使うことができます。
といっても、相当前のiPhoneになると性能が低くて動作がモッサリしてたり今後数年使うには厳しかったりするので2024年現在、問題ないと思う機種は以下のとおりです。
- iPhone 15 Pro / 15 Pro Max:2023年
- iPhone 15 / 15 Plus:2023年
- iPhone 14 Pro / 14 Pro Max:2022年
- iPhone 14 / 14 Plus:2022年
- iPhone 13 Pro / 13 Pro Max:2021年
- iPhone 13 / 13 mini:2021年
- iPhone 12 Pro / 12 Pro Max:2020年
- iPhone 12 / 12 mini:2020年
- iPhone 11 Pro / 11 Pro Max:2019年
- iPhone 11:2019年
2019年発売のiPhone 11以降のモデルであれば現在もそんなにストレスなく使うことができますが、当然ながら新しい世代のモノになるにつれて性能が高くて長く使えるので、4〜5年はガッツリ使いたいなら2世代前のiPhone 14がおすすめです。
型落ちのiPhoneを買う方法
型落ちのiPhoneを買う方法はいくつかあります。
Appleの整備済製品を買う
Apple公式サイトには「iPhone整備済製品」というページがあって、ここで型落ちになったモデルの販売をしています。
Appleの整備済製品はAppleに返却された端末をAppleが動作チェックをして外装とバッテリーを新品に交換して整備した端末を再販売しているものとなっています。
外装とバッテリーが交換されてるのでかほぼ新品と見ていいんですよね。2022年のiPhone 13、2021年のiPhone 12などが販売されてます。(時期によって販売されてるモデルが異なります。)
iPhone整備済製品は中古市場よりも少し割高感がありますが、Appleの1年保証が付いてきてバッテリーも新品であることを考慮すると安心感は高いので「安心」が欲しいならおすすめです。
通信キャリアの認定中古品を買う
ドコモ、au、ソフトバンクでは返却プログラムなどで回収したiPhoneを整備して認定中古として販売しています。
外装に傷があったりバッテリーが消耗したままなのでいわゆる中古品ですが安く販売しているので、中古を気にしないならおすすめです。
UQ mobile、Y!mobileでも取り扱いしているので通信費用も抑えながら安くiPhoneを手に入れることができます。
ちなみに、過去にUQ mobileの認定中古でiPhone XS、XRを購入したことがありますが目立つ傷はなかったです。
ステンレス素材のモデルは細かい傷はありますがアルミ素材のiPhone XRはとてもキレイでバッテリー性能が90%前後に落ちてた程度です。
各モデルの価格は公式サイトを確認してください。
中古ショップで買う
今使ってるSIMカードをそのまま使って気軽に安くiPhoneを買うならイオシス、じゃんぱらなどの中古ショップで中古iPhoneを購入がおすすめです。
中古にはランクがあって未使用品、ランクA、ランクB、ランクCと状態に合わせた価格設定でケースするなから外観の傷は気にしないなら安いCランクを選ぶのもヨシです。
例えば、iPhone 12を中古価格はこんな感じです。
イオシスならiPhone 12(128GB)のランクAが57,800円で購入可能です。64GBモデルは44,800円で安いですよね。バッテリーは劣化してる可能性ありますがランクAで傷は少なくキレイな個体を安く手に入れられます。
さらに前に発売された旧型モデルも中古で買えるので、とにかく費用を抑えるなら中古はおすすめです。
個人売買(メルカリなど)で買う
メルカリ、ラクマ、Yahoo!フリマなどの個人売買でiPhoneを買うのもいいでじょう。整備済製品や中古ショップよりも安く手に入れることができます。
ただし、個人間のやり取りなのでトラブルになりやすい、保証がないなどのデメリットもあるのでそのあたりを理解したうえで利用しましょう。
型落ちのiPhoneを買うメリット
購入費用を抑えることができる
型落ちiPhoneを買うメリットは購入費用を抑えられるところでしょう。
現行のiPhone 15を買うと128,400円といいお値段しますが、型落ちのモデルであれば新品で買ってもiPhone 13なら95,800円で購入可能で中古ならもっとお手頃価格で手に入れられます。
とにかく安く購入費用を抑えたいなら良き選択肢になるでしょう。
正直、型落ちのiPhoneを買うメリットは費用面においてだけですね。予算に余裕があるなら普通に最新モデルを買うのがいいです。
型落ちのiPhoneを買うデメリット
中古だと端末が傷んでる場合がある
型落ちのiPhoneを中古で購入する場合は筐体が傷んでる場合があります。
ただ、ショップによってはランクで区分けされてるのである程度は傷を避けて購入は可能です。価格は高くなりますが、少しでも状態のいい個体を探し出すのも不可能ではないでしょう。
電池持ちが良くない場合がある
中古のiPhoneはバッテリーが劣化してる個体がほとんどで電池の持ちが悪い場合があります。
また、バッテリーが劣化してなくても旧型のiPhoneはバッテリー容量が少なく、SoCの電力効率も現在のチップと比べて良くなくバッテリーライフが短い場合があるのです。
6.7インチのiPhoneなら古いモデルでも電池持ちが極端に悪くなることはないですが小型モデルのiPhone 13 miniの中古は少し注意ですね。
最新iOSにアプデできない場合も
型落ちのiPhoneで型式が古くなると最新のiOSにアップデートできなくなります。
例えば、現在のiOS 17はiPhone XS / XR以降のモデルが対象となっておりそれ以前の端末はセキュリティアップデートしか対応してくれません。
セキュリティアップデートだけでもいいのならiPhone 8など旧型のiPhoneを買ってもいいですが、やはり古いので動作が遅くて長く使えるものではないでしょう。
2024年現在、型落ちiPhoneを買うならiPhone 11以降のモデルがおすすめです。iPhone XS、iPhone XRでもいいですが早い段階で最新iOSのアップデートができなくなります。
型落ちのiPhoneを買うならどの機種?
iPhone 11 / 11 Pro 以降にしよう
今からiPhoneの型落ちモデル買うなら2019年に発売したiPhone 11シリーズ以降のモデルにしましょう。
2018年のiPhone XS、XRもiOS 18に対応していますが動作が少し重くなってしまい、2025年のiOS 19は対応機種から外れる可能性が高いです。
iPhone 11はA13 Bionic、4GBのメモリを搭載し標準モデル、プロモデルどちらもSoCの性能は同じで動作はXS、XRよりも軽く快適に使うことができます。
iPhone 11と11 Proの違いは11が液晶、11 Proが有機ELで5.8インチとコンパクトで現在のiPhoneのラインナップにはないコンパクトな画面サイズでとても扱いやすい端末です。
ただし、iPhone 11シリーズは顔認証のFace IDに対応してるもののマスクをしてると使えないので、普段からマスクをして生活をしてる人は使いにくいと思います。
iPhone 12 Proがおすすめ
なので、マスクを装着してても顔認証ができるiPhone 12シリーズ以降が基本的におすすめ。iPhone 12シリーズならマスクしながらもFace IDによる顔認証ができます。
マスク対応のFace IDが使えるのは大きいですよね。以前よりもマスク装着することは減ったとはいえ、まだ病院では必ず必要になりますし、あると便利です。
iPhone 12は標準とProモデルがありますが現在買うならProモデルのiPhone 12 Proがおすすめです。
iPhone 12とiPhone 12 ProはSoCはA14 Bionic、メモリは4GBとスペックは同じですが、12 Proはメモリが4GB → 6GBと多くてストレージも64GB → 128GBと容量が多いです。
128GBの容量があれば写真や動画撮影、ちょっとしたゲームもそれなりに楽しめます。リアカメラも望遠カメラを搭載してるので幅広い撮影にも対応できるのもいいですよね。
各キャリアの認定中古の価格です。(MNPのりかえの価格)
- ドコモ:27,500円〜
- ahamo:55,000円〜
- au / UQ mobile:21,000円〜
- ソフトバンク:33,456円〜
- Y!mobile:27,720円〜
- ドコモ:88,000円〜
- ahamo:販売なし
- au / UQ mobile:38,000円〜
- ソフトバンク:販売なし
- Y!mobile:販売なし
端末価格はiPhone 12 Proの方が高くて取り扱いしているところも少ないですが、ストレージが128GBあって望遠カメラがあるので価格差のメリットはあります。
UQ mobileでiPhone 12 Pro(128GB)をMNP前提ですが38,000円で販売してるのは安いと思います。UQは月々に料金も2,365円(4GB)ですしとてもおすすめです。
望遠カメラ必要ないならiPhone 13がいい
望遠画角で写真や動画を撮影しないならデュアルカメラ仕様で価格が安い標準モデルのiPhone 13がおすすめです。
同じデュアルカメラのiPhone 12でもいいですがストレージが64GBなのが厳しいので予算に余裕があるなら128GBからあるiPhone 13をおすすめします。
iPhone 12 ProとiPhone 13の価格は以下のとおりです。
- ドコモ:88,000円〜
- ahamo:販売なし
- au / UQ mobile:38,000円〜
- ソフトバンク:販売なし
- Y!mobile:販売なし
- ドコモ:69,300円〜
- ahamo:91,300円
- au / UQ mobile:48,000円〜
- ソフトバンク:55,536円〜
- Y!mobile:47,800円〜
UQ mobileで比較すると10,000円ほどiPhone 13のが高いですが、SoCはA15 BionicでA14 Bionicよりも高性能でバッテリー容量も多くて電池が持つメリットがあります。
また、iPhone 12 Proよりも13の方が世代が新しいのでiOSのサポートも長くなるので、長く使いたいならiPhone 13を選ぶのがおすすめです。
余裕あるならiPhone 13 Proがいい
もし、予算に余裕があるならディスプレイが120Hzのリフレッシュレートに対応し望遠カメラも使えるiPhone 13 Proがおすすめです。
iPhone 13と同じくA15 Bionicを搭載していますがメモリが4GBから6GBに容量が増えてるのでアプリの動作が安定します。とくにゲームをしてるときに安定性は抜群です。
負荷のかかる原神をiPhone 13を高画質60フレーム設定でプレイすると10分もすればレート落ちが発生して動作がモつき始めますが、iPhone 13 Proは長時間プレイもそこそこ安定したまま遊べます。
iPhone 12 Pro、13、13 Proで動作を動画で比較しています。
iPhone 12 Proはメモリが6GBあるので動作自体は安定してるもののA14 Bionicの性能不足からかコマ落ちが頻発。やはり、負荷のかかるグラフィックゲームをプレイするならiPhone 13 Proがあるといいですよね。
最新のiPhone 15 Proには届かないにせよ安定した操作感で長時間プレイも可能です。
iPhone 12 ProとiPhone 13の価格は以下のとおりです。
- ドコモ:69,300円〜
- ahamo:91,300円
- au / UQ mobile:48,000円〜
- ソフトバンク:販売なし
- Y!mobile:47,800円〜
- ドコモ:86,900円〜
- ahamo:販売なし
- au / UQ mobile:64,000円〜
- ソフトバンク:販売なし
- Y!mobile:販売なし
UQ mobileなら64,000円でiPhone 13 Proの認定中古を買えるのでいいですよね。安くはないけどこの性能のスマホをAndroidで手に入れようと思ったら10万越えはするのではないでしょうか。
型落ちiPhoneを買うならどれ?
現在、型落ちのiPhoneを買うなら以下の3機種がおすすめです。
- iPhone 12 Pro:費用抑えるなら
- iPhone 13:望遠カメラが必要ない
- iPhone 13 Pro:それなりに快適に
型落ちの中古を買うならUQ mobile、ワイモバイルの認定中古が安くてお得かと思います。
iPhone 12 Proは2020年に発売して3世代前のモデルですがメモリが6GB、ストレージが128GBあるのでまだまだ快適に使える性能を持っています。
この性能で38,000円で買えるならいいですよね。(UQ mobileにMNPのりかえ)
あとは望遠カメラが必要かどうか、120Hzリフレッシュレートが必要かどうか、負荷の高いゲーム(原神など)をプレイすることがあるかどうかでどのモデルにするか検討するのがいいでしょう。
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