iPhoneに保護フィルムは必要なのか

最新のiPhoneを手に入れたら画面に傷が付かないように保護フィルムを貼る方が一般的ですが本当に貼った方がいいのでしょううか。

はい。保護フィルムは迷わずに貼りましょう。

2023年モデルのiPhone 15 Proを保護フィルムを貼らずに5ヶ月ほど使ってますが画面が傷だらけになってしました。

Ceramic Shieldによりキズがつきにくくなったのかなと一時期思ってましたが、そんなことなくキズが入る時はすぐに傷が付着してしまいます。

この記事では、iPhoneやスマホに保護フィルムを貼った方がいい理由をいくつか書きました。もちろん、傷なんて気にしない、素のままの質感のまま使いたいならそのまま使って問題ないです。

保護フィルムは必要ない派だった

iPhone 3GSからiPhoneを使い始めてiPhone 7まで画面に保護フィルムを貼ってませんでした。

iPhone SE3

一時的に保護フィルムをiPhoneに貼ってましたが指の滑りや使い心地に納得いかず1日もせず剥がしたのでストレスしかなかったんですよね。

ただ、近年は保護パネルの性能も向上して以前よりも傷が入りにくくなっています。

で、どれくらい大丈夫なのか気になったこともあり現在メインで使ってるiPhone 15 Proでは保護フィルムを貼らずに使っています。

保護フィルムを貼らないメリット

iPhoneに保護フィルムを貼らないメリットは以下のとおりです。

保護フィルムを貼らないメリット
  • 段差のない滑らかな操作感で使える
  • 何も貼ってないので画面がキレイで見やすい
  • 端末そのものの質感を体感できる

フィルムがないと操作性・画質が良い

1,000円ほどの保護フィルムよりもiPhoneの一部のパーツであるディスプレイの保護ガラスを比べると間違いなくiPhoneの保護ガラスの方がコストがかかっています。

コストがかかっているiPhoneの保護ガラスと、1,000円ほどで買える保護フィルムを比べるとiPhoneの保護ガラスの方が品質が高くて快適な操作性ができるのは当然ですよね。

現在はiPhone 15 Proを保護フィルムを貼らずに使ってますが、とても快適です。指の滑りが滑らかでスピーズに操作することができます。

iPhoneの画面は簡単に傷付かない

iPhoneの保護パネルはiPhone 12以降はCeramic Shieldと呼ばれる強化ガラスを採用しキズや割れに強いパネルとなってます。

iPhone ディスプレイ

Ceramic Shieldはゴリラガラスでお馴染みのコーニング社と共同開発してるパネルで性能的にはAndroidと大差ないかなと思います。

たしかに以前に比べてiPhoneのパネルは傷が入りにくくなりましたし指紋も付着しにくくなってパネル自体の性能は向上してるのかなと感じます。

iPhoneに保護フィルムを貼らないデメリット

保護フィルムを貼らないデメリットは以下のとおりです。

保護フィルムを貼らないデメリット
  • 落とさなくても細かい傷が付いてしまう
  • 耐指紋性撥油コーティングは劣化する
  • 傷が付くと売却価格に影響が出てしまう

細かいキズは付いてしまう

iPhoneの保護パネルは以前に比べると傷が入りにくくなってますが、細かい傷はどうしても付着します。

最新のiPhone 15 Proでも5ヶ月ほど使うとこれくらい画面に傷が入ってきます。

大きな傷はないですが細かく傷が入ってるのがわかります。とはいえ、これでも以前のモデルよりも傷は付きにくくなってますしキレイな画面を維持してるんですよね。

2016年のiPhone 7も保護フィルムなしで使ってましたがかなり傷が入ってます。

iPhoneの画面傷
iPhoneの画面は砂ホコリに弱い

とくに子どもの運動会など砂ホコリが多い場所に弱く画面に細かい傷が入ってしまうことが多いです。使う場所によっても左右されますが最新のiPhoneでここまで傷が入ることは少ないでしょう。

また、近年は画面サイズが大型化しており画面に傷は入りやすくなり動画コンテンツやゲームがより楽しいですが傷が付くリスクが高くなっています。

耐指紋性撥油コーティングは劣化する

iPhoneは画面に指紋が付きにくいように耐指紋性撥油コーティングが施されて指紋が付着してもサッと拭き取れば簡単に拭き取りができます。

耐指紋性撥油コーティングは使っていくうちに劣化していきます。感覚として半年ほど保護フィルムなしでiPhoneを使うと効果は減っている感じですね。

指紋の拭き取り時にコーティングが少しずつ剥がれて経年劣化しているんでしょうか。

iPhoneの指紋の付き方比較
耐指紋性撥油コーティングの効果

古い機種ほど指紋が付着しやすくく拭き取りにくいです。経年劣化だけでなく最新のものはコーティング技術が向上してることも影響してそうですが。

価値低下による売却価格低下

画面に傷が入ると端末の価値が低下します。

もし、定期的に売却をして新しいiPhoneを買うことを想定しているのなら、できる限りキレイな状態を保っていた方が高く売却できます。

高く売れれば次に繋げることもできます。これは重要な課題と言ってもいいでしょう。

iPhoneに保護フィルムが必要な理由

保護フィルム交換でいつでも新品状態に

ディスプレイを保護してない状態で使うと傷が入ったり劣化が進みます。これは保護フィルムは時間が経過すると傷が付着し劣化し指紋がつきやすくなり触り心地も悪くなるなど同様です。

しかし、保護フィルムなら簡単に交換できます。

iPhoneの保護フィルム

傷が入った画面は簡単に交換できませんが、保護フィルムなら好きな時に安い金額で交換することができるので新品状態に戻せます。

素晴らしい。保護フィルムを貼っていればいつでも新品のiPhoneを楽しめるのですよ。

保護フィルムは品質が上がっている

最近の保護フィルムは品質が上がって以前のフィルムと比べると触り心地は向上してます。

保護シートを貼った時の画質

クリアタイプの薄い保護フィルムなら貼っていることを忘れるほど鮮明な画面を楽しめて愛用しているPDA工房の保護フィルムは薄いタイプで本体が分厚くならないのがいいですね。

こちらはiPhone 15 Pro MaxにPDA工房の保護フィルムを貼り付けた状態です。

iPhone 15 Pro Max 保護フィルム貼った状態

ガラスフィルムなど分厚いフィルムを貼ると段差ができて触り心地は悪くなりますが薄い保護フィルムならデザイン性能を壊すことなく快適に使えます。

PDA工房の保護フィルムは数多くの種類がありますが、色々と試してみたところ「Perfect Shield(PS)」という光沢タイプが最も手触りがよくていいですよ。

ガラスフィルムなら画面割れを防げるかも

薄い保護フィルムは傷からiPhoneを守れますが端末落下時の衝撃による画面割れは防ぐことはできません。

過去にiPhoneの画面を割ったことあるという方は分厚目のガラスフィルムを選ぶのがおすすめです。

個人的にはガラスタイプの保護フィルムは分厚くなるので好きではないですが全面を覆うタイプの保護フィルムなら段差がなく全体的に滑らかな手触りで使えます。

売ることを前提としている

iPhoneだけではなくApple製品は意外と高く売却することが可能でキレイな状態の端末ならより高く売って次の新しいiPhoneの資金源にできます。

売却価格が高いと性能の高いiPhoneにしたるストレージ容量を128GBから256GBにしたりステップも検討できるので保護フィルムを貼って価値が下がらないようにしましょう。

2世代目のiPhone 13 Pro(128GB)をメルカリやラクマなど売却すると2024年2月の相場は8万円くらいです。

ざっくり4万円ほどの追加資金でiPhone 11 Pro(64GB:106,800円)に買い換えることができる計算です。4万円くらいの追加資金で新機種を使えるなら毎年機種変更してもアリかな…と思いませんか?

Apple Care +は高すぎる

「Apple Care +に加入しておけばいいのでは?」と思うかもしれません。Apple Care +はiPhoneを買った時に加入して安い金額で画面交換やバッテリー交換ができる保険のようなものです。

Apple Care +の料金はiPhoneのモデルによって違います。

AppleCare+ for iPhone
機種 月払い(税込) 2年間一括(税込)
iPhone 15 Pro Max
iPhone 15 Pro
1,580円 31,800円
iPhone 15 Plus
iPhone 14 Plus
1,380円 28,800円
iPhone 15
iPhone 14
iPhone 13
1,180円 23,800円
iPhone SE(第3世代) 580円 11,800円

Apple Care+に加入していれば以下の金額で修理可能となります。

保証時に必要な金額(税込)
  • 画面または背面ガラスの損傷:3,700円
  • 過失や事故によるそのほかの損傷:12,900円
  • 盗難または紛失:12,900円

3,700円で保護ガラスを新品に交換してくれるので魅力的なサービスですが、Apple Care +に加入するのに31,800円も追加料金が必要なのはツライところですよね。

最近のiPhoneはガラス素材を仕様したモデルが多く画面だけではなく背面パネルも保護フィルムを貼り付けるかケースを使わないと傷だらけになります。

Apple Care+があればiPhoneが損傷しても修理はしやすいですが追加費用がかかりすぎるので、可能なら保護フィルムを貼って傷から守るのが最適解ではないでしょうか。

Apple Care+ for iPhoneについて

まとめ:iPhoneに保護フィルムは必要

iPhoneの筐体はケースを装着することで傷から守ることができますが、ディスプレイは保護フィルムを貼らないと守ることができません。

使っていくうちに画面に細かい傷が付いてしまうので精神的負担を減らすためにもiPhoneに保護フィルムは貼った方がいいでしょう。

最新のiPhoneは画面が大きくなったモデルが増えましたがケースを使ってさらに大型化したくはないですよね。最近のスマホはガラス筐体の端末が多く保護フィルムを貼ることで傷から守ることができます。

両面に保護フィルムを貼ることで、本来の操作感に近い感じでiPhoneを使うことができますし、サイズの肥大化も防ぐことができますよ。

保護フィルム、保護ガラスの性能が向上して以前よりも触り心地は良くなったように感じますが、それでも保護フィルムを付けていない素のiPhoneの方がさわり心地が上なのは間違いないです。

それでも、iPhoneの価値を下げないためにも保護フィルムを貼るのは良い選択肢なのかな…と感じます。

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