PS4 Proを買ったこともあり4Kモニターに搭載しているHDMI端子が不足してしまうことに…。ゲーム機やHDDレコーダーなどを揃えていくとテレビのHDMI端子が圧倒的に足りなくなってきますよね。
そこで、HDMIの信号の切り替えができるHDMIセレクターを使うのがおすすめです。PS4 Proも使うことができる4K60Hzに対応したHDMIセレクターを購入したので、使い勝手などレビューしていきたいと思います。
この記事の目次
4K対応のHDMI切替器・セレクターの選び方
HDMIとは
HDMIはパソコン、ゲーム機、ブルーレイレコーダー、HDDレコーダ、Apple TVやFireスティックといったメディアプレーヤーなど数多くのデバイスが採用しているもので、ケーブル一本で映像と音声の信号を送信できる規格です。
数多くのデバイスを採用している規格なので最近のテレビなら複数のHDMI端子を搭載しているので、入力切替をするだけで簡単に端末を切り替えることができます。
しかし、あまり少し前のテレビや外部モニターの場合はHDMIの端子数が限られてきてHDMIの端子が不足してしまい、ケーブルを抜き差しする必要が出てきます。
そこで、HDMI切替器・セレクターの登場です。HDMI切替器・セレクターを使うことでケーブルの抜き差しなしで簡単にデバイスの切替ができるようになります。
4K60Pに対応した切替器を選ぼう
4K出力に対応しているデバイスを使っていないなら気にする必要はありません。
しかし、PS4 ProやApple TV 4Kなど4K解像度に対応したデバイスを使う場合は4K60Pに対応したHDMI切替器・セレクターでないと性能を発揮できないことになります。
HDMI切替器・セレクターは数が多くどれを購入するべきか迷ってしまいますが、今から買うなら4K60Pに対応したモデルを買うのがおすすめです。
このHDMIセレクターは実際に購入してレビューもしているので、ぜひ参考にしてください。
自動切替・手動切替の違いについて
HDMIの信号を切り替える方法として、ボタンを押して手動で切り替える方法が一般的ですが、機種によっては信号を受け取ったら自動的に切替をしてくれるものもあります。
つまり、PS4 Proの電源を入れたら自動的にPS4 ProのHDMIに切り替わってくれるのです。
自動切替機能はとても便利なのですが、HDDレコーダーを予約していて自動録画が始まった時に切り替わってしまうこともあ理、意図しない時にHDMIが切り替わってしまう可能性があるので注意です。
BLUPOWの4K対応HDMIセレクター:レビュー
HDMIセレクターは各メーカーから様々なものがリリースされているので、どれを購入したらいいのか迷います。
4K 60Hz/HDR(HDMI 2.0・HDCP 2.2)に対応したHDMIセレクターを探してみたところBLUPOWというメーカーのHDMIセレクターがなかなか良さそうです。
4K60Hz/HDR(HDMI 2.0 HDCP 2.2)に対応
BLUPOWのHDMIセレクターは4K60Hz(24bit)、さらにHDRの出力に対応しています。
4K出力に対応しているHDMIセレクターは他にもありますが、4K30Hz出力止まりだったりHDRに対応していなかったりHDCP 2.2に対応していなかったり、中途半端なスペックなものが多いです。
そんな中で、BLUPOWのHDMIセレクターはすべての規格に対応しているので、PS4 Proのスペックを生かすことができます。
さらに、他にもオーディオフォーマットとしてDTS-HD/Dolby-trueHD/LPCM7.1/DTS/Dolby-AC3に対応した万能セレクターとなっています。
HDMI機器を3台接続可能
BLUPOWのHDMIセレクターはHDMI機器を3台接続することができ、ボタン一つで切り替えることができます。
さらにリモコンに対応しているので、離れた場所からも簡単にHDMI機器を切り替えることができます。
HDMI機器の電源のON・OFFによる自動切り替えではなく手動切り替えですが誤動作することがないので、安心して使うことができるも大きなメリットと言えそうです。
ということで、BLUPOWのHDMIセレクターを購入しました。
黒色の箱に入ってやってきました。
蓋を開けるとHDMIセレクターが入っている非常にシンプルな梱包になっています。
HDMIセレクター本体の他に、電源アダプタ、リモコン、説明書が付属しています。
HDMIケーブルは付属していないので、機器出ているHDMIケーブルをHDMIセレクターに接続するとモニター側に接続するHDMIケーブルが不足してしまうので、別途購入する必要があります。
4Kに対応したハイスピードタイプのHDMIケーブルを使うようにしましょうね。
本体は金属製なのでとてもしっかりとした作りになっており、端子部分も金メッキされているので耐久性はそこそこ高いように感じますし、出力端子はすべて背面部分に搭載されているので、取り回しはしやすいのかなと思います。
左から5V/1Aの電源端子、モニター側に出力するためにHDMI端子、機器からの入力するHDMI端子が3つ搭載されています。電源がないHDMIセレクターもあるようですが、安定性を考えると電源を搭載しているものの方がいいようです。
実際にPS4 ProとFire stick TVの2機を接続してみました。こんな感じになります。やっぱりコネクタ集約されているので配線はやりやすそうでいいですね。
本体の面部分に機器を切り替えるボタンやランプが搭載されています。
SWITCHボタンを押すと「L1」が「L2」にランプが切り替わりHDMI機器が切り替わります。
これは便利ですねー。今までモニターの裏にあるHDMI端子からケーブルを付け替えていたので、かなりのストレス軽減になります。
もちろん、付属のリモコンを使えば離れた場所からもHDMI機器の切り替えを簡単にすることができます。
まあ、個人的にはリモコンがあれこれ増えるのが嫌なので使うつもりはありませんが…。
4K60Hz(HDMI 2.0・HDCP 2.2)出力を確認
本当に4K60Hz(HDMI 2.0・HDCP 2.2)の出力が出来ているのか、PS4 Proの映像出力情報で確認をしてみました。
間違いなく4K解像度を60Hzで出力しHDRも認識しているようです。どうせ4Kテレビを持っているならフル性能を活かせるように接続したいですよね。
まとめ:4K60Hzに対応したHDMI切替器を選ぼう!
HDMIセレクターには様々なタイプのものがありますが、それは使用するHDMI機器によっても選び方が変わってきます。
普通のフルHDに対応したブルーレイディスクレコーダーやPS4、ニンテンドースイッチなどをテレビやモニターに接続するのなら、4K対応のHDMIセレクターを選ぶ必要はなく通常のHDMIセレクターで十分でしょう。
しかし、4K解像度に対応しているブルーレイディスクレコーダーやPS4 ProやAmazon Fire TVを接続するなら4K60Hzに対応したHDMIセレクターを選ぶのがいいでしょう。
他のメーカーでも4K60Hzに対応したHDMIセレクターがあるようなので、いくつか紹介しておきます。
おすすめの4K対応HDMI切り替えセレクター
ELEVIEW
ELEVIEWのHDMI切替器は「4K60Hz解像度 /HDR /HDCP 2.2」に対応、最大4台まで接続することができます。自動切り替えにも対応していてリモコンでの切り替えもできるので幅広く使うことが可能となっています。
AUKEY
AUKEYのHDMIスプリッターで最大5機器まで接続することができます。リモコンか本体のボタンで切り替えるタイプのもので端末価格もリーズナブルなのでオススメです。ただし、こちらのHDMI切り替え機は4K30Hzの出力になってしまうので注意してください。
WisFox
4K60Hzに対応した3つの機器と接続することができるHDMI切替器です。機器切替は自動と手動に対応しリモコンから切り替えることもできるようになっています。
グリーンハウス
4K60Hz出力に対応したHDMI切替器です。3つのHDMI機器を手動で切り替えるタイプのものとなっています。シンプルですし、価格も安いのが特徴となっています。
このHDMI切替器を4Kモニターに接続して使うのもいいかもしれませんね。4Kモニターの選び方やおすすめ機種についてはこちらの記事を参考にどうぞ!
フルHD対応のPS4と4K対応のPS4 Proの違いについて実機で画質の違いや遊びやすさを徹底比較した記事はこちらです。どっちを購入するか迷っている方はぜひ参考に!
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4K 60Hzに対応していないものを、思いっきり対応していますって載せていますね。