Apple Watchは3年周期で新しいデザインになってきましたが、Apple Watch 7はほぼ同じデザイン、サイズのまま画面が大きくなって視認性が向上した新世代モデルです。
たった1mm大きくなった筐体サイズですがそれ以上に画面が大きく見えるので使いやすいです。ブラッシュアップモデルっぽいですが大きな進化にも感じます。
この記事では、Apple Watch 7のデザイン、サイズ、充電速度をレビュー。実際に使ってどうかメリット、デメリットを書いたので検討している方は参考にどうぞ!
- サイズほぼそのまま画面が大きく
- 画面パネルの強度が2倍向上した
- もしかしたら傷も付きにくくなった?
- 充電速度が向上し使いやすくなった
- スターライトが質感が高くて最高
- ミッドナイトの深い黒が最高
- ステンレス、チタニウムケースがある
- 従来モデルからの進化は少ない
- iPhoneがないとペアリングできない
Apple Watch 7はApple Wtach 8とApple Watch Ultraの発売でApple Storeでの販売は終了しましたが、Amazonの公式サイトでセールしてたり整備済製品が48,800円、中古のイオシスなら41,800円で買えます。
この記事の目次
Apple Watch 7の特徴
Apple Watch 7は2021年10月15日に発売し7世代目となります。
Apple Watch 7はデザインは従来のモデルと同じラウンドフォルムスタイルを採用しています。フラットスタイルになると噂されてましたが思いっきり外しましたね…。
デザインだけで見ると従来のApple Watch 6とほぼ同じスタイルと見ていいです。
Apple Watch 7は丸みのあるラウンドフォルムスタイルを継承したデザインに。ディスプレイを改良しベゼルの幅を狭くして画面サイズが従来よりも大きくなっています。
デザインはほぼ同じですが、ベゼルがはぎ落とされたことでめちゃくちゃスタイリッシュになりました。
当初は「あまり変わりないかな?」と思っていましたが、実際に手にしてみると「めっちゃいい…」に変わってしまいます。
ケースの素材については従来モデルと同じようにアルミニウムケースを採用したスタンダードモデル、ステンレスケース、チタニウムケースを採用したプレミアムモデルがあります。
SiP(システム・イン・パッケージ)もしっかりとアップデートされてS7チップとなっています。ただ、性能はS6チップとほぼ同じで、おそらく電力効率が向上したものとみられます。
また、Apple Watchならではの機能として心拍数の計測や歩数のカウント、血中酸素濃度、心電図の計測ができるので、日々の健康管理の端末としても使えるウォッチとなっています。
Apple Watch 7の特徴は以下の通りです。
- 基本デザインは従来モデルと同じ
- ケースサイズが41mm・45mmの2種類
- アルミ・ステンレス・チタニウムの3つ
- S7チップを搭載している
- 画面パネルの耐久性が向上
- 常時表示の明るさが70%向上
- ソフトウェアキーボードが使える
- IP6Xの防塵性能に対応
- WR50の防水性能に対応
- USB-C対応充電アダプタが付属
- 充電速度が最大33%高速化
- アルミ5色、ステンレス3色、チタン2色
- 発売日:2021年10月15日(金)
Apple Watch 7 レビュー
では、Apple Watch 7をレビューしていきます。
基本デザインは同じ
Apple Watch 7の本体デザインはApple Watch 4〜6を継承した丸みのあるラウンドフォルムスタイルを採用。画面の周いの黒い部分(ベゼル)を削ぎ落とすことでケースサイズはほぼ同じままディスプレイがより大きいです。
- Apple Watch 1〜3:2015年〜2017年
- Apple Watch 4〜6:2018年〜2020年
- Apple Watch 7〜:2021年〜
初代Apple Watch〜3までは少し丸みのあるスタイルでApple Watch 4〜6、SEはさらに 丸みのある完全なるラウンドフォルムスタイルに。Apple Watch 7はそのデザインを継承しつつディスプレイをより大きなものに拡大した。そんな感じですね。
パッと見た感じとしては、そこまでデザインに違いはありません。
Digital Crownは引き続き採用されていて、ホームボタンも側面部分に搭載しているのでアプリの切り替えなどササっとできますね。
購入したApple Watch 7は新しい色となる「スターライト」をチョイスしています。
シルバーが廃止されてスラーライトが追加されたのですが、従来モデルのシルバーと比べて淡い感じの色味になって個人的にとても良い色になったと感じました。シルバーほど明るくなくチープな雰囲気がないのでとても良い感じです。
ものすごく自然な色味でアルミケースの質感がワンランク向上したかのような、そんな印象すらあります。裏蓋はセラミックとサファイアクリスタルを採用しており見えないところの質感もこだわりを感じることができます。
この裏蓋部分に緑色と赤色のLEDと赤外線LEDの4つのクラスターと、4つのフォトダイオードが組み込まれていて血中酸素ウェルネスアプリと連係して体に取り込まれた酸素のレベルを計測が可能となっています。
また、光学式の心拍センサーも内蔵しているので心拍数などの情報をしっかりと取得することが可能となっています。
サイズが41mm・45mmの2種類に
Apple Watch 7のケースサイズは変更となって45mmと41mmとなります。
- Apple Watch 1〜3:38mm or 42mm
- Apple Watch 4〜6:40mm or 44mm
- Apple Watch 7〜:41mm or 45mm
偶数ではなく奇数なのが違和感ありますが、Apple Watch SEは継続販売されていてApple Watch 6もApple Watch整備済製品やAmazonなどでも手に入れることができます。
デザインが変わってサイズが同じだとアクセサリーを買うときに紛らわしいのでケースサイズが従来と異なるのは分かりやすくいいかもしれないですね。
保護パネルがより強固になった
Apple Watch 7のディスプレイ部分は全面クリスタルが従来よりも50%厚くなっており従来モデルよりも2倍以上の強度と耐久性を持っています。
全面クリスタル部分をフラットベースになって亀裂に強いディスプレイに。アルミケースの画面パネルは引き続きX-ionガラスを採用しています。従来モデルは使っていくうちに細かい傷が出来ましたがApple Watch 7は傷にも強くなってるか気になるところ。
なお、ステンレス、チタニウムモデルは画面に高級時計も使われているサファイアガラスを採用しています。傷がほとんど付かないガラスなので数年使用しても美しい画面を保つことができます。
実際にApple Watch 5とApple Watch 6のチタニウムモデルを使ってきましたが全く傷が入っていないから驚きです。
ケースサイズそのまま画面サイズが大きく
Apple Watch 7はディスプレイを改善することでベゼルの幅を40%も薄くすることに成功しています。
こうやって比較するとApple Watch 7とApple Watch 6のディスプレイは全然違いますよね。
Apple Watch | series 7 | series 6 | ||
---|---|---|---|---|
デザイン | ラウンドフォルム | ラウンドフォルム | ||
画面サイズ | 41mm | 45mm | 40mm | 44mm |
解像度 | 368 × 448ピクセル | 396 × 484ピクセル | 324 × 394ピクセル | 368 × 448ピクセル |
ディスプレイ | 常時表示Retina | 常時表示Retina | ||
常時表示 | S6より70%明るく | S5より250%明るく |
筐体のサイズほとんど同じで画面サイズが大きくなって画面解像度が向上していて大きくなったことで素材を大きく表示ができて視認性が向上、見た目もスタイリッシュになったように感じます。
もちろん、Apple Watch 7は常時表示にも対応していて手を下げているときは文字盤の色が黒ベースに反転して時間を常時表示してくれます。常時表示時の画面の明るさがApple Watch 6よりも70%明るくなっており、屋内で使った時の視認性が向上しています。
といっても、比較しても分からないレベルなのでApple Watch 6の常時表示機能でも十分のような気もします。
アプリ一覧表示のホーム画面の表示を比較してみました。
40mm → 41mmになって解像度が 324 × 394 → 368 × 448ピクセルに拡大しています。ホーム画面は単純にアイコンが拡大表示されるようになっただけで表示領域は同じとなっています。
地図アプリも同じように表示領域が広くなったというよりも画面サイズが大きくなっただけですね。
地図アプリなど細かい操作が必要となる場面ではこの画面サイズの拡大はメリットといっていいでしょう。視認性も向上しているので見やすくなったのはいいですよね。
こちらは計算機アプリです。
同じように画面サイズが大きくなったことで数字をタップしやすくて計算のしやすい大きさになっています。
画面右上に表示されている時計も大きくなって全体的に視認性が向上。ベゼルの幅が狭くなったことで全体的にApple Wacthのデザインがよりスタイリッシュになったように感じます。
ただし、文字盤の背景が暗いシーン、常時表示によって画面の色がブラックに反転した時においてはベゼルが狭くなって画面が大きくなった恩恵は受けにくいかもしれません。
ソフトウェアキーボードに対応した
Apple Watch 7は表示サイズが大きくなったこともあり、ソフトウェアキーボードに対応しており発売当初は日本語は非対応だったものの、2022年9月配信のwatchOS 9で日本語に対応しました。
iPhoneと同じようにソフトウェアキーボードを使って文字の入力ができます。
41mmだとキーボードが少し小さいと感じますが、45mmなら違和感なく入力できますし、メッセージの返信を音声入力ではなくキーボードを使ってしっかり返信できるのは強いですね。
ケースの素材はアルミ・ステンレス・チタニウム
Apple Wacth 7もケースの素材を選ぶことができます。
- アルミニウム
- ステンレス
- チタニウム
価格の安いスタンダードモデルはアルミニウムを採用し5色(グリーン、ブルー、(PRODUCT)RED、スターライト、ミッドナイト)から選ぶことができます。
従来モデルのシルバーが廃止となってスターライトに、スペースグレイが廃止となってミッドナイトになりました。今までの色とは少し異なっておりバンドの色など合わせていた方は再度検討する必要があるかもです。
Apple Watch 7のスターライトとシルバーを比較してみました。
シルバーはとても明るくて馴染みのある色になっているのに対してスターライトは黄色味のかかった淡い色合いになっています。個人的にはスターライトはめちゃくちゃ好き。シルバーほど明るすぎずさりげない明るさで質感も高くて最高です。
Apple Watch 7のミッドナイトとスペースグレイを比較してみした。
スペースグレイは濃いグレー、ミッドナイトは少し青みのかかったブラックとなっており雰囲気は異なります。今までのスペースグレイの色が好きだった方は「あれ?」って思うかもしれませんが純粋に黒が好きな方はミッドナイトはいい色になってるように感じます。
Apple Watch 7 ブルーの実機の色はこんな感じです。
ブルーはApple Watch 6にも存在しましたが、それよりも明るいブルーに変更となっています。そして、新色にグリーンという色もあります。
公式ページに出ているApple Watch 7のグリーンはもう少し明る感じとなっていますが、実際はかなり暗めのグリーンとなっているようですね。
そして、Apple Watch 7にもProduct REDを選ぶことができます。
Product REDはApple Watch 6にもありましたが、より赤みが強くなったように見えます。個人的にはApple Watch 7の赤のほうがいい色だと感じました。
Apple Watch NIKEも新しいデザインで販売されます。
価格の高いプレミアムモデルはステンレスもあってシルバー、グラファイト、ゴールドの3色あります。
Apple Watch 7もApple Watch Edition(チタニウム)を選ぶことができます。カラーはチタニウム、ブラックチタンの2色となっています。
ステンレス、チタニウムの色合いは従来モデルとほぼ変わらずといったところでしょうか。そして、エルメスモデルも今までと同じようにラインナップにあります。
セラミックモデルは今回もないのでアルミ、ステンレス、チタニウムからApple Watch 7を選ぶことになります。基本デザインはApple Watch 6と同じですがディスプレイのベゼルが狭くなったことでよりブラッシュアップされた感があります。
S7チップを搭載している
Apple Watch 7の心臓部となるSiP(システム・イン・パッケージ)はデュアルコアのS7チップは搭載しApple Watchの動作速度はApple Watch 6と同じとなっています。
公式サイトによるとApple Watch SEのS5チップよりも20%向上アップとS6チップと性能はほぼ同じです。性能アップしてないのは残念ですがApple Watchにそこまで性能は求めてないので問題なさそうです。
参考までにApple Watch 7(S7チップ)とApple Watch 5(S5チップ)で動作速度の比較を地図アプリでしてみました。
僅かですが地図アプリなど動作が重いアプリはApple Watch 5よりもApple Watch 7のほうが表示が速くなっています。
Wi-FiもApple Watch 5は2.4GHz帯にしか対応していないところ、Apple Watch 7、6は5GHz帯に対応しているためより多くのデータを素早く通信できるようになっています。
IP6Xの防塵性能とWR50の防水性能
Apple Watch 7の画面は全面クリスタルを50%厚くして内部構造を見直したことで耐亀裂性能が向上しIP6Xの防塵性能に対応しています。
Apple Watch 7が発売となって2ヶ月くらいなので「傷が付かない」とは言えないですが、毎日寝るときにApple Watch 7のアルミケースモデルを装着していますが今のところ無傷です。
布団の繊維って意外と細かい傷がつきやすくてApple Watch 6は細かい傷が画面全体に付いてしまってるんですよね。まだ、2ヶ月なので傷が付きにくいか判断しかねますが、従来モデルよりも細かい傷も付きにくくなったように感じます。
さらに、WR50という耐水性能にも対応しプールや海で泳ぐなどしも問題なく使うことができる耐久性能を持ち合わせております。
水深50メートルまで耐えることができるのは従来モデルと同じですが、Apple Watch 7は防塵性能にも対応したので、より多くのシチュエーションで使うことができる端末へと進化しております。
まあ実際はこのように使い方はごく限られたユーザーさんだけだと思いますが、普段使いにおいても普通に雨に打たれてしまうこともありますし、Apple Watchを付けたままプールに入っても問題ありません。
実際にこの夏にApple Watch 6を付けたままプールに何度か行きましたが時間を確認するのに大活躍しました。
Apple Watchで出来ること
Apple Watch 7では以下のようなことができます。
- 時計として使える
- 様々なアプリの通知を受ける
- メッセージの確認・返信ができる
- 電話をかけて通話ができる
- 予定の確認ができる
- 現在地の確認、ナビが使える
- 高度や方向を知ることができる
- Apple Pay(キャッシュレス)で支払い
- 音楽の再生、操作ができる
- ワークアウトの記録ができる
- 心拍数や血中酸素濃度の計測
- 睡眠トラッキング
- ファッションとして
他にもいろんなアプリが公開されているので使い方は無限大に広がるのですが、基本的な使い方としては時間の確認、通知、ナビ、音楽などではないでしょうか。ちなみに、出来ることに関しては従来モデルのApple Watch 6と同じとなっているのでseries 6を使っている方はわざわざ乗り換えるほどのものではないかもです。
健康管理アプリについて
Apple Watch 7は従来モデルと同じようにヘルスケア機能を搭載しています。
- 歩数のカウント
- ワークアウトの記録
- 心拍数の計測
- 血中酸素濃度
- 心電図の計測
歩数のカウントだけでなくワークアウトの記録ができます。
ワークアウトをしていない時も常時定期的に心拍数の計測をしているので日々の健康管理に使うこともできます。
さらに、血中酸素濃度の計測もでき赤血球によって肺から全身に運ばれる酸素の割合を調べることができます。
マスクをしていると息苦しいって感じることがありますが、そういった時に計測すると少し数値が低くなっているかも。外に行ってマスクを外して休憩する目安にするのもいいでしょう。この血中酸素ウェルネスAppによる測定は医療用ではなく一般的なフィットネスとウェルネスを目的としているため、目安として捉えるのが良さそうです。
Apple Watch 7は心電図の計測もできます。
指をDigital Crownに当てることで心電図を計測することができ心臓の鼓動をつかさどっている微小な電気信号をグラフにしてくれます。ここから心臓の心房と心室が規則的に動いているかを調べて異常がないかを確認することができます。
睡眠トラッキングも取得することができます。
寝ている時間を記録するだけでなく日々の生活のリズムを保つように最適なスケジュールや就寝前の習慣を作るサポートもしてくれます。Apple Watch 7は充電アダプタがUSB-Cに対応し高速充電に対応したためこまめにApple Watchを充電することで就寝時にApple Watchを装着したまま眠りにつくこともできます。
バッテリー持ちを比較
Apple Watch 7に採用しているS7チップはS6チップと性能の違いはないですが電池持ちの向上に期待ですが実際にApple Watch 7の電池がどれくらい持つか計測してみました。
Apple Watch 7 | Apple Watch 6 | Apple Watch 5 | Apple Watch 4 | |
常時表示 | ON | ON | ON | – |
0分 | 100% | 100% | 100% | 100% |
4時間 | 95% | 92% | 91% | 85% |
5時間 | 85% | 83% | 82% | 80% |
6時間 | 75% | 77% | 78% | 77% |
7時間 | 65% | 76% | 74% | 72% |
12時間 | 61% | 54% | 50% | 55% |
15時間 | 45% | 40% | 35% | 42% |
17時間 | 30% | 25% | 10% | 35% |
過去モデルも記載してますが、使い方やOSのバージョンが異なるので単純比較できないものの、ほぼ同じ電池持ちでした。なんとなく、Apple Watch 7の方がバッテリー持ちが向上したようには見えますが大きな差はないです。
いずれにしても、常時表示機能をONにした状態で18時間は余裕で持つので十分使えるバッテリーライフとなっています。
充電速度が最大33%高速化
Apple Watch 7に付属している充電ケーブル(Apple Watch磁気高速充電 – USB-Cケーブル)はUSB-Cに対応した新型になりました。
デザインは同じで外装の素材がプラスチックからアルミ素材へと質感が向上しています。さらに、円形サイズは従来型と同じですが、高さが0.5mmほど低くなっています。
新しくなった充電パッドは20W USB-C電源アダプタを組み合わせで充電速度が最大33%も高速化しより素早く充電できるようになりました。
45分の充電で80%の急速充電が可能で8分の充電で8時間の睡眠記録ができるので睡眠トラッキングに使いたい場合も安心して使うことができます。
実際にどれくらい充電速度が速くなったのかをApple Watch 7(20W USB-C)、Apple Watch 6(5W USB-A)で比較をしてみました。
どちらも0%の状態から30分経過後にバッテリー残量を確認してみたところ…
Apple Watch 6が46%だったのに対してApple Watch 7が52%と6%速く充電できておりました。その後も計測を続けてみたところ結果はこんな感じです。
充電時間 | Apple Watch 7 | Apple Watch 6 | Apple Watch 5 |
---|---|---|---|
電源アダプタ | 20W USB-C | 5W USB-A | 5W USB-A |
30分 | 0 → 52%(52%増) | 0 → 46%(46%増) | 0 → 37%(37%増) |
45分 | 80%(32%増) | 64%(18%増) | – |
60分 | 94%(14%増) | 81%(17%増) | 68%(31%増) |
75分 | 98%(4%増) 80分でフル充電 |
94%(13%増) | – |
90分 | – | 100%(6%増) | 90%(22%増) |
120分 | – | – | 94%(4%増) |
150分 | – | – | 100%(6%増) |
Apple Watch 6も急速充電に対応してるため充電速度はあまり差はないですが50〜80%の間の充電速度がseries 6よりも7の方が高速化しています。
フル充電までの時間はそこまで差はなかったので、普段使いの50%前後でこまめに充電するのが最も効率の良い充電方法と言っていいでしょう。
また、Apple Watch 5との比較だと充電速度がかなり向上しているのがわかります。
Apple Watch 7のスペック
Apple Watch 7とApple Watch 6のスペックを比較しました。
Apple Watch | series 7 | series 6 | ||
---|---|---|---|---|
デザイン | ラウンドフォルム | |||
画面サイズ | 41mm | 45mm | 40mm | 44mm |
解像度 | 368 × 448ピクセル | 396 × 484ピクセル | 324 × 394ピクセル | 368 × 448ピクセル |
ディスプレイ | 常時表示Retina | |||
SiP | S7(デュアルコア) W3ワイヤレスチップ U1チップ(超広帯域) |
S6(デュアルコア) W3ワイヤレスチップ U1チップ(超広帯域) |
||
ストレージ | 32GB | |||
操作 | タッチパネル Digital Crown(触覚的フィードバック) サイドボタン |
|||
位置情報 | GPS/GNSS コンパス 常時計測の高度計 |
|||
センサー | 血中酸素ウェルネスセンサー 電気心拍センサー 第3世代光学式心拍センサー 環境光センサー |
|||
機能 | 高心拍数と低心拍数の通知 不規則な心拍リズムの通知 緊急SOS 海外における緊急通報 転倒検出 騒音モニタリング |
|||
耐水性能 | 水深50メートル | |||
通信方式 | 5G/LTE・UMTS Wi-Fi(11b/g/n)2.4/5GHz Bluetooth 5.0 |
LTE・UMTS Wi-Fi(11b/g/n)2.4/5GHz Bluetooth 5.0 |
||
電子決済 | Apple Pay | |||
バッテリー | 最大18時間 |
Apple Watch 7 端末価格
Apple Watch 7の端末価格は最も安い41mmのアルミケースで58,800円〜。アルミケースはGPSモデル、GPS + Cellularモデルがあって、ステンレスモデルとチタニウムモデル、HERMESモデルはGPS + Cellularモデルのみです。
Apple Watch | series 7 | series 6 | ||
---|---|---|---|---|
サイズ | 41mm | 45mm | 40mm | 44mm |
アルミ(GPS) | 58,800円〜 | 62,800円〜 | 47,080円〜 | 50,380円〜 |
アルミ(Cellular) | 73,800円〜 | 773,800円〜 | 59,180円〜 | 62,480円〜 |
ステンレス | 99,800円〜 | 106,800円〜 | 85,580円〜 | 91,080円〜 |
チタニウム | 112,800円〜 | 119,800円〜 | 91,080円〜 | 96,580円〜 |
HERMES | 174,800円〜 | 181,800円〜 | 147,180円〜 | 152,680円〜 |
41mmと45mmの価格差は4,000円なので身長、手首の太さなど全体を考慮してどのモデルを選ぶか決めるのがおすすめです。
Apple Watch 7 レビュー・評価:まとめ
Apple Watch 7は基本デザインは従来モデルと同じですがディスプレイのベゼル幅が狭くなったことで画面サイズが大きく見やすく進化したモデルです。
Apple Watch 7がおすすめな人は
現行のApple Watch 9とデザインは同じで常時表示ディスプレイにも対応し新しいモデルと同じようにして使えるので少しでも費用を抑えて中古でもいいならおすすめです。
- 最新モデルの使用感を安く体感したい
- 常時表示ディスプレイを使いたい
- デカい画面で情報をたくさん表示したい
- 充電速度を高速化したい
- スターライト、ブルー、レッドが欲しい
- チタニウムケースが欲しい
アルミケースのパネルはイオンガラスと従来型と同じですが強化されていて割れにくく傷が付きにくくなってるので耐久性を求める方もシリーズ7はおすすめです。
また、高速充電に対応は大きいです。30分で50%ほど充電可能でお風呂に入ってる間にバッテリー補給ができるのでまとまった充電時間がなくても使えます。
睡眠トラッキングを取りたい方も小まめに充電してApple Watchを1日中使うことができます。
ケースカラーが独特でシルバーはないですがスターライと、ブルー、ミッドナイト、プロダクトレッドが選べるので好みの色があるのあApple Watch 7にしてもいいでしょう。
また、シリーズ7は最後のチタニウムケースモデルがあるのでApple Watch Ultraは少しゴツくて厳しい方はApple Watch 7のチタニウムを選ぶのもいいでしょう。
機能や出来ること自体は最新モデルと大差ないですし2021年9月に発売したこともあってまだまだ現役で使えるモデルとなっています。
ディスプレイが大きくなったとはいえ、基本デザインはApple Watch 6、Apple Watch SEと同じ。従来モデルがまだ使えるなら無理して乗り換える必要性はありません。
とはいえ、ディスプレイのベゼルがなくなって耐久性が向上したのはとても魅力的ですよね。Apple Watch 4、Apple Watch 5など旧型を使ってるならシリーズ7を狙うのもいいかもしれません。
とくにApple Watch 3からの乗り換えは動作速度の違いを感じることができますし快適になりすぎてApple Watchの世界が変わるはずです。
中古で購入してもバッテリー劣化が控えめな個体も多くでApple Watchを費用を抑えつつ欲しいならおすすめのモデルとなっています。
→ Apple Watch チタニウムはこちら
Apple Watch 7が適していない人は
機能的にシリーズ6で満足してるなら乗り換えるメリットは少ないです。
- シリーズ6で機能的に満足している
- シリーズ6のケースデザインが気に入ってる
- ダブルタップなど最新機能を使いたい
ダブルタップ機能など最新機能を使いたいなら最新モデルとなるApple Watch 9にしましょう。SiPがS9チップになって性能が向上し画面輝度も明るきて視認性もいいですよ。
→ Apple Watchの比較はこちら
→ Apple Watch セルラーモデルはこちら
→ Apple Watch 8はこちら
→ iPhoneの比較はこちら
コメントをどうぞ!