外で使う外付けSSDストレージはできる限り小さくて軽いのがいいですよね。
SSDストレージはコンパクトな筐体が多いですが、中でも際立って小さいのがBUFFALO SSD-PSMU3というSSDストレージはライターサイズのSSDで失くしてしまわないか心配になるくらい小さいです。
ここでは、BUFFALOの外付けポータブルSSDストレージ・SSD-PSMU3のデザイン・サイズ・性能・使いやすさをレビューしているので外付けSSDを検討している方は参考にしてください。
- 超小型で持ち運びしやすい
- 430MB/sの高速データ転送
- iPadの外付けストレージとして使える
- 端末価格が安いので買いやすい
- 筐体側の端子がMicro B
この記事の目次
BUFFALO SSD-PSMU3 特徴
- ライターサイズのポータブルSSD
- 250/480/960GBの3つの容量
- USB 3.2(Gen2)転送に対応
- PS5/PS4の拡張ストレージに利用可能
- MIL-STD準拠の耐振動・耐衝撃設計
- Winodwsは中身を暗号化できる
- USB Type-C・Type-Aに対応
- サイズ:60 × 33 × 10mm、重量:15g
- 端末価格:960GB → 10,780円
BUFFALO SSD-PSMU3は250GB、480GB、960GBの3つの容量から選ぶことができる外付けSSDでライターサイズの超コンパクトな外付けSSDです。
本体サイズが小さくて軽いだけでなく、MIL-STD準拠の耐振動・耐衝撃設計で高さ1.2mから落下でも耐えることができる性能を持っているので持ち運びするストレージとして向いていると言っていいでしょう。
物理的な動作があるHDDと比べても耐久性は高いので外で作業をすることが多くて、データの移動をしたり、大容量の動画データなどを扱うことが多い方におすすめです。
ただし、保証はされてないので壊れたとしても自己責任となります。
BUFFALO SSD-PSMU3 レビュー
パッケージ・付属品
BUFFALO SSD-PSMU3のパッケージは「THE 日本製」といったデザインとなっていて家電量販店によく並んでそうな感じとなっています。容量もしっかり記載されているし分かりやすいですけどね。
同梱品はSSD-PSMU3本体、説明書が入っていてデータ転送用のケーブルも箱の中に収められています。
付属のUSB-CケーブルはUSB 3.2(Gen2)対応で最大10Gbpsの通信ができるものとなっていて、ケーブルの長さは20cmほどの長さとなっていてバンドを使えば短く使うこともできます。
USB-Aの変換アダプタが付属しているのでUSB-AだけでなくUSB-Cに対応した新しい端末でも使うことができます。
というか、今はUSB-Cポートに対応した端末が多いのでUSB-Cケーブルが付属していないのが残念。そして、フェライトコアが付属しているのでノイズの多いところで使うことができます。
例えば、製造現場などでは電磁波が多数出ているためフェライトコアを使うことで安定的にデータ転送することができます。ちなみに、本体と接続する側のポートはUSB 3.0対応のMicro-Bとなっています。
とにかく小さい筐体サイズ
BUFFALO SSD-PSMU3の本体は樹脂素材の筐体を採用しシンプルなスタイルとなっています。本体カラーはモスブルーとスモーキーピンクの2色から選ぶことができます。
めちゃくちゃ小さいですね。まさにライターサイズといってもいいかもしれません。サイズは60 × 33 × 10mm、重量が15gと十円玉4枚分と軽量となっています。
とにかく小さくて可愛らしいスタイルです。筐体の裏側は2〜3mmほど斜めに底上げされていて厚みが増えていますが、この形状のおかげで小さいながらも持ちやすい筐体となっています。
筐体側のポートはUSB 3.0対応に2連型のMicro-Bポートとなっています。
ここはUSB-Cポートを採用すべきですよね…。なぜ、Micro-Bにしたのか。なお、USB-Aを搭載している端末で使うなら付属のケーブルを使ってそのまま使うことができるので問題はありません。
USB-C対応の端末でも付属の変換アダプタを使って接続できますしUSB-C to Micro Bのケーブルを使うことで変換アダプタなしで通信することもできます。
筐体サイズが小さいので余計にUSB-Cポートに対応していないのが悔やまれますね。
とはいえ、超コンパクトでシンプルなデザインを採用しているのでどのデバイスと組み合わせで使っても良さそうです。こちらはMacBook Air(M1)との接続してみたところです。
ここまでコンパクトだと接続しているケーブルが長いと感じてしまうのでMicro B to Cの短いタイプのケーブルを別で購入するのがいいかもしれません。
転送速度・性能
BUFFALO SSD-PSMU3はUSB 3.2(Gen2)の10Gbpsの高速通信に対応しています。USB 3.2(Gen2)なので高速通信ができるのかと思ってしまいますがUSB 3.1(Gen2)と速度は同じです。
BUFFALO SSD-PSMU3の性能・データ転送速度をDisk Speed Testでチェックしてみました。MacBook Air(M1)にUSB-B to A to Cで接続して計測しています。
接続 | 書き込み(Write) | 読み込み(Read) |
---|---|---|
USB-B to C | 362.1MB/s | 370.1MB/s |
USB-B to A | 175.6MB/s | 342.4MB/s |
書き込み速度、読み込み速度ともに300〜400MB/sほどのデータ転送速度となっています。
これは、バッファローの公称値である430MB/sに近い速度といってよさそう。場合によっては200MB/sくらいの書き込み速度が落ちることもあるのでデータ転送速度はあまり期待しない方がいいかもしれません。
ちなみに、旧型のハードディスクを内蔵しているiMacの起動ディスクとしても使うことができます。転送速度がそんなに速くないストレージではありますが起動ディスクとして十分使える性能は持っています。
WindowsのSurface Go2でデータ転送速度を計測してみました。
読み込み速度が450MB/s、書き込み速度が330MB/sとそれなりの速度が出ているようですね。
iPadの外付けストレージとして
USB-Cポートを搭載しているiPad Pro 11インチ・12.9インチ、iPad Air 4、iPad mini 6ならUSB-C変換を使って接続ができるので撮影した写真や4K動画のデータをSSDに転送できます。
iPad OSはMacと同じようにファイル管理ができるようになっているのでiPadで作業をしたいという方でもパソコンのように使うことができます。
ケーブル1本でiPad Pro 11インチ、12.9インチと接続できるのはいいですよね。動画編集をするとiPadの容量があっという間になくなってしまうので、動画を扱うことが多いならこのような外付けSSDが1台あるといいでしょう。
また、Lightningポートを採用しているiPad(第9世代)、iPad mini(第5世代)は「Lightning – USB 3カメラアダプタ」を使うことでBUFFALO SSD-PSMU3を認識させることができます。
名刺サイズのBUFFALO SSD-PGMU3はLightningポートを搭載しているiPad(第8世代)で使うと認識しないのですが、SSD-PSMU3は問題なく使うことができるようです。
また、PS4 Pro・PS4の外付けドライブや内蔵ストレージとしても使うことができるので、ゲームの読み込み時間を気軽に短縮させることもできます。
BUFFALO SSD-PSMU3 レビューのまとめ
- 超小型で持ち運びしやすい
- 430MB/sの高速データ転送
- iPadの外付けストレージとして使える
- 端末価格が安いので買いやすい
- 筐体側の端子がMicro B
BUFFALOのSSD-PSMU3はライターサイズの超小型ボディの外付けSSDです。このサイズの外付けSSDは数少ないのでとにかく持ち運びを軽くしたい方におすすめのSSDとなっています。
MacBook Air・ProなどのモバイルノートだけでなくUSB-Cに対応しているiPadの外付けSSDとしても使えますし、ハブを使うことでLightning対応のiPadでも使うことができます。
BUFFALO SSD-PSMU3はコンパクトで持ち運びしやすいストレージですが、筐体側の端子はなぜかMicro Bとなっています。
USB 3.0対応のMicro Bなので2連タイプのやつですね。せっかくコンパクトなボディなのにUSB-Cポートを搭載してないのが悔やまれます。
とはいえ、コンパクトで少しでも安い外付けSSDを手に入れたいならBUFFALOのSSD-PSMU3は良い選択肢になるのではないでしょうか。
その他のおすすめの外付けSSDはこちらです。
SSDストレージにはNVMe接続の高速転送ができるタイプのものがあり、BUFFALO SSD-PH500U3はNVMeタイプとなっています。
データ転送速度が速いので動画データなどファイル容量が大きいものを扱うのに適していますが、価格が高いというデメリットもあります。そこで、M.2 SSDを外付けケースに入れて使うのが安くておすすめですよ。
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