Apple Watch（Ultra/SE/10/9/8）違いを比較！おすすめはどれ？【2024年】

Apple Watchは通常モデルのApple Watch series 10だけでなくスペックと価格を抑えたApple Watch SE、アクティブなApple Watch Ultraもあります。

さらに、Apple整備済製品で旧型Apple Watch 9やApple Watch 8も買えるのでApple Watchは意外と幅広いラインナップなんですよね。

選択肢があるのはいいけどたくさん種類があるとどのモデルにするか迷いますよね。ということで、Apple Watch Ultra、Apple Watch 9・8・7、Apple Watch SE、のサイズとスペック、価格の違いを比較しました。

2024年現在、どのApple Watchにしようか悩んでなら参考にしてください。

この記事の目次

Apple Watch 10が最新モデル

2024年現在、最新のApple Watchは「シリーズ10」で基本的なケースデザインは従来型と同じですが、シリーズ10はケースがより薄く、サイズが41mm → 41mm（45mm → 46mm）と大きくなっています。

シリーズ10は9と比べて斜めから見た時の画面の明るさが40%も向上し、より高速にバッテリー補給ができる急速充電に対応。さらに、上位モデルはチタニウム素材を採用し軽くなってアルミケースと同じような感覚で質感の高いApple Watchを使えるようになりました。

常時表示ディスプレイはApple Watch 5以降に対応し時計を常に表示できます。Apple Watch SEは常時表示に対応していないので仕事しながら時間確認するならApple Watch 10がおすすめです。

Apple Watch Series 10

なお、型落ちとなったApple Watch 9も整備済製品で購入できたりするので少しでも費用を抑えたい、41mmケースが欲しいという人はコチラをお得に購入するのもおすすめです。

Apple Watch Ultraとは

Apple Watchの最上位モデルとしてApple Watch Ultraが2022年から発売されてApple Watch Ultra 2が2023年に発売しました。

Apple Watch Ultraはあらゆるアクティビティにも耐えられる究極のスポーツウォッチで、筐体に強靭で軽量なチタニウム素材を採用したアクティブなモデルとなっています。

ケースサイズは49mmとApple Watch史上で最も大きくて明るいディスプレイを搭載し、高精度2周波GPS、最大36時間使えるバッテリーを内蔵した安心感の強いモデルです。

何よりもゴツくてカッコいい！アウトドアだけでなくてもファッションでApple Watch Ultraを選ぶのもいいのではないでしょうか。

Apple Watch Ultra（49mm）

Apple Watch SEとは

Apple Watch SEは廉価版モデルとしてスペックと価格を抑えたモデルとなっています。

SEはスペシャルエディションという意味がありiPhoneシリーズにも4.7インチのiPhone SE（第3世代）がありますが位置付けとしては同じですね。

Apple Watch SEはApple Watch 6と同じ筐体を採用しケースサイズが現行のApple Watch 9より小さいサイズ感でSiPがApple Watch 8と同じS8チップで十分使える性能を持っています。

ただし、常時表示ディスプレイに非対応で心電図機能非搭載です。これらの機能が必要ないならApple Watch SEは良き選択肢になるのではないでしょうか。

Apple Watch SE（第2世代）

Apple Watch（Ultra/SE2/9/8/7/6）比較

スペックの違いを比較

最新のApple Watch Ultra 2、Apple Watch 10、Apple Watch SE2と旧型のApple Watchのスペックを比較しました。

Apple Watchのスペック比較

Apple Watch	Ultra 2	10	9	8	SE2
サイズ	49mm	45mm 41mm			44mm 40mm
解像度	410 × 502	396 × 484 352 × 430			368 × 448 324 × 394
ディスプレイ	LTPO OLED2 常時表示	LTPO3 OLED 常時表示	LTPO OLED 常時表示		LTPO OLED
最大輝度	3000nits	2000nits 斜め明るさ40%向上	2000nits	1000nits
SiP	S9	S10	S9	S8
ワイヤレス	W3
超広帯域	U2			U1	–
容量	64GB			32GB
Wi-Fi	b/g/n 2.4GHz・5GHz				b/g/n 2.4GHz
Bluetooth	5.3
耐水性能	WR100（水深100m耐水性能）	WR50（水深50mの耐水性能）
防塵性能	IP6X				–
皮膚温	◯				–
血中酸素	◯				–
心拍	第3世代光学式				第2世代光学式
心電図	◯				–
加速度	256G 衝突事故検出・転倒検出			32G 転倒検出	256G衝突事故検出・転倒検出
位置情報	L1 + L5 GPS	L1 GPS
コンパス	電子コンパスを内蔵				–
騒音	◯
ボタン	Digital Clown、サイド・アクションボタン	Digital Clown、サイドボタン
ジェスチャー	ダブルタップのジェスチャー			アクセシビリティのジェスチャー	–
Apple Pay	Felicaに対応
ケース	チタニウム	アルミ、チタニウム	アルミ、ステンレス
GPS	–	59,800円	–	–	34,800円
GPS + Cellular	128,800円	74,800円	–	–	42,800円

Apple Watch 9はS9チップに高度な光学式のセンサーを搭載しあらゆる角度から体調の異変を感知できるヘルスケアウォッチとして使えます。

よりアクティブに使うならApple Watch Ultraで登山やスキューバダイビングなど過酷な環境下でもしっかり使える性能を持っています。

Apple Watch SEは一部の機能を省いて価格を抑えたエントリーモデルで選べる素材はアルミニウムのみ。価格が安く、とりあえずApple Watchを体験したい方にもってこいの時計です。

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Apple Watch Series 9

筐体のデザイン・サイズを比較

Apple Watch SEのケースはApple Watch 6と同じ筐体を採用し画面サイズは44mmか40mmのどちらかを選べます。

Apple Watch 9は41mm、45mmとなっておりApple Watch 6〜4・SEともにApple Watch 3よりも画面サイズが大きいので視認性は抜群に良いです。

Apple Watch 49mm・41mm・40mm 画面比較 — 49mm・45mm・41mm

Apple Watch 10はさらに画面が大きくなって42mm、46mmとなっています。

Apple Watchのスペック比較

Apple Watch	Ultra2	10	9	8	7	SE
サイズ	49mm	46mm 42mm	45mm 41mm		44mm 40mm
解像度	410 × 502	416 × 496 374 × 446	396 × 484 352 × 430			368 × 448 324 × 394
常時表示	S6よりも70%明るい					–
最大輝度	3000ニト	2000ニト			1000ニト

Apple Watch Ultra、10、9、8、7、6はディスプレイの常時表示に対応し画面の常時表示に対応し腕を上げたり動かすことなく常にディスプレイに時計が表示可能です。

例えば常時表示があればパソコン作業時にキー入力をしながら時計や通知確認できますがApple Watch SE、Apple Watch 4以前のモデルは腕を下ろすと画面が消灯し省電力モードになって確認できません。

常時表示対応モデル

Apple Watch Ultra
Apple Watch series 10〜6

ここがApple WatchとApple Watch SEの大きな違いで、作業しながら時間、通知確認をしたいなら常時表示に対応してるモデルはおすすめです。

また、Apple Watch 7以降はApple Watch史上最も割れにくい前面クリスタルを採用しています。

Apple Watch 6よりも全面クリスタルを厚くして強度と耐久性が向上して割れにくく傷が付きにくいパネルに進化しています。

アルミケースの画面は従来通りIon-Xガラスを採用し、ステンレスとチタンモデルは高級時計にも採用している傷が付きにくいサファイアガラスを採用しワンランク上の耐久性を備えています。

ケースとカラーの違いを比較

ケース素材はApple Watch Ultraはチタニウム、Apple Watch 10のケースはアルミニウムとチタニウム、Apple Watch 9はアルミニウムとステンレス、Apple Watch SEがアルミニウムを採用しています。

Apple Watch Ultra2・10・SE2 — Apple Watch Ultra2・9・SE2

Apple Watch ケース比較

Apple Watch	Ultra 2 Ultra	10	9 / 8	7	6	SE
防水	WR100（水深100m）	WR50（水深50m）
防塵	IP6X				–
ケース	チタニウム	アルミ、チタニウム	アルミ、ステンレス	アルミ、ステンレス、チタニウム		アルミ

最新のApple Watch 10の上位モデルはステンレスが廃止となってチタニウムになりましたが、光沢あり加工で従来のステンレスと同じ質感となっています。

非光沢な質感がいいならマットなチタニウムを採用しているApple Watch Ultra、アルミニウムのApple Watch 10、SEを選ぶことになりそうですね。

SiPのスペックを比較

Apple Watchの心臓部となるSiP（システムインパッケージ）はApple Watch 10はS10チップ、2024年にスペック更新がなかったApple Watch Ultra2はS9チップを搭載しています。

Apple Watch スペックの比較

Apple Watch	Ultra2	10	9	8	7	SE
SiP	S9	S10	S9	S8	S7	S8
性能	S8よりGPU性能が30%向上機械学習が2倍			S5より20％高速化
ワイヤレスチップ	W3チップ
超広帯域チップ	U2			U1		–
ストレージ	64GB			32GB
Wi-Fi	b/g/n 2.4GHz・5GHz				b/g/n 2.4GHz
Bluetooth	5.3			5.0

S10チップは56億個のトランジスタを搭載したSiPで基本性能はS9と同等と見ていいでしょう。ケースが薄くなったことでパッケージデザインを変更したチップとなっています。

Apple Watchの処理性能は十分快適に使えるほど上がっておりシリーズ3のS3チップは32bitで動作が遅くて厳しめでしたが、Apple Watch 4以降のモデルのSiPはそこそこ性能が高くてストレスはありません。

なお、S9チップはA15 BionicをベースにS8チップの60%も多い56億個のトランジスタ数を搭載しGPU性能が30%向上、機械学習タスクを最大2倍速くこなす4コアのNeural Engineを内蔵しています。（S10チップも同じ）

健康機能の違いを比較

Apple Watch SEは健康機能の一部が省かれApple Watch 6で搭載された血中酸素濃度センサーとApple Watch 5で搭載された電気心拍センサーが非搭載となっています。

Apple Watch 健康機能の比較

Apple Watch	Ultra2 / Ultra 10 / 9 / 8	7	6	SE
皮膚温	対応	–
血中酸素濃度	血中酸素濃度センサー		–
心拍数	第3世代の光学式心拍センサー		第2世代の光学式心拍センサー
心電図	電気心拍センサー			–
加速度センサー	最大256G	最大32G		最大256G

とはいえ、光学式心拍センサーを搭載し心拍数のリアルタイムトラッキングは可能で通常よりも高い心拍数と低い心拍数を検知するとアラートを表示したり、現在の心拍数を測定することができます。

一般的なスマートウォッチの使い方であればApple Watch SEがあれば十分ですが、酸素濃度の計測をしたり心電図計測をしたいのならApple Watch 7、6を選ぶのが良さそうです。

水深計の有無

Apple Watch Ultra、Apple Watch 10は水深計、水温センサーを搭載しているのでダイビングにも使うことができます。

ただ、水深規模が異なっておりApple Watch 10は最大6mまでですが、Apple Watch Ultraは最大40mまでと本格的な仕様です。なかなか潜る人は少ないと思いますがアクティブな人にも対応できますね。

本体で音楽再生機能の有無

Apple Watch 10、Apple Watch Ultra2は本体の内蔵スピーカーから音楽再生ができるようになってます。

今まではiPhoneやHomePodの音楽再生の操作をしたり、AirPods経由で音楽を再生しかできなかったのが、Apple Watch単体で音楽を楽しめるようになります。

しかも、意外と音質も悪くないのでiPhoneをポケットに入れたまま手元から音楽を楽しむといった新しい使い方ができますね。

端末価格の違いを比較

Apple Watch 9は41mmが59,800円〜とバンドの種類によって価格が変わり、Apple Watch SEのGPSモデルは34,800円〜と安く買えます。

価格の違いを比較

モデル	Apple Watch Ultra	Apple Watch 10		Apple Watch SE
サイズ	49mm	46mm	42mm	44mm	40mm
GPS	–	64,800円	59,800円	39,800円	34,800円
GPS + Cellular	128,800円	79,800円	74,800円	47,800円	39,800円