電子書籍端末のKindle(キンドル)は2023年現在の最新モデルはKindle、Kindle Paperwhite、Kindle Oasis、Kindle Scribeの4機種あるのでどのモデルにしたらいいか迷うかもしれません。
電子書籍はスマホ、タブレットで読めるので「わざわざKindleを買う必要があるの?」ってなりますが、Kindle端末の画面は電子ペーパーを搭載し紙と同じ質感で電子書籍を読めて専用端末ならではの良さがあります。
ということで、この記事では最新のKindleでどの機種を選ぶべきか、スペック、使いやすさの違いを比較したのでKindle端末を検討している方は参考にしてみてください!
この記事の目次
Kindle、どれがおすすめ?
最新の電子書籍端末・Kindleは4つからあって、Kindleキッズモデルもあるので利用用途に合わせて好きなモデルから選べるようになっています。各端末の違いを簡単にまとめるとこんな感じです。
- Kindle:価格の安い小型モデル
- Kindle Paperwhite:防水大型モデル
- Kindle Oasis:防水多機能モデル
- Kindle Scribe:手書きもメモ対応モデル
- キッズモデル:1,000冊以上の子ども向けの本が1年間読み放
無印のKindleは2022年モデルが画面解像度が上位モデルと同じ高精細ディスプレイを採用し。初めての電子書籍端末におすすめで、ディスプレイサイズも6インチとコンパクトで小説や文庫本に適しています。
漫画を読むことが多いなら6.8インチの画面が大きいKindle Paperwhiteがおすすめ。さらに防水性能も持ち合わせてるのでお風呂に入りながら本を読むことができます。
また、最新モデルとして手書きメモに対応した10.2インチのKindle ScribeもあるのでKindleに新しい風が吹くことになります。
Kindle:コンパクトで安いモデル
電子書籍端末にあまりお金をかけたくないならエントリーモデルのKindleがおすすめです。11,980円で買えますしセール時は1万円以内で安くてに入れることもできます。
- 電子書籍読むのに十分な性能
- 6インチ小型サイズで持ち運びに最適
- 300ppi 高精細E-inkディスプレイ
- フロントライト:LED 4個
- ストレージ容量:16GB
- 充電ポート:USB-C
- 価格が11,980円と安い
Kindleは6インチのコンパクトサイズの電子書籍リーダーで、本体サイズが(157.8 × 108.6 × 8.0 mm)とコンパクトで扱いやすいモデルで新型はとにかく軽いので本当に持ちやすいです。
さらに、フロントライトを内蔵し画面の明るさを調整できるので夜の読書も快適で、2022年モデルは上位モデルと同じ高精細なE-inkパネルを搭載しスペックアップしています。
300ppiの高精細なパネルなので目に優しくコンテンツが読みやすくなったのがいいですよね。防水が必要ないならおすすめです。
また、Kindleキッズモデル(12,980円)は専用のカバーが付属し1,000冊以上の子ども向けの本を1年間追加料金なしで読み放題できます。意外と児童書って大人が読んでも面白いのでおすすめです。
Kindle Paperwhite:大画面防水モデル
Kindle Paperwhiteは画面サイズが6.8インチと大きく漫画を読むのに適した電子書籍リーダーで、お風呂に入りながら本を読みたいならKindle Paperwhiteがおすすめです。
- 6.8インチの大画面ディスプレイ
- 300ppi 高精細E-inkディスプレイ
- フロントライト:LED 17個
- ページ送りの速度が速くて快適っに
- 色温度調節機能を搭載し目に優しい
- 防水仕様でお風呂で本を読める
- ストレージ容量:8GB / 16GB
- 充電ポート:USB-C
- 端末価格が14,980円から
Kindle PaperwhiteのE-inkディスプレイの解像度はKindleと同じ300ppiですが6.8インチと画面が大きく漫画を読むのに適していて、2021年モデルよりページ送りが高速化し流し読みもしやすいです。
端末価格は14,980円と少しだけ高めでFire 7の方が安くていいのでは?となりますが、お風呂タイムで本を読める最も安く手に入れることができる電子書籍リーダーとなっています。
標準モデルだけでだくワイヤレス充電とストレージ容量が32GBある「Kindle Paperwhite シグニチャー エディション」もあって漫画をたくさんダウンロードして楽しむことも可能です。
Kindle Oasis:多機能な防水モデル
Kindle Oasisは人間工学に基づいたデザインとなっていたフラグシップモデルとなっています。
使いやすさを追求したモデルとなっていて、専用のページビュボタンや周囲の色に合わせて色合いを調整してくれる色調調整ライトを搭載してさらに高みに到達しています。
- 7.0インチの大画面ディスプレイ
- 300ppi 高精細E-inkディスプレイ
- フロントライト:LED 25個
- 色温度調節機能を搭載し目に優しい
- 防水仕様でお風呂で本を読める
- ページビューボタンでページ送りできる
- ストレージ容量:8GB/32GB
- 充電ポート:Micro B
- 端末価格が29,980円から
Kindle Oasisは7.0インチの大画面E-inkディスプレイを搭載した電子書籍リーダでページ送りの専用ボタンにより片手で使えるように最適化されています。
画面の色温度の調整もできるのでとにかく快適に読書をすることに特化した端末なので読書の効率を追求する方におすすめの端末です。
ただ、設計が古めで充電ポートがUSB-Cに対応していないのが気になるところ。セールでお手頃価格で手に入れることもできます。
Kindle Scribe:メモが取れる電子書籍リーダー
- 10.2インチの大画面ディスプレイ
- 300ppi 高精細E-inkディスプレイ
- フロントライト:LED 35個
- 色温度調節機能を搭載し目に優しい
- ストレージ容量:16 / 32 / 64GB
- 専用のスタイラスペンが付属
- 充電ポート:USB-C
- 端末価格が47,980円から
Kindle ScribeはKindle史上もっとも大きい10.2インチのE-inkディスプレイを搭載し大画面で電子書籍を読めるだけでなく、専用のペンで手書き入力にも対応しました。
電池ペーパーディスプレイなので本物の紙に文字を書き込む感覚でノートやメモが取れるだけでなく、本の中にメモを残すことも可能となっています。(対応している本は限られる)
Kindleは今まではコンテンツを楽しむだけの端末でしたが、Kindle Scribeはノートとして使えるのようになったのは面白いですよ。少し高価ですが、日記を付けるといった新しい使い方もできます。
Kindleを使うメリット
KindleはAmazonの電子書籍サービス・Kindleを楽しむための専用端末です。
電子書籍は専用端末がなくてもiPhoneなどスマートフォン、タブレットでも楽しめますが、専用端末のKindleならではのメリットがあります。
- 機能が限定されるので読書に集中できる
- e-inkディスプレイで本の質感で読書ができる
- 片手サイズの端末に数千冊の本を持ち運べる
- ハイライト、メモなどの機能が使える
- 無料で読めるタイトルがある
- 書籍よりも安く買えることが多い
本を読むことに集中できる
スマホでKindleを読むのもいいですがTwitterが気になってしまう…気付いたら読書じゃなくてYouTubeを見ていた..なんてことありませんか?
Kindleなら基本的に本を読む、電子書籍を買う端末で本を読むことに集中できます。
Kindleの隣にスマホを置いて動画を見る場合もアプリ切り替える手間がなく集中して読書できるメリットがあってメッセージの通知が入ったり集中力が途切れることもないのが最高です。
本を読むことに特化した端末だからこそ。本は集中して読むことでスピード、インプットの質が向上するので「本をたくさん読んで吸収したい!」ならKindleは最適な選択肢となります。
紙の質感のディスプレイで目が疲れない
電子書籍端末のKindle(キンドル)のディスプレイは通常の液晶ではなく電子ペーパーと呼ばれるE-inkディスプレイを採用しています。
電子ペーパーは電子の力を使って電子インクを表示させたり消したりしている特殊ディスプレイでインクを使っているので本当の紙のような画面で電子書籍を楽しむことができます。
スマホやタブレットはバックライトで画面を明るくしています。Kindleはバックライトを使わず自然光や部屋の明かりを画面に反射させていて目に優しくてKindleを長時間見ても目の疲労感がほとんどないです。
スマホやタブレットでもKindleアプリで電子書籍を楽しめますが、小説のような長時間読む必要のある作品を読むときは間違いなくKindleの方が快適に本を楽しめます。
スマートフォンやタブレットは光沢のある保護ガラスは照明の光源をモロに反射しますが、Kindleの保護パネルはマットな素材で光が反射して視認性が損なわれないので、喫茶店のテラス席で読書するなら最高の端末ですよ。
片手サイズに数千冊の本を持ち出せる
Kindleは本体サイズが非常にコンパクトで片手で指で持つことができるくらい軽くなっています。
- 8.4インチ iPad mini 6:293 g
- 6.7インチ iPhone 14 Plus:203 g
- 6インチ Kindle:158 g
- 6.8インチ Kindle Paperwhite:205 g
読書すると普通は1〜3時間くらい読みふけますが、KindleはiPadと違って重量が軽いので疲労感がタブレットやスマホよりも軽減されます。やはり、軽いは正義なのです。
片手で持って片手でページ送りできるので電車の中で立ちながらKindle片手に電子書籍を読めますしいろんなシーンで使えるのではないでしょうか。
バッテリーの持ちが良い
Kindle端末はe-inkディスプレイを搭載し通常の液晶よりもバッテリー持ちが格段にいいので一回のフル充電で2週間くらいは充電なしで電子書籍を楽しめます。
公式では6週間のバッテリーライフとなっていますが毎日それなりの使うと2週間くらいが実際の電池持ちです。
とはいえ、iPhoneなどスマホだと毎日充電しないとバッテリーが切れて本の続きを読めないですし電池が少ない時に本を読むことすら諦めてしまいます。
しかし、Kindleなら1週間に一回のペースで充電をすればOKなのでカバンの中に入れっぱなしにして、いつでも本を読みたい時にサッ取り出して読書できるメリットがあります。
電子書籍ならではの機能
Kindle(キンドル)は紙の本ではできない使い方をすることができます。
- イライトを付けることができる
- シェアすることができる
- 分からない用語を辞書で調べられる
ハイライトなら紙の本にもマーカーを使って印をつけることができますが、本が傷んでしまうことを考えると躊躇してしまいますよね。
そんな中で、Kindleなら電子書籍なので気になった箇所をじゃんじゃんハイライトすることができ、あとで「メモ」から見返すことが可能です。
電子書籍は読み飛ばししにくいとかありますが、気になる言葉などメモできて簡単に検索もできるなどデジタルを駆使することで効率よく本を読んで理解することができます。
無料で読める書籍もある
Kindleはプライム会員になると「Prime Reading」が使えるようになります。
指定の電子書籍を追加料金なしで読み放題となります。読める本は限定されますがサンプルで少しだけ読めるタイトルもあったりと自分の好きな本を見つけるには便利です。
紙の本より安く買えることもある
Kindle書籍は紙の本よりも安く販売されてることがほとんどです。新刊になるとすぐに買うことができないこともありますが、通常価格よりも安いのはありがたいですよね。
Kindleの選び方!どの端末がおすすめ?
基本的に価格の安いKindleがあれば快適に電子書籍を楽しむことができます、持ち運びを重視するなら6インチの一番安いモデルがおすすめです。
ただ、防水に対応してないのでお風呂で読書をするならKindle Paperwhiteがおすすめ。さらに、6.8インチと画面顔大きく漫画を読むのに適しています。
- 費用を抑えたい → Kindle
- コンパクトに持ち歩きたい → Kindle
- 漫画を読むことが多い → Kindle Paperwhite
- お風呂で読書したい → Kindle Paperwhite、Kindle Oasis
- 読み飛ばしを快適に→ Kindle Oasis
- 手書きでノート、メモ取りをする → Kindle Scribe
紙の本ではなく電子書籍を選ぶメリットは持ち運びや保管場所を考える必要がなく、お風呂の中で読書ができるというところです。
個人的にKindle Paperwhiteを使ってお風呂の中で本を読むことが多いですよ。
Kindleのスペックを比較
Kindle、Kindle Paperwhite、Kindle Oasisの3機種のスペックを比較してみました。
モデル | Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | Kindle Scribe |
---|---|---|---|---|
画面 | 6インチ | 6.8インチ | 7インチ | 10.2インチ |
解像度 | 300ppi | |||
フロントライト | LED4個 | LED17個 色温度調整 |
LED25個、自動調整機能 色温度調整 |
LED35個、自動調整機能 色温度調整 |
ページ送り | タッチ | タッチ ページめくりボタン |
タッチ | |
容量 | 16GB | 8/16/32GB | 8/32GB | 16/32/64GB |
通信 | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-Fi・無料4G | Wi-Fi |
防水 | – | IPX8(水深2メートルまで最大60分耐えられる) | – | |
サイズ | 160 x 113 x 8.7 mm | 174 x 125 x 8.1 mm | 159 x 141 x 3.4 – 8.4mm | 196 x 230 x 5.8 mm |
重量 | 174g | 205g | 194g | 433g |
価格 | 11,980円 | 15,980円 | 29,800円 | 47,980円 |
3モデルとも価格差があるのでどのKindleを選ぶべきか判断はとてもしやすいです。
一番左の無印・Kindleは価格が安いですし、ストレージ容量は16GBあって普通に使うなら問題ないスペックです。高精細ディスプレイ + フロントライトも搭載し11,980円なのでコスパいいですよね。
費用をあまりかけたくない方は無印のKindleがおすすめ。普通に電子書籍を楽しめますし、漫画読むなら6.8インチのKindle Paperwhiteがいいでしょう。
防水対応でお風呂に入りながら電子書籍を読むことができるのは大きなメリットとなります。
キャンペーン情報の有無
「キャンペーン情報」とはKindleをスリープ解除した時に広告が表示される代わりに端末価格が安くなっているモデルのこと。
Kindleは「キャンペーン情報あり」しか選ぶことができませんがKindle PaperwhiteとKindle Oasisは「キャンペーン情報なし」にモデルを選べます。
モデル | Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis |
---|---|---|---|
広告あり | 11,980円 | 8GB:14,980円 16GB:15,980円 | 8GB:29,800円 32GB:32,980円 |
広告なし | 12,980円 | 8GB:16,980円 16GB:17,980円 | 8GB:31,980円 32GB:34,980円 |
基本的に広告が表示されるのはスリープ解除時、たまに画面下に広告が出るくらいなので「広告あり」でもさほど気になりません。
しかも、広告が出ないこともあるので少しでも安くKindleを手に入れたいなら「広告あり」を選べばOKでしょう。
いかなる場合でも広告を表示させたくない方は少し高くても「キャンペーン情報なし」を選びましょう。金輪際、Kindleで広告を見ることを無くすことができます。
4G回線の有無
Kindle Oasisはモバイル回線に対応したモデルがあります。
- Kindle:Wi-Fiモデル
- Kindle Paperwhite:WI-Fiモデル
- Kindle Oasis:WI-Fiモデル、Wi-Fi + 無料4G
- Kindle Scribe:WI-Fiモデル
Wi-FiモデルだとWi-FiのないところでKindle本を購入してもすぐに読めないですが4G対応のKindleなら携帯電話の電波があるところならどこでも購入して読み始めることができます。
ただ、最新のKindleはストレージ容量が8GBまたは16GBあるので自宅で本をしっかりダウンロードしておけば1ヶ月くらいWi-Fi環境のないところで生活したとしても問題ないです。
最近のモデルでセルラーモデルが廃止されてるのはストレージ容量が多くなったことが影響してるのでしょう。また、スマホでテザリングができるようになったのもありそう。
KindleとKindle Paperwhiteの違い
KindleとKindle Paperwhiteは見た目は似ていますが、中身は結構違うので、その違いについて詳しく紹介します。
画面解像度の違い
KindleとKindle Paperwhiteはともに電子ペーパー(e-ink)ディスプレイを採用しKindleよりもKindle Paperwhiteの方が画面解像度が高くなっています。
追記:2022年モデルのKindleは300ppiになって解像度が向上し1.8倍の解像度を持ったディスプレイを搭載しました。
- Kindle(2019):167ppi
- Kindle(2022):300ppi
- Kindle Paperwhite:300ppi
RetinaディスプレイのiPhone SE3は326ppi、非RetinaのiPhone 3GSは163ppiなので最新のKindleはどのモデルを選んでも高精細な文字で本を読むことができます。
参考までにKindle(2019)とKindle Paperwhite(2021)で画質を比較してみました。
300ppiのモデルはドットを識別できないくらい高精細ですが167ppiはドットをある程度識別できるほどの差があります。
とにかく、キレイな文字で電子書籍を読みたいなら最新のKindle、Kindle Paperwhiteを選びましょう。
フロントライト有無の違い
KindleとKindle Paperwhiteはフロントライトの搭載の有無の違いがありましたが、2019年以降のKindleはライトが搭載されてディスプレイ周りの仕様はほぼ同じとなっています。
- Kindle:2019年〜ライト搭載
- Kindle Paperwhite:ライト搭載
旧型のKindleはライト非搭載なので真っ暗闇の中で電子書籍を読むことはできません。
しかし、スマホの液晶画面と違いKindleは電子ペーパーなので部屋の照明が少しでも存在すればその光で画面を読むことができるのでライト非搭載でも夜に普通に使うことができます。
Kindleのライトは画面の後ろから光を照射するバックライト方式ではなく画面の前から光を照射するフロント方式でブルーライトの光を目に直接受けないので長時間読書をしても疲れにくいです。
また、Kindle Paperwhite 2021は色温度調節機能を搭載しているので暖色の表示に調整できるのでより目に優しいディスプレイになっています。
防水性能の違い
Kindleは水に浸けたらアウトですが、Kindle PaperwhiteはIPX8の防水性能を持っています。(2018年以降にリリースしたモデルのみ)
- Kindle:防水非対応
- Kindle Paperwhite:IPX8に対応
Kindle Paperwhiteは水深2メートルに60分耐えられる防水性能を持っており、お風呂に入りながら電子書籍を読むといったリッチな使い方もできます。
iPhoneはあくまで生活防水の延長線上ですが、Kindle Paperwhiteは公式がお風呂に入りながら使っているシーンを公開してるので意図的に水没しなければ問題ありません。
実際に毎日のようにお風呂に入りながらKindle Paperwhiteを持ち込んで読書していますが、故障したことは過去に一度もないので安心して漫画読めますよ。
本体サイズの違い
Kindle PaperwhiteよりもKindleのほうが画面サイズが小さいこともあって一回り小さく軽量化されています。
- Kindle:157.8 × 108.6 × 8.0 mm 158 g
- Kindle Paperwhite:167 × 116 × 8.18 mm 182 g
小説など書籍を読むことが多いならコンパクトで持ちやすい6インチのKindleの方が軽いですし読書しやすいですが、漫画になってくると6.8インチのKindle Paperwhiteの方が見やすいです。
普段、どんな書籍を読むことが多いかでKindleにするか、Kindleにするか、Kindle Paperwhiteにするか選ぶのがいいかもしれません。
Kindleがおすすめの人は
Kindleを選ぶべき人はこんな人です。
- とにかく安く電子書籍を手に入れたい
- 小説や文字主体の本を読むことが多い
- お風呂で読むことはない(防水非対応)
無印のKindleは11,980円で買える低価格なモデルですが、高精細ディスプレイを搭載し必要最低限のスペックを持ってるので普通に読書するならおすすめです。
フロントライトも内蔵し暗いところでもしっかり読書できます。
→ Kindleについてはこちら
Kindle Paperwhiteがおすすめな人は
Kindle Paperwhiteを選ぶべき人はこんな人です。
- お風呂でも読書をしたい(防水に対応)
- 漫画を読むことが多い(画面が大きい)
小説よりも漫画を読むことが多いなら6.8インチのKindle Paperwhiteがおすすめです。Kindleでも漫画読めますが6インチだと吹き出しの文字が小さいと感じることあります。
また、IPX8の防水仕様なんでお風呂に入りながらの読書にもおすすめのモデルとなっています。僕は毎日、Kindle Paperwhiteをお風呂に持ち込んで読書していますよ。
→ Kindle Paperwhiteについてはこちら
Kindle OasisとKindle Paperwhiteの違い
本体サイズとデザインの違い
Kindle Oasisは片手で操作しやすいようにボタンを搭載し画面の表示が回転す利き手に関係なしで片手で持ちやすいようになっています。
- Kindle Paperwhite:174 x 125 x 8.1 mm 205g
- Kindle Oasis:159 x 141 x 3.4 ~ 8.3mm 194g
Kindle Oasisディスプレイの部分のベゼルの幅が3.4mmとかなり薄くてスタイリッシュなデザインですよね。スーツとよく合うデザインです。
ディスプレイサイズの違い
Kindle Oasisは7インチの電子ペーパーディスプレイを搭載し、よりも一回り大きな画面サイズとなっています。とはいえ、Kindle Paperwhiteもサイズが大きくなったので漫画を読む方はどちらもおすすめです。
- Kindle Paperwhite:6.8インチ(300ppi)
- Kindle Oasis:7インチ(300ppi)
画面解像度はどちらも同じ300ppiで画面サイズだけ違うだけとなっています。
色調整機能の有無
Kindle Paperwhite、Kindle Oasisともにフロントライトに色温度調節機能を搭載しています。
自動的に周囲の環境色に合わせてフロントライトの色合いを調整してくれるので、ブルーライトをカットしてくれて目に優しいディスプレイで画面明るさ自動調整機能を搭載しています。
ページめくりボタンの有無
Kindle Oasisにはページめくりbpたんを搭載しており画面の片側に長細いボタンが二つ搭載しています。
ページめくりボタンを押すと次のページに行ったり戻ることができるので画面に触れることなく簡単に操作可能で持つ方法によって画面が回転するので左利き、右利き、どちらも対応しています。
セルラーモデルの有無
KindleシリーズでセルラーモデルがあるのはKindle Oasisのみとなっています。
- Kindle、Kindle Paperwhite:Wi-Fi
- Kindle Oasis:Wi-Fi + 無料4Gモデル
Wi-Fi環境のないところでも電子書籍をダウンロードできるので長期間の出張でWi-Fi環境のないところが続くときに便利かもしれませんが、今はスマホでテザリングも普通にできるのでWi-Fiモデルがあれば十分…なのかもしれません。
Kindle Oasisがおすすめの人は
Kindle Oasisを選ぶべき人はこんな人です。
- 漫画を読むことが多いので画面が大きい方がいい
- ページめくりボタンで片手で操作したい
- 解像度が高くて文字は読みやすい方がいい
- お風呂でも読書をしたい(防水に対応している)
- Wi-Fi環境がなくて「Wi-Fi + 無料4G」モデルを使いたい
Kindle Oasisだけに搭載している機能は大きなディスプレイ、ページめくりボタンだけなので画面はできるだけ大きい方がいいという方はKindle Oasisを選ぶのがおすすめです。
漫画を読むことが多いならKindle Oasisの半値で買えるKindle Paperwhiteで十分です。ページめくりボタンは便利ですがなくても大丈夫です。
防水仕様ですしお風呂で読書することもできますし、ちょうど良いモデルとなっています。
Kindleキッズモデル
Kindleにはキッズモデルがあります。Kindleキッズモデルはカバーを付属して子ども向けの書籍を1,000冊以上楽しめるFreeTime Unlimitedを1年間無料で使うことができます。
子ども向けの電子書籍が見放題なので本不足を感じているならKindleキッズモデルはとてもおすすめです。日本の歴史とか懐かしい本もあるので大人でも意外と楽しめたりしますよ。
また、Fireタブレットにもキッズモデルがあります。FreeTime Unlimitedで何ができるかも書いているので是非参考に!
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