Kindle レビュー

電子書籍といえばKindleですよね。KindleがあればAmazonで取り扱いをしている電子書籍を簡単に楽しむことができます。そして、Kindleは端末価格が非常に安いので電子書籍を見るためにタブレット端末を別途買う必要もありません。

電子書籍で小説や漫画を読むならKindleがあるととても便利です。ということで、ここではKindleはどんな端末なのかを徹底レビューをしていきたいと思います。

Amazon Kindle レビュー

Kindleシリーズは3つのシリーズがありますが、Kindleは一番安く買うことができる低価格モデルとなっており、ストレージ容量も4GBのみ、通信もWi-Fiモデルのみと非常にシンプルな構成となっています。

Kindleの構成
  • ストレージ容量:4GB
  • 通信方式:Wi-Fiモデルのみ
  • カラー:ホワイト or ブラック
  • 広告つき:7,980円
  • 広告なし:9,980円

レビューするのは広告つきのKindleとなっています。では、Kindleを詳しくレビューしていきたいと思います。

パッケージと付属品

Kindleシリーズは青色をベースとしたパッケージとなっており、同梱物は説明書と充電ケーブルのUSB MicroBケーブルのみとかなりシンプルなものになっています。

Kindle 付属品

充電アダプタは同梱していませんが充電ケーブルはあるのでスマートフォンやタブレットで使用している充電アダプタを使って充電することができます。

まあ、Kindleを買う人のほぼ99%はスマホやタブレットを持っていると思うので、充電アダプタはなくてもなんら問題はないのではないでしょうか。

Kindleの本体デザイン

今回、購入したKindleのカラーはホワイトです。お好みでブラックカラーも選ぶことができます。

Kindle フロント

Kindleの筐体はシボ加工されたザラザラした樹脂素材となっていて、手で持った時にしっかりと滑り止め効果を得ることができるので、とても持ちやすい設計となっています。

Kindle リア

また、シボ加工は指紋も付きにくいのでブラックカラーでも汚れなどはあまり気にならないので気軽に使うことができるのがKindleのいいところではないでしょうか。(新しくなったKindle Paperwhite 2018はシボ加工されていないので汚れが若干目立ちます。)

Kindleシリーズの中で最小最軽量!

電子書籍の入門モデルとして最適なKindleですが、本体サイズも非常にコンパクトで上位モデルのKindle Paperwhiteよりもコンパクトサイズとなっています。

 Kindle(2016)Kindle Paperwhite(2018)
サイズ160 x 115 x 9.1 mm167 x 116 x 8.18 mm
重量162g182g

新しくなったKindle Paperwhite 2018は本体の厚みがさらに薄くなりましたが、それでも全体的なサイズはKindleの方が小さくなっています。

Kindleの重量はKindle Paperwhiteと比べても20g軽くなっています。たった20gと思うかもしれませんが小説などの長編本になると1〜2時間ほどKindleを持ったままになることになり、どうしても手が疲れてきます。

なので、本体重量は軽ければ軽いほうがユーザー側の負担が軽くなり快適に読書を楽しむことができるのです。

ちなみに2015年以前に発売されていた旧世代のKindleよりも11%薄く、16%も軽くなっているので、旧型のKindleからの乗り換えにもおすすめですよ。

解像度は低いが文字が読みやすい電子ペーパーディスプレイ

KindleはE-ink(電子ペーパー)ディスプレイを搭載しています。E-inkは紙のような質感を再現することができるものとなっており、自然の光を反射させることで画面を表示させる仕組みとなっています。

Kindleは画面を明るくするためのLED照明を内蔵してませんが、このように自然の光でしっかりと画面を表示させることができます。

KindleのE-inkディスプレイ

LED照明を内蔵していないということは真っ暗な中では画面を表示させることはできませんが、ダウンライトくらいの光の明るさがあれば十分に本を読むことができる明るさで表示させることができます。

周囲の光で画面表示させるのでダウンライトのような暖かい照明下ではこのように画面の色になります。

紙のような質感のKindleのディスプレイ

つまり、Kindleは紙ベースの小説を読んでいる時と同じような見え方をするということになるのです。

ちなみに、上位モデルのKindle PaperwhiteはLED照明が内蔵しているため暗いところでも画面を光らせて電子書籍を読むことが可能です。

Kindle LED照明非搭載
左:Kindle Paperwhite、右:Kindle
モデルKindle(2016)Kindle Paperwhite(2018)
インチ数6インチ
解像度167pi300ppi
内蔵ライトLED 5個

Kindleのディスプレイ解像度は167ppiとKindle Paperwhiteの300ppiと比較すると低めとなっています。

少し分かり難いのですがKindle Paperwhiteで表示される文字は非常に滑らかです。

Kindle Paperwhite 解像度

Kindleの場合は解像度が低いので文字のドットが肉眼で確認することができます。

Kindle 解像度

こうやって比較するとKindleの文字は汚いなぁと思うかもしれませんが、実際に小説や漫画を読むなら特に気にならない解像度となっています。

KindleとKindle Paperwhiteの解像度の違い
左:Kindle Paperwhite、右:Kindle

Kindleで小説を表示させるとこんな感じで読むことができます。

Kindleで小説を読む

漫画を表示させるとこんな感じです。

Kindleで漫画を読む

Kindleのサイズが小説本と同じくらいのサイズなので小説を読むにはちょうど良いサイズで非常に読みやすいです。また、本と違って両手で本を開く必要がないので、片手で読むことができるのもKindleで本を読むメリットの一つといえるでしょう。

画面の両端をタップすることでページ送りできるので操作性は非常に良いです。

ちなみに、現在は販売は終了しましたがKindle Voyageは本体の左右にページ送りをする専用のボタンが左右についています。

Kindle Voyageページ送り

このページ送り機能は最上位モデルとなるKindle Oasisにも搭載されている機能となっており、Kindle Oasisの場合は片側だけにボタンが集約されているので片手でページを進めたり戻ったりすることが可能となっています。

雑誌を読むならタブレットの方が向いている

Kindleはあくまで小説や漫画を読むには適したデバイスとなっていますが、読み放題サービスのKindle Unlimitedなので雑誌を一通り目を通す場合は画面の大きいタブレットのKindleアプリを使うのが向いています。

例えば、iPad Pro 12.9インチモデルなら、雑誌とほぼ同じ大きさなので同じ感覚で雑誌を読むことができます。また、iPadは高精細なRetinaディスプレイを搭載していて非常に綺麗に雑誌を表示することができるので本当に雑誌を読んでいるか錯覚を起こしていまうほど。

Kindle iPad Pro

Kindleはモノクロ表示しかできませんが、タブレットならカラー表示になるので写真付きの雑誌を見るには非常に適しています。

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Kindleは画面が切り替わる時に若干のタイムラグがあるので、流し読みをすることが多い雑誌を読むには本当に向いていないので、単行本を見るよりも雑誌を見ることが多いならタブレットがおすすめです。

iPad Proは端末価格が高いのでKindleを読むためにタブレットを買うならiPad(第6世代)がおすすめです。

また、Amazonのタブレット端末・Fire HD 10も比較的画面が大きく、端末価格も15,780円と格安なのでおすすめです。Fire HD8やFire 7もありますが、雑誌を見るなら画面の大きいFire HD 10がいいでしょう。

ちなみに、我が家ではFire HD 10は子どもたちが動画見るためのYouTubeとプライムビデオ専用機になっています。iPadよりも端末価格が安いのでとても気軽に使わせることができますw

一番安価なKindleを選ぶメリット、満足できるのか?

Kindleの最大のメリットは本体重量の軽さと端末価格の安さです。本体重量はKindleシリーズの中で一番軽いので電車の中で立ちながらでも読むことができるでしょう。

また、Kindleの本体価格は価格は1万円を切っており、広告つきモデルなら7,980円、広告なしモデルなら9,980円で買うことができます。Kindle Paperwhiteは6,000円高い13,980円〜なので、この価格差をどう見るかですね。

しかも、サイバーマンデーやプライムデーなどのタイムセール期間中なら3,000円以上値下げして販売していることもあるので、かなり安く買うことができる可能性が高くなっています。

LED照明が非搭載で解像度もKindle Paperwhiteに比べると低いですが、電子書籍を楽しむには十分すぎるスペックなのでとにかく安くAmazonの電子書籍端末を手に入れたい方にKindleはおすすめです。

ストレージ容量は4GBとかなり少ないですが、読んでしまった書籍は削除してしまえ容量が増え続けることはありません。削除しても購入履歴は残るので読みたくなったら再度ダウンロードすればOKです。

本当にKindleで満足できるの?って思うかもしれません。確かに上位モデルの方が性能が高く満足度は高くなるのは当然ですが、画質を気にしないのであれば下位モデルのKindleでも十分といえるでしょう。

もし、少しでも綺麗な画面で電子書籍を楽しみたいならKindle Paperwhiteの方が絶対におすすめです。漫画を見るときのページ送りの速度もKindleよりもKindle Paperwhiteの方が高速なので快適に漫画を楽しむことが可能です。

雑誌などを見ることが多いならFireタブレットを選んだ方がいいでしょう。プライムビデオやインターネットなども楽しむことができるので、使い方の幅が広がります。

プライム会員に無料で一部の書籍が読める

Amazonの有料プランのプライム会員になると一部の電子書籍を無料で見ることができるPrime Readingを利用することができます。

数は数百冊とさすがに多くはありませんが、プライム会員になってKindleを持っているとさらにさらなる特典があり、毎月1冊だけ好きな本を無料で見ることができる「Kindleオーナーライブラリー」というサービスも使うことができるようになります。(2万冊以上の和書、60万冊以上の洋書の対象に中から)

また、Kindleを買う前にプライム会員になっておくことで、時期にもよりますが割引価格で買うことができることもあります。なので、Kindle Paperwhiteを買うなら先にプライム会員に加入しておくことをおすすめします。

Amazonプライムの詳しいメリットについてはこちらの記事を参考にしていただけたらと思います。

Fireタブレットでも電子書籍を見ることができるので雑誌を見たり、インターネットとかしたいならFireタブレットもいいかも?

本を聴くAudible(オーディブル)もおすすめ

ちなみにオーディオブックのAudible(オーディブル)をご存知ですか?オーディオブックサービスで本を朗読で聴くことができるので、すきま時間やながら作業で本を読むことができる画期的なサービスです。

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