少し前から欲しかった高級トースターのバルミューダ(BALMUDA The Toaster)は食パンがめちゃくちゃ美味しく焼けるとテレビでも取り上げられて話題となりました。
家電量販店から在庫が消えてオンラインからも在庫が消えてしまって買おうと決心した時もすでに在庫はなく購入することができない状況になっていました。
Amazonでは定価の22,900円よりも高い35,000円くらいで販売されているから驚きですよね。
2万円を超えるトースターってだけでもビックリしてしまうのに販売価格を釣り上げるとは…。まあ、どうしても欲しい人は高いお金を払ってでもゲットしたいと思うのかもしれません。
そんな高級トースター・バルミューダを探し求めて数日間、いろんな家電量販店に立ち寄っていました。そんなある日、ケーズデンキにふらっと立ち寄って、今日も在庫が無いんだろうなー…って思っていたら。
黒色は在庫なしで予約受付中となっていましたが、なんと、なんと!白色が2台だけ在庫があったんです!!
もうね、衝動買いをしてしまいましたよ。
普通に定価で買えてよかった。ということで、本体外観のレビューと実際に食パンを焼いてみた感想を書いているので、気になる方は参考にしてみてください。
この記事の目次
バルミューダ(BALMUDA The Toaster)レビュー
バルミューダって聞いたことないメーカーだったのですが、2003年に設立した比較的若い会社のようですね。トースターのメーカーではなくパソコンの周辺機器や扇風機などの空調機器などを、特徴的なデザインで開発、販売しているようです。
トースターのバルミューダ(BALMUDA The Toaster)は2015年に発売された製品でグッドデザイン賞2015の金賞を受賞し、食パンも美味しく焼けるということがテレビで紹介され2016年になっても大ヒットが続いている状況となっています。
ガイドブックの表紙がすでに美味しそう。
小さなカップが付属しています。バルミューダ(BALMUDA The Toaster)はスチームテクノロジーが搭載しており、水を入れるためのカップなんですね。
蓋を開ける部分に水を入れる穴が出てくるので、ここに付属の軽量カップ(5cc)を使って水を入れるという仕組みです。
ここに水を入れると内部に設置されいるパイプを通って水が入っていき専用のヒーターによってあるタイミングで一気に水が蒸発、そのスチーム効果を使って焼き上げることができる仕組みになっています。
確かに、普通のトースターではないようですね。
シンプルで個性的で飽きがこないデザインです。トースターに飽きも何もないようにも感じますが、オシャレなダイニングキッチンを目指している方にとっては、シンプルなデザインはいいかもしれません。
ただ、デザインは良いのですが高級感があるかと聞かれるとそうでもありません。2万円を超える価格帯を考えるとチープ感を感じるかも。
バルミューダ(BALMUDA The Toaster)は「トースト」「チーズトースト」「フランスパン」「クロワッサン」「クラシック」の5つのモードが搭載されており、素材に合わせてスチームを投入するタイミング、焼き上げの間隔などを専用のマイコンで制御しています。
クラシックモードも3つの火力から選べて最大で1300Wまで加熱することができるので、通常のトースターより基本スペックは高いと言えるかもしれません。
このモードダイヤルとタイマーを組み合わせて自動的に制御してくれているようですね。
トーストを焼いてみた
実際に食パンを焼いてみました。ヒートを設定する前に水5ccを入れ忘れないように注意しましょう。スチーム加熱が売りのバルミューダ(BALMUDA The Toaster)なので。
食パンは常温で2.5分〜3.5分に設定するのがオススメらしいです。これはトースターの上部にきちんと印字されているので迷うことなく設定できます。
タイマーを回すとヒーターがオンになり加熱が開始されます。
スチームが投入されガラスに水滴が付き曇り内部が見えなくなります。
ずっと加熱しているわけではなく、オフになったりオンになったりを自動的に繰り返し、時間内に最適なトーストが焼けるように調整を繰り返しています。
そして最後は一気に加熱!蒸気も全て飛んでガラスに付着していた水滴もなくなります。
トースターから蒸気が出るって他のトースターでは見られない光景ですね。
焼き上がりました。裏面は綺麗な網目が出来ています。
まあ見た感じは普通のトーストといった感じでしょうか。
でもね、食べたら普通のトースターで焼いた食パンと明らかに食感と味が違いました。めちゃくちゃ美味しいです!通常のトースターを使って焼いたトーストと食べ比べをしたので間違いないです。
食感が外がサクッとして中がモッチリしています。食感だけでも普通トーストと違うのですが、食パンの味も甘みを増して美味しくなっていたことに驚き。スチーム加熱をすることで素材の味を最大限にまで引き出しているのかもしれません。
チーズトーストを焼いてみた
次に、スライスチーズを乗せて焼いてみましたした。
チーズトーストのモードに切り替えて時間を4分〜5分の間に設定します。なぜ、モードの切り替えダイヤルがあるのにさらに時間を設定しないといけないのか?と思ってしまうのですが、パンの厚みや使っている環境で少しは焼き上がりに差が出てきてしまうのかもしれません。なので、あとは使う側が時間で微調整することができるように設計した結果なのかもしれません。
チーズトーストもスチーム加熱されます。
しばらくすると蒸気がなくなり水滴も消えます。
一旦、ここでヒーターが切れて余熱でチーズを溶かす時間に。普通のトースターってチーズトーストを焼くのってチーズが思い通りに溶けなかったりと意外と難しかったりするんですよね。バルミューダ(BALMUDA The Toaster)ならヒーターを自動的に切って余熱でチーズをちゃんと溶かすので綺麗にチーズが溶けます。
最後にヒーターが付いて一気に焼き上げます。
出来上がり〜!
なかなかいい感じにチーズが溶けています。チーズにほんのりと焼き目を入れるってなかなか凄いな。食べてみるとこれまた美味しい!パンの外はカリッとしているのに中はふっくらしていてチーズもいい感じに溶けて美味しいです。
BALMUDA The Toaster レビュー:まとめ
バルミューダ(BALMUDA The Toaster)は本体価格が2万円超えとかなり高いですが、毎朝、食パンを焼いて食べているのであれば買って損はないのではないでしょうか。
まだ、スタンダードな使い方しかしていないのでバルミューダ(BALMUDA The Toaster)を使い切れていませんが、付属のガイドブックにはピザトーストの作り方がレシピ付きで紹介されていたりするので、いろいろと試してみたいところですね。お店で食べるピザトーストより美味しくなるのかな?
個人的にはクロワッサンが大好きなので「クロワッサンモード」で温めた時にどうなるのか非常に気になっています。今度、コストコに行ってクロワッサンを買ってきて試してみたいと思います。(コストコのクロワッサン、めちゃくちゃ美味しい。)
ちなみに、霧吹きを使って食パンに吹き掛けて普通の安いトースターを使うと結構美味しいトーストが焼けるらしいです。原理としてはバルミューダと同じでしょうかね?安いトースターでも美味しく焼く方法はあると思うので、色々と試してみるのも面白いのかもしれません。
20年前に買ったトースターがボロボロになり、憧れのバルミューダ買って、普通の食パンとチーズパンしてみたが、劇的な美味しさ全くなし。今までの普通のトースターと全く同じ。返品を検討中です。