Wi-Fi、Bluetoothは今のパソコンでは当たり前のように搭載されているものではありますが、デスクトップ型のパソコンで自作で組み立てたり、昔のモバイルノートパソコンだと対応してないマシンがあったります。(ノーパソはさすがにない?)
そこで気軽にWi-Fi、Bluetoothが使えるようになるのがUSBタイプの小型無線機でTP-Link Archer T2UB Nanoは一つでWi-FiとBluetoothの通信ができる便利なレシーバーとなっています。
この記事では、TP-Link Archer T2UB Nanoのレビューをしています。実際に使ってどうなのかメリット、デメリットも書いたのでパソコンに気軽にWi-FiとBluetoothを追加したい方は参考にどうぞ!
- 自作パソコンにWi-FiとBluetoothを簡単に追加可能
- Wi-FiとBluetoothの2-in-1ナノモデルでコンパクト
- 初期設定もほぼ自動で簡単に使えるようになる
- Wi-Fi 6に対応してない(Wi-Fi 5に対応)
- Bluetooth 5.0に対応してない(4.2に対応)
- Mac OSは非対応(Windows 11/10に対応)
実売価格は2,220円でWi-FiとBluetoothが二つ同時に使えるようになることを考慮すると納得の価格ではないでしょうか。
※この記事はTP-Linkさんより商品を提供していただき記事にしております。
この記事の目次
Archer T2UB Nano スペック・特徴
- Wi-Fi 5(802.11ac/n/b/g/a)対応
- 5GHz:433Mbps (802 11ac/n/a)
- 2.4GHz:200Mbps (802 11n/g/b)
- Bluetooth:4.2対応
- インターフェイス:USB 2.0
- 全方向型アンテナタイプ
- システム要件:Windows 11/10
- 本体サイズ:15.7×7.4×19.2mm
- 価格:税込 2,200円(実売価格)
TP-Link Archer T2UB NanoはWi-FiとBluetoothが同時に通信できる2-in1レシーバーでパソコンのUSBポートに接続するだけでWi-FiとBluetoothが使えなかったパソコンでも簡単に使えるようになります。
個人的に使ってるWindows自作パソコンもマザーボードにWi-Fi、Bluetoothを内蔵してないタイプで今まではWi-FiとBluetoothがそれぞれ独立したレシーバーを使ってました。
二つのレシーバーが必要になるのでパソコン側のUSBポートも二つ消費しますよね。デスクトップ型でポートが豊富なら問題ないですが小型パソコンになるとポート不足になるかもしれません。
そんな中で、TP-Link Archer T2UB NanoならWi-FiとBluetoothの二つの通信に対応してるのでポートは一つで大丈夫なのでポート不足にも対応することができます。
Archer T2UB Nano レビュー
小型サイズでどんなパソコンにも使える
Archer T2UB Nanoの本体は一般的なUSBレシーバーと同じでUSB A Typeのコネクタをベースにヘッド部分があってTP-Linkのロゴが刻印されています。
とてもシンプルなデザインです。(というかレシーバーにデザインもなにもないって感じですが)
USB Type-AポートにArcher T2UB Nanoを接続します。
今回はUSB 3.0ポートに接続していますがUSB 2.0ポートも対応してるのでどちらに接続しても問題ありません。ただし、Wi-Fiの通信速度はUSB 3.0ポートに接続したほうが速くなるので可能ならUSB 3.0のポートに接続しましょう。
(実際に試したところUSB 2.0の接続だと100Mbpsの通信速度だったのがUSB 3.0に接続すると170Mbpsになりました。)
Wi-Fiに接続する方法
Archer T2UB Nanoをパソコンに接続すると自動的に使えるようになるので、設定のWi-Fiの項目からルーターを選択してパスワードを入力するだけです。
ここではArcher AX80を接続してみました。
しっかり5GHzの帯域で接続ができました。普通にWi-Fi内蔵のパソコンと同じよう設定が可能です。
リンク速度もしっかり433Mbpsとなっています。
Wi-Fiの通信速度
実際にArcher T2UB Nanoでどれくらいの速度が出るのか試してみました。
ルーターは壁2枚ほど挟んで7mほど離れたところに設置されていて受信速度が100Mbps、送信速度が158Mbps、ping 18msとそこそこ速度は出てるようです。
次にパソコンの近くに設置してるDeco XE75を接続してみると…
受信速度が200Mbps、送信速度が86Mbps、ping 18msとなり、当然ながらルーターとの距離が近ければ近いほど通信速度は速くなる結果となりました。
外部アンテナのない小型レシーバーなので離れると電波強度が弱くなるのは仕方ないところですね。
Bluetoothに接続する方法
Archer T2UB NanoはWi-FiだけでなくBluetoothの接続できる2-in-1レシーバーなのでBluetooth対応のワイヤレスキーボードやマウスを接続して使えます。
Bluetoothの接続方法もとても簡単です。Archer T2UB Nanoを差し込むと自動的にBluetoothが使えるようになるのでいつもと同じようにペアリング設定をするだけです。
ただし、古いパソコンだったりWi-Fiの設定ができない環境だとドライバーを自動的にインストールできないことがあるようで、同梱のCDに入ってるドライバーをインストールする必要があります。
久しぶりに8mタイプのCDを見ました。最近のパソコンだとほぼ問題はないと思いますが、物理ディスクでドライバーを入れられるので古いパソコンを使ってる方も大丈夫そうですね。
Archer T2UB Nano レビュー:まとめ
Archer T2UB Nanoのメリット
Archer T2UB NanoはWi-FiとBluetoothを内蔵していないパソコンに手軽に追加できるUSBレシーバーです。
- 自作パソコンにWi-FiとBluetoothを簡単に追加可能
- Wi-FiとBluetoothの2-in-1ナノモデルでコンパクト
- 初期設定もほぼ自動で簡単に使えるようになる
設定もとくにする必要もなく接続したらそのまま使える手軽さがあって、1つでWi-FiとBluetoothの二つを使えるでUSBポートの節約ができます。
最近のパソコンでWi-FiとBluetoothに対応してないモデルはないですが、自作パソコンだとあり得ますしゲームとかすることないならUSBレシーバーでも十分な性能は持ってるかと思います。
Archer T2UB Nanoのデメリット
外部アンテナを搭載したモデルではないので仕方ないですがWi-Fiの通信性能はそれなりでBluetoothの規格も4.2までとなっています。
- Wi-Fi 6に対応してない(Wi-Fi 5に対応)
- Bluetooth 5.0に対応してない(4.2に対応)
- Mac OSは非対応(Windows 11/10に対応)
Bluetoothは5.0に対応してほしかったですがキーボードやマウスを接続するくらいなら4.2でも十分使えます。Wi-Fiの通信速度も5GHzの帯域なら実際に100〜200Mbpsの高速通信が可能ですし普通に快適ですよ。
もし、通信速度をもっと速くしたいなら外部アンテナを搭載してるUSBレシーバー・Archer T3U Plusなどにしましょう。5GHz帯で最大867Mbpsの通信ができます。
Wi-Fi 6対応のArcher TX20U Plusもあります。
→ TP-Link おすすめのWi-Fi ルーターはこちら
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