最近の4Kテレビは性能が向上していてフルHD(1920 × 1080ピクセル)以下の映像を4K(3840 × 2160ピクセル)にアップコンバートしてくれる機能がどのメーカーの4Kテレビに搭載されています。
さらに倍速駆動パネル + 映像の残像を軽減してくれるモーションフロー機能で、60Hz → 120Hzのフレームレートにしてくれて非常に滑らかな動きになります。
例えば、ソニーの4K BRAVIAでニンテンドースイッチを遊ぶと4K 120Hzにアップスケーリングして、ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(BotW)やスプラトゥーン3を遊ぶと、めちゃくちゃ精細な映像でプレイができちゃうんですね。
この記事では、ソニーのテレビ 4K BRAVIAでニンテンドースイッチの画質を4K 120Hzで遊ぶ方法などを紹介します。
この記事の目次
4Kテレビでニンテンドースイッチ ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの画質が超綺麗に!
ということで、ニンテンドースイッチ ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドを4Kテレビに映し出すことで、どれだけ画面の綺麗さ、滑らかさが向上するのか見ていきましょう。
僕が購入したはソニーの4K BRAVIA「KJ-43X8300D」です。
現行モデルはKJ-43X8500Fというのにモデルチェンジしており、上位モデルに搭載されていた4K映像エンジンHDR X1を搭載するなどさらに画質が向上したモデルになっています。
KJ-43X8300Dは43インチの4KテレビでHD映像を4Kにアップコンバートする超解像エンジン「4K X-Reality PRO」を、さらに映像の動きを滑らかに表現するための「倍速駆動パネル」と「モーションフローXR240」、コマ間補間をする「シネマドライブ」を搭載しています。
地デジの映像だけではなくゲームや動画配信サービオスなどの映像も4K映像に変換してくれるので、いつも見ているYouTubeの映像もめちゃくちゃ綺麗に見ることができます。
BRAVIAにはコンテンツに合わせて画質モード・ダイナミック、スタンダード、カスタム、シネマ、ホームシアター、ゲーム、スポーツ、アニメ、フォトダイナミックなどが用意されています。
ゲームモードというものが搭載されていますが、このモードはモーションフローやコマ補間をした時に生じる遅延を限りなくゼロに近づけるためのモードなのでゲーム機そのものの動作となります。
今回はゼルダをスムーズにぬるぬる動かしたいので、「詳細設定」から「モーションフロー」を「なめらか強」に、「シネマドライブ」を「高」にします。
ということで、「KJ-43X8300D」でニンテンドースイッチのゼルダの伝説を遊んでみました。
アップコンバート4KでNintendo Switchをプレイ
まずは今までのHD映像によるニンテンドースイッチのゼルダの伝説はこんな感じ。今まではこれでも十分に綺麗な画面だなーと感心していましたが。
これが4Kテレビの高解像度とアップコンバート機能により、鮮やかな映像に生まれ変わります。
少し、分かりにくいかもしれないのでメニュー画面の一部を拡大します。
HDテレビのリンク。
4Kテレビのリンク。めちゃくちゃ鮮明!
メニュー画面の一部です。左がHDテレビ、右が4Kテレビです。
HDテレビの地図。
4Kテレビの地図。
ゼルダの伝説のテレビモードの解像度は900p(1600 × 600ピクセル)ですが、(スイッチ版のゼルダは900pでレンダリングした後に1080pにアップコンバートして出力されている。)、4Kテレビのアップコンバート機能で擬似的に4K(3840 × 2160ピクセル)で表示できます。
倍速駆動パネルとモーションフローでフレームレート向上
4Kテレビは中級モデルなら動画を滑らかに表示できる倍速駆動パネル(60ftpを120ftpにする技術)やモーションフロー(バックライトの発光を制御する技術)、シネマドライブ(コマ間を補間する技術)が搭載されています。
ソニーの4K BRAVIA「KJ-43X8300D」も同様の機能が搭載されています。
普通のHDテレビの動きはこんな感じです。
4K BRAVIA「KJ-43X8300D」で「シネマドライブ」を「切」、「モーションフロー」を「切」にした状態だとこうなります。ニンテンドースイッチの素のフレームレートで動いています。
「シネマドライブ」を「高」、「モーションフロー」を「なめらか強」にすると、フレームレートが向上し気持ち悪いくらいぬるぬる動作します。(YouTubeの画質設定を720p60か1080p60に設定してください。)
ここは若干調整した方がいいかもしれませんが、4Kテレビ側でニンテンドースイッチの性能を補うことができるのはすごいかも。ゲームモードでは倍速駆動パネルのシネマドライブやモーションフローはOFFになった状態になります。
このようなリッチ機能をONにすると処理に時間がかかってしまい、コントローラーから指示を出した動作が少しだけ遅れて反応する遅延が発生しやすくなります。
なのでゲームモードではOFFになっているみたいですが、ゼルダの伝説くらいのゲームであればれらのリッチ機能をONにした状態でも普通にゲームを楽しむことができますし、綺麗な画質でゼルダワールドを楽しむことができるのでおすすめです。
格ゲーなどシビアなコントロールが必要になるゲームはゲームモードに適しているのかもしれません。
4K BRAVIAでニンテンドースイッチの画質を向上:まとめ
ニンテンドースイッチはPS4と比べると画質は落ちてしまいますが、アップコンバート機能付きの4Kテレビと接続することでニンテンドースイッチでも綺麗で滑らかな画質で最高のゲームを楽しむことができるようになります。
フレームレート20〜30fpsで動作していると言われているニンテンドースイッチのゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドですが、4K BRAVIAの倍速駆動パネルとモーションフローの効果でヌルヌルと動かすことができるようになります。
若干、ヌルヌルしすぎて3D酔い気味になってしまいますが、慣れるとこの機能をOFFにすることができないですね。
4Kテレビを購入したことでテレビモードと携帯モードの画質の差が広がってしまい、テレビモードで遊ぶことが増えて来ました。でも、たまに携帯モードで遊ぶときもあるので、自由自在のニンテンドースイッチのスタイルは素晴らしいなーと感じます。
https://sin-space.com/entry/play-Impressions-Nintendo-Switchh//sin-space.com/entry/Switch-joycon-controller
こんなに、違うんですね。私も欲しくなっちゃいます!